JP2012076788A - 組立式防油堤 - Google Patents

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文彦 小長谷
Tsukasa Nishi
司 西
Norifumi Endo
紀文 遠藤
Kengo Nakamura
研吾 中村
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BOOSEIKYAPUTEIBU KK
Zenitaka Corp
Nippo Ltd
Nippo Sangyo Co Ltd
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BOOSEIKYAPUTEIBU KK
Tokyo Electric Power Co Inc
Zenitaka Corp
Nippo Ltd
Nippo Sangyo Co Ltd
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Abstract

【課題】
本発明は、簡易に組立ができ、如何なる環境下でも確実に貯油できる組立式防油堤を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明に係わる組立式防油堤は、多角形状に配置された複数の角材と、角材と角材で取り囲まれた領域を覆うシートと、シートと角材の接続部を挟み込むように固定する固定治具とからなり、前記固定治具は、頂板と頂板の両側縁から垂下する側板とからなる2つの主材を、所定の角度で屈曲するように連結して形成することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

建設現場等において発電機や油圧ユニットからの油の流出に備えて設置される簡易的な組立式防油堤に関する。
一定容量以上の油タンクには、防油堤の設置が義務付けられている。このような本設の防油堤としては鋼製やコンクリート製の防油堤がある(例えば特許文献1参照)。特許文献1では、油タンクの下部に鋼製箱形の防油堤が設置されている。
一方、建設現場では、発電機や油圧ユニットなど油タンクを備えた建設機材が多数使用される。これらの油タンク容量は小さいため、防油堤の設置は義務付けられていないが、火気を扱うことが多い建設現場では、これら建設機材にも防油堤を設置するのが好ましい。
建設機材は建設の進捗に応じて設置位置が変化するため、防油堤も移動可能な仮設のものが適している。例えば仮設防油堤としては、単管パイプを組み立てて堤部を形成し、堤部とその内面をシートで覆った組立式防油堤がある(特許文献2参照)。
実登3000264号公報(図1参照) 特開平4−155007号公報(図1参照)
しかし、特許文献2に記載の防油堤では、単管パイプを組み立てるのに手間がかかってしまう。建設現場では手間がかかると使われずに終わってしまう可能性もあり、より簡易に組み立てられる方が適している。また、シートで覆うのみでは強風でシートが舞い上がって捲れてしまい、油漏洩の際に貯油できない可能性もある。
そこで、本発明は、簡易に組立ができ、如何なる環境下でも確実に貯油できる組立式防油堤を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係わる組立式防油堤は、多角形状に配置された複数の角材と、角材と角材で取り囲まれた領域を覆うシートと、シートと角材の接続部を挟み込むように固定する固定治具とからなり、前記固定治具は、頂板と頂板の両側縁から垂下する側板とからなる2つの主材を、所定の角度で屈曲するように連結して形成することを特徴とする。
ここで、固定治具は、頂板と頂板の両側縁から垂下する側板とからなる主材を形成し、所定の位置で頂板と1つの側板を切断し、切断されなかった方の側板を所定の角度で屈曲して形成してもよい。1枚の板材を加工して固定治具を作ることで、2つの主材の連結作業(溶接作業等)が不要となり、加工手間を削減できる。
また、側板の端部を面取りしてもよい。側板の端部を面取りすることで、固定治具との接触によるシートの損傷を防止できる。
本発明の組立式防油堤によれば、簡易に組立ができ、如何なる環境下でも確実に貯油することが可能となる。
本発明の実施形態に係わる組立式防油堤の組立工程を表す説明図である。 本発明の実施形態に係わる組立式防油堤の使用状態を表す概要図である。 本発明の実施形態に係わる固定治具の概要図である。 本発明の実施形態に係わる固定治具の組立工程を表す説明図である。 本発明の実施形態に係わる固定治具の別の組立工程を表す説明図である。 本発明の実施形態に係わる固定治具に面取りを設けた場合の概要図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係わる組立式防油堤の組立工程を表す説明図である。本発明に係わる組立式防油堤10は、多角形状に配置された複数の角材20と、角材20と角材で取り囲まれた領域22を覆うシート30と、シート30と角材の接続部21を挟み込むように固定する固定治具40とから構成される。ここでは、図1を用い、順を追って組立式防油堤の組立工程を説明する。
まず、図1(a)の通り、角材20を多角形状に配置する。角材20の断面寸法(断面幅b、断面高h)は、必要とされる貯油量を確保できるように適宜設定すればよいが、一般に一辺が70〜100mmの正方形断面ものがよく用いられる。同図では、この角材20を4本用意して長方形状に配置している。配置形状は長方形状だけでなく、スペースや防油堤の中に置く機器の形状を考慮して、任意の多角形状をとることができる。
次に、図1(b)の通り、シート30で角材20と角材で取り囲まれた領域22を覆う。本実施形態でのシート30とは、油を通さないシートのことであり、例えば防煙シートが好適に用いられる。シート30は、角材で取り囲まれた領域内では地面に接するように弛ませておく。
次に、図1(c)の通り、固定治具40でシート30と角材の接続部21を挟み込むように固定する。固定治具40は全ての角材の接続部21に配置する。固定治具40はシート30と角材20を適度な圧力で拘束し、簡易に脱着可能であると同時に、風が吹いても外れることはない。そのため、強風でシートが捲りあがるのを防止することができる。
図2は、本実施形態に係わる組立式防油堤の使用状態を表す概要図である。組立式防油堤10の角材で取り囲まれた領域22に油タンクを有する機器60を配置して使用する。角材20と機器60との離隔は組立式防油堤10を設置するスペースや貯油容量を考慮して適宜設定すればよい。
組立式防油堤10を撤去する場合には、組み立てる時と逆の手順で行う。最初に機器60を移動し、固定治具40を外してから、シート30を取り除き、最後に角材20を撤去する。
図3は、本実施形態に係わる固定治具の概要図である。固定治具40は、頂板41と頂板の両側縁42から垂下する側板43とからなる2つの主材45a、45bを、所定の角度で屈曲するように連結して形成することを特徴とする。
2つの主材45a、45bは開口側を下にしたコの字断面をしており、この形状でシート30と角材20を挟み込む。主材45の寸法のうち、頂板幅Bは角材20の断面幅bの1.1〜1.5倍とするのが好ましく、側板高Hは、角材20の断面高hの0.8〜1.0倍とするのが好ましい。また、主材長Lは、頂板幅Bの1.0〜2.0倍とするのが好ましい。この寸法であれば、角材20と固定治具40の間に位置するシート30を適度な面積および圧力で拘束できるためである。
2つの主材45a、45bを連結させる角度θは、角材20によって形成される多角形状の内角に応じて適宜設定すればよい。角材20を長方形に配置した場合には、この角度θは直角となる。なお、図3の通り、2つの主材45a、45bの角度θを維持できるように、つなぎ材50で頂板同士を接続し補強してもよい。つなぎ材50の形状は、必要とされる強度に応じて適宜丸棒または平板から選択される。
主材45の素材は鋼材とする。耐久性を向上させるため、表面には錆止め塗装を行う。つなぎ材50も主材45と同じ鋼材を用い、同じ塗装を行う。
次に、固定治具40の組立工程について説明する。図4は、本実施形態に係わる固定治具の組立工程を表す説明図である。
まず、図4(a)の通り、2つの主材45a、45bを用意する。2つの主材45a、45bは、規格品である等辺溝型鋼を用いてもよいが、鋼板を折り曲げ加工するのがより好ましい。角材寸法に合わせて主材45の寸法を自由に設定できるためである。この場合、鋼板の板厚tは、折り曲げ加工しやすいように2〜5mmとするのが好ましい。
次に、図4(b)の通り、2つの主材45a、45bの対向する側板の端縁44同士を連結する。この連結は一般に溶接によって行われる。その後、図4(c)の通り、頂板41につなぎ材50を取り付ける。つなぎ材50の取付も点付け溶接によって行われる。
図5は、固定治具の別の組立工程を表す説明図である。前述の工程は、別々の主材45を2つ用意し、後で連結することを前提としていたが、別の組立工程では1枚の鋼板を折り曲げ加工して固定治具40を組み立てる。1枚の板材を加工して固定治具40を組み立てることで、2つの主材45の連結作業(溶接作業)が不要となり、加工手間を削減できる。
まず、図5(a)の通り、1枚の鋼板を加工して、頂板41と頂板の両側縁42から垂下する側板43とからなる主材45を形成する。次に、図5(b)の通り、所定の断面で頂板41と1つの側板43aを切断する。さらに、図5(c)の通り、同じ断面で切断されなかった方の側板43bを所定の角度で屈曲する。最後に、図5(d)の通り、頂板41につなぎ材50を取り付けて固定治具40の組み立てが完了する。
以上説明の通り、本実施形態の組立式防油堤によれば、簡易に組立ができ、如何なる環境下でも確実に貯油することが可能となる。
なお、固定治具40は、図3に示す形状に限定されず、貯油性能を向上できるように適宜形状を変更しても良い。例えば、図6には、側板の端部46に面取りを設けた場合の概要図を示す。面取りは全ての側板の端部46に設けられる。側板の端部46を面取りすることで、固定治具40によるシート30の損傷を防止でき、組立式防油堤10を繰り返し使用しても貯油性能を維持することができる。
10 組立式防油堤
20 角材
21 角材の接続部
22 角材で取り囲まれた領域
30 シート
40 固定治具
41 頂板
42 頂板の側縁
43 側板
44 側板の端縁
45 主材
46 側板の端部
50 つなぎ材
60 油タンクを有する機器

Claims (3)

  1. 多角形状に配置された複数の角材と、
    角材と角材で取り囲まれた領域を覆うシートと、
    シートと角材の接続部を挟み込むように固定する固定治具とからなり、
    前記固定治具は、頂板と頂板の両側縁から垂下する側板とからなる2つの主材を、所定の角度で屈曲するように連結して形成することを特徴とする組立式防油堤。
  2. 前記固定治具は、
    頂板と頂板の両側縁から垂下する側板とからなる主材を形成し、
    所定の断面で頂板と1つの側板を切断し、切断されなかった方の側板を所定の角度で屈曲して形成することを特徴とする請求項1に記載の組立式防油堤。
  3. 前記側板の端部を面取りすることを特徴とする請求項1または2に記載の組立式防油堤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014220326A (ja) * 2013-05-07 2014-11-20 中国電力株式会社 油入機器の防油提
KR101940750B1 (ko) * 2018-08-22 2019-01-21 배형철 유체 게이지 장치

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