JP5533292B2 - 固体撮像素子およびその駆動方法、カメラシステム - Google Patents

固体撮像素子およびその駆動方法、カメラシステム Download PDF

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Description

本発明は、固体撮像素子およびその駆動方法、カメラシステムに関するものである。
CMOS(Complimentary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ(CIS)は、CCD(Charge Coupled Devise)イメージセンサに対して、比較的自由に読み出しアドレスを設定できるという特徴を持つ。
たとえば、センサの全ての画素を読み出す以外に、複数の画素の信号を同時に読み出す「加算」、行や列を飛ばしながら間欠的に読み出す「間引き」、一部の画素からのみ読み出す「切り出し」などの機能を備えたイメージセンサが広く使用されている。
「加算」、「間引き」、「切り出し」は同時に行われる場合もある。
「間引き」や「加算」、「切り出し」の機能を備えたイメージセンサでは、読み出しやシャッタの動作が複雑になるため、行選択のためにシフトレジスタではなく、デコーダを含む行走査回路(行選択回路)が使用される場合が多い。
行選択回路は、アドレスデコーダからのアドレス信号に従い、信号の読み出しを行うリード行と、画素の光電変換素子に蓄積された電荷をはき捨ててリセットするシャッタ行の行アドレスの行選択信号を出力する機能を有する。
このような行選択回路におけるシャッタ制御等について種々提案されている(たとえば特許文献1,2参照)
特開2008−193618号公報 特開2008−288903号公報
ところで、現在のカメラシステムでは基本的に静止画を撮影する前の状態(プレビュー)をモニターに表示するシステムとなっている。
プレビューでは静止画をキャプチャーする全画素に対して、間引き等で縮小した動作を行っている。
そのため、静止画をキャプチャーする際にはモード遷移が発生し、カメラのシャッタ開始時から静止画をキャプチャーする時間(シャッタラグタイム)に不要となるフレームを挟むために一定の時間を要してしまうという問題がある。
特に、内部に同期信号を生成する機能を持つイメージセンサ(固体撮像素子)ではモード遷移時に不要フレームを出力する問題がある。
主に、内部に同期信号を生成する機能を持つイメージセンサは携帯電話などで使用されている。
今までは携帯電話などの画像処理システムのパフォーマンスが比較的低いカテゴリではイメージセンサのシャッタラグタイムより画像処理の時間が遅かったために顕著な問題とならなかった。
しかし、画像処理システムの高性能化に伴いイメージセンサのシャッタラグタイムが無視できない時間となってきた。
現在は携帯電話などのカメラもデジタルスチルカメラと同等の機能が求められており、シャッタラグタイムの短縮化が課題となっている。
シャッタラグタイムの問題についてさらに詳述する。
図1は、イメージセンサにおける一般的なモード遷移時のイメージを示す図である。
図1は、1/2間引き(1/2 elimination)から全画素(Full resolution)へモード遷移する例である。
1/2間引きフレームをイメージセンサから読み出し中にモード遷移コマンド(Mode change command)MCCを発行し、露光時間tETの設定は変更していない場合である。
例となるイメージセンサは読み出し基準で動作しており、露光時間tETを実現するために読み出しアドレスに対して、露光時間tET分前に電子シャッタコマンドを発行する。また例ではモード遷移コマンドMCCを垂直同期信号V SYNCで反映させるシステムとする。
図1において、SHRは垂直方向電子シャッタアドレスを、RDは垂直方向読み出しアドレスをそれぞれ示している。
上記のシステムではモード遷移コマンドMCCが発行された後の垂直同期信号V SYNC以前のシャッタは1/2間引きフレームのアドレッシングでシャッタ動作を行い、垂直同期信号V SYNC以降に全画素フレームのアドレッシングでシャッタ動作を行うこととなる。
そのため、フレームFRM(frame )#1では設定の露光時間tETに対して正しくない露光時間tETn、tETmとなってしまう。
時間tETnは読み出しアドレスによって露光時間が一定でないため、イメージセンサ以降の信号処理回路で補正することが非常に困難である。また、フレームFRM #1のシャッタ動作はモード遷移コマンドMCCより早い時間となることを防ぐことができない。
そのため、露光時間が一定でないフレームFRM #1が発生するために、モード遷移コマンドMCCを発行後のフレームFRM #1は不要フレームとなってしまう。
この場合、シャッタラグ時間はシャッタコマンド発行からフレームFRM(frame) #2の出力位置となり、シャッタラグ時間を短縮するために不要フレームを短縮することが課題となっている。
本発明は、不要な出力データ期間の発生を抑止することが可能で、モード遷移直前のフレームを正しく読み出すことが可能な固体撮像素子およびその駆動方法、カメラシステムを提供することにある。
本発明の第1の観点の固体撮像素子は、光信号を電気信号に変換し、その電気信号を露光時間に応じて蓄積する光電変換素子を含む複数の画素が行列状に配列された画素部と、上記画素部の電子シャッタ動作、および読み出しを行うように行単位で上記画素の動作を制御可能な画素駆動部と、を有し、上記画素駆動部は、生成される同期信号を基準に、露光時間に変化が生じるモード遷移時に露光時間が一定でない画像を出力する不要となる出力データ期間を短縮する機能を含み、上記モード遷移をトリガとして電子シャッタアドレスを1行目または一部のみアクセスする場合は任意の開始アドレスに強制的に遷移させる電子シャッタアドレスのリセットを行う機能を含む
本発明の第2の観点の固体撮像素子の駆動方法は、光信号を電気信号に変換し、その電気信号を露光時間に応じて蓄積する光電変換素子を含む複数の画素が行列状に配列された画素部の電子シャッタ動作、および読み出しを行うように行単位で上記画素の動作を制御する際に、生成される同期信号を基準に、露光時間に変化が生じるモード遷移時に露光時間が一定でない画像を出力する不要となる出力データ期間を短縮するために、上記モード遷移をトリガとして電子シャッタアドレスを1行目または一部のみアクセスする場合は任意の開始アドレスに強制的に遷移させる電子シャッタアドレスのリセットを行う
本発明の第3の観点のカメラシステムは、固体撮像素子と、上記固体撮像素子に被写体像を結像する光学系と、上記固体撮像素子の出力画像信号を処理する信号処理回路と、を有し、上記固体撮像素子は、光信号を電気信号に変換し、その電気信号を露光時間に応じて蓄積する光電変換素子を含む複数の画素が行列状に配列された画素部と、上記画素部の電子シャッタ動作、および読み出しを行うように行単位で上記画素の動作を制御可能な画素駆動部と、を有し、上記画素駆動部は、生成される同期信号を基準に、露光時間に変化が生じるモード遷移時に露光時間が一定でない画像を出力する不要となる出力データ期間を短縮する機能を含み、上記モード遷移をトリガとして電子シャッタアドレスを1行目または一部のみアクセスする場合は任意の開始アドレスに強制的に遷移させる電子シャッタアドレスのリセットを行う機能を含む
本発明によれば、不要な出力データ期間の発生を抑止することができ、モード遷移直前のフレームを正しく読み出すことができる。
イメージセンサにおける一般的なモード遷移時のイメージを示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の構成例を示す図である。 本実施形態に係る画素回路の一例を示す図である。 イメージセンサのモード遷移の一例を説明するためのフローチャートである。 本実施形態に係るタイミング制御回路の第1の構成例を示すブロック図である。 図3のタイミング制御回路を適用した場合の効果を説明するための第1図である。 図3のタイミング制御回路を適用した場合の効果を説明するための第2図である。 本実施形態に係るタイミング制御回路の第2の構成例を示すブロック図である。 図8の不要データをマスクする処理のイメージ図である。 シャッタラグの短縮の効果の根拠を示すための時間のパラメータを示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る固体撮像素子が適用されるカメラシステムの構成の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に関連付けて説明する。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施形態(CMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の第1の構成例)
2.第2の実施形態(カメラシステムの構成例)
<1.第1の実施形態>
図2は、本発明の第1の実施形態に係るCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の構成例を示す図である。
本CMOSイメージセンサ100は、画素アレイ部110、行走査回路120、読み出し回路130、列走査回路140、タイミング制御回路150、および出力インタフェース(IF)回路160を有する。
行走査回路120、読み出し回路130、列走査回路140、およびタイミング制御回路150により画素駆動部が構成される。
本実施形態におけるタイミング制御回路150は、生成される同期信号を基準に、露光時間に変化が生じるモード遷移時に露光時間が一定でない画像を出力する不要となる出力データ期間を短縮する機能を含む。
たとえば、タイミング制御回路150は、内部で同期信号を生成する機能を持つイメージセンサにてモード遷移時に不要フレームが発生する場合にシャッタ動作を再スタートする機能を有する。
タイミング制御回路150は、このシャッタ動作の再スタート機能により不要フレームが発生しないようにすることが可能となっている。
タイミング制御回路150は、シャッタ動作を再スタートするタイミングを、不要フレームの読み出しタイミングとすることでモード遷移直前のフレームを正しく読み出すことができ、これによりイメージセンサの後段の信号処理回路に特別な処理は不要となる。
このタイミング制御回路150の機能については、後で詳述する。
画素アレイ部110は、複数の画素回路110A−00〜110A−nmがn行×m列の2次元状(マトリクス状)に配列されている。
図3は、本実施形態に係る画素回路の一例を示す回路図である。
この画素回路110A(00〜nm)は、たとえばフォトダイオード(PD)からなる光電変換素子(以下、単にPDというときもある)を有する。
そして、この1個の光電変換素子PDに対して、転送トランジスタTRG−Tr、リセットトランジスタRST−Tr、増幅トランジスタAMP−Tr、および選択トランジスタSEL−Trをそれぞれ一つずつ有する。
光電変換素子PDは、入射光量に応じた量の信号電荷(ここでは電子)を発生し、蓄積する。
以下、信号電荷は電子であり、各トランジスタがN型トランジスタである場合について説明するが、信号電荷がホールであったり、各トランジスタがP型トランジスタであっても構わない。
また、本実施形態は、複数の光電変換素子間で、各トランジスタを共有している場合や、選択トランジスタを有していない3トランジスタ(3Tr)画素を採用している場合にも有効である。
転送トランジスタTRG−Trは、光電変換素子PDとFD(Floating Diffusion)の間に接続され、制御線TRGを通じて制御される。
転送トランジスタTRG−Trは、制御線TRGがハイレベル(H)の期間に選択されて導通状態となり、光電変換素子PDで光電変換された電子をFDに転送する。
リセットトランジスタRST−Trは、電源線VRstとFDの間に接続され、制御線RSTを通じて制御される。
リセットトランジスタRST−Trは、制御線RSTがHの期間に選択されて導通状態となり、FDを電源線VRstの電位にリセットする。
増幅トランジスタAMP−Trと選択トランジスタSEL−Trは、電源線VDDと出力信号線LSGNの間に直列に接続されている。
増幅トランジスタAMP−TrのゲートにはFDが接続され、選択トランジスタSEL−Trは制御線SELを通じて制御される。
選択トランジスタSEL−Trは、制御線SELがHの期間に選択されて導通状態となる。これにより、増幅トランジスタAMP−TrはFDの電位に応じた信号VSLを出力信号線LSGNに出力する。
画素アレイ部110には、画素回路110Aがn行×m列配置されているので、各制御線SEL、RST、TRGはそれぞれn本、信号VSLの出力信号線LSGNはm本ある。
図2においては、各制御線SEL、RST、TRGを1本の行走査制御線101−0〜101−nとして表している。
行走査回路120は、タイミング制御回路150のシャッタ制御部および読み出し制御部の制御に応じてシャッタ行および読み出し行において行走査制御線を通して画素の駆動を行う。
行走査回路120は、アドレス信号に従い、信号の読み出しを行うリード行と、光電変換素子PDに蓄積された電荷をはき捨ててリセットするシャッタ行の行アドレスの行選択信号RD、SHRを出力する。
読み出し回路130は、図示しないセンサコントローラからの制御信号に従い、出力信号線LSGNに出力された信号VSLを読み取り、列走査回路140の列走査に従って転送線LTRFに読み取り信号を出力し、出力IF回路160により外部に出力する。
読み出し回路130は、行走査回路120の駆動により選択された読み出し行の各画素回路110Aからの出力信号線LSGNを通して出力される信号VSLに対して所定の処理を行い、たとえば信号処理後の画素信号を一時的に保持する。
読み出し回路130は、たとえば出力信号線LSGNを通して出力される信号をサンプルホールドするサンプルホールド回路を含む回路構成を適用可能である。
あるいは読み出し回路130は、サンプルホールド回路を含み、CDS(相関二重サンプリング)処理により、リセットノイズや増幅トランジスタの閾値ばらつき等、画素固有の固定パターンノイズを除去する機能を含む回路構成が適用可能である。
また、読み出し回路130は、アナログデジタル(AD)変換機能を持たせ、信号レベルをデジタル信号とする構成を適用可能である。
図2の例では、読み出し回路130は、カラム(列)ごとにADコンバータ(ADC:Analog Digital Converter)131が配置されたカラムADC部として構成されている。
カラムADC部では列単位でAD変換を行い、AD変換後のデータを列走査回路140の走査に従って転送線LTRFに読み取り信号を出力し、出力IF回路160により外部に出力する。
タイミング制御回路150は、画素アレイ部110、行走査回路120、列走査回路140等の処理に必要なタイミング信号を生成する。
図2のCMOSイメージセンサ100において、画素アレイ部110は列単位で制御される。このため、たとえば行走査制御線01−0によって110A−00〜110A−0mまでm+1の画素が同時並列的に制御され、画素アレイ部110に接続された出力信号線LSGNを介しカラムADC部に入力される。
カラムADC部では列単位でAD変換を行い、AD変換後のデータを列走査回路140によって出力IF回路160に転送する。出力IF回路160は後段の信号処理回路が受信できる形にフォーマットし、データを出力する。
このようなイメージセンサについて本発明は適用することが可能である。また、前記のようなイメージセンサは一例であり、前記の構成に限らず適用することが可能である。
以下、本実施形態に係るタイミング制御回路150の全画素読み出しモードや間引きモード等のモード遷移時に、不要フレームが発生する場合にシャッタ動作を再スタートする機能について具体的に説明する。
なお、以下の説明において、“シャッタラグ”とはモード遷移コマンドMCCの発行から、モード遷移後の有効フレームの開始までを示す。
“不要フレーム”とはイメージセンサが、露光時間が一定でない画像を出力するフレームを示す。
基本的に、図2のCMOSイメージセンサ100は、タイミング制御回路150は、同期信号を生成する機能を有し、同期信号を基準に電子シャッタアドレスをリセットする機能を有する。
画素がn行の固体撮像素子の全画素をアクセスする場合、電子シャッタアドレスは1行目からn行目までを繰り返しアクセスする。駆動方法によっては部分的にスキップしたり、間引いたり、一部のみアクセスする方法がある。
本説明で記載している電子シャッタアドレスのリセットは、前記の通常状態の駆動に対して、所望のトリガによって電子シャッタアドレスを1行目もしくは一部のみアクセスする場合は任意の開始アドレスに強制的にアドレスを遷移させることを示す。
通常駆動時のn行目、もしくは一部のみアクセスする場合や、特殊なアクセスによる最終の電子シャッタアドレスから開始のアドレスへの遷移は電子シャッタアドレスのリセットに含まない。
第1の構成として、タイミング制御回路150は、生成する同期信号を基準に電子シャッタ、読み出しを行い、露光時間に変化が生じるモード遷移時に電子シャッタアドレスをリセットして不要となる出力データ期間を発生させない機能を有する。
タイミング制御回路150は、駆動方法の設定変更時に露光時間に変化が発生することを判定する機能を有し、その判定結果により露光時間に変化が生じるモード遷移時に電子シャッタアドレスをリセットして不要となる出力データ期間を発生させない。
第2の構成として、タイミング制御回路150は、生成する同期信号を基準に電子シャッタ、読み出しを行い、露光時間に変化が生じるモード遷移時に短縮されたフレームを内挿して不要となる出力データ期間を短縮する機能を有する。
この場合もタイミング制御回路150は、駆動方法の設定変更時に露光時間に変化が発生することを判定する機能を有し、その判定結果により露光時間に変化が生じるモード遷移時に短縮されたフレームを内挿して不要となる出力データ期間を短縮する機能を有する。
また、第3の構成として、タイミング制御回路150は、生成する同期信号を基準に電子シャッタ、読み出しを行い、露光時間に変化が生じるモード遷移時に短縮されたフレームを内挿して不要となる出力データ期間を短縮する機能を有する。そして、タイミング制御回路150は、内挿した短縮フレームを外部に出力データとして出力しない機能を有する。
この場合もタイミング制御回路150は、駆動方法の設定変更時に露光時間に変化が発生することを判定する機能を有し、その判定結果により露光時間に変化が生じるモード遷移時に短縮されたフレームを内挿して不要となる出力データ期間を短縮する機能を有する。そして、タイミング制御回路150は、内挿した短縮フレームを外部に出力データとして出力しない機能を有する。
次に、イメージセンサのモード遷移について説明する。
図4は、イメージセンサのモード遷移の一例を説明するためのフローチャートである。
図4は、一般的なカメラシステムの静止画撮像時のモード遷移のフローチャートをしている。
図4の例は、間引き動作のプレビューモードから全画素動作の静止画撮影への遷移処理をステップST1〜ST7として示してある。
カメラシステムの多くは基本的に静止画を撮影する前の状態(プレビュー)をモニターに表示するシステムとなっている。
プレビューでは静止画をキャプチャーする全画素に対して、間引き等で画像を縮小した動作を行っている。
そのため、静止画をキャプチャーする際にはモード遷移が発生し、カメラのシャッタ開始時から静止画をキャプチャーする時間(シャッタラグタイム)に不要となるフレームを挟むために一定の時間を要してしまう問題がある。
図4のフローチャートではステップST3の“静止画撮影?”の分岐で肯定的な判断(Y)となるタイミングがシャッタ開始時となる。
その後、イメージセンサスは静止画撮影のために全画素動作にモード遷移し(ST4)、静止画撮影(キャプチャー)となる(ST5)。
現在のカメラシステムの多くが前記の方法を採用しており、必ずモード遷移が発生する仕組みとなっている。
[タイミング制御回路の第1の構成例]
次に、タイミング制御回路150の具体的な構成例について説明する。
図5は、本実施形態に係るタイミング制御回路150の第1の構成例を示すブロック図である。
図5のタイミング制御回路150は、外部IF回路151、いわゆるレジスタバンクである動作設定回路152、同期信号生成部153、読み出し制御部154、シャッタ制御部155、およびモード遷移判定部156を有する。
同期信号生成方法は様々であるため、以下では一例を示す。
タイミング制御回路150において、外部IF回路151によってイメージセンサはカメラシステムのマスタより設定(コマンド)を受け取る。
受信した設定コマンドSCMDは、動作設定回路152にてデコードされ、各機能部に設定が配信される。
同期信号生成部153は、動作設定回路152の信号S1521により撮像状態に設定されることで同期信号の生成(垂直同期、水平同期等の信号生成)を始める。
読み出し制御部154およびシャッタ制御部155は、動作設定回路152の動作設定信号S1522と同期信号生成部153で生成された同期信号S153を受け、行走査回路120を駆動する。
設定変更内容によってはモード遷移後に蓄積時間が一定でないフレームが発生する。
モード遷移判定部156は、動作設定回路152の設定情報信号S1523により蓄積時間が一定でない状態となる設定変更を検出する。
モード遷移判定部156は、検出結果を同期信号生成部153、読み出し制御部154、シャッタ制御部155に不要フレーム発生を通知信号S156で通知する。
同期信号生成部153は、不要フレーム発生の通知信号S156を受けて、不要となるフレームを出力しない短縮フレームの処理、たとえば垂直同期信号間隔(ブランキング期間)をモード遷移後の露光時間とする処理を行う。
読み出し制御部154は、不要フレーム発生の通知信号S156を受けて、読み出し制御を行わない処理を行う。
シャッタ制御部155は、不要フレーム発生の通知信号S156を受けて、既に実施しているシャッタ制御を中断し、モード遷移後の露光時間設定に従い再びフレームの先頭からシャッタ制御を開始する。
前記処理によって不要なフレームを発生させないことが可能となる。
このモード遷移後のフレーム処理までのブランキング期間は、モード遷移が発生していない非モード遷移のブランキング期間は長く、本例では2倍程度となっている。
以上の構成および処理は、上記した第1の構成に対応している。
図6(A)および(B)は、図3のタイミング制御回路を適用した場合の効果を説明するための第1図である。
図6は、本実施形態のシャッタラグ短縮機能(モード遷移時に不要フレームが発生する場合にシャッタ動作を再スタートする機能)の使用によってシャッタラグが短縮されることを示したイメージであり、上記した第1の構成を採用した場合の効果を示す。
プレビューがフレームFRM(frame) #0〜#2と続き、フレームFRM #2の途中でモード遷移コマンドMCCが発行される。フレームFRM #2の次のフレームでモード遷移となる。
シャッタラグ短縮機能無効の場合は、図6(A)に示すように、フレームFRM #3の露光時間がフレーム内で均一にならない。
そのため、フレームFRM #3が不要フレームとなり、静止画として利用できるフレームはフレームFRM #4以降となる。
これに対して、シャッタラグ短縮機能有効の場合は、図6(B)に示すように、不要フレームを発生しない処理が行われるためフレームFRM #3が発生しない。そして、フレームFRM #4より正しい露光時間となった静止画が得られる。
このように、シャッタラグ短縮機能の有無によって最大で全画素1フレーム程度の時間短縮が可能となる。
図7(A)および(B)は、図3のタイミング制御回路を適用した場合の効果を説明するための第2図である。
図7は不要フレームを短縮する手法のイメージであり、上記した第2の構成を採用した場合の効果を示す。
図6の不要フレームを生成しない手法を適用できないシステムの場合、不要フレームを短縮する手法を行うことで図5に示すと同様の効果を得ることが可能である。
シャッタラグ短縮機能有効の場合は、不要フレームを発生しない処理の代わりにフレームを短縮する処理を行う。
図5の手法と比較すると短縮フレームの必要な時間が増加するが、増加時間が少なければ同等の効果を得ることが可能である。
[タイミング制御回路の第2の構成例]
図8は、本実施形態に係るタイミング制御回路150Aの第2の構成例を示すブロック図である。
図8は、図5の構成、機能に加えて、図7に関連付けた、短縮された不要フレームを後段の信号処理回路に出力しない制御を加えた構成を示し、上述した第3の構成に対応している。
図7に関連付けた不要フレームを短縮する手法では短縮された不要データが発生する。
短縮された不要データは後段の信号処理回路180で正しく受信できない可能性がある。後段の信号処理回路180から画像データのサイズを設定されている場合は、指定されたサイズと違うデータを出力することになるためである。
そのため、不要フレーム発生の通知信号S156の期間はデータをマスク処理部170にて後段の信号処理回路180が画像データとして受信しない処理を行う。
例として同期コードを外すことや、ブランキング時と同様にするなどの処理である。
図9が、図8の不要データをマスクする処理のイメージ図である。
不要データ発生フレームにて不要フレーム発生の通知信号(Invalid frame period信号)S156が有効(Hiの期間)となり、後段の信号処理回路180に出力する画像データ(ISP receive data)が生成されない。
この処理によって、後段の信号処理回路180の画像データのサイズ不一致による受信エラーを発生させないことが可能である。
以上説明した本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
同期信号を生成する機能を持つイメージセンサにて、モード遷移時のシャッタラグタイムを最大で約1フレーム分を短縮することが可能となる。
モード遷移時の無効フレームを短縮することが可能となる。
上記の効果を持つイメージセンサは後段の信号処理回路への変更が不要であるため、現存のシステムへの置き換えが容易である。
なお、モード遷移には、プレビューモードから全画素静止画モードへの遷移だけでなく、プレビューモードから動作モードへの遷移や、第1の動画モードから第2の動画モードへの遷移、動画モードと静止画モード間の遷移等の種々の態様が含まれる。
シャッタラグの短縮の効果の根拠は以下となる。
図10は、シャッタラグの短縮の効果の根拠を示すための時間のパラメータを示す図である。
この場合、最大で約全画素1フレームを出力する時間を短縮することが可能となる。
時間のパラメータを以下のように定義する、第1の構成、第2の構成、第3の構成の場合で以下に示すような短縮の効果を得ることができる。
「tFS」をプレビュー時にモード遷移コマンドMCCを発行されてから画素データをフレームの最後まで出力する期間とする。
「tFI」を不要フレームの画素データ出力期間とする。
「tFF」を全画素キャプチャー時の1フレーム画素データ出力時間とする。
「tVB」をブランキング期間とする。
「tET」を露光時間とする。
第1の構成の場合、シャッタラグタイムは以下のようになる。
既存方式の場合、シャッタラグタイムは最大で[tFS+tVB+tFF+tVB]となり、最小で[tFF+tVB]となる。
これに対して、本実施形態に係る方式では、シャッタラグタイムは最大で[tFS+tVB+tET]となり、最小で[tET]となる。
短縮の効果(差分)は、[tFI+tVB−tET]となり、露光時間tETが最小の場合はほぼ全画素1フレームの時間が短縮されることになる。
第2および第3の構成の場合、シャッタラグタイムは以下のようになる。
既存方式の場合、シャッタラグタイムは最大で[tFS+tVB+tFF+tVB]となり、最小で[tFF+tVB]となる。
これに対して、本実施形態に係る方式では、シャッタラグタイムは最大で[tFS+tVB+tFI+tVB+tET]となり、最小で[tFI+tVB+tET]となる。
短縮の効果(差分)は、[tFF−(tFI+tET)]となり、不要フレームの画素データ出力期間tFIと露光時間tETが最小の場合はほぼ全画素1フレームの時間が短縮されることになる。
上述したような効果を有する固体撮像素子は、デジタルカメラやビデオカメラの撮像デバイスとして適用することができる。
<2.第2の実施形態>
図11は、本発明の第2の実施形態に係る固体撮像素子が適用されるカメラシステムの構成の一例を示す図である。
本カメラシステム200は、図11に示すように、本実施形態に係るCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)100が適用可能な撮像デバイス210を有する。
さらに、カメラシステム200は、この撮像デバイス210の画素領域に入射光を導く(被写体像を結像する)光学系、たとえば入射光(像光)を撮像面上に結像させるレンズ220を有する。
カメラシステム200は、撮像デバイス210を駆動する駆動回路(DRV)230と、撮像デバイス210の出力信号を処理する信号処理回路(PRC)240と、を有する。
駆動回路230は、撮像デバイス210内の回路を駆動するスタートパルスやクロックパルスを含む各種のタイミング信号を生成するタイミングジェネレータ(図示せず)を有し、所定のタイミング信号で撮像デバイス210を駆動する。
また、信号処理回路240は、撮像デバイス210の出力信号に対して所定の信号処理を施す。
信号処理回路240で処理された画像信号は、たとえばメモリなどの記録媒体に記録される。記録媒体に記録された画像情報は、プリンタなどによってハードコピーされる。また、信号処理回路240で処理された画像信号を液晶ディスプレイ等からなるモニターに動画として映し出される。
上述したように、デジタルスチルカメラ等の撮像装置において、撮像デバイス210として、先述したCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)100を搭載することで、低消費電力で、高精度なカメラが実現できる。
100・・・固体撮像素子、110・・・画素アレイ部、110A・・・画素回路、120・・・行走査回路、130・・・読み出し回路,140・・・列走査回路、150・・・タイミング制御回路、151・・・外部IF回路、152・・・動作設定回路、153・・・同期信号生成部、154・・・読み出し制御部、155・・・シャッタ制御部、156・・・モード遷移判定部、170・・・不要データマスク処理部、180・・・信号処理回路、PD・・・光電変換素子、TRG−Tr・・・転送トランジスタ、RST−Tr・・・リセットトランジスタ、AMP−Tr・・・増幅トランジスタ、SEL−Tr・・・選択トランジスタ、200・・・カメラシステム、210・・・撮像デバイス、220・・・駆動回路、230・・・レンズ、240・・・信号処理回路。

Claims (16)

  1. 光信号を電気信号に変換し、その電気信号を露光時間に応じて蓄積する光電変換素子を含む複数の画素が行列状に配列された画素部と、
    上記画素部の電子シャッタ動作、および読み出しを行うように行単位で上記画素の動作を制御可能な画素駆動部と、を有し、
    上記画素駆動部は、
    生成される同期信号を基準に、露光時間に変化が生じるモード遷移時に露光時間が一定でない画像を出力する不要となる出力データ期間を短縮する機能を含み、
    上記モード遷移をトリガとして電子シャッタアドレスを1行目または一部のみアクセスする場合は任意の開始アドレスに強制的に遷移させる電子シャッタアドレスのリセットを行う機能を含む
    固体撮像素子。
  2. 上記画素駆動部は、
    同期信号を基準に電子シャッタ、読み出しを行い、露光時間に変化が生じるモード遷移時に電子シャッタアドレスをリセットして不要となる出力データ期間を発生させない機能を有する
    請求項1記載の固体撮像素子。
  3. 上記画素駆動部は、
    同期信号を基準に電子シャッタ、読み出しを行い、駆動方法の設定変更時に露光時間に変化が発生することを判定する機能を有し、露光時間に変化が生じるモード遷移時に電子シャッタアドレスをリセットして不要となる出力データ期間を発生させない機能を有する
    請求項1記載の固体撮像素子。
  4. 上記画素駆動部は、
    同期信号を基準に電子シャッタ、読み出しを行い、露光時間に変化が生じるモード遷移時に、当該モード遷移に伴い露光時間が均一とならず不要となるフレームを短縮し、当該短縮した短縮フレームデータを、モード遷移前の最終フレームに後続させ、短縮した不要の短縮フレームの終了時に、電子シャッタアドレスをリセットして不要となる出力データ期間を短縮する機能を有する
    請求項1記載の固体撮像素子。
  5. 上記画素駆動部は、
    同期信号を基準に電子シャッタ、読み出しを行い、駆動方法の設定変更時に露光時間に変化が発生することを判定する機能を有し、露光時間に変化が生じるモード遷移時に、当該モード遷移に伴い露光時間が均一とならず不要となるフレームを短縮し、当該短縮した短縮フレームデータを、モード遷移前の最終フレームに後続させ、短縮した不要の短縮フレームの終了時に、電子シャッタアドレスをリセットして不要となる出力データ期間を短縮する機能を有する
    請求項1記載の固体撮像素子。
  6. 上記画素駆動部は、
    上記短縮した不要の短縮フレームデータを外部に出力データとして出力させない機能を有する
    請求項4または5記載の固体撮像素子。
  7. 光信号を電気信号に変換し、その電気信号を露光時間に応じて蓄積する光電変換素子を含む複数の画素が行列状に配列された画素部の電子シャッタ動作、および読み出しを行うように行単位で上記画素の動作を制御する際に、
    生成される同期信号を基準に、露光時間に変化が生じるモード遷移時に露光時間が一定でない画像を出力する不要となる出力データ期間を短縮するために、
    上記モード遷移をトリガとして電子シャッタアドレスを1行目または一部のみアクセスする場合は任意の開始アドレスに強制的に遷移させる電子シャッタアドレスのリセットを行う
    固体撮像素子の駆動方法。
  8. 同期信号を基準に電子シャッタ、読み出しを行い、露光時間に変化が生じるモード遷移時に電子シャッタアドレスをリセットして不要となる出力データ期間を発生させない
    請求項7記載の固体撮像素子の駆動方法。
  9. 同期信号を基準に電子シャッタ、読み出しを行い、駆動方法の設定変更時に露光時間に変化が発生することを判定し、露光時間に変化が生じるモード遷移時に電子シャッタアドレスをリセットして不要となる出力データ期間を発生させない
    請求項7記載の固体撮像素子の駆動方法。
  10. 同期信号を基準に電子シャッタ、読み出しを行い、露光時間に変化が生じるモード遷移時に、当該モード遷移に伴い露光時間が均一とならず不要となるフレームを短縮し、当該短縮した短縮フレームデータを、モード遷移前の最終フレームに後続させ、短縮した不要の短縮フレームの終了時に、電子シャッタアドレスをリセットして不要となる出力データ期間を短縮する
    請求項7記載の固体撮像素子の駆動方法。
  11. 同期信号を基準に電子シャッタ、読み出しを行い、駆動方法の設定変更時に露光時間に変化が発生することを判定する機能を有し、露光時間に変化が生じるモード遷移時に、当該モード遷移に伴い露光時間が均一とならず不要となるフレームを短縮し、当該短縮した短縮フレームデータを、モード遷移前の最終フレームに後続させ、短縮した不要の短縮フレームの終了時に、電子シャッタアドレスをリセットして不要となる出力データ期間を短縮する
    請求項7記載の固体撮像素子の駆動方法。
  12. 上記短縮した不要の短縮フレームデータを外部に出力データとして出力させない
    請求項10または11記載の固体撮像素子の駆動方法。
  13. 固体撮像素子と、
    上記固体撮像素子に被写体像を結像する光学系と、
    上記固体撮像素子の出力画像信号を処理する信号処理回路と、を有し、
    上記固体撮像素子は、
    光信号を電気信号に変換し、その電気信号を露光時間に応じて蓄積する光電変換素子を含む複数の画素が行列状に配列された画素部と、
    上記画素部の電子シャッタ動作、および読み出しを行うように行単位で上記画素の動作を制御可能な画素駆動部と、を有し、
    上記画素駆動部は、
    生成される同期信号を基準に、露光時間に変化が生じるモード遷移時に露光時間が一定でない画像を出力する不要となる出力データ期間を短縮する機能を含み、
    上記モード遷移をトリガとして電子シャッタアドレスを1行目または一部のみアクセスする場合は任意の開始アドレスに強制的に遷移させる電子シャッタアドレスのリセットを行う機能を含む
    カメラシステム。
  14. 上記画素駆動部は、
    同期信号を基準に電子シャッタ、読み出しを行い、露光時間に変化が生じるモード遷移時に電子シャッタアドレスをリセットして不要となる出力データ期間を発生させない機能を有する
    請求項13記載のカメラシステム。
  15. 上記画素駆動部は、
    同期信号を基準に電子シャッタ、読み出しを行い、露光時間に変化が生じるモード遷移時に、当該モード遷移に伴い露光時間が均一とならず不要となるフレームを短縮し、当該短縮した短縮フレームデータを、モード遷移前の最終フレームに後続させ、短縮した不要の短縮フレームの終了時に、電子シャッタアドレスをリセットして不要となる出力データ期間を短縮する機能を有する
    請求項13記載のカメラシステム。
  16. 上記画素駆動部は、
    上記短縮した不要の短縮フレームデータを上記信号処理回路を含む外部に出力データとして出力させない機能を有する
    請求項14または15記載の固体撮像素子。
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