JPS6334694Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6334694Y2 JPS6334694Y2 JP1354183U JP1354183U JPS6334694Y2 JP S6334694 Y2 JPS6334694 Y2 JP S6334694Y2 JP 1354183 U JP1354183 U JP 1354183U JP 1354183 U JP1354183 U JP 1354183U JP S6334694 Y2 JPS6334694 Y2 JP S6334694Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aromatic agent
- air
- main body
- bottom plate
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003814 drug Substances 0.000 claims description 10
- 229940079593 drug Drugs 0.000 claims description 9
- 125000003118 aryl group Chemical group 0.000 description 16
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 16
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 10
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 8
- 239000002386 air freshener Substances 0.000 description 7
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 239000003205 fragrance Substances 0.000 description 4
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229940126589 solid medicine Drugs 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は薬剤容器、特に固形の薬剤を収納す
る薬剤容器に関するものである。
る薬剤容器に関するものである。
一般に、固形薬剤、特に固形の芳香剤を容器内
に収納し、この状態で使用した場合芳香剤は容器
の開放面に位置する部分しか空気と接触せず、た
とえ時間が経過して芳香剤が減少して空気と接触
する面が増加したとしても容器の底面に位置する
部分の芳香剤は空気と接触しないのでその部分か
らの揮散は生じることがないものであり、芳香剤
の香りが短時間のうちに弱まるという欠点を有し
ていた。
に収納し、この状態で使用した場合芳香剤は容器
の開放面に位置する部分しか空気と接触せず、た
とえ時間が経過して芳香剤が減少して空気と接触
する面が増加したとしても容器の底面に位置する
部分の芳香剤は空気と接触しないのでその部分か
らの揮散は生じることがないものであり、芳香剤
の香りが短時間のうちに弱まるという欠点を有し
ていた。
この考案は前記のような欠点を排除したもので
固形の芳香剤が空気と接触して揮散すると減少す
ることに着目し、まだ空気と接触しておらず揮散
していない部分が順次空気と接触して揮散し得る
ようにして固形の芳香剤の外周面全てを空気と接
触させ、芳香剤の香りを長時間に渡つてほぼ一定
の強さで揮散させることのできる薬剤容器を提供
することを目的とする。
固形の芳香剤が空気と接触して揮散すると減少す
ることに着目し、まだ空気と接触しておらず揮散
していない部分が順次空気と接触して揮散し得る
ようにして固形の芳香剤の外周面全てを空気と接
触させ、芳香剤の香りを長時間に渡つてほぼ一定
の強さで揮散させることのできる薬剤容器を提供
することを目的とする。
以下図面に示す実施例に基づいてこの考案を説
明する。
明する。
図面にはこの考案による薬剤容器が示されてお
り、円筒形状をなす本体部１の一方の端よりわず
かに内方に位置して上蓋２が設けられて本体部１
の一方の端を閉塞すると共に、この上蓋２の本体
部と接する外周縁よりわずかに内方に環状をなす
切り込み線３が設けられている。そして前記切り
込み線３より内方の上蓋２の上面には一端が上蓋
２に固定されると共に、他端に指が引掛け可能な
孔４が設けられた指掛片５が設けられて、所謂プ
ルトツプ式の上蓋が形成されている。前記本体部
１の他方の端には底面板６が設けられて本体部１
の他方の端を閉塞すると共に、この底面板６は内
方に湾曲して椀状をなしている。そして内部に収
納されている固形の芳香剤７は、芳香剤の下面が
前記底面板６の最上部に位置した状態、すなわち
底面板６の周縁部と芳香剤７の下面周縁部との間
に所定の間隔をおいた状態で収納されている。
り、円筒形状をなす本体部１の一方の端よりわず
かに内方に位置して上蓋２が設けられて本体部１
の一方の端を閉塞すると共に、この上蓋２の本体
部と接する外周縁よりわずかに内方に環状をなす
切り込み線３が設けられている。そして前記切り
込み線３より内方の上蓋２の上面には一端が上蓋
２に固定されると共に、他端に指が引掛け可能な
孔４が設けられた指掛片５が設けられて、所謂プ
ルトツプ式の上蓋が形成されている。前記本体部
１の他方の端には底面板６が設けられて本体部１
の他方の端を閉塞すると共に、この底面板６は内
方に湾曲して椀状をなしている。そして内部に収
納されている固形の芳香剤７は、芳香剤の下面が
前記底面板６の最上部に位置した状態、すなわち
底面板６の周縁部と芳香剤７の下面周縁部との間
に所定の間隔をおいた状態で収納されている。
上記のものを使用するに際してはまず、前記指
掛片５の孔４に指を位置して上方に引き上げると
指掛片５の一端に近い切り込み線３の部分の上蓋
２が本体部１から外れる。こののち指掛片５の孔
４内に指を挿入して引つぱれば上蓋２は環状の切
込み線３に沿つて本体部１から離脱するので内部
に収納した芳香剤７を空気に接触させて揮散する
ことができる（第２図）。
掛片５の孔４に指を位置して上方に引き上げると
指掛片５の一端に近い切り込み線３の部分の上蓋
２が本体部１から外れる。こののち指掛片５の孔
４内に指を挿入して引つぱれば上蓋２は環状の切
込み線３に沿つて本体部１から離脱するので内部
に収納した芳香剤７を空気に接触させて揮散する
ことができる（第２図）。
そして内部に収納した芳香剤７の揮散の状態が
第３図に示されており、まず上蓋２を取除いた状
態は第３図ａに示すように芳香剤７の上面から揮
散を行なうと共に、この揮散によつて周縁部と本
体部１との間には環状の空所８が形成される（第
３図ｂ）。さらに揮散すると芳香剤７の上面が減
少すると共に、周縁部も減少して行くので、本体
部１と芳香剤７との間の環状空所８は下方に延び
て行くことになる。そしてこの環状空所８は底面
板６の周縁部と芳香剤７の下面周縁部との間に最
初から形成されている環状空所９と連通するので
芳香剤７の下面周縁部も空気と接触して揮散を開
始することになる（第３図ｃ）。
第３図に示されており、まず上蓋２を取除いた状
態は第３図ａに示すように芳香剤７の上面から揮
散を行なうと共に、この揮散によつて周縁部と本
体部１との間には環状の空所８が形成される（第
３図ｂ）。さらに揮散すると芳香剤７の上面が減
少すると共に、周縁部も減少して行くので、本体
部１と芳香剤７との間の環状空所８は下方に延び
て行くことになる。そしてこの環状空所８は底面
板６の周縁部と芳香剤７の下面周縁部との間に最
初から形成されている環状空所９と連通するので
芳香剤７の下面周縁部も空気と接触して揮散を開
始することになる（第３図ｃ）。
このように芳香剤７の周囲に空所が形成される
と空気の対流によつて常に新らしい空気が芳香剤
７と接触すると共に、この対流は芳香剤７が揮散
してなくなる迄行なわれるので揮散が効率良く行
なわれるものである。
と空気の対流によつて常に新らしい空気が芳香剤
７と接触すると共に、この対流は芳香剤７が揮散
してなくなる迄行なわれるので揮散が効率良く行
なわれるものである。
第４図には底面板６の他の実施例が示されてお
り、この実施例に示すものは底面板１６が切頭円
錐形状をしており、前記実施例と同様に、底面板
１６の周縁部と芳香剤７の下面周縁部との間には
最初から環状空所１９が形成されているので、芳
香剤７が揮散して減少した場合には対流が生じて
揮散が効率良く行なわれるものである。
り、この実施例に示すものは底面板１６が切頭円
錐形状をしており、前記実施例と同様に、底面板
１６の周縁部と芳香剤７の下面周縁部との間には
最初から環状空所１９が形成されているので、芳
香剤７が揮散して減少した場合には対流が生じて
揮散が効率良く行なわれるものである。
なお、いずれの実施例に示すものにあつても芳
香剤７を充填する場合には上蓋２を本体部１に取
付けたのちにさかさにして芳香剤７を充填し、こ
ののち底面板６，１６で本体部１を閉塞するもの
である。また前記各実施例においては内部に固形
の芳香剤を収納した場合ついて説明したが、これ
に限定することなく、揮散させることを目的にし
た固形の薬剤であれば効率良く揮散させることが
できるものである。
香剤７を充填する場合には上蓋２を本体部１に取
付けたのちにさかさにして芳香剤７を充填し、こ
ののち底面板６，１６で本体部１を閉塞するもの
である。また前記各実施例においては内部に固形
の芳香剤を収納した場合ついて説明したが、これ
に限定することなく、揮散させることを目的にし
た固形の薬剤であれば効率良く揮散させることが
できるものである。
この考案は前記のように構成したので内部に収
納した固形薬剤を効率良く揮散することができる
と共に、簡単な構成なので安価に製造することが
できるなどのすぐれた効果を有するものである。
納した固形薬剤を効率良く揮散することができる
と共に、簡単な構成なので安価に製造することが
できるなどのすぐれた効果を有するものである。
第１図は概略斜視図、第２図は上蓋を取除いた
状態を示す概略斜視図、第３図ａ，ｂ，ｃは第２
図の−線に沿つてみた図で、経時変化を示す
図である。第４図は他の実施例を示す縦断面図で
ある。 １……本体部、２……上蓋、３……切り込み
線、４……孔、５……指掛片、６，１６……底面
板、７……芳香剤、８，９，１９……環状空所。
状態を示す概略斜視図、第３図ａ，ｂ，ｃは第２
図の−線に沿つてみた図で、経時変化を示す
図である。第４図は他の実施例を示す縦断面図で
ある。 １……本体部、２……上蓋、３……切り込み
線、４……孔、５……指掛片、６，１６……底面
板、７……芳香剤、８，９，１９……環状空所。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内部に薬剤を収納するとともに、中央部が周
縁部よりも上方に位置する底面を有することを
特徴とする薬剤容器。 (2) 前記底面は椀状をなしている実用新案登録請
求の範囲第１項記載の薬剤容器。 (3) 前記底面は切頭円錐状をなしている実用新案
登録請求の範囲第１項記載の薬剤容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1354183U JPS59119833U (ja) | 1983-02-01 | 1983-02-01 | 薬剤容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1354183U JPS59119833U (ja) | 1983-02-01 | 1983-02-01 | 薬剤容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59119833U JPS59119833U (ja) | 1984-08-13 |
| JPS6334694Y2 true JPS6334694Y2 (ja) | 1988-09-14 |
Family
ID=30144923
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1354183U Granted JPS59119833U (ja) | 1983-02-01 | 1983-02-01 | 薬剤容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59119833U (ja) |
-
1983
- 1983-02-01 JP JP1354183U patent/JPS59119833U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59119833U (ja) | 1984-08-13 |
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