JP2006241816A - 地中連続壁 - Google Patents

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Abstract

【課題】U形鋼矢板とH形鋼を一体化した地中連続壁用鋼材の利点を活かしつつ、より合理的な構造を工夫することで、鋼材使用量を低減し、さらに経済性に優れた地中連続壁を提供する。
【解決手段】U形鋼矢板2のウェブ部2aの外側にH形鋼3を溶接等により一体化してなる地中連続壁用鋼材1と単体のU形鋼矢板2を混在させる形で打設する。その際、U形鋼矢板2部分の非対称継手2c,2dを利用して、U形鋼矢板2の横断面形状を同一方向にそろえて結合させ、地中連続壁Aを構築する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、土木建築工事における仮設土留、港湾護岸、河川護岸など土圧に抵抗する構造物、連続することによって地下水等を遮断することを目的とする構造物などに適用される鋼製の地中連続壁に関するものである。
土木建築工事において、主に土砂などの崩落を防ぐ土留め壁や河川の護岸壁などに用いられる地中連続壁用鋼材として一般に鋼矢板が使用され、その一例としてウェブ部とこのウェブ部の両端に突出するフランジ部とからほぼ断面U字状に形成されたU形鋼矢板、板状に形成された直線鋼矢板、そして鋼管矢板などが一般に知られている。
また、例えば、特許文献1には、図4(a)に示すようなU形鋼矢板20のウェブ部20aにT形鋼21を溶接して形成された地中連続壁用鋼材が開示され、特許文献2には、図4(b)に示すような直線鋼矢板22の一側部にH形鋼23を溶接して形成された地中連続壁用鋼材が開示されている。
さらに、非特許文献1には、図4(c)に示すようなH形鋼23と2本のZ形鋼矢板25とを組み合わせた地中連続壁鋼材が記載されている。
しかし、特許文献1の地中連続壁用鋼材は、U形鋼矢板20のウェブ部20aの中央にT形鋼21のウェブ部21aの先端が溶接されているため、打設性に大きく影響を及ぼす溶接によるひずみの矯正に大手間を要する等の問題がある。
また、T形鋼21を製作する際、プレートによる製作では多くの加工手間を必要とするだけでなく、上述するようなひずみの問題もあり、またH形鋼を切断してT形鋼21を製作しようとする場合、スクラップを発生させないようにするためにはH形鋼の梁せい方向半分に切断したCT形鋼を用いる必要があり、大断面の地中連続壁用鋼材を製作できないといった問題もある。
特許文献2の地中連続壁用鋼材は、H形鋼22が直線鋼矢板23の上端部分にのみ取り付けられ、下端部分には特に強度が必要でないことから取り付けられていない場合、下端部分の剛性が小さいために地中に打ち込めない場合がある等の問題がある。
非特許文献1のZ形鋼矢板とH形鋼の組合せタイプのものは、2枚のZ形鋼矢板25をあらかじめ双方の継手を互いにかしめる等してU形に組み合わせ、これをH形鋼23のフランジ23aに溶接する等して取り付ける必要があるため、製作工程が多く製作が面倒なだけでなく製作コストの割高が免れない等の課題があり、またZ形鋼矢板25どうしの接合部およびZ形鋼矢板25とH形鋼23との溶接などによる接合部に不良箇所があると、打ち込みの際に破損するおそれがあり、強度上の問題もある。
これらの課題に対し、出願人は特許文献3の地中連続壁用鋼材および地中連続壁を開発している。図4(d)はその代表例を示したものであり、ウェブ部2aとこのウェブ部2aの両端に設けられたフランジ部2bとこのフランジ部2bの一端に設けられた腕部2fとからほぼ断面U字状に形成されたU形鋼矢板2と、このU形鋼矢板2のウェブ部2aの外側に一方のフランジ部3bを固定して設置されたH形鋼3とから形成されている。
U形鋼矢板2部分の腕部2fの先端には継手2c,2dが非対称形に設けられ、U形鋼矢板2の横断面形状を同一方向にそろえて結合できるようにしてある。H形鋼3はU形鋼矢板2のウェブ部2aの外側に設置されていることで、大きな断面性能が得られる。
特開平6−280251号公報 特開昭62−133209号公報 特開2002−212943号公報 British Steel General Steels Piling Handbook Sixth edition 1988
本出願人が開発した特許文献3記載の発明によれば、従来の鋼製地中連続壁に比べ、高い断面性能のものを比較的安価に施工することができるという利点がある。
しかし、U形鋼矢板2とH形鋼3を一体化した地中連続壁用鋼材1は、鋼材使用量が大きくなるため、その分のコストが必ずしも安価とは言えない。
本発明は、特許文献3に示されるようなU形鋼矢板とH形鋼を一体化した地中連続壁用鋼材の利点を活かしつつ、より合理的な構造を工夫することで、鋼材使用量を低減し、さらに経済性に優れた地中連続壁を提供することを目的としている。
本願の請求項1に係る地中連続壁は、ウェブ部と該ウェブ部の両端に設けられたフランジ部と該フランジ部の一端に設けられた腕部とからほぼ断面U字状に形成され、前記腕部の先端に継手が非対称形に設けられ、横断面形状を同一方向にそろえて結合できるようにしたU形鋼矢板と、前記U形鋼矢板のウェブ部の外側に一方のフランジ部を前記ウェブ部に固定して設置されたH形鋼とから形成される地中連続壁用鋼材とが地中連続壁の連続方向に混在するように設置されていることを特徴とするものである。
U形鋼矢板のウェブ部の外側にH形鋼を固定した地中連続壁用鋼材自体の考え方は、背景技術の項で説明した特許文献3記載の発明における地中連続壁用鋼材と同様のものであるが、本発明では、この地中連続壁用鋼材のみで地中連続壁を構成するのではなく、地中連続壁用鋼材とU形鋼矢板とを地中連続壁の連続方向に混在するように設置したものである。
このような構成とすることで、後に詳述するように地中連続壁の断面性能を維持しつつ、使用する全体の鋼材量を低減し、経済性を高めることができる。
請求項2は、請求項1に係る地中連続壁において、前記U形鋼矢板と前記地中連続壁用鋼材とが1枚ずつ交互に設置されている場合を限定したものである。
地中連続壁用鋼材とU形鋼矢板の混在の形態は種々あり得るが、1枚ずつ交互に設置する場合、地中連続壁の剛性に関し、部分的な偏りが少なく、そのため設計も比較的容易となる。
請求項3は、請求項1に係る地中連続壁において、前記U形鋼矢板と前記地中連続壁用鋼材の何れか一方が他方より枚数が多く、前記U形鋼矢板と前記地中連続壁用鋼材の何れか枚数が多い方が地中連続壁の連続方向の一部または全部の区間について2枚以上連続するように設置されていることを特徴とするものである。
具体的には、地中連続壁用鋼材どうしの間に、U形鋼矢板を2枚ずつ、あるいは3枚ずつ配置する場合、U形鋼矢板どうしの間に地中連続壁用鋼材を2枚ずつ、あるいは3枚ずつ配置する場合、さらには地中連続壁用鋼材どうしの間に配置されるU形鋼矢板あるいはU形鋼矢板どうしの間に配置される地中連続壁用鋼材の枚数が一定でない場合などがある。
これらの地中連続壁用鋼材およびU形鋼矢板は、U形鋼矢板の両端の継手および地中連続壁用鋼材を構成するU形鋼矢板部分の両端の継手を利用し、U形鋼矢板部分の横断面形状を同一方向にそろえて接続することができる。
請求項4は、請求項1、2または3に係る地中連続壁において、地中連続壁を前記地中連続壁用鋼材のみで構成する場合を基準として、以下の関係を有することを特徴とするものである。
H1>ZH0
W1≧ZW0
W1<MW0
ここに、
H1:混在設置された地中連続壁用鋼材のH形鋼の断面係数
H0:連続設置された地中連続壁用鋼材のH形鋼の断面係数
W1:混在設置された地中連続壁用鋼材の壁幅1m当たりの断面係数
W0:連続設置された地中連続壁用鋼材の壁幅1m当たりの断面係数
W1:混在設置された地中連続壁用鋼材の壁1m3当たりの質量
W0:連続設置された地中連続壁用鋼材の壁1m3当たりの質量
なお、ここで、地中連続壁を前記地中連続壁用鋼材のみで構成する場合を基準としてというのは、U形鋼矢板単独の鋼材は用いず、地中連続壁を構成する鋼材の全てがU形鋼矢板とH形鋼を組み合わせた地中連続壁用鋼材の場合における設計を基準として、ほぼ同一の設計条件を想定することを意味するものとする。
請求項1〜3に係る発明によれば、上記関係を満たす設計を容易に導きだすことができ、必然的に同等以上の断面性能を有する地中連続壁を、より少ない鋼材量で経済的に構築することができる。
請求項4において、断面係数に着目しているのは、断面係数が大きければ断面内に発生する応力が小さくなるためであり、同一重量の2種類の鋼材があった場合、断面係数が大きい方が発生応力は小さくなり、設計に余裕が出る。また、同一の断面係数を持つ2種類の鋼材があった場合は、重量が小さい方が経済的となる。
曲げモーメントは、地中連続壁に作用する外力(土圧)により発生するが、断面係数から曲げ応力が許容値以下であることを照査することで、外力に対し安定であることを確認することができる。
請求項5は、請求項1、2または3に係る地中連続壁において、地中連続壁を前記地中連続壁用鋼材のみで構成する場合を基準として、以下の関係を有することを特徴とするものである。
H1>IH0
W1≧IW0
W1<MW0
ここに、
H1:混在設置された地中連続壁用鋼材のH形鋼の断面二次モーメント
H0:連続設置された地中連続壁用鋼材のH形鋼の断面二次モーメント
W1:混在設置された地中連続壁用鋼材の壁幅1m当たりの断面二次モーメント
W0:連続設置された地中連続壁用鋼材の壁幅1m当たりの断面二次モーメント
W1:混在設置された地中連続壁用鋼材の壁1m3当たりの質量
W0:連続設置された地中連続壁用鋼材の壁1m3当たりの質量
地中連続壁用鋼材のみで構成する場合を基準としての考え方については、請求項4に関して説明した通りである。
構造物の安全性照査においては、通常、曲げ応力だけではなく、変位についても照査を行なうが、この場合には断面二次モーメントを使用する。傾向としては断面係数の場合とほぼ同じである。
本発明によれば、特許文献3に記載されるような従来の地中連続壁と同等以上の断面性能を有する地中連続壁を、より少ない鋼材量で経済的に構築することができる。
また、同じ鋼材量であれば、より断面性能に優れた地中連続壁を提供することが可能となる。
図1は本発明の地中連続壁の代表的な実施形態を示したものである。なお、図1(a)は本発明の地中連続壁に用いるU形鋼矢板2の単体を示したもので、ウェブ部2aとこのウェブ部2aの両端に設けられたフランジ部2bとこのフランジ部2bの一端に設けられた腕部2fとから断面U字状に形成されている。
腕部2fの先端には継手2c,2dが非対称形に設けられ、U形鋼矢板2の横断面形状を同一方向にそろえて結合できるようにしてある。
図1(b)〜(d)に示されている地中連続壁用鋼材1は、このようなU形鋼矢板2とH形鋼3を溶接などにより一体化したものであり、特許文献3記載の発明における地中連続壁用鋼材に相当するものである。
すなわち、地中連続壁用鋼材1は、U形鋼矢板2とそのウェブ部2aの外側に一方のフランジ部3bを固定して設置されたH形鋼3とから形成されている。U形鋼矢板2部分のH形鋼3はU形鋼矢板2のウェブ部2aの外側に設置されていることで、大きな断面性能が得られる。
本発明の地中連続壁Aは、U形鋼矢板2部分の非対称継手2c,2dを利用して、上記地中連続壁用鋼材1と単体のU形鋼矢板2を混在させる形で、U形鋼矢板2の横断面形状を同一方向にそろえて結合させたものである。
図1(b)の地中連続壁Aは、地中連続壁用鋼材1間にU形鋼矢板2を1枚ずつ挿入した場合、図1(c) は地中連続壁用鋼材1間にU形鋼矢板2を2枚ずつ挿入した場合、図1(d) は地中連続壁用鋼材1間にU形鋼矢板2を3枚ずつ挿入した場合である。
地中連続壁Aをこのような構成とすることで、同等以上の断面性能を有する地中連続壁を、より少ない鋼材量で経済的に構築することができる。
この鋼材量の低減効果を、まず表1で説明する。
Figure 2006241816
表1は、図2(a)に示すように、従来の地中連続壁用鋼材1のみを連続設置する場合(特許文献3記載の発明に相当する)と、図2(b)に示すように、本発明において地中連続壁用鋼材1とU形鋼矢板2とが交互に打設される場合(図1(b)の実施形態に相当する)について、地中連続壁として同程度の断面性能を得るための鋼材量をその単位重量で比較したものである。
表1から明らかなように、U形鋼矢板2を1枚ずつ挿入する場合、組み合わせるH形鋼のサイズは地中連続壁用鋼材1のみの連続設置の場合と比べて大きくなるが、単位幅あたりの断面性能(ここでは、断面係数)がほぼ同等(8720cm3/mに対し、9320cm3/m)となるようにH形鋼のサイズを選定すると、単位面積あたりの重量が、391kg/cm2から345kg/cm2と減少するため、材料費の縮減に効果がある。
以下に示す表2および表3は、同様の比較を表1のケースを含めた断面の異なる3ケースについて比較したものである。表2が従来タイプの地中連続壁用鋼材1のみの連続設置の場合、表3が本発明のタイプの混在設置の場合であり、表3に付加した右欄に鋼材量の削減効果を百分率で示している。
Figure 2006241816
Figure 2006241816
図3は、上記表2および表3の比較をグラフとして表したものである。
このように、本発明によれば、従来の地中連続壁と同程度の断面性能を有しながら、より単位重量が軽い、経済性に優れた地中連続壁を提供することが可能となる。
本発明の地中連続壁の代表的な実施形態を示したものであり、(a)はU形鋼矢板単体の水平断面図、(b)は地中連続壁用鋼材間にU形鋼矢板を1枚ずつ挿入する場合の水平断面図、(c) は地中連続壁用鋼材間にU形鋼矢板を2枚ずつ挿入する場合の水平断面図、(d) は地中連続壁用鋼材間にU形鋼矢板を3枚ずつ挿入する場合の水平断面図である。 本発明の地中連続壁における単位面積当たりの鋼材重量低減効果の比較のための図であり、(a)は従来の地中連続壁用鋼材のみを連続設置する場合の水平断面図、(b)は地中連続壁用鋼材間にU形鋼矢板を1枚ずつ挿入する場合の水平断面図である。 本発明の地中連続壁における単位面積当たりの鋼材重量低減効果をグラフとして示した図である。 従来技術を説明するための図であり、(a)は特許文献1記載の発明に対応する水平断面図、(b)は特許文献2記載の発明に対応する斜視図、(c) は非特許文献1記載の発明に対応する水平断面図、(d) は特許文献3記載の発明に対応する水平断面図である。
符号の説明
A…地中連続壁
1…地中連続壁用鋼材、
2…U形鋼矢板、2a…ウェブ部、2b…フランジ部、2c…継手、2d…継手、2f…腕部
3…H形鋼、3a…ウェブ部、3b…フランジ部

Claims (5)

  1. ウェブ部と該ウェブ部の両端に設けられたフランジ部と該フランジ部の一端に設けられた腕部とからほぼ断面U字状に形成され、前記腕部の先端に継手が非対称形に設けられ、横断面形状を同一方向にそろえて結合できるようにしたU形鋼矢板と、前記U形鋼矢板のウェブ部の外側に一方のフランジ部を前記ウェブ部に固定して設置されたH形鋼とから形成される地中連続壁用鋼材とが地中連続壁の連続方向に混在するように設置されていることを特徴とする地中連続壁。
  2. 前記U形鋼矢板と前記地中連続壁用鋼材とが1枚ずつ交互に設置されていることを特徴とする請求項1記載の地中連続壁。
  3. 前記U形鋼矢板と前記地中連続壁用鋼材の何れか一方が他方より枚数が多く、前記U形鋼矢板と前記地中連続壁用鋼材の何れか枚数が多い方が地中連続壁の連続方向の一部または全部の区間について2枚以上連続するように設置されていることを特徴とする請求項1記載の地中連続壁。
  4. 請求項1、2または3記載の地中連続壁において、地中連続壁を前記地中連続壁用鋼材のみで構成する場合を基準として、以下の関係を有することを特徴とする地中連続壁。
    H1>ZH0
    W1≧ZW0
    W1<MW0
    ここに、
    H1:混在設置された地中連続壁用鋼材のH形鋼の断面係数
    H0:連続設置された地中連続壁用鋼材のH形鋼の断面係数
    W1:混在設置された地中連続壁用鋼材の壁幅1m当たりの断面係数
    W0:連続設置された地中連続壁用鋼材の壁幅1m当たりの断面係数
    W1:混在設置された地中連続壁用鋼材の壁1m3当たりの質量
    W0:連続設置された地中連続壁用鋼材の壁1m3当たりの質量
  5. 請求項1、2または3記載の地中連続壁において、地中連続壁を前記地中連続壁用鋼材のみで構成する場合を基準として、以下の関係を有することを特徴とする地中連続壁。
    H1>IH0
    W1≧IW0
    W1<MW0
    ここに、
    H1:混在設置された地中連続壁用鋼材のH形鋼の断面二次モーメント
    H0:連続設置された地中連続壁用鋼材のH形鋼の断面二次モーメント
    W1:混在設置された地中連続壁用鋼材の壁幅1m当たりの断面二次モーメント
    W0:連続設置された地中連続壁用鋼材の壁幅1m当たりの断面二次モーメント
    W1:混在設置された地中連続壁用鋼材の壁1m3当たりの質量
    W0:連続設置された地中連続壁用鋼材の壁1m3当たりの質量
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