JP2587753Y2 - 加湿装置 - Google Patents

加湿装置

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JP2587753Y2
JP2587753Y2 JP1992052198U JP5219892U JP2587753Y2 JP 2587753 Y2 JP2587753 Y2 JP 2587753Y2 JP 1992052198 U JP1992052198 U JP 1992052198U JP 5219892 U JP5219892 U JP 5219892U JP 2587753 Y2 JP2587753 Y2 JP 2587753Y2
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water
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humidifier
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正一郎 安藤
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は加湿装置、特に屋内の空
気乾燥を緩和して好適な生活環境を作る加湿装置に関す
る。
【0002】
【考案の背景】一般的に、冬期等の寒冷時には屋内では
暖房装置が作動されるが、この暖房装置は室温を高める
と同時に空気を乾燥させてしまい、ノドや目等に悪影響
を及ぼすこととなる。そこで、近時では暖房装置と併せ
て加湿装置を作動させ、空気の乾燥を補うとともに暖房
効果の向上を図っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ここで、通常の加湿装
置は水道水をタンクに入れ、その水を加熱することで気
化して、得られた蒸気を排気口から噴出させる構造とな
っている。しかしながら、その加湿のための蒸気の元と
なる水道水には殺菌、滅菌用の各種薬剤が混入されてい
ることから、室内にはその薬剤成分も同時に供給されて
いることになり、人体に対して決して良い条件のもので
はなかった。さらに、従来の加湿装置は外観的なデザイ
ンは各種提供されているものの、一見して加湿装置とし
て判別できるもので、インテリアとしては違和感が残る
ものであった。
【0004】
【考案の目的】そこで、本考案は上記した従来の実情に
着目してなされたもので、蒸気とするため収容する水道
水をミネラル化し、即ち、主として塩素成分を抜き脱臭
して人体に悪影響のないものとし、加えて、屋内インテ
リアとしても価値が高くなる加湿装置を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本考案に係る加湿装置はケーシングを少なくとも三
層に仕切り、その中段を水槽とし、その水槽に下端が達
する水のミネラル化用剤の入ったカートリッジを備え、
その水槽には水の加熱源を備えるとともに、観賞植物を
模し、蒸気の通路及び排出口を形成したパイプ機構を備
え、前記ケーシングの上段には鉢植えを模す土や装飾材
を収容してあることを特徴としている。
【0006】
【作用】かかる構成としたことにより、供出される蒸気
からは人体に悪影響を与える成分が除去されたものとな
ってよりよい環境が得られ、その蒸気の排出に植物を模
した機構を使用したことで室内や廊下等に設置して洒落
たインテリアともなるのである。
【0007】
【実施例】次に、本考案の実施の一例を図面を参照して
説明する。図1は本考案を実施した加湿装置の縦断面
図、図2は同じくカートリッジの斜視図である。
【0008】これらの図にあって1は上面開口としたケ
ーシングであり、このケーシング1の内部は仕切板2・
3によって三層に仕切られたものとなっている。この三
層のうち中段4は水Aが収容される水槽としてある。ま
た、この水槽となる中段4に下面を向ける仕切板2のそ
の下面には断面弧状とし、環状とした反射板5が下方に
凹面を向けて備えられており、その反射板5にはやはり
環状とし、水Aを加熱するハロゲンランプ6が取り付け
られている。
【0009】また、前記した仕切板2の一部にはカート
リッジ7がその下端を中段4の底面近くまで延長して貫
通取り付けされている。このカートリッジ7は内部に区
分プレート7a・7a…が備えられて複数室に区分され
ているもので、その各区分プレート7a・7a…及び上
面と下面にはメッシュが張られ水を流通可能なものとし
ている。
【0010】カートリッジ7の区分プレート7a・7a
…で区切られた各室には各々別成分とした水のミネラル
化用セラミックペレットや活性炭が収容され、水道水を
その上面から注ぎ入れることで順次その水道水をミネラ
ル化し、脱臭する。なお、加湿時に白い粉状が吹くのを
防ぎたければ、更にマグネシウムとカルシウムの除去剤
を入れることもできる。
【0011】また、前記したカートリッジ7の断面は一
部欠落円形となっており、その欠落部分が空気孔とな
り、中段4を大気圧と同化させることでカートリッジ7
内の水の流通をスムーズなものとしている。また、その
欠落部の上縁には防水壁8が立設されカートリッジ7へ
水道水を注ぎ込む際にその空気孔から中段4へミネラル
化されない水が流入してしまうのを防いでいる。
【0012】さらに、前記仕切板2の略中央にはパイプ
体9がその下端を中段4の底面近くに位置させて備えら
れている。このパイプ体9の底面には透孔10が設けら
れるとともに、その略中央に形成された支持部11に植
物模倣物12の下端がはめ付け支持されている。かかる
構成のためパイプ体9内にも水Aは侵入し、また、植物
模倣物12も細パイプとすることで毛細管現象でその内
部まで水Aは侵入した状態となる。
【0013】植物模倣物12はケーシング1から上方へ
突出した部分でブランチ部13・13…が複数形成さ
れ、その周面には葉や花を模した装飾が設けられてい
る。このブランチ部13・13の先端は開口され、また
植物模倣物12の最頂部も開口されたものとされてい
る。
【0014】また、仕切板2の上方となるケーシング1
の上段14には土Bやその模倣物あるいは充填装飾体等
が収容され一見した外観を観賞用植物の鉢植えとしてい
る。
【0015】さらに、下段15は中空室とされ、電気系
統配線やモータ16等が収容される。17はAC100
V電源用のプラグであるが電源はバッテリーとすること
は当然に可能である。また、下段15にはモータ16の
他、カセットテープやコンパクトディスク等の音響再生
装置18や香水や芳香剤の散布装置19等を取り付ける
こともできる20・20…はそれらのスイッチ群であ
る。なお21は水切れを外部に知らせるランプである。
【0016】本実施例に係る加湿装置は上記のように構
成される。即ち、カートリッジ7を通ってミネラル化さ
れた水Aが中段4へ貯められ、その水Aの上方から反射
板5を利用しながらハロゲンランプ6により加熱する
と、水Aの温度は上昇して、湯気(蒸気)がパイプ体9
の上面開口やブランチ管13・13の先端あるいは植物
模倣物12の頂端から外部へ排出されることとなるので
ある。そのため、本実施例に係る装置を配備した室内に
は塩素等の薬剤が抜かれた水分での加湿がなされること
となる。
【0017】また、本実施例では加熱源としてハロゲン
ランプ6を使用したが、これにこだわるものでもなく、
他の装置や超音波を使用してもよい。さらに、植物模倣
物12の形状も図に示すものに限らず、大きくケーシン
グ1の表面を覆い、蒸気の噴出口を穿設する等してもよ
いことは勿論である。
【0018】
【考案の効果】本考案に係る加湿装置は上述のように構
成され作用する。そのため、室内をはじめとする屋内に
は清浄な蒸気が放出され、人体に悪影響を及ぼすことも
ない。さらに、その有する外観や付加される音響や香り
からインテリアとしての価値も高まり、使用する者の充
実感を伴うものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を実施した加湿装置の縦断面図である。
【図2】カートリッジの斜視図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 仕切板 3 仕切板 4 中段 5 反射板 6 ハロゲンランプ 7 カートリッジ 8 防水壁 9 パイプ体 12 植物模倣物 13 ブランチ部 14 上段 15 下段 A 水 B 土

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングを少なくとも三層に仕切り、
    その中段を水槽とし、その水槽に下端が達する水のミネ
    ラル化用剤の入ったカートリッジを備え、その水槽には
    水の加熱源を備えるとともに、観賞植物を模し、蒸気の
    通路及び排出口を形成したパイプ機構を備え、前記ケー
    シングの上段には鉢植えを模す土や装飾材を収容してあ
    ることを特徴とする加湿装置。
  2. 【請求項2】 加熱源として上面に反射板を備えたハロ
    ゲンランプを用いたことを特徴とする請求項1に記載の
    加湿装置。
  3. 【請求項3】 ケーシングの下段には芳香発生機構、音
    響再生機構を配備してあることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載の加湿装置。
JP1992052198U 1992-07-01 1992-07-01 加湿装置 Expired - Lifetime JP2587753Y2 (ja)

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JPH0610733U JPH0610733U (ja) 1994-02-10
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