JP2008075555A - ロッカアーム - Google Patents

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芳彦 濱村
Tetsuya Niwa
哲也 丹羽
Koki Yamaguchi
弘毅 山口
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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/12Transmitting gear between valve drive and valve
    • F01L1/18Rocking arms or levers
    • F01L1/185Overhead end-pivot rocking arms

Abstract

【課題】他の部品との干渉を回避しつつ、エンジンバルブのステム部との相対的な横ぶれを十分に防止することのできるロッカアームを提供する。
【解決手段】金属板が上方に曲げられて互いに対向するように形成された一対の側壁部32a、32bの間には、カムシャフト14によって回転するカム24によって押圧されるローラ22が回転可能に装着されるとともに、その一端側には、エンジンバルブ16のステム部16aに対して上方から当接するステム当接部26が形成されており、その他端側には、シリンダヘッド10に設けられたピボット12に対して取付けられる取付部28が形成されているロッカアーム20であって、前記一対の側壁部32a、32bの間の距離W1は、前記カムの幅W2よりも大きく形成されており、前記一対の側壁部32a、32bの高さH1は、前記ローラ22の上端の高さH2よりも高くなるように形成されている、ロッカアーム20。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンバルブを開閉させるための駆動力を伝達するロッカアームに関するものである。
従来、所定形状に打ち抜いた後の金属板を曲げ加工することによってロッカアームを製造する方法が知られている。このようなロッカアームとしては、下曲げ式のロッカアーム(例えば特許文献1を参照)と、上曲げ式のロッカアーム(例えば特許文献2を参照)が知られている。
図7は、下曲げ式のロッカアーム100を示す斜視図である。
下曲げ式のロッカアーム100は、開口部が打ち抜かれている展開状態の金属板の両側縁部を下向きに折り曲げることによって本体部が形成されるとともに、開口部の内部に延出して形成されていた部分が反対側(つまり上向き)に折り曲げられることによって、ローラを装着するための一対の側壁部102a、102bが形成される。
しかし、この下曲げ式のロッカアーム100では、一対の側壁部102a、102bをあまり高くすることができないために、カムなどの他の部品との干渉を回避することが困難であるという問題がある。
図8は、上曲げ式のロッカアーム120の斜視図である。
上曲げ式のロッカアーム120は、開口部が打ち抜かれている展開状態の金属板の両側縁部を上向きに折り曲げることによって一対の側壁部122a、122bが形成されている。このため、一対の側壁部122a、122bの高さを、下曲げ式のロッカアーム100よりも高くすることが可能である。
しかし、この上曲げ式のロッカアーム120では、エンジンバルブのステム部との相対的な横ぶれを防止するためのステムガイド124の高さをあまり高くすることができないという問題がある。本体部とは別部材でステムガイド14を作ることも可能ではあるが、本体部とは溶接等の手段によって一体化しなければならず、工数の増加等もあって採用しにくいという問題がある。
特開2003−138914公報 特開2001−205378公報
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、他の部品との干渉を回避しつつ、エンジンバルブのステム部との相対的な横ぶれを十分に防止することのできるロッカアームを提供することを目的とする。
第1発明は、金属板が上方に曲げられて互いに対向するように形成された一対の側壁部の間には、カムシャフトによって回転するカムによって押圧されるローラが回転可能に装着されるとともに、その一端側には、エンジンバルブのステム部に対して上方から当接するステム当接部が形成されており、その他端側には、シリンダヘッドに設けられたピボットに対して取付けられる取付部が形成されているロッカアームであって、前記一対の側壁部の間の距離は、前記カムの幅よりも大きく形成されており、前記一対の側壁部の高さは、前記ローラの上端よりも高くなるように形成されている、ロッカアームである。
第1発明によれば、金属板を上方に折り曲げることによって一対の側壁部が形成されているために、一対の側壁部を十分に高くすることが可能である。これにより、ロッカアームと他の部品との干渉を回避することが可能である。
また、第1発明によれば、ロッカアームの揺動運動の軌道が、カムの側面部と一対の側壁部とによってガイドされる。これにより、エンジンバルブのステム部との相対的な横ぶれを防止するためのステムガイドを設けなくとも、ロッカアームの横ぶれを防止することが可能である。
第2発明は、第1発明のロッカアームであって、前記一対の側壁部の間に前記カムが挟まれていることを特徴とする、ロッカアームである。
第2発明によれば、ロッカアームの揺動運動の軌道が、一対の側壁部の間にカムが挟まれることによってガイドされる。これにより、エンジンバルブのステム部との相対的な横ぶれを防止するためのステムガイドを設けなくとも、ロッカアームの横ぶれを防止することが可能である。
本発明によれば、他の部品との干渉を回避しつつ、エンジンバルブのステム部との相対的な横ぶれを十分に防止することのできるロッカアームを実現することが可能となる。
本発明の実施形態を図1ないし図6によって説明する。図1は、エンジンのシリンダヘッド10の上部を示しており、ここにはピボット12、カムシャフト14、エンジンバルブ16、バルブスプリング18、ロッカアーム20によって構成された動弁機構が設けられている。
ロッカアーム20は、ローラ22を有するローラロッカアームの形式であり、ローラ22はカムシャフト14に対して一体的に設けられたカム24の周面に接触している。このロッカアーム20の一端側には、エンジンバルブ16のステム部16aの上端に対して当接するステム当接部26が形成されている。このロッカアーム20の他端側には、ラッシュアジャスタのピボット12に対して取付けられる取付部28が形成されている。エンジンのクランクシャフトの回転に伴ってカムシャフト14が回転すると、カム24が回転する。カム24が回転すると、カム24の周面と接触しているローラ22が当該カム24によって押圧される。カム24によってローラ22が押圧されると、ロッカアーム20がピボット12を支点として揺動運動を行う。これにより、エンジンバルブ16のステム部16aの上端がステム当接部26によって上方から押圧されるので、エンジンシリンダの吸排気の各ポートがエンジンバルブ16によって所定のタイミングで開閉されるようになっている。
図2は、ロッカアーム20の斜視図である。
図2に示すように、ロッカアーム20は、本体部30とこの本体部30に組み込まれたローラ22とによって構成されている。本体部30は、金属板を上方に略U字形状に折り曲げることによって形成された一対の側壁部32a、32bを有しており、この一対の側壁部32a、32bに対して、ローラ22を回転可能に装着するためのローラ回転軸34が取付けられている。
図3は、金属製の板材36を折り曲げて本体部30を形成する前の展開状態を示しており、図4は、金属製の板材36を折り曲げて本体部30を形成した後の状態を示している。
ロッカアーム20の本体部30は、金属製の板材36を所定形状に打ち抜いた後に、この金属製の板材36を図3中の点線L1、L2に沿って上方に折り曲げることによって形成されている。金属製の板材36のうち、点線L1、L2よりも外側の部分は、一対の側壁部32a、32bにそれぞれ対応する部分である。金属製の板材36に形成されている2つの貫通孔38は、ローラ22を装着するためのローラ回転軸34が取付けられる部分である。金属製の板材36の中央付近には、ローラ22を収容するための開口部40が形成されている。金属製の板材36の中央部上方には、板材36の表面から半球状に膨出した取付部28が絞り加工等によって形成されている。エンジンバルブ16のステム部16aの上端部に当接するステム当接部26は、ステム部16aの上端部に当接する側の表面が凸状にやや湾曲するように加工が施される。
図5は、カム24に対してロッカアーム20が組み付けられた状態を示す斜視図である。図6は、カム24に対してロッカアーム20が組み付けられた状態を示す正面図である。
図5、図6に示すように、本実施形態のロッカアーム20においては、一対の側壁部32a、32bの間の距離W1は、カム24の幅W2よりも大きく形成されている。また、一対の側壁部32a、32bの高さH1は、ローラ22の上端の高さH2よりも高くなるように形成されている。したがって、カム24の周面にローラ22が当接した状態では、一対の側壁部32a、32bの間に、カム24が挟まれた状態となっている(図6参照)。これにより、以下に説明する作用・効果が得られる。
カム24が回転すると、カム24の周面によってローラ22が下方に押圧される。これにより、ロッカアーム20の本体部30が上下方向(図6における上下方向)に揺動運動を開始する。この揺動運動が継続している間において、一対の側壁部32a、32bの間にカム24が挟まれているために、ロッカアーム20の動きは、カム24の側面部24aによって上下方向にガイドされる。これにより、エンジンバルブ16のステム部16aとロッカアーム20との相対的な横ぶれが防止される。
ところで、従来の上曲げ式のロッカアームでは、ステム当接部26に対してステムガイド(壁部)を設けることによって、ロッカアーム20とステム部16aとの相対的な横ぶれを防止していたのであるが、このステムガイドの高さを十分に確保することは困難であった。
しかし、本実施形態のロッカアーム20では、カム24の側面部24aによってロッカアーム20の動きが上下方向にガイドされるために、ステム当接部26に対してステムガイドを設ける必要がなくなる(あるいは、ステムガイドを高くする必要がなくなる)。したがって、エンジンバルブ16のステム部16aとの相対的な横ぶれを防止するためのステムガイドを設けなくとも、ロッカアーム20の横ぶれを防止することが可能となる。
また、本実施形態のロッカアーム20は上曲げ式のロッカアームであり、一対の側壁部32a、32bの高さH1を十分に高くすることが可能である。したがって、ローラ回転軸34を高い位置にもってくるような設計が可能となり、ロッカアーム20と他の部品との接触干渉を回避することが容易になる。
さらに、一対の側壁部32a、32bの間の距離W1が、カム24の幅W2よりも大きいために、一対の側壁部32a、32bの高さH1が、カム24の周面にぶつかって制約されることがない。したがって、一対の側壁部32a、32bの高さH1をさらに高くすることも可能であり、ロッカアーム20の本体部30の剛性を従来よりも大幅に高めることが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、他の部品との干渉を回避しつつ、エンジンバルブのステム部との相対的な横ぶれを十分に防止することのできるロッカアームを実現することが可能となる。
エンジンのシリンダヘッドの上部に設けられた動弁機構を示している。 ロッカアームの斜視図である。 金属製の板材を折り曲げて本体部を形成する前の展開状態を示している。 金属製の板材を折り曲げて本体部を形成した後の状態を示している。 カムに対してロッカアームが組み付けられた状態を示す斜視図である。 カムに対してロッカアームが組み付けられた状態を示す正面図である。 下曲げ式のロッカアームの従来例を示す斜視図である。 上曲げ式のロッカアームの従来例を示す斜視図である。
符号の説明
10…シリンダヘッド
12…ピボット
14…カムシャフト
16…エンジンバルブ
16a…ステム部
20…ロッカアーム
22…ローラ
24…カム
26…ステム当接部
28…取付部
30…本体部
32a、32b…側壁部
34…ローラ回転軸

Claims (2)

  1. 金属板が上方に曲げられて互いに対向するように形成された一対の側壁部の間には、カムシャフトによって回転するカムによって押圧されるローラが回転可能に装着されるとともに、その一端側には、エンジンバルブのステム部に対して上方から当接するステム当接部が形成されており、その他端側には、シリンダヘッドに設けられたピボットに対して取付けられる取付部が形成されているロッカアームであって、
    前記一対の側壁部の間の距離は、前記カムの幅よりも大きく形成されており、
    前記一対の側壁部の高さは、前記ローラの上端よりも高くなるように形成されている、ロッカアーム。
  2. 請求項1に記載のロッカアームであって、
    前記一対の側壁部の間に前記カムが挟まれていることを特徴とする、ロッカアーム。
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