JPWO2009128116A1 - 雨水等処理装置 - Google Patents

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Abstract

本発明の目的は、機械的強度を確保したままで、作業員が内部に入って土砂、ごみなどの不要堆積物を清掃・点検しえる雨水等処理装置を提供することにある。その手段として、仕切板部材21のそれぞれは、第1通路用孔212を有し、互いに間隔G1を隔てて配列され、第1通路用孔212及び間隔G1による第1通路PTH1を構成する。仕切板部材21の配列群は、一部に、拡大された通路用間隔G2を有している。側板部材31、32のそれぞれは、仕切板部材21の配列群の側面に連結されて組立体100を構成する。側板部材31は通路用間隔G2に連なる第2通路用孔312を有する。通路用間隔G2及び第2通路用孔312は第2通路PTH2を構成する。組立体100の一つは、第1通路PTH1が、出入り口に連なる第3通路PTH3を構成する。面板部材42〜44は組立体100の上面及び下面を閉じている。図3

Description

本発明は、雨水等処理装置に関する。本発明に係る雨水等処理装置は、雨水等の貯留施設及び浸透施設の両者を含む。
この種の雨水等処理装置は、集水した雨水等の貯留空間として地中に埋設される雨水等貯留施設と、集水した雨水等を一時的に貯留してのち、地中に緩やかに浸透させて排出する浸透施設とを含む。雨水等処理装置は、雨水等の有効利用の目的、雨水等が河川へ急激に流入することにより発生する都市型浸水災害を防止する目的、又は、地下水を涵養し湧水を復活する目的等から、地中に埋設される。
従来の雨水等処理装置では、例えば、特許文献1〜3に見られるように、本来の雨水等貯留浸透の目的を達成するため、土圧に耐える機械的強度を確保しながら、如何にして貯留空間効率の高いものを実現するかに焦点をあわせてあった。
しかし、雨水等処理装置によって処理される雨水は、土砂やごみなどを含んでおり、仮にフィルタなどを用いたとしても、雨水とともに、土砂やごみが雨水貯留空間内に流入し,堆積してしまうことは避けられない。このため、施工初期には高い貯留空間効率が確保されていたとしても、時間が経つにつれて土砂やごみが雨水貯留空間内に堆積され、貯留空間効率が低下してしまう。
貯留空間効率を高く維持するためには,内部に堆積された土砂やごみを排出する必要があるが、特許文献1〜3にはそのような構造は開示されていない。内部に堆積された土砂やごみを排出するには、作業員が雨水等処理装置の内部に入って、清掃・点検作業をなしえるだけの空間スペースを確保しなければならず、そのような構造は、必然的に機械的強度を低下させてしまうから、清掃・点検通路用スペースを確保することは、本質的な技術的困難性を伴うものなのである。
特開2000−199246号公報 特開2001−115508号公報 特開2003−034971号公報
本発明の課題は、機械的強度を確保したままで、作業員が内部に入って土砂、ごみなどの不要堆積物を清掃し、及び、その点検をなしえる雨水等処理装置を提供することである。
上述した課題を解決するため、本発明に係る雨水等処理装置は、複数の仕切板部材と、複数の側板部材と、複数の面板部材との組み合わせを含む。前記仕切板部材のそれぞれは、第1通路用孔を有し、互いに間隔を隔てて配列され、前記第1通路用孔及び前記間隔による第1通路を有している。前記仕切板部材の配列群は、一部に、拡大された通路用間隔を有している。
前記側板部材のそれぞれは、前記仕切板部材の配列群の側面に連結されて組立体を構成し、少なくとも一つは、前記通路用間隔に連なる第2通路用孔を有し、前記通路用間隔及び前記第2通路用孔による第2通路を構成する。前記組立体は、複数であって、少なくとも一つは、前記第1通路が、出入り口に連なる第3通路を構成する。前記面板部材は、前記組立体の上面及び下面を閉じている。
上述したように、本発明に係る雨水等処理装置は、複数の仕切板部材と、複数の側板部材と、複数の面板部材との組み合わせを含んでおり、仕切板部材のそれぞれは、互いに間隔を隔てて配列されており、側板部材のそれぞれは、仕切板部材の配列群の側面に組み付けられて組立体を構成しており、面板部材は、組立体の上面及び下面に組み付けられているから、仕切板部材の配列間隔、仕切板部材に対する側板部材の組み付け構造、及び、仕切板部材と側板部材に対する面板部材の組み付け構造などを、周知の強度計算法に従って、土圧に充分に耐えうる機械的強度を確保することができるように、設計することができる。
仕切板部材のそれぞれは、第1通路用孔を有し、間隔を隔てて配列され、第1通路用孔及び間隔による第1通路を有しているから、作業員は、第1通路を通って、その内部に堆積した土砂やごみの清掃・点検作業を行なうことができる。しかも、仕切板部材の配列群は、一部に、間隔の拡大された通路用間隔を有し、拡大された通路用間隔及び第2通路用孔による第2通路を構成しているから、作業員は第2通路を通って、他の第1通路の内部に入ることができる。
更に、組立体の少なくとも一つは、第1通路が、出入り口に連なる第3通路を構成しているから、結局、作業員は、第1通路によって構成された第3通路の内部に入り、第3通路から第2通路に入り、更に、第1通路内に入って清掃・点検作業を行うことができることになる。清掃・点検作業が終了した後は、逆のコースを辿って、第1通路、第2通路から、第3通路に戻ることができる。
本発明に係る雨水等処理装置は、使用状態では、地中に埋設される。もっとも、その組み合わせ構造に関しては、地中に埋設する前の状態も、概念的には想定することができる。本発明は、そのような状態も保護の対象と捉えている。
この種の雨水等処理装置は、地中に埋設された使用状態では、例えばマンホール等の立坑と組み合わされる。立坑は、内部が第3通路に連なる。従って、作業員は、立坑を通って第3通路内に入り、第3通路から第2通路に入り、更に、通路用間隔内に入り、続いて、第1通路用孔内に入って清掃・点検作業を行うことができる。
本発明に係る雨水等処理装置は、好ましくは、前記組立体は、幅方向、及び、高さ方向に積み重ねられる。このような3次元配置により、容積を飛躍的に拡大した雨水処理装置を実現することができる。このような3次元配置を取った場合でも、作業員は、第3通路、第2通路用孔及び通路用間隔を通って、第1通路用孔の内部に入り、その清掃・点検作業を行うことができる。作業員は、必要であれば、第3通路用孔の清掃・点検のみならず、第1通路及び通路用間隔の内部をも清掃・点検することができる。
以上述べたように、本発明によれば、機械的強度を確保したままで、作業員が内部に入って土砂、ごみなどの不要堆積物を清掃・点検しえる構造を実現し得る雨水等処理装置を提供することができる。
本発明の他の目的、構成及び利点については、添付図面を参照し、更に詳しく説明する。図面は単なる例示に過ぎない。
本発明に係る雨水等処理装置の構造を概略的に示す平面断面図である。 図1に示した雨水等処理装置の正面断面図である。 図1及び図2に示した雨水等処理装置において、側板部材を装着した状態の一部拡大平面断面図である。 本発明に係る雨水等処理装置に用いられる仕切板部材の正面図である。 本発明に係る雨水等処理装置に用いられる外枠部材の正面図である。 本発明に係る雨水等処理装置に用いられる側板部材の正面図である。 本発明に係る雨水等処理装置に用いられる外枠部材の正面図である。 本発明に係る雨水等処理装置に用いられる底面板部材の平面図である。 図8に示した底面板部材の正面図である。 本発明に係る雨水等処理装置に用いられる中間面板部材の平面図である。 図10に示した中間面板部材の正面図である。 図8〜図11に示した底面板部材、上面板部材又は中間面板部材について、その組合せ状態を示す図である。
符号の説明
21 仕切板部材
31、32 側板部材
212 第1通路用孔
312 第2通路用孔
42〜44 面板部材
100 組立体
G1 間隔
G2 拡大された通路用間隔
PTH1 第1通路
PTH2 第2通路
PTH3 第3通路
図1は、本発明に係る雨水等処理装置の構造を概略的に示す平面断面図、図2は、図1に示した雨水等処理装置の正面断面図、図3は、図1及び図2に示した雨水等処理装置において、側板部材を装着した状態の一部拡大平面断面図である。図示された雨水等処理装置は、地中に埋設された使用状態にある。もっとも、その組み合わせ構造に関しては、地中に埋設する前の状態も、概念的には想定することができる。本発明では、そのような状態も保護の対象と捉えている。
図1〜3に図示されるように、本発明に係る雨水等処理装置は、複数の仕切板部材21と、複数の側板部材31、32と、複数の面板部材42〜44との組み合わせを含む。仕切板部材21のそれぞれは、第1通路用孔212を有し、互いに間隔G1を隔てて配列されており、仕切板部材21の配列群は、一部に、拡大された通路用間隔G2を有している。従って、第1通路用孔212、間隔G1及び通路用間隔G2により、仕切板部材21の配列方向に沿った第1通路PTH1が形成される。
第1通路用孔212及び通路用間隔G2は、作業員が通過できるほどの大きさを持つ。通路用間隔G2は、例えば、本来配置されるべき仕切板部材21を、配置せずに省略することによって得られる。この実施例の場合は、一枚の仕切板部材21を省略することによって,通路用間隔G2を生じさせてあるので、通路用間隔G2は、間隔G1の2倍に仕切板部材21の厚みを加算した寸法にほぼ等しくなる。もっとも、仕切板部材21の省略枚数を増やせば、通路用間隔G2は更に拡大できる。上述した通路用間隔G2により、第1通路PTH1と交差する第2通路PTH2が形成される。
図4は、仕切板部材21の正面図である。図を参照すると、仕切板部材21は、全体として、四角形状の板状部材でなる基体211の中心部に第1通路用孔212を設けた構造となっている。第1通路用孔212は、人間が通過できる大きさを持つ任意形状の孔として構成される。第1通路用孔212の周りに存在する基体211の両面又は片面に、機械的強度補強用のリブ213が設けられている。リブ213の本数、大きさ、高さなどは、仕切板部材21に求められる機械的強度を参酌して決定される。リブ213は、第1通路用孔212の周縁にも設けられている。仕切板部材21は、適当なプラスチック材料を用いて成型された成型体であり、従って、成型に適した形状、構造を持つことは当然である。
仕切板部材21の配列方向の両端には、外枠部材23が配置されている。外枠部材23は、第1通路用孔212が不要である。図5は、その一例を示し、図4の仕切板部材21における第1通路用孔212に相当する部分が、面板234で閉じられている。外枠部材23は、基体231の両面又は片面に、機械的強度補強用のリブ233が設けられている。リブ233の本数、大きさ、高さなどは、外枠部材23に求められる機械的強度を参酌して決定される。この外枠部材23も、適当なプラスチック材料を用いて成型された成型体である。
側板部材31、32のそれぞれは、仕切板部材21の配列群の側面に連結されて組立体100を構成する。側板部材31、32のうち、側板部材31は、通路用間隔G2に連なる第2通路用孔312を有している。
図6は、第2通路用孔312を有する側板部材31の正面図である。図を参照すると、この側板部材31は、全体として、四角形状の板状部材でなる基体311に第2通路用孔312を設けた構造となっている。図示の側板部材31では、第2通路用孔312は、基体311の幅方向で見て、一方側に偏った位置に、縦長の角形状として形成されている。より具体的には、側板部材31の平面積の略半分を、第2通路用孔312が占有している。第2通路用孔312に隣接する部分には、縦横に延びるリブ313や、抜き孔315が設けられている。リブ313は機械的強度補強のために設けられ、抜き孔315は軽量化及び通水のために設けられている。
第2通路用孔312は、人間が通過できる大きさであればよく、図示の角形状に限らず、任意の形状をとることができる。側板部材31、32も、適当なプラスチック材料を用いて成型された成型体であり、従って、成型に適した形状、構造を持つことは当然である。
側板部材32は、第2通路用孔312が不要である。図7は、その一例を示し、図6の仕切板部材21における第2通路用孔312に相当する部分が、面板325で閉じられている。側板部材32を構成する基体331には、補強用のリブ323や、軽量化と通水のための抜き孔325が設けられている。この側板部材32も、適当なプラスチック材料を用いて成型された成型体である。
組立体100は、複数であり、組立体100の間に、第2通路用孔312に連なる第3通路PTH3を有している。第2通路用孔312は、第3通路PTH3から第2通路PTH2へ入り、又は第2通路PTH2から第3通路PTH3へ抜ける出入り口部となる。第3通路PTH3は、この実施例では、仕切板部材21の配列群に備えられる第1通路用孔212、間隔G1及び通路用間隔G2によって構成されている。
図示実施例とは異なって、第3通路PTH3を形成するための特別の部材を用意することも考えられるが、図示のように、第3通路PTH3を、仕切板部材21の配列群に備えられる第1通路用孔212によって構成すると、構成部材の種類を増やす必要がない。また、仕切板部材21の配列群による機械的強度を確保し得る。なお、図2に図示するように、複数段に積み重ねられる場合、最下段の組立体100に形成される第1通路PTH1〜PTH3のみを、作業員の通路に供することが好ましい。
面板部材42〜44は、組立体100に連結され、組立体100の上面及び下面を閉じている。図1〜図3の実施例では、仕切板部材21及び側板部材31、32による組立体100が、2段重ね(図2参照)されているので、面板部材42〜44としては、基台41の上に位置する底面板部材42と、組立体100の間に位置する中間面板部材43と、最上層に位置する上面板部材44の3種が含まれる。
図8は、底面板部材42の平面図、図9は、図8に示した底面板部材42の正面図である。図を参照すると、底面板部材42は、全体として、扁平状の形状を有しており、基板421の一面上に、例えば四角形状の補強板420を取り付けた構造を有する。基板421は、他の底面部材との所謂「鳩尾結合」に供すべく、鳩尾状の切欠g1を有しており、切欠g1の両側には、突片401、402が生じている。更に、基板21は、切欠g2〜g7を有している。切欠g2の両側には突片403、404が生じており、切欠g3の両側には突片404、405が生じている。切欠g4の両側には突片405、406が生じており、切欠g5の両側には突片406、407が生じている。更に、切欠g6の両側には突片407、408が生じており、切欠g7の両側には突片408、401が生じている。切欠g2の内部には、突片409が設けられている。
上述した切欠g1〜g7と、突片401〜408は、他の底板部材との関係では、互いに嵌まり合うような形状になっている。具体的には、切欠g1に対しては、他の底板部材の突片405が嵌り、切欠g2に対しては他の底板部材の突片407、408が嵌り合い、切欠g2の内部に存在する突片409は、他の底板部材の切欠g6に嵌り合う。切欠g3、g4に対しては他の底板部材の突片402、401が嵌りあい、切欠g5、g7に対しては、他の底板部材の突片404、403が嵌りあう。
突片401〜405、及び、突片407、408の一面には、仕切板部材21及び側板部材31、32の一端を挟持すべく、立上がり片422〜429が立設されている。もっとも、図8及び図9は、底面板部材42のとり得る構造の一例を示すにすぎない。
上面板部材44は、上述した底面板部材42と全く同じ構造のものを用いることができる。ただ、上面板部材44は、仕切板部材21及び側板部材31、32に対する関係では、底面板部材42を反転した状態で用いられる。
次に、中間面板部材43は、図10、図11に示すように、基板431の一面上に、例えば四角形状の補強板430を取り付けた構造を有する。基板431は、他の底面部材との所謂「鳩尾結合」に供すべく、鳩尾状の切欠g31を有しており、切欠g31の両側には、突片401、402が生じている。更に、基板21は、切欠g32〜g37を有している。切欠g32の両側には突片403、404が生じており、切欠g33の両側には突片404、405が生じている。切欠g34の両側には突片405、406が生じており、切欠g35の両側には突片406、407が生じている。更に、切欠g36の両側には突片407、408が生じており、切欠g37の両側には突片408、401が生じている。切欠g32の内部には、突片409が設けられている。
上述した切欠g31〜g37と、突片401〜408は、他の底板部材との関係では、互いに嵌まり合うような形状になっている。具体的には、切欠g31に対しては、他の底板部材の突片405が嵌り、切欠g32に対しては他の底板部材の突片407、408が嵌り合い、切欠g32の内部に存在する突片409は、他の底板部材の切欠g36に嵌り合う。切欠g33、g34に対しては他の底板部材の突片402、401が嵌りあい、切欠g35、g37に対しては、他の底板部材の突片404、403が嵌りあう。
突片401〜405、及び、突片407、408の一面には、仕切板部材21及び側板部材31、32の一端を挟持すべく、立上がり片432〜439が立設されている。もっとも、図10及び図11も、底面板部材43のとり得る構造の一例を示すにすぎない。
図12は、図8〜図11に示した底面板部材42、上面板部材44又は中間面板部材43について、その組合せ状態を示す図である。面板部材42〜44は、同一平面上に敷き詰められ、一方の面板部材42〜44の突片が、他方の面板部材42〜44の切欠にはめ込まれる。そして、仕切板部材21及び側板部材31、32が、突片の一面上に立ち上がる立ち上がり片と、主要部との間で挟持される。これにより、面板部材42〜44の相互が同一平面上で結合されるとともに、この面板部材42〜44の組立体100に対して、仕切板部材21及び側板部材31、32の一端が確実に結合されることになる。
上述したように、本発明に係る雨水等処理装置は、複数の仕切板部材21と、複数の側板部材31、32と、面板部材42〜44との組み合わせを含んでおり、仕切板部材21のそれぞれは、互いに間隔G1を隔てて配列されており、側板部材31、32のそれぞれは、仕切板部材21の配列群の側面に組み付けられて組立体100を構成しており、面板部材42〜44は、組立体100の上面及び下面に組み付けられているから、仕切板部材21の配列間隔G1、仕切板部材21に対する側板部材31、32の組み付け構造、及び、仕切板部材21と側板部材31、32に対する面板部材42〜44の組み付け構造などを、周知の強度計算法に従って、土圧に充分に耐えうる機械的強度を確保することができるように、設計することができる。
仕切板部材21のそれぞれは、第1通路用孔212を有しているから、第1通路用孔212に形成される第3通路PTH3を通って、その内部に堆積した土砂やごみの清掃・点検作業を行なうことができる。しかも、仕切板部材21の配列群は、一部に、間隔の拡大された通路用間隔G2を有しているから、作業員は通路用間隔G2を通って、第1通路PTH1の内部に入ることができる。
また、側板部材31は、通路用間隔G2に連なる第2通路用孔312を有しているから、作業員は、第2通路用孔312を通って、通路用間隔G2によって構成された第2通路PTH2内に入りこむことができる。
更に、仕切板部材21の配列群の間に、第2通路用孔312を通して第2通路PTH2に連なる第3通路PTH3を有しているから、結局、作業員は、仕切板部材21の配列群の一端から第3通路PTH3の内部に入り、第3通路PTH3から第2通路PTH2に入り、続いて、第1通路PTH1内に入って清掃・点検作業を行うことができることになる。
本発明に係る雨水等処理装置は、地中に埋設された使用状態では、立坑5、6と組み合わされる。立坑5、6は、内部が第3通路PTH3に連なる。従って、作業員は、立坑5、6を通って第3通路PTH3内に入り、第3通路PTH3から第2通路PTH2に入り、更に、第1通路PTH1内に入って清掃・点検作業を行うことができる。
本発明に係る雨水等処理装置において、好ましくは、仕切板部材21の配列群は、複数であり、幅方向、及び、高さ方向に積み重ねられる。このような3次元配置により、容積を飛躍的に拡大した雨水処理装置を実現することができる。このような3次元配置を取った場合でも、作業員は、第3通路PTH3、第2通路PTH2を通って、第1通路PTH1の内部に入り、その清掃・点検作業を行うことができる。作業員は、必要であれば、第1通路PTH1の清掃・点検のみならず、第3通路PTH3及び第2通路PTH2の内部をも清掃・点検することができる。

Claims (4)

  1. 複数の仕切板部材と、複数の側板部材と、複数の面板部材との組み合わせを含む雨水等処理装置であって、
    前記仕切板部材のそれぞれは、第1通路用孔を有し、互いに間隔を隔てて配列され、前記第1通路用孔及び前記間隔による第1通路を有しており、
    前記仕切板部材の配列群は、一部に、拡大された通路用間隔を有しており、
    前記側板部材のそれぞれは、前記仕切板部材の配列群の側面に連結されて組立体を構成し、少なくとも一つは、前記通路用間隔に連なる第2通路用孔を有し、前記通路用間隔及び前記第2通路用孔による第2通路を構成し、
    前記組立体は、複数であって、少なくとも一つは、前記第1通路が出入り口に連なる第3通路を構成し、
    前記面板部材は、前記組立体の上面及び下面を閉じている、
    雨水等処理装置。
  2. 請求項1に記載された雨水等処理装置であって、地中に埋設されている、雨水等処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載された雨水等処理装置であって、立坑を含んでおり、前記立坑は、内部が前記第3通路に連なる、雨水等処理装置。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載された雨水等処理装置であって、前記仕切板部材の配列群は、幅方向、及び、高さ方向に積み重ねられている、雨水等処理装置。
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