JP2009104001A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで、定着手段と排紙手段との間でギヤにより駆動力を良好に伝達できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】定着ローラ対によってトナー像を転写材に定着させる定着装置10と、転写材を排紙ローラ対によって装置外へ排紙する排紙装置9と、定着ローラ対または排紙ローラ対を駆動させる駆動源による駆動力を定着装置側から排紙装置側に伝達する定着側受渡しギヤ5と、定着側受渡しギヤ5と噛合する排紙側受渡しギヤ4及び複数の伝動ギヤを支持するギヤハウジング11と、定着装置10を装置本体2に対し位置決めする第1の位置決め手段と、排紙装置9を装置本体2に対し位置決めする第2の位置決め手段とを備えたプリンタにおいて、第2の位置決め手段は、定着側受渡しギヤ5と排紙側受渡しギヤ4との間隔方向における位置決めを、ギヤハウジング11と装置本体2とを係合させて行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタなどの画像形成装置に関するものである。
この種の画像形成装置として例えば特許文献1に記載の画像形成装置では、感光体表面に形成されたトナー像を転写紙に転写し、その転写紙に転写されたトナー像を定着装置の定着ローラ対によって転写紙表面に定着させる。そして、トナー像が定着された転写紙は定着装置から排紙経路に移送され、排紙経路上に設けられた排紙ローラ対を有する排紙装置により画像形成装置外部の排紙トレイ上に排出される。
特開2007−22766号公報
特許文献1に記載の画像形成装置などで用いられている排紙装置には、一般に排紙ローラを回転駆動させるためのモータが駆動源として専用で設けられている。ここで、近年、画像形成装置の小型化や低コスト化が進められているが、排紙ローラの駆動源を専用で設けずに画像形成装置に設けられた他の装置の駆動源と共有することができれば、画像形成装置の小型化や低コスト化をより達成することが可能になると考えられる。
本願発明者らが特願2007−131767号公報(以下、先願という)に記載した画像形成装置は、定着装置と排紙装置とで駆動源を共有している。上記先願の画像形成装置では、定着ローラを駆動させる駆動源からの駆動力を定着装置側から排紙装置側へ渡す定着側伝達ギヤを定着装置に設けている。また、その定着側伝達ギヤと噛合し駆動力を受け取る排紙側伝達ギヤと排紙側伝達ギアから排紙ローラの同軸上に設けられた排紙ギヤへ駆動力を伝達する複数の駆動力伝達ギヤとをそれぞれ回転自在に支持するギヤハウジングを排紙ローラ軸方向にある排紙装置の側壁に取り付けている。そして、定着側伝達ギヤから排紙側伝達ギヤに伝達された駆動力をギヤハウジングの複数の駆動力伝達ギヤを介して排紙ギヤへ伝達し、排紙ローラを駆動させる構成になっている。このように、定着装置からの駆動力を複数のギヤを介して排紙装置に伝達させることで、定着装置と排紙装置とで駆動源を共有することができ、排紙ローラを駆動させるための専用の駆動源を設ける必要が無く画像形成装置の小型化や低コスト化を図ることが可能となる。
ところが、上記先願に記載の画像形成装置を製作したところ、定着側伝達ギヤと排紙側伝達ギヤとの噛合状態が不十分となり排紙側伝達ギヤへの駆動伝達が不安定になってしまう場合があることが認められた。このように、定着側伝達ギヤと排紙側伝達ギヤとの噛合状態が不十分になると、定着装置から排紙装置にギヤを介して駆動力を良好に伝達できなくなる。定着側伝達ギヤと排紙側伝達ギヤとが適切に噛合しない原因としては、定着側伝達ギヤと排紙側伝達ギヤとの間隔方向の公差によるものが挙げられる。その公差は、部品の寸法公差や組み付けに関する組み付け公差などが積み重なったものである。そして、それらの公差が積み重なることで定着側伝達ギヤと排紙側伝達ギヤとの中心間距離が所定の距離よりも大きくなったり小さくなったりするので、定着側伝達ギヤと排紙側伝達ギヤとが適切に噛合しなくなる。そのため、上述したように定着側伝達ギヤと排紙側伝達ギヤとの噛合状態が不十分となる場合とは逆に、定着側伝達ギヤと排紙側伝達ギヤとが過剰に食い込んだ状態で噛合する恐れもある。このように定着側伝達ギヤと排紙側伝達ギヤとが過剰に食い込んだ状態で噛合すると、ギヤが欠けたりギヤの回転がロックしたりする。
ここで、上記「所定の距離」とは、定着側伝達ギヤから排紙側伝達ギアへ駆動力が良好に伝達されるように定着側伝達ギヤと排紙側伝達ギアとが噛合した状態での上記中心間距離のことである。
上述したような部品の寸法公差や組み付けに関する組み付け公差などを小さくするために、高精度で加工された部品を用いたり、高精度を出すために時間をかけて組み付けを行なったりすることが考えられる。ところが、高精度で加工された部品を用いたり、時間をかけて組み付けなどを行うことによって画像形成装置の製造コストが上昇してしまう。
本発明は、以上の問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、低コストで、定着手段に設けられた第1の駆動力伝達ギヤとギヤハウジングに設けられた第2の駆動力伝達ギヤとが適切に噛合させることができ、定着手段と排紙手段との間で駆動力を良好に伝達できる画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、トナー像を形成するトナー像形成手段と、該トナー像形成手段で形成されたトナー像を転写材に転写する転写手段と、該転写手段によって転写されたトナー像を定着ローラ対によって該転写材に定着させる定着手段と、該定着手段によってトナー像が定着された転写材を排紙ローラ対によって装置外へ排紙する排紙手段と、該定着ローラ対又は該排紙ローラ対を駆動させる駆動手段と、該駆動手段による駆動力を定着手段側から排紙手段側に伝達する又は排紙手段側から定着手段側に伝達される駆動力を受け取る、該定着手段に設けられた第1の駆動力伝達ギヤと、該第1の駆動力伝達ギヤと噛合し、第1の駆動力伝達ギヤから駆動力が伝達される又は該第1の駆動力伝達ギヤに駆動力を伝達する、第2の駆動力伝達ギヤと、該第2の駆動力伝達ギヤ及び該第2の駆動力伝達ギヤと該排紙ローラ対との間で駆動力を伝達する複数の駆動力伝達ギヤをそれぞれ回転自在に支持する、該排紙ローラの軸方向にある該排紙手段の側壁に取り付けられたギヤハウジングと、該定着手段を装置本体に対して位置決めする第1の位置決め手段と、該排紙手段を装置本体に対して位置決めする第2の位置決め手段とを備えた画像形成装置において、該第2の位置決め手段は、該第1の駆動力伝達ギヤと該第2の駆動力伝達ギヤとの間隔方向における装置本体に対する排紙手段の位置決めを、該ギヤハウジングと装置本体とを係合させて行うものであることを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記第2の位置決め手段は、装置本体側壁に設けられた位置決め部と上記ギヤハウジングに設けられた位置決め部材とが接することで、該ギヤハウジングを装置本体に対して位置決めするものであることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記第2の位置決め手段は、装置本体側壁に設けられた位置決め部と上記ギヤハウジングに設けられた位置決め部材とを係止部材によって係止することで、該ギヤハウジングを装置本体に対して位置決めするものであることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項2の画像形成装置において、上記位置決め部材は、上記排紙手段と上記定着手段との間に設けられた装置本体側壁の定着手段側の面に接する突起形状を有するものであることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項4の画像形成装置において、上記位置決め部材は、上記排紙手段と上記定着手段との間に設けられた装置本体側壁の排紙手段側の面に対して、接触するように又は所定の間隔を空けて設けられた第2の突起形状を有することを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項5の画像形成装置において、上記突起形状と上記第2の突起形状とが、上記排紙手段と上記定着手段との間に設けられた装置本体側壁を介して対向しない位置で、上記決め部材に設けられることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項5または6の画像形成装置において、上記突起形状と上記第2の突起形状との鉛直方向の距離は、上記排紙手段と上記定着手段との間に設けられた装置本体側壁が該突起形状と該第2の突起形状との間に形成された隙間に挿入可能な範囲で最短距離となっていることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項4、5、6または7の画像形成装置において、上記突起形状を上記定着手段側の面に向かう方向へ付勢するか、該定着手段側の面を該突起形状に向かう方向へ付勢するかの少なくとも一方を行う付勢手段を有することを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項2、4、5、6、7または8の画像形成装置において、上記ギヤハウジングのギヤ配置を変更するソレノイドを有しており、上記位置決め部材は、該ソレノイドを該駆動力伝達部に固定する板金部材であることを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項9の画像形成装置において、上記付勢手段は上記板金部材と装置本体側壁とに接する導電性を有した板バネであることを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項3の画像形成装置において、上記ギヤハウジングのギヤ配置を変更するソレノイドを有しており、上記位置決め部材は、該ソレノイドを該駆動力伝達部に固定する板金部材であることを特徴とするものである。
また、請求項12の発明は、請求項9、10または11の画像形成装置において、上記排紙手段は上記定着手段から送り込まれた転写材を上記排紙ローラ対にガイドするガイド部材を有しており、該ギヤハウジングは該ガイド部材に固定されていることを特徴とするものである。
ここで、本願発明者らが上記先願に記載の画像形成装置の分析を行ったところ、ギヤハウジングに支持された排紙側伝達ギヤと定着装置に設けられた定着側伝達ギヤとの間隔方向の公差は、ギヤハウジングを構成する構成要素の寸法公差、その構成要素のギヤハウジングへの組み付けに関する組み付け公差、排紙装置の側壁へのギヤハウジングの組み付けに関する組み付け公差(ギヤハウジングと定着装置との間における上記間隔方向の組み付け公差)及び定着装置と排紙装置との間における上記間隔方向の組み付け公差などが積み重なったものであることがわかった。上記先願に記載の画像形成装置においては、定着装置と排紙装置とをそれぞれ装置本体に対し位置決めして組み付けているので、排紙側伝達ギヤと定着側伝達ギヤとの間隔方向の公差に対し、定着装置と排紙装置との間における上記間隔方向の組み付け公差の影響は無くなる。ところが、その組み付け公差の影響を無くしても、上述したその他の公差が積み重なることによって排紙側伝達ギヤと定着側伝達ギヤとの間隔方向の位置関係がずれてしまうことがあるのがわかった。
本発明においては、排紙手段を装置本体に組み付けるときにギヤハウジングと装置本体とを係合させて、第1の駆動力伝達ギヤと第2の駆動力伝達ギヤとの間隔方向における装置本体に対する排紙手段の位置決めをする。これにより、第1の駆動力伝達ギヤと第2の駆動力伝達ギヤとの間隔方向の公差に対して、排紙手段の側壁へのギヤハウジングの組み付けに関する組み付け公差の影響を無くすことができる。よって、その公差が無くなった分だけ上記間隔方向の公差が小さくなるので、第1の駆動力伝達ギヤと第2の駆動力伝達ギヤとを適切に噛合させ易くなる。したがって、第1の駆動力伝達ギヤと第2の駆動力伝達ギヤとの間での駆動力の伝達を良好に行い易くなる。
以上、本発明によれば、低コストで、定着手段に設けられた第1の駆動力伝達ギヤとギヤハウジングに設けられた第2の駆動力伝達ギヤとが適切に噛合させることができ、定着手段と排紙手段との間で駆動力を良好に伝達できるという優れた効果がある。
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式のプリンタ(以下、単にプリンタという)の一実施形態について説明する。
まず、本プリンタの基本的な構成について説明する。図2は、本プリンタを示す概略構成図である。同図において、このプリンタは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック(以下、Y、M、C、Kと記す)のトナー像を形成するための4つのプロセスユニット26Y,M,C,Kを備えている。これらは、画像形成物質として、互いに異なる色のY,M,C,Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。Kトナー像を形成するためのプロセスユニット1Kを例にすると、図3に示すように、潜像担持体たるドラム状の感光体24K、ドラムクリーニング装置83K、除電装置(不図示)、帯電装置25K、現像装置23K等を備えている。画像形成ユニットたるプロセスユニット26Kは、プリンタ本体に脱着可能であり、一度に消耗部品を交換できるようになっている。
上記帯電装置25Kは、図示しない駆動手段によって図中時計回りに回転せしめられる感光体24Kの表面を一様帯電せしめる。一様帯電せしめられた感光体24Kの表面は、レーザー光Lによって露光走査されてK用の静電潜像を担持する。このK用の静電潜像は、図示しないKトナーを用いる現像装置25KによってYトナー像に現像される。そして、後述する中間転写ベルト22上に中間転写される。ドラムクリーニング装置83Kは、中間転写工程を経た後の感光体24K表面に付着している転写残トナーを除去する。また、上記除電装置は、クリーニング後の感光体24Kの残留電荷を除電する。この除電により、感光体24Kの表面が初期化されて次の画像形成に備えられる。他色のプロセスユニット(26Y,M,C)においても、同様にして感光体(24Y,M,C)上に(Y,M,C)トナー像が形成されて、後述する中間転写ベルト22上に中間転写される。なお、感光体24Kにおける筒状のドラム部は、中空のアルミ素管のおもて面に有機感光層が被覆されたものである。このドラム部の軸線方向の両端部にそれぞれドラム軸を有するフランジが取り付けられて、感光体24Kを構成している。
現像手段たる現像装置23Kは、図示しないKトナーを収容する縦長のホッパ部86Kと、現像部87Kとを有している。ホッパ部86K内には、図示しない駆動手段によって回転駆動されるアジテータ88K、これの鉛直方向下方で図示しない駆動手段によって回転駆動される撹拌パドル89K、これの鉛直方向で図示しない駆動手段によって回転駆動されるトナー供給ローラ80Kなどが配設されている。ホッパ部86K内のKトナーは、アジテータ88Kや撹拌パドル89Kの回転駆動によって撹拌されながら、自重によってトナー供給ローラ80Kに向けて移動する。トナー供給ローラ80Kは、金属製の芯金と、これの表面に被覆された発泡樹脂等からなるローラ部とを有しており、ホッパ部86K内のKトナーをローラ部の表面に付着させながら回転する。
現像装置23Kの現像部87K内には、感光体24Kやトナー供給ローラ80Kに当接しながら回転する現像ローラ81Kや、これの表面に先端を当接させる薄層化ブレード82Kなどが配設されている。ホッパ部86K内のトナー供給ローラ80Kに付着したKトナーは、現像ローラ80Kとトナー供給ローラ80Kとの当接部で現像ローラ81Kの表面に供給される。供給されたKトナーは、現像ローラ81Kの回転に伴ってローラと薄層化ブレード82Kとの当接位置を通過する際に、ローラ表面上での層厚が規制される。そして、層厚規制後のKトナーは、現像ローラ81Kと感光体24Kとの当接部である現像領域において、感光体24K表面のK用の静電潜像に付着する。この付着により、K用の静電潜像がKトナー像に現像される。
図3を用いてK用のプロセスユニット26Kについて説明したが、Y,M,C用のプロセスユニット26Y,M,Cにおいても、同様のプロセスにより、感光体2Y,M,C表面にY,M,Cトナー像が形成される。
先に示した図1において、プロセスユニット26Y,M,C,Kの鉛直方向上方には、光書込ユニット27が配設されている。潜像書込装置たる光書込ユニット27は、画像情報に基づいてレーザーダイオードから発したレーザー光Lにより、プロセスユニット26Y,M,C,Kにおける感光体24Y,M,C,Kを光走査する。この光走査により、感光体24Y,M,C,K上にY,M,C,K用の静電潜像が形成される。かかる構成においては、光書込ユニット27と、プロセスユニット26Y,M,C,Kとにより、3つ以上の潜像担持体にそれぞれ互いに異なる色の可視像たるY,M,C,Kトナー像を作像する作像手段として機能している。
なお、光書込ユニット27は、光源から発したレーザー光(L)を、図示しないポリゴンモータによって回転駆動したポリゴンミラーで主走査方向に偏光せしめながら、複数の光学レンズやミラーを介して感光体に照射するものである。LEDアレイの複数のLEDから発したLED光によって光書込を行うものを採用してもよい。
プロセスユニット26Y,M,C,Kの鉛直方向下方には、無端状の中間転写ベルト22を張架しながら図中反時計回り方向に無端移動せしめる転写ユニット75が配設されている。転写手段たる転写ユニット75は、中間転写ベルト22の他に、駆動ローラ76、従動ローラ20、4つの1次転写ローラ74Y,M,C,K、2次転写ローラ21、ベルトクリーニング装置71、クリーニングバックアップローラ72などを備えている。
中間転写ベルト22は、そのループ内側に配設された駆動ローラ76、従動ローラ20、クリーニングバックアップローラ72及び4つの1次転写ローラ74Y,M,C,Kによって張架されている。そして、図示しない駆動手段によって図中反時計回り方向に回転駆動される駆動ローラ76の回転力により、同方向に無端移動せしめられる。
4つの1次転写ローラ74Y,M,C,Kは、このように無端移動せしめられる中間転写ベルト22を感光体24Y,M,C,Kとの間に挟み込んでいる。この挟み込みにより、中間転写ベルト22のおもて面と、感光体24Y,M,C,Kとが当接するY,M,C,K用の1次転写ニップが形成されている。
1次転写ローラ74Y,M,C,Kには、図示しない転写バイアス電源によってそれぞれ1次転写バイアスが印加されており、これにより、感光体24Y,M,C,Kの静電潜像と、1次転写ローラ74Y,M,C,Kとの間に転写電界が形成される。なお、1次転写ローラ74Y,M,C,Kに代えて、転写チャージャーや転写ブラシなどを採用してもよい。
Y用のプロセスユニット26Yの感光体24Y表面に形成されたYトナーは、感光体24Yの回転に伴って上述のY用の1次転写ニップに進入すると、転写電界やニップ圧の作用により、感光体24Y上から中間転写ベルト22上に1次転写される。このようにしてYトナー像が1次転写せしめられた中間転写ベルト22は、その無端移動に伴ってM,C,K用の1次転写ニップを通過する際に、感光体24M,C,K上のM,C,Kトナー像が、Yトナー像上に順次重ね合わせて1次転写される。この重ね合わせの1次転写により、中間転写ベルト22上には4色トナー像が形成される。
転写ユニット75の2次転写ローラ21は、中間転写ベルト22のループ外側に配設されて、ループ内側の従動ローラ20との間に中間転写ベルト22を挟み込んでいる。この挟み込みにより、中間転写ベルト22のおもて面と、2次転写ローラ21とが当接する2次転写ニップが形成されている。2次転写ローラ21には、図示しない転写バイアス電源によって2次転写バイアスが印加される。この印加により、2次転写ローラ21と、アース接続されている従動ローラとの間には、2次転写電界が形成される。
転写ユニット75の鉛直方向下方には、記録紙Pを複数枚重ねた紙束の状態で収容している給紙カセット16がプリンタの筐体に対してスライド着脱可能に配設されている。この給紙カセット16は、紙束の一番上の記録紙Pに給紙ローラ17を当接させており、これを所定のタイミングで図中反時計回り方向に回転させることで、その記録紙Pを給紙路に向けて送り出す。
給紙路の末端付近には、レジストローラ18,19からなるレジストローラ対が配設されている。このレジストローラ対は、給紙カセット16から送り出された記録紙Pをローラ間に挟み込むとすぐに両ローラの回転を停止させる。そして、挟み込んだ記録紙Pを上述の2次転写ニップ内で中間転写ベルト22上の4色トナー像に同期させ得るタイミングで回転駆動を再開して、記録紙Pを2次転写ニップに向けて送り出す。
2次転写ニップで記録紙Pに密着せしめられた中間転写ベルト22上の4色トナー像は、2次転写電界やニップ圧の影響を受けて記録紙P上に一括2次転写され、記録紙Pの白色と相まって、フルカラートナー像となる。このようにして表面にフルカラートナー像が形成された記録紙Pは、2次転写ニップを通過すると、2次転写ローラ21や中間転写ベルト22から曲率分離する。そして、転写後搬送路を経由して、定着装置10に送り込まれる。
2次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト22には、記録紙Pに転写されなかった転写残トナーが付着している。これは、中間転写ベルト22のおもて面に当接しているベルトクリーニング装置71によってベルト表面からクリーニングされる。中間転写ベルト22のループ内側に配設されたクリーニングバックアップローラ72は、ベルトクリーニング装置71によるベルトのクリーニングをループ内側からバックアップする。
定着装置10には、定着ベルト48を張架する、定着ローラ45及び図示しないハロゲンランプ等の発熱源を内包する加熱ローラ45と、定着ベルト48を介して定着ローラ45に所定の圧力で当接しながら回転する加圧ローラ47とが設けられており、定着ベルト48を介して定着ローラ45と加圧ローラ47とによって定着ニップを形成している。定着装置10内に送り込まれた記録紙Pは、その未定着トナー像担持面を定着ベルト48に密着させるようにして、定着ニップに挟まれる。そして、加熱や加圧の影響によってトナー像中のトナーが軟化さしめられて、フルカラー画像が定着せしめられる。
図示しないテンキー等からなる操作部に対する入力操作や、図示しないパーソナルコンピュータ等から送られてくる制御信号などにより、片面プリントモードが設定されている場合には、定着装置10内から排出された記録紙Pは、そのまま機外へと排出される。そして、筐体の上カバー50の上面であるスタック部にスタックされる。
図2に示すように本プリンタの右端部は、回動軸40aを中心に回動することで筐体本体に対して開閉可能な反転ユニット40になっている。両面プリントモードに設定されている場合、片面に画像が形成された記録紙Pは排紙されず、排紙装置9の搬送ローラが逆回転して、反転ユニット40の反転前搬送路内に進入し、鉛直方向上側から下側に向けて搬送される。そして、反転搬送ローラ対77のローラ間を経由した後、半円状に湾曲している反転搬送路内に進入する。更に、その湾曲形状に沿って搬送されるのに伴って上下面が反転せしめられながら、鉛直方向上側から下側に向けての進行方向も反転して、鉛直方向下側から上側に向けて搬送される。その後、上述した給紙路内を経て、2次転写ニップに再進入する。そして、もう一方の面にもフルカラー画像が一括2次転写された後、転写後搬送路、定着装置10、定着後搬送路、排紙路、排紙装置9を順次経由して、機外へと排出される。
図2において、排紙装置9は、複数の排紙ローラ34,36,57と、図示しない複数のローラ及びギヤと、排紙ローラ34の上流で転写紙を排紙搬送路55、スイッチバック搬送路53、両面印刷搬送路54のいずれかへ選択的に振分けるための分岐ガイド33と、を有する構成である。また、排紙ローラ34,36,57の3本の軸(図示せず)は、搬送方向に対して略垂直に配設され、かつ上下方向において軸同士が略平行となっている。
ここで、排紙搬送路55は、定着装置10から排紙ローラ34と排紙ローラ57とによって形成されるニップ部まで連通しており、スイッチバック搬送路53は、定着装置10から排紙ローラ34と排紙ローラ36とによって形成されるニップ部まで連通している。そして、両面印刷搬送路54は、排紙ローラ34と排紙ローラ36とによって形成されるニップ部から搬送ローラ36,37を通してレジストローラ18,19まで連通している。
また、分岐ガイド33は、例えば、片面印刷時に定着装置10で定着後の転写紙を排紙搬送路55に導き、両面印刷時に片面印刷後の転写紙をスイッチバック搬送路53に導き、両面印刷時に排紙ローラ34と排紙ローラ36とによって形成されるニップ部に後端を挟持された転写紙(片面印刷後の転写紙)を両面印刷搬送路54に導くよう、搬送路を切替えるためのものである。
次に、排紙装置9について説明する。排紙装置9は図4に示すように用紙搬送部31と排紙駆動部32とから構成されており、排紙駆動部32のギヤハウジング11を排紙用紙ガイド12の側面部にネジで固定することによって用紙搬送部31と排紙駆動部32とが一体となっている。
用紙搬送部31は図5に示すように、排紙用紙ガイド12と分岐ガイド33と排紙ローラ34と排紙ローラ端部に固定されている排紙ローラギヤ35と2対の排紙従動ローラ36,57から構成されている。
排紙駆動部32は図6(a),(b)に示すように、排紙側受渡しギヤ4を含む複数の駆動力伝達ギヤからなるギヤ郡を内蔵し排紙ローラギヤ35に駆動力を伝達するギヤハウジング11と、ソレノイド15と、ソレノイド固定部材1と、ソレノイド15の動作を分岐ガイド33に伝達するリンク37,リンク38と、戻しスプリング39とにより構成されている。
ソレノイド15はソレノイド固定部材1にネジ固定されており、さらに、ソレノイド固定部材1はギヤハウジング11にネジ固定されている。
リンク37のアーム部一端はソレノイド15の鉄芯部15aに、もう一端はリンク38に摺動可能に固定されている。また、リンク37はソレノイド固定部材1とギヤハウジング11との間で回転可能に固定されている。
リンク38は、ギヤハウジング11と排紙用紙ガイド12との間に回転可能に固定され、前記回転中心に分岐ガイド33が固定され分岐ガイド33はリンク38と一緒に回転揺動する。
戻しスプリング39は、一端がギヤハウジング11のフック形状部に取り付けられており、他端がリンク37の図示しないフック形状部に取り付けられている。
また、排紙装置9のプリンタ本体への固定は、図7に示すように排紙用紙ガイド12の両端部にあるツバ部41を本体フレーム2にネジ40bによって固定することにより実施する。本体フレーム2は図示されない本体サイドプレート1対にて両端部を支持されている。
次に定着装置10について説明する。図8に示すように定着フレームステー42と1対の定着フレーム側板43から構成される定着フレーム内に定着ローラ44、加熱ローラ45、加圧ローラ47が回転可能に固定されている。
図9に示す定着ベルト48は、定着ローラ44と加熱ローラ45とを内包しており、定着ベルト48が定着ローラ44と加熱ローラ45と常に接触するように、図示しないベルトテンション機構によって定着ベルト48に対しテンションが与えられている。
加熱ローラ45内には図8に示すようにヒータランプ46が設けられており、図示しない給電部から電力を供給することによって発光し、加熱ローラ45を加熱する。このようにして加熱された加熱ローラ45から発生する熱を熱伝導により定着ベルト48に伝えることで定着ベルト48が加熱される。
加圧ローラ47は図示しない加圧機構により定着ベルト48を介し定着ローラ44に対し加圧力を加えながら従導回転する。
図8に示すように定着ローラ44の同軸上端部に定着ギヤ49が設置されている。この定着ギヤ49には、図示しない駆動源から複数のアイドラギヤ郡を介して駆動力が伝達され、その駆動力により定着ローラ44を回転駆動させる。このようにして定着ローラ44を回転駆動させることで、定着ベルト48を介して定着ローラ44と加圧ローラ47と間に搬送されてきた用紙上のトナー像を用紙に熱と圧力とによって定着させると同時に用紙搬送を実施する。
また、定着ギヤ49の下流側には定着側受渡しギヤ5が設置されており、定着ギヤ49を介して上記駆動源からの駆動力が伝達される。この定着側受渡しギヤ5は上述した排紙装置9の排紙側受渡しギヤ4と噛合することで、定着側受渡しギヤ5に伝達された駆動力を排紙側受渡しギヤ4に伝達する。
なお、定着装置10のプリンタ本体への固定は、図10に示した定着側板43の折曲げ部の穴50に、本体フレーム2上に設置されている位置決めピン51を挿入することと、定着フレーム側版43の切り欠き部52に本体フレーム2を挿入することと、図9に示す矢印方向に定着装置10が出ないようにするための図示しないストッパ機構とにより実施する。
次に、図11を用いて排紙装置9の片面印刷時における排紙動作について説明する。図11において、排紙装置9は、定着装置10の定着ローラ34の軸に設けられた図示しない定着ギヤ49に噛合して一方向(図中、時計方向)に回転する定着側受渡しギヤ5と噛合して反時計方向に回転する排紙側受渡しギヤ4と、排紙側受渡しギヤ4と噛合して時計方向に回転する伝動ギヤ58と、伝動ギヤ58と噛合して反時計方向に回転する伝動ギヤ59と、排紙側受渡しギヤ4と噛合して時計方向に回転する伝動ギヤ60と、回転軸19を中心として揺動し、伝動ギヤ59または伝動ギヤ60と噛合して反時計方向又は時計方向に回転する揺動ギヤ61と、揺動ギヤ61と噛合して時計方向または反時計方向に回転する伝動ギヤ62と、伝動ギヤ62と噛合して反時計方向または時計方向に回転する伝動ギヤ63と、排紙ローラ34と同軸に設けられ、伝動ギヤ63と噛合して時計方向または反時計方向に回転する伝動ギヤ35と、回転軸19に取付けられて揺動する分岐ガイド33と、を有する構成である。
分岐ガイド33には、リンク38を介し揺動ギヤ61及び伝動ギヤ62が装着されており、リンク部及びソレノイド機構の作用によって分岐ガイド33が揺動回転し転写紙の搬送路を排紙搬送路55、スイッチバック搬送路53及び両面印刷搬送路54のいずれかに切替えるようになっている。
また、分岐ガイド33が揺動回転することで、揺動ギヤ61が伝動ギヤ59または伝動ギヤ60に噛合するようになっている。
揺動ギヤ61と伝動ギヤ59とが噛合すると、揺動ギヤ61には、排紙側受渡しギヤ4、伝動ギヤ58及び伝動ギヤ59を介して定着側受渡しギヤ5の回転が伝動され、揺動ギヤ61は時計方向に回転することになる。
一方、揺動ギヤ61と伝動ギヤ60とが噛合すると、揺動ギヤ61には、排紙側受渡しギヤ4と伝動ギヤ60とを介して定着側受渡しギヤ5の回転が伝動され、揺動ギヤ61は反時計方向に回転することになる。
そして、転写紙の片面に画像を形成する片面印刷においては、転写紙に形成された画像が定着装置10で定着された後、リンク部の作用によって揺動ギヤ61と伝動ギヤ60とが噛合し、前述のように揺動ギヤ61は反時計方向に回転するとともに、分岐ガイド33は転写紙を排紙搬送路55に導くことになる。また、揺動ギヤ61と伝動ギヤ60とが噛合することによって、伝動ギヤ35には、排紙側受渡しギヤ4、伝動ギヤ60、揺動ギヤ61、伝動ギヤ62及び伝動ギヤ63を介して定着側受渡しギヤ5の回転が伝動されるため、伝動ギヤ35及び排紙ローラ34は時計方向に回転することになる。
よって、片面印刷時には、排紙ローラ34の時計方向の回転により排紙搬送路55に導かれた転写紙が、排紙ローラ34と排紙ローラ57とによって形成されるニップ部から排紙トレイ56に排紙される。
次に、図12は、両面印刷におけるスイッチバック搬送動作を示すものであり、図13は、両面印刷における反転搬送動作を示すものである。本実施形態では、図12に示すスイッチバック搬送動作と図13に示す反転搬送動作とを繰り返すことにより、転写紙の両面に画像を形成する両面印刷を実行するようになっている。
両面印刷においては、転写紙の片面(第1面)に形成された画像が定着装置10で定着された後、図12に示すように、上記リンク部および上記ソレノイド機構の作用によって揺動ギヤ61と伝動ギヤ59とが噛合し、前述のように揺動ギヤ61は時計方向に回転するとともに、分岐ガイド33は転写紙をスイッチバック搬送路53に導くことになる。また、揺動ギヤ61と伝動ギヤ59とが噛合することによって、伝動ギヤ35には、排紙側受渡しギヤ4、伝動ギヤ58、伝動ギヤ59、揺動ギヤ61、伝動ギヤ62及び伝動ギヤ63を介して定着側受渡しギヤ5の回転が伝動されるため、伝動ギヤ35および排紙ローラ34は反時計方向に回転することになる。
両面印刷における片面印刷後、排紙ローラ34の反時計方向の回転によりスイッチバック搬送路53に導かれた転写紙は、排紙トレイ56には排紙されず排紙ローラ34と排紙ローラ36とによって形成されるニップ部に転写紙後端を挟持された状態で一旦停止する。
このように片面印刷後の転写紙の後端が排紙ローラ34と排紙ローラ36とによって形成されるニップ部に挟持された状態から、図13に示すように、上記リンク部の作用によって揺動ギヤ61と伝動ギヤ60とが噛合し、前述のように揺動ギヤ61は反時計方向に回転することになる。また、揺動ギヤ61と伝動ギヤ60とが噛合することによって、伝動ギヤ35には、排紙側受渡しギヤ4、伝動ギヤ60、揺動ギヤ61、伝動ギヤ62及び伝動ギヤ63を介して定着側受渡しギヤ5の回転が伝動されるため、伝動ギヤ35及び排紙ローラ34は時計方向に回転することになる。したがって、排紙ローラ34の下側で排紙ローラ34と接する排紙ローラ57は反時計方向に回転し、且つ、排紙ローラ34の上側で排紙ローラ34と接する排紙ローラ36は時計方向に回転することになる。また、前記リンク部の作用によって分岐ガイド33は、片面印刷後に排紙ローラ34と排紙ローラ36とによって形成されるニップ部で後端が挟持されていた転写紙を両面印刷搬送路54に導くとともに、両面印刷後の転写紙を排紙搬送路55に導くよう、分岐方向が変化するようになっている。
なお、両面印刷における片面印刷後、排紙ローラ34と排紙ローラ36とによって形成されるニップ部に後端を挟持されていた転写紙は、排紙ローラ2の時計方向の回転によって両面印刷搬送路54に導かれ、反転して再びレジストローラ18,19へ搬送され、2次転写ローラ21及び従動ローラ20にて他面(第2面)の印刷がなされ、定着装置10にて定着処理がなされた後、排紙搬送路55に導かれて排紙トレイ56に排紙されることになる。
本実施形態のプリンタにおいては、上述したように定着装置10から駆動力を複数のギヤを介して排紙装置9に伝達させることで、定着装置10と排紙装置9とで駆動源を共有することができ、排紙ローラ34などを駆動させるための専用の駆動源を設ける必要が無くプリンタの小型化や低コスト化を図ることが可能となる。
また、上述したように上記構成においては、正逆転することなく一方向に回転する定着側受渡しギヤ5の駆動力を揺動ギヤ61に伝達する伝達経路が2つある。つまり、揺動ギヤ61を反時計方向に回転させ最終的に排紙ローラ34を時計方向に回転させるときの伝達経路は、排紙側受渡しギヤ4及び伝動ギヤ60からなるものである。また、揺動ギヤ61を時計方向に回転させ最終的に排紙ローラ34を反時計方向に回転させるときの伝達経路は、排紙側受渡しギヤ4、伝動ギヤ58及び伝動ギヤ59からなるものである。このように上記構成においては、最終的に排紙ローラ34の回転方向を反時計方向にするときには、時計方向にするときよりも排紙側受渡しギヤ4と揺動ギヤ61との間にギヤを1つ多くすることによって簡単に行うことができる。したがって、分岐ガイド33を揺動させて排紙側受渡しギヤ4から揺動ギヤ61に駆動力を伝達する伝達経路を切り換えるだけで、容易に排紙ローラ34の回転方向を正逆回転方向に切り換えることができる。
[実施例1]
本実施例においては、図1に示すようにソレノイド固定部材1が突起形状6を有しており、排紙装置9を本体フレーム9に組み付けるときに、突起形状6が本体フレーム2の天面部3の下面に接触するようにする。このように突起形状6を本体フレーム2の天面部3の下面に対して接触させることで、装置本体に位置決めされた定着装置10の定着側受渡しギヤ5に対するソレノイド固定部材1が取り付けられたギヤハウジング11の排紙側受渡しギヤ4の相対位置が適切となるように、ギヤハウジング11を装置本体に対し位置決めすることができる。つまり、排紙装置9を装置本体に組み付けたときに突起形状6が定着側受渡しギヤ5と排紙側受渡しギヤ4との図14に示す中心間距離L1を中央値(所定の距離)から広げないためのストッパとなる。
ここで、中心間距離L1における中央値(所定の距離)とは、定着側受渡しギヤ5から排紙側受渡しギヤ4へ駆動力が良好に伝達されるように定着側受渡しギヤ5と排紙側受渡しギヤ4とが噛合した状態での両ギヤ間の中心間距離のことである。
上述したように、排紙装置9を本体フレーム2に組み付けるときに、突起形状6が本体フレーム2の天面部3の下面に接触させることで、排紙側受渡しギヤ4と定着側受渡しギヤ5との間隔方向の公差に対して、排紙装置9の側壁である排紙用紙ガイド12へのギヤハウジング1の組み付けに関する組み付け公差の影響を無くすことができる。よって、その公差が無くなった分だけ上記間隔方向の公差が小さくなるので、排紙側受渡しギヤ4と定着側受渡しギヤ5とを適切に噛合させ易くなる。したがって、排紙側受渡しギヤ4と定着側受渡しギヤ5との間での駆動力の伝達を良好に行い易くなる。
さらに、ソレノイド固定部材1は図1に示すように突起形状7を有している。この突起形状7は本体フレーム2の天面部3の上面に対し隙間L2を有しながら近傍の排紙側受渡しギヤ4と定着側受渡しギヤ5の中心距離L1を中央値から狭くしないためのストッパとなっている。隙間L2は突起形状6と突起形状7との間に天面部3が挿入可能な範囲で最小限に設定されている。
また、図1に示すように突起形状6と突起形状7は天面部3に対し、距離L3を有し対向しない位置でソレノイド固定部材1に設けられている。このように突起形状6と突起形状7とを対向しないようにソレノイド固定部材1に設けることで、ソレノイド固定部材1が設けられたギヤハウジング11を含む排紙装置9を装置本体に組み込む際に、突起形状6と突起形状7と間に本体フレーム2の天面部3をスムースに挿入することが可能となる。
ここで、上述したように突起形状6と突起形状7を持つソレノイド固定部材1はギヤハウジング11を介し、排紙用紙ガイド12と一体構造となっているため、排紙用紙ガイド12の本体フレーム2に対する位置決めの役割も果たす。したがって、排紙装置9を装置本体に組み付けたときに中心間距離L1のみならず、排紙用紙ガイド12のプリンタ本体に対する位置精度も確保することが出来る。
次に、ソレノイド固定部材1上に設置されている金属性の板バネ13について説明する。板バネ13は図14及び図15に示すようにソレノイド固定部材1にソレノイド固定部材1をギヤハウジング11に固定しているネジ14により共締めされることで固定されている。板バネ13の先端は天面部3の上面に常時接触し、突起形状6を常に天面部3の下面に接触させるのに必要なバネ力を発生させている。なお、本実施例においては、板ばね13によって天面部3の下面を突起形状6に向かう方向へ付勢するようになっているが、突起形状6を天面部3の下面に向かう方向へ付勢するように板ばね13を取り付けても良い。また、板バネ13は金属部品であるソレノイド15とソレノイド固定部材1が電気的に浮かないように、アースに導通している本体フレーム2に導通させるためのアース線としての役割も果たしている。
[実施例2]
本実施例においては、基本的には実施例1の構成と同じであるが、図16に示すようにソレノイド固定部材1に形成された突起形状6と突起形状7との間の隙間の間隔が、本体フレーム2の天面部3をその隙間に挿入可能な範囲で最短距離となっており、突起形状6と突起形状7とが本体フレーム2の天面部3の上下面にそれぞれ接触している。これにより、排紙装置9を装置本体に組み付けるときに、装置本体に位置決めされて組み付けされた定着装置10が有する定着側受渡しギヤ5と、ソレノイド固定部材1が取り付けられたギヤハウジング11の排紙側受渡しギヤ4との中心間距離L1が中央値(所定の距離)よりも大きくなったり小さくなったりするのをより確実に抑制することができる。
[実施形態2]
本実施形態に係る画像形成装置の基本的な構成は、実施形態1に係る画像形成装置であるプリントと略同じであるので、その説明を省略する。
[実施例3]
本実施例においては、図17に示すようにソレノイド固定部材1が本体フレーム2の天面部3にネジ93,94とナット95,96とによって固定されている。詳しく説明すると、排紙駆動部32に設けられたソレノイド固定部材1の係止部91,92にそれぞれ図示しないネジ穴があけられており、本体フレーム2の天面部3に設けられた被係止部の図示しないネジ穴に対してそれぞれ係止部材であるネジ93,94とナット95,96とによってソレノイド固定部材1と天面部3とが挟まれた状態で係止されるようになっている。
上述したように本体フレーム2の天面部3に対しソレノイド固定部材1を固定させることで、排紙側受渡しギヤ4と定着側受渡しギヤ5との間隔方向の公差に対して、排紙装置9の側壁である排紙用紙ガイド12へのギヤハウジング1の組み付けに関する組み付け公差の影響を無くすことができる。よって、その公差が無くなった分だけ上記間隔方向の公差が小さくなる。
これにより、排紙装置9のギヤハウジング11に設けられた排紙側受渡しギヤ4と定着装置10に設けられた定着側受渡しギヤ5との図18に示す中心間距離L1とが中央値(所定の距離)になり易い状態で、排紙装置9を本体フレーム2に組み付けることができる。よって、排紙装置9や定着装置10の装置本体に対する組み付け公差によって中心間距離L1が中央値(所定の距離)よりも広くなったり狭くなったりするのを抑制することができる。
また、ギヤハウジング11をネジ93,94とナット95,96とによって本体フレーム2の天面部3に係止することで、振動などによってギヤハウジング11が変位し中心間距離L1が変動してしまうのを抑制することができる。
また、図17に示すように係止部71と係止部72とは、距離L3をあけて対向しない位置で天面部3を介するようにソレノイド固定部材1に設けられている。このように係止部71と係止部72とを対向しないようにソレノイド固定部材1に設けることで、ソレノイド固定部材1が設けられたギヤハウジング11を含む排紙装置9を装置本体に組み込む際に、係止部71と係止部72との間に本体フレーム2の天面部3をスムースに挿入することが可能となる。
ここで、上述したように突起形状6と突起形状7を持つソレノイド固定部材1はギヤハウジング11を介し、排紙用紙ガイド12と一体構造となっているため、排紙用紙ガイド12の本体フレーム2に対する位置決めの役割も果たす。したがって、排紙装置9を装置本体に組み付けたときに中心間距離L1のみならず、排紙用紙ガイド12のプリンタ本体に対する位置精度も確保することができる。
以上、各実施形態によれば、トナー像を形成するトナー像形成手段であるプロセスユニット26と、プロセスユニット26で形成されたトナー像を転写材に転写する転写手段である転写ユニット75と、転写ユニット75によって転写されたトナー像を定着ローラ44と加圧ローラ47とからなる定着ローラ対によって転写材に定着させる定着手段である定着装置10と、定着装置10によってトナー像が定着された転写材を排紙ローラ34と排紙ローラ57とからなる排紙ローラ対によって装置外へ排紙する排紙手段である排紙装置9と、定着ローラ対または排紙ローラ対を駆動させる駆動手段である駆動源と、駆動源による駆動力を定着装置側から排紙装置側に伝達する又は排紙装置側から定着装置側に伝達される駆動力を受け取る、定着装置10に設けられた第1の駆動力伝達ギヤである定着側受渡しギヤ5と、定着側受渡しギヤ5と噛合し、定着側受渡しギヤ5から駆動力が伝達される又は定着側受渡しギヤ5に駆動力を伝達する、排紙側受渡しギヤ4と、排紙側受渡しギヤ4及び排紙側受渡しギヤ4と排紙ローラ対との間で駆動力を伝達する複数の駆動力伝達ギヤである伝動ギヤをそれぞれ回転自在に支持する、排紙ローラの軸方向にある排紙装置9の側壁である排紙用紙ガイド12に取り付けられたギヤハウジング11と、定着装置10を装置本体の本体フレーム2に対して位置決めする第1の位置決め手段と、排紙装置9を装置本体の本体フレーム2に対して位置決めする第2の位置決め手段とを備えた画像形成装置であるプリンタにおいて、上記第2の位置決め手段は、定着側受渡しギヤ5と排紙側受渡しギヤ4との間隔方向における本体フレーム2に対する排紙装置9の位置決めを、ギヤハウジング11と本体フレーム2とを係合させて行うものである。これにより、排紙側受渡しギヤ4と定着側受渡しギヤ5との上記間隔方向の公差に対して、排紙装置9の側壁である排紙用紙ガイド12にギヤハウジング11を取り付けることで生じる公差の影響を無くすことができる。よって、その公差が無くなった分だけ上記間隔方向の公差が小さくなるので、排紙側受渡しギヤ4と定着側受渡しギヤ5とを適切に噛合させ易くなる。したがって、排紙側受渡しギヤ4と定着側受渡しギヤ5との間での駆動力の伝達を良好に行い易くなる。したがって、定着装置10から排紙装置9へ定着側受渡しギヤ5と排紙側受渡しギヤ4とを介して駆動力を適切に伝達し易くすることができる。
また、実施形態1によれば、上記第2の位置決め手段は、装置本体側壁である本体フレーム2に設けられた位置決め部である天面部3とギヤハウジング11に設けられた位置決め部材であるソレノイド固定部材1とが接することで、ギヤハウジング11を装置本体に対して位置決めするものである。このように、ソレノイド固定部材1を天面部3に接触させることでギヤハウジング11の位置決めが可能となることで、ソレノイド固定部材1や本体フレーム2などに対し高い寸法精度が要求されるのを抑制することができる。
また、実施形態2によれば、上記第2の位置決め手段は、装置本体側壁である本体フレーム2に設けられた位置決め部である天面部3とギヤハウジング11に設けられた位置決め部材であるソレノイド固定部材1とを係止部材であるネジ93,94とナット95,96とによって係止することで、ギヤハウジング11を装置本体に対して位置決めするものである。これにより、振動などによってギヤハウジング11が変位し中心間距離L1が変動してしまうのを抑制することができる。
また、実施形態1によれば、ソレノイド固定部材1は、排紙装置9と定着装置10との間に設けられた装置本体側壁である本体フレーム2の天面部3の定着装置側の面である下面に接する突起形状6を有しており、この突起形状6を天面部3の下面に接触させた状態で排紙装置9を装置本体に取り付けることで、上述したように中心間距離L1が所定の距離よりも大きくなるのを抑制することができる。
また、実施形態1によれば、ソレノイド固定部材1は、排紙装置9と定着装置10との間に設けられた装置本体側壁である本体フレーム2の天面部3の排紙装置側の面である上面に対して、接触するように又は所定の間隔L2を空けて設けられた第2の突起形状である突起形状7を有しており、この突起形状7によって上述したように中心間距離L1が所定の距離よりも小さくなるのを抑制することができる。
また、実施形態1によれば、突起形状6と突起形状7とが、本体フレーム2の天面部3を介して対向しない位置で、ソレノイド固定部材1に設けられることで、排紙装置9を装置本体に取り付けるときに本体フレーム2の天面部3を突起形状6と突起形状7との間にスムースに挿入することができる。
また、実施形態1の実施例2によれば、突起形状6と突起形状7との鉛直方向の距離は、本体フレーム2の天面部3が突起形状6と突起形状7との間に形成された隙間に挿入可能な範囲で最短距離となっている。これにより、中心間距離L1が所定の距離から変動するのを抑制することができる。
また、実施形態1によれば、突起形状6を天面部3の下面に向かう方向へ付勢するか、天面部3の下面を突起形状6に向かう方向へ付勢するかの少なくとも一方を行う付勢手段である板ばね13を有している。これにより、突起形状6を常に天面部3の下面に接触させることができる。
また、各実施形態によれば、ギヤハウジング11のギヤ配置を変更するソレノイド15を有しており、上記位置決め部材がソレノイド15をギヤハウジング11に固定する板金部材であるソレノイド固定部材1であることで、簡単な構成でギヤハウジング11の位置決めを行うことができる。
また、実施形態1によれば、上記付勢手段がソレノイド固定部材1と本体フレーム2とに接する導電性を有した板バネ13であることで、上述したようにソレノイド15及びソレノイド固定部材1の本体フレーム2に対するアース線として兼用することができる。
また、各実施形態によれば、排紙装置9は定着装置10から送り込まれた転写材を排紙ローラ対にガイドするガイド部材である排紙用紙ガイド12を有しており、ギヤハウジング11は排紙用紙ガイド12に固定されている。これにより、ギヤハウジング11の位置決めをするソレノイド固定部材1が取り付けられたギヤハウジング11と排紙用紙ガイド12とが一体構造となるため、排紙用紙ガイド12の本体フレーム2に対する位置決めも行うことができる。
実施例1に係る排紙装置の特徴部を示した模式図。 実施形態に係るプリンタの概略構成図。 プロセスユニットの概略構成図。 排紙装置の正面図。 排紙装置の側面図。 (a)排紙駆動部の斜視図。(b)排紙駆動部の正面図。 排紙装置の斜視図。 定着装置の斜視図。 装置本体に排紙装置と定着装置とを組むつけた状態を示す模式図。 装置本体に位置決めして定着装置を組み付けた状態を示す斜視図。 排紙装置の片面印刷時における排紙動作を示した模式図。 排紙装置の両面印刷におけるスイッチバック搬送動作を示した模式図。 排紙装置の両面印刷における反転搬送動作を示した模式図。 実施例1において排紙装置と定着装置とが位置決めされて装置本体に組み付けされた状態を示す装置本体側面図。 実施例1において排紙装置と定着装置とが位置決めされて装置本体に組み付けされた状態を示す装置本体正面図。 実施例2に係る排紙装置の特徴部を示した模式図。 実施例3に係る排紙装置の特徴部を示した模式図。 実施例3において排紙装置と定着装置とが位置決めされて装置本体に組み付けされた状態を示す装置本体側面図。
符号の説明
1 ソレノイド固定部材
2 本体フレーム
3 天面部
4 排紙側受渡しギヤ
5 定着側受渡しギヤ
6 突起形状
7 突起形状
9 排紙装置
10 定着装置、
11 ギヤハウジング
12 排紙用紙ガイド
13 板バネ
14 ネジ
15 ソレノイド
16 給紙カセット
17 給紙ローラ
18 レジストローラ
19 レジストローラ
20 転写駆動ローラ
21 転写従動ローラ
22 中間転写体ベルト
23 現像装置
24 感光体
25 帯電ローラ
26 感光体ユニット
27 露光装置
28 レーザ光
31 用紙搬送部
32 排紙駆動部
33 分岐ガイド
34 排紙ローラ
35 排紙ローラギヤ
36 排紙従動ローラ
37 リンクa
38 リンクb
39 戻しスプリング
40 ネジ
41 ツバ部
42 定着フレームステー
43 定着フレーム側板
44 定着ローラa
45 定着ローラb
46 ヒータランプ
47 加圧ローラ
48 定着ベルト
49 定着ギヤ
50 穴
51 位置決めピン
52 切り欠き部
53 スイッチバック搬送路
54 両面印刷路
55 排出路
56 排紙トレイ
57 排紙従動ローラ
58 ギヤ
59 ギヤ
60 ギヤ
61 揺動ギヤ
62 ギヤ
63 ギヤ
91 係止部
92 係止部
93 ネジ
94 ネジ
95 ナット
96 ナット

Claims (12)

  1. トナー像を形成するトナー像形成手段と、
    該トナー像形成手段で形成されたトナー像を転写材に転写する転写手段と、
    該転写手段によって転写されたトナー像を定着ローラ対によって該転写材に定着させる定着手段と、
    該定着手段によってトナー像が定着された転写材を排紙ローラ対によって装置外へ排紙する排紙手段と、
    該定着ローラ対又は該排紙ローラ対を駆動させる駆動手段と、
    該駆動手段による駆動力を定着手段側から排紙手段側に伝達する又は排紙手段側から定着手段側に伝達される駆動力を受け取る、該定着手段に設けられた第1の駆動力伝達ギヤと、
    該第1の駆動力伝達ギヤと噛合し、第1の駆動力伝達ギヤから駆動力が伝達される又は該第1の駆動力伝達ギヤに駆動力を伝達する、第2の駆動力伝達ギヤと、
    該第2の駆動力伝達ギヤ及び該第2の駆動力伝達ギヤと該排紙ローラ対との間で駆動力を伝達する複数の駆動力伝達ギヤをそれぞれ回転自在に支持する、該排紙ローラの軸方向にある該排紙手段の側壁に取り付けられたギヤハウジングと、
    該定着手段を装置本体に対して位置決めする第1の位置決め手段と、
    該排紙手段を装置本体に対して位置決めする第2の位置決め手段とを備えた画像形成装置において、
    該第2の位置決め手段は、該第1の駆動力伝達ギヤと該第2の駆動力伝達ギヤとの間隔方向における装置本体に対する排紙手段の位置決めを、該ギヤハウジングと装置本体とを係合させて行うものであることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、
    上記第2の位置決め手段は、装置本体側壁に設けられた位置決め部と上記ギヤハウジングに設けられた位置決め部材とが接することで、該ギヤハウジングを装置本体に対して位置決めするものであることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1の画像形成装置において、
    上記第2の位置決め手段は、装置本体側壁に設けられた位置決め部と上記ギヤハウジングに設けられた位置決め部材とを係止部材によって係止することで、該ギヤハウジングを装置本体に対して位置決めするものであることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項2の画像形成装置において、
    上記位置決め部材は、上記排紙手段と上記定着手段との間に設けられた装置本体側壁の定着手段側の面に接する突起形状を有するものであることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4の画像形成装置において、
    上記位置決め部材は、上記排紙手段と上記定着手段との間に設けられた装置本体側壁の排紙手段側の面に対して、接触するように又は所定の間隔を空けて設けられた第2の突起形状を有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5の画像形成装置において、
    上記突起形状と上記第2の突起形状とが、上記排紙手段と上記定着手段との間に設けられた装置本体側壁を介して対向しない位置で、上記決め部材に設けられることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項5または6の画像形成装置において、
    上記突起形状と上記第2の突起形状との鉛直方向の距離は、上記排紙手段と上記定着手段との間に設けられた装置本体側壁が該突起形状と該第2の突起形状との間に形成された隙間に挿入可能な範囲で最短距離となっていることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項4、5、6または7の画像形成装置において、
    上記突起形状を上記定着手段側の面に向かう方向へ付勢するか、該定着手段側の面を該突起形状に向かう方向へ付勢するかの少なくとも一方を行う付勢手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項2、4、5、6、7または8の画像形成装置において、
    上記ギヤハウジングのギヤ配置を変更するソレノイドを有しており、
    上記位置決め部材は、該ソレノイドを該駆動力伝達部に固定する板金部材であることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項9の画像形成装置において、
    上記付勢手段は上記板金部材と装置本体側壁とに接する導電性を有した板バネであることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項3の画像形成装置において、
    上記ギヤハウジングのギヤ配置を変更するソレノイドを有しており、
    上記位置決め部材は、該ソレノイドを該駆動力伝達部に固定する板金部材であることを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項9、10または11の画像形成装置において、
    上記排紙手段は上記定着手段から送り込まれた転写材を上記排紙ローラ対にガイドするガイド部材を有しており、該ギヤハウジングは該ガイド部材に固定されていることを特徴とする画像形成装置。
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