JP3181122U - 液体補充容器を備える霧化器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】霧化器は外部ハウジングと、その内部に覆われる霧化装置と、を有する。容器は補充液を充填していて、かつ開口部にシールを設けられる。外部ハウジングに少なくとも一つの取付溝を設けられ、かつ取付溝にシール破壊構造を内設し、取付溝と霧化装置とを接続する。これにより、容器を取付溝の内部に取り付けた後、シール破壊構造によってシールを破壊して、補充液は順調に取付溝に流し込み、霧化装置が霧化して使用に備え、さらに、補充液が外部ハウジングを汚して霧化装置が故障することを防止できる。
【選択図】図1
Description
その原理はたとえば、ラベンダー、レモン、レモングラスまたは薔薇などの植物精油または水やその他薬剤を使用し混合した後、空気中に散布し、芳香の匂いを発生できるほか、臭気除去の効果を有し、その雰囲気で呼吸するとストレス解消及び治療の効果が得られる。
この数年は、この種の電子式芳香器がさらに美容効果または医療効果を持つ噴霧に進化し、美容効果を有する液体を霧化して上肌に噴霧させ、霧化された液体分子粒を素早く肌に吸収し、美容効果を達成する。同じく、美容効果を備える液体を医療効果を有する液体に置き換えて噴霧することもできる。また、医療分野では、呼吸方式によって吸入することもできる。この種の装置の多くは従来の粉錠または霧化粒子状の呼吸治療器の代わりに、呼吸治療分野に応用し、呼吸器病気の患者に適用して、従来に比べて、より優れる医療効果を発揮できる。
さらに、多くの市販芳香器は体積の大小や、携帯式であるか否かにかかわらず、本体と、霧化装置と、液体補充容器と、を設けるか、または本体と、霧化装置と、液体補充容器とを一体に成形し、使用するとき外部の充填容器から液体補充容器に添加する仕組みになっている。
もしくは、霧化装置と、液体補充容器とを一体に成形しているが、本体を分離した設計は、直接に霧化用液体を液体補充容器の内部に添加される。もう一種は、本体と霧化装置とを一体に成形するが、液体補充容器とを分離した設計では、あらかじめ霧化用液体を液体補充容器に添加した後、液体補充容器と、本体とを結合させる。
そのうち、霧化装置は多孔噴霧プレートと、圧電素子と、駆動用の電気回路板と、を含み、多孔噴霧プレートは収容空間に備える噴霧穴の付近側に内設し、圧電素子は噴霧穴のもう一側に位置し、駆動用の電気回路板は圧電素子と電気導通し、圧電素子の稼働を駆動する。
裁断部は複数の鋭い歯を有し、鋭い歯は連続せず間隔置きに設けるか、または鋭い歯を隣接して輪状構造体を形成して設けられ、一体成形して取付溝の内部に設け、裁断部は分離式の輪状構造体を形成しても良い。このほか、鋭い歯の形状は三角形、矩形、テーパー形、シート状、突起ピン状のいずれかを形成していて、鋭い歯は高さを等しく設けるか、または鋭い歯の高さを変えて、次第に高くなるように設置しても良い。
あるいは容器の外部に少なくとも一対の突起粒を設け、取付溝の内壁表面に備える少なくとも一対の弧形案内溝に滑り移動して掛け合う方式によって、両者を一体に結合しても良い。前述の組み合わせ方式と、シール破壊構造によるシール破壊との組み合わせで、補充液を取付溝に順調に流して、霧化装置の霧化に提供することができる。
そのうち、容器1の内部に充填液3を充填し、かつ容器1の開口部場所はシール11を設けていて、あらかじめに調合していた充填液3をその内部に密封して置くことで、良い保存効果が得られる。
さらに、容器1の材質はガラス、プラスチック、セラミックまたは金属のいずれかを選択する。特に注意したいことは、本考案による容器1は使い捨て式の設計を例示しているが、その種の容器1の材質によって、使用後には回収して再使用することができ、資材の無駄を軽減することができる。シール11の材質は紙、金属フィルム、シリコンフィルムまたはプラスチックフィルムのいずれかを選択することによって、異なる保存効果が得られる。
さらに、霧化装置22は多孔噴霧プレート221と、圧電素子222と、駆動用の電気回路板223と、を含み、多孔噴霧プレート221は収容空間211の内部にて噴霧穴215付近の一側に取り付け、多孔噴霧プレート221は複数の穴(図示しない)を設けており、圧電素子222は多孔噴霧プレート221に位置し、駆動用の電気回路板223は圧電素子222とを電気接続によって稼働を駆動し、圧電素子222を駆動された後に発生する高速振動が孔噴霧プレート221とを合わせて、補充液3を充分に霧化した上、噴霧穴215より噴霧させる。
一例として、図1に示すものは本考案一実施態様であり、シール破壊構造213は突き出しピン2131と、裁断部2132とを同時に取付溝212の内部に設ける態様である。そのうち、突き出しピン2131は取付溝212の偏心位置に取り付けて、シール11の突き破りに提供する。ただし、突き出しピン2131の設置位置はこの限りでない。取付溝212の中心位置(図示しない)に設置しても良い。
さらに、シール11は少なくとも一対の切り取り線を設けていて、かつ切り取り線は交差してX形を形成されている。一方、切り取り線を設ける場所は薄く成形しているため、突き出しピン2131は容易にシール11を突き破ることができる。裁断部2132は複数の鋭い歯を有し、鋭い歯の形状は三角形、矩形、テーパー形、シート状または突起ピンのいずれかを選択でき、鋭い歯同士は隣接して設けていて、輪状構造体を形成し、かつ一体成形によって取付溝212の内部に取り付けるかまたは分離設計にして、取付溝212の内部に組み付けることもできる。
図5に示すものは、取付溝212の内部に突き出しピン2131のみの設計となっている。シール11(本実施例において、シール11はシールフィルムを例示する)が容易に破壊されるように、突き出しピン2131の先端部はテーパー構造に形成し、かつテーパー面において、それぞれ複数の溝21311を設けて、シール11を突き破りまたは突き開ける(本実施例において、突き破りを例示しているが、この限りでない)。補充液3はたとえば、溝21311を介して取付溝212の内部に流すことができる。
さらに、図6に示すものは、取付溝212の内部に裁断部2132のみを設ける設計である。裁断部2132は高さを等しく複数の鋭い歯を設ける。または図7に示すように、裁断部2132の鋭い歯の高さは異なっていて、かつ次第に高くなるように設置する。複数の鋭い歯を次第に高くする設計の目的は切り付けのとき、絶えずシール11(本実施例において、シール11はシールフィルムを例示する)を押しつけるため、シール11をより順調に切り付けることができる。前述2種の実施態様においては、シール11を切り付ける方式によって破壊し、充填液を取付溝212に流せる。
ねじ込み接続するときの回動と、突き出しピン2131とを合わせて、シール11(本実施例において、シール11はシールフィルムを例示する)を突き破り、裁断部2132によって容器1の開口部よりシール11を切り付け、補充液3(図示しない)を取付溝212の内部に流せる。
本考案による直線滑り移動方式はさらに、図5に示す突き出しピン2131のみの設計に適用し、シール11(本実施例においてシール11はシールフィルムを例示する)を突き破り、補充液3を取付溝212に流すことができる。
よって、両者を組み合わせるとき、一対の突起粒14が一対の弧形案内溝25の方向に沿って、回転しながら滑り移動し、突き出しピン2131と合わせて、シール11(本実施例において、シール11はシールフィルムを例示する)を突き破り、裁断部2132が容器1の開口部よりシール11を切り付け、補充液3(図示しない)を取付溝212の内部に流せる。
図示のものは、一般に常用するガラス球を設け、容器1の開口部をシールして置き、補充液3の流出を防止する。さらに、容器1を収容する取付溝212にシール破壊構造214を内設しており、シール破壊構造214は前述突き出しピン2131の構造に類似し、容器1を取付溝212の内部に取り付けたとき、シール破壊構造214を利用して、球体15を突き開けて、容器1の内部に落として、密閉状のシールを破壊した上、補充液3絞り出して、取付溝212の内部に流せる。
さらに、容器1は使い捨て式設計のため、容易に保存と携行ができるなどの効果がある。このほか、容器と霧化器2との間の締め付けまたは掛け合い接続による固定の設計は、回動または押し込みなどの運動を形成するため、組み合わせ結合された後は、容易に離脱しない。
11 シール
12 第1ねじ山部
13 ほぞ
14 突起粒
15 球体
2 霧化器
21 外部ハウジング
211 収容空間
212 取付溝
213 シール破壊構造
2131 突き出しピン
21311 溝
2132 裁断部
214 シール破壊構造
215 噴霧穴
22 霧化装置
221 多孔噴霧プレート
222 圧電素子
223 駆動用の電気回路板
23 第2ねじ山部
24 掛け合い部
25 弧状案内溝
3 補充液
Claims (11)
- 液体補充容器を備える霧化器であって、
補充液を充填し、開口部はシールに覆われる容器と、
収容空間を内設し、少なくとも一つの取付溝を設け、前記取付溝と前記収容空間が連絡しており、前記取付溝の内部にシール破壊構造を設ける外部ハウジングと、前記外部ハウジングの前記収容空間に内設していて、かつ前記外部ハウジングの表面には、前記補充液を霧化して噴霧する少なくとも一つの噴霧穴を形成し、前記容器を前記取付溝に取り付けたとき、前記シール破壊構造によって前記シールを破壊し、前記補充液を前記取付溝の内部に流し込み、前記補充液を霧化する霧化装置と、を有する霧化器と、を備えることを特徴とする、
液体補充容器を備える霧化器。 - 前記シール破壊構造は突き出しピン又は裁断部又はこれらを組み合わせて構成することを特徴とする、請求項1記載の液体補充容器を備える霧化器。
- 前記裁断部は複数の鋭い歯を有し、前記鋭い歯は間隔を有し連続していないように設置することを特徴とする、請求項2記載の液体補充容器を備える霧化器。
- 前記裁断部は複数の鋭い歯を有し、前記鋭い歯は隣接して設け、輪状構造体を形成することを特徴とする、請求項2記載の液体補充容器を備える霧化器。
- 前記シールがシールフィルムのとき、前記シール破壊構造は突き破りまたは切り付けあるいはその組み合わせなどの方式によって前記シールを破壊することを特徴とする、請求項2記載の液体補充容器を備える霧化器。
- 前記シールには少なくとも一対の切り取り線を設け、かつ一対の前記切り取り線は交差して設けていて、前記突き出しピンによって前記シールの突き破ることを特徴とする、請求項5記載の液体補充容器を備える霧化器。
- 前記シールが球体のとき、前記シール破壊構造は密閉状の前記シールを突き上げて破壊することを特徴とする、請求項2記載の液体補充容器を備える霧化器。
- 前記容器の外部は、前記取付溝の内壁表面に備える第2ねじ山部にねじ込み接続するための第1ねじ山部を設けることを特徴とする、請求項1記載の液体補充容器を備える霧化器。
- 前記容器の外部は、前記取付溝の内壁表面に備える少なくとも一対の掛け合い部の内部に掛け合って設ける少なくとも一対のほぞを設けることを特徴とする、請求項1記載の液体補充容器を備える霧化器。
- 前記掛け合い部はそれぞれ前記ほぞに対応して案内溝を設け、かつ前記案内溝の内部は前記ほぞの突起部に対応して掛け合うことを特徴とする、請求項9記載の液体補充容器を備える霧化器。
- 前記容器の外部は、前記取付溝の内壁表面に備える少なくとも一対の弧形案内溝に滑り込み、掛け合って設ける少なくとも一対の突起粒を設けることを特徴とする、請求項1記載の液体補充容器を備える霧化器。
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