JP2009108698A - 動弁装置及び支持部材 - Google Patents
動弁装置及び支持部材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009108698A JP2009108698A JP2007279026A JP2007279026A JP2009108698A JP 2009108698 A JP2009108698 A JP 2009108698A JP 2007279026 A JP2007279026 A JP 2007279026A JP 2007279026 A JP2007279026 A JP 2007279026A JP 2009108698 A JP2009108698 A JP 2009108698A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support member
- pivot
- rocker arm
- assembled
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/12—Transmitting gear between valve drive and valve
- F01L1/18—Rocking arms or levers
- F01L2001/187—Clips, e.g. for retaining rocker arm on pivot
Abstract
【解決手段】動弁装置は、シリンダヘッドに10組み付けられる支持部材40と、支持部材40に固定されるピボット30と、ピボット30に対して載置されるように組み付けられるロッカアーム20とを備える。支持部材40には、支持部材40に固定したピボット30に対してロッカアーム20を組付け状態に保持する保持部43が一体に形成されている。シリンダヘッド10に支持部材40とピボット30とロッカアーム20を組み付ける際には、支持部材40とピボット30とロッカアーム20を一体化させておくことができるので、シリンダヘッド10への組付け現場における組付け工数が1回で済み、作業性に優れる。
【選択図】図1
Description
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、組付けの作業性向上を図ることを目的とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記支持部材は、所定形状に打ち抜いた金属板材を曲げ加工した形態であるところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のものにおいて、前記ロックアームには、前記保持部に係合することで、前記ロックアームが前記ピボットの軸線を中心として揺動するのを規制する揺動規制部が形成されているところに特徴を有する。
請求項7の発明は、ピボットを固定するための固定部を有し、シリンダヘッドに対して組み付け可能とされた支持部材であって、前記ピボットに対しロッカアームを載置して組み付けた状態に保持する保持部が一体に形成されているところに特徴を有する。
請求項9の発明は、請求項7又は請求項8に記載のものにおいて、前記保持部には、前記保持部に付着した油を、前記ロッカアームに形成した給油孔に誘導する誘導部が形成されているところに特徴を有する。
シリンダヘッドに支持部材とピボットとロッカアームを組み付ける際には、まず、ピボットを支持部材に固定するとともに、保持部によりロッカアームをピボットに組み付けた状態にしておき、その後、支持部材をシリンダヘッドに組付ける。支持部材とピボットとロッカアームを一体化させておくことができるので、シリンダヘッドへの組付け現場における組付け工数が1回で済み、作業性に優れる。
支持部材は、金属板材を曲げ加工した形態であるので、切削加工が不要であり、製造コストの低減を図ることができる。
<請求項4及び請求項9の発明>
保持部に付着した油は、誘導部によってロッカアームの給油孔に誘導することができる。
ロックアームに、保持部に係合することで、ロックアームがピボットの軸線を中心として揺動するのを規制する揺動規制部を形成したので、支持部材に対してロックアームを、より安定して一体化させることができる。
<請求項6の発明>
ロックアームに、シリンダヘッドに設けたバルブに係合することで、バルブに対してロックアームを位置決めする位置決め部を形成したので、バルブに対してロックアームを組み付ける際の作業性がよい。
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図3を参照して説明する。内燃機関の動弁装置について説明すると、シリンダヘッド10には、バルブ11が、開弁位置と閉弁位置との間で上下方向への移動を可能に、且つバルブスプリング12によって閉弁方向(上方)へ付勢された状態で設けられ、バルブ11の上端部がシリンダヘッド10の上面から上方へ突出している。
支持部材40は、所定形状に打ち抜いた金属板材40Pに、曲げ加工とプレス加工を施して成形したものである。成形された支持部材40は、方形をなす略水平な板状本体部41と、板状本体部41の前端縁及び後端縁から斜め下方へ方形に延出する前後一対の脚部42と、板状本体部41の後端縁における左右両端部から延出する左右一対の保持部43とを一体に形成した形態である。
斜め下方に延出する一対の脚部42の延出端縁部は水平な取付け縁部44となっていて、各取付け縁部44には、夫々、上下に貫通する左右一対ずつのボルト孔45が形成されている。尚、左右方向における脚部42の形成領域は、板状本体部41の前縁及び後縁のうち、左右両端部を除いた領域となっている。
また、支持部材40は、所定形状に打ち抜いた金属板材40Pを曲げ加工した形態であるので、切削加工が不要であり、製造コストの低減を図ることができる。
次に、本発明を具体化した実施形態2を図4及び図5を参照して説明する。本実施形態2は、ロッカアーム50の支点部51と支持部材60の保持部61を上記実施形態1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
次に、本発明を具体化した実施形態3を図6ないし図8を参照して説明する。本実施形態3は、実施形態2において、ロッカアーム70の形状を上記実施形態2のロックアーム50とは一部異ならせたものである。その他の構成については上記実施形態2と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)支持部材は、金属板材に曲げ加工等を施したものに限らず、切削や圧造などによって製造されたものであってもよい。
(2)上記実施形態1では保持部に形成した保持孔をロッカアームの支点部に嵌合したが、本発明によれば、保持部に半球状の嵌合部を形成し、この嵌合部を半球状の支点部に嵌合してもよい。
(3)上記実施形態では1つの支持部材に3つの保持部を形成したが、本発明によれば、1つの支持部材に1つの保持部を形成してもよく、1の支持部材に3つ以上の保持部を形成してもよい。
(4)実施形態3の揺動規制部は、実施形態1にも適用できる。
(5)実施形態3の位置決め部は、実施形態1にも適用できる。
(6)上記実施形態3では一対の揺動規制部を支点部から後方へ延出させた形態としたが、これに替えて、左右一対のアーム部の後端を後方へ延長させ、この延長部分を揺動規制部として機能させてもよい。
20…ロッカアーム
30…ピボット
40…支持部材
40P…金属板材
43…保持部
50…ロッカアーム
60…支持部材
61…保持部
63…誘導部
Claims (9)
- シリンダヘッドに組み付けられる支持部材と、
前記支持部材に固定されるピボットと、
前記ピボットに対して載置されるように組み付けられるロッカアームとを備えた動弁装置であって、
前記支持部材には、前記支持部材に固定した前記ピボットに対して前記ロッカアームを組付け状態に保持する保持部が一体に形成されていることを特徴とする動弁装置。 - 前記支持部材は、所定形状に打ち抜いた金属板材を曲げ加工した形態であることを特徴とする請求項1記載の動弁装置。
- シリンダヘッドに組み付けられる支持部材と、
前記支持部材に固定されるピボットと、
前記ピボットに対して載置されるように組み付けられるロッカアームとを備えた動弁装置であって、
前記支持部材は、所定形状に打ち抜いた金属板材を曲げ加工した形態であり、
前記支持部材には、前記支持部材に固定した前記ピボットに対して前記ロッカアームを組付け状態に保持する保持部が設けられていることを特徴とする動弁装置。 - 前記保持部には、前記保持部に付着した油を、前記ロッカアームに形成した給油孔に誘導する誘導部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の動弁装置。
- 前記ロックアームには、前記保持部に係合することで、前記ロックアームが前記ピボットの軸線を中心として揺動するのを規制する揺動規制部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の動弁装置。
- 前記ロックアームには、前記シリンダヘッドに設けたバルブに係合することで、前記バルブに対して前記ロックアームを位置決めする位置決め部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の動弁装置。
- ピボットを固定するための固定部を有し、シリンダヘッドに対して組み付け可能とされた支持部材であって、
前記ピボットに対しロッカアームを載置して組み付けた状態に保持する保持部が一体に形成されていることを特徴とする支持部材。 - 所定形状に打ち抜いた金属板材を曲げ加工した形態であることを特徴とする請求項7記載の支持部材。
- 前記保持部には、前記保持部に付着した油を、前記ロッカアームに形成した給油孔に誘導する誘導部が形成されていることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の支持部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007279026A JP4865675B2 (ja) | 2007-10-26 | 2007-10-26 | 動弁装置及び支持部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007279026A JP4865675B2 (ja) | 2007-10-26 | 2007-10-26 | 動弁装置及び支持部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009108698A true JP2009108698A (ja) | 2009-05-21 |
JP4865675B2 JP4865675B2 (ja) | 2012-02-01 |
Family
ID=40777446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007279026A Expired - Fee Related JP4865675B2 (ja) | 2007-10-26 | 2007-10-26 | 動弁装置及び支持部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4865675B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011043075A (ja) * | 2009-08-19 | 2011-03-03 | Otics Corp | 連結部材 |
JP2011247090A (ja) * | 2010-05-21 | 2011-12-08 | Mitsubishi Motors Corp | 内燃機関のロッカアーム |
JP2011247089A (ja) * | 2010-05-21 | 2011-12-08 | Mitsubishi Motors Corp | ロッカアーム |
CN104053867A (zh) * | 2011-12-27 | 2014-09-17 | 丰田自动车株式会社 | 驱动装置 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5342644Y1 (ja) * | 1974-06-20 | 1978-10-14 | ||
JPS60147511A (ja) * | 1984-01-13 | 1985-08-03 | Toyota Motor Corp | 内燃機関動弁系のエンドピボツト式ロツカ−ア−ムのスプリング |
JPS6151413A (ja) * | 1984-08-20 | 1986-03-13 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | コンベヤの回転軸軸受への自動給油方法 |
JPS63190504A (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-08 | Hitachi Ltd | チヨツパ装置 |
JPS6425409A (en) * | 1987-07-21 | 1989-01-27 | Nec Corp | Junction formation of metallic silicide |
JPS6441605A (en) * | 1987-08-06 | 1989-02-13 | Zenji Sakamoto | Power generating method |
JP2000240409A (ja) * | 1999-02-16 | 2000-09-05 | Koyo Seiko Co Ltd | ロッカーアーム本体 |
-
2007
- 2007-10-26 JP JP2007279026A patent/JP4865675B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5342644Y1 (ja) * | 1974-06-20 | 1978-10-14 | ||
JPS60147511A (ja) * | 1984-01-13 | 1985-08-03 | Toyota Motor Corp | 内燃機関動弁系のエンドピボツト式ロツカ−ア−ムのスプリング |
JPS6151413A (ja) * | 1984-08-20 | 1986-03-13 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | コンベヤの回転軸軸受への自動給油方法 |
JPS63190504A (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-08 | Hitachi Ltd | チヨツパ装置 |
JPS6425409A (en) * | 1987-07-21 | 1989-01-27 | Nec Corp | Junction formation of metallic silicide |
JPS6441605A (en) * | 1987-08-06 | 1989-02-13 | Zenji Sakamoto | Power generating method |
JP2000240409A (ja) * | 1999-02-16 | 2000-09-05 | Koyo Seiko Co Ltd | ロッカーアーム本体 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011043075A (ja) * | 2009-08-19 | 2011-03-03 | Otics Corp | 連結部材 |
JP2011247090A (ja) * | 2010-05-21 | 2011-12-08 | Mitsubishi Motors Corp | 内燃機関のロッカアーム |
JP2011247089A (ja) * | 2010-05-21 | 2011-12-08 | Mitsubishi Motors Corp | ロッカアーム |
CN104053867A (zh) * | 2011-12-27 | 2014-09-17 | 丰田自动车株式会社 | 驱动装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4865675B2 (ja) | 2012-02-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4865675B2 (ja) | 動弁装置及び支持部材 | |
JP5164545B2 (ja) | 動弁装置及びロッカアームユニット | |
JP2008157062A (ja) | カムシャフトの支持構造、カムシャフトの取付け方法及びカムシャフトの製造方法 | |
CN105715362A (zh) | 增压装置 | |
KR102011087B1 (ko) | 차량용 시트 펌핑 장치 | |
JP5241612B2 (ja) | ロッカアームユニット | |
JP4417181B2 (ja) | モータの軸受保持構造 | |
JP4227125B2 (ja) | ロッカアームおよび動弁機構 | |
JP2006517696A (ja) | プレッシャレギュレータ | |
JP6397495B2 (ja) | ローラリフタ | |
JP5192319B2 (ja) | スロットル装置 | |
WO2021022824A1 (zh) | 一种阀瓣限位轴组件及其组成的阀瓣结构和阀 | |
JP2010007776A (ja) | 流量制御バルブおよびその製造方法 | |
JP2006282088A (ja) | 格納式アウターミラー | |
JP5197251B2 (ja) | クリップ | |
JP2011020630A (ja) | 自動二輪車の燃料ポンプ取付構造 | |
JP5355299B2 (ja) | 連結部材 | |
JP2009185661A (ja) | ロッカアーム | |
JP2007170261A (ja) | ロッカアーム | |
JP6236739B2 (ja) | 内燃機関 | |
JP2008075555A (ja) | ロッカアーム | |
JP2007151682A (ja) | 車両用シートリクライニング装置 | |
JP5569596B2 (ja) | 高圧ポンプ | |
JP2005307775A (ja) | エンジンのインジェクタ取付構造 | |
JP5361752B2 (ja) | 連結部材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100422 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110804 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110816 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111011 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111108 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111110 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |