JP2009112903A - 衛生器具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】衛生器具1は、塵埃、人毛、獣毛などを捕集する捕集体2と、捕集体2を収容する外郭体3とからなる。外郭体3は、塵埃が通過可能な通気穴31をもつ、転動自在な球体又は多面体からなる。外郭体3の中に収容されるのは、捕集体2の代わりに、消臭剤又は芳香剤でもよい。
【選択図】図1
Description
第1の発明において、外郭体は、転動自在な球体又は多面体であり、内部に捕集体を収容する内部空間をもつ。外郭体は、空気の流れや設置面の傾斜によって外郭体が回転して移動しやすい、球体または多面体である。球体は、どの方向にも転動し得る形状である。多面体は、転動しやすければその面数は問わない。この場合の多面体は、面数の多いほど、転動しやすくなる。その面数は、5以上であることが好ましく、たとえば、8,16、または32、あるいは32よりも大きいことが望ましい。面数は多くなるほど、転動しやすくなる。これより、外郭体は効果的に転動することができる。そして、外郭体は、浮遊物が通過可能な大きさの通気穴をもつ。通気穴は、外郭体の内部空間に多くの浮遊物を通過させるように、外郭体の全体に形成されていることがよい。
(第2の発明)
第2の発明における外郭体は、第1の発明における外郭体と同様のものを用いることができる。
(第3の発明)
第3の発明における衛生機能を有する衛生体は、前記捕集体、発散体のほか、空気を媒介して衛生機能を周囲環境に発揮させ得るものを含む。外郭体については、前記第1と同様である。衛生体を備えた衛生器具は、捕集体を備えた衛生器具と同様に、床の上に置いて使用する。
本例の衛生器具1は、図1に示すように、空気中に浮遊する塵埃を捕集する捕集体2と、内部空間30に捕集体2を収容するとともに塵埃が通過可能な通気穴31をもつ外郭体3とからなる。外郭体3は、球体であって、転動自在な転動体である。また、外郭体3は、骨格部32の間に多数の通気穴31を網目状に形成した網目状構造をもつ。骨格部32は、経線及び緯線に沿って等間隔に区画することにより、略正方形状の通気穴31を形成している。外郭体3は、直径160mmの球体である。通気穴31は、一辺が約40mmの略正方形状である。骨格部32の幅は、5mmであり、厚みは、3mmである。
本例は、図4に示すように、捕集体2が球体である点が、実施例1と相違する。図4、図5に示すように、捕集体2は、直径100mmの球体である。捕集体2は、捕集ネット29を、多孔質の半球枠体(図示略)の外周面に固定して半球分体28,28を形成し、半球分体28,28の開口28a、28aを、互いに係止して、球状に一体化したものである。捕集体2は、実施例1と同様に、空気摩擦ネットと粘着剤層とからなる。半球分体28は、外郭体3よりも小さいが、その網目状の通気穴31よりも大きい。半球分体28は、運搬、保存時にはコンパクト化のためその形状のままとし、外郭体3に収容して使用するとき、開口28a同士を凹凸嵌合して、球状にする。
本例は、図6に示すように、捕集体2が三角錐(ピラミッド)形状である点が、実施例1と相違する。三角錐形状の捕集体2は、実施例1と同様の捕集ネットをもつ。図7、図8に示すように、捕集体2は、捕集ネット29を平面状に展開可能な三角錐形状のフレーム52に固定して形成されている。フレーム52は、運搬、保存時にはその形状のままとし、外郭体3の中に収容して使用するときに、図8に示す点線に沿って折り曲げて三角錐形状に組み立てる。フレーム52の4つの頂点には、それぞれ被係止部2bが固定されている。被係止部2bは、外郭体3の係止部に係止されることにより、捕集体2を外郭体3に固定している。本例においても、実施例1と同様の効果を得ることができる。
本例は、図9に示すように、捕集体2がシート状である点が、実施例1と相違する。シート状の捕集体2は、実施例1と同様の捕集ネット29を、一辺が外郭体3の直径以下となる略正方形のフレーム53に固定したものである。フレーム53の4つのコーナー部53aには、それぞれ被係止部が固定されている。被係止部2bは、外郭体3の被係止部に係止されることにより、捕集体2は外郭体3に対して固定されている。本例においても、実施例1と同様の効果を得ることができる。
本例は、図10に示すように、捕集体2がリング状体25を呈しており、外郭体3に内接している点が、実施例1と相違する。捕集体2を外郭体3に収容するに当たっては、まず、図11に示すように、実施例1と同様の捕集ネット29、即ち粘着剤が付与された空気摩擦ネットを準備し、この捕集ネット29から2つの帯状体25aを形成する。帯状体の幅は、60〜70mmとする。次に、図12に示すように、一方の帯状体25aの長手方向の両端を接着してリング状体25となす。次に、他方の帯状体25aを一方のリング状体25の中に通した後に、両端を接着してリング状体25とする。リング状体25の外周長さは、外郭体3の内周長さと同じか又は若干長くする。そして、外郭体3は、半球体に分割された分割体として成形し、この分割体の中に前記の2つのリング状体25を収容し、分割体の内面に沿わせる。次に、分割体の開口部分を互いに凹凸嵌合して一体化する。リング状体25は、ネットのもつ剛性によって、外郭体3の内面に沿って保持される。以上により、本例の衛生器具が得られる。
本例は、図13に示すように、実施例1の塵埃、人網、獣毛を捕集する捕集体の代わり、消臭剤6を外郭体3に収容している。消臭剤6は、活性炭であり、微細な粒状体である。消臭剤6は、外郭体3よりも小さい球状のケース54の中に収容されている。ケース54の全周面には消臭剤6よりも小さい通気性の小孔54aが多数形成されている。小孔54aからケース54の中に臭気成分が入り込み、内部の消臭剤6により吸着される。ケース54の互いに反対極に位置する部分には、棒状の保持具55の一端が固定されている。保持具55の他端は、外郭体3の接合用リブ44の内周面に固定されている。ケース54の中心は、外郭体3の中心と一致させる。
本例は、実施例1の塵埃の捕集体の代わりに、図14に示すように、芳香剤8を外郭体3に収容している。芳香剤8は、液状で、芳香を発する公知のものである。芳香剤8は、開口をもつ球状のケース56に充填される。芳香剤8が充填されたケース56は、その開口を通気性基材57で塞ぐ。通気性基材57は、不織布で、液状の芳香剤の漏出はしないが、空気中に発散された芳香成分は通過可能な微細孔57aをもつ。ケース56は、実施例6と同様の保持具55によって外郭体3に固定される。
本例は、実施例7の芳香剤と実施例6の消臭剤とを同一のケースの中に充填している。ケースは、実施例7と同様で、実施例6の保持具55で外郭体3の中に収容、固定している。この場合には、外郭体3の転動によって、芳香性能と消臭性能の両方を、広範囲に且つ効果的に発揮することができる。
本例は、ネット状の捕集体に、芳香剤と消臭剤を付与した点が、実施例1と相違する。捕集体は、実施例1と同様に空気摩擦ネットに粘着剤が付与されている。更に、空気摩擦ネットの材料には、芳香剤及び消臭剤が練り込まれており、芳香剤及び消臭剤を包含した状態でモノフィラメントが成形され、網目状に編成されている。本例の衛生器具は、塵埃、毛類などの捕集機能だけでなく、芳香発散や、消臭機能をもあわせて発揮することができる。
Claims (8)
- 空気中に浮遊する塵埃、人毛、獣毛、及び臭気成分のうち少なくとも1種からなる浮遊物を捕捉する捕集体と、該捕集体を収容する外郭体とからなり、
該外郭体は、前記浮遊物が通過可能な網目状の通気穴をもつ球体又は多面体からなる転動自在な転動体であることを特徴とする衛生器具。 - 空気中に浮遊可能な芳香成分からなる浮遊物を発散させる発散体と、該発散体を収容する外郭体とからなり、
該外郭体は、前記浮遊物が通過可能な網目状の通気穴をもつ球体又は多面体からなる転動自在な転動体であることを特徴とする衛生器具。 - 前記外郭体は、開口をもつ本体部と、該開口を開閉可能に被覆する蓋部とをもつことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の衛生器具。
- 前記外郭体は、複数の分割体を一体的に組み付けてなることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の衛生器具。
- 前記浮遊物が塵埃、獣毛及び人毛の少なくとも一種からなる場合、前記捕集体は、マイナスに帯電する静電気特性をもつ熱可塑性樹脂を用いて網目状構造に形成され網目を通過する空気との摩擦によってマイナスに帯電し得る空気摩擦ネットからなることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の衛生器具。
- 前記捕集体は、更に、前記空気摩擦ネットに粘着剤が塗布されてなる粘着剤層をもつことを特徴とする請求項5記載の衛生器具。
- 前記浮遊物が塵埃、獣毛及び人毛の少なくとも一種からなる場合、前記捕集体には、消臭剤又は/及び芳香剤が付与されていることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の衛生器具。
- 衛生機能を発揮する衛生体と、該衛生体を収容する外郭体とからなり、
該外郭体は、網目状の通気穴をもつ球体又は多面体からなる転動自在な転動体であることを特徴とする衛生器具。
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