JPS582349Y2 - 造花用芳香容器 - Google Patents

造花用芳香容器

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JPS582349Y2
JPS582349Y2 JP1980069891U JP6989180U JPS582349Y2 JP S582349 Y2 JPS582349 Y2 JP S582349Y2 JP 1980069891 U JP1980069891 U JP 1980069891U JP 6989180 U JP6989180 U JP 6989180U JP S582349 Y2 JPS582349 Y2 JP S582349Y2
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JP
Japan
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container
fragrance
aromatic
chamber
lid
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JP1980069891U
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JPS56171051U (ja
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公子 木下
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は造花用芳香容器に関するものである。
従来から芳香容器を回動自在な外容器と内容器の2重構
造として両者に設けた開口部等の重なり度合により芳香
の発散量をコントロールできるようにした構造のものは
存在するが、それらは上記開口部が設けられている関係
上、芳香剤については、そこからの流出を防止する意味
で、主に固形状のものが用いられている。
また芳香剤の補充は容器を開いて行わなければらず面倒
であり、そのため使い捨てのものも多く不経済である。
また外観上の点からも芳香剤を発散させる開口部分から
内側の芳香剤が見えてしまうものがほとんどであり、室
内装飾的な意図をもった遺著用の芳香容器としては必ず
しも適当なものとはいえない。
本考案の目的とするところは、容器に挿す造花の輪数、
香気を発散させる場合の広さ等に応じ香気発散量を自在
に調節でき、而もその芳香剤の補充が簡単で液状のもの
、固形状のものを自由に選択が可能で、夫々その香節に
合致した造花を差し替えて香りと花の美しさをマツチさ
せて楽しめる造花用芳香容器を提供することにある。
最近゛、造花に関する技術は着く進歩し、−見した場合
、本ものの生花とみまちがえするほどよくできている。
それ故この造花は室内の装飾品としても広く賞用されて
おり、それだけに、四季折々の花を造花として観賞する
場合、これに合った香りを造花にもたせるということは
、造花であっても花が生き生きとして、生彩を放ち看る
者をして視覚と嗅覚とから充分楽しめる。
次に本考案に係る造花用芳香容器につき図面に示す1実
施例をもって以下説明する。
本例に示すものは、側壁部に等間隔、3ケ所に蝶の形を
かたどった芳香発散孔1aを形成せしめ、且つ底部内面
に突起1bを設けた外套容器1と、この外套容器1に回
動自在に嵌合できるところの同じく側壁部3ケ所に多数
の芳香発散用の小孔2aを群成に設けた容器2と、この
容器2に冠する蓋3とから構成されているもので、容器
2の底部外面には上記外套容器1の底部内面に設けた突
起1bをば嵌入せしめる凹部2bが形成されており、又
頂部には、カンムリ状に型どった装飾部2Cが形成され
ている。
そして、この容器2の構造は下方に仕切壁2dが設けら
れており、この仕切壁2dで容器2の内部を芳香発散室
イと芳香体配置室口とに仕切っである。
芳香体配置室口の方には、この室に連通ずるように芳香
剤注入筒2eが設けられている。
上記仕切壁2dには中央に開口部が形成されており、こ
の開口部より芳香発散室イに臨むように芳香注入筒2e
より注入された液状芳香物を含んだ綿4が芳香体配置室
中こ内蔵させである。
この様な構造からなっているもので、更にこの容器2の
頂部に着脱自在に装着できる蓋3にはその中央に花さし
部3aが形成されておりその傍らに芳香剤注入筒2eの
頂部を貫通せしめる孔3bが設けられている。
この蓋3の装着によって容器2は完全に密閉状態となる
次に本容器の使用法を述べると、外套容器1、容器2、
その何れかを左又は右に回動せしめることによって、外
套容器1の側壁に設けられている蝶型の芳香発散孔1a
の位置と、容器2の側壁部に設けである多数の小孔2a
群に位置が同−位にあるときは、孔は全開状態となり、
ずれると、そのずれの度合で、容器2との多数の小孔2
a群から発散される芳香発散量がいろいろと変えられる
外套容器1の壁面に設けた蝶型の芳香発散孔1aの位置
が容器2の小孔2a群の位置から完全にはずれると、芳
香の発散孔は完全に閉鎖され、容器からの芳香発散は完
全に抑止される。
次に芳香剤についてであるが本例では液状のものを芳香
剤注入筒2eより注入することにより、芳香剤配置室口
にある綿4に、しみこませておく。
この綿4ま仕切壁2dの開口部より芳香発散室イに臨ま
しめであるから、芳香を絶えず芳香発散室イ内に送りこ
むことができる。
本例では液体の芳香剤を用いているが芳香をしみこませ
た固形体あるいは芳香固形物でも勿論使用できる。
次に、本考案に係る造花用芳香容器の効果について以下
列挙する。
(1)容器2の内部は仕切壁2dにより仕切られ、芳香
剤は芳香体配置室口に入られるので、芳香剤が液状のも
のであっても容器の傾斜、振動等によりそれが外部に容
易に流出するようなことがなく、固形状のもののみなら
ず、あらゆる芳香剤を用いることができるから多種類の
香りが楽しめる。
この場合、芳香剤が液状のものであっても仕切壁2dの
開口部からのみ蒸発、発散するので過度の量が一時に消
費されることもない。
(2)芳香剤の補充は、芳香注入筒2eから適時行えば
よく極めて簡単であり、芳香剤がなくなっても使い捨て
にならない。
(3)芳香剤は芳香配置室に入れられるがら、芳香発散
孔から内側の芳香剤が見えることはなく、全体の美観を
損ねることはないから装飾的な目的な充分達成できる。
(4)蓋に設けである花さし部に、簡単にし種々の造花
をさし、これが容器の蓋となって冠せられる捨も鉢植の
花の如くなる。
【図面の簡単な説明】
図面に示するものは本考案に係る造花用芳香容器の1実
施例を示したもので、第1図は外套容器の立面図で、第
2図は容器の立面図である。 第3図は容器の断面図で、第4図は外套容器に容器を嵌
合せしめた状態の説明図である。 第5図は芳香容器の蓋の斜視図で、第6図はチューリッ
プの造花をさした状態の芳香容器の立面図である。 1・・・・・・外套容器、1a・・・・・・蝶型に、く
り抜いた芳香発散孔、1b・・・・・・外套容器の底部
に設けた突起部、2・・・・・・容器、2a・・・・・
・小孔、2b・・・・・・容器の底面の凹部、2C・・
・・・・容器の頂部の、カンムリ状の装飾部、2d・・
・・・・仕切壁、2e・・・・・・芳香液注入筒、イ・
・・・・・芳香発散室、口・・・・・・芳香体配置室、
3・・・・・・蓋、3a・・・・・・花さし部、3b・
・・・・・芳香液注入筒の貫通孔、4・・・・・・綿。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外套容器1と、該外套容器1に回動自在に嵌合せしめら
    れる容器2と、花さし部3aを有し容器2に着脱自在に
    冠せられる蓋3とからなり、容器2の内部は、開口部が
    設けられた仕切壁2dにより芳香発散室と芳香配置室に
    仕切られており、かつ蓋3の上面から芳香配置室までは
    芳香注入筒2eが連通されていて、さらに容器2の芳香
    発散室の側壁には−又は複数個の小孔2aが穿設されて
    おり、一方、外套容器1の側壁の前記小孔2aに対応す
    る位置には−又は複数個の芳香発散孔1aが設けられて
    、外套容器1と容器2とを回動させた時の芳香発散孔1
    aと小孔2aとの重なり、又はずれの度合によって芳香
    の発散量を自在に調節、又は抑止できるようにしたこと
    を特徴とする造花用芳香容器。
JP1980069891U 1980-05-21 1980-05-21 造花用芳香容器 Expired JPS582349Y2 (ja)

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JPS56171051U JPS56171051U (ja) 1981-12-17
JPS582349Y2 true JPS582349Y2 (ja) 1983-01-17

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ID=29663775

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4516153Y1 (ja) * 1967-11-30 1970-07-04
JPS4948462A (ja) * 1972-05-04 1974-05-10

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JPS503848U (ja) * 1973-05-08 1975-01-16
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