JPS5822748Y2 - 芳香剤の取付台 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案は室内などで使用する芳香剤を取付けるための台に
関する。

芳香剤は一般に容器に入れ、それを室内などの適当な場
所に置いたり、ネットなどに入れてつり下げたりしてい
る。

すなわち、静止した状態でのみ使用しており、極めて変
化に乏しい、とともに香の放散にも難点がある。

本案は、少し押すとある時間揺動を可能にすることで、
それに取付けた芳香剤の香の放散をよくすることを可能
にし、かつ揺動による変化をうろことを可能にするもの
である。

これを図面に示した実施例について説明すると、１は立
起可能に構成した本体で、その底面２は一定方向の凸曲
面としている。

３は芳香剤の取付部で、本体１の上部に設ける。

４は芳香剤である。本体１の構成は実施例に限定するも
のではなく、たとえば筒状または枠状など立起可能で、
芳香剤４を直接または間接に取付は可能にすればたりる
。

取付部３は芳香剤４を取付は可能にすればたり、芳香剤
４を直接に取付けても、芳香剤を収容した容器などを着
脱可能にするなど任意である。

取付部３を設ける位置としては、それに芳香剤４を取り
付けたときに、その重量で本体１の重心をそれの上位置
に置きうる本体１の上部であればよく、本体１の上端の
みに限定することは不要である。

本案の芳香剤取付台は上記の構成からなり、その取付部
３に芳香剤４を直接または間接に取付け、適当な平面を
有する所に置いて、芳香剤の香を放散させるために使用
するが、本体１はその底面２を一定方向の凸曲面として
いる。

したがって、本体１の一部を軽く押すなどすれば、本体
１は揺動運動を反復し、しかも、本体１には、その上部
に芳香剤４を取付け、その重量で本体１の重心を本体１
の上部に置くようにしているから、本体１は不安定とな
り、前記の揺動運動をより大きくかつ長く続けて行う、
とともに、芳香剤４が本体１の上部に取付けられている
から、それの揺動距離を大きくでき、芳香成分の拡散を
より確実化できる。

このように、本体１を軽く押すなどすれば、揺動運動を
続行するから、その形状を動物その他の形状にすること
によって、芳香剤をより楽しく体裁よく使用しうる。

本体１の揺動運動の反復で、それに取付けた芳香剤４を
動かす結果となるから、芳香剤４から発散する香を効果
的に放散することができ、その使用目的もより確実に達
成できる。

また、本体１の側壁と取付部３の周囲などに孔を設けて
おけば、本体１が、その揺動運動で側壁部から空気を取
入れ、それを取付部３の周囲に噴出させ、空気を強制的
に流動させるから、一層迅速に芳香剤４の香を拡散する
ことに寄与することができる。

本体１の底面２は一定方向の凸曲面にしておけば、揺動
運動時の移動が少なくほぼ一定の場所で揺動を反復させ
ること番こ対して適するが、底面２を球面状の凸曲面に
することも可能である。

取付部３に芳香剤を直接に取付けたときは、それに香を
放散するための放散口を設けるが、これは開放したまま
、またはふたを設けて開閉可能にするなど任意である。

【図面の簡単な説明】

図面は本案の重施例を示し、第１図は正面図、第２図は
平面図、第３図は側面図である。 １・・・本体、２・・・底面、３・・・取付部。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 １ 立起可能な本体の底面が凸曲面にされ、本体の上部
   に設けられた取付部に芳香剤が取付けられた芳香剤の取
   付台。 ２ 本体の底面が一定方向の凸曲面にされた実用新案登
   録請求の範囲の記載第１項の芳香剤の取付台。