JPH022356Y2 - - Google Patents

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JPH022356Y2
JPH022356Y2 JP1983174993U JP17499383U JPH022356Y2 JP H022356 Y2 JPH022356 Y2 JP H022356Y2 JP 1983174993 U JP1983174993 U JP 1983174993U JP 17499383 U JP17499383 U JP 17499383U JP H022356 Y2 JPH022356 Y2 JP H022356Y2
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inclined surface
wall
peripheral wall
cylindrical peripheral
fitting
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JP1983174993U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、芳香剤容器に係る。
「従来の技術」 従来、この種容器として、底壁周縁から基筒部
を起立すると共に、該基筒部上端に形成された段
部を第1傾斜面とし、かつ該段部内周縁から有頂
の嵌合筒部を起立し、該嵌合筒部の前面に放香窓
を穿設した容器本体と、上記嵌合筒部の外面に頂
壁周縁から垂設した周壁を回動自在に嵌合させる
と共に、該周壁の下端を上記段部の第1傾斜面に
対応する第2傾斜面とし、かつ該第2傾斜面と第
1傾斜面とを面接触させた蓋体とからなり、容器
本体に対して蓋体を回動すると、蓋体が上昇し
て、放香窓が開口するよう形成したものが知られ
ている(実開昭52−53852号公報)。
「考案が解決しようとする課題」 上記従来の容器は、嵌合筒部の外面と蓋体の内
面との間の摩擦抵抗により放香窓の開口状態を維
持しているに過ぎないから、例えば、使用中に容
器に震動が加わると、蓋体が自重により容器本体
の傾斜面に沿つて下降し、放香窓が不用意に閉塞
される虞があつた。
本案は、そのような欠点を除去し、放香窓の開
口状態を安定的に維持できるようにした容器を提
供する。
「課題を解決するための手段」 底壁2周縁から第1円筒状周壁3を、かつ底壁
2中央部から第1嵌合筒8を、それぞれ起立させ
た容器本体1と、上記第1円筒状周壁3の上部に
頂壁11周縁から垂下する第2円筒状周壁12下
部を、かつ上記第1嵌合筒8外面に頂壁11中央
部から垂下する第2嵌合筒14を、それぞれ回動
自在に嵌合させた蓋体10とからなり、上記第
1、第2円筒状周壁3,12の上端および下端
を、それぞれ対応する第1、第2傾斜面4,13
に形成すると共に、上記両円筒状周壁の一方の内
面又は外面に嵌合させる他方円筒状周壁の嵌合部
分を、該他方円筒状周壁の非嵌合部分に比して小
外径又は大内径とし、該小外径部5又は大内径部
16と上記非嵌合部分との間に形成された段部6
を上記第1又は第2傾斜面4,13と同一角度の
第3傾斜面7とし、かつ該第3傾斜面を上記第1
又は第2傾斜面に面接触させ、更に、上記第1嵌
合筒8の外面と第2嵌合筒14の内面に複数の第
1、第2係合条9,15をそれぞれ縦設し、容器
本体に対する回動により蓋体10が上昇して、第
1円筒状周壁3上端周縁部分と第2円筒状周壁1
2下端周縁部分との間に放香窓18が開口した状
態を、上記第1、第2両係合条9,15相互の係
合により維持するよう形成した。
「作用」 第1図の状態から、容器本体1に対して蓋体1
0を回動させると、蓋体が上昇し、第2図が示す
ように、第1円筒状周壁3上端周縁部分と第2円
筒状周壁12下端周縁部分との間に放香窓18が
開口し、該放香窓の開口状態は、第1、第2両係
合条9,15相互の係合により維持される。ま
た、容器本体に対する回動により蓋体を下降させ
ると、放香窓18が閉じて、放香が中断される。
「実施例」 先ず、第1図〜第3図に示す実施例について説
明すると、1は容器本体であり、該容器本体は、
底壁2の周縁から第1円筒状周壁3を、かつ、底
壁2中央部から第1嵌合筒8を、それぞれ起立し
たものであり、第1円筒状周壁3は、その上部に
上向きの段部6を介して小外径部5を形成すると
共に、該小外径部の上端部を第1傾斜面4とし、
かつ、上記段部6をその第1傾斜面4と同一角度
の第3傾斜面7としている。また、第3図が示す
ように、上記第1嵌合筒8の外面に複数の第1係
合条9…を形成している。
上記容器本体1の上部に蓋体10下部を嵌合さ
せている。該蓋体は、既述小外径部5の外面に頂
壁11の周縁から垂下する第2円筒状周壁12下
部を、かつ既述第1嵌合筒8外面に頂壁11中央
部から垂下する第2嵌合筒14を、それぞれ回動
自在に嵌合させたものであり、第2円筒状周壁1
2の下端面を既述第1傾斜面4に対応する第2傾
斜面13とし、該第2傾斜面を上記第3傾斜面7
に面接触させている。また、第3図が示すよう
に、第2嵌合筒14の内面に複数の第2係合条1
5…を縦設し、容器本体に対する蓋体の回動によ
り、既述第1円筒状周壁3上端周縁部分と第2円
筒状周壁12下端周縁部分との間に放香窓18が
開口した状態を、第1、第2両係合条9,15相
互の係合により維持するよう形成している。
17は、芳香剤であり、その中心部に穿設した
貫通孔17a内に既述第1、第2嵌合筒8,14
を挿入させている。
次に、第4図に示す実施例を説明すると、第4
図Aのものは、第2円筒状周壁12の下部に小外
径部5を形成し、該小外径部の外面に第1円筒状
周壁3を嵌合させている。また、第4図Bに示し
たものは、第1円筒状周壁3の上部に大内径部1
6を形成して、該大内径部内に第2円筒状周壁1
2の下部を嵌合させ、更に、第4図Cでは、第2
円筒状周壁12の下部に大内径部16を形成し、
該大内径部内に第1円筒状周壁3の上部を嵌合さ
せている。
「考案の効果」 本案は上記構成とするものであり、第1嵌合筒
8の外面と第2嵌合筒14の内面に複数の第1、
第2係合条9,15をそれぞれ縦設し、容器本体
に対する回動により蓋体が上昇して、第1円筒状
周壁3上端周縁部分と第2円筒状周壁12下端周
縁部分との間に放香窓18が開口した状態を、第
1、第2両係合条9,15相互の係合により維持
するよう形成したから、既述従来例のように、容
器に震動が加わる等しても放香窓18が不用意に
閉じる虞がなく、放香窓18開口状態を安定的に
維持でき、また、容器本体に対する回動により蓋
体が上昇して、第1円筒状周壁3上端縁部分と第
2円筒状周壁12下端周縁部分との間に放香窓1
8が開口するよう形成したから、蓋体の回動量に
より放香窓18の大きさを調節し、放香の放出量
を任意に変更することができ、更に、第3傾斜面
7を第1又は第2傾斜面4,13に面接触させ、
容器本体を密閉したから、使用前に無駄に放香す
るのを防止できると共に、使用中に、放香窓18
を閉じ、放香を中断することができ、極めて便利
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案容器の半断面図、第2図は、使
用状態を示す斜視面、第3図は、第1図A−A線
に沿う、一部を省略した拡大横断面図、第4図
A,B,Cは、それぞれ異なる実施例を示す拡大
断面図である。 1……容器本体、4……第1傾斜面、7……第
3傾斜面、10……蓋体、13……第2傾斜面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底壁2周縁から第1円筒状周壁3を、かつ底壁
    2中央部から第1嵌合筒8を、それぞれ起立させ
    た容器本体1と、上記第1円筒状周壁3の上部に
    頂壁11周縁から垂下する第2円筒状周壁12下
    部を、かつ上記第1嵌合筒8外面に頂壁11中央
    部から垂下する第2嵌合筒14を、それぞれ回動
    自在に嵌合させた蓋体10とからなり、上記第
    1、第2円筒状周壁3,12の上端および下端
    を、それぞれ対応する第1、第2傾斜面4,13
    に形成すると共に、上記両円筒状周壁の一方の内
    面又は外面に嵌合させる他方円筒状周壁の嵌合部
    分を、該他方円筒状周壁の非嵌合部分に比して小
    外径又は大内径とし、該小外径部5又は大内径部
    16と上記非嵌合部分との間に形成された段部6
    を上記第1又は第2傾斜面4,13と同一角度の
    第3傾斜面7とし、かつ該第3傾斜面を上記第1
    又は第2傾斜面に面接触させ、更に、上記第1嵌
    合筒8の外面と第2嵌合筒14の内面に複数の第
    1、第2係合条9,15をそれぞれ縦設し、容器
    本体に対する回動により蓋体10が上昇して、第
    1円筒状周壁3上端周縁部分と第2円筒状周壁1
    2下端周縁部分との間に放香窓18が開口した状
    態を、上記第1、第2両係合条9,15相互の係
    合により維持するよう形成したことを特徴とする
    芳香剤容器。
JP17499383U 1983-11-11 1983-11-11 芳香剤容器 Granted JPS6081545U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17499383U JPS6081545U (ja) 1983-11-11 1983-11-11 芳香剤容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17499383U JPS6081545U (ja) 1983-11-11 1983-11-11 芳香剤容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6081545U JPS6081545U (ja) 1985-06-06
JPH022356Y2 true JPH022356Y2 (ja) 1990-01-19

Family

ID=30380826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17499383U Granted JPS6081545U (ja) 1983-11-11 1983-11-11 芳香剤容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6081545U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5214218Y2 (ja) * 1972-12-27 1977-03-30
JPS542231Y2 (ja) * 1975-10-15 1979-01-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6081545U (ja) 1985-06-06

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