JP2009076966A - 固体撮像素子およびカメラシステム - Google Patents

固体撮像素子およびカメラシステム Download PDF

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Abstract

【課題】設計の困難性を招くことなく、リセット動作時の瞬時電流を抑制することが可能で、ひいては消費電力の削減を図ることが可能な固体撮像素子およびカメラシステムを提供する。
【解決手段】画素駆動回路102は、シフトクロック発生回路103によるシフトクロックSCKに同期して、これらシフトレジスタに所定の行指定信号をシフトインして順次シフトし、1回のリセット対象行変更動作において、リセット信号が解除される行とリセット信号が継続される行が必ず存在し、2回以上のリセット対象行変更動作の間、リセット信号が供給され続ける行が存在するように、転送制御線LTx、リセット制御線LRSTへの制御信号Tx,RSTの出力制御を行う。
【選択図】図5

Description

本発明は、CMOSイメージセンサに代表される固体撮像素子およびカメラシステムに関するものである。
近年、CCDに代わる固体撮像素子(イメージセンサ)として、CMOSイメージセンサが注目を集めている。
これは、CCD画素の製造に専用プロセスを必要とし、また、その動作には複数の電源電圧が必要であり、さらに複数の周辺ICを組み合わせて動作させる必要があるため、システムが非常に複雑化するといった処々の問題を、CMOSイメージセンサが克服しているからである。
CMOSイメージセンサは、その製造には一般的なCMOS型集積回路と同様の製造プロセスを用いることが可能であり、また単一電源での駆動が可能で、さらにCMOSプロセスを用いたアナログ回路や論理回路を同一チップ内に混在させることができるため、周辺ICの数を減らすことができるといった、大きなメリットを複数持ち合わせている。
CCDの出力回路は、浮遊拡散層(FD:Floating Diffusion)を有するFDアンプを用いた1チャネル(ch)出力が主流である。
これに対して、CMOSイメージセンサは画素毎にFDアンプを持ち合わせており、その出力は、画素アレイの中のある一行を選択し、それらを同時に列方向へと読み出すような列並列出力型が主流である。
これは、画素内に配置されたFDアンプでは十分な駆動能力を得ることは難しく、したがってデータレートを下げることが必要で、並列処理が有利とされているからである。
そして、CMOSイメージセンサでは一般に画素をリセットする際に、行ごとに遂次画素をリセットしていく方式が取られることが多い(以後、この方式をローリングシャッターと呼ぶ)。ローリングシャッター動作について、具体的な回路例を用いて説明する。
図1は、4つのトランジスタで構成されるCMOSイメージセンサの画素例を示す図である。
この画素1は、たとえばフォトダイオードからなる光電変換素子11を有し、この1個の光電変換素子11に対して、転送トランジスタ12、リセットトランジスタ13、増幅トランジスタ14、および選択トランジスタ15の4つのトランジスタを能動素子として有する。
光電変換素子11は、入射光をその光量に応じた量の電荷(ここでは電子)に光電変換する。
転送トランジスタ12は、光電変換素子11とフローティングディフュージョンFDとの間に接続され、転送制御線LTxを通じてそのゲート(転送ゲート)に駆動信号が与えられることで、光電変換素子11で光電変換された電子をフローティングディフュージョンFDに転送する。
リセットトランジスタ13は、電源ラインLVDDとフローティングディフュージョンFDとの間に接続され、リセット制御線LRSTを通してそのゲートにリセット信号が与えられることで、フローティングディフュージョンFDの電位を電源ラインLVDDの電位にリセットする。
フローティングディフュージョンFDには、増幅トランジスタ14のゲートが接続されている。増幅トランジスタ14は、選択トランジスタ15を介して出力信号線16に接続され、画素部外の定電流源とソースフォロアを構成している。
そして、選択制御線LSELを通してアドレス信号(セレクト信号)が選択トランジスタ15のゲートに与えられ、選択トランジスタ15がオンすると、増幅トランジスタ14はフローティングディフュージョンFDの電位を増幅してその電位に応じた電圧を出力信号線16に出力する。出力信号線16を通じて、各画素から出力された電圧は、カラム回路(列処理回路)に出力される。
この画素のリセット動作とは、光電変換素子11に蓄積されている電荷を、転送トランジスタ12をオンし、光電変換素子11に蓄積された電荷をフローティングディフュージョンFDに転送してはき出すことになる。
このとき、フローティングディフュージョンFDは事前に光電変換素子11の電荷を受け取れるように、リセットトランジスタ13をオンして電荷を電源側にはきすてている。あるいは転送トランジスタ12をオンしている間、これと並行としてリセットトランジスタ13をオンにして、直接電源に電荷をはきすてる場合もある。
これら一連の動作を単純化して、「画素リセット動作」とだけ記すことにする。
一方読み出し動作では、まずリセットトランジスタ13をオンにしてフローティングディフュージョンFDをリセットし、その状態でオンされた選択トランジスタ15を通じて出力信号線16に出力する。これをP相出力と呼ぶことにする。
次に、転送トランジスタ12をオンにして光電変換素子11に蓄積された電荷をフローティングディフュージョンFDに転送し、その出力を出力信号線16に出力する。これをD相出力と呼ぶことにする。
画素回路外部でD相出力とP相出力の差分をとり、フローティングディフュージョンFDのリセットノイズをキャンセルして画像信号とする。
単純化してこれら一連の動作を単純に「画素読み出し動作」とだけ記すことにする。
図2は、図1の画素を2次元アレイ状に配置したCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の一般的な構成例を示す図である。
図2のCMOSイメージセンサ20は、図1に示した画素回路を2次元アレイ状に配置した画素アレイ部21、画素駆動回路(垂直駆動回路)22、およびカラム回路(列処理回路)23により構成されている。
画素駆動回路22は、各行の画素の転送トランジスタ12、リセットトランジスタ13、選択トランジスタ15のオン、オフを制御する。
カラム回路23は、画素駆動回路22により読み出し制御された画素行のデータを受け取り、後段の信号処理回路に転送する回路である。
図3は、図2に示した回路のローリングシャッター動作のタイミングチャートを示す図である。
図3に示すように、行遂次に画素リセット動作を行っていき、それを追いかける形で行遂次に画素読み出し動作を行う。
各行の画素は、画素リセット動作と画素読み出し動作の間、光電変換素子に信号を蓄積し、これを画素読み出し動作で読み出す。
ところが、図3からわかるように、各行の信号蓄積期間の長さは等しいが、蓄積している時刻は異なっている。
このため、移動物体を撮像した際に、移動物体がゆがんだ画像になってしまうことが問題となる。
この蓄積時刻差は、画素リセット動作が画素読み出し動作と同期する必要があるため、一般に画素読み出し動作に律速される。
この画像のゆがみの問題に対処するため、ローリングシャッターとメカニカルシャッター(以下、メカシャッターという)を併用する場合がある。
図4は、ローリングシャッターとメカシャッターを併用したときのタイミングチャートの一例を示す図である。
この動作では画素が全て同時に画素リセット動作を行い(露光開始)、露光時間の後、メカシャッターを閉じ(露光終了)、その後読み出し動作を行う。
この動作では露光開始・終了のタイミングが全画素同時となるので画像のゆがみの問題はい。
しかしながら、この場合、全ての画素が同時に画素リセット動作を行うので、瞬間的に大きな電流がセンサに流れる。
この瞬間電流に対応できるようにセンサ内部の電源配線幅を十分に大きくしなければならないなど、センサの電源設計が困難になり、またセンサに電源を供給する外部電源もこの大きな瞬間電流に対応できるように設計しなければならない。
このように、既存の技術では、ローリングシャッター動作のために画像がゆがみ、それを回避するためにメカシャッターを併用しても大きな瞬間電流に対応するためにセンサおよびシステムの電源設計に困難が生じるという不利益がある。
本発明は、設計の困難性を招くことなく、リセット動作時の瞬時電流を抑制することが可能で、ひいては消費電力の削減を図ることが可能な固体撮像素子およびカメラシステムを提供することにある。
本発明の第1の観点の固体撮像素子は、光信号を電気信号に変換し、その電気信号を露光時間に応じて蓄積する機構を有する複数の画素回路が行列状に配列された画素部と、上記画素部のリセット、信号蓄積および出力を行うように駆動可能な画素駆動部と、を有し、上記画素駆動部は、複数行の上記画素回路に対して、画素をリセットする信号を供給する画素リセット制御機能を含み、上記画素リセット制御機能により、1回のリセット対象行変更動作において、リセット信号が解除される行とリセット信号が継続される行が必ず存在し、2回以上のリセット対象行変更動作の間、リセット信号が供給され続ける行が存在するようにリセット制御を行う。
好適には、上記画素駆動部のリセット制御において、リセット対象行変更動作の時間間隔が一定である。
また、好適には、上記画素駆動部のリセット制御において、リセット対象行変更動作の時間間隔が可変である。
また、好適には、上記画素駆動部のリセット制御において、リセット対象行変更動作の時間間隔が一定ではない。
また、好適には、上記画素駆動部のリセット制御において、リセット対象行変更動作の時間間隔が、リセット対象行変更動作の一部または全てが可変である。
好適には、上記画素駆動部は、リセット行を指定するためのシフトレジスタを有し、当該シフトレジスタは、連続した行指定信号を入力することによりリセット対象行を複数指定することが可能であり、上記リセット対象行変更動作が上記シフトレジスタのシフト動作である。
好適には、上記画素駆動部は、シフトクロックに同期して、上記シフトレジスタに上記行指定信号をシフトインして順次シフトし、1回のリセット対象行変更動作において、リセット信号が解除される行とリセット信号が継続される行が必ず存在し、2回以上のリセット対象行変更動作の間、リセット信号が供給され続ける行が存在するように、上記画素をリセットする信号の出力制御を行う。
好適には、上記画素駆動部は、単一または複数の行アドレスを指定する回路を有し、当該回路の出力する指定信号を他行に伝播させることで、リセット対象行を複数指定する。
好適には、上記行アドレスを指定する回路が、シフトレジスタを含む。
また、好適には、上記行アドレスを指定する回路が、組み合わせ論理回路によるアドレスデコーダを含む。
本発明の第2の観点のカメラシステムは、固体撮像素子と、上記撮像素子に被写体像を結像する光学系と、上記撮像素子の出力画像信号を処理する信号処理回路と、を有し、上記固体撮像素子は、光信号を電気信号に変換し、その電気信号を露光時間に応じて蓄積する機構を有する複数の画素回路が行列状に配列された画素部と、上記画素部のリセット、信号蓄積および出力を行うように駆動可能な画素駆動部と、を有し、上記画素駆動部は、複数行の上記画素回路に対して、画素をリセットする信号を供給する画素リセット制御機能を含み、上記画素リセット制御機能のより、1回のリセット対象行変更動作において、リセット信号が解除される行とリセット信号が継続される行が必ず存在し、2回以上のリセット対象行変更動作の間、リセット信号が供給され続ける行が存在するようにリセット制御を行う。
本発明によれば、画素駆動部の画素リセット制御機能により、1回のリセット対象行変更動作において、リセット信号が解除される行とリセット信号が継続される行が必ず存在する。そして、2回以上のリセット対象行変更動作の間、リセット信号が供給され続ける行が存在する。
本発明によれば、設計の困難性を招くことなく、リセット動作時の瞬時電流を抑制することが可能で、ひいては消費電力の削減を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に関連付けて説明する。
<第1実施形態>
図5は、本発明の実施形態に係るCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の構成例を示す図である。
本CMOSイメージセンサ100は、画素アレイ部101、画素駆動部としての画素駆動回路(垂直駆動回路)102、シフトクロック発生回路103、およびカラム回路(列処理回路)104を有する。
画素アレイ部101は、複数の画素回路101Aが2次元状(マトリクス状)に配列されている。
図6は、本実施形態に係る4つのトランジスタで構成されるCMOSイメージセンサの画素の一例を示す図である。
この画素回路101Aは、たとえばフォトダイオードからなる光電変換素子111を有し、この1個の光電変換素子111に対して、転送トランジスタ112、リセットトランジスタ113、増幅トランジスタ114、および選択トランジスタ115の4つのトランジスタを能動素子として有する。
本実施形態においては、4つの能動素子のうち、転送トランジスタ112およびリセットトランジスタ113によりリセット回路110が構成されている。
つまり、本実施形態において、転送トランジスタ112およびリセットトランジスタ113をオンにすることが広い意味で本発明の画像をリセットする動作に相当し、転送トランジスタ112をオン、オフ制御する制御信号Tx、およびリセットトランジスタ113をオン、オフ制御する制御信号RSTの両方またはいずれかが、広い意味で本発明の画素をリセットする信号に相当する。
光電変換素子111は、入射光をその光量に応じた量の電荷(ここでは電子)に光電変換する。
転送トランジスタ112は、光電変換素子111とフローティングディフュージョンFDとの間に接続され、転送制御線LTxを通じてそのゲート(転送ゲート)に制御信号Txが与えられることで、光電変換素子111で光電変換された電子をフローティングディフュージョンFDに転送する。
リセットトランジスタ113は、電源ラインLVDDとフローティングディフュージョンFDとの間に接続され、リセット制御線LRSTを通してそのゲートに制御信号RSTが与えられることで、フローティングディフュージョンFDの電位を電源ラインLVDDの電位にリセットする。
フローティングディフュージョンFDには、増幅トランジスタ114のゲートが接続されている。増幅トランジスタ114は、選択トランジスタ115を介して信号線LSGNに接続され、画素部外の定電流源とソースフォロアを構成している。
そして、選択制御線LSELを通して制御信号(アドレス信号またはセレクト信号)SELが選択トランジスタ115のゲートに与えられ、選択トランジスタ115がオンすると、増幅トランジスタ114はフローティングディフュージョンFDの電位を増幅してその電位に応じた電圧を信号線LSGNに出力する。信号線LSGNを通じて、各画素から出力された電圧は、カラム回路104に出力される。
これらの動作は、たとえば転送トランジスタ112、リセットトランジスタ113、および選択トランジスタ115の各ゲートが行単位で接続されていることから、1行分の各画素について同時に行われる。
画素アレイ部101に配線されているリセット制御線LRST、転送制御線LTx、および選択制御線LSELが一組として画素配列の各行単位で配線されている。
これらのリセット制御線LRST、転送制御線LTx、および選択制御線LSELは、画素駆動回路102により駆動される。
画素駆動回路102は、画素アレイ部101の全面をリセットする際に、リセットの面内同時性を確保しながら、リセット動作に必要な瞬時電流を抑制する、画素リセット制御機能を有している。
画素駆動回路102は、各リセット制御線LRST、転送制御線LTx、および選択制御線LSELが接続される制御線に各制御信号を出力する、たとえば複数のシフトレジスタを有する。
画素駆動回路102は、図示しない制御系による制御信号CTLに応じた制御の下、シフトクロック発生回路103によるシフトクロックSCKに同期して、これらシフトレジスタに所定の行指定信号をシフトインして順次シフトし、1回のリセット対象行変更動作において、リセット信号が解除される行とリセット信号が継続される行が必ず存在し、2回以上のリセット対象行変更動作の間、リセット信号が供給され続ける行が存在するように、転送制御線LTx、リセット制御線LRSTへの制御信号Tx,RSTの出力制御を行う。
また、画素駆動回路102は、制御信号CTLに応じてリセット対象行変更動作の時間間隔を一定に、または可変に、または一定ではなく、またはリセット対象行変更動作の一部または全てが可変となるように制御可能である。
本第1実施形態の画素駆動回路102においては、リセット行を指定するためにシフトレジスタを用いており、シフトレジスタに連続した行指定信号(シフトインパルス信号)を入力することにより、リセット対象行を複数指定することができるそして、リセット対象行変更動作がシフトレジスタのシフト動作である。
この画素駆動回路102の画素リセット制御機能については後でさらに詳述する。
シフトクロック発生回路103は、たとえば周波数200MHzのシフトクロックSCKを発生して画素駆動回路102に供給する。
カラム回路104は、画素駆動回路102により読み出し制御された画素行のデータを受け取り、後段の信号処理回路に転送する回路である。
以下、本実施形態の特徴的な機能である画素リセット制御機能についてさらに詳述する。
図7は、本実施形態に係る画素リセット制御機能部の構成例を示す図である。
図7において、画素を2次元の行列状に配置した画素アレイ部101と、画素駆動回路102内で画素リセット制御機能部を構成する転送トランジスタ112の制御信号Tx,リセットトランジスタ113の制御信号RSTを発生するシフトレジスタ1021(SR_Tx),1022(SR_RST)、およびシフトレジスタ1021,1022にシフト動作をさせるシフトクロックSCKを発生するシフトクロック発生回路103を選択的に示している。
したがって、図7においては、画素読み出し動作のための選択トランジスタ115の制御信号SEL(必要であればさらに画素読み出し動作のために別途転送トランジスタの制御信号、リセットトランジスタの制御信号)を発生する回路、および画素出力データを受け取るカラム回路は省略している。
なお、図7において、図面の簡単化と理解を容易にするために、画素アレイ部101の図中右側に転送トランジスタ制御用のシフトレジスタ1021が配置され、図中左側にリセットトランジスタ制御用のシフトレジスタ1022が配置されている。
また、本実施形態においては、シフトクロック発生回路103をチップ内においているが、シフトクロックは外部からの供給でも構わない。
シフトレジスタ1021の出力部は、画素配列の各行に対応して配線された各転送制御線LTxに接続されている。
シフトレジスタ1021は、シフトクロック発生回路103によるシフトクロックSCKに同期して、所定のシフトインパルス信号SITxをシフトインして順次シフトし、1回のリセット対象行変更動作において、リセット信号が解除される行とリセット信号が継続される行が必ず存在し、2回以上のリセット対象行変更動作の間、リセット信号が供給され続ける行が存在するように制御信号Tx[0]〜Tx[L]の転送制御線LTxへの出力制御を行う。
また、シフトレジスタ1022の出力部は、画素配列の各行に対応して配線された各リセット制御線LRSTに接続されている。
シフトレジスタ1021は、シフトクロック発生回路103によるシフトクロックSCKに同期して、所定のシフトインパルス信号SIRSTをシフトインして順次シフトし、1回のリセット対象行変更動作において、リセット信号が解除される行とリセット信号が継続される行が必ず存在し、2回以上のリセット対象行変更動作の間、リセット信号が供給され続ける行が存在するように制御信号RST[0]〜RST[L]のリセット制御線LRSTへの制御信号RSTの出力制御を行う。
次に、本実施形態に係る画素リセット制御機能部の動作を説明する。
図8は、本実施形態に係る画素リセット制御機能部の動作のタイミングチャートを示す図である。
シフトレジスタ1021,1022にシフトクロックSCKを供給し、シフトレジスタ1021,1022にシフトインパルス信号SITx,SIRSTをそれぞれシフトインさせる。
このとき、シフトレジスタ(SR_Tx)1021へのシフトインパルス信号SITxの時間幅は光電変換素子111の電荷をはきだすのに十分な時間幅より大きくなるように設定されている。
このシフトインパルス信号SITxにより、シフトレジスタ(SR_Tx)1021中に連続したNtx[bit]に1が立つとすると、次の関係となる。
[数1]
SITxの幅 = Ntx×Tck ≧ 光電変換素子の電荷をはきだすのに必要な時間
(Tck:シフトクロックサイクル) (式1)
なお、図8では、シフトインパルス信号SIRSTは、シフトインパルス信号SITxを内包する幅のパルスとしているが、光電変換素子111から電荷はき捨て、信号蓄積開始のタイミングは転送トランジスタの制御信号Txの解除のタイミングで決まる。
したがって、たとえば図9に示すように、リセットトランジスタの制御信号RSTをアクティブ(図9の例ではハイレベル)に固定しておいても構わない。
このとき、任意の第n行に与えられる制御信号Tx[n]のパルス幅はシフトインパルス信号SITxの幅と等しくなり、その行のフォトダイオード(光電変換素子)111の電荷をはき出すのに十分な時間となり、画素はリセットされる。
一方、画面内の蓄積時間差は、次のようになる。
[数2]
Tck×L(L:画素アレイの行数) (式2)
たとえば、1行のリセットに必要な時間を500ns,L=1000,Tck=5ns(シフトクロックSCKの周波数が200MHz)とした場合、本実施形態では上記(式2)より露光開始時間差は5μsとなる。
一方、露光終了時刻はメカシャッターの動作時間で決まるが、これは数msオーダーなので、露光開始時間差はこれに対して十分に小さく、露光時刻の差はメカシャッターの動作で決まり、露光開始時刻は同時とみなして構わない。
しかも同時に動作する行数は、シフトレジスタ(SR_Tx)1021、シフトレジスタ(SR_RST)1022内を走査するパルスの先頭行と最終行のみの高々2行ずつ程度のみであって、たとえば1000行の画素アレイであれば、既存の全画素同時リセット時に比べて瞬時の消費電流は2/1000=1/500程度になることが期待できる。
実際には消費電流の比は信号の遅延(ディレイ)等の考慮も必要であるが、このようにはるかに小さくなる。
本実施形態では、一定のシフトクロックSCKを用いているが、露光開始時刻を同時とみなす条件は、メカシャッターの動作時間に比べて露光開始時刻差が十分小さいこと、フォトダイオード(光電変換素子)の電荷はきすてに十分なパルスを画素に与えること、の2点であって、その条件を満たしていればシフトクロックのサイクルは一定である必要はない。
また、メカシャッターの動作速度、システム内で供給されるクロック等にあわせて、シフトクロックを変更することも可能である。
たとえば、本実施形態では、シフトクロックSCKの周波数は200MHzとして説明したが、システム内にあるクロックの周波数が100MHzであれば、それより小さな周波数のクロック、たとえば50MHzに変更しても、露光開始時刻差は20μs程度であり、やはりメカシャッターの動作速度と比べて十分小さく、露光開始時刻は同時とみなしてよい。
ローリングシャッター動作では、各行にリセット動作に必要な時間を割り当てながら、遂次リセットを行っているため、リセット動作が画面内を走査する速度は、リセット動作に必要な時間より小さな単位では制御できないが、本実施形態ではより高速なクロック単位で制御できるようになる。
<第2実施形態>
上述した第1実施形態と同等の効果を得るには、必ずしもシフトレジスタ中の連続したビットに“1”をたてる必要はなく、1つのビットだけに“1”を入力し、その前後Ntxビットに転送トランジスタの制御信号Txを伝播させてもよい。
この場合の転送トランジスタ用制御信号発生回路例を図10(A)に示す。
図10(A)では簡単のため、Ntx=3の場合について図示しているが、Ntxが3以外の場合でも同様に構成できる。
図10(A)の例においては、シフトレジスタSRの各出力段に3入力オアゲートOR[0]〜OR[3](〜OR[L])を配置し、1つのビットだけに“1”を入力し、その前後Ntxビットに転送トランジスタの制御信号Txを伝播させるように構成されている。
また、図10(A)のシフトレジスタSRが、図10(B)に示すようにアドレスデコーダADECであっても同じ効果が得られることは明らかである。
なお、第2実施形態以降では簡単のため転送トランジスタ用制御信号発生回路例のみを示すことにするが、リセットトランジスタ用制御信号で発生回路も同様であることは明らかである。
<第3実施形態>
上述した第1および第2実施形態では、リセット動作が画面を走査する向きが一定であったが、必ずしも一定である必要はない。
たとえば図11に示すように、画面中央からシフトインし、それぞれ画面上方、下方へ向かってリセット動作が画面を走査しても同等の効果が得られる。
なお、図11では簡単のため転送トランジスタの制御信号Txのみ図示しているが、リセットトランジスタの制御信号RSTも全く同様である。
<第4実施形態>
さらに画面全体のリセット動作の走査時間の短縮を図り、シフトレジスタを分割する手法を図12に示す。
図12の例においては、偶数行、奇数行への転送トランジスタの制御信号Txを発生するためのシフトレジスタSRE,SROを別々に設けている。
このようにすれば、半分のシフトクロック数で画面全体のリセット動作を完了することができる。
本第4実施形態では、シフトレジスタを2つに分割しているが、分割数を増やすことでさらに走査時間を短縮することができる。
<第5実施形態>
これまでの第1〜第4実施形態では、シフト動作が始まれば、走査方向は一定であったが、走査中に走査方向が変わっても同様な効果がえられる。
図13にジグザグに走査する回路例を示す。
図13の回路例は、たとえばR行を2行読み出し加算、次にB行を2行読み出し加算して出力する場合などに使用できる。たとえば画素がベイヤ配列の場合に好適である。
たとえばシフトレジスタの接続関係を切り替えるスイッチを設けるなどして、第1実施形態の動作と第5実施形態5の動作を切り替えるような回路も構成することが可能である。
<第6実施形態>
図14に示すように、シフトレジスタの1ビットで2行の画素リセット動作を行ってもよい。
同様に、1ビットのシフトレジスタで複数行のリセット動作制御信号を生成することでリセット動作の画面走査時間を短縮することができる。
複数行同時にリセットを行う動作は他の実施形態においても同様に適用できる。
<第7実施形態>
第1実施形態で説明した図7および図8の例のようにリセットのタイミングは転送トランジスタの制御信号Txで決まるので、本第7実施形態ではリセットトランジスタの制御信号RSTは省略する。
第1実施形態では、図15(A)に示すように一定の単位でシフト動作を行っていたが、図15(B)に示すように、シフトクロックの周期を大きくしてシフト速度を小さくすることもできる。
消費電力の抑制等の目的で、たとえば蓄積時間が長く、行毎の蓄積時間差があまり問題にならない場合など、必要に応じて図15(A)から図15(B)へとシフト速度を切り替える動作も可能である。
さらに、図15(C)に示すように、シフトクロックの間隔を一度の全画面走査中に切り替えていく動作も可能である。
このように本発明の機能を搭載しているシステムの他部分と同期を取るためにダイナミックに走査速度の変更も可能である。
以上説明したように、本実施形態によれば、画素駆動回路102は、図示しない制御系による制御信号CTLに応じた制御の下、シフトクロック発生回路103によるシフトクロックSCKに同期して、これらシフトレジスタに所定の行指定信号をシフトインして順次シフトし、1回のリセット対象行変更動作において、リセット信号が解除される行とリセット信号が継続される行が必ず存在し、2回以上のリセット対象行変更動作の間、リセット信号が供給され続ける行が存在するように、転送制御線LTx、リセット制御線LRSTへの制御信号Tx,RSTの出力制御を行うことから、画素アレイのリセット動作の面内同時性を確保しつつ、瞬間電流を抑制し、システム,チップの電源設計を容易にすることができる。
また、画素リセットに要する時間より小さな時間単位でリセット動作の画面操作時間を制御できるので、細かなリセットタイミングの調整が可能である。
なお、各実施形態に係るCMOSイメージセンサは、特に限定されないが、たとえば列並列型のアナログ−デジタル変換装置(以下、ADC(Analog digital converter)と略す)を搭載したCMOSイメージセンサとして構成することも可能である。
このような効果を有する固体撮像素子は、デジタルカメラやビデオカメラの撮像デバイスとして適用することができる。
図16は、本発明の実施形態に係る固体撮像素子が適用されるカメラシステムの構成の一例を示す図である。
本カメラシステム200は、図16に示すように、本実施形態に係るCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)100が適用可能な撮像デバイス210と、この撮像デバイス210の画素領域に入射光を導く(被写体像を結像する)光学系、たとえば入射光(像光)を撮像面上に結像させるレンズ220と、撮像デバイス210を駆動する駆動回路(DRV)230と、撮像デバイス210の出力信号を処理する信号処理回路(PRC)240と、を有する。
駆動回路230は、撮像デバイス210内の回路を駆動するスタートパルスやクロックパルスを含む各種のタイミング信号を生成するタイミングジェネレータ(図示せず)を有し、所定のタイミング信号で撮像デバイス210を駆動する。
また、信号処理回路240は、撮像デバイス210の出力信号に対してCDS(Correlated Double Sampling;相関二重サンプリング)などの信号処理を施す。
信号処理回路240で処理された画像信号は、たとえばメモリなどの記録媒体に記録される。記録媒体に記録された画像情報は、プリンタなどによってハードコピーされる。また、信号処理回路240で処理された画像信号を液晶ディスプレイ等からなるモニターに動画として映し出される。
上述したように、デジタルスチルカメラ等の撮像装置において、撮像デバイス31として、先述した撮像素子100を搭載することで、低消費電力で、高精度なカメラが実現できる。
4つのトランジスタで構成されるCMOSイメージセンサの画素例を示す図である。 図1の画素を2次元アレイ状に配置したCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の一般的な構成例を示す図である。 図2に示した回路のローリングシャッター動作のタイミングチャートを示す図である。 ローリングシャッターとメカシャッターを併用したときのタイミングチャートの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の構成例を示す図である。 本実施形態に係る4つのトランジスタで構成されるCMOSイメージセンサの画素の一例を示す図である。 本第1実施形態に係る画素リセット制御機能部の構成例を示す図である。 本第1実施形態に係る画素リセット制御機能部の動作のタイミングチャートを示す図である。 本第1実施形態に係る画素リセット制御機能部の動作の他のタイミングチャートを示す図である。 第2実施形態を説明するための図である。 第3実施形態を説明するための図である。 第4実施形態を説明するための図である。 第5実施形態を説明するための図である。 第6実施形態を説明するための図である。 第7実施形態を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る固体撮像素子が適用されるカメラシステムの構成の一例を示す図である。
符号の説明
100・・・固体撮像素子、101・・・画素アレイ部、101A・・・画素、102・・・画素駆動回路、103・・・シフトクロック発生回路、104・・・カラム回路、110・・・リセット回路、111・・・光電変換素子、112・・・転送トランジスタ、113・・・リセットトランジスタ、114・・・増幅トランジスタ、115・・・選択トランジスタ、200・・・カメラシステム、210・・・撮像デバイス、220・・・駆動回路、230・・・レンズ、240・・・信号処理回路。

Claims (11)

  1. 光信号を電気信号に変換し、その電気信号を露光時間に応じて蓄積する機構を有する複数の画素回路が行列状に配列された画素部と、
    上記画素部のリセット、信号蓄積および出力を行うように駆動可能な画素駆動部と、を有し、
    上記画素駆動部は、
    複数行の上記画素回路に対して、画素をリセットする信号を供給する画素リセット制御機能を含み、
    上記画素リセット制御機能により、1回のリセット対象行変更動作において、リセット信号が解除される行とリセット信号が継続される行が必ず存在し、2回以上のリセット対象行変更動作の間、リセット信号が供給され続ける行が存在するようにリセット制御を行う
    固体撮像素子。
  2. 上記画素駆動部のリセット制御において、
    リセット対象行変更動作の時間間隔が一定である
    請求項1記載の固体撮像素子。
  3. 上記画素駆動部のリセット制御において、
    リセット対象行変更動作の時間間隔が可変である
    請求項1記載の固体撮像素子。
  4. 上記画素駆動部のリセット制御において、
    リセット対象行変更動作の時間間隔が一定ではない
    請求項1記載の固体撮像素子。
  5. 上記画素駆動部のリセット制御において、
    リセット対象行変更動作の時間間隔が、リセット対象行変更動作の一部または全てが可変である
    請求項1記載の固体撮像素子。
  6. 上記画素駆動部は、
    リセット行を指定するためのシフトレジスタを有し、当該シフトレジスタは、連続した行指定信号を入力することによりリセット対象行を複数指定することが可能であり、上記リセット対象行変更動作が上記シフトレジスタのシフト動作である
    請求項1記載の固体撮像素子。
  7. 上記画素駆動部は、
    シフトクロックに同期して、上記シフトレジスタに上記行指定信号をシフトインして順次シフトし、1回のリセット対象行変更動作において、リセット信号が解除される行とリセット信号が継続される行が必ず存在し、2回以上のリセット対象行変更動作の間、リセット信号が供給され続ける行が存在するように、上記画素をリセットする信号の出力制御を行う
    請求項6記載の固体撮像素子。
  8. 上記画素駆動部は、
    単一または複数の行アドレスを指定する回路を有し、当該回路の出力する指定信号を他行に伝播させることで、リセット対象行を複数指定する
    請求項1記載の固体撮像素子。
  9. 上記行アドレスを指定する回路が、シフトレジスタを含む
    請求項8記載の固体撮像素子。
  10. 上記行アドレスを指定する回路が、組み合わせ論理回路によるアドレスデコーダを含む
    請求項8記載の固体撮像素子。
  11. 固体撮像素子と、
    上記撮像素子に被写体像を結像する光学系と、
    上記撮像素子の出力画像信号を処理する信号処理回路と、を有し、
    上記固体撮像素子は、
    光信号を電気信号に変換し、その電気信号を露光時間に応じて蓄積する機構を有する複数の画素回路が行列状に配列された画素部と、
    上記画素部のリセット、信号蓄積および出力を行うように駆動可能な画素駆動部と、を有し、
    上記画素駆動部は、
    複数行の上記画素回路に対して、画素をリセットする信号を供給する画素リセット制御機能を含み、
    上記画素リセット制御機能により、1回のリセット対象行変更動作において、リセット信号が解除される行とリセット信号が継続される行が必ず存在し、2回以上のリセット対象行変更動作の間、リセット信号が供給され続ける行が存在するようにリセット制御を行う
    カメラシステム。
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