JP2009077466A - 電池セルの表面温度で充電制御する充電システム - Google Patents

電池セルの表面温度で充電制御する充電システム Download PDF

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    • H02J7/007194Regulation of charging or discharging current or voltage the charge cycle being controlled or terminated in response to non-electric parameters in response to temperature of the battery

Abstract

【課題】電池セルの表面温度が上限温度値を超えないように充電する充電システムを提供する。
【解決手段】充電器は充電中に設定電流を変更することができる。充電器を最小充電電流値に設定して二次電池の充電を開始する。充電中に二次電池の表面温度を測定する。上限温度値T3の下に目標温度域(TGT−H〜TGT−L)を設定する。現在の充電電流値で充電した場合に、二次電池が最大表面温度に相当する充電量まで充電された時点での二次電池の表面温度である予測温度値を計算する。予測温度値が目標温度域より低ければ設定電流を増大し、予測温度値が目標温度域よりも高ければ設定電流を減少させる。予測温度値が目標温度域に入っていれば現在の設定電流を維持する。
【選択図】図7

Description

本発明は、表面温度が上限を超えないように二次電池を充電する技術に関する。
携帯型電子機器の一例であるノート型パーソナル・コンピュータ(以後ノートPCという。)には、リチウム・イオン電池を収納した電池パックが使用されている。近年複数の電池パックの発火事故が報告されたこともあって、社団法人電池工業会(Battery Association of Japan)と社団法人電子情報技術産業協会(Japan Electronic and Information Technology Industries Association)の協業によりリチウム・イオン電池を使用するための安全指針が発表されている。安全指針はそれらのインターネット・ホーム・ページから入手することができる。
その安全指針では、リチウム・イオン電池を充電するときは、電池セルの表面温度に応じて充電電流および充電電圧またはそのいずれか一方の最大値を制限することを推奨している。図9(A)、図9(B)は、同指針に示されている電池セルの表面温度と充電電流および充電電圧の最大値との関係を表している。同指針では、図9(A)、図9(B)に示すように、電池セルの表面温度に対して、T1〜T2の低温度域、T2〜T3の標準温度域、およびT3〜T4の高温度域が定義されている。同指針では、各温度域を規定する値は、メーカが所定の試験および検証を行って定めるものとしているが、現在では下限充電温度値T1が0度、標準温度域の下限値(低温度域の上限値)T2が10度、標準温度域の上限値(高温度域の下限値)T3が45度、および上限充電温度値T4が55度に規定されている。
同指針では、各温度域に対して最大充電電流と上限充電電圧が規定されている。標準温度域は、最大充電電流および上限充電電圧に最も高い値を適用することが可能な電池セルの表面温度領域である。同指針は標準温度域での標準最大充電電流値Imax1を0.7ItAとし、標準上限充電電圧Vmax1を4.25Vに設定することを提唱している。ここにItAという単位は、充放電時に二次電池に流れる電流の単位を表し、ItA=定格容量(Ah)/1(h)として定義される。低温度域および高温度域での最大充電電流および上限充電電圧はメーカにより決定される。
低温度域は、標準温度域より低い温度域であり、かつ安全性の見地から、標準最大充電電流値Imax1および標準上限充電電圧値Vmax1またはいずれか一方を低減することにより許容可能な充電時の電池セルの表面温度領域である。一例では、低温度域での低温最大充電電流値Imax2は0.3ItAに設定され、低温上限充電電圧値Vmax2は4.15Vに設定されている。高温度域は、標準温度域より高い温度域であり、かつ安全性の見地から、標準最大充電電流値Imax1および標準上限充電電圧値Vmax1またはいずれか一方を変えることにより許容可能な充電時の電池セルの表面温度領域である。一例では、高温度域での高温最大充電電流値Imax3は0.3ItAに設定され、高温上限充電電圧値Vmax3は4.20Vに設定されている。
特許文献1は、電池温度が異常にならないように、充電開始からX秒後の電池温度を予想し、予想温度に基づいて充電電流を制御する技術を開示する。特許文献2は、二次電池の周辺温度が許容値を超えると充電が停止して満充電までの時間が長くなってしまうという課題を解決するために、あらかじめ充電電流値と二次電池の周辺の上昇温度との関係をデータベース化しておき、充電中に環境等の影響で周辺の温度が上昇した場合に、二次電池への充電電流値を制御することで二次電池の温度上昇を抑えて中断することなく充電を完了させる技術を開示する。
特許文献3は、NiMH電池の温度が充電許容温度範囲の上限付近で充電が開始された場合でも満充電を可能にするために、現在の電池温度が充電許容温度の上限付近にさしかかったときに、電池温度に対応した電流値を計算し、その計算した電流値まで充電電流を下げることで電池温度が上限を超えないように制御する技術を開示する。特許文献4は、充電中にNiMH電池が危険温度に到達しないようにするために、温度の時間上昇率(ΔT/Δt)が一定になるように充電レートを制御する技術を開示する。
特開2006−20446号公報 特開2005−245078号公報 特開平10−14125号公報 特開2002−165380号公報
電池セルは、充電および放電の際に発熱し、充電末期には約7度程度電池セルの筐体の表面温度(以後、単に表面温度という。)が上昇する。ノートPCに装着される電池パックでは、通常の温度環境に置かれたノートPCがAC/DCアダプタから電力の供給を受けながら動作しているときには、表面温度は約30度になる。この状態でAC/DCアダプタを外して、ノートPCに電池パックから電力の供給をすると、放電末期には表面温度が約45度に達する。その後、AC/DCアダプタを接続して電池セルを充電すると、充電が完了する前に表面温度が高温度域に入る可能性がある。
標準温度域で充電している間に電池セルの表面温度が高温度域に入ったときには、安全指針に基づくと標準上限充電電圧値Vmax1を高温上限充電電圧値Vmax3まで下げる必要があるため満充電容量まで充電できなくなり、携帯使用時のノートPCの動作時間が短くなってしまう。また、安全指針に基づいて標準最大充電電流値Imax1を高温最大充電電流値Imax3まで下げると、満充電に到達するまでの時間が長くなってしまい、AC/DCアダプタを外してノートPCを携帯使用する時点では満充電容量までの充電が完了しない可能性がある。
そこで本発明の目的は、二次電池の表面温度が上限温度値を超えないようにして満充電容量まで充電できる充電システムを提供することにある。さらに本発明の目的は、充電電流を動的に変化させて表面温度が上限温度値を超えないように充電する充電システムを提供することにある。さらに本発明の目的は、充電中に環境温度が変化した場合でも表面温度が上限温度値を超えないように充電する充電システムを提供することにある。さらに本発明の目的はそのような充電システムを実現する機器、充電方法、電池パック、およびコンピュータ・プログラムを提供することにある。
本発明にかかる充電システムは、二次電池の表面温度が上限温度値を超えないように充電する。したがって、表面温度が上限温度値を超えた場合に充電電流および充電電圧またはそのいずれか一方を制限しなければならないような場合は、上限温度値を超えないように充電することで満充電容量まで充電することができる。充電器は、充電中に設定電流の変更が可能である。温度素子は、二次電池の表面温度を測定する。制御部は、温度素子からの出力を受け取って二次電池を現在の充電電流値で所定の充電量まで充電すると仮定した場合の表面温度に相当する予測温度値を定期的に計算する。上限温度値よりも低い温度範囲には、目標温度域が設定されている。制御部は、予測温度値と目標温度域とを定期的に比較した結果に基づいて充電器の設定電流を変更する。
表面温度が上限温度値を超えないように二次電池を充電するには、充電電流を十分小さい値にすればよいが、それでは、充電時間が極端に長くなってしまい、実質的に満充電容量まで充電できないことになる。本発明においては、定期的に計算された予測温度値は現在の充電電流値で充電を継続すると仮定した場合の表面温度に相当しており、充電器の設定電流は予測温度値を目標温度域と定期的に比較した結果に基づいて動的に変更される。制御部は、充電の途中で環境温度が変化しても定期的に予測温度値の計算と比較を行いながら設定電流を修正する。したがって、本発明にかかる充電システムは、充電開始時の表面温度および充電中の環境温度によって許容される最も大きな充電電流で上限温度値を超えないように充電することができる。
所定の充電量として、現在の充電電流値で充電した場合に表面温度が最大になるときの充電量を選択すれば、確実に表面温度が上限温度値を超えないように二次電池を充電することができる。表面温度が最大になる充電量は、充電器が定電流制御から定電圧制御に切り替わる時点での充電量ということもできる。所定の充電量は、標準最大充電電流で充電したときに表面温度が最大になるときのRSOC(Relative State Of Charge)(%)で示すことができる。この場合、最大表面温度に対応するRSOC(%)は充電電流により変わるので、充電電流の大きさに応じて最大表面温度になるRSOC(%)を設定した修正テーブルを設けることが望ましい。
この充電システムでは、上限温度値に上限値が一致し、標準最大充電電流値未満で充電することを許容する標準温度域を定義することができる。この場合、充電器は定電流制御期間の全体を通じて標準最大充電電流値未満の充電電流値で二次電池を充電して定電圧制御期間に移行することができるため、充電開始時の表面温度が高い場合でも充電を完了するまで表面温度が上限温度値を超えることはない。なお、ここでの定電流制御期間には、定電流制御期間の全体を通じて設定電流が一定である場合だけでなく、充電器の設定電流が動的に変更され、変更されたそれぞれの設定電流で充電器が定電流制御をする場合の期間も含んでいる。
目標温度域の上限値を上限温度値より1度〜3度低い値に選定し、目標温度域の幅を1度〜3度の範囲で選定すると、環境温度が突然変化しても対応することができ、かつ、充電電流が低めに設定されて充電時間が長くなるような事態を防ぐことができる。制御部は、予測温度値が目標温度域より高いときは設定電流を低減させ、目標温度域に入っているときは現在の設定電流を維持し、目標温度域を下回っているときは設定電流を増大させる。制御部は、予測温度値が上限温度値を超えたときは現在の充電電流で充電を継続すると現実に上限温度値を超えることになるので、充電器の設定電流を最小充電電流値に設定する。最小充電電流値は、この充電システムが設定することになっている最小の充電電流値に相当する。
予測温度値は、所定の監視時間に対する表面温度の時間上昇率と、所定の充電量まで充電するのに必要な充電時間から計算することができる。所定の充電量まで充電するのに必要な充電時間を、監視時間に流れる充電電流の平均値に基づいて計算すると、負荷の消費電力の増大により実際の充電電流が充電器の設定電流未満になるような場合でも、正確に予測温度値を計算することができる。充電を開始してから充電を終了するまでの間に設定電流は、充電開始時の表面温度や環境温度の変化により様々な変化をする。制御部は、実際に充電を行ったときの表面温度や環境温度の履歴を記憶して、その履歴に基づいて次回充電を開始するときに最初に設定する最小充電電流値を選定することができる。
本発明により、二次電池の表面温度が上限温度値を超えないようにして満充電容量まで充電できる充電システムを提供することができた。さらに本発明により、充電電流を動的に変化させて表面温度が上限温度値を超えないように充電する充電システムを提供することができた。さらに本発明により、充電中に環境温度が変化した場合でも表面温度が上限温度値を超えないように充電する充電システムを提供することができた。さらに本発明によりそのような充電システムを実現する機器、充電方法、電池パック、およびコンピュータ・プログラムを提供することができた。
図1は、本実施形態にかかる電池パックと電池パックを搭載するノートPCで構成された充電システムの概要を示すブロック図である。充電システムは、ノートPC10、AC/DCアダプタ11、電池パック100、101で構成されている。電池パック100は主電池パックとして使用され、電池パック101は補助電池パックとして使用される。電池パック100と電池パック101は本発明との関連では同じ構成になっており、電池パック101が装着されていない場合でも電池パック100だけで充電システムを構成することができる。ノートPC10は、本発明に関連する主要な部分の構成だけを示している。AC/DCアダプタ11はノートPC10の電源端子に接続が可能であり、電池パック100、101はノートPC10の電池ベイに着脱可能に装着される。AC/DCアダプタ101は、交流電圧を直流電圧に変換する。
充電器51は、定電流定電圧特性を備えている。充電器51は、FET29およびFET31をPWM方式でオン/オフ制御するスイッチング制御回路と、インダクタ33およびキャパシタ34による平滑回路とを備える。充電器51は、AC/DCアダプタ11から入力された直流電圧を電池パックの充電に適した直流電圧に変換して出力する。充電器51は、スイッチング制御回路を駆動して生成した直流の充電電流の脈動を平滑回路によって低減して定電流を生成する。充電器51の電圧フィードバック入力FB−Vおよび電流フィードバック入力FB−Iには、分圧抵抗37、39と電流センス抵抗35からの出力がそれぞれ接続され、充電器51から出力された出力電圧および出力電流に対応した電圧がフィードバック制御のために入力される。
ここで充電器51の出力電圧は、充電器から電池セット106の端子までの配線抵抗による電圧降下を無視すれば電池セット106の充電電圧に一致する。充電器51は定電圧制御期間においては、出力電圧が設定電圧Vchgに一致するように動作する。また、充電器51の出力電流と電池セット106に流れる充電電流は等しい。充電器51は定電流制御期間においては、出力電流が設定電流Ichgに一致するように動作する。ノートPC10の消費電力が小さい場合は、定電流制御期間において、充電器51の出力電流と設定電流Ichgは等しくなるが、ノートPC10の消費電力が大きくなる電源投入時や特定の作業のときには、出力電流は設定電流Ichgより小さくなる場合がある。本明細書においては電池セット106に流れる電流に関し、充電器51に着目するときは出力電流という用語を使用し、電池セット106に着目するときは充電電流という用語を使用する。
充電器51の電流設定値入力Isetおよび電圧設定値入力Vsetには、ノートPC10の内部で生成された一定電圧を分圧した基準電圧源55からの電圧が入力される。基準電圧源55は、エンベデッド・コントローラ(EC)13からの指示に基づいて電圧設定値入力Vsetには設定電圧Vchgを入力し、電流設定値入力Isetには設定電流Ichgを入力する。充電器51は出力電圧が設定電圧Vchgを超えないように、および出力電流が設定電流Ichgを超えないように動作する。したがって充電器51は、充電電流の大きな充電初期には出力電流が設定電流Ichgに一致するように定電流制御で動作するが、充電が進行して充電電圧が上昇すると出力電圧を設定電圧Vchgに一致させるように定電圧制御で動作する。定電圧制御で動作しているときに何らかの原因で出力電流が設定電流Ichgよりも増大するような場合は、出力電流を設定電流Ichgに一致させるように定電流制御で動作する。
充電器51は、EC13からの指示により充電中に動的に設定電流Ichgおよび設定電圧Vchgが変更される。ただし、いかなる場合でも設定電流Ichgが標準最大充電電流値Imax1を超えることはなく、また設定電圧Vchgが標準上限充電電圧値Vmax1を超えることはない。したがって、充電器51による定電流制御とは、一旦ある設定電流Ichgに設定されたときには、それに応じた出力電流値で定電流制御を行い、別の設定電流Ichgに変更されたときには、変更された出力電流値で定電流制御を行うことを意味している。
EC13は、電源以外にもノートPC10を構成する多くのハードウェア要素を制御する集積回路である。EC13は、電池パック100、101と通信して、電池パック100、101が生成した電池セルの表面温度、電池電圧、充電電流、充電電力、放電電力、残存容量および充電器に設定する設定電圧Vchgおよび設定電流Ichgなどの情報を取得することができる。EC13は、電池パック100、101から受け取った指示に基づいて、充電器51を動作させたり停止させたりするように基準電圧源55に指示を送る。たとえば、電池パックが設定電圧Vchgおよび設定電流IchgをゼロにするようにEC13に指示をすると、電圧設定値入力Vset、電流設定値入力Isetにゼロが設定され充電器51は動作を停止する。充電器51の動作を開始するときは、電池パック100、101から指示を受けたEC13が、電圧設定値入力Vsetおよび電流設定値入力Isetに、設定電圧Vchgおよび設定電流Ichgを設定する。
DC/DCコンバータ53は、AC/DCアダプタ11または電池パック100、101から受け取った直流電圧を所定の電圧に変換してノートPC10内のシステム負荷に供給する。システム負荷には、CPU、液晶ディスプレイ、無線モジュール、ハードディスク装置、およびコントローラなどの様々なデバイスを含む。FET−AおよびFET−Bは、主電池パック100に対する充放電を制御するためのスイッチであり、主電池パック100の充放電回路に接続されている。FET−CおよびFET−Dは、電池パック101に対する充放電を制御するためのスイッチであり、電池パック101の充放電回路に接続されている。
FET−Eは、電池パック100、101とDC/DCコンバータ53との間に接続され、電池パック100、101からDC/DCコンバータ53に対する放電回路を形成するためのスイッチである。FET−Fは、AC/DCアダプタ11からDC/DCコンバータ53に電力を供給する回路に接続され、AC/DCアダプタ11からDC/DCコンバータ53に電力を供給している際、交流電力源からの電力の受け取りを中断して交流電力源のピークを緩和させるいわゆるピーク・シフトを行うために、一時的に電池パック100、101からDC/DCコンバータ53に電力を供給するためのスイッチである。FET駆動回路15は、EC13からの指示に基づいてFET−A〜FET−Fを制御する。
図2は、本発明の実施形態にかかるスマート・バッテリィ・システム(SBS)規格に準拠した電池パック100の内部構成を示すブロック図である。電池パック101も電池パック100と同じ構成になっている。電池パック100は、電源ライン131、通信ライン133、およびグランド・ライン135がそれぞれP端子、D端子、およびG端子でノートPC10に接続される。電源ライン131には、それぞれp型MOS−FETで構成された充電保護スイッチC−FETbと放電保護スイッチD−FETbが直列に接続されている。放電保護スイッチD−FETbには、3本のリチウム・イオン電池セル103〜105で構成された電池セット106が直列に接続されている。電池セット106からの放電電流および電池セット106に対する充電電流は、電源ライン131およびグランド・ライン135で構成される充放電回路を通じてノートPC10との間を流れる。
電池セット106の各電池セル103〜105の電圧側の端子はアナログ/インターフェース107のアナログ入力V1〜V3端子に接続されている。電池セット106の表面には、1個〜複数個のサーミスタなどの温度素子111が貼り付けられている。温度素子111は電池セル103〜105の表面温度を測定し、その出力はMPU113のT端子に接続されている。なお、表面温度は、センサを電池セル103〜105の筐体に接触させる接触式または筐体から離す非接触式のいずれの方式で測定してもよい。電池セル105の負端子とG端子との間のグランド・ライン135には、電流センス抵抗109が接続されている。電流センス抵抗109の両端は、アナログ/インターフェース107のI1、I2端子に接続されている。
アナログ/インターフェース107は、電池セル103〜105のそれぞれのセル電圧を取得するアナログ入力端子V1、V2、V3、および電流センス抵抗109の両端の電位差を取得するアナログ入力端子I1、I2を備える。アナログ/インターフェース107はさらに充電保護スイッチC−FETbおよび放電保護スイッチD−FETbをオン/オフ制御する信号を出力するアナログ出力端子C−CTLおよびD−CTLを備える。アナログ/インターフェース107は、電池セット106のセル電圧を測定してディジタル値に変換しMPU113に送る。
アナログ/インターフェース107は、電流センス抵抗109が検出した電圧から電池セット106に流れる充電電流および放電電流の値を測定してディジタル値に変換しMPU113に送る。MPU113は、8〜16ビット程度のCPUの他に、RAM、ROM、フラッシュ・メモリ、タイマなどを1個のパッケージの中に備えた集積回路である。MPU113は、アナログ/インターフェース107と通信が可能になっており、アナログ/インターフェース107から送られた電池セット106に関する電圧および電流に基づいて充電量や放電量を計算し、さらに満充電容量を計算してフラッシュ・メモリに記憶しておく。
MPU113はまた、過電流保護機能、過電圧保護機能(過充電保護機能ともいう。)、および低電圧保護機能(過放電保護機能ともいう。)を備え、アナログ/インターフェース107から受け取った電圧や電流から電池セル103〜105に異常を検出した場合に、アナログ/インターフェース107を通じて充電保護スイッチC−FETbおよび放電保護スイッチD−FETbまたはそのいずれかをオフにする。過電流保護機能、過電圧保護機能、および低電圧保護機能はMPU113で実行されるプログラムで構成される。
MPU113からはD端子を通じて通信ライン133がノートPC10のEC13に接続され、MPU113とEC13との間での通信が可能になっている。通信ライン133にはクロック・ラインも含まれている。MPU113は、EC13に対して充電器51に設定する設定電流Ichgおよび設定電圧Vchgを送る。EC13は基準電圧源123を経由してこの設定値を充電器51にセットし、充電器51の動作を開始させたり停止させたりする。
図3は、表面温度が標準温度域に入っているときに充電器51が設定電流Ichgを標準最大充電電流値Imax1に設定して電池セット106を充電するときの様子を示す図である。ライン201は、充電器51から電池セット106に供給する充電電流を示す。ライン203は、電池セル103〜105の表面温度を示し、ライン205は充電量を示す。充電量(Ah)とは、電池セット106に蓄積されている電気量で、充電前に残存していた電気量と充電により注入された電気量の合計値である。充電により注入された電気量は、充電中の充電電流を充電時間により時間積分した値である。
充電器51は、いずれの値に設定電流Ichgおよび設定電圧Vchgが設定されていても、出力電流および出力電圧のいずれも設定電流Ichgおよび設定電圧Vchgを超えないようにスイッチング動作を行う。充電初期は電池セット106に大きな充電電流が流れるので、充電器51は、ライン201に示すように時刻0で充電を開始すると、標準最大充電電流値Imax1の出力電流で定電流制御をする。充電が進行するに伴って電池セル103〜105の表面温度がライン203に示すように上昇し充電量がライン205に示すように上昇する。さらに、電池セット106の端子電圧が上昇して時刻t1で充電器51の出力電圧が設定電圧Vchgに到達すると、充電器51は出力電圧を設定電圧Vchgに一致させるように定電圧制御に切り替わる。
以後、充電電流は充電の進行に伴い低下していくが、MPU113は充電電流があらかじめ定めた充電終了電流値Isに到達したことを検知すると充電器51に指示して時刻t2で充電を停止させる。時刻t2において電池セット106に蓄積されている充電量を満充電容量という。満充電容量は、現時点で当該電池セット106が蓄積できる最大の放電電気量にも相当する。満充電容量は経年劣化により低下する値である。電池セルの表面温度は、定電流制御から定電圧制御に切り替わる時刻t1の時点で最大になり充電開始前に比べて約7度上昇する。標準最大充電電流値Imax1で充電したときに定電流制御から定電圧制御に切り替わる時刻t1における充電量はほぼ一定しており満充電容量の約70%になる。
満充電容量に対して実際に電池セット106が蓄積している充電量の割合をRSOC(%)(Relative State Of Charge)という。図3では、RSOC(%)が70%のときに電池セルの表面温度が最大表面温度値Tmaxに到達することが示されている。そして最大表面温度値Tmaxに到達するときに電池セル103〜105の表面温度が最も標準温度域の上限値T3を超えて高温度域に入りやすくなる。ただし、RSOC(%)が70%のときに電池セル103〜105が最大表面温度値Tmaxに到達するのは、充電電流が標準最大充電電流値Imaxのときである。設定電流Ichgが変更されて充電器51が、標準最大充電電流値Imax1以外の出力電流で充電するときは、最大表面温度値Tmaxに対応するRSOC(%)は70%とは異なる値となる。
また、図1に示すように、AC/DCアダプタ11はDC/DCコンバータ53を経由してシステム負荷に電力を供給しながら、充電器51にも電力を供給して電池セット106を充電することができる。この場合、AC/DCアダプタ11の容量によっては、システム負荷の消費電力が大きい場合には、AC/DCアダプタ11の出力電圧が低下して、充電器51の電流設定値入力Isetに0.7ItAの設定電流Ichgが設定されていても、実際には充電器51からは、0.7ItA未満の出力電流しか流れなくなる。このような原因で充電電流が変化する場合にも、最大表面温度値Tmaxに対応するRSOC(%)の値が変化する。
図4(A)は、充電電流の変化と最大表面温度値Tmaxに到達するときのRSOC(%)との関係を説明する図である。ライン401は、設定電流Ichgを0.7ItAに設定したときの充電電流の時間特性を示し、ライン403は設定電流Ichgを0.5ItAに設定したときの充電電流の時間特性を示す。ライン405は、ライン401に対応する充電量の時間特性を示し、ライン407は、ライン403に対応する充電量の時間特性を示す。ライン401では、時刻t1で定電流制御から定電圧制御に移行して時刻t3で充電が完了しているが、ライン403では時刻t1よりも遅い時刻t2で定電流制御から定電圧制御に移行して時刻t3よりも遅い時刻t4で充電が完了している。
図3で説明したように、定電流定電圧方式で充電したときは定電流制御から定電圧制御に切り替わる時刻t1で最大表面温度値Tmaxに到達する。時刻t1でのRSOC(%)は70%となっている。しかし、0.5ItAの充電電流で充電したときは、充電器51が定電流制御している期間が長く、最大表面温度値Tmaxに到達する時刻t2は時刻t1よりも遅くなっている。そして、時刻t2でのRSOC(%)は80%になっている。このように、定電流制御期間の充電電流が小さくなると定電圧制御への移行時期が遅れ、最大表面温度値Tmaxに到達するときのRSOC(%)の値が大きくなる。
したがって、最大表面温度値Tmaxに対応するRSOC(%)の値は標準最大充電電流値Imax1と異なる充電電流で充電する場合には修正する必要がある。充電電流に応じて修正された最大表面温度値Tmaxに対応するRSOC(%)を以後修正RSOC(%)ということにする。図4(B)は、標準最大充電電流値Imax1で充電したときの最大表面温度値Tmaxに対応するRSOC(%)を、実際に流れる充電電流値で修正した結果を格納する修正テーブル409の一例を示す。修正テーブル409には、充電電流が0.7ItAより下がるにつれて、修正RSOC(%)は大きくなることが示されている。修正テーブル409は、MPU113のROMに格納されており、MPU113が参照することができる。
ここで充電電流が小さいほど修正RSOC(%)は大きくなるが、修正RSOC(%)に対応する最大表面温度値Tmaxは小さくなる。これは、電池セット106の内部抵抗値をRとしたときに、電池セットからの発熱量は、内部抵抗値Rに充電電流の二乗を乗じた値となり、充電電流が小さいほど発熱量が小さくなるからである。
電池セル103〜105の表面温度が高温度域に入ったときに、安全指針に従って設定電圧Vchgを高温上限充電電圧値Vmax3まで下げるとすれば、充電器51は電池セット106を満充電容量まで充電することができなくなる。また、標準最大充電電流値Imax1で定電流充電をしている間に電池セル103〜105の表面温度が高温度域に入り、設定電流Ichgを高温最大充電電流値Imax3まで下げるとすれば、それ以降の充電電流が不足して充電時間が長くなってしまうため携帯使用をする時点では満充電容量に至っていない場合がある。
ここで、図9に示した各温度域の上限充電電圧値は各電池セル103〜105の電圧であり、充電器51の設定電圧Vchgは、直列に接続された電池セルの数と充電器51の誤差を考慮して決定される。本明細書では、充電器51の設定電圧Vchgを標準上限充電電圧値Vmax1に設定するという表現は、各電池セル103〜105の上限充電電圧値が標準上限充電電圧値Vmax1未満に維持されるように充電器51の誤差を考慮して選択した値に設定することを意味する。他の温度域についても同様である。
図5、図6は、高温上限充電電圧値Vmax3および高温最大充電電流値Imax3またはそのいずれか一方が標準温度域の値よりも制限されることにより、満充電容量まで充電できなかったり充電時間が長くなってしまったりするという問題を解決することができるノートPC10と電池パック100による充電手順を示すフローチャートである。図5、図6の手順はMPU113のROMに格納された充電プログラムが主体となって実行する。図7は、図6の充電手順を実行したときの充電電流の変化の一例を示す図である。
図5において、ブロック200では、ノートPC10にAC/DCアダプタ11が接続され、さらに電池パック100が電池ベイに装着された状態で、MPU113がEC13に対して充電要求をすることにより充電器51が充電を開始する。充電器51に対する充電の開始および停止の制御、設定電流Ichgおよび設定電圧Vchgの設定は、すべてMPU113がEC13に対して行う。ノートPC10のシステム負荷の消費電力は、図5、図6の手順とは無関係に変動してもよい。この時点での設定電流Ichgおよび設定電圧Vchgは、それぞれ標準最大充電電流値Imax1および標準上限充電電圧値Vmax1に設定する。
ブロック201では、MPU113が電池セル103〜105の表面温度Tを計測して下限充電温度値T1未満であるか否かを判断し、下限充電温度値T1未満の場合は、ブロック205で充電を停止して待機する。表面温度Tが下限充電温度値T1以上の場合は、ブロック203に移行してMPU113は表面温度Tが上限充電温度値T4以上であるか否かを判断し、上限充電温度T4以上の場合は、ブロック205で充電を停止して待機する。表面温度Tが上限充電温度値T4未満の場合はブロック207に移行してMPU113は表面温度Tが低温度域に入っているか否かを判断する。
表面温度Tが低温度域に入っている場合は、ブロック209に移行してMPU113は、設定電流Ichgおよび設定電圧Vchgとしてそれぞれ図9に示した低温最大充電電流値Imax2、低温上限充電電圧値Vmax2を選択して充電器51に設定し充電器51を動作させる。表面温度Tが低温度域から外れている場合は、ブロック211に移行してMPU113は、表面温度Tが高温度域に入っているか否かを判断する。表面温度Tが高温度域に入っている場合は、ブロック213に移行してMPU113は設定電流Ichgおよび設定電圧Vchgとしてそれぞれ図9に示した高温最大充電電流値Imax3および高温上限充電電圧値Vmax3を選択して充電器51に設定し充電器51を動作させる。ブロック211で表面温度Tが高温度域から外れている場合は表面温度Tが標準温度域に入っていることになるのでMPU113はブロック215に移行して図6の手順を開始する。
図6のブロック250において、MPU113が表面温度Tは標準温度域に入っていると判断したとしても、充電開始時の表面温度TおよびノートPC10の動作状態による電池パックの内部温度などの充電条件は様々であり、それにより充電中の表面温度Tは影響を受ける。そして、先に説明したように充電電流が大きいほど充電による温度上昇値は大きくなる。図6に示した手順は、どのような充電条件であっても、また充電条件が突然変化しても表面温度Tが標準温度域の上限値T3以上にならないようにMPU113が充電器51の設定電流Ichgを動的に変更する。
標準温度域の上限値T3を超えないように充電するために、本実施の形態では、図7に示すように、標準温度域の範囲に上限目標温度値TGT−Hと下限目標温度値TGT−Lにより境界が画定された目標温度域を設けている。一例では、標準温度域の上限値T3が45度のときに上限目標温度値TGT−Hを44〜43度に設定し、下限目標温度値TGT−Lを42〜41度に設定する。
上限目標温度値TGT−Hが標準温度域の上限値T3に近づきすぎると、突然システム負荷の消費電力が増大して電池パックの筐体内の環境温度が上昇したときに、標準温度域の上限値T3を超える可能性が高まるので好ましくない。また、上限目標温度値TGT−Hが標準温度域の上限値T3から離れすぎると、必要以上に充電電流が低減されて充電時間が長くなるので好ましくない。さらに目標温度域の幅が狭すぎると頻繁に設定電流Ichgが変更され、目標温度域の幅が広すぎると必要以上に低減された充電電流による充電が継続することになりいずれも好ましくない。
したがって、上限目標温度値TGT−Hは、標準温度域の上限値T3より1〜3度低い範囲で選択し、目標温度域の幅は1〜3度の範囲で選択することが望ましい。上限目標温度値TGT−Hおよび下限目標温度値TGT−Lは、MPU113が実行する充電プログラムの中に組み込んだり、フラッシュ・メモリにテーブルとして格納したりしてMPU113が利用できるようになっている。
ブロック251では、MPU113は充電器51の設定電流Ichgをあらかじめ定められた最小充電電流値Iminに設定し、設定電圧Vchgを標準上限充電電圧値Vmax1に設定する。最小充電電流値Iminは、通常の充電条件では表面温度Tが標準温度域の上限値T3を超えることがないほど小さい値で、たとえば、0.2ItA〜0.3ItAの間で選定することができる。
ブロック253では、最小充電電流値Iminで監視時間Δtとして設定した1分間の間充電状態を監視し、MPU113は監視時間Δtの間の充電電流の平均値を計算して、平均充電電流値Imeanに対応する修正RSOC(%)の値を修正テーブル409を参照して求める。この修正RSOC(%)は、計算された平均充電電流値Imeanで充電を継続すると仮定したときに最大表面温度値Tmaxに到達するときの充電量に対応する。MPU113はそれ以降も平均充電電流値Imeanで充電を継続すると仮定した場合に、修正RSOC(%)まで充電したときの最大表面温度値Tmaxを予測する。修正RSOC(%)までは、表面温度Tはほぼ直線的に上昇していくことがわかっているため、監視時間Δtあたりの表面温度Tの時間上昇率ΔT/Δtを計算し、さらに修正RSOC(%)に対応する充電量まで充電する時間を計算して最大表面温度値Tmaxを予測することができる。
MPU113は、過去の充電量および放電量に基づいて現在の満充電容量および現在蓄積されている充電量をフラッシュ・メモリに記憶している。MPU113は、図4の修正テーブル409から得た修正RSOC(%)に現在の満充電容量を乗じることで、修正RSOC(%)での充電量を計算することができる。現在の充電量をC1(Ah)、修正RSOC(%)における充電量をC2(Ah)とすれば、平均充電電流値Imeanで充電する場合に修正RSOC(%)まで充電するのに必要な充電時間tは、t=(C2−C1)/Imeanで計算することができる。
さらに監視時間Δtの始期における表面温度Tと終期における表面温度Tの差をΔTとすれば、表面温度Tの時間上昇率ΔT/Δtを計算できる。そして、時間上昇率ΔT/Δtに充電時間tを乗じ、これに予測時点での表面温度値を加えることで、平均充電電流値Imeanで修正RSOC(%)まで充電したときの最大表面温度値Tmaxを予測することができる。MPU113が予測した最大表面温度値Tmaxを予測温度値Taということにする。
このときの様子を図7(A)、図7(B)を参照して説明する。図7(A)は、充電開始時の表面温度Tが低いために、標準温度域において標準最大充電電流値Imax1で充電する場合を示す。図7(B)は充電開始時の表面温度Tが高くて、標準温度域において標準最大充電電流値Imax1では充電できず、それより小さい充電電流で充電する場合を示す。図6の手順を実行すると、図3に示したように定電流期間において充電器51に一定の設定電流Ichgが設定されるのとは異なり、設定電流Ichgが動的に変更される。
図7(A)、図7(B)には、ライン301で示した標準温度域の上限値T3のわずか下にライン303で示した上限目標温度値TGT−Hとライン305で示した下限目標温度値TGT−Lで境界が画定された目標温度域が設定されている。ライン307、321は、図6の手順を実行したときに電池セット106に流れる充電電流を示す。時刻t1〜時刻t4のそれぞれの間隔が監視時間Δtの一例に相当する。図7(A)において、時刻t1と時刻t2の間にMPU113が測定した平均充電電流値Imeanは0.5ItAである。
MPU113は、時刻t2で、直前の監視時間Δtの間の温度上昇値ΔTを時刻t2での表面温度値と時刻t1での表面温度値との差から計算する。時刻t6は0.5ItAで充電したときに修正RSOC(%)に到達する時刻であり、MPU113は、修正RSOC(%)まで充電するときの充電時間をt6−t2で計算し、満充電容量から修正RSOC(%)に相当する充電量を計算して時刻t6における予測温度値Ta(t2)を計算する。
ライン313は、時刻t2における現在の表面温度値を通過し、表面温度Tの時間上昇率ΔT/Δtを傾きとする直線で、時刻t1〜時刻t2の監視時間Δtの間に実測した平均充電電流値Imeanで時刻t6まで充電したときに予想される表面温度Tの時間特性を示している。予測温度値Ta(t2)は、目標温度域よりも低い値になっている。図7(A)は、同様にMPU113が時刻t3で計算した予測温度値Ta(t3)をライン311の先端に示しており、時刻t4で計算した予測温度値Ta(t4)をライン309の先端に示している。ライン311では時刻t3の直前の監視時間Δt中の平均充電電流値Imeanが0.6ItAになったため、予測温度値Ta(t3)は予測温度値Ta(t2)よりも大きな値になっている。
ライン309では時刻t4の直前の監視時間Δt中の平均充電電流値Imeanが0.7ItAになったため、予測温度値Ta(t4)は予測温度値Ta(t3)よりも大きな値になっている。図7(B)も同様にMPU113が時刻t2で計算した予測温度値Ta(t2)をライン323の先端に示し、時刻t3で計算した予測温度値Ta(t3)をライン327の先端に示し、時刻t4で計算した予測温度値Ta(t4)をライン325の先端に示している。
続くブロック257では、MPU113は、予測温度値Taが標準温度域の上限値T3以上であるか否かを判断する。図6の手順を継続していくと、周囲温度やシステムの消費電力が突然変化して予測温度値Taが標準温度域の上限値T3を超える場合もあり得るので、MPU113が予測温度値Taが標準温度域の上限値T3以上であると判断したときは、ブロック251に戻り、MPU113は充電器51の設定電流Ichgを最小充電電流値Iminに設定する。その結果、予測温度値Taは低下し、表面温度Tが標準温度域の上限値T3を超える事態を回避することができる。
MPU113が、予測温度値Taは標準温度域の上限値T3未満であると判断したときは、ブロック259に移行する。ブロック259はMPU113の判断ではなく、充電器51の設定電流Ichgと設定電圧Vchgに基づく動作を示す。充電器51は、電池セット106に対する充電が進行して出力電圧が設定電圧Vchgに一致すると、ブロック261に移行し出力電圧を設定電圧Vchgに一致させる定電圧制御を行う。そして、MPU113は充電電流が充電終了電流値Isに到達したことを判断すると、ブロック263で充電器51の動作を停止させる。
図7(A)、図7(B)では、いずれも時刻t5で充電器51が定電流制御から定電圧制御に移行している。図7(A)では、標準最大充電電流値Imax1で充電した後に定電圧制御に移行しているが、図7(B)では、定電流制御期間の全体に渡って標準最大充電電流値Imax1より小さい充電電流値で充電した後に定電圧制御に移行している。定電圧制御に移行した後は、充電電流が小さくなるので、図3に示したように表面温度Tは低下する。図8に、図6の手順で判断した予測温度値Taの範囲を示している。温度範囲351は、ブロック257からブロック259に移行するときの予測温度値Taの範囲である。
続いてブロック267に移行し、MPU113は、予測温度値Taが目標温度域の範囲に入っているか否かを判断する。目標温度域は、標準温度域の上限値T3のわずか下の位置に設定されているため、予測温度値Taが上限目標温度値TGT−Hよりも小さいことは、現在の充電電流値Imeanで修正RSOC(%)まで充電したときに電池セル103〜105が最大表面温度値Tmaxに到達しても、その最大表面温度は標準温度域の上限値T3を超えないことを意味しており、かつ、予測温度値Taは下限目標温度値TGT−Lよりも大きいため充電電流が小さすぎないことを意味する。
したがって、ブロック267の条件が満たされている限り現在の設定電流Ichgによる充電を継続することが最適であるため、MPU113はブロック253に移行する。この様子は、図7(A)のライン309、図7(B)のライン325が示している。図7(A)の時刻t4および図7(B)の時刻t4以降では、MPU113がブロック253に移行しているために充電電流が変化していない。MPU113はブロック267で予測温度値Taが目標温度域から外れていると判断したときはブロック269に移行し、予測温度値Taが上限目標温度値TGT−H以上であるか否かを判断する。図8の温度範囲353は、ブロック267からブロック269に移行するときの予測温度値Taの範囲である。
MPU113が、予測温度値Taは上限目標温度値TGT−H以上であると判断したときは、予測温度値Taは、上限目標温度値TGT−Hと高温度域の下限値T3の間に入っていることになる。この場合、この監視時間Δtにおける平均充電電流値Imeanで充電していくと環境温度の変化やシステムの消費電力の変動により最大表面温度値Tmaxが標準温度域の上限値T3を超えることも予想される。よって、MPU113は、ブロック271に移行して充電器51の設定電流Ichgを変更して充電電流を低減した後にブロック253に移行する。図8の温度範囲355は、ブロック269からブロック271に移行するときの予測温度値Taの範囲である。
充電電流値は、充電器51の設定電流Ichgに対して複数のステップを設定して所定のステップ数だけ低減するようにしてもよい。この様子は、図7(B)のライン323に示している。ライン323では、時刻t2での予測温度値Ta(t2)が上限目標温度値TGT−Hと標準温度域の上限値T3の間に入っている。したがって、MPU113は、時刻t2において充電器51の設定電流Ichgを低減している。
ブロック269で、MPU113が、予測温度値Taは上限目標温度値TGT−H未満であると判断したときは、予測温度値Taは、下限目標温度値TGT−Lと標準温度域の下限値T2の範囲に入っていることになる。この場合は、充電電流が小さすぎて充電時間が長くなりすぎるので、MPU113はブロック273に移行して、充電器51の設定電流Ichgを変更して充電電流を増大した後にブロック253に移行する。図8の温度範囲357は、ブロック269からブロック273に移行するときの予測温度値Taの範囲である。
この様子は、図7(A)のライン311、313、図7(B)のライン327に示している。ライン311では、時刻t3での予測温度値Ta(t3)が下限目標温度値TGT−Lと標準温度域の下限値T2(図示せず。)の間に入っている。したがって、充電電流は時刻t3においてMPU113により増大させられている。図6の手順を繰り返して監視時間Δtごとに予測温度値Taを計算しその結果に応じて充電電流を動的に変更することで、修正RSOC(%)まで充電しても、表目温度値が標準温度域の上限値T3を超えることはない。しかも、設定電流Ichgには、充電開始時の電池セル103〜105の表面温度Tと充電中の環境温度により許容される範囲で最大値に近い値を設定することができるので充電時間が長くならない。
ブロック251では、最小充電電流値Iminに設定している。図7(A)に示すように、最初は最小充電電流値Iminで充電を開始するが、充電開始時の表面温度Tが低くて環境温度も高くない場合は、その後は充電電流が増大していき、定電流制御期間の大部分の時間は標準最大充電電流値Imax1で充電することになる。したがってこの場合は、当初から標準最大充電電流値Imax1で充電すれば、必要以上に充電電流を抑制した期間を設けて充電時間の延長をもたらすことがなくなる。
そのために、MPU113は、過去に充電したときの充電開始時の表面温度Tと環境温度とを組にしたパラメータと、そのパラメータの下で安定して充電できた充電電流値とに関するデータを充電履歴としてフラッシュ・メモリに格納しておく。そして次回充電を開始するときに同一または近似したパラメータが観測できたときは、最小充電電流値Iminに代えて安定して充電できた充電電流値を設定電流Ichgに設定するようにしてもよい。
これまで、電池パック100に実装されたMPU113が充電器を制御する実施例を説明してきたが、本発明は、プロセッサを実装していない電池パックが装着されたノートPCにおいて、ノートPCに実装されたプロセッサがその手順を実行して充電器を制御するようにしてもよい。この場合、充電プログラムは、ノートPCのフラッシュ・メモリまたはハードディスク装置に格納する。
これまで本発明について図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができることは言うまでもないことである。
表面温度を管理しながら二次電池を充電する充電システムに適用できる。
本実施形態にかかる電池パックと電池パックを搭載するノートPCで構成される充電システムの概要を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる電池パックのブロック図である。 最大表面温度を説明する図である。 修正RSOC(%)を説明する図である。 電池パックを充電する手順を示すフローチャートである。 電池パックを充電する手順を示すフローチャートである。 予測温度値と充電電流の変化の一例を示す図である。 温度範囲を説明する図である。 電池セルの表面温度と充電電圧および充電電流の最大値を説明する図である。
符号の説明
Imax1…標準最大充電電流値
Imax2…低温最大充電電流値
Imax3…高温最大充電電流値
Vmax1…標準上限充電電圧値
Vmax2…低温上限充電電圧値
Vmax3…高温上限充電電圧値
Ta…予測温度値
T1…下限充電温度値
T2…標準温度域の下限値(低温度域の上限値)
T3…標準温度域の上限値(高温度域の下限値)
T4…上限充電温度値
TGT−H…上限目標温度値
TGT−L…下限目標温度値
Imin…最小充電電流値
Tmax…最大表面温度値
Is…充電終了電流値

Claims (16)

  1. 二次電池の表面温度が上限温度値を超えないように前記二次電池を充電する充電システムであって、
    充電中に設定電流の変更が可能な充電器と、
    前記二次電池の表面温度を測定する温度素子と、
    前記温度素子からの出力を受け取って前記二次電池を現在の充電電流値で所定の充電量まで充電すると仮定した場合の前記表面温度に相当する予測温度値を定期的に計算し、前記上限温度値よりも低い温度範囲に設定した目標温度域と前記予測温度値とを定期的に比較した結果に基づいて前記充電器の設定電流を変更する制御部と
    を有する充電システム。
  2. 前記所定の充電量が、現在の充電電流値で充電した場合に前記表面温度が最大になるときの充電量に対応する請求項1に記載の充電システム。
  3. 前記所定の充電量が、前記充電器が定電流制御から定電圧制御に切り替わる時点での充電量に対応する請求項1または請求項2に記載の充電システム。
  4. 前記所定の充電量が、前記表面温度が最大になるときのRSOC(%)に相当する充電量に対応し、さらに充電電流ごとに前記RSOC(%)を設定した修正テーブルを有する請求項1〜請求項3のいずれかに記載の充電システム。
  5. 標準最大充電電流値未満で充電することを許容する標準温度域が定義され前記上限温度値に前記標準温度域の上限値が一致し、前記充電器は定電流制御期間の全体を通じて前記標準最大充電電流値未満の充電電流値で前記二次電池を充電して定電圧制御期間に移行する請求項1〜請求項4のいずれかに記載の充電システム。
  6. 前記目標温度域の上限値が前記上限温度値より1度〜3度低い値に選定されている請求項1〜請求項5のいずれかに記載の充電システム。
  7. 前記目標温度域の幅が1度〜3度の範囲で選定されている請求項1〜請求項6のいずれかに記載の充電システム。
  8. 前記制御部は、前記予測温度値が前記目標温度域を超えたときには前記設定電流を低下させ、前記予測温度値が前記目標温度域に入っているときは前記設定電流を維持し、前記予測温度値が前記目標温度域を下回ったときは前記設定電流を増大させる請求項1〜請求項7のいずれかに記載の充電システム。
  9. 前記制御部は、前記予測温度値が前記上限温度値を超えたときは前記充電器の設定電流を最小充電電流値に設定する請求項1〜請求項8のいずれかに記載の充電システム。
  10. 前記制御部は、所定の監視時間に対する前記表面温度の時間上昇率と、前記所定の充電量まで充電するのに必要な充電時間から前記予測温度値を計算する請求項1〜請求項9のいずれかに記載の充電システム。
  11. 前記制御部は、前記所定の充電量まで充電するのに必要な充電時間を、前記監視時間に流れる充電電流の平均値に基づいて計算する請求項10に記載の充電システム。
  12. 充電中に設定電流の変更が可能な充電器と二次電池を含む充電システムが前記二次電池の表面温度が上限温度値を超えないように充電する方法であって、
    前記充電器が最小充電電流値で前記二次電池の充電を開始するステップと、
    前記二次電池の表面温度を測定するステップと、
    前記上限温度値よりも低い温度範囲に目標温度域を提供するステップと、
    前記二次電池を現在の充電電流値で所定の充電量まで充電すると仮定した場合の前記表面温度に相当する予測温度値を定期的に計算するステップと、
    前記予測温度値と前記目標温度域とを定期的に比較するステップと、
    前記比較するステップに応答して前記充電器の設定電流を変更するステップと
    を有する充電方法。
  13. 前記設定電流の変更履歴を記憶するステップと、
    前記記憶した変更履歴に基づいて前記最小充電電流値を決定するステップと
    を有する請求項12に記載の充電方法。
  14. 二次電池と該二次電池の表面温度を測定する温度素子とを収納する電池パックの装着が可能で、前記二次電池の表面温度が上限温度値を超えないように充電する充電システムを搭載した機器であって、
    充電中に設定電流の変更が可能な充電器と、
    前記二次電池から電力の供給を受けて動作する負荷と、
    前記温度素子からの出力を受け取って前記二次電池を現在の充電電流値で所定の充電量まで充電すると仮定した場合の前記表面温度に相当する予測温度値を定期的に計算し、前記上限温度値よりも低い温度範囲に設定した目標温度域と前記予測温度値とを定期的に比較した結果に基づいて前記充電器の設定電流を変更する制御部と
    を有する機器。
  15. 充電中に設定電流の変更が可能な充電器を搭載する機器に装着され二次電池の表面温度が上限温度値を超えないように充電される電池パックであって、
    二次電池と、
    前記二次電池の表面温度を測定する温度素子と、
    前記温度素子からの出力を受け取って前記二次電池を現在の充電電流値で所定の充電量まで充電すると仮定した場合の前記表面温度に相当する予測温度値を定期的に計算し、前記上限温度値よりも低い温度範囲に設定した目標温度域と前記予測温度値とを定期的に比較した結果に基づいて前記充電器の設定電流を変更するプロセッサと
    を有する電池パック。
  16. 充電中に設定電流の変更が可能な充電器と二次電池を含む充電システムにおいて前記二次電池の表面温度が上限温度値を超えないように充電するために、前記充電システムに、
    前記充電器が所定の充電電流値で前記二次電池の充電を開始する機能と、
    前記二次電池の表面温度を測定する機能と、
    前記上限温度値よりも低い温度範囲に目標温度域を設定する機能と、
    前記二次電池を現在の充電電流値で所定の充電量まで充電すると仮定した場合の前記表面温度に相当する予測温度値を定期的に計算する機能と、
    前記予測温度値と前記目標温度域とを定期的に比較する機能と、
    前記比較した結果に基づいて前記充電器の設定電流を変更する機能と
    を実現させるコンピュータ・プログラム。
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