JP2009108626A - 鋼矢板 - Google Patents

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Abstract

【課題】Z形鋼矢板と同様に壁厚の大きい連壁を形成することが可能であり、かつ、鋼矢板単体としての断面係数がZ形鋼矢板よりも大きくて打設時の変形が少なく、さらに、熱間圧延加工のみで製造することができるとともに、鋼矢板単体でのハンドリングを容易にすることができる鋼矢板を提供する。
【解決手段】鋼矢板1は、壁面板2と壁面つなぎ板3との交点Aを頂点とする断面形状が山形をなしている。鋼矢板1におけるラルゼン形継手4,5の各々は、壁面板2に対して平行、かつ、頂点Aから遠ざかる方向へ延びる爪底部4b,5bと、フック部4c,5cとを備えた爪で構成される。山形の頂点Aには、頂点Aを上にして平坦な床F上に水平置きした際に、床Fに対して平行となるとともに、鉛直方向下方に投影したときに断面図芯G1を含む範囲の位置及び幅Wに形成される頂点側平坦部6が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、土木建築分野における、地下土留め、基礎構造および港湾、河川における護岸等に用いる構造部材としての鋼矢板に関する。
一般に、土木建築分野における、地下土留め、基礎構造および港湾、河川における護岸等の構築に際しては、複数の鋼矢板を順次打設して連壁を構成するようにしている。この場合、連壁は、平面(打設方向上面)から見た断面形状で波形(台形状を交互に繰り返す形)とするのが一般的である。ここで、連壁を構成する鋼矢板として、図6に示すU形鋼矢板と、図8に示すハット形鋼矢板と、図10および図12に示すZ形鋼矢板とが知られている。
図6に示すU形鋼矢板101は、ウェブ102と、ウェブ102の両端縁からウェブ102に対して所定角度で延びる1対のフランジ103と、各フランジ103の先端縁に設けられた1対の継手104a,104bとを備え、そのほとんどが熱間圧延加工により製造されている。図6に示すように、U形鋼矢板101単体の全高さはh2、継手間隔はl2で設定される。1対の継手104a,104bは、図6に示すように、ともにウェブ102のある向きに開いている。このU形鋼矢板101は、製造、保管および打設が容易であるため、広く使用されている。そして、U形鋼矢板101は、図7に示すように、交互に反転されて隣り合うU形鋼矢板101の継手104a,104bが噛み合わされ、単体の高さh2の約2倍となる壁厚t2の連壁を構成するようになっている。このU形鋼矢板101で構成された連壁においては、継手104a,104bの位置が連壁の壁厚方向(図7におけるt2方向)の中心に位置している。
しかしながら、このU形鋼矢板101を用いた連壁にあっては、各U形鋼矢板101の中立軸N2が連壁の延びる方向(図6における左右方向)において交互に異なるため、連壁が圧力を受けて変形する際に、継手104a,104bのところにおいてずれを生じ、連壁全体としての剛性が継手104a,104の部分を固着して一体化したものに比べて劣るという、いわゆる継手効率低下という問題があった。
図8に示すハット形鋼矢板201は、ウェブ202と、ウェブ202の両端縁からウェブ202に対して所定角度で延びる1対のフランジ203と、各フランジ203の先端縁からウェブ202に対して平行に延びる1対の腕部204と、各腕部204の先端縁に設けられた1対の継手205a,205bとを備え、熱間圧延加工により製造されている。図8に示すように、ハット形鋼矢板201単体の全高さはh3に設定され、継手間隔はl3に設定される。そして、図8に示すように、1対の継手205a,205bのうち継手205aはウェブ202側向きに開き、その逆に継手205bはウェブ202側とは反対側の向きに開いている。ハット形鋼矢板201は、図9に示すように、同じ向きで隣り合うハット形鋼矢板201と継手205a,205bで噛み合わされ、壁厚t3の連壁を構成するようになっている。このハット形鋼矢板201で構成された連壁においては、継手205a,205bの位置が連壁の壁厚方向(図9における上下方向)の一端部(図9においては下端部)に位置している。
このハット形鋼矢板201で構成された連壁においては、図9に示すように、各ハット形鋼矢板201の中立軸N3が連壁の延びる方向(図9における左右方向)において同一であるため、連壁が圧力を受けて変形する際に、継手205a,205bのところにおいてずれを生じる現象、いわゆる継手効率低下の問題はない。
しかしながら、ハット形鋼矢板201の高さh3が連壁の壁厚t3と同じであって、製造上ハット形鋼矢板201の単体の高さを大きくすることには限界(設備制約など)があることから、連壁の壁厚t3を大きくするのが困難であった。
図10に示すZ形鋼矢板301は、ウェブ302と、ウェブ302の両端縁からウェブ302に対してほぼ直角に互いに逆方向に延びる1対のフランジ303と、各フランジ303の先端縁に設けられた1対の継手304a,304bとを備え、熱間圧延加工により製造されている。図10に示すように、Z形鋼矢板301単体の全高さはh4で設定され、継手間隔はL4に設定される。1対の継手304a,304bは、図11に示すように、ウェブ302を立てたときにともに同一向きに開いている。そして、Z形鋼矢板301は、図11に示すように、交互に反転されて隣り合うZ形鋼矢板301と継手304a,304bで噛み合わされ、壁厚t4の連壁を構成するようになっている。このZ形鋼矢板301で構成された連壁においては、継手304a,304bの位置が連壁の壁厚方向(図11における上下方向)の両端部に位置している。
このZ形鋼矢板301で構成された連壁においては、Z形鋼矢板301単体の全高さh4を低く抑え打設による組み合わせで連壁の壁厚t4を大きくしている。
しかしながら、Z形鋼矢板301は、図10に示す中立軸をN4とした場合、単体での断面係数がU形鋼矢板101やハット形鋼矢板201に比べて相対的に小さく、打設抵抗により変形しやすいといった問題点があった。
また、図12に示すZ形鋼矢板401は、図10に示すZ形鋼矢板301と同様に、ウェブ402と、ウェブ402の両端縁から互いに逆方向に延びる1対のフランジ403と、各フランジ403の先端縁に設けられた1対の継手404a,404bとを備え、熱間圧延加工により製造されている。図12に示すように、Z形鋼矢板401単体の全高さはh5で設定され、継手間隔はL5に設定される。しかし、Z形鋼矢板401においては、1対のフランジ403がウェブ402に対して直角よりも大きな角度でウェブ402から延びている点で図10に示すZ形鋼矢板301と異なっている。そして、Z形鋼矢板401は、図13に示すように、交互に反転されて隣り合うZ形鋼矢板401と継手404a,404bで噛み合わされ、壁厚t5の連壁を構成するようになっている。このZ形鋼矢板401で構成された連壁においては、継手404a,404bの位置が連壁の壁厚方向(図13における上下方向)の両端部に位置している。
このZ形鋼矢板401で構成された連壁においても、打設による組み合わせで連壁の壁厚t5を大きくすることができるが、図12に示す中立軸をN5とした場合、Z形鋼矢板401単体での断面係数がU形鋼矢板101やハット形鋼矢板201に比べて相対的に小さく、打設抵抗により変形しやすいといった問題点があった。
また、このZ形鋼矢板の他の従来例として、例えば、図14に示すものも知られている(特許文献1参照)。
図14に示すZ形鋼矢板501は、図12に示すZ形鋼矢板401と同じタイプのもので、ウェブ502と、ウェブ502の両端縁から互いに逆方向に延びる1対のフランジ503と、各フランジ503の先端縁に設けられた1対の継手504a,504bとを備え、熱間圧延加工により製造されている。そして、Z形鋼矢板501においては、1対のフランジ503がウェブ502に対して直角よりも大きな角度でウェブ502から延びている。
このZ形鋼矢板501で構成された連壁においても、打設による組み合わせで連壁の壁厚を大きくすることができるが、Z形鋼矢板501単体での断面係数がやはりU形鋼矢板101やハット形鋼矢板201に比べて相対的に小さく、打設抵抗により変形しやすいといった問題点があった。
一方、Z形鋼矢板401,501やU形鋼矢板101に比べて、単体の断面係数を大きくできる鋼矢板として、図15に示すものが知られている(特許文献2参照)。
図15に示す鋼矢板601は、鋼板を幅方向(図15における左右方向)における中間部において鈍角に折り曲げてウェブ602とフランジ603とを形成し、このウェブ602とフランジ603の先端縁に、それぞれ内向きに折り返した継手604a,604bを設け、断面がほぼ山形形状のほぼL形に形成されている。
この鋼矢板601によれば、Z形鋼矢板401,501と同様に連壁の壁厚を大きくすることができるとともに、Z形鋼矢板401,501やU形鋼矢板101に比べて、単体の断面係数を大きくできる。
特開2002−294691号公報 実公昭61−38986号公報
しかしながら、図15に示した鋼矢板601にあっては、圧延により成形加工された鋼板をほぼL形に折り曲げるとともに継手604a,604bを内向き(山形形状のウェブ602およびフランジ603で囲まれる領域に対して内側領域に向けた向き)に折り曲げる加工を行うといった多工程にわたる製造プロセスを経ないと製造できないため、鋳片を熱間圧延のみで成形するU形鋼矢板101、Z形鋼矢板401,501およびハット形鋼矢板301と比較して生産性が悪く特に大断面の厚みでは実用的ではないという問題点があった。
また、鋼矢板601では、鋼板を折り曲げてほぼL形とし、ウェブ602とフランジ603とを成形しているので、ウェブ602とフランジ603の厚さは同一となっている。このため、図15に示すように、L形の鋼矢板601を波形(台形)に連ねて連壁を構成する際に、ウェブ602の厚さとフランジ603の厚さは同一となり、断面二次モーメントを断面積で除して求める性能としての断面効率を高くすることができないという問題点があった。
従って、本発明は上述の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、Z形鋼矢板と同様に壁厚の大きい連壁を形成することが可能であり、かつ、鋼矢板単体としての断面係数がZ形鋼矢板よりも大きくて打設時の変形が少なく、さらに、熱間圧延加工のみで製造することができるとともに、鋼矢板単体でのハンドリングを容易にすることができる鋼矢板を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に係る鋼矢板は、壁面板と、該壁面板の一端縁から延びる壁面つなぎ板とを備え、前記壁面板および前記壁面つなぎ板は、前記壁面板と前記壁面つなぎ板との交点を頂点とする断面形状が山形をなし、前記壁面板および前記壁面つなぎ板が、それぞれ前記交点とは反対側の縁に、ラルゼン形継手を設けた鋼矢板であって、前記ラルゼン形継手の各々は、前記壁面板に対して平行、かつ、前記頂点から遠ざかる方向へ延びる爪底部と、該爪底部から頂点側に曲げたフック部とを備えた爪で構成され、前記山形の頂点には、該頂点を上にして平坦な床上に水平置きした際に、前記床に対して平行となるとともに、鉛直方向下方に投影したときに断面図芯を含む範囲の位置及び幅に形成される頂点側平坦部が設けられていることを特徴としている。
また、本発明のうち請求項2に係る鋼矢板は、請求項1記載の鋼矢板において、前記ラルゼン形継手のうちの少なくとも一方の爪底部には、前記頂点側平坦部に平行であるとともに、水平置きした際に前記床に接する継手側平坦部が設けられていることを特徴としている。
更に、本発明のうち請求項3に係る鋼矢板は、請求項1又は2記載の鋼矢板において、前記頂点側平坦部の、前記鋼矢板が延びる長手方向の一端には、水平置きした際に鉛直方向に貫通する孔が設けられていることを特徴としている。
加えて、本発明のうち請求項4に係る鋼矢板は、請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の鋼矢板において、一枚毎反転して前記ラルゼン形継手を噛み合わせることにより、台形状が交互となる波形の連壁を構成することを特徴としている。
また、本発明のうち請求項5に係る鋼矢板は、請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の鋼矢板において、前記連壁の角隅部を、前記壁面板の一端縁に位置する頂点と、前記壁面板の他端縁に位置する継手部分とし、前記壁面板の板厚が前記壁面つなぎ板の板厚よりも大きくしたことを特徴としている。
本発明のうち請求項1に係る鋼矢板によれば、壁面板と、該壁面板の一端縁から延びる壁面つなぎ板とを備え、前記壁面板および前記壁面つなぎ板は、前記壁面板と前記壁面つなぎ板との交点を頂点とする断面形状が山形をなし、前記壁面板および前記壁面つなぎ板が、それぞれ前記交点とは反対側の縁にラルゼン形継手を設けているので、Z形鋼矢板と同様に一枚毎交互に向きを変えて打設することで壁厚の大きい連壁を形成することが可能であり、かつ、鋼矢板単体としての断面係数がZ形鋼矢板よりも大きくて打設変形が少ない鋼矢板を提供することができる。そして、ラルゼン形継手の各々は、壁面板に対して平行、かつ、頂点から遠ざかる方向へ延びる爪底部と、爪底部から頂点側に曲げたフック部とを備えた爪で構成されるので、熱間圧延加工のみで製造できる鋼矢板を提供することができる。また、前記山形の頂点には、該頂点を上にして平坦な床上に水平置きした際に、前記床に対して平行となるとともに、鉛直方向下方に投影したときに断面図芯を含む範囲の位置及び幅に形成される頂点側平坦部が設けられているので、リフティングマグネット等の吊上装置によって頂点側平坦部を吸着することで、鋼矢板を吊上げることができ、鋼矢板のハンドリングを容易に行うことができる。
また、本発明のうち請求項2に係る鋼矢板によれば、請求項1記載の鋼矢板において、前記ラルゼン形継手のうちの少なくとも一方の爪底部には、前記頂点側平坦部に平行であるとともに、水平置きした際に前記床に接する継手側平坦部が設けられているので、鋼矢板を床上に水平置きした際に鋼矢板の姿勢が安定し、リフティングマグネット等の吊上装置による吊上げ作業をより容易に行うことができる。
更に、本発明のうち請求項3に係る鋼矢板によれば、請求項1又は2記載の鋼矢板において、前記頂点側平坦部の、前記鋼矢板が延びる長手方向の一端には、水平置きした際に鉛直方向に貫通する孔が設けられているので、鋼矢板の打設時において、孔を利用してクレーン等の吊上装置によって鋼矢板を長手方向を上下方向とした姿勢で吊上げることができる。
また、本発明のうち請求項4に係る鋼矢板によれば、請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の鋼矢板において、一枚毎反転して前記ラルゼン形継手を噛み合わせることにより、台形状が交互となる波形の連壁を構成するので、Z形鋼矢板で構成された連壁と同様にU形鋼矢板やハット形鋼矢板よりも壁厚の大きい連壁を形成することができ、断面効率が大きい連壁を形成することができる。
また、本発明のうち請求項5に係る鋼矢板によれば、請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の鋼矢板において、前記連壁の角隅部を、前記壁面板の一端縁に位置する頂点と、前記壁面板の他端縁に位置する継手部分とし、前記壁面板の板厚が前記壁面つなぎ板の板厚よりも大きくしたので、壁面板の板厚を壁面つなぎ板の板厚と同じくした場合に比較して連壁の断面効率を大きくすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る鋼矢板の平面図である。図2は、図1の鋼矢板を打設して構成された連壁の平面図である。図3は、図1に示す鋼矢板を吊上げる状態を示し、(A)はリフティングマグネットによって鋼矢板を吊上げる状態の説明図、(B)はクレーンによってシャックルを介して鋼矢板を吊上げる状態の説明図である。図4は、図1に示す鋼矢板を積み重ねた状態の平面図である。
図1示す鋼矢板1は、熱間圧延加工により製造されるものであって、壁面板2と、壁面板2の一端縁から延びる壁面つなぎ板3とを備え、壁面板2および壁面つなぎ板3が、壁面板2と壁面つなぎ板3との交点(仮想点)Aを頂点とする断面形状が山形をなしている。壁面板2および壁面つなぎ板3の交点Aとは反対側の縁には、それぞれラルゼン形継手(以下、単に継手という)4,5が設けられている。壁面板2と壁面つなぎ板3とのなす角度は、約100°〜約130°に設定される。そして、壁面板2の板厚は壁面つなぎ板3の板厚に対して1.0〜2.0倍程度になっている。また、図1に示すように、鋼矢板1単体の全高さはh1で設定され、継手間隔はL1に設定される。
ここで、鋼矢板1の山形の頂点Aには、頂点Aを上にして平坦な床F上に水平置きした際に、床Fに対して平行となる頂点側平坦部6が設けられている。「平坦な床」とは、工場等の建物内の、平坦に形成された床のみならず、建設現場等の屋外の平坦に形成された地面や床をも含む意である。そして、頂点側平坦部6は、頂点Aを上にして平坦な床F上に水平置きした際に、鉛直方向下方に投影したときに断面図芯G1を含む範囲の位置及び幅Wに形成される(図1における斜線参照)。また、頂点側平坦部6の、鋼矢板1が延びる長手方向の一端には、頂点Aを上にして平坦な床F上に水平置きした際に、鉛直方向に貫通する孔7が設けられている。頂点側平坦部6及び孔7の機能については後述する。
また、壁面板2に設けられた継手4は、壁面板2の他端縁から壁面板2に対してほぼ直交する方向に延びる繋ぎ部4aと、繋ぎ部4aの先端から壁面板2に対して平行に、かつ、頂点Aから遠ざかる方向に延びる爪底部4bと、爪底部4bから頂点A側(山形形状の壁面板2および壁面つなぎ板3で囲まれる領域に対して外側領域に向けた向き)に曲げられたフック部4cとを備えた爪で構成されている。そして、爪底部4bには、頂点側平坦部6に平行であるとともに、水平置きした際に床Fに接する継手側平坦部4dが設けられている。一方、壁面つなぎ板3に設けられた継手5は、頂点Aと反対側の縁から壁面板2に対して平行に、かつ、頂点Aから遠ざかる方向に延びる爪底部5bと、爪底部5bから頂点A側に曲げられたフック部5cとを備えた爪で構成されている。そして、爪底部5bには、頂点側平坦部6に平行であるとともに、水平置きした際に床Fに接する継手側平坦部5dが設けられている。継手側平坦部4d、5dの機能については後述する。
鋼矢板1においては、継手4,5の各々が、壁面板2に対して平行に延びる爪底部4b、5bと、爪底部4b、5bから頂点側に曲げたフック部4c、5cとを備えた爪で構成されるので、熱間圧延加工のみで製造できる鋼矢板を提供することができる。
また、鋼矢板1においては、図1に示すように中立軸をN1とした場合、鋼矢板単体としての断面係数がZ形鋼矢板301,401よりも大きくて打設性を改善した鋼矢板を提供することができる。例えば、Z形鋼矢板401においては、図12に示すように、中立軸N5とした場合に断面二次モーメントが大きくなく、断面係数も大きくはない。これに対して、図1に示す鋼矢板1においては、中立軸をN1とした場合に断面二次モーメントをZ形鋼矢板401と比較して大きくでき、断面係数が大きくなる。従って、鋼矢板1単体としての断面係数がZ形鋼矢板301,401よりも大きくて打設が容易な鋼矢板を提供することができる。
そして、鋼矢板1は、複数個用意され、図2に示すように、一枚毎反転して、地盤に順次打設され、継手4,5を噛み合わせることにより、台形状が交互となる波形の連壁を構成するようになっている。ここで、連壁の壁厚t1は、例えばZ形鋼矢板301,401で構成された連壁の壁厚t4,t5と同様に、U形鋼矢板101やハット形鋼矢板201の壁厚t2、t3よりも大きくすることができる。また、Z形鋼矢板301,401で構成された連壁と同様にU形鋼矢板101やハット形鋼矢板201よりも断面効率の大きい連壁を形成することができる。
ここで、複数の鋼矢板1で構成された連壁の角隅部は、図2に示すように、壁面板2の一端縁に位置する頂点(仮想点)Aと、壁面板2の他端縁に位置する継手4,5の部分となっている。そして、壁面板2の板厚が壁面つなぎ板3の板厚よりも大きくなっている。このため、壁面板2の板厚を壁面つなぎ板3の板厚と同じくした場合に比較して連壁の断面効率を大きくすることができる。この理由は、壁中心から離れた部分の断面を大きくする効果と言える。
次に、頂点側平坦部6の機能について説明すると、図3(A)に示すように、鋼矢板1を工場等の建物内の、平坦に形成された床F上に水平置きした際に、リフティングマグネット10等の吊上装置によって頂点側平坦部6の頂面を吸着することで、鋼矢板1を吊上げることができ、鋼矢板1のハンドリングを容易に行うことができる。このように、頂点側平坦部6を設けることで、リフティングマグネット10等の吊上装置によって鋼矢板1を吊上げ、容易にハンドリングを行うことができるから、図4に示すように、複数の鋼矢板1を上下に容易に積み重ねることができる。ここで、頂点側平坦部6は、頂点Aを上にして平坦な床F上に水平置きした際に、床Fに対して平行となるように形成され、鉛直方向下方に投影したときに断面図芯G1を含む範囲の位置及び幅Wに形成されるので、リフティングマグネット10等の吊上装置によって鋼矢板1を吊上げるときに鋼矢板1をそのままの姿勢で吊上げることができ、鋼矢板1の姿勢が安定することになる。なお、頂点側平坦部6の幅Wは、広い方が鋼矢板1を吊上げたときに鋼矢板1の姿勢がより安定することになるが、幅Wを広げると連壁構成時の断面効率が低下するので、幅Wを広げたときのメリットとデメリットの双方を考慮した幅Wとすることが好ましい。例えば、継手間隔L1が700mm程度のときには幅Wが50〜100mm程度であることが好ましい。
また、継手側平坦部4d、5dの機能について説明すると、継手側平坦部4d、5dは、頂点側平坦部6に平行であるとともに、水平置きした際に床Fに接するようになっている。このため、鋼矢板1を図3(A)に示すように床F上に水平置きした際に鋼矢板1の姿勢が安定し、リフティングマグネット10等の吊上装置による吊上げ作業をより容易に行うことができる。継手側平坦部4d、5dは、継手4、5の双方に設けられているが、片方の継手のみに設けられてもよいし、あるいは全く設けなくてもよい。
更に、孔7の機能について図3(B)を参照して説明する。建設現場において鋼矢板1を打設する際に、孔7を利用して鋼矢板1をクレーン等の吊上げ装置によって地上から吊上げることができる。例えば、図3(B)に示すように、クレーン(図示せず)に取り付けられたワイヤ24にシャックル21を取り付け、ボルト22をシャックル21と鋼矢板1に設けられた孔7の双方に通し、ナット23でボルト22をシャックル21に固定する。そして、クレーンによってワイヤ24を吊上げると、鋼矢板1を長手方向を上下方向とした姿勢(打設時の姿勢)で吊上げることができる。なお、シャックル21を利用せずに、クレーンに取り付けられたワイヤ24を、直接、孔7に挿通して鋼矢板1を吊上げるようにしてもよい。
実施例である山形の断面形状を有する鋼矢板と、比較例であるU形鋼矢板、ハット形鋼矢板、およびZ形鋼矢板とについて、鋼矢板単体での断面特性および連壁構成時の断面特性について調査した。
実施例である山形の断面形状を有する鋼矢板については、図1に示す頂角平坦型のものについて鋼矢板単体での断面特性および連壁構成時の断面特性について調査した。
調査対象となった、頂角平坦型の山形の断面形状を有する鋼矢板の寸法を図5に示す。調査対象となったものの寸法は、壁面板2の板厚が18mm、壁面つなぎ板3の板厚が12mm、断面図芯G1から継手4の端aまでの水平方向の長さが403.2mm、断面図芯G1から継手5の端bまでの水平方向の長さが475.1mm、高さ(継手側平坦部4d、5dの下面から頂点側平坦部6の頂面までの距離)が276mm、頂点側平坦部6の幅(端e〜端fまでの長さ)が56mmに設定されている。また、壁面板2の継手4側の端cから頂点側平坦部6の端eまでの水平方向の長さが337.4mm、壁面板2の継手4側の端cから頂点側平坦部6の頂面までの高さが228.8mm、壁面つなぎ板3の継手5側の端dから頂点側平坦部6の端fまでの水平方向の長さが370.5mm、壁面つなぎ板3の継手5側の端dから頂点側平坦部6の頂面までの高さが257.3mmに設定されている。
比較例であるU形鋼矢板については、図6に示す形状のサイズ2W(継手間隔l2:600mm、全高さh2:150.7mm)、図6に示す形状のサイズ3W(継手間隔l2:600mm、全高さh2:203.1mm)、図6に示す形状のサイズ4W(継手間隔l2:600mm、全高さh2:233.5mm)、および図6に示す形状のサイズ6L(継手間隔l2:500mm、全高さh2:249.5mm)のものについて鋼矢板単体での断面特性および連壁構成時の断面特性について調査した。
また、比較例であるハット形鋼矢板については、図8に示す形状のサイズ10H(継手間隔l3:900mm、全高さh3:241.0mm)、および図8に示す形状のサイズ25H(継手間隔l3:900mm、全高さh3:311.8mm)のものについて鋼矢板単体での断面特性および連壁構成時の断面特性について調査した。
また、比較例であるZ形鋼矢板については、図10に示す形状のサイズZ−25(継手間隔l4:400mm、全高さh4:188.0mm)、図10に示す形状のサイズZ−45(継手間隔l4:400mm、全高さh4:204.0mm)、および図12に示す形状のサイズAZ−38(継手間隔l5:700mm、全高さh5:192.0mm)のものについて鋼矢板単体での断面特性および連壁構成時の断面特性について調査した。
調査結果を表1に示す。
Figure 2009108626
表1を参照すると、実施例である山形の断面形状を有する鋼矢板については、図1に示す形状の頂角平坦型のものを用いた連壁の壁厚Hは500mmであり、図12に示す形状のサイズAZ−38のZ形鋼矢板を用いた連壁の壁厚Hと同一とした。そして、これら山形の断面形状を有する鋼矢板を用いた連壁の壁厚H:500mmは、U形鋼矢板を用いた連壁の壁厚H:260.0mm〜450.0mm、および比較例であるハット形鋼矢板を用いた連壁の壁厚H:231.0mm〜301.8mmよりも大きくなっている。従って、実施例に係る山形の断面形状を有する鋼矢板は、Z形鋼矢板と同様にU形鋼矢板やハット形鋼矢板よりも壁厚の大きい連壁を形成するのに有効であることがわかる。
このように、実施例に係る山形の断面形状を有する鋼矢板については、連壁の壁厚Hが500mmとZ形鋼矢板と同様にU形鋼矢板やハット形鋼矢板よりも大きいことから、連壁の単位長さあたりの断面二次モーメントIも、図1に示す形状の頂角平坦型については96540cm4/mとU形鋼矢板(I:13000cm4/m〜86000cm4/m)やハット形鋼矢板(I:10500cm4/m〜24400cm4/m)よりも大きくなっている。このため、連壁の単位長さあたりの断面二次モーメントIを連壁の単位長さあたりの断面積Aで除した断面効率I/Aについても、実施例に係る山形の断面形状を有する鋼矢板については、図1に示す形状の頂角平坦型が421.8cm2とU形鋼矢板(I/A:99.1cm2〜281.0cm2)やハット形鋼矢板(I/A:85.9cm2〜152.1cm2)よりも大きくなっている。
また、実施例である山形の断面形状を有する鋼矢板については、図1に示す形状の頂角平坦型単体の断面係数Z0は860.0cm3と、図10に示す形状のサイズZ−25のZ形鋼矢板の断面係数Z0:277.0cm3、図10示す形状のサイズZ−45のZ形鋼矢板の断面係数Z0:451.0cm3、図12に示す形状のサイズAZ−38のZ形鋼矢板の断面係数Z0:424.0cm3よりも大きくなっている。従って、実施例に係る山形の断面形状を有する鋼矢板は、鋼矢板単体としての断面係数がZ形鋼矢板よりも大きくて打設による変形の少ない鋼矢板であることがわかる。
また、図1に示す形状の頂角平坦型の鋼矢板1は、工場等の建物内の、平坦に形成された床F上に水平置きされた際に、リフティングマグネット等の吊上装置によって頂点側平坦部6の頂面を吸着することで、鋼矢板1を吊上げることができ、鋼矢板1のハンドリングを容易に行うことができる。そして、複数の鋼矢板1を上下に容易に積み重ねることができる。また、図1に示す形状の頂角平坦型の鋼矢板1の継手側平坦部4d、5dは、頂点側平坦部6に平行であるとともに、水平置きした際に床Fに接するようになっているので、鋼矢板1を床F上に水平置きした際に鋼矢板1の姿勢が安定し、リフティングマグネット10等の吊上装置による吊上げ作業をより容易に行うことができる。更に、図1に示す頂角平坦型の鋼矢板1を建設現場において打設する際に、孔7を利用して鋼矢板1をクレーン等の吊上げ装置によって地上から吊上げることができる。
本発明に係る鋼矢板の平面図である。 図1の鋼矢板を打設して構成された連壁の平面図である。 図1に示す鋼矢板を吊上げる状態を示し、(A)はリフティングマグネットによって鋼矢板を吊上げる状態の説明図、(B)はクレーンによってシャックルを介して鋼矢板を吊上げる状態の説明図である。 図1に示す鋼矢板を積み重ねた状態の平面図である。 調査対象となった、頂角平坦型の山形の断面形状を有する鋼矢板の寸法の説明図である。 U形鋼矢板の一例の平面図である。 図6のU形鋼矢板を打設して構成された連壁の平面図である。 ハット形鋼矢板の一例の平面図である。 図8のハット形鋼矢板を打設して構成された連壁の平面図である。 Z形鋼矢板の一例の平面図である。 図10のZ形鋼矢板を打設して構成された連壁の平面図である。 Z形鋼矢板の他の例の平面図である。 図12のZ形鋼矢板を打設して構成された連壁の平面図である。 従来の他の例のZ形鋼矢板の平面図である。 従来例の鋼矢板の平面図である。
符号の説明
1 鋼矢板
2 壁面板
3 壁面つなぎ板
4,5ラルゼン形継手
4a 繋ぎ部
4b,5b 爪底部
4c,5c フック部
4d,5d 継手側平坦部
6 頂点側平坦部
7 孔
10 リフティングマグネット
21 シャックル
22 ボルト
23 ナット
24 ワイヤ
101 U形鋼矢板
102 ウェブ
103 フランジ
104a,104b 継手
201 ハット形鋼矢板
202 ウェブ
203 フランジ
204 延長部
205a,205b 継手
301 Z形鋼矢板
302 ウェブ
303 フランジ
304a,304b 継手
401 Z形鋼矢板
402 ウェブ
403 フランジ
404a,404b 継手
501 Z形鋼矢板
502 ウェブ
503 フランジ
504a,504b 継手
601 鋼矢板
602 ウェブ
603 フランジ
604a,604b 継手

Claims (5)

  1. 壁面板と、該壁面板の一端縁から延びる壁面つなぎ板とを備え、前記壁面板および前記壁面つなぎ板は、前記壁面板と前記壁面つなぎ板との交点を頂点とする断面形状が山形をなし、前記壁面板および前記壁面つなぎ板が、それぞれ前記交点とは反対側の縁に、ラルゼン形継手を設けた鋼矢板であって、
    前記ラルゼン形継手の各々は、前記壁面板に対して平行、かつ、前記頂点から遠ざかる方向へ延びる爪底部と、該爪底部から頂点側に曲げたフック部とを備えた爪で構成され、
    前記山形の頂点には、該頂点を上にして平坦な床上に水平置きした際に、前記床に対して平行となるとともに、鉛直方向下方に投影したときに断面図芯を含む範囲の位置及び幅に形成される頂点側平坦部が設けられていることを特徴とする鋼矢板。
  2. 前記ラルゼン形継手のうちの少なくとも一方の爪底部には、前記頂点側平坦部に平行であるとともに、水平置きした際に前記床に接する継手側平坦部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の鋼矢板。
  3. 前記頂点側平坦部の、前記鋼矢板が延びる長手方向の一端には、水平置きした際に鉛直方向に貫通する孔が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の鋼矢板。
  4. 一枚毎反転して前記ラルゼン形継手を噛み合わせることにより、台形状が交互となる波形の連壁を構成することを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の鋼矢板。
  5. 前記連壁の角隅部を、前記壁面板の一端縁に位置する頂点と、前記壁面板の他端縁に位置する継手部分とし、前記壁面板の板厚が前記壁面つなぎ板の板厚よりも大きくしたことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載の鋼矢板。
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