JPS6034278Y2 - 芳香剤容器 - Google Patents

芳香剤容器

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Publication number
JPS6034278Y2
JPS6034278Y2 JP17920581U JP17920581U JPS6034278Y2 JP S6034278 Y2 JPS6034278 Y2 JP S6034278Y2 JP 17920581 U JP17920581 U JP 17920581U JP 17920581 U JP17920581 U JP 17920581U JP S6034278 Y2 JPS6034278 Y2 JP S6034278Y2
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JP
Japan
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pedestal
cylinder
air circulation
cylindrical body
fragrance
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Expired
Application number
JP17920581U
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English (en)
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JPS5884148U (ja
Inventor
良三 岩田
Original Assignee
株式会社岩田良
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、芳香剤容器の構造に関するものである。
近年、室内に芳香を発散させて人の嗅覚的趣味感を満足
させるようにした芳香剤が広ぐ用いられている。
(従来技術) この種の芳香剤容器としては、例えば実開昭55−81
328号公報に示されるように、筒体の上面開口部を上
蓋で、下面開口部を下蓋でそれぞれ塞ぎ、筒体の下部周
壁と前記上蓋には、夫々、筒体内に空気が流通するよう
に空気流通孔を穿設し、更に筒体内には芳香剤を置くた
めの中蓋を前記下部周壁に穿設した空気流通孔より上方
に設けるという構成が知られてる。
しかして、このような構成であれば、芳香剤容器の上蓋
と筒体の下部周壁とに、各々、空気流通孔が穿設されて
いるため、筒体内には空気が十分に流通し筒体内に収容
した芳香剤を外部に効果的に発散できるほか、筒体内に
収容した芳香剤は、前記中蓋によって筒体の下部周壁に
穿設された空気流通孔より上方に載置されているから、
その芳香剤を余すことなく最後まで揮散させることがで
きる。
ところが、芳香剤を、前記中蓋によって、筒体の下部周
壁に穿設した空気流通孔より上方に置くと、前記中蓋と
前記下蓋との間には無駄な空間ができるため、ある一定
量の芳香剤を筒体内に収納させるには容器全体を大型化
しなければならない欠点がある。
さりとて、容器の大型化を嫌って、小型の容器を形成し
たのでは、芳香剤の収納容量が著しく減少するため、長
期に亘って使用することが不可能なる。
(考案の目的) 本考案は、このような実情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、容器内に収容した芳香剤を、余
すことなく最後まで良好に揮散させることができるのは
勿論のこと、更に容器を大型化しなくとも、所定量の芳
香剤を収容させることができ、もって芳香嗅覚を長期に
亘って発散できる芳香剤容器を提供することにある。
(考案の構成) 上記目的を遠戚するための本考案に係る芳香剤容器は、
筒体の上面部を閉塞し、その閉塞した部分に上部空気流
通孔を形成すると共に、該筒体の下面開口部に、該下面
開口部を閉塞する所定の厚みを持った台座を、その下部
周面部が外に露出する状態で取付け、この台座の下部周
面部には、台座の上面部方向に向けて開口する空気流通
孔を形成したものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
1は、芳香剤容器を構成する縦長の筒体で、その上面部
は傾斜部8でもって閉塞され該傾斜部8ノ斜面には、3
つのスリット状の透孔3・・・カコノ斜面の傾度と交叉
して互いに平行に走るように穿設され、上部空気流通孔
を形成している。
尚、該筒体1は、その内部に芳香剤を収容できるように
中空構造となでいる。
16は、筒体1の傾斜部−8の上端部に着脱自在に設け
られた花等を飾る一輪差しで、第2図に示すように、傾
斜部8の上端部に形成された孔7に先端部が閉塞された
縦長筒体16を差し込んで構成されている。
筒体1の下面開口部は、第2図〜第4図に示すように、
所定の厚さを持った台座2を取付けることによって閉塞
されている。
この台座2は、筒体1の下面開口部から圧入して該筒体
1の周壁内周面に密着させる円盤状の上部壁体21と、
この上部壁体21を筒体1の下面開口部に圧入したとき
に所定位置でこの圧入を停止させる、前記上部壁体21
より大径の下部壁体22とからなるもので、その上部壁
体21と下部壁体22は一体化されている。
そして、この台座2の上部壁体21と下部壁体22との
間に形成される段部6を筒体1の下面開口端縁9に当接
するまで、上部壁体21を筒体1内に圧入すれば、台座
2は筒体1の下面開口部に外れることなく完全に取付く
こととなる。
一方、この台座2を筒体1の下面開口部に取付けると、
台座2の下部壁体22は外に露出することになるが、こ
の場合、下部壁体22の周面部23には、台座1の上面
部方向に向けて開口する傾斜状の下部空気流通孔4が放
射状に複数形成されている。
そのため、この下部空気流通孔4から外気を筒体1内に
取り入れて上部空気流通孔3から排出することができ、
筒体1内の外気流通性を良好に行うことができる。
尚、芳香剤は、この台座2上に設置されるようになって
おり、固型状の芳香剤を用いる時は、この芳香剤を台座
2の上にそのまま載せればよく、又液状の芳香剤を用い
る場合は、適当な付属部品を用いて、芳香剤を台座の上
に安定に載置すればよいのである。
一方、筒体1内に収容した芳香剤を取り換える場合には
、台座2を筒体1の下面開口部から引抜いて、台座2上
に芳香剤を置いたのち、該台座2を再び筒体1の下面開
口部に圧入取付ければよいのである。
尚、前述した台座の如く構成は、芳香剤の入れ替の便宜
と、外部からの美感保持のための配慮からである。
従って、筒体を着脱自在に上下2つに分割したもの、又
は筒体1の一部に芳香剤の取り換え口を形成し、これに
密閉蓋を被せるようにしたものなど種々の変形態様が採
択できることはいうまでもない。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、筒体の上面部を閉塞した
部分には上部空気流通孔を形成してあり、且つ筒体の下
面開口部を閉塞する台座には、外に露出する下部周面部
に、台座の上面部方向に向けて開口する下部空気流通孔
を形成しであるので、その下部空気流通孔から台座上面
部に空気を導き入れ、且つこの空気を台座上に置かれた
芳香剤に接触させたのち、芳香剤の香気を有する空気を
上部空気流通孔から排出することによって、芳香剤の発
散を効率よく行うことができる。
しかも、その芳香剤は台座の上面部から来る空気によっ
て上部空気流通孔方向へ揮散してゆくから、筒体内に収
容した芳香剤を余すことなく最後まで揮散させることが
でき、非常に経済的である。
また、下部空気流通孔は、台座の外に露出する下部周面
部に、台座の上面部方向に向けて開口するように形成し
ているので、゛芳香剤を収容すべき筒体の内部空間は無
駄な空間など形成されず、広く使用することができ、こ
のため所定量の芳香剤を筒体内に収容することによって
、長期に亘り芳r香剤の香気を外に発散させることがで
きる。
尚、筒体内の収容空間を広く使用できることから、芳香
剤容器と大型化しなくても済むことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は第1
図に示す実施例の縦断側面図、第3図は台座の平面図、
第4図は台座の正面図である。 1・・・・・・筒体、2・・・・・・台座、3・・・・
・・上部空気流通孔、4・・・・・・下部空気流通孔、
23・・・・・・台座の下部周面部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒体の上面部を閉塞し、その閉塞した部分に上部空気流
    通孔を形成すると共に、該筒体の下面開口部に、該下面
    開口部を閉塞する所定の厚みを持った台座を、その下部
    周面部が外に露出する状態で取付け、この台座の下部周
    面部には、台座の上面部方向に向けて開口する下部空気
    流通孔を形成しであることを特徴とする芳香剤容器。
JP17920581U 1981-11-30 1981-11-30 芳香剤容器 Expired JPS6034278Y2 (ja)

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JP17920581U JPS6034278Y2 (ja) 1981-11-30 1981-11-30 芳香剤容器

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JP17920581U JPS6034278Y2 (ja) 1981-11-30 1981-11-30 芳香剤容器

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Publication Number Publication Date
JPS5884148U JPS5884148U (ja) 1983-06-07
JPS6034278Y2 true JPS6034278Y2 (ja) 1985-10-12

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ID=29974686

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