JPH034280Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH034280Y2 JPH034280Y2 JP1985057344U JP5734485U JPH034280Y2 JP H034280 Y2 JPH034280 Y2 JP H034280Y2 JP 1985057344 U JP1985057344 U JP 1985057344U JP 5734485 U JP5734485 U JP 5734485U JP H034280 Y2 JPH034280 Y2 JP H034280Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- liquid
- core material
- aromatic
- small hole
- Prior art date
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- Expired
Links
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Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は液体芳香容器における芯材に関するも
のである。
のである。
（従来の技術とその問題点）
従来防臭剤等の容器が知られている。その中例
えば実公昭39−27854公報記載のものなどで香料
を混和したゲル状のものを容器内に収容し、この
容器の開口頚部に、中蓋に紙等の筒芯を嵌装
し、この筒芯には側周に窓を有するキヤツプを冠
蓋し、上記中蓋内にパツキン用シートを嵌め込
み、キヤツプの天井に設けた通孔に紐を挿通し
て、この紐を上記パツキン用シートに掛着し、ピ
ンでパツキンを抑止するようにしてある。
えば実公昭39−27854公報記載のものなどで香料
を混和したゲル状のものを容器内に収容し、この
容器の開口頚部に、中蓋に紙等の筒芯を嵌装
し、この筒芯には側周に窓を有するキヤツプを冠
蓋し、上記中蓋内にパツキン用シートを嵌め込
み、キヤツプの天井に設けた通孔に紐を挿通し
て、この紐を上記パツキン用シートに掛着し、ピ
ンでパツキンを抑止するようにしてある。
このような構造では、とくに筒芯は円筒の下端
に下方に長く帯状に伸ばした芳香剤吸収用の舌片
が形成されているので、その製作は極めて煩雑で
材料の紙取りが不経済になる。
に下方に長く帯状に伸ばした芳香剤吸収用の舌片
が形成されているので、その製作は極めて煩雑で
材料の紙取りが不経済になる。
（考案の目的）
本考案は上述のような芳香剤とくに液体のもの
に使用し得る芳香液体の吸上げとこれを気体にし
て拡散させるのに便利な芯材を提供することを目
的とし、容器内の芳香発散用部材をプレス成形す
ることにより簡単な作業で多量生産できるように
して取扱を容易にし、コストを低廉化させようと
するものである。
に使用し得る芳香液体の吸上げとこれを気体にし
て拡散させるのに便利な芯材を提供することを目
的とし、容器内の芳香発散用部材をプレス成形す
ることにより簡単な作業で多量生産できるように
して取扱を容易にし、コストを低廉化させようと
するものである。
（問題点を解決するための手段）
本考案は上述の問題点を解決するためのもの
で、容器内の芳香液吸上げ用部材及びこの吸上げ
た芳香液体を気体として容器外に拡散させるのに
好都合な芯材である。すなわちパルプを素材とし
てプレス成形した逆カツプ状の筒体の天蓋部中心
の小孔を設け、この小孔を介して筒体よりも可成
り長い液体吸上げ可能の素材よりなる帯状体を下
垂させ、該帯状体の上端に設けた幅広部を該帯状
体係止部として組合せたものである。
で、容器内の芳香液吸上げ用部材及びこの吸上げ
た芳香液体を気体として容器外に拡散させるのに
好都合な芯材である。すなわちパルプを素材とし
てプレス成形した逆カツプ状の筒体の天蓋部中心
の小孔を設け、この小孔を介して筒体よりも可成
り長い液体吸上げ可能の素材よりなる帯状体を下
垂させ、該帯状体の上端に設けた幅広部を該帯状
体係止部として組合せたものである。
（作用）
本考案の液体芳香容器に於ける芯材は上述の構
成となつているので芳香液体は上記の帯状体の機
能により主として毛管現象により液体が上方に吸
上げられ、パルプを素材とした逆カツプ状の筒体
天蓋部で帯状体が、これに接して係止されている
ので、この部位で芳香液体はパルプ質の筒体に吸
収されてその重力で筒体全体の壁面を下降しつつ
パルプ質の多孔質による極めて大きい揮発面積に
よつて芳香液の気体としての蒸発が適度に行わ
れ、容器内に芳香を充満させ、容器に設けた任意
の拡散孔から容器外部に芳香が拡散するようにな
る。
成となつているので芳香液体は上記の帯状体の機
能により主として毛管現象により液体が上方に吸
上げられ、パルプを素材とした逆カツプ状の筒体
天蓋部で帯状体が、これに接して係止されている
ので、この部位で芳香液体はパルプ質の筒体に吸
収されてその重力で筒体全体の壁面を下降しつつ
パルプ質の多孔質による極めて大きい揮発面積に
よつて芳香液の気体としての蒸発が適度に行わ
れ、容器内に芳香を充満させ、容器に設けた任意
の拡散孔から容器外部に芳香が拡散するようにな
る。
（実施例）
本考案の液体芳香容器の芯材について図示の実
施例によつて以下に説明する。
施例によつて以下に説明する。
第１図は本考案の液体芳香容器における芯材の
外観説明図である。１は主としてパルプをプレス
成形してなる逆カツプ状の筒体であり、その天蓋
２の中心に小孔３を設ける。この小孔３を通して
筒体より可成り長い帯状体４を下垂させその頂部
は幅広となつている係止部５としてあるので、こ
の係止部５でパルプ製の筒状体１の天蓋２の小孔
３の上で係止することができる。この帯状体は液
体の吸上げ可能なものであれば何でもよく、例え
ば紙等を使用することが好ましい。
外観説明図である。１は主としてパルプをプレス
成形してなる逆カツプ状の筒体であり、その天蓋
２の中心に小孔３を設ける。この小孔３を通して
筒体より可成り長い帯状体４を下垂させその頂部
は幅広となつている係止部５としてあるので、こ
の係止部５でパルプ製の筒状体１の天蓋２の小孔
３の上で係止することができる。この帯状体は液
体の吸上げ可能なものであれば何でもよく、例え
ば紙等を使用することが好ましい。
第２図は本考案の１例で、芯材を芳香液体を収
容した容器内にセツトした状態を断面で示した説
明図である。Ａは液体収容部の容器本体、Ｂは芳
香液体、Ｃはキヤツプで、本体とネジ部ａで嵌着
している。芳香放出用の小孔はこのネジ部を緩め
ることによつて行つてもよく、また、キヤツプの
上面に小孔を設けておきテープで閉鎖しておいて
もよく、任意の位置に調節可能に設ければよい。
なおｂは使用までのシート状のシールで使用に際
しては第３図のようにこのシールをキヤツプを外
して除去すると、帯状体４は芳香液体中に浸漬さ
れる。実線矢印は芳香液体の移動を示し、点線矢
印は気化した芳香の拡散を示す。
容した容器内にセツトした状態を断面で示した説
明図である。Ａは液体収容部の容器本体、Ｂは芳
香液体、Ｃはキヤツプで、本体とネジ部ａで嵌着
している。芳香放出用の小孔はこのネジ部を緩め
ることによつて行つてもよく、また、キヤツプの
上面に小孔を設けておきテープで閉鎖しておいて
もよく、任意の位置に調節可能に設ければよい。
なおｂは使用までのシート状のシールで使用に際
しては第３図のようにこのシールをキヤツプを外
して除去すると、帯状体４は芳香液体中に浸漬さ
れる。実線矢印は芳香液体の移動を示し、点線矢
印は気化した芳香の拡散を示す。
（効果）
本考案の液体芳香容器における芯材は上述の構
成となつているので紙等で作られた帯状体４が
芳香液体を吸上げ、パルプのプレス成形により作
られた筒体１の上部および側部から芳香を気化す
るのに極めて好都合で容器内に一様に芳香を充満
させ、容器の通孔から外部に拡散して行くように
なる。この芯材は筒体１がパルプのプレス成形さ
れたものなので、キヤツプに対して無駄な空間を
残すことがなく、保形性があるので変形防止の保
持具を必要とせず、大量生産とコストの低廉化が
可能で、紙は芳香液体に不溶のものを使用すれ
ばよく、その製作は極めて容易であり、この芯材
は全体として取扱が極めて簡単容易であるなど大
きな利点がある。
成となつているので紙等で作られた帯状体４が
芳香液体を吸上げ、パルプのプレス成形により作
られた筒体１の上部および側部から芳香を気化す
るのに極めて好都合で容器内に一様に芳香を充満
させ、容器の通孔から外部に拡散して行くように
なる。この芯材は筒体１がパルプのプレス成形さ
れたものなので、キヤツプに対して無駄な空間を
残すことがなく、保形性があるので変形防止の保
持具を必要とせず、大量生産とコストの低廉化が
可能で、紙は芳香液体に不溶のものを使用すれ
ばよく、その製作は極めて容易であり、この芯材
は全体として取扱が極めて簡単容易であるなど大
きな利点がある。
第１図は本考案の液体芳香容器における芯材の
外観説明図、第２図は本考案の芯材を用いた液体
芳香容器の１例の断面説明図、第３図は同じくこ
の容器の使用時を断面で示した説明図である。 １……パルプのプレス成形による逆カツプ状筒
体、２……カツプの天蓋、３……小孔、４……帯
状体、５……係止部、Ａ……芳香液体容器本体、
Ｂ……芳香液体、Ｃ……キヤツプ、ａ……ネジ
部、ｂ……シール。
外観説明図、第２図は本考案の芯材を用いた液体
芳香容器の１例の断面説明図、第３図は同じくこ
の容器の使用時を断面で示した説明図である。 １……パルプのプレス成形による逆カツプ状筒
体、２……カツプの天蓋、３……小孔、４……帯
状体、５……係止部、Ａ……芳香液体容器本体、
Ｂ……芳香液体、Ｃ……キヤツプ、ａ……ネジ
部、ｂ……シール。
Claims (1)
- パルプを素材としプレス成形した逆カツプ状の
筒体の天蓋部中心の小孔を通して上記筒体よりも
長い、液体吸上げ可能の素材よりなる帯状体を下
垂させ、該帯状体の上端に設けた幅広部を帯状体
係止部としてなる液体芳香容器における芯材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985057344U JPH034280Y2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985057344U JPH034280Y2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61174942U JPS61174942U (ja) | 1986-10-31 |
| JPH034280Y2 true JPH034280Y2 (ja) | 1991-02-04 |
Family
ID=30581782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985057344U Expired JPH034280Y2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH034280Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0438839Y2 (ja) * | 1989-01-19 | 1992-09-10 | ||
| JP5918979B2 (ja) * | 2011-11-11 | 2016-05-18 | エステー株式会社 | 揮散器 |
| JP5918989B2 (ja) * | 2011-12-16 | 2016-05-18 | エステー株式会社 | 揮散装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5634752Y2 (ja) * | 1979-03-30 | 1981-08-17 | ||
| JPS601714Y2 (ja) * | 1979-12-31 | 1985-01-18 | エステ−化学株式会社 | 芳香消臭液揮散装置 |
| JPS59174836U (ja) * | 1983-05-12 | 1984-11-22 | 富士ケミカル株式会社 | 芳香剤容器 |
-
1985
- 1985-04-17 JP JP1985057344U patent/JPH034280Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61174942U (ja) | 1986-10-31 |
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