JP2008127771A - ハット型鋼矢板 - Google Patents

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Abstract

【課題】断面効率の点で有利なハット型鋼矢板において、矢板1枚の高さが通常の製造設備例えばH形鋼などを圧延する形鋼ミルで圧延可能に抑制されながらも必要な断面性能が得られて、U型4Wの代替となりうるようにしたものを提供する。
【解決手段】左右非対称の継手部4を両端に有し、中央がウエブ1とその両側のフランジ2とでU型をなし、その外側に継手部を支持する腕部3を有するハット型鋼矢板において、全高さが345mm以下、有効幅が840mm以上、断面2次モーメントが略45000cm4/mであり、図心5が全高さの略1/2に位置し、腕部の厚さ範囲内に継手噛み合わせ中心延長線7を位置せしめかつ逆U姿勢の左右を水平に保つ突条6を継手部の外向き爪側に有するものとした。
【選択図】図2

Description

本発明は、ハット型鋼矢板に関し、詳しくは土木建築分野の工事に用いられる左右非対称形状の継手を有するハット型鋼矢板のうち、特に大断面のものに関する。
有効幅600mmの最大サイズの鋼矢板は、U型で4Wが一般的に使用されている(例えば非特許文献1記載のSP−IVw)。例えば非特許文献2に示されるように、その断面性能は、単位壁幅あたりの断面積が225.5cm2/m、断面2次モーメントが56700cm4/m(継手効率0.8のときは45360cm4/m)である。
また、大断面のハット型鋼矢板としては特許文献1および特許文献2に、貫入抵抗を小さくする目的で寸法・形状の範囲が規定されたものが示されている。
鋼管杭協会鋼矢板技術委員会編:Jaspp技術ライブラリ‐No.102「鋼矢板標準製品仕様書 改訂2版」平成12年12月 JFEスチールのパンフレット(No.K1J-501-00)「JFESP JFEの鋼矢板」 特許第3458109号公報 特許第3488233号公報
大きな断面性能を得るため、一般にU型鋼矢板は、ウエブ部が外端になるよう交互にウエブの向きを変え、壁厚の中央部で爪を噛み合わす形式により、矢板1枚の全高さが異常に大きくなるのを抑止している。しかし、継手が完全に一体化したときに所定の断面性能が得られるのであって、打設における嵌合状態では、継手同士の相対位置ずれはゼロでなく、一般に、継手効率として80%程度とみなされ、それだけ断面性能は低下する。
その点、継手嵌合部が壁厚の外側に位置し、ウエブを同一方向にして打設するハット型鋼矢板では、継手効率を考慮する必要がないが、嵌合時の壁厚が矢板1枚の全高さと同じとなるため、全高さを大きくする必要があり、圧延が困難になるといった問題がある。
従来製造されている鋼矢板(熱間圧延品)では、全高さ250mm(有効高さ225mm)の6L型が最大のものである。また例えば一般的なU型の有効幅600mmの最大サイズ4Wにおいては、有効高さが420mmであるが、矢板1枚では234mmにすぎない。さらにハット型鋼矢板では、同じ向きの同一高さで打設するので、有効高さ≒矢板1枚の高さとなる。
そこで、本発明は、断面効率の点で有利なハット型鋼矢板において、矢板1枚の高さが通常の製造設備例えばH形鋼などを圧延する形鋼ミルで圧延可能に抑制されながらも必要な断面性能が得られて、U型4Wの代替となりうるようにしたものを提供することを目的とする。
さらに大断面のハット型鋼矢板として従来から知られているものでも、断面2次モーメントが大きい場合に応用するのは問題があった。特許文献1に規定の寸法形状範囲を満足しようとすると鋼矢板の高さが大きくなり、孔型圧延ロールの孔型深さが大きくなりロール強度が不足するという問題が生じた。また、特許文献2に規定の寸法形状範囲は10000〜25000cm4/mの断面2次モーメントを有するもののデータを基にしており、この範囲を大幅に超える断面2次モーメントを有する場合へ適用すると、ウエブ角度範囲が90°以上になり、明らかに鋼矢板としての機能を発揮できなくなる場合をも含んでしまう。つまり、断面2次モーメントが前述のデータ範囲から外れて大きい場合には貫入抵抗のみで寸法形状を決定するのは問題があった。
本発明は断面2次モーメントの大きいハット型鋼矢板において、段重ねを優先した角度設定を行い、高さを抑制して既存設備での製造を可能にした寸法形状範囲を規定するものである。
本発明者は、上記目的を達成するために、
1)単位壁幅あたりの鋼材重量が従来のものと同等以下であること、
2)断面2次モーメント、断面係数は、従来のU型4W(継手効率0.8)と同等以上であること、
3)鋼矢板を打設機で掴んで地中に押し込み可能である(座屈等の変形が起り難い)こと、
4)施工時の負荷で継手が変形しにくいこと、
という条件を満足しうるハット型鋼矢板の断面形状について鋭意検討し、本発明をなした。
すなわち、本発明は、左右非対称の継手部を両端に有し、中央がウエブとその両側のフランジとでU型をなし、その外側に前記継手部を支持する腕部を有するハット型鋼矢板において、全高さが345mm以下、有効幅が840mm以上、断面2次モーメントが略45000cm4/mであり、図心が全高さの略1/2に位置し、前記腕部の厚さ範囲内に継手噛み合わせ中心延長線を位置せしめかつ逆U姿勢の左右を水平に保つ突条を前記継手部の外向き爪側に有することを特徴とするハット型鋼矢板である。
ここで、略45000とは、45000の±3%以内(すなわち43650〜46350)であることを意味する。また、図心とは、断面図形の場合、次式で与えられる位置ベクトルrC で位置を記述される図形中心点である。
C =(1/A)×∫(r)dA; ここで、dAは断面図形の微小部分の面積、Aは該断面図形の総面積、rは前記微小部分の位置ベクトルである。
また、全高さの略1/2とは、1/2高さの±1%以内(すなわち高さの49.5%〜50.5%)であることを意味する。
また、継手噛み合わせ中心延長線とは、左の継手嵌合中心点と右の継手嵌合中心点とを結ぶ直線を意味する。また、逆U姿勢の左右を水平に保つとは、鋼矢板を水平面に逆U姿勢で置いたときにウエブ面が左右方向で水平となるようにすることを意味する。また、外向き爪とは、爪底がウエブ側に向いた爪を意味する。また、有効幅は、左の継手嵌合中心点と右の継手嵌合中心点との距離に等しい。
本発明では、前記有効幅は1000mm以下であることが好ましい。
また、本発明では、フランジの傾きθが、フランジ厚tf、外向き爪高さhjに対し、θ≧sin-1(tf/hj)であることが好ましい。
ここで、外向き爪高さとは、外向き爪側の継手部の突条先端から爪底までの高さを意味する。
本発明によれば、同等の鋼材重量で継手効率を高めることができるため、継手効率0.8とされたU型4Wに対し、約80%の有効高さ(=連壁の壁厚)で同等の断面2次モーメントが達成できる。よって、
1)連壁の壁厚が小さくなって土地の節約が可能となる(約20%)、
2)断面係数が大きくなる(約120%)、
3)有効幅が広いため打設枚数が減り、工事の能率が向上する、
といった優れた効果を奏する。
図1に、U型4W鋼矢板を打設・嵌合した状態と同等の断面性能が得られるハット型鋼矢板の好ましい高さと有効幅の範囲をハッチングで示した。
図1には断面2次モーメントがU型4Wのそれぞれ77.6%、80%、82.4%であるハット型鋼矢板の高さと有効幅の関係を曲線で示している。なお、これらの曲線は次のように求めた。
全高さHと必要なフランジ厚tfとの関係については、施工実績等から次の関係式を経験的に得ている。
f≧0.028×H ‥‥(1)
(1)式の関係のフランジ厚で、U型4W鋼矢板と同等の鋼材重量となるよう断面積を等しくし、与えられた断面2次モーメントになる高さと有効幅を求め、曲線で示した。
一般に打設による嵌合状態では継手効率は約80%とみなされている。継手効率が80%であれば断面2次モーメントも80%となる。したがって、U型4W鋼矢板を打設・嵌合した状態と同等の断面性能を得るには、U型4W鋼矢板の断面2次モーメントの80%すなわち45000cm4/mが得られるようにハット型鋼矢板の高さと有効幅を設計する。ただし、製品では寸法ばらつきがあるので、得られる断面2次モーメントはU型4W鋼矢板の80%の±3%の範囲(77.6%〜82.4%)あるいは45000cm4/mの±3%の範囲(すなわち略45000cm4/m)となる。図1では77.6%の曲線より上部、82.4%の曲線より下部の範囲に相当し、この範囲に製品の高さおよび有効幅があれば、断面2次モーメントが略45000cm4/mになる。
全高さは高いほど断面性能を高めるには有利であるが、製造するのが難しくなる。本発明では既存の圧延設備、つまり国内最大の高さの鋼矢板6L型相当を製造している設備で圧延可能な最大の高さまで大きくするようにした。
上下ロールに旋削する孔型で断面形状を成形する際、上・下ロールの中心線は略図心に近いところに設定される。図6に示した6L型では、図心がウエブ側にあり、下ロールの孔型が深く、中心線より170mmとなる。中心より170mmの深さが圧延可能とすれば、図心が全高さの中央(1/2)とするハット型では、170+170=340mmの高さの製品が圧延できる。さらに、腕部を曲げ、継手をウエブ側に移して圧延し、最終で腕部を水平に戻すような全高さ増大圧延を実施することによって下突条部の高さを少なくとも5mm程度は高くできるため、本発明によれば、345mmまでの高さのハット型鋼矢板が製造可能となる。
また、有効幅が840mmよりも小さい場合、全高さが345mm以下となる範囲が非常に狭くなり、通常の形鋼圧延ミルによる製造誤差を考慮すると、全高さを安定的に345mm以下とするのが困難となるため、有効幅は840mm以上とした。
もっとも、有効幅が1000mmを超えると、通常の形鋼圧延ミルでの製造が困難であり、製造設備の大改造が必要となる。したがって、有効幅は1000mm以下とするのが好ましい。
また、図心が全高さの略1/2を外れると、圧延ロール孔型を深くするほかに、同じ断面2次モーメントの断面でも断面係数が小さくなるので、全高さの略1/2に位置させる必要がある。図心は断面寸法を調整して1/2高さ位置になるようにするが、製品での寸法ばらつきがあるので、高さの49.5〜50.5%に位置するようになる。
また、継手噛み合わせ中心延長線が腕部の厚さ範囲外であると、施工時に腕部を介して継手部に力が加わった際に過大なモーメントが生じ、継手部の爪が変形する虞がある。また、逆U姿勢の左右が水平でないと、テーブル搬送するときの直進性が悪いため圧延での製造が困難となるほか、段重ね等のハンドリングも厄介となる。そこで、本発明では、継手部の外向き爪側に突条を設け、この突条の高さ設定により、前記腕部の厚さ範囲内に継手噛み合わせ中心延長線を位置せしめかつ逆U姿勢の左右を水平に保つことができるようにした。
さらに、段重ねを容易とするために、フランジの傾きθは、フランジ厚tf、外向き爪高さhjに対し、θ≧sin-1(tf/hj)であることが好ましい。θ<sin-1(tf/hj)であると、段重ねした上下のフランジ間に隙間ができ、下側の継手部と上側の継手部とが接触して押し合いあるいは擦れ合う力が強くなって、継手部の爪が変形しやすくなる。もっとも、段重ねした状態での高さは可及的に低い方が省スペースの点から好ましいから、θとsin-1(tf/hj)との差は小さいほど好ましい。
図2は、本発明の1実施例を示す断面図である。これは、ウエブ1の両側に左右対称なフランジ2が連なり、その両外側に左右対称な腕部3が連なり、さらにその両外側に左右非対称な継手部4が連なるハット型鋼矢板である。左右の継手部4はそれぞれ、継手接続部41と爪部42とに分かれている。爪部42の内面側の空間には継手嵌合中心点4Cが存在する。
図心5は、有効幅Wの1/2の位置に置くことを前提(この前提は通常と同じ)として、全高さHの1/2の位置となるよう、ウエブ幅と腕部幅のバランスを調整した。
設計した寸法は次のとおりである。
全高さH=340mm(345mm以下である)
有効幅W=左450mm+右450mm=900mm(840〜1000mmの範囲内である)
ウエブ厚=18mm
ウエブ幅=左186mm+右186mm=372mm
フランジ厚tf=10mm
フランジの傾きθ=15.5°
腕部厚=17.4mm
腕部幅=左137mm+右137mm=274mm
この実施例では、図2に示すように、ハット型鋼矢板を、左・右で対称な部分A0とA1、継手部4での左・右で回転対称な部分C0とC1(爪部42)、左・右で非対称な部分B0とB1(継手接続部41)に区分し、A0とA1の部分が、可能な限り大きく、全幅の88%を占めるようにした。また、B0とB1については、左右で断面積が同じとなるよう、また少しでも断面効率の良い最外部(Dで示す長さの部分)の肉付けで調整した。
0とA1の幅=各411mm
0とB1の幅=各33mm
0とC1の幅=各23.5mm
外向き爪高さhj=38mm
この実施例のハット型鋼矢板は、後掲の表1に示すように、断面2次モーメントI=44000cm4/m(45000cm4/mの±3%以内である)を有する。
外向き爪側の継手接続部41(B1)には、突条高さhtj=5mmとした突条6を設け、その反対側の継手部4(B0ないしC0)の爪底を腕部3下端から下方に突条高さと同じ5mmだけずらすことで、腕部3の持ち上がり量を左・右で同じ5mmとし、これにより、継手噛み合わせ中心延長線7を腕部3の厚さ範囲内に位置せしめるとともに、左右の水平を保たしめた。
なお、突条6を設けない場合、例えば図3に比較例(断面性能が最大となるように設計したもの)を示すように、左右の水平を保つことはできるが、継手噛み合わせ中心延長線7が腕部3の厚さ範囲を外れる(この例では腕部3の上面から約2.5mm上方に外れる)ことになり、爪部42に腕部3を介して力が作用するとき、芯ずれのモーメントが生じて爪部42が変形しやすくなる。これに対し、実施例では、図2に示したように突条6を設けて継手噛み合わせ中心延長線7を腕部3の厚さ範囲内に位置せしめたから、そのような変形は起り難くなっている。
なお、図3の比較例において腕部3の上面を上方にずらせば、継手噛み合わせ中心延長線7を腕部3の厚さ範囲内に入れることはできるが、腕部3の厚さが増して鋼材重量が増すことになって前記条件1)「単位壁幅あたりの鋼材重量が従来のものと同等以下であること」を満たさなくなる。これに対し、実施例では突条6を設けて腕部3全体を嵩上げしているので、この条件1)が満たされている。
また、この実施例では、フランジの傾きθを、sin-1(tf/hj)=sin-1(10/38)=15.25°よりも大きくかつこれに非常に近いθ=15.5°としたので、図4に示すように、上・下段の継手部が干渉し難くかつ重ね高さが可及的に低い理想的な段重ね状態が容易に得られた。
実施例のハット型鋼矢板は、図5(a)に示すような継手嵌合状態に施工される。一方、実施例による代替(置換)を意図した従来のU型4W鋼矢板(非特許文献2記載のJFESP−4W)は、図5(b)に示すような継手嵌合状態に施工される。U型4Wでは、ウエブ面を交互に上下反転し、連壁の壁厚(=有効高さ)の中央で嵌合するため、この嵌合部分での相対すべりにより壁厚中央での剛性が幾分低下することを見込んで、実設計では継手効率を0.8程度とした断面性能が採用される。これに対し、ハット型では、ウエブ面を同じ向きとし、連壁の壁厚の一端側で嵌合する(壁厚中央に相対すべりする部分はない)ため、壁厚中央での剛性低下はなく、実設計において継手効率を1としても問題ない。よって、実施例では従来のU型4Wの継手効率0.8の場合に見合った断面2次モーメントが得られるように設計した。
かく設計した実施例の断面性能および寸法を従来と比較して表1に示す。表1より、実施例では、従来の継手効率0.8の場合に比べ、断面積が99.3%、断面2次モーメントは略同等の97%、断面係数は、有効高さが低い(連壁の壁厚が小さい)ので大きくなり、119.9%が達成できている。有効幅は従来の1.5倍に広がるので、打設工数が減り、工事の能率が向上する。
Figure 2008127771
従来のU型4Wと同等の鋼材重量でその80%±3%の断面2次モーメントが達成できる条件を満たすハット型鋼矢板の全高さと有効幅を計算した結果を示すグラフである。 本発明の1実施例を示す断面図である。 突条のない比較例を示す断面図である。 実施例のハット型鋼矢板の段重ね状態を示す断面図である。 実施例のハット型鋼矢板(a)と従来のU型4W鋼矢板(b)の継手嵌合状態を示す断面図である。 従来のU型6L型鋼矢板の1例を示す断面図である。
符号の説明
1 ウエブ
2 フランジ
3 腕部
4 継手部
1 継手接続部
2 爪部
C 継手嵌合中心点
5 図心
6 突条
7 継手噛み合わせ中心延長線

Claims (3)

  1. 左右非対称の継手部を両端に有し、中央がウエブとその両側のフランジとでU型をなし、その外側に前記継手部を支持する腕部を有するハット型鋼矢板において、全高さが345mm以下、有効幅が840mm以上、断面2次モーメントが略45000cm4/mであり、図心が全高さの略1/2に位置し、前記腕部の厚さ範囲内に継手噛み合わせ中心延長線を位置せしめかつ逆U姿勢の左右を水平に保つ突条を前記継手部の外向き爪側に有することを特徴とするハット型鋼矢板。
  2. 前記有効幅は1000mm以下であることを特徴とする請求項1記載のハット型鋼矢板。
  3. フランジの傾きθが、フランジ厚tf、外向き爪高さhjに対し、θ≧sin-1(tf/hj)であることを特徴とする請求項1または2に記載のハット型鋼矢板。
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