JP3087867U - スィング式球体芳香容器 - Google Patents

スィング式球体芳香容器

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JP3087867U JP2002001406U JP2002001406U JP3087867U JP 3087867 U JP3087867 U JP 3087867U JP 2002001406 U JP2002001406 U JP 2002001406U JP 2002001406 U JP2002001406 U JP 2002001406U JP 3087867 U JP3087867 U JP 3087867U
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▲昇▼ 高見沢
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 芳香剤の入った容器を必要な時にその容器
を揺らすことで即効的に香り放出を加速の出来るスイン
グ式球体芳香容器にすること。 【課題の解決手段】合成樹脂材で成形される薄厚状の球
状体でなる本体1を下ケース部2と上ケース部3の2分
割か、或いは中ケース部4付での3分割で構成し下ケー
ス部2には中央部に位置して直立するスリット5付での
筒体6の底に円形状のマグネット7を固定し、この上に
は液状の芳香剤Aを含侵するフェルト状の含侵体8か、
固形芳香剤Bを前記筒体6に収納し、これらのケース2
はスリット5’.5”付の中ケース部4か上ケース部3
と係合一体構成自在で、下ケース部2に固定したマグネ
ット7は、個別に構成する合成樹脂材で成形される薄厚
状の略半球状体の台座9の中央表面に位置して設けた円
形状のマグネット7’と吸引作用の異磁極にて、常時接
合可能に配置し、相互の球状体同志の支点的接合によっ
て、台座9の中央部のマグネット7’面上で、下ケース
部2が外力によってスイング可能とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は芳香剤を収納する容器に関し、詳しくは、 この容器を球状体にし、個別構成する台面に置いて起き上がりこぼし的に倒れる ことなくスィングの出来る球体芳香容器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の技術として、特開2001−149459号 、及び特開2000−254217号で開示される芳香器が知られる。
【0003】これらはいずれもモーターを使ってそのモーターにより駆動 されるファンの回転の風力によって芳香剤の香りを容器の吹き出し口から即効的 に放出させている。
【0004】また、登録実用新案公報第3043594号で開示される消 臭器が知られるが、これらは自動車用ドリンクホルダーを利用して車内の消臭を を行うもので、これらの容器を自動車の冷暖房空気吹き出口のルーバーに差込ん で吹き出し口からの風力を利用して消臭剤を放出させる芳香容器が知られる。
【0005】そしてまた、ごく一般的に知られる芳香容器として、単なる 芳香剤を収納する容器で床面に置いた状態で容器の開口する穴から大気中に自然 放散する芳香容器が知られる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記する従来技術での、芳香 容器は、モーターにより駆動されるファンの回転の風力によって芳香剤の香りを 即効的に放出させるものは、乾電池式のモーターファンを使用することで、常時 電源をいれておくことは、乾電池の寿命が短くそのメンテナンスが必要であるば かりでなくコスト高になるという課題がある。
【0007】そしてまた、フリーメンテナンスであるコード式のモーター ファンを使用する場合はコンセントのない場所での使用が出来ないという課題が ある。
【0008】いずれにしてもモーターファンでの芳香剤容器は、電源スイ ッチをOFFに操作してやらない限り芳香剤の香りが大気中に大量に放出するこ とで芳香剤の消耗が早いばかりでなく、密閉室での部屋では換気をしない限り、 空気中に香りが充満し、衣類などに香料の過剰な匂いがしみついてしまうという 課題がある。
【0009】次に、大気中に自然放散する芳香容器での香りは、常時室内 に放出することで、自由に香りを楽しむ雰囲気づくりが出来ないという課題があ る。
【0010】
【課題を解決するための手段】 この考案は、上記するいくつかの課題を解 決するために、請求項1での考案は図1で述べるように、合成樹脂材で成形され る薄厚状の球状体でなる本体1が、球状体下部の下ケース部2と球状体上部の上 ケース3の2分割か、或いは中ケース部4付での3分割で構成する。
【0011】そして、下ケース部2には、中央部に位置して直立するスリ ット5付での筒体6の底に円形状のマグネット7を固定し、この上部には液状の 芳香剤Aを含侵するフェルト状か、固形芳香剤Bを前記筒体6に収納し、これら の下ケース部2はスリット5’、5”付の中ケース4が上ケース3と係合一体構 成自在にしてある。
【0012】そして下ケース部2に固定したマグネット7は、個別に構成 する合成樹脂で成形される薄厚状の略半球状体の台座9の中央部表面に位置して 設けた円形状のマグネット7’と吸引作用での異磁極が配設される。
【0013】また、吸引接合可能に配置される相互の球状体同志のマグネ ット7.7’の支点的接合によって、台座9の中央部のマグネット7’面上で、 下ケース部2が外力によって自由に揺れ動くことになる。
【0014】これらの外力によってスイングの振れによって含侵体8の芳 香剤Aか、固形芳香剤Bが大気中に香りを放散加連を可能にしている。
【0015】
【考案の実施の形態】以下図示の実施例に基づいて本考案を更に詳細に説明 する。即ち図1.2は本考案での実施例に基づく一部断面での全体斜視図と一部 断面での正面図である。
【0016】合成樹脂で成形される薄厚状で球形体の本体1と個別に構成 する合成樹脂で成形される薄厚状の略半球状体の台座9に載置しての組合せ形態 をとる。
【0017】本体1は球状体下部の下ケース部2の容器と上ケース部3の 2分割での球状体か、或いはそれらの下ケース部2の容器と上ケース部3の蓋体 の中間部にリング状の中ケース部4での3分割での球状体で構成する。(本実施 例での図1.2は3分割で構成)
【0018】これらの2分割での球状体か3分割での球状体での本体1は 、球状体下部の下ケース部2の容器には中央部に位置して直立するスリット5付 での筒体6を設け、その球形体曲率状の底には、その球形体曲率状に係合するマ グネット7が接着固定される。
【0019】これらの球形体曲率状の底面に本体1の重心が設定されるこ とで、ゆり動かす外力を受けることで、起上がりこぼし的に倒れることなく動き 、外力を解除することで、除々に本体1の揺れが減衰して停止することになる。 勿論台座9なしでの床面での使用も出来る。
【0020】そして、スリット5付での筒体6は底にマグネット7が接着 固定され、そのマグネット7に上積して液状の芳香剤Aを含侵するフェルト状の 含侵体8を筒体6の内部に差込まれることで、これらの筒体6に収納する含侵体 8に利用者が好みの芳香剤Aをしみ込ませることが出来る。
【0021】また、筒体6の内部に含侵体8を収納することの他に、それ らの含侵体8の替わりに固形状でなる固形芳香剤Bをメンテナンス自由に収納自 在にしている。
【0022】上記する筒体6に収納する液状での芳香剤Aや固形状での固 形芳香剤Bの香料の揮発や放散は、筒体6の外周に適切に設けた細い溝状でなる 長手方向に開口するスリット5又は、筒体6の上面の開口部から大気中に発散さ れる。
【0023】そして、芳香剤を収納する下ケース部2の開口部にはそれに 嵌合するスリット5’付のリング状の中ケース部4が設けられるが、これらの中 ケース部4の全周に開口する細長い溝状でなるスリット5’は下ケース部2に収 納される液状での芳香剤Aや固形状での固形芳香剤Bの香料の揮発や放散の大気 中への自然流出を容易にしている。
【0024】そして、これらの下ケース部2の開口部に嵌合するスリット 5’付のリング状の合成樹脂でなる中ケース部4の開口部は更に、開口する合成 樹脂材で成形される薄厚状の球状体上部の上ケース部3が係合されるが、これら の上ケース部3にも香料の揮発や放散を大気中に発散させるための細長い帯状の スリット5”が外周に開口して、これらの夫々の下ケース部2と中ケース部4と 上ケース部3とが合体することで球状体の本体1での芳香容器が形成される。
【0025】上記する本体1の3分割を本考案での実施例を図1.2で示 すが、これらの本体1は2分割での中ケース部4を除いた球状体に構成してもよ く、相互の分割を通して下ケース部2に収納される芳香剤Aや固形芳香剤Bのメ ンテナンスを容易にすることが出来る。
【0026】次に、個別に構成する合成樹脂材で成形される薄厚状の略半 球体での底蓋9a付での台座9の頂点部表面に位置して設けた円形状でその台座 9の球形体曲率状に係合するマグネット7’を接着固定している。
【0027】これらの台座9の中央部表面に位置して設けたマグネット7 ’の磁極の設定は、前記する本体1を構成する下ケース部2に接着固定したマグ ネット7と吸引作用の異磁極、即ち相互に接着固定するマグネット7.7’の磁 極がプラスとマイナスに配置することで相互が吸引可能にしている。
【0028】このように相互のマグネット7.7’とが同磁極、即ちプラ ス磁極とプラス磁極、或いはマイナス同志の磁極配置は反発することにより矛盾 することになる。
【0029】このように図2で示すように本体1と台座9の中央部に配置 した相互のマグネット7.7’とが相互の球状体同志の支点的接合によって、今 利用者が台座9に配置される本体1の外周に矢印a方向で押して揺らすことで相 互のマグネット7.7’は吸引のままの支点的接合状態で矢印a方向に傾斜(振 れ)し、押し圧を解除した後はその本体1の慣性力が働き何回か振れが交互にバ ランスよく繰返しながら除除に揺れが減垂して定位置で相互のマグネットが吸引 されたまま停止することになる。
【0030】そのスイングによって本体1の内部に収納する含侵体8にし み込ませた液状の芳香剤Aが大気中で香料を加速的で即効的に放散することにな り、或いは固形芳香剤Bの香料なども程よく大気中で揺れ動くことで自然放散を 加速することになる。
【0031】
【考案の効果】 本考案は上述の通り構成作用するので次の優れた効果を奏 する。即ち、芳香剤Aや固形芳香剤Bのメンテナンスは中ケース部4に嵌合する 上ケース部4を脱着の容易なスイング式球体芳香容器を提供することが出来る。
【0032】また、床面に設置する略半球体の台座9の頂点に本体1を乗 せるだけで相互のマグネット7.7’が吸引してて接合し、必要に応じて本体1 をわずかな力で揺するだけで本体1に収納された芳香剤A(固形芳香剤B)が同 時に揺れその揺れる追い風が、自然放散でのわずかな香りから即効的に香りが加 速されて強烈に大気中に放散の出来る起上がりこぼし的に揺れ動く、回数の多い スイング式球体芳香器を提供出来る。
【0033】また、モーターにより駆動されるファンの回転の風力や、自 動車の冷暖房空気吹出し口の風力を利用することなく、手近かな所に設置して好 きな時に自由に香りを楽しむ雰囲気づくりの出来るスイング式球体芳香器を提供 出来る。
【0034】また、平滑な床面に本体1を配置して本体1を揺らすことの 出来るスイング式球体芳香容器を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる一部断面での全体を示す斜視図
である。
【図2】本考案に係わる一部断面での全体を示す正面図
である。
【符号の説明】
A. 芳香剤 B. 固形芳香剤 1. 本体 2. 下ケース部 3. 上ケース部 4. 中ケース部 5.5’.5”.スリット 6. 筒体 7.7’. マグネット 8. 含侵体 9. 台座 9a.底蓋

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂材で成形される薄厚状の球状体
    でなる本体(1)が、球状体下部の下ケース部(2)と
    球状体上部の上ケース部(3)の2分割か、或いは中ケ
    ース部(4)付での3分割で構成し、下ケース部(2)
    には中央部に位置して直立するスリット(5)付での筒
    体(6)の底に円形状のマグネット(7)を固定し、こ
    の上部には液状の芳香剤(A)を含侵するフェルト状の
    含侵体(8)か、固形芳香剤(B)を前記の筒体(6)
    に収納し、これらの下ケース部(2)はスリット
    (5’)(5”)付の中ケース部(4)か上ケース部
    (3)と係合一体構成自在で、下ケース部(2)に固定
    したマグネット(7)は、個別に構成する合成樹脂材で
    成形される薄厚状の略半球状体の台座(9)の中央部表
    面に位置して設けた円形状のマグネット(7’)と吸引
    作用の異磁極にて、接合可能に配置し、相互の球状体同
    志の支点的接合によって、台座(9)の中央部のマグネ
    ット(7’)面上で、下ケース部(2)が外力によって
    スィング可能で、そのスィングの振れによって、含侵体
    (8)の芳香剤(A)か、固形芳香剤(B)の香りが大
    気中に即効的に放散加速を可能にしたことを特徴とする
    スィング式球体芳香容器。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008289439A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Fumakilla Ltd 着用型薬剤拡散装置
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KR20200065279A (ko) * 2018-11-30 2020-06-09 안소라 방향제 제품

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