JP2009106464A - 臭い吸着シートおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】おむつやおむつカバーなどの内面に装着することができ、アンモニア等の臭い成分を吸着して容易に消臭できる、臭い吸着シートを提供する。
【解決手段】上下のシート部材2,3間に形成される収納空間Sにシラスを主成分とする臭い吸着材4を収納し、それら上下のシート部材2,3を接着部材5を介して互いに接着し、同上下のシート部材2,3の少なくとも一方に通気性素材を用いる。臭い吸着材4の主成分であるシラスは、平均粒子径を1.0mm以下とする。上下のシート部材2,3は可撓性素材からなる。
【選択図】図1
【解決手段】上下のシート部材2,3間に形成される収納空間Sにシラスを主成分とする臭い吸着材4を収納し、それら上下のシート部材2,3を接着部材5を介して互いに接着し、同上下のシート部材2,3の少なくとも一方に通気性素材を用いる。臭い吸着材4の主成分であるシラスは、平均粒子径を1.0mm以下とする。上下のシート部材2,3は可撓性素材からなる。
【選択図】図1
Description
本発明は、酸性物質であるシラスの特性を利用し、アンモニア等の臭い成分を吸着して中和分解する臭い吸着シートとその製造方法に関するものである。
介護用のおむつは、使い捨てタイプと洗濯することによって繰り返し使用できる布タイプの2種類がある。これらのおむつは、水分の漏れを防ぐため、おむつカバーとともに通常使用される。使い捨てタイプのおむつは紙が主流であるが、最近では吸水性に優れる高吸水性ポリマーや不織布を素材とするものも普及している。おむつあるいはおむつカバーの改良として、種々のものが提案されている。(特許文献1、特許文献2参照)。
おむつが汚れた場合、介護者の介添えにより新しいおむつと交換するが、交換時におむつから不快なアンモニア臭が発散されるという問題がある。使い捨てタイプのおむつは、包んで廃棄するようにしている。排泄介助時のアンモニア臭の発生は、被介護者にとっても精神的負担が大きく、アンモニア臭の発生を抑制することは被介護者の精神的負担の軽減につながる。かかる軽減は、失禁防止パンツを装着して外出する場合にも効果がある。臭い成分はおおよそ空気中の濃度4ppm以上で気になる臭いとされている。
本発明者は、試行錯誤の結果、酸性物質であるシラスがその特質を利用してアンモニアを吸着して中和分解し、アンモニア臭を消臭する作用があることを突き止め、本発明を完成するに到った。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、おむつやおむつカバーなどの内面に装着することができ、あるいは臭いを発生する部位に敷いて、アンモニア等の臭い成分を吸着し容易に消臭できる、臭い吸着シートを提供することにある。また、簡便な方法で製造できる、臭い吸着シートの製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る臭い吸着シートは、上下のシート部材間に形成された収納空間にシラスを主成分とする臭い吸着材を収納して、それら上下のシート部材どうしを接着部材を介して互いに接着し、同上下のシート部材の少なくとも一方に通気性素材を用いたことを特徴とする。
請求項1に係る臭い吸着シートによると、酸性物質でありかつ多孔質のシラスの特質を利用して、アンモニアを吸着して化学的に中和分解し、アンモニア臭を消臭することができる。例えば、本発明の臭い吸着シートをおむつやおむつカバーの内側に装着するだけで、おむつ交換時におむつの内側から放散されるアンモニア臭を速やかに消臭できる。あるいは本発明の臭い吸着シートを失禁防止パンツ内に装着するだけで、外出時の失禁の事態に際してアンモニア臭が失禁防止パンツから周囲に漏れるおそれを無くすことが可能である。
シラスは、南九州地方の白色又は灰色の火山噴出物(火山灰)、あるいはそれに由来する二次堆積物からなる多孔質の粒子である。シラスを構成する成分は、珪酸(SiO2)68〜71%、酸化アルミニウム(AL2O3)13〜15%、酸化鉄(FeO)±1.5%、酸化鉄(Fe2O3)1〜3.5%、生石灰(酸化カルシウム)(CaO)2〜3.5%、ソーダ(Na2O)3〜4.0%である。シラスは、珪酸(SiO2)を66%以上含むので、酸性の性質を有する。また、シラスは多孔質であるので、吸着性に優れている。
臭い吸着シートは、臭いを消臭するだけに作用にとどまらず、シラスの吸着性能を利用して、油分や煙を吸着するのにも利用可能である。たとえば、グリルの魚焼器の油受け皿の上に臭い吸着シートを敷くことにより、魚を焼く際に発生する油、煙、臭いを、臭い吸着シートにことごとく吸着させることができる。これにより、魚を焼いた後に油受け皿に溜まった油を除去して、同油受け皿を清掃する面倒がなくなる。油等を吸着した臭い吸着シートは廃棄処分すればよい。
本発明の請求項2に係る臭い吸着シートは、臭い吸着材の平均粒子径を1.0mm以下とすることを特徴とする。
シラスの平均粒子径を1.0mm以下とすることで、均一で非常に細かい粒子のシラスを上下のシート部材間の収納空間に均一にかつ密に収納することが可能である。これにより、シラスの持つ吸着性能およびアンモニア臭等の臭い成分に対する中和分解性能をより大きく発揮させることが可能である。
本発明の請求項3に係る臭い吸着シートは、臭い吸着材をシラスのみから構成することを特徴とする。
臭い吸着材をシラス100%とすることにより、酸性物質であるシラスの特質を最大限に発揮させ、アンモニア臭等の臭い成分の中和分解反応を最大限に発揮させ、臭い成分を速やかに消臭することが可能である。
本発明の請求項4に係る臭い吸着シートは、臭い吸着材が、珪藻土、ゼオライト、木灰、活性炭からなる群から選ばれた少なくとも一種を含むことを特徴とする。
これらの成分を加えることによって、用途に応じて臭い吸着シートの機能を上げることが可能である。例えば、臭い吸着材に黄色の珪藻土を加えることにより、白色や灰色のシラスのみの場合に比べ、臭い吸着材の色を明るくすることができ、臭い吸着シートの商品価値を上げることが可能である。
本発明の請求項5に係る臭い吸着シートは、上下のシート部材が、可撓性素材からなることを特徴とする。可撓性素材には紙または布などが含まれる。上下のシート素材を可撓性素材から構成することによって、おむつやおむつシートなどの立体的な形状に合わせて、その内側に臭い吸着シートを立体的に配置することが可能である。
本発明の請求項6に係る臭い吸着シートは、下側のシート部材の上面に複数または多数の凹加工を施し、各凹加工によって形成した凹状の収納空間に臭い吸着材を収納したことを特徴とする。
下側のシート部材の上面に複数または多数の凹加工を施すことで、上下のシート部材間の収納空間に臭い吸着材を安定収納することが可能である。上下のシート部材を立体的に配置したとしても、臭い吸着材が凹状の収納空間内に保持され、臭い吸着材がシートの片側あるいは隅っこに片寄るといった不具合は生じない。
本発明の請求項7に係る臭い吸着シートは、上下のシート部材のいずれかの外面に、交換時期を知らせる表示を施したことを特徴とする。上下のシート部材のいずれかの外面に、交換時期を知らせる表示を施すことにより、利便性を高めることが可能である。
本発明の請求項8に係る臭い吸着シートは、前記上下のシート部材のいずれかの外面に、当該臭い吸着シートを被装着体に対して着脱可能に装着するための粘着剤層を積層したことを特徴とする。
粘着剤層により、おむつやおむつカバーの内面などに臭い吸着シートを確実に装着して使用することができ、これにより使用時に臭い吸着シートが外れたり、位置がずれるのを防ぐことが可能である。交換時には臭い吸着シートを容易に取り外すことができ、取替え作業もスムーズに行える。
本発明の請求項9に係る臭い吸着シートの製造方法は、上下のシート部材のうち、下側のシート部材の上面に複数または多数の凹加工を施して、凹状の収納空間を形成し、各収納空間に臭い吸着材を収納し、同下側のシートの上面に上側のシート部材を被せて接着部材を介して互いに接着したことを特徴とする。
下側のシート部材の上面に予め複数または多数の凹加工を施しておき、後は各収納空間に臭い吸着材を収納し、その上から上側のシート部材を被せて接着部材を介して互いに接着するだけの非常に簡易な方法によって、臭い吸着シートを製造することができ、安価に臭い吸着シートを提供することができる。
以上説明したように、本発明に係る臭い吸着シートによると、同シートをおむつやおむつカバーその他の内面に装着したり配置するだけで、同シート内に収納された酸性物質のシラスを利用して、アンモニア等の不快な臭い成分を吸着して、速やかに中和分解し、消臭することができ、これによって極めて簡便な手段によって、おむつその他からの不快な臭い成分の放散を防止することができるという極めて優れた効果を奏する。また、臭い成分だけでなく、シラスの吸着性能によって、油成分その他も有効に吸着することができ、本発明に係る臭い吸着シートを幅広い用途に用いることができる。
また、本発明に係る臭い吸着シートの製造方法によると、非常に簡単な方法によって同シートを製造することができ、安価に臭い吸着シートを提供することができる効果を奏する。
以下に、本発明に係る実施の形態を、図面を参照して説明する。図1において、符号1は臭い吸着シートを示している。
図1および図2に示すように、臭い吸着シート1は、上下に配置されるシート部材2,3と、その間に形成される収納空間S内に収納される臭い吸着材4とから基本構成されている。それら上下のシート部材2,3どうしは接着部材5によって互いに接着されている。
上下に配置されるシート部材2,3は、いずれも可撓性素材からなり、例えば紙、布、不織布から構成されている。これらのシート部材2,3は、中の臭い吸着材4がアンモニア等の臭い成分を吸着できるように通気性を備えるが、シート部材2,3の繊維の隙間は臭い吸着材4を構成する各粒子の径よりも小さい寸法とされる。
下側のシート部材3の上面には多数の凹加工が施される結果、同シート部材3の上面には多数の凹状の収納空間S・・・が形成されている。各収納空間S・・・には、シラスを主成分とする臭い吸着材4が密に収納されている。下側のシート部材3の上面の、各収納空間S・・・の周囲には接着部材5が全面に積層され、各接着部材5の上に、各収納空間S・・・の開口部を上から閉塞し、各収納空間S・・・内に臭い吸着材4を閉じ込める上側のシート部材3が一体に接着されている。なお、接着部材5には両面接着テープなどを用いることが可能である。
その結果、上側のシート部材2と下側のシート部材3は、一体となって変形可能であり、また、変形後であっても、各収納空間S内の臭い吸着材4は独立して各収納空間S内に保持され、上下のシート部材2,3の変形によって、臭い吸着材4全体が臭い吸着シート1の片側や隅部に片寄ることがない。
臭い吸着材4は、シラスを主成分とするもので、シラスを45重量%以上含み、好ましくはシラスを75重量%以上含み、さらに好ましくはシラス100%のみから構成する。シラスの構成成分は、珪酸(SiO2)68〜71%、酸化アルミニウム(AL2O3)13〜15%、酸化鉄(FeO)±1.5%、酸化鉄(Fe2O3)1〜3.5%、生石灰(酸化カルシウム)(CaO)2〜3.5%、ソーダ(Na2O)3〜4.0%である。かかるシラスは、珪酸(SiO2)を66%以上含み、酸性の特質を有する。また、多孔質であり、吸着性にも優れる。本実施形態におけるシラスの平均粒子径は0.3mm以下とされる。
下側のシート部材3の下面には、粘着部材からなる粘着剤層6が積層され、粘着剤層6の外面には保護シール7が貼り付けられている。保護シール7を剥がし、粘着剤層6を介して、図4に示すように、おむつ8(あるいは図示しないおむつカバー)の湾曲する内面に対して、臭い吸着シート1を立体的に重ねて配置し、着脱可能に装着することができる。粘着剤層6には、両面粘着テープなどを用いることができる。使い捨てタイプのおむつであれば、そのままおむつごと包んで廃棄可能であり、繰り返し使用する布おむつであれば、臭い吸着シート1を取り外して布おむつを洗濯し、布おむつの再使用時に新たな臭い吸着シート1を装着すればよい。
上下のシート部材2,3は通気性、通水性を備え、かつ、中に充填された臭い吸収材4は多孔質のシラスを主成分し、同じく通水性を備えるから、おしめの内側に臭い吸着シート1を装着しても、同じくおしめの内側に装着される吸水パッドなどの機能を阻害することはない。
次に、上に述べた構造の臭い吸着シート1の製造方法について図3を参照して以下に述べる。
まず、図3(A)に示すように、所定のサイズに切断した下側のシート部材3の上面に対し、プレス加工等により多数の凹加工を施し、多数の収納空間Sを形成する。なお、下側のシート部材3に凹加工を施してから所定サイズに切断してもよい。次に、各収納空間Sの周囲の上面全面に縦横に格子状に両面接着テープ等を貼り付けて保護シール9付きの接着部材5を設ける。なお、下側のシート部材3の上面の所定位置に保護シール9付きの接着部材5を格子状に貼り付けてから、所定の位置に多数の凹加工を施すようにしてもよい。
次に、図3(B)に示すように、下側のシート部材3の上面の各収納空間Sにシラスを主成分とする臭い吸着材4を密に充填する。最後に、保護シール9を剥がしてから、図3(C)に示すように、接着部材5の上に上側のシート部材2を接着して、上側のシート部材2で各収納空間Sの上面開口部を閉塞する。
このようにして、非常に簡単で安価な方法で、臭い吸着シート1を製造することができる。各収納空間Sに充填されたシラスを主成分とする臭い吸着材4は下側のシート部材2と上側のシート部材2との間が接着部材5によって完全にシールされているので、臭い吸着材4がこぼれたり漏れたりするおそれはない。
なお、臭い吸着シート1は、図4に示すように、おしめ8(あるいはおしめカバー)の内側に装着して使用されるが、おしめ8の内側に設けたポケットに装着するようにしてもよい。また、おしめ8(あるいはおしめカバー)の製造段階で臭い吸着シート1をおしめ8に縫い込んだり、一体に製造してもよい。おしめ8には、乳幼児用、大人用、介護用が含まれる。尿取りパッドの内側に装着してもよい。
図5は、本発明の第2の実施形態を示すもので、臭い吸着シート10を、犬猫などのペット用トイレ11に敷き込んで使用するものである。犬猫などのペットによる排泄時に室内等に放散されるアンモニア等の臭い成分を臭い吸着シート10に吸着、中和分解させて、消臭することができ、ペットとの快適な共存生活を送ることができる。臭い吸着シート10の外面には、交換時期を知らせる表示12を設けることができる。
図6は、本発明の第3の実施形態を示すもので、臭い吸着シート13をグリル14の魚焼器15の油受け皿16の上に敷き込んで使用するものである。臭い吸着シート13の臭い吸着材4の主成分たるシラスは吸着性に優れ、臭い成分だけでなく、油成分、煙成分も吸着することができる。そこで、臭い吸着シート13をグリル14の魚焼器15の油受け皿16の上に敷き込むことによって、グリル14の魚焼器15を用いて魚を焼く際に魚からでる油を、油受け皿16の上で臭い吸着シート13に、臭い、煙とともに吸着させることができる。
また、臭い吸着シート13は、グリルや魚焼等の煙や油を吸着することから、グリル上部から排煙口に至るまでの間、又はダクト内に装着してもよく、かかる部位で煙や油を臭い吸着シート13に吸着させることができる。
本発明者は、図1に示す臭い吸着シートを製作し、アンモニアの吸着試験を実施した。臭い吸着材はシラス100%とし、使用したシラスは吸着させる物に対応した粒子状のシラスで、本実施例の粒子は0.3mm以下である。試験内容は、図1に示す臭い吸着シートをビニール袋に入れて封をし、ビニール袋の中に空気中濃度20ppmのアンモニアを送り込み、0分、10分、30分、60分の時間経過時のアンモニア濃度を測定した。アンモニア濃度は、ビニール袋の中のアンモニアを測定するため、アンモニア検知管をビニール袋に取り付けた。
試験の結果を表1に示す。
表1の結果から、シラス量10g、20g、30gいずれの場合も、アンモニアが臭い吸着シートのシラスによって中和分解され、時間の経過とともにアンモニア濃度が減り、10分後には半減された。いずれの場合も、60分後にはアンモニア濃度が約1/10の2.5ppm以下に減り、ほとんど気にならない臭いに消臭されたことが確認できた。
本発明は、アンモニアなどの臭い成分を吸着し、中和分解して、消臭させることのできる臭い吸着シートと、その製造方法として、利用可能である。
1,10,13 臭い吸着シート
2 上側のシート部材
3 下側のシート部材
4 臭い吸着材
5 接着部材
6 粘着剤層
7,9 保護シール
8 おむつ
11 ペット用トイレ
12 交換時期を知らせる表示
14 グリル
15 魚焼器
16 油受け皿
S 収納空間
2 上側のシート部材
3 下側のシート部材
4 臭い吸着材
5 接着部材
6 粘着剤層
7,9 保護シール
8 おむつ
11 ペット用トイレ
12 交換時期を知らせる表示
14 グリル
15 魚焼器
16 油受け皿
S 収納空間
Claims (9)
- 上下のシート部材間に形成された収納空間にシラスを主成分とする臭い吸着材が収納され、それら上下のシート部材どうしが接着部材を介して互いに接着され、同上下のシート部材の少なくとも一方に通気性素材が用いられていることを特徴とする臭い吸着シート。
- シラスの平均粒子径が、1.0mm以下である、請求項1記載の臭い吸着シート。
- 臭い吸着材が、シラスのみから構成される、請求項1又は2に記載された臭い吸収シート。
- 臭い吸着材が、珪藻土、ゼオライト、木灰、活性炭からなる群から選ばれた少なくとも一種を含む、請求項1〜3のいずれかに記載された臭い吸着シート。
- 上下のシート部材が可撓性素材からなる、請求項1〜4のいずれかに記載された臭い吸着シート。
- 下側のシート部材の上面に複数または多数の凹加工が施され、各凹加工によって形成される凹状の収納空間に臭い吸着材が収納されている、請求項1〜5のいずれかに記載された臭い吸着シート。
- 上下のシート部材のいずれかの外面に、交換時期を知らせる表示が施されている、請求項1〜6のいずれかに記載された臭い吸着シート。
- 上下のシート部材のいずれかの外面に、当該臭い吸着シートを被装着体に対して着脱可能に装着するための粘着剤層が積層されている、請求項1〜7のいずれかに記載された臭い吸着シート。
- 上下のシート部材のうち、下側のシート部材の上面に複数または多数の凹加工を施して、凹状の収納空間を形成し、各収納空間に臭い吸着材を収納し、同下側のシート部材の上面に上側のシート部材を被せて接着部材を介して互いに接着したことを特徴とする臭い吸着シートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007281049A JP2009106464A (ja) | 2007-10-30 | 2007-10-30 | 臭い吸着シートおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007281049A Pending JP2009106464A (ja) | 2007-10-30 | 2007-10-30 | 臭い吸着シートおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009106464A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010122870A1 (ja) | 2009-04-24 | 2010-10-28 | サンケン電気株式会社 | スイッチング装置及びその制御方法 |
JP2017106115A (ja) * | 2012-08-01 | 2017-06-15 | 株式会社 高千穂 | シラス構造体およびシラス構造体の製造方法 |
US10653571B2 (en) | 2015-12-10 | 2020-05-19 | The Procter & Gamble Company | Article comprising odor control composition |
JP7382195B2 (ja) | 2019-09-30 | 2023-11-16 | 日本製紙クレシア株式会社 | 吸収性物品用立体トップシート及び吸収性物品 |
-
2007
- 2007-10-30 JP JP2007281049A patent/JP2009106464A/ja active Pending
Cited By (4)
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