JPS6224174Y2 - - Google Patents

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JPS6224174Y2
JPS6224174Y2 JP13693482U JP13693482U JPS6224174Y2 JP S6224174 Y2 JPS6224174 Y2 JP S6224174Y2 JP 13693482 U JP13693482 U JP 13693482U JP 13693482 U JP13693482 U JP 13693482U JP S6224174 Y2 JPS6224174 Y2 JP S6224174Y2
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JP
Japan
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liquid
container
suction
wick
hollow container
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JP13693482U
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JPS5940739U (ja
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は液体吸上芯を保持させて器外への液吸
上げを可能にした液体吸上容器に関する。
本考案は例えば室内設置タイプの空気浄化器の
如きに内蔵される消臭液タンク等の小形気化容器
に最適に実用されるものであり、殊に液体吸上タ
ンクの一体成形化と構造の可及的簡素化とを達成
しつつ、吸上芯の保持と液体吸上げ機構部を単純
なる構造にして的確なる液体吸上げ、吸上芯の簡
便なる挿脱を可能とし、併せて液体吸上機構部か
らの液漏出を確実に防止し得る構成とした液体吸
上容器を提供するものである。
以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述す
る。
図において、1は液体を収容せる内腔部2を有
する中空容器である。該中空容器1は図示のよう
にその外形が円形を呈し、その上壁5と底壁8と
を平担となし、全体を合成樹脂にて一体成形して
成る。
上記中空容器底壁8から内筒3を立上げ、該内
筒3の上下を開放して容器中央部に通孔4を形成
する。他方上記中空容器上壁5から上記内筒3と
同心円の外筒6を立下げて内筒3の周囲を囲繞さ
せ、よつて外筒6と内筒3間に中空容器上壁5面
で開放し且つ同容器底壁8上に達する環状間隔を
形成し、これを吸上芯挿入口7とする。
更に上記外筒6下端を中空容器底壁2近くまで
延ばして、同外筒下端と中空容器底壁間に環状通
液路9を形成し、該通液路9を介して同容器内腔
部2と環状吸上芯挿入口7とを連通させる。
上記内筒3はその上端側(中空容器上壁側)で
狭口となり、同基端側(同容器底壁側)で拡口と
なるように傾設すると共に、外筒3は逆にその下
端側(同容器底壁側)で狭口となり同基端(同容
器上壁側)で拡口となるように傾設し、よつて同
内筒基端部3aと外筒下端部(自由端部)6aと
で上記吸上芯挿入口7下端を狭小口となして吸上
芯挾持口部10を形成し、更に該吸上芯挾持口部
10を形成する外筒下端部6a又は内筒基端部3
aに若干の弾性を付与して吸上芯を上記吸上芯挾
持口部10内に圧入挾持する。
上記挾持口部10は内筒3と外筒6の形成によ
つてその間隔を制限する手段を施すことによつて
容易に形成できる。
11は液体吸上芯を示し、該液体吸上芯11を
予め円筒形に形成するか、又は帯状のものを円筒
に巻き、適当な治具を用いて上記環状吸上芯挿入
口7内に挿入する。既述の通り該吸上芯11は上
記外筒6の下端部6a又は円筒3の基端部3aの
前記弾性にて吸上芯挾持口部10内に強制介入さ
れ、内筒3と外筒6間に確固に挾持されるに至
り、該挾持下で吸上芯下端を上記通液路9内に臨
させる。
斯くして中空容器内腔部2に収容された液体は
吸上芯11下端から芯全域に滲透して、これを器
外の外域に晒し、気化可能とする。
図示の実施例は上記構造を利用して容器上壁か
ら突出させた円筒形の吸上芯11内又は通孔4内
に小形フアン12を内在させ、その回転駆動にて
通孔4内にエヤー流を生じさせつつ、液体滲透及
び気化の誘引、助長を促す構成とした場合を示
す。
同構造にして例えば空気浄化器内に組込めば、
消臭液等の気化放出手段として有効に適用でき
る。図において、13は容器周壁部に成形した取
付孔を有する取付座、14は同周壁から突出成形
した液体注入口、15は同周壁に凹陥成形した液
面表示窓である。
而して、本考案によれば合成樹脂の一体成形品
にして液体吸上容器を非常にシンプルにし、吸上
目的に適う機能が達成できる。
即ち、内筒3と外筒6を中空容器底壁8と上壁
5から立上げ、且つ立下げる簡単な構造で、吸上
芯11の保持、液体との接液、吸上機構が構成で
きる。殊に吸上芯11の着脱、交換が極めて容易
に行え、その保持も内筒3、外筒6間に挿入させ
るのみで両内外筒間に確固に挾持される。しかも
上記液体吸上目的を達成しつつ、吸上げ機構部か
らの液体の漏出防止目的を併せて達成できる。従
つて容器1の梱包、運搬、使用時等における、容
器1の振動、転倒等による液漏出の心配が全くな
い液体吸上容器を提供できる。
又上記吸上容器の構造を利用、即ち通孔4と通
孔4を囲むように吸上芯11を保持させることが
できる構造を利用すれば、通孔4内に気流を生じ
させることによつて液体の滲透、気化を促進させ
ることができ、例えば前記空気浄化器等に適用し
て極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は液体吸
上容器側面図、第2図は同平面図、第3図は背面
図、第4図は同断面図である。 1……中空容器、2……内腔部、3……内部、
4……通孔、5……上壁、6……外筒、7……環
状吸上芯挿入口、8……底壁、9……環状通液
路、11……吸上芯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体を収容せる中空容器の底壁から内筒を立上
    げ、該内筒の上下を開放して容器中央部に通孔を
    形成すると共に、該中空容器の上壁から上記内筒
    の外周を囲繞する外筒を立下げて該外筒と内筒間
    に中空容器上壁面で開放し中空容器底壁上に達す
    る環状吸上芯挿入口を形成し、更に上記外筒下端
    と中空容器底壁間に環状通液路を形成して上記中
    空容器内腔と上記環状吸上芯挿入口とを連通さ
    せ、上記環状吸上芯挿入口内に挿入した吸上芯を
    上記内筒と外筒間で挾持しつつ吸上芯下端を上記
    環状通液路内に臨ませる構成とした、合成樹脂の
    一体成形から成ることを特徴とする液体吸上容
    器。
JP13693482U 1982-09-09 1982-09-09 液体吸上容器 Granted JPS5940739U (ja)

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JP13693482U JPS5940739U (ja) 1982-09-09 1982-09-09 液体吸上容器

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JP13693482U JPS5940739U (ja) 1982-09-09 1982-09-09 液体吸上容器

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Publication Number Publication Date
JPS5940739U JPS5940739U (ja) 1984-03-15
JPS6224174Y2 true JPS6224174Y2 (ja) 1987-06-20

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JP13693482U Granted JPS5940739U (ja) 1982-09-09 1982-09-09 液体吸上容器

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JP5373594B2 (ja) * 2009-12-28 2013-12-18 コーア株式会社 巻線型コイル部品およびその製造方法

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JPS5940739U (ja) 1984-03-15

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