JP4692196B2 - 固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4692196B2
JP4692196B2 JP2005290784A JP2005290784A JP4692196B2 JP 4692196 B2 JP4692196 B2 JP 4692196B2 JP 2005290784 A JP2005290784 A JP 2005290784A JP 2005290784 A JP2005290784 A JP 2005290784A JP 4692196 B2 JP4692196 B2 JP 4692196B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driving method
imaging device
pixel
solid
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005290784A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007104241A (ja
Inventor
一志 北方
宗一郎 倉持
賢 小関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2005290784A priority Critical patent/JP4692196B2/ja
Priority to US11/537,759 priority patent/US7821571B2/en
Publication of JP2007104241A publication Critical patent/JP2007104241A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4692196B2 publication Critical patent/JP4692196B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/40Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled
    • H04N25/46Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled by combining or binning pixels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/667Camera operation mode switching, e.g. between still and video, sport and normal or high- and low-resolution modes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/70SSIS architectures; Circuits associated therewith

Description

本発明は、固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および撮像装置に関する。
固体撮像装置は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサに代表される電荷転送型固体撮像装置と、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサに代表されるMOS型固体撮像装置に大別される。そして、近年、後者の固体撮像装置、例えばCMOSイメージセンサは、特に、携帯電話等のモバイル機器向けの低消費電力カメラモジュールや、高感度の電子スチルカメラに搭載されて用いられている。
例えば、高解像度が要求される電子スチルカメラにおいては、シャッターを切って取り込んだ静止画には高精細化が要求されるため、より多画素の固体撮像装置が用いられることになる。ただし、電子スチルカメラでは、電子ビューファインダーや小画面モニターなどに動画を映し出すことで被写体を確認できるようにしている。したがって、被写体を確認する段階では、比較的低解像度の画像信号を高速に読み出す必要がある。
従来は、比較的低解像度の画像信号を高速に読み出すために、例えばR(赤)G(緑)B(青)のカラーコーディングの色フィルタを持つCMOSイメージセンサにおいて、水平方向のn画素(nは2以上の整数)、垂直方向のn画素の画素情報を加算して1画素分の画素情報として読み出すようにしている(例えば、特許文献1参照)。以降、水平方向のn画素、垂直方向のn画素の画素情報を加算して読み出す駆動方式を水平垂直n/n読み出しの駆動方式と呼ぶこととする。
特開2004−266369号公報
図10は、CMOSイメージセンサの基本構成を示すブロック図である。図10に示すように、CMOSイメージセンサ100は、半導体基板101上に画素アレイ部102、定電流部103、列信号処理部(カラム処理部)104、垂直走査回路105、水平走査回路106、水平信号線107、出力処理部108およびタイミングジェネレータ109等を設けた構成となっている。
画素アレイ部102は、光電変換素子を含む多数の画素(図示せず)が2次元マトリクス状に配置され、これら画素の配置に対して画素列毎に垂直信号線(図示せず)が配線された構成となっている。
上記構成のCMOSイメージセンサ100において、光電変換素子に蓄積されている電荷を掃き捨てるシャッター動作と、光電変換素子で光電変換され、当該光電変換素子に蓄積された信号電荷を読み出す読出し動作に関して説明する。
図11は、全画素読出しの駆動方式の動作説明のためのタイミングチャートであり、1フレーム単位に縮小したn行目以降の画素に対する読出し動作とシャッター動作の様子を示している。ここでは、シャッター動作をしている画素を「s」、読出し動作をしている画素を「r」として説明する。
図11において、T11,T12がn行目における蓄積時間に相当する。ここでは、全画素読出しの駆動方式が連続する状態を示しており、蓄積時間T11は全ての行において一定になっており、同様に蓄積時間T12も全ての行において一定になっている。蓄積時間の設定を変えない場合、蓄積時間T11,T12は共に同じ蓄積時間になっている。
図12は、水平垂直2/2読出しの駆動方式の動作説明のためのタイミングチャートであり、1フレーム単位に縮小したn行目以降の画素に対する読出し動作とシャッター動作の様子を示している。図11と同様に、シャッター動作をしている画素を「s」、読出し動作をしている画素を「r」とし、シャッター動作から読出し動作までの期間を蓄積時間T21,T22とする。
図12に示すように、水平垂直2/2読出しの駆動方式における画素の駆動の順番は、垂直方向に対してはn行目と(n+2)行目の2つの行が同時に処理され、続いて(n+1)行目と(n+3)行目が同時に処理される。
ここでは、水平垂直2/2読出しの駆動方式が連続する状態を示しており、蓄積時間T21は全ての行において一定になっており、同様に蓄積時間T22も全ての行において一定になっている。蓄積時間の設定を変えない場合、蓄積時間T21,T22は共に同じ蓄積時間になっている。
次に、シャッター動作時および読出し動作時の画素の走査方法について、図13を用いて説明する。図13において、(a)は一般的なCMOSイメージセンサのRGB画素配列(ベイヤー配列)を示し、(b)は走査の順番を示している。
図13(a)に示すように、ベイヤー配列では、奇数行がGR行、偶数行がGB行という並びになっている。このベイヤー配列に対して、例えばシャッター動作や読出し動作を行う場合、図13(b)に示すように、各画素は矢印Aの順番で走査を行っていく。図13(b)において、HDは水平同期信号を示している。
図14は、従来例に係る画素の駆動方式の違いによる画素の駆動タイミングの違いを示すタイミングチャートである。
図14において、(a)が全画素読出しの駆動方式の場合、(b)が水平垂直2/2読出しの駆動方式の場合、(c)が水平垂直3/3読出しの駆動方式の場合を示している。また、Gr/Gbの四角の記号は、図13(b)における画素の走査を行単位に縮小したものであり、GR行の画素を走査している所をGr、GB行の画素を走査している所をGbという記号に置き換えている。
図13で述べたように、奇数行はGR、偶数行はGBの画素配列になっているので、奇数行に対してはGrの記号に、偶数行に対してはGbの記号にそれぞれ置き換えることができ、それぞれ走査を行っている。
全画素読出しの駆動方式の場合は、図14(a)に示すように、GR/GB行が順に読み出されていくが、水平垂直2/2読出しの駆動方式の場合は、垂直2画素加算を行うために、図14(b)に示すように、n行目と(n+2)行目の2つのGR行が同時に走査され、次に(n+1)行目と(n+3)行目の2つのGB行が同時に走査される。
また、水平垂直3/3読出しの駆動方式の場合は、垂直3画素加算を行うために、図14(c)に示すように、n行目と(n+2)行目と(n+4)行目の3つのGR行が同時に走査され、次に(n+3)行目と(n+5)行目と(n+7)行目の3つのGB行が同時に走査される。
したがって、図14に示すように、画素の駆動方式の違いによってn行目〜(n+11)行目に要する水平同期信号HD11,HD12,HD13のそれぞれの発生回数が異なるために、全体の処理時間が画素の駆動方式によって異なっている。これは、図15に示すように、画素の駆動方式の違いによって行を走査していくときの傾きθ11,θ12,θ13が異なっているということができる。
ところで、近年、MOS型固体撮像装置には、動画や静止画を撮像する場合において、撮像方式が異なる画像を連続的に表示する技術が求められている。撮像方式が異なる画像を連続的に表示するためには、画素の駆動方式(全画素読み出し、水平垂直2/2読み出し、水平垂直3/3読み出し等の駆動方式)が異なる画像を連続的に出力することが必要になってくる。
しかしながら、画素の駆動方式が異なる画像を連続的に出力しようとする際に、従来の駆動方式では、1フレーム分の無効フレームが発生するために、画素の駆動方式が異なる画像を連続的に表示することができないという問題があった。その理由について、以下に説明する。
図16は、画素の駆動方式が異なる画像を連続的に出力する際の従来例に係る駆動方式のタイミングチャートである。ここでは、水平垂直3/3読出しの駆動方式から全画素読出しの駆動方式に遷移する時および全画素読出しの駆動方式から水平垂直3/3読出しの駆動方式に遷移する時のシャッター動作および読出し動作を示している。
図16において、タイミングt11で水平垂直3/3読出しの駆動方式から全画素読出しの駆動方式に遷移した場合、s11のシャッター動作は、始めは水平垂直3/3読出しの駆動方式で動作しているが、駆動方式を変更して且つ垂直同期信号が入力されると、その時点t11から全画素読出しの駆動方式に変化する。
つまり、図15で述べたように、駆動方式が変化すると行を走査していくときの傾きが変化してしまうので、s11のシャッター動作の場合、水平垂直3/3読出し時の傾きから全画素読出し時の傾きに途中から変化してしまう。一方、r11の読出し動作は全画素読出しの駆動方式であり、シャッター動作s11から読出し動作r11までの蓄積時間T31が一定にならなくなるので、結果的に、駆動方式を水平垂直3/3読出しの駆動方式から全画素読出しの駆動方式に変更した直後のフレームF11のデータは無効データとして処理されてしまう。
さらに、タイミングt12で全画素読出しの駆動方式から水平垂直3/3読出しの駆動方式に遷移した場合、s12のシャッター動作は、始めは全画素読出しの駆動方式で動作しているが、駆動方式を変更して且つ垂直同期信号が入力されると、その時点t12から水平垂直3/3読出しの駆動方式に変化する。
つまり、s12のシャッター動作は、全画素読出し時の傾きから水平垂直3/3読出し時の傾きに途中から変化してしまう。一方、r12の読出し動作は水平垂直3/3読出しの駆動方式であり、シャッター動作s12から読出し動作r12までの蓄積時間T32が一定にならなくなるので、結果的に、駆動方式を全画素読出しの駆動方式から水平垂直3/3読出しの駆動方式に変更した直後のフレームF12のデータは無効データとして処理されてしまう。
このように、従来の画素の駆動方式において、現在の駆動方式(駆動モード)から次の新しい駆動方式(駆動モード)に遷移する場合、例えば図17に示すように、一般的にモードAの駆動方式からモードBの駆動方式に遷移する場合、sAのシャッター動作とrBの読出し動作の駆動方式が異なる。
つまり、シャッター動作sAから読出し動作rBまでの各行の蓄積時間Tが一定にならなくなるので、駆動方式に変更した直後のフレームFのデータは無効データとして出力される。したがって、駆動方式が異なる画像を連続的に出力しようとする際に、1フレーム分の無効データが出力されてしまうので、撮像方式が異なる画像を連続的に表示することができないことになる。
そこで、本発明は、撮像方式が異なる画像においても、無効データを出力することなく連続的に出力することが可能な固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、光電変換素子を含む単位画素が多数配置され、前記光電変換素子に蓄積されている電荷を掃き捨てるシャッター動作と、前記光電変換素子で光電変換され、当該光電変換素子に蓄積された信号電荷を読み出す読出し動作とを行う固体撮像装置において、前記単位画素の駆動方式をフレーム単位で第1駆動方式から第2駆動方式に切り替える際に、現フレームの前記読出し動作の駆動方式を前記第1駆動方式に1フレーム相当の期間だけ保持したまま、前記シャッター動作の駆動方式を前記第2の駆動方式に切り替え、次のフレームで前記読出し動作の駆動方式を前記第2駆動方式に切り替える構成を採っている。
上記構成の固体撮像装置において、単位画素の駆動方式をフレーム単位で切り替えて駆動方式の異なる画像を出力する際に、現フレームの読出し動作の駆動方式を第1駆動方式(現在の駆動方式)に1フレーム相当の期間だけ保持したまま、シャッター動作の駆動方式のみ第2の駆動方式に切り替えることで、連続するフレームにおいて全画素行の蓄積時間を一定に保つことが可能となる。
本発明によれば、連続するフレームにおいて全画素行の蓄積時間を一定に保つことが可能となるために、単位画素の駆動方式(撮像方式)が異なる画像においても、無効データを出力することなく連続的に出力することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る固体撮像装置、例えばCMOSイメージセンサの構成の概略を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係るCMOSイメージセンサ10は、半導体基板11上に画素アレイ部12、定電流部13、列信号処理部(カラム処理部)14、垂直走査回路15、水平走査回路16、水平信号線17、出力処理部18、タイミングジェネレータ(TG)19、駆動方式制御部20および1V(Vは垂直走査期間)遅延回路21等を設けた構成となっている。
画素アレイ部12は、光電変換素子を含む多数の単位画素(以下、単に「画素」と記す場合もある)30が2次元マトリクス状に配置されている。そして、この画素アレイ部12のn行m列の画素配置に対して、画素行毎に行制御線121(121−1〜121−n)が配線され、画素列毎に垂直信号線122(122−1〜122−m)が配線されている。
(画素回路)
図2は、単位画素30の回路構成の一例を示す回路図である。図2に示すように、本例に係る単位画素30は、光電変換素子、例えばフォトダイオード31に加えて、例えば転送トランジスタ32、リセットトランジスタ33、増幅トランジスタ34および選択トランジスタ35の4つのトランジスタを有する回路構成となっている。ここでは、これらトランジスタ32〜35として、例えばnチャネル型のMOSトランジスタを用いた回路例を示している。
この単位画素30に対して、画素行毎に行制御線121(121−1〜121−n)として、転送制御線121A、リセット制御線121Bおよび選択制御線121Cが共通に配線されている。
フォトダイオード31は、入射光を光電変換し、当該光電変換によって得られた信号電荷(ここでは、電子)を蓄積する。転送トランジスタ32は、フォトダイオード31のカソード電極とFD(フローティングディフュージョン)部36との間に接続され、転送ゲートパルスTGが与えられる転送制御線121Aにゲート電極が接続されており、転送ゲートパルスTGがアクティブ(高レベル)になることにより、フォトダイオード31に蓄積されている信号電荷をFD部36に転送する。
リセットトランジスタ33は、画素電源Vddにドレイン電極が、FD部36にソース電極が、リセットパルスRSが与えられるリセット制御線121Bにゲート電極がそれぞれ接続されており、リセットパルスRSがアクティブになることによってFD部62の電位を電源電位Vddにリセットする。増幅トランジスタ34は、FD部36にゲート電極が、画素電源Vddにドレイン電極がそれぞれ接続され、FD部36の電位変動を電気信号に変換する。
選択トランジスタ35は、増幅トランジスタ34のソース電極にドレイン電極が、垂直信号線122にソース電極が、選択パルスSELが与えられる選択制御線113にゲート電極がそれぞれ接続されており、選択パルスSELがアクティブになることによって信号を読み出す画素を行単位で選択する。選択トランジスタ35がオンしたときには、増幅トランジスタ34と後述する定電流部13の定電流源131とがソースフォロアを組むことで、FD部36の電位に応じた電圧が増幅トランジスタ34および選択トランジスタ35を介して垂直信号線122に出力される。
なお、ここでは、選択トランジスタ35を増幅トランジスタ34のソース電極と垂直信号線122との間に接続した回路例を示したが、選択トランジスタ35を増幅トランジスタ34のドレイン電極と画素電源Vddとの間に接続した回路構成とすることも可能である。また、単位画素30としては、4トランジスタの回路構成のものに限られるものではなく、選択トランジスタ35を省略し、増幅トランジスタ34を画素選択に兼用した回路構成など、3トランジスタの回路構成のものを用いることも可能である。
図1に説明を戻す。定電流部13は、各画素列毎に配置され、単位画素30の各々にバイアス電流を供給する定電流源131(図2参照)によって構成されている。列信号処理部14は、垂直信号線122−1〜122−mを通して得られる各画素30の信号を1行分ずつ受け取り、列毎にA/D変換等の所定の信号処理を行い、その信号を一時的に保持する。この列信号処理部14では、信号処理の一つとして、水平垂直n/n読み出しの駆動方式における垂直(縦)加算の加算処理が行われる。
垂直走査回路15は、例えばアドレスデコーダからなり、画素アレイ部12の各画素30を1行ずつ選択し、フォトダイオード31に蓄積されている電荷を掃き捨てるシャッター動作や、フォトダイオード31で光電変換され、当該フォトダイオード31に蓄積された信号電荷を読み出す読出し動作を駆動制御する。すなわち、垂直走査回路15は特許請求の範囲における駆動手段に相当する。
水平走査回路16は、例えばシフトレジスタからなり、列信号処理部14の出力部に画素列ごとに設けられた水平選択スイッチ(図示せず)を順に選択駆動することにより、列信号処理部14に画素列単位で保持されている信号を1つずつ選択走査し、水平信号線17に導く。出力処理部18は、水平信号線17を通して供給される各画素30の信号に対して所定の処理を行い、半導体基板11の外部に出力する。
タイミングジェネレータ(TG)19は、半導体基板11の外部から供給される垂直同期信号VDや水平同期信号HD等の基準クロックに基づいて、列信号処理部14、垂直走査回路15および水平走査回路16等の各部の動作に必要な各種タイミング信号や制御信号等を生成してこれら各部に供給する。
駆動方式制御部20は、半導体基板11の外部から供給される駆動方式識別信号に基づいて、単位画素30の駆動方式、例えば全画素読み出しや水平垂直n/n読み出し等の駆動方式の切替え制御を垂直同期信号VDに同期して行う。このとき、駆動方式制御部20は、シャッター動作専用の駆動方式識別信号Csと読出し動作専用の駆動方式識別信号Crとを出力する。また、次の垂直同期信号VDが入力されるまでは現在の駆動方式の状態を保持する。
駆動方式制御部20から出力されるシャッター動作専用の駆動方式識別信号Csは直接タイミングジェネレータ19に供給され、読出し動作専用の駆動方式識別信号Crは1V遅延回路21を介してタイミングジェネレータ19に供給される。1V遅延回路21は、一度の通信で画素30の駆動方式をシャッター動作用と読出し動作用に区別するために、読出し動作専用の駆動方式識別信号Crの反映タイミングを1フレーム(1V)相当の時間だけ遅らせる。
上記構成のCMOSイメージセンサ10において、本発明では、次の点を特徴としている。
先ず、一度の通信で画素30の駆動方式をシャッター動作用と読出し動作用に区別するために、読出し動作専用の駆動方式識別信号Crの反映タイミングを1フレーム(1V)相当の期間、即ち1垂直走査期間だけ遅らせるための1V遅延回路21を設けていることである。これにより、画素30の駆動方式が変化する際に、シャッター動作の駆動方式のみを変化させ、次のフレームで読出し動作の駆動方式を変化させることが可能となる。
また、水平同期信号HDの発生周期を画素30の駆動方式によらず一定の周期にするために、タイミングジェネレータ19内に1/n分周回路22を設けている。図14および図15で述べたように、画素の駆動方式によって行の走査期間が異なるために、最も走査期間の長い周期、つまり全画素読出し時の走査期間に揃えて、全ての駆動方式において一定の走査期間にする。その作用を為すのが、1/n分周回路22である。
具体的には、画素30の駆動方式が水平垂直2/2読出し方式の場合は、外部より入力される水平同期信号HDに対して2回(n=2)に1回の割合(1/2分周)で信号を出力し、水平垂直3/3読出し方式の場合は、外部より入力される水平同期信号HDに対して3回(n=3)に1回の割合(1/3分周)で信号を出力する。そして、1/n分周回路22で水平同期信号HDを分周して得た信号(以下、「水平同期信号HDn」と記す)を水平走査回路16へ供給する。これにより、異なる画素の駆動方式を連続的に処理する場合においても、蓄積時間の可変範囲を最大限に設定することが可能となる。
次に、本実施形態に係るCMOSイメージセンサ10における読出し動作とシャッター動作について、図3に基づいて説明する。
図3に、本実施形態に係るCMOSイメージセンサ10における読出し動作とシャッター動作の様子を示す。ここでは、全画素読出しの駆動方式から水平垂直2/2読出しの駆動方式に変更する時のシャッターの駆動動作および読出しの駆動動作を示している。
図3において、タイミングt0で例えば全画素読出しの駆動方式から水平垂直2/2読出しの駆動方式に変更した場合、変更直後のフレームF2ではシャッター動作のみ水平垂直2/2読出しの駆動方式に変化する。これにより、変更直後のフレームF2の読出し動作と変更直前のフレームF1のシャッター動作は共に全画素読出しの駆動方式であり、各行の蓄積時間が一定になるために、結果的に、変更直後のフレームF2は全画素読出し方式で処理された画像データが出力される。
一方、変更直後のフレームF2のシャッター動作とその次のフレームF3の読出し動作は共に水平垂直2/2読出しの駆動方式であり、各行の蓄積時間は一定になるために、フレームF3は水平垂直2/2読出し方式で処理された画像データが出力される。このように、1V遅延回路21を設けることにより、画素30の駆動方式が変化する際に、シャッター動作の駆動方式のみを変化させ、次のフレームで読出し動作の駆動方式を変化させることができるために、駆動方式が変化した直後のフレームF2においても有効な画像データを出力することが可能になる。
ただし、1V遅延回路21を設けただけでは、駆動方式が変化した直後のフレームF2において、蓄積時間を最大限(1V蓄積)に設定することができず、撮像方式が異なる画像を連続的に表示できるのはある制限のかかった範囲に限定されてしまう。その理由について図4を用いて説明する。
図4は、モードAの駆動方式からモードBの駆動方式に遷移する場合の一般的なタイミング関係を示すタイミングチャートである。ここでは、モードAのフレームレート(行を走査する速度、単位はfps)よりもモードBのフレームレートの方が高い(速い)ものとする。ここに、モードAの駆動方式は特許請求の範囲における第1駆動方式に、モードBの駆動方式は第2駆動方式にそれぞれ相当する。
図4において、タイミングt0で駆動方式を変化させた場合、蓄積時間T2の設定範囲に制限がかかってしまう。フレームFaにおいて、蓄積時間T1はモードAの蓄積時間であり、設定範囲も最大限に設定可能である。
一方、フレームFbにおいて、蓄積時間T2はモードBの蓄積時間であるが、当該蓄積時間T2を最大限に設定しようとしたときに、フレームFaの読出し動作の走査速度が遅いために、各行の蓄積時間T2を一定に保とうとすると、T3の期間だけ蓄積時間の設定ができなくなってしまう。したがって、フレームFbでは蓄積時間T2を最大限(1V蓄積)に設定して画像を出力することができないことになる。
そこで、本実施形態に係るCMOSイメージセンサ10では、いかなる駆動方式に遷移しても蓄積時間を最大限に設定できるようにするために1/n分周回路22を設け、水平同期信号HDを当該1/n分周回路22で1/n分周して得た水平同期信号HDnを水平走査回路16に供給する構成を採っている。
以下に、1/n分周回路22を含むタイミングジェネレータ19の構成および動作について説明する。図5は、1/n分周回路22を含むタイミングジェネレータ19の内部構成の要部を示すブロック図である。
タイミングジェネレータ19は、1/n分周回路22に加えて、例えばアドレスデコーダからなる垂直走査回路15に与えるアドレス情報を生成するアドレス生成回路23等を有し、先述したように、半導体基板11の外部から供給される垂直同期信号VDや水平同期信号HD等の基準クロックに基づいて、垂直走査回路15および水平走査回路16の動作に必要な所望の信号を生成する。
このタイミングジェネレータ19には、水平同期信号HDとして、1H(Hは水平走査期間)分の周期を全画素読出しの駆動方式に対応した周期とする同期信号が入力される。そして、この水平同期信号HDは、水平垂直n/n読出しの駆動方式のときには、1/n分周回路22で所定の分周比(1/n)で分周され、水平同期信号HDnとして水平走査回路16に供給される。
具体的には、先述したように、例えば画素30の駆動方式が水平垂直2/2読出し方式の場合は、外部より入力される水平同期信号HDの2周期分に1回の割合(1/2分周)で水平同期信号HDnを出力し、水平垂直3/3読出し方式の場合は、外部より入力される水平同期信号HDの3周期分に1回の割合(1/3分周)で水平同期信号HDnを出力する。
1/n分周回路22は、図1に示すように、駆動方式制御部20から1V遅延回路21を介して供給される読出し動作専用の駆動方式識別信号Crに従って所定の分周を行う。つまり、水平垂直n/n読出し方式の場合には、1/n分周回路22は、水平同期信号HDに対してn周期分に1回の割合(即ち、nH周期)の水平同期信号HDnを出力し、水平走査回路16に供給する。
次に、本実施形態に係るCMOSイメージセンサ10における各駆動方式における画素の走査方法について、図6に基づいて説明する。ここでは、図13(b)に示すベイヤー配列の場合を例に挙げている。図6は、全画素読出し、水平垂直2/2読出し、水平垂直3/3読出しのそれぞれの駆動方式における画素30の走査方法を示すタイミングチャートである。
図6において、(a)が全画素読出しの駆動方式の場合、(b)が水平垂直2/2読出しの駆動方式の場合、(c)が水平垂直3/3読出しの駆動方式の場合をそれぞれ示している。また、Gr/Gbの四角の記号は、図13(b)における画素の走査を行単位に縮小したものであり、GR行の画素を走査している所をGr、GB行の画素を走査している所をGbという記号に置き換えている。
図6において、HDは外部より入力される水平同期信号であるのに対し、HDnは1/n分周回路22で1/n分周された水平同期信号である(図5参照)。図13(b)に示すベイヤー配列において、全画素読出しの駆動方式の場合は、図14(a)と同様に、GR/GB行を順に読み出す走査を行う。
水平垂直2/2読出しの駆動方式の場合は、図6(b)に示すように、n行目と(n+2)行目の2つのGR行を水平同期信号HDのタイミングに従って別々に走査し、水平同期信号HDnのタイミングで垂直2画素加算を行う。その後も同様に、(n+1)行目と(n+3)行目の2つのGB行を水平同期信号HDのタイミングに従って別々に走査し、水平同期信号HDnのタイミングで垂直2画素加算を行う。
水平垂直3/3読出しの駆動方式の場合は、図6(c)に示すように、n行目と(n+2)行目と(n+4)行目の3つのGR行を水平同期信号HDのタイミングに従って別々に走査し、水平同期信号HDnのタイミングで垂直3画素加算を行う。その後も同様に、(n+3)行目と(n+5)行目と(n+7)行目の3つのGB行を水平同期信号HDのタイミングに従って別々に走査し、水平同期信号HDnのタイミングで垂直3画素加算を行う。
このような走査方法を採ることにより、図6から明らかなように、画素30の駆動方式の違いによらず、n行目〜(n+11)行目に要する各駆動方式でのそれぞれの水平同期信号HDの発生回数は同じであるために、画素30の駆動方式によらず、各駆動方式での全体の走査期間Ta,Tb,Tcを一定にすることができる。
上述したように、最も遅いフレームレートに相当する駆動方式(本例では、全画素読出しの駆動方式)に対応した周期の水平同期信号HDをタイミングジェネレータ19へ入力し、さらに1/n分周回路22を用いて各駆動方式に対応した分周比(1/n)で水平同期信号HDを分周して水平走査回路16に供給することにより、全ての駆動方式において走査速度を一定にすることができるために、図7に示すように、駆動方式が遷移するフレームFbにおいて蓄積時間T2の設定範囲を、図4で説明した蓄積時間設定不可期間T3を余すことなく蓄積時間T2で設定できる。したがって、蓄積時間を最大限(1V蓄積)に設定して画像を出力することが可能になる。
以上から明らかなように、タイミングジェネレータ19と1V遅延回路21は、特許請求の範囲における制御手段に相当し、画素30の駆動方式をフレーム単位で第1駆動方式(モードAの駆動方式)から第2駆動方式(モードBの駆動方式)に切り替える際に、現フレームの読出し動作の駆動方式を第1駆動方式に1フレーム相当の期間(1垂直走査期間)保持したまま、シャッター動作の駆動方式を第2の駆動方式に切り替え、次のフレームで読出し動作の駆動方式を第2駆動方式に切り替える駆動制御を行う。
本例の動作について図8に一般的に図示すると、モードAの駆動方式からモードBの駆動方式に遷移する場合、シャッター動作s1と読出し動作r1の駆動方式が同一となり、全行の蓄積時間Tが一定になるために、フレームFaはモードAのデータとして出力される。したがって、異なる駆動方式で処理された画像データとして、無効データを出力することなく、連続的に画像データを出力することができるために、蓄積時間Tの可変範囲を最大限に設定することが可能となる。
また、本実施形態に係るCMOSイメージセンサ10では、駆動方式の切り替えを垂直同期信号VDが入力されるタイミングで実行し、次の垂直同期信号VDが入力されるまでは現在の駆動方式の状態を保持することを特徴としている。
この動作を実現するためには、図8において、モード変更のタイミングt0が、フレームFaで反映するための通信期間を予め定めておく必要がある。つまり、モード変更を行うフレームにおいて、所定の水平期間X内に駆動方式の切り替えの通信が完了すれば、シャッター動作s2は切り替え後の駆動方式(ここでは、モードB)で反映するということを予め定めておく。
以上説明したように、撮像方式が異なる画像、例えば全画素読出しや水平垂直n/n読出し等のようにフレームレートが異なる駆動方式で得られた画像(即ち、異なるモードの画像)を連続的に読み出す(出力する)際に、上記駆動方法を用いることにより、連続するフレームにおいて全画素行の蓄積時間を一定に保つことが可能となるために、撮像方式が異なる画像においても、無効データを出力することなく連続的に、且つ蓄積時間を最大限に設定して出力することが可能となる。
[適用例]
上記実施形態に係るCMOSイメージセンサ10は、デジタルスチルカメラやビデオカメラ等の撮像装置において、その撮像デバイス(画像入力デバイス)として用いて好適なものである。
ここに、撮像装置とは、撮像デバイスとしての固体撮像装置、当該固体撮像装置の撮像面(受光面)上に被写体の像光を結像させる光学系および当該固体撮像装置の信号処理回路を含むカメラモジュール(例えば、携帯電話等の電子機器に搭載されて用いられる)、当該カメラモジュールを搭載したデジタルスチルカメラやビデオカメラ等のカメラシステムを言うものとする。
図9は、本発明に係る撮像装置の構成の一例を示すブロック図である。図9に示すように、本例に係る撮像装置は、レンズ41を含む光学系、撮像デバイス42、カメラ信号処理回路43等によって構成されている。
レンズ41は、被写体からの像光を撮像デバイス42の撮像面に結像する。撮像デバイス42は、レンズ41によって撮像面に結像された像光を画素単位で電気信号に変換して得られる画像信号を出力する。この撮像デバイス42として、先述した実施形態に係るCMOSイメージセンサ10が用いられる。カメラ信号処理部43は、撮像デバイス42から出力される画像信号に対して種々の信号処理を行う。
上述したように、ビデオカメラや電子スチルカメラ、さらには携帯電話等のモバイル機器向けカメラモジュールなどの撮像装置において、その撮像デバイス42として先述した実施形態に係るCMOSイメージセンサ10を用いることで、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、先述した実施形態に係るCMOSイメージセンサ10では、撮像方式が異なる画像(画素の駆動方式が異なる画像)においても、無効データを出力することなく連続的に、且つ蓄積時間を最大限に設定して出力することができるために、動画や静止画を撮像する場合において、撮像方式が異なる画像を連続的に表示できることになる。
本発明の一実施形態に係るCMOSイメージセンサの構成の概略を示すブロック図である。 単位画素の回路構成の一例を示す回路図である。 本実施形態に係るCMOSイメージセンサにおける、全画素読出しの駆動方式⇔水平垂直2/2読出しの駆動方式を連続的に読み出すときの読出し動作とシャッター動作の様子を示すタイミングチャートである。 モードAの駆動方式からモードBの駆動方式に遷移する場合の一般的なタイミング関係を示すタイミングチャートである。 1/n分周回路を含むタイミングジェネレータの内部構成の要部を示すブロック図である。 全画素読出し、水平垂直2/2読出し、水平垂直3/3読出しのそれぞれの駆動方式における画素の走査方法を示すタイミングチャートである。 1/n分周回路の作用を説明するためのモードAの駆動方式からモードBの駆動方式に遷移する場合のタイミングチャートである。 本実施形態に係るCMOSイメージセンサにおける異なる動作モードの画像を連続的に読み出すときの動作の画像出力状態を示すタイミングチャートである。 本発明に係る撮像装置の構成の一例を示すブロック図である。 CMOSイメージセンサの基本構成を示すブロック図である。 全画素読出しの駆動方式の動作説明のためのタイミングチャートである。 水平垂直2/2読出しの駆動方式の動作説明のためのタイミングチャートである。 シャッター動作時および読出し動作時の画素の走査方法についての説明図である。 従来例に係る画素の駆動方式の違いによる画素の駆動タイミングの違いを示すタイミングチャートである。 画素の駆動方式の違いによる行を走査していくときの傾きの違いを示す図である。 画素の駆動方式が異なる画像を連続的に出力する際の従来例に係る駆動方式のタイミングチャートである。 一般的にモードAの駆動方式からモードBの駆動方式に遷移する場合の動作説明に供するタイミングチャートである。
符号の説明
10…CMOSイメージセンサ、11…半導体基板、12…画素アレイ部、13…定電流部、14…列信号処理部、15…垂直走査回路、16…水平走査回路、17…水平信号線、18…出力処理部、19…タイミングジェネレータ、20…駆動方式制御部、21…1V遅延回路、22…1/n分周回路、23…アドレス生成回路、30…単位画素、31…フォトダイオード、32…転送トランジスタ、33…リセットトランジスタ、34…増幅トランジスタ、35…選択トランジスタ

Claims (7)

  1. 光電変換素子を含む単位画素が多数配置されてなる画素アレイ部と、
    前記光電変換素子に蓄積されている電荷を掃き捨てるシャッター動作と、前記光電変換素子で光電変換され、当該光電変換素子に蓄積された信号電荷を読み出す読出し動作とを行う駆動手段と、
    前記単位画素の駆動方式をフレーム単位で第1駆動方式から第2駆動方式に切り替える際に、現フレームの前記読出し動作の駆動方式を前記第1駆動方式に1フレーム相当の期間だけ保持したまま、前記シャッター動作の駆動方式を前記第2の駆動方式に切り替え、次のフレームで前記読出し動作の駆動方式を前記第2駆動方式に切り替える制御手段と
    を備えたことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記単位画素の駆動方式に対応した読出し動作専用の識別信号とシャッター動作専用の識別信号とを用いて駆動方式を切り替えるに当たって、前記読出し動作専用の識別信号の反映タイミングを1フレーム相当の期間だけ遅らせる遅延回路を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1駆動方式での各行の走査期間と前記第2駆動方式での各行の走査期間とを同じにする
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記単位画素の各々に対する水平走査の基準となる水平同期信号を、前記単位画素の駆動方式に対応した分周比で分周する分周回路を有する
    ことを特徴とする請求項3記載の固体撮像装置。
  5. 前記水平同期信号は、前記単位画素の駆動方式のうち、最も遅いフレームレートに相当する駆動方式に対応した周期の信号である
    ことを特徴とする請求項4記載の固体撮像装置。
  6. 光電変換素子を含む単位画素が多数配置され、前記光電変換素子に蓄積されている電荷を掃き捨てるシャッター動作と、前記光電変換素子で光電変換され、当該光電変換素子に蓄積された信号電荷を読み出す読出し動作とを行う固体撮像装置の駆動方法であって、
    前記単位画素の駆動方式をフレーム単位で第1駆動方式から第2駆動方式に切り替える際に、現フレームの前記読出し動作の駆動方式を前記第1駆動方式に1フレーム相当の期間だけ保持したまま、前記シャッター動作の駆動方式を前記第2の駆動方式に切り替え、次のフレームで前記読出し動作の駆動方式を前記第2駆動方式に切り替える
    ことを特徴とする固体撮像装置の駆動方法。
  7. 光電変換素子を含む単位画素が多数配置され、前記光電変換素子に蓄積されている電荷を掃き捨てるシャッター動作と、前記光電変換素子で光電変換され、当該光電変換素子に蓄積された信号電荷を読み出す読出し動作とを行う固体撮像装置と、
    被写体からの光を前記固体撮像装置の撮像面上に導く光学系とを具備し、
    前記固体撮像装置は、
    前記単位画素の駆動方式をフレーム単位で第1駆動方式から第2駆動方式に切り替える際に、現フレームの前記読出し動作の駆動方式を前記第1駆動方式に1フレーム相当の期間だけ保持したまま、前記シャッター動作の駆動方式を前記第2の駆動方式に切り替え、次のフレームで前記読出し動作の駆動方式を前記第2駆動方式に切り替える制御手段を有する
    ことを特徴とする撮像装置。
JP2005290784A 2005-10-04 2005-10-04 固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および撮像装置 Expired - Fee Related JP4692196B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005290784A JP4692196B2 (ja) 2005-10-04 2005-10-04 固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および撮像装置
US11/537,759 US7821571B2 (en) 2005-10-04 2006-10-02 Solid-state imaging device, method of driving solid-state imaging device, and imaging apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005290784A JP4692196B2 (ja) 2005-10-04 2005-10-04 固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007104241A JP2007104241A (ja) 2007-04-19
JP4692196B2 true JP4692196B2 (ja) 2011-06-01

Family

ID=38008223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005290784A Expired - Fee Related JP4692196B2 (ja) 2005-10-04 2005-10-04 固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および撮像装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7821571B2 (ja)
JP (1) JP4692196B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008278044A (ja) 2007-04-26 2008-11-13 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法
JP5053869B2 (ja) * 2008-01-10 2012-10-24 キヤノン株式会社 固体撮像装置、撮像システム、及び固体撮像装置の駆動方法
JP5111140B2 (ja) * 2008-02-06 2012-12-26 キヤノン株式会社 固体撮像装置の駆動方法、固体撮像装置、及び撮像システム
JP5256874B2 (ja) * 2008-06-18 2013-08-07 ソニー株式会社 固体撮像素子およびカメラシステム
JP5533292B2 (ja) * 2010-06-08 2014-06-25 ソニー株式会社 固体撮像素子およびその駆動方法、カメラシステム
JP5640509B2 (ja) * 2010-07-09 2014-12-17 ソニー株式会社 固体撮像素子およびカメラシステム
JP5777570B2 (ja) * 2011-06-24 2015-09-09 東京エレクトロン株式会社 画像処理方法、画像表示方法、画像処理装置、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
JP5909909B2 (ja) 2011-07-28 2016-04-27 株式会社リコー 画像読取装置、画像形成装置、画像読取方法及び画像読取プログラム
JP6281304B2 (ja) * 2014-02-04 2018-02-21 株式会社リコー 撮像素子、画像読取装置及び画像形成装置
JP6284456B2 (ja) * 2014-08-27 2018-02-28 アルパイン株式会社 放送受信装置
JP2019161438A (ja) 2018-03-13 2019-09-19 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理システム
JP7389586B2 (ja) 2019-08-28 2023-11-30 キヤノン株式会社 撮像装置及び撮像装置の駆動方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000224492A (ja) * 1999-01-29 2000-08-11 Toshiba Ave Co Ltd 固体撮像装置
JP2004023282A (ja) * 2002-06-13 2004-01-22 Minolta Co Ltd 走査回路
JP2005094142A (ja) * 2003-09-12 2005-04-07 Renesas Technology Corp 撮像装置
JP2007074032A (ja) * 2005-09-02 2007-03-22 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法、コンピュータプログラム及び記憶媒体

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6809766B1 (en) * 1998-03-11 2004-10-26 Micro Technology, Inc. Look ahead rolling shutter system in CMOS sensors
WO2002063869A1 (en) * 2001-02-02 2002-08-15 Symagery Microsystems Inc. On-the fly imaging parameter adjustments
JP4433981B2 (ja) * 2004-10-29 2010-03-17 ソニー株式会社 撮像方法および撮像装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000224492A (ja) * 1999-01-29 2000-08-11 Toshiba Ave Co Ltd 固体撮像装置
JP2004023282A (ja) * 2002-06-13 2004-01-22 Minolta Co Ltd 走査回路
JP2005094142A (ja) * 2003-09-12 2005-04-07 Renesas Technology Corp 撮像装置
JP2007074032A (ja) * 2005-09-02 2007-03-22 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法、コンピュータプログラム及び記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
US7821571B2 (en) 2010-10-26
US20070085921A1 (en) 2007-04-19
JP2007104241A (ja) 2007-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4692196B2 (ja) 固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および撮像装置
KR101459146B1 (ko) 이미지 센서, 전자 장치, 및 전자 장치의 구동 방법
JP5178994B2 (ja) 固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および撮像装置
JP4961982B2 (ja) 固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および撮像装置
US8411157B2 (en) Solid-state image pickup device and image pickup device
JP5256874B2 (ja) 固体撮像素子およびカメラシステム
JP4442669B2 (ja) 固体撮像素子およびカメラシステム
US8610809B2 (en) Solid-state imaging device and camera system that controls a unit of plural rows
JP6305169B2 (ja) 固体撮像素子、撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
JP5058090B2 (ja) 固体撮像装置
JP2007166486A (ja) 固体撮像装置
JP4334950B2 (ja) 固体撮像装置
KR20140107212A (ko) 고체 촬상 소자 및 그 구동 방법, 카메라 시스템
JP2013146001A5 (ja)
JP2017055321A (ja) 撮像装置及び撮像システム
JP5460342B2 (ja) 固体撮像素子および固体撮像素子の駆動方法
JP2009021889A (ja) 固体撮像装置及びその駆動方法
JP6600375B2 (ja) 固体撮像素子、撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
CN114128254A (zh) 固态成像设备及其驱动方法以及电子装置
JP2008160438A (ja) 固体撮像装置
JP2007208685A (ja) シフトレジスタ回路及びこれを用いた固体撮像装置
JP2013162421A (ja) 固体撮像装置及びこれを用いたデジタルカメラ
JP5428792B2 (ja) 固体撮像素子およびその駆動方法、カメラシステム、プログラム
JP2017220949A (ja) 撮像装置
JP2000286408A (ja) 固体撮像装置および信号読出し方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080918

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091007

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091016

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110125

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110207

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140304

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees