JP2003070897A - 芳香器 - Google Patents

芳香器

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JP2003070897A
JP2003070897A JP2001267968A JP2001267968A JP2003070897A JP 2003070897 A JP2003070897 A JP 2003070897A JP 2001267968 A JP2001267968 A JP 2001267968A JP 2001267968 A JP2001267968 A JP 2001267968A JP 2003070897 A JP2003070897 A JP 2003070897A
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aroma
mouth
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Takuo Matsuhisa
卓生 松久
Masaharu Isono
正春 磯野
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ALTA CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 煩雑な準備作業を必要とせず、簡易に芳香を
楽しむことのできる芳香器を提供する。 【解決手段】 本芳香器1は、電動ファン等の送風手段
5を内蔵したケース4を備え、このケース4は、円筒状
のカバー体15と、このカバー体15内に収容されるケ
ース本体16とからなり、このケース本体16のボトル
収納部20に、キャップ部材3の外周側に形成した雄ネ
ジ11に螺合可能な雌ネジ21を形成して構成される。
本芳香器1によると、雄ネジ11及び雌ネジ21の螺合
によって、キャップ部材3と共にボトル2の口部2aを
ボトル収納部20に収納させ、ケース4に対してボトル
2を一体保持させることができる。従って、ボトル2内
の薬液の芳香を送風手段5で送風発散させて、その芳香
を楽しむことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は芳香器に関し、更に
詳しくは、芳香を楽しむ際に煩雑な準備作業を必要とし
ない芳香器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、緊張を和らげてリラックスし
たり、あるいは気分転換や集中力を増すために、芳香を
楽しむことは広く行われている。そして、この芳香を補
助する芳香器として、ケースに電動ファン(送風手段)
及び芳香具を備え、この電動ファンで生じる送風によっ
て芳香具の芳香を周囲に発散させるものが知られている
(特開平9−19491号公報等)。ところで、一般
に、エッセンシャルオイルや香水等の薬液は、薬液用ボ
トルに封入され市販されている。このような薬液を上述
の芳香器で使用する場合、前記芳香具(例えば、不織布
製の吸収パッド等)に対して薬液用ボトルから数滴の薬
液を滴下して染み込ませ、芳香具の芳香を楽しむことが
行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の芳
香器では、芳香を楽しむ際の準備作業として、芳香器を
構成するケースから芳香具を取外し、この芳香具に薬液
を滴下した後、再度ケースに芳香具を取付ける必要があ
り、特にケース内に芳香具を内蔵してなる芳香器では、
この芳香具の取外・取付け作業が極めて煩雑なものとな
っていた。そして、1種類の芳香を長期にわたって楽し
む場合には、芳香具の芳香効力が比較的短時間で低下す
るため、上述の準備作業を繰返し行う必要があった。ま
た、種類の異なる芳香を楽しむ場合でも、その種類に応
じて上述の準備作業を繰返し行う必要があった。また、
上述の準備作業において、薬液用ボトルから芳香具へ薬
液を滴下する際、誤って薬液を周囲に撒き散らせてしま
う恐れがあり、薬液の滴下自身が注意を要する作業とな
っていた。
【0004】以上より本発明は、上記現状に鑑みてなさ
れたものであり、芳香を楽しむ際に煩雑な準備作業を必
要としない芳香器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
薬液を封入してなる薬液用ボトルを直接あるいは間接的
にケースに保持させれば、上述の煩雑な準備作業を必要
とせずに芳香を楽しむことができる事実を見出して、本
発明を完成するに至った。
【0006】即ち、本発明の芳香器は、ケースに送風手
段を備える芳香器であって、前記ケースは、薬液用ボト
ルを保持可能な保持部を有することを特徴とする。
【0007】本発明の芳香器によると、ケースに対して
薬液を封入したボトルを保持させ、ケースとボトルとを
一体化させることができる。従って、ボトル内の薬液を
送風手段によって発散して芳香を楽しむことができる。
【0008】また、前記ボトルの口部に装着可能なキャ
ップ部材を備え、前記保持部は、該キャップ部材を保持
可能であることができる。これにより、ケースに対して
ボトルを確実に保持させることができる。
【0009】また、前記キャップ部材は、前記ボトルの
口部の先端側に対応する位置に設けられる支持孔と、該
支持孔に支持され該キャップ部材の表面側に露出する薬
液吸収体とを有することができる。これにより、ボトル
内の薬液を薬液吸収体に簡易に染み込ませることがで
き、芳香をより強く発散させることができる。
【0010】また、前記保持部は、前記ボトル側に設け
たネジに螺合可能なネジであることができる。これによ
り、ケースに対してボトルを確実に保持させることがで
きる。尚、上記「ボトル側」とは、ボトル自身や、ボト
ルに装着される部材(例えば、キャップ部材)をも含む
ことを意味する。
【0011】また、前記ケースは、前記ボトルの口部の
先端側を閉鎖可能な閉鎖部を有することができる。これ
により、未使用時において薬液の無駄な芳香を防止する
ことができる。
【0012】また、前記ケースは、該ケースの外方へ開
口する送風口と、該送風口及び前記ボトルの口部の先端
側を連絡可能な連絡路とを有することができる。これに
より、送風手段によって送風口から芳香を集約して発散
させることができる。
【0013】また、前記ケースは、前記送風手段を収納
可能な収納部及び前記保持部を有するケース本体と、該
ケース本体を被覆するカバー体とからなることができ
る。これにより、外観形状が良好で高強度な芳香器を提
供することができる。
【0014】また、本発明の他の芳香器は、ケースに送
風手段を備える芳香器であって、前記ケースは、薬液用
ボトルの口部に装着され得るキャップ部材を保持可能な
保持部を有することを特徴とする。
【0015】尚、上記「薬液用ボトル」としては、その
材質、形状、容量等は特に問わない。例えば、ガラス
製、陶器製、合成樹脂製及び金属製等のボトルを挙げる
ことができる。また、上記薬液用ボトルは、通常、ボト
ルの口部の内部に薬液を滴下可能とする合成樹脂製の滴
下補助具が装着されている。また、上記「薬液」として
は、液状芳香物質自身であったり、抽出液等の液状組成
物であったり、固体状又は液体状を問わずこれを適当な
溶媒体で溶解させて得た溶解液であったりできる。例え
ば、エッセンシャルオイルや香水等の薬液を挙げること
ができる。また、上記「薬液吸収体」としては、その材
質、形状、大きさ等は特に問わない。例えば、不織布
製、織布製及びスポンジ製等の吸収体を挙げることがで
きる。
【0016】また、上記「ケース」としては、その材
質、形状、大きさ等は特に問わない。例えば、ガラス
製、陶器製、合成樹脂製及び金属製のケースを挙げるこ
とができる。これらのうち、芳香器を携帯して使用する
場合、その持ち運びを容易とするために重量が軽くなる
合成樹脂製であることが好ましい。さらに、上記「送風
手段」としては、後述する実施例で示すように、羽根体
と、該羽根体を回転させる駆動モータと、該駆動モータ
を駆動させる駆動源とを備えて構成することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明を実
施例により具体的に説明する。尚、本実施例では、薬液
用ボトルとして、図6に示すように、口部2aの外周に
雄ネジ2bが形成され、薬液が封入された状態で市販さ
れるボトル2を例示する。
【0018】1.芳香器の構成 本発明に係る芳香器1は、図1に示すように、薬液用ボ
トル2に装着可能なキャップ部材3と、このキャップ部
材3を保持可能な合成樹脂製のケース4と、ケース4内
に内蔵される送風手段5とを基本的に備えて構成され
る。
【0019】先ず、キャップ部材3について説明する。
このキャップ部材3は、図6に示すように、下端を開口
した円筒状で、その内周側には上記ボトル2の雄ネジ2
bに螺合する雌ネジ3bが形成されている。また、キャ
ップ部材3の外周側には、後述するケース本体の雌ネジ
に螺合する雄ネジ11(ネジとして例示する。)が形成
されている。また、キャップ部材3の上面側には段差状
の支持孔12が貫通形成され、この支持孔12内に円板
状の薬液吸収体13が圧着支持されている。この吸収体
13は、その上部がキャップ部材3の表面側に露出して
いる。そして、このキャップ部材3をボトル2の口部2
aに被せてねじ込むことによって、ボトル2の口部2a
の先端側に吸収体13の下面が当接した状態となる(図
1参照)。この状態より、ボトル2を逆さまにしたり上
下左右に振ったりすれば、ボトル2内の薬液が吸収体1
3に吸収されることとなる。
【0020】次に、上記ケース4について説明する。こ
のケース4は、図1,2に示すように、下端を開口した
円筒状でかつ頂上が傾斜湾曲面であるカバー体15と、
このカバー体15内に収容されるケース本体16とから
構成される。このケース本体16は、複数(図中3つ)
の枠部材17a,17b,17cを組合せて構成されて
いる。カバー体15の全長と略同じ長さを有しかつ半割
状の枠部材17aに対して、ネジ18を介して枠部材1
7bが固定され、ネジ19(図5参照)を介して枠部材
17cが固定されている。そして、ケース本体16の上
部が上記送風手段5を収納するための後述の各種収納部
となっている。また、ケース本体16の下部が、下端を
開口した円筒状に形成され、上記キャップ部材3及びボ
トル2の口部2aを収納するためのボトル収納部20と
なっている。
【0021】上記ボトル収納部20の内周面側には、キ
ャップ部材3の雄ネジ11と螺合する雌ネジ21(保持
部及びネジとして例示する。)が形成されている(図6
参照)。また、ボトル収納部20を形成する上面側に
は、上記枠部材17a,17c間で挟持される押え部材
23(閉鎖部として例示する。)が設けらている。この
押え部材23は、下方に向って突出するリング部23a
を有している。そして、雌ネジ21及び雄ネジ11の螺
合によって、ボトル収納部20にキャップ部材3及びボ
トル2の口部2aが収納保持される。この収納状態で、
ケース本体16に対するキャップ部材3のねじ込み具合
を調整して、上記押え部材23のリング部23a先端を
キャップ部材3の上端面に当接させると。すると、上記
吸収体13は、押え部材23によって被覆され外気から
遮断された状態となる(図2参照)。
【0022】また、ケース本体16の上下方向の略中央
には、後述する羽根体を収納する収納部7aが形成され
ている(図4参照)。上記カバー体15には収納部7a
に対応する位置に、複数の長孔を上下に並設してなる送
風口25が形成されている。また、カバー体15及びケ
ース本体16には送風口25と反対側でやや下側の位置
に、複数の長孔を上下に並設してなる吸気口26が形成
されている。さらに、ケース本体16には、送風口25
と吸気口26とを連絡する連絡路27が形成されてい
る。この連絡路27は、水平に延びる上下の仕切壁28
a,28bによって階層状に形成されている。また、こ
の仕切板28aは、上下の空間を連通する貫通孔29が
形成されている(図5参照)。そして、ケース本体16
に対するキャップ部材3のねじ込み具合を調整して、上
記押え部材23の先端をキャップ部材3の上端面から離
反させると、連絡路27の途中に上記吸収体13を露出
させた状態となる(図1参照)。尚、上記カバー体15
に対するケース本体16の着脱は、ケース本体16に設
けた弾性フック31をカバー体15の切欠き部32に係
脱させて簡易に行い得るようになっている。
【0023】次に、上記送風手段5について説明する。
この送風手段5は、図1,2に示すように、収納部7b
に収納保持される駆動モータ34及び押しボタンスイッ
チ35を備えている。この駆動モータ34の出力軸に
は、複数(図中4枚)の羽根36を円板状の中心体37
に取付けてなる羽根体38が固定されている(図4参
照)。そして、上記スイッチ35の操作により駆動モー
タ34で羽根体38を回転駆動させ、上記連絡路27に
吸気口26から送風口25へ向う気流を発生させるよう
になっている。また、ケース本体16に形成された収納
部7c(図2,3参照)には、駆動モータ34を駆動す
るための電池39が収納されている。尚、上記電池39
を交換する際には、ケース本体16に対してカバー体1
5を抜き取れば、収納部7cが開放されるので容易に電
池交換を行うことができるようになっている。
【0024】2.芳香器の作用 次に、以上のように構成された芳香器1の作用について
説明する。芳香を楽しむ際の準備作業として、先ず、薬
液が封入された薬液用ボトル2を用意し、このボトル2
の口部2aにキャップ部材3を装着する。このキャップ
装着状態において、ボトル2の口部2a先端側に吸収体
13が当接しており、この状態よりボトル2を逆さにし
たり、上下左右に振ったりして薬液を吸収体13に十分
染み込ませておく。
【0025】その後、ケース本体16のボトル収納部2
0に、ボトル2と一体のキャップ部材3をねじ込んで、
この収納部20内にキャップ部材3と共にボトル2の口
部2aを収納保持させる。このとき、収納部20に対す
るキャップ部材3のねじ込み具合を微調整して、押え部
材23とキャップ部材3とが離反した状態(図1参
照)、即ち、連絡路27の途中に吸収体13が露出した
状態とし、準備作業を完了する。
【0026】次いで、押しボタンスイッチ35を操作し
て駆動モータ34を駆動させ、羽根体38を回転駆動さ
せる。すると、ケース本体16内には、吸気口26から
連絡路27を介して送風口25に向って空気が流れ、連
絡路27の途中に露出した吸収体13からの芳香がこの
気流にのって送風口25から発散され、芳香を楽しむこ
とができる。この際、芳香の効力が低下してきたら、ボ
トル2と一体の芳香器1を逆さにして振れば吸収体13
に薬液が吸収され、再び、芳香を楽しむことができる。
【0027】その後、ボトル収納部20に対するキャッ
プ部材3のねじ込み具合を再び微調整して、押え部材2
3をキャップ部材3に当接させた状態(図2参照)、即
ち、押え部材23によって吸収体13を被覆して連絡路
27に露出させない状態として、芳香を終了することと
なる。
【0028】3.実施例の効果 以上より本実施例の芳香器1では、その口部2aにキャ
ップ部材3を装着してなる薬液用ボトル2を準備し、ケ
ース本体16に形成した雌ネジ21にキャップ部材3に
形成した雄ネジ11をねじ込むことによって、ボトル収
納部20にボトル2の口部2aを収納保持させることが
でき、そのボトル2内の薬液を送風手段5によって送風
口25から発散して芳香を楽しむことができる。従っ
て、従来のように、ケースから芳香具を取外し・取付け
たり、芳香具に対して薬液用ボトルから薬液を滴下して
染み込ませるといった煩雑な準備作業を必要とせず、長
期にわたって芳香を楽しむことができる。また、異なる
芳香を楽しむ際には、別のボトルにキャップ部材を装着
したものと、使用中のボトル2とを交換すれば迅速に対
応することができる。
【0029】また、本実施例では、ケース本体16にお
いてボトル収納部20を形成する上面側に押え部材23
を設け、この押え部材23によってキャップ部材3の吸
収体13を被覆可能としたので、芳香器1を使用しない
場合には、吸収体13を押え部材23で被覆して外気か
ら遮断することができ、薬液の無駄な芳香を防止するこ
とができる。また、押え部材23による吸収体13の被
覆及びその開放は、ケース本体16に対するキャップ部
材3のねじ込み具合の微調整といった簡易な作業によっ
て行うことができる。
【0030】また、本実施例では、各種部品の収納用の
収納部20,7a〜7cを形成するケース本体16を、
カバー体15で被覆して構成したので、その機能上複雑
な形状を呈しているケース本体16全体をカバー体15
で隠すことができ、外観形状が良好で、かつ、誤って落
下させても壊れ難い等の高強度な芳香器を提供すること
ができる。また、本実施例では、カバー体15は、ボト
ル2の口部2aより下側の大部分を開放する程度の大き
さに設定されているので、ボトル2内の薬液の残量や貼
付ラベル等を確認することができる。さらに、本実施例
の芳香器1は小型かつ軽量に構成してあるので、旅行
先、オフィスや車内等に携帯して容易に芳香を楽しむこ
とができる。
【0031】尚、本発明においては、前記具体的な実施
例に示すものに限られず、目的、用途に応じて本発明の
範囲内で種々変更した実施例とすることができる。即
ち、本実施例では、キャップ部材3とケース本体16と
を別体として構成したが、これに限定されず、例えば、
ケース本体16にキャップ部材3を一体的に設け、この
キャップ部材3に対して、ボトル2の口部2aの雄ネジ
2bを直接的にねじ込んでケース4とボトル2とを一体
化するようにしてもよい。また、本実施例では、キャッ
プ部材3に雄ネジ11を設け、ボトル収納部20に雌ネ
ジ21を設けて構成したが、これに限定されず、例え
ば、キャップ部材3に雌ネジを設け、ボトル収納部20
に雄ネジを設けて構成してもよい。
【0032】また、本実施例では、保持部としてネジを
例示したが、これに限定されず、例えば、ボトル2の口
部2aを弾性的に保持可能な弾性体で保持部を構成した
り、スプラインやキー連結機構等を利用して保持部を構
成したりできる。また、本実施例では、ケース4に対し
てボトル2の口部2aを保持するようにしたが、これに
限定されず、例えば、ボトル2の肩部、胴部や底部等を
単独で或はこれらを組合せて保持するようにしてもよ
い。また、本実施例では、ボトル2の底部が机上等に載
置され縦置きされる構成としたが、これに限定されず、
例えば、ケース側の側面が机上等に載置され横置きされ
たり、ケース側の端面が机上等に載置され逆向きに縦置
きされたりする構成としてもよい。
【0033】また、本実施例では、送風手段5として駆
動モータ34により駆動される電動ファンを例示した
が、これに限定されず、例えば、ゼンマイ機構等により
駆動される構成としてもよい。また、本実施例では、駆
動モータ34を駆動させる駆動源として電池39を例示
したが、これに限定されず、例えば、AC電源や太陽電
池等を駆動源としてもよい。
【0034】次に、上記実施例から把握できる請求項に
記載した発明以外の技術的思想について、それらの効果
とあわせて以下に記載する。 (a) 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の芳香器に
おいて、前記ボトルの底面が載置面である芳香器。これ
により、机上等にボトルの底面を載置して芳香器を縦置
き状態で使用することができ、載置部を別途設ける必要
がない。 (b) 請求項6記載の芳香器において、前記ケースは、
前記連絡路を階層状に仕切るための仕切壁を有する芳香
器。これにより、芳香をより強く発散させることができ
る。 (c) 請求項7記載の芳香器において、前記カバー体
は、前記ボトルを保持した状態で、前記ボトルの口部よ
り下側の大部分を開放し得る芳香器。これにより、ボト
ル内の薬液の残量やラベル等を簡易に確認することがで
きる。
【0035】
【発明の効果】本発明の芳香器では、ケースに、薬液用
ボトルを保持可能な保持部を設けて構成したので、ケー
スに対して薬液を封入したボトルを保持させてケースと
ボトルとを一体化させることができる。従って、ボトル
内の薬液を送風手段によって発散して芳香を楽しむこと
ができる。また、ケースに、吸収体を閉鎖可能な閉鎖部
を設けて構成すれば、未使用時に薬液の無駄な芳香を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る芳香器の縦断面図であり、キャ
ップ部材と押し部材とが離反している状態を示す。
【図2】図1のE−E線断面図であり、キャップ部材と
押し部材とが当接している状態を示す。
【図3】図1のA−A線断面図である(カバー体は省
略)。
【図4】図1のB−B線断面図である(カバー体は省
略)。
【図5】図1のC−C線断面図である(カバー体は省
略)。
【図6】ケース、キャップ部材及び薬液用ボトルを分離
した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1:芳香器、2:薬液用ボトル、2a:口部、3:キャ
ップ部材、4:ケース、5:送風手段、11:雄ネジ、
12:支持孔、13:吸収体、15:カバー体、16:
ケース体、21:雌ネジ、23:押え部材、25:送風
口、27:連絡路。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースに送風手段を備える芳香器であっ
    て、前記ケースは、薬液用ボトルを保持可能な保持部を
    有することを特徴とする芳香器。
  2. 【請求項2】 前記ボトルの口部に装着可能なキャップ
    部材を備え、前記保持部は、該キャップ部材を保持可能
    である請求項1記載の芳香器。
  3. 【請求項3】 前記キャップ部材は、前記ボトルの口部
    の先端側に対応する位置に設けられる支持孔と、該支持
    孔に支持され該キャップ部材の表面側に露出する薬液吸
    収体とを有する請求項2記載の芳香器。
  4. 【請求項4】 前記保持部は、前記ボトル側に設けたネ
    ジに螺合可能なネジである請求項1乃至3のいずれか一
    項に記載の芳香器。
  5. 【請求項5】 前記ケースは、前記ボトルの口部の先端
    側を閉鎖可能な閉鎖部を有する請求項1乃至4のいずれ
    か一項に記載の芳香器。
  6. 【請求項6】 前記ケースは、該ケースの外方へ開口す
    る送風口と、該送風口及び前記ボトルの口部の先端側を
    連絡可能な連絡路とを有する請求項1乃至5のいずれか
    一項に記載の芳香器。
  7. 【請求項7】 前記ケースは、前記送風手段を収納可能
    な収納部及び前記保持部を有するケース本体と、該ケー
    ス本体を被覆するカバー体とからなる請求項1乃至6の
    いずれか一項に記載の芳香器。
  8. 【請求項8】 ケースに送風手段を備える芳香器であっ
    て、前記ケースは、薬液用ボトルの口部に装着され得る
    キャップ部材を保持可能な保持部を有することを特徴と
    する芳香器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010005196A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Kobayashi Pharmaceut Co Ltd 薬剤発散器
JP2014097380A (ja) * 2012-11-06 2014-05-29 Zobele Espana Sa 揮発性物質を投与するためのシステム
JP2015061572A (ja) * 2013-09-23 2015-04-02 株式会社デンソー 芳香装置
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