JPS5828596Y2 - 放香容器 - Google Patents

放香容器

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Publication number
JPS5828596Y2
JPS5828596Y2 JP1978005363U JP536378U JPS5828596Y2 JP S5828596 Y2 JPS5828596 Y2 JP S5828596Y2 JP 1978005363 U JP1978005363 U JP 1978005363U JP 536378 U JP536378 U JP 536378U JP S5828596 Y2 JPS5828596 Y2 JP S5828596Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
peripheral wall
outer cylinder
inner cylinder
diameter
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Expired
Application number
JP1978005363U
Other languages
English (en)
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JPS54109637U (ja
Inventor
伸夫 山中
Original Assignee
株式会社吉野工業所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社吉野工業所 filed Critical 株式会社吉野工業所
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は芳香剤を収納させ、これを必要に応じて放香させ
るようにした放香容器に係る。
この種の容器として、従来各種のものが知られているが
、構造簡易で量産でき、しかも開閉可能でその開閉操作
も自在であり、更に放香量が調整可能で、更に従来のこ
の種放香容器に設けられていた容器の握持部分をなくし
て、容器外形に比して大容量の容器とする等、多くの要
請を同時に具備させることは困難で゛あった。
本案は、これを可能としたもので、以下図面について説
明すると、本案容器は外筒と内筒と下蓋とからなる。
外筒1は上下両端開口の筒体で、下端から上端まで同一
内径とする。
合成樹脂材で射出成形により形成するとテーパがつき易
く、内径を同一にし、かつ軽量とするためアルミ筒とす
るとよい。
内筒2は、外筒よりも短く、上端に頂壁3を有し、下端
は開放させる。
その内筒外径は外筒内径とほぼ同一とし、外筒内を上下
方向へ摺動させることが可能とする。
但し頂壁外径は第3図が示すように外筒内径より僅かに
大径として頂壁を外筒上端部内へ無理に押込むことで嵌
合可能とする。
内筒の周壁4にはその母線方向に複数の放香用の長窓孔
5・・・・・・を穿設させる。
該内筒は合成樹脂材で成形すればよい。
下蓋6は外筒の下部内へ嵌合するもので、上端開口の周
壁7下端に底壁8を有する。
その周壁上端面は内筒周壁の下端面に当接させて下蓋を
外筒内へ押込むことで内筒が押上げられ、又内筒をその
頂壁3上面と外筒上端面とが一致するまで押込むことで
下蓋底壁8下面が外筒下端面と同一面上に位置するよう
設けである。
下蓋の周壁7外径も外筒内径とほは゛同一として人為的
に押さない限り自重では外筒から外れないように形成さ
せておく。
該下蓋も適宜合成樹脂材で成形すればよい。上記構成に
おいて、外筒1内へ内筒2を入れて内筒の頂壁を外筒上
端部内へ嵌合させ、常温でゲル状化する芳香剤を高温化
による流動状態で、倒立させた外筒内へ充填させ、下蓋
6を嵌合する。
芳香剤は温度下降によってゲル状化するから、使用の際
は下蓋を介して長窓孔が外筒上端から露出するまで内筒
を押上げ、そのま・外筒下端を台上等へ置けばよい。
芳香剤は長窓孔を介して外気に触れ、気化し放香する。
内筒の突出長さによって外気に触れる面積も大となるか
ら、その突出長さを変えることで放香量が調整できる。
放香中断の際は再び内筒頂壁を外筒の上端部内へ嵌合さ
せればよい。
本案は上記構成とするもので、各部材構造は簡易で、か
つ三部材で形成できるから廉価に製作でき、容器内への
芳香剤の充填も、下蓋6だけを外し倒立させて、常温で
ゲル状化する芳香剤を高温の流動状態で充填させた後下
蓋を嵌合させればよいから容易であり、内筒にはその周
壁の母線方向に複数の長窓孔5・・・・・・を穿設させ
たがら、その内筒の突出長さを変えることで放香量を自
由に調整できて便利である。
又内筒周壁の上端部外径を、外筒上端部内径よりも僅か
に大径として、該外筒上端部内へ気密に強制嵌合できる
ようにしたから、芳香剤の密閉が確実となり、密閉時に
は強制嵌合による確実な手応えがあるから、該手応えで
密閉を知ることが出来る便利があり。
かつ内筒が下方に脱落するおそれもなく、又内端上端部
の嵌合を外すだけでその後は容易に内筒を押上げできて
便利である。
更に外筒下部内には下蓋6が、内筒周壁の下端面と下蓋
周壁の上端面とを当接させて嵌合させであるから、下蓋
押上げによって容易に内筒を押上げることが出来、更に
又外筒1内に内筒2および下蓋6を嵌合させておき、下
蓋を押上げることで長窓孔、即ち放香口を有する内筒を
上方に押上げることが出来るから、従来のこの種放香容
器に比べて放香効率がよく、かつ容積の大きい容器とす
ることが出来る。
即ち従来のこの種容器は、放香用窓孔付き容器本体の周
壁内面又は外面にキャップ周壁を嵌合させ、キャップを
引きあげると上記窓孔が開き、又押下けると窓孔が閉じ
るよう設けられており、キャップ引上げのためには容器
本体とキャップとの両方に握持部を形成させる必要があ
り、このためその握持部分だけ容器が大形化する欠点が
あったが、本案では上記のように容器開放方法が異るか
ら握持部分が不要であり、従って外形に比して容積の大
きい容器とすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案容器の断面図、第2図はその横断面図、第
3図は第1図要部の拡大図である。 1・・・・・・外筒、2・・・・・・内筒、6・・・・
・・下蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下両端面開口の外筒1と、該外筒内へ、頂壁3周縁か
    ら垂設され、かつ外筒内径とほぼ同一外径に形成された
    周壁4を嵌合させた内筒2と、上記外筒の下部内へ、底
    壁周縁から起立され、かつ外筒内径とほぼ同一外径に形
    成された周壁7を着脱自在に嵌合させた下蓋6とからな
    り、上記内筒の周壁には母線方向に複数の長窓孔5・・
    ・・・・を穿設させると共に、該内筒周壁の上端部外径
    は外筒上端部内径よりも僅かに大径として、該内筒周壁
    の上端部を外筒上端部内へ気密に強制嵌合させ、又内筒
    周壁の下端面と下蓋周壁の上端面とを当接させ、下蓋を
    介して内筒の押上げが可能に形成させたことを特徴とす
    る放香容器。
JP1978005363U 1978-01-19 1978-01-19 放香容器 Expired JPS5828596Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978005363U JPS5828596Y2 (ja) 1978-01-19 1978-01-19 放香容器

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JP1978005363U JPS5828596Y2 (ja) 1978-01-19 1978-01-19 放香容器

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Publication Number Publication Date
JPS54109637U JPS54109637U (ja) 1979-08-02
JPS5828596Y2 true JPS5828596Y2 (ja) 1983-06-22

Family

ID=28811156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978005363U Expired JPS5828596Y2 (ja) 1978-01-19 1978-01-19 放香容器

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JP (1) JPS5828596Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5551476Y2 (ja) * 1976-03-03 1980-12-01

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Publication number Publication date
JPS54109637U (ja) 1979-08-02

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