JP5640509B2 - 固体撮像素子およびカメラシステム - Google Patents

固体撮像素子およびカメラシステム Download PDF

Info

Publication number
JP5640509B2
JP5640509B2 JP2010157336A JP2010157336A JP5640509B2 JP 5640509 B2 JP5640509 B2 JP 5640509B2 JP 2010157336 A JP2010157336 A JP 2010157336A JP 2010157336 A JP2010157336 A JP 2010157336A JP 5640509 B2 JP5640509 B2 JP 5640509B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixel
color
unit
pseudo
readout
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010157336A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012019491A (ja
Inventor
静徳 松本
静徳 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2010157336A priority Critical patent/JP5640509B2/ja
Priority to US13/067,456 priority patent/US8687082B2/en
Priority to CN2011101805184A priority patent/CN102316285A/zh
Publication of JP2012019491A publication Critical patent/JP2012019491A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5640509B2 publication Critical patent/JP5640509B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/40Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled
    • H04N25/46Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled by combining or binning pixels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/70SSIS architectures; Circuits associated therewith
    • H04N25/76Addressed sensors, e.g. MOS or CMOS sensors
    • H04N25/77Pixel circuitry, e.g. memories, A/D converters, pixel amplifiers, shared circuits or shared components

Description

本発明は、CMOSイメージセンサに代表される固体撮像素子およびカメラシステムに関するものである。
CMOSイメージセンサは、その製造には一般的なCMOS型集積回路と同様の製造プロセスを用いることが可能であり、また単一電源での駆動が可能で、さらにCMOSプロセスを用いたアナログ回路や論理回路を同一チップ内に混在させることができる。
このため、周辺ICの数を減らすことができるといった、大きなメリットを複数持ち合わせている。
CCDの出力回路は、浮遊拡散層(FD:Floating Diffusion)を有するFDアンプを用いた1チャネル(ch)出力が主流である。
これに対して、CMOSイメージセンサは画素毎にFDアンプを持ち合わせており、その出力は、画素アレイの中のある一行を選択し、それらを同時に列方向へと読み出すような列並列出力型が主流である。
これは、画素内に配置されたFDアンプでは十分な駆動能力を得ることは難しく、したがってデータレートを下げることが必要で、並列処理が有利とされているからである。
図1は、4つのトランジスタで構成されるCMOSイメージセンサの画素例を示す図である。
この画素1は、たとえばフォトダイオードからなる光電変換素子11を有する。
画素1は、この1個の光電変換素子11に対して、転送トランジスタ12、リセットトランジスタ13、増幅トランジスタ14、および選択トランジスタ15の4つのトランジスタを能動素子として有する。
光電変換素子11は、入射光をその光量に応じた量の電荷(ここでは電子)に光電変換する。
転送トランジスタ12は、光電変換素子11とフローティングディフュージョンFDとの間に接続されている。転送トランジスタ12は、転送制御線LTxを通じてそのゲート(転送ゲート)に駆動信号が与えられることで、光電変換素子11で光電変換された電子をフローティングディフュージョンFDに転送する。
リセットトランジスタ13は、電源ラインLVDDとフローティングディフュージョンFDとの間に接続されている。リセットトランジスタ13は、リセット制御線LRSTを通してそのゲートにリセット信号が与えられることで、フローティングディフュージョンFDの電位を電源ラインLVDDの電位にリセットする。
フローティングディフュージョンFDには、増幅トランジスタ14のゲートが接続されている。増幅トランジスタ14は、選択トランジスタ15を介して信号線16に接続され、画素部外の定電流源とソースフォロアを構成している。
そして、選択制御線LSELを通してアドレス信号(セレクト信号)が選択トランジスタ15のゲートに与えられる。これにより、選択トランジスタ15がオンすると、増幅トランジスタ14はフローティングディフュージョンFDの電位を増幅してその電位に応じた電圧を信号線16に出力する。信号線16を通じて、各画素から出力された電圧は、カラム回路(列処理回路)に出力される。
この画素のリセット動作とは、光電変換素子11に蓄積されている電荷を、転送トランジスタ12をオンし、光電変換素子11に蓄積された電荷をフローティングディフュージョンFDに転送してはき出すことになる。
このとき、フローティングディフュージョンFDは事前に光電変換素子11の電荷を受け取れるように、リセットトランジスタ13をオンして電荷を電源側にはきすてている。あるいは転送トランジスタ12をオンしている間、これと並行としてリセットトランジスタ13をオンにして、直接電源に電荷をはきすてる場合もある。
これら一連の動作が「画素リセット動作」である。
一方読み出し動作では、まずリセットトランジスタ13をオンにしてフローティングディフュージョンFDをリセットし、その状態でオンされた選択トランジスタ15を通じて出力信号線16に出力する。この出力は、P相出力と呼ばれる。
次に、転送トランジスタ12をオンにして光電変換素子11に蓄積された電荷をフローティングディフュージョンFDに転送し、その出力を出力信号線16に出力する。この出力は、D相出力と呼ばれる。
画素回路外部でD相出力とP相出力の差分をとり、フローティングディフュージョンFDのリセットノイズをキャンセルして画像信号とする。
これら一連の動作が「画素読み出し動作」である。
図2は、図1の画素を2次元アレイ状に配置したCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の一般的な構成例を示す図である。
図2のCMOSイメージセンサ20は、図1に示した画素回路を2次元アレイ状に配置した画素部21、画素駆動回路(垂直駆動回路)22、およびカラム回路(列処理回路)23により構成されている。
画素駆動回路22は、各行の画素の転送トランジスタ12リセットトランジスタ13、選択トランジスタ15のオン、オフを制御する。
カラム回路23は、画素駆動回路22により読み出し制御された画素行のデータを受け取り、後段の信号処理回路に転送する回路である。
このような構成を有する固体撮像素子は、各種携帯端末機器、デジタルスチルカメラ、デジタル一眼レフカメラ、デジタルビデオカメラなどの画像入力装置として使われている。
そして、固体撮像素子は、その用途により順次読み出し以外にも様々な読み出しが行われる(たとえば特許文献1,2,3参照)。
たとえば、全画素を順次読み出しするよりも高速フレームでの読み出しを行いたい場合には、3行間引き加算読み出しなどが行われる。
特開2001−298748号公報 特開2005−191814号公報 特開2006−333035号公報
上述したような固体撮像装置において、近年、画素数増加や高フレームレートに伴い、静止画時、全画素読み出し、動画時は空間配置された画素を間引きながら読むことで高速読み出しに対応する技術が重要となってきている。
この間引きの技術において、従来、CMOSイメージセンサでは垂直(V)のアドレス走査と読み出し回路の組み合わせで垂直方向の間引きおよび画素の加算を行っている。
この場合、1/2間引き、1/3間引きといったように分子を1としたとき、分母は2以上の間引き・加算を行うことが通常であった。
分母を2以(3,5等)にする間引きも、図3に示すように従来の方法でアドレッシングすることは可能であったが、画素の間引きが飛びとびになることから画質劣化が引き起こされていた。
本発明は、画質劣化を引き起こすことなくフレキシブルな間引きに対応することが可能な固体撮像素子およびカメラシステムを提供することにある。
本発明の第1の観点の固体撮像素子は、光信号を電気信号に変換し、その電気信号を露光時間に応じて蓄積する複数の色画素が行列状に配列された画素部と、上記画素部のリセット、信号蓄積および出力を行うように駆動可能で、第1色画素および第2色画素の1行おきに連続する複数行分を1回の疑似間引きの読み出し単位として、疑似間引き加算読み出しを行うように駆動可能な画素駆動部と、を有し、上記画素部は、所定の列において、複数の第1色画素と第2色画素が一行おきに交互に配置されており、上記画素駆動部は、疑似間引き読み出し加算を複数回連続して行う場合には、実行中の疑似間引き読み出し加算の終わりの読み出し対象となる第2色画素または第1色画素と、次に続く疑似間引き読み出し加算の先頭の読み出し対象となる第2色画素または第1色画素との間の境界における第1色画素または第2色画素について通常読み出しを行うように上記画素部を駆動し、上記所定の列において、連続する複数行における複数の第1色画素と複数の第2色画素を含んで第1疑似間引き単位を形成し、上記第1疑似間引き単位における読み出し順で末行となる第2色画素に隣接する第1色画素を第1境界画素とし、上記第1境界画素に隣接して連続する複数行における複数の第2色画素と複数の第1色画素を含んで第2疑似間引き単位を形成し、上記第1疑似間引き単位における複数の第1色画素を順次に読み出し、この第1色画素の第1読み出し単位を形成して、当該第1色画素の第1読み出し単位における複数の第1色画素を加算し、上記第1疑似間引き単位における複数の第2色画素を順次に読み出し、この第2色画素の第1読み出し単位を形成して、当該第2色画素の第1読み出し単位における複数の第2色画素を加算し、上記第1境界画素を通常に読み出し、上記第2疑似間引き単位における複数の第2色画素を順次に読み出し、この第2色画素の第2読み出し単位を形成して、当該第2色画素の第2読み出し単位における複数の第2色画素を加算し、上記第2疑似間引き単位における複数の第1色画素を順次に読み出し、この第1色画素の第2読み出し単位を形成して、当該第1色画素の第2読み出し単位における複数の第1色画素を加算する
本発明の第2の観点のカメラシステムは、固体撮像素子と、上記固体撮像素子に被写体像を結像する光学系と、上記固体撮像素子の出力画像信号を処理する信号処理回路と、を有し、上記固体撮像素子は、光信号を電気信号に変換し、その電気信号を露光時間に応じて蓄積する複数の色画素が行列状に配列された画素部と、上記画素部のリセット、信号蓄積および出力を行うように駆動可能で、第1色画素および第2色画素の1行おきに連続する複数行分を1回の疑似間引きの読み出し単位として、疑似間引き加算読み出しを行うように駆動可能な画素駆動部と、を有し、上記画素部は、所定の列において、複数の第1色画素と第2色画素が一行おきに交互に配置されており、上記画素駆動部は、疑似間引き読み出し加算を複数回連続して行う場合には、実行中の疑似間引き読み出し加算の終わりの読み出し対象となる第2色画素または第1色画素と、次に続く疑似間引き読み出し加算の先頭の読み出し対象となる第2色画素または第1色画素との間の境界における第1色画素または第2色画素について通常読み出しを行うように上記画素部を駆動し、上記所定の列において、連続する複数行における複数の第1色画素と複数の第2色画素を含んで第1疑似間引き単位を形成し、上記第1疑似間引き単位における読み出し順で末行となる第2色画素に隣接する第1色画素を第1境界画素とし、上記第1境界画素に隣接して連続する複数行における複数の第2色画素と複数の第1色画素を含んで第2疑似間引き単位を形成し、上記第1疑似間引き単位における複数の第1色画素を順次に読み出し、この第1色画素の第1読み出し単位を形成して、当該第1色画素の第1読み出し単位における複数の第1色画素を加算し、上記第1疑似間引き単位における複数の第2色画素を順次に読み出し、この第2色画素の第1読み出し単位を形成して、当該第2色画素の第1読み出し単位における複数の第2色画素を加算し、上記第1境界画素を通常に読み出し、上記第2疑似間引き単位における複数の第2色画素を順次に読み出し、この第2色画素の第2読み出し単位を形成して、当該第2色画素の第2読み出し単位における複数の第2色画素を加算し、上記第2疑似間引き単位における複数の第1色画素を順次に読み出し、この第1色画素の第2読み出し単位を形成して、当該第1色画素の第2読み出し単位における複数の第1色画素を加算する


本発明によれば、画質劣化を引き起こすことなくフレキシブルな間引きに対応することができる。
4つのトランジスタで構成されるCMOSイメージセンサの画素例を示す図である。 図1の画素を2次元アレイ状に配置したCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の一般的な構成例を示す図である。 従来の3/5間引き読み出し処理を模式的に示す図である。 本発明の実施形態に係るCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の構成例を示す図である。 ベイヤ配列を示す図である。 本実施形態に係る4つのトランジスタで構成されるCMOSイメージセンサの画素の一例を示す図である。 本実施形態に係る、間引きを行わない疑似3/5行間引き加算時の読み出し例を説明するための図である。 本実施形態に係る、間引きを行わない疑似3/5行間引き加算時の読み出しの他の例を説明するための図である。 疑似3/5間引き読み出し信号処理の一例を示す図である。 本実施形態に係る疑似間引き加算処理した画像とスケーリングした画像、および通常の間引き処理を行った画像を比較して示す第1図である。 本実施形態に係る疑似間引き加算処理した画像とスケーリングした画像、および通常の間引き処理を行った画像を比較して示す第2図である。 本実施形態に係る列並列ADC搭載固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る固体撮像素子が適用されるカメラシステムの構成の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に関連付けて説明する。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.CMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の構成例
2.疑似的な複数行間引き加算読み出し機能
3.CMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の他の構成例
<1.CMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の構成例>
図4は、本発明の実施形態に係るCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の構成例を示す図である。
本CMOSイメージセンサ100は、画素部110、画素駆動部の垂直読み出し回路としての画素駆動回路(垂直駆動回路)120、読み出し制御部130、および画素駆動部を形成するカラム読み出し回路(列処理回路)140を有する。
画素部110は、複数の画素110Aが2次元状(マトリクス状)に配列されている。
画素部110は、たとえば各色画素R,Gr,Gb,Bが図5に示すよう名配列、すなわちベイヤ配列として形成されている。
図6は、本実施形態に係る4つのトランジスタで構成されるCMOSイメージセンサの共有画素の一例を示す図である。
この画素110Aは、たとえばフォトダイオードからなる光電変換素子111を有する。画素110Aは、この1個の光電変換素子111に対して、転送トランジスタ112、リセットトランジスタ113、増幅トランジスタ114、および選択トランジスタ115の4つのトランジスタを能動素子として有する。
光電変換素子111は、入射光をその光量に応じた量の電荷(ここでは電子)に光電変換する。
転送トランジスタ112は、光電変換素子111とフローティングディフュージョンFDとの間に接続されている。転送トランジスタ112は、転送制御線LTxを通じてそのゲート(転送ゲート)に制御信号Txが与えられることで、光電変換素子111で光電変換された電子をフローティングディフュージョンFDに転送する。
リセットトランジスタ113は、電源ラインLVDDとフローティングディフュージョンFDとの間に接続されている。リセットトランジスタ113は、リセット制御線LRSTを通してそのゲートに制御信号RSTが与えられることで、フローティングディフュージョンFDの電位を電源ラインLVDDの電位にリセットする。
フローティングディフュージョンFDには、増幅トランジスタ114のゲートが接続されている。増幅トランジスタ114は、選択トランジスタ115を介して信号線116に接続され、画素部外の定電流源とソースフォロアを構成している。
そして、選択制御線LSELを通して制御信号(アドレス信号またはセレクト信号)SELが選択トランジスタ115のゲートに与えられ、選択トランジスタ115がオンする。そして、増幅トランジスタ114はフローティングディフュージョンFDの電位を増幅してその電位に応じた電圧を信号線116に出力する。信号線116を通じて、各画素から出力された電圧は、カラム読み出し回路140に出力される。
これらの動作は、たとえば転送トランジスタ112、リセットトランジスタ113、および選択トランジスタ115の各ゲートが行単位で接続されていることから、1行分の各画素について同時並列的に行われる。
画素駆動回路120は、読み出し制御部130の制御の下、各リセット制御線LRST、転送制御線LTx、および選択制御線LSELが接続される制御線に各制御信号を出力する。
画素駆動回路120による画素駆動により、画素の間引きを行うことなく、2/3間引き、3/5間引き等の複数行間引き加算読み出しと等価な読み出しが行われる。
画素駆動回路120は、画素部110のリセット、信号蓄積および出力を行うように駆動可能である。
画素駆動回路120は、読み出し制御部の制御の下、垂直に加算する画素列と加算しない画素列を交互に読み出すことが可能である。
画素駆動回路120、画素部110から色画素ごとの疑似間引き加算読み出しを行うように駆動可能である。画素駆動回路120は、複数の第1色画素(たとえばR画素)の読み出し加算と複数の第2色画素(たとえばG画素)の読み出し加算を交互に読み出し加算を行うように読み出し駆動が可能である。
画素駆動回路120は、疑似単位間引きを複数回連続して行う場合には、連続する疑似単位間引き間の境界において通常読み出しを行うように駆動する。
本実施形態の画素部110において、ある一列において第1色画素(R画素)は奇数行L1,L3,L5・・・に配列され、第2色画素(G画素)は偶数行L2,L4,L6,・・・に配列されている。なお、第1色画素(R画素)が偶数行、第2色画素(G画素)が奇数行に配列される場合もある。
隣接列では、第3色画素(G画素)は奇数行L1,L3,L5・・・に配列され、第4色画素(B画素)は偶数行L2,L4,L6,・・・に配列されている。なお、第3色画素(G画素)が偶数行、第4色画素(B画素)が奇数行に配列される場合もある。
そして、画素駆動回路120は、第1色画素(R画素)および第2色画素(G画素)の1行おきに連続する複数行、たとえば2行分を1回の疑似間引きの読み出し単位RDUTとして、疑似間引き加算読み出し駆動を行う。
画素駆動回路120は、たとえば1番目に読み出す第1色画素(R画素)の読み出し単位RDUTの間引き加算読み出しを1回行う。続いて、第1色画素(R画素)と異色画素である第2色画素(G画素)の間引き加算読み出しを行って、次の行の第1色画素(R画素)の通常読み出しを行う疑似単位間引きを行うように画素部110を駆動する。
本実施形態では、間引き単位を符号THUTで示す。
画素駆動回路120は、疑似単位間引きを複数回連続して行う場合、次の単位読み出しでは第1色画素(R画素)と第2色画素(G画素)の読み出し加算順序を逆にして行う。
1番目に読み出す第2色画素(G画素)の読み出し単位RDUTの疑似間引き加算読み出しを1回行う。続いて、第2色画素(G画素)と異色画素である第1色画素(R画素)の疑似間引き加算読み出しを行って、次の行の第2色画素(画素)の通常読み出しを行う疑似単位間引きを行うように画素部110を駆動する。
読み出し制御部130は、たとえば奇数行加算読み出し処理、偶数行加算読み出し処理等の各複数行読み出し処理を、画素駆動回路120およびカラム読み出し回路140を通して制御する。
カラム読み出し回路140は、読み出し制御部130の制御の下、画素駆動回路120により読み出し制御された画素行のデータを受け取り、垂直読み出し回路としての画素駆動回路120の走査に対応し、加算と通常読み出しを1行読み出し毎に切り替える機能を有する。
カラム読み出し回路140は、処理後の信号を後段の信号処理回路に転送する回路である。
<2.疑似的な複数行間引き加算読み出し機能>
以下、本実施形態の特徴的な機能である疑似的な複数行間引き加算読み出し機能について具体例をあげて説明する。
ここではまず、3/5行間引き加算時の読み出しを例にとって、図7に関連付けて説明する。
図7は、本実施形態に係る、間引きを行わない疑似3/5行間引き加算時の読み出し例を説明するための図である。
図7の例において、第1色画素がR画素であり、第2色画素が画素である。
そして、図7に示すように、第1列において第1色画素(R画素)は奇数行L1,L3,L5・・・に配列され、第2色画素(G画素)は偶数行L2,L4,L6,・・・に配列されている。
隣接する第2列では、第3色画素(G画素)は奇数行L1,L3,L5・・・に配列され、第4色画素(B画素)は偶数行L2,L4,L6,・・・に配列されている。
この場合、連続する5行から3行読み出す3/5行間引き加算読み出し処理である。
第1疑似間引き単位THUT1において、奇数行である第1行L1,第3行L3のR画素によりR画素の第1読み出し単位RDUT1Rが形成される。
偶数行である第2行L2,第4行L4のG画素によりG画素の第1読み出し単位RDUT1Gが形成される。
そして、第5行L5のR画素により疑似間引き単位THUTの境界画素BDP1Rが形成される。
続いて、第2疑似間引き単位THUT2において、偶数行である第6行L6,第8行L8のG画素によりG画素の第2読み出し単位RDUT2Gが形成される。
奇数行である第7行L7,第9行L9のR画素によりR画素の第2読み出し単位RDUT2Rが形成される。
そして、第10行L10のG画素により疑似間引き単位THUTの境界画素BDP2Gが形成される。
続いて、第3疑似間引き単位THUT3において、奇数行である第11行L11,第13行L13のR画素によりR画素の第3読み出し単位RDUT3Rが形成される。
偶数行である第12行L12,第14行L14のG画素によりG画素の第3読み出し単位RDUT3Gが形成される。
そして、第15行L15のR画素により疑似間引き単位THUTの境界画素BDP3Rが形成される。
続いて、第4疑似間引き単位THUT4において、偶数行である第16行L16,第18行L18のG画素によりG画素の第4読み出し単位RDUT4Gが形成される。
奇数行である第17行L17,第19行L19のR画素によりR画素の第4読み出し単位RDUT4Rが形成される。
そして、第20行L20のG画素により疑似間引き単位THUTの境界画素BDP4Gが形成される。
すなわち、このような第1疑似間引き単位THUT1の疑似間引き読み出し加算処理は次のように行われる。
第1疑似間引き単位THUT1において、1番目に第1行L1のR画素が読み出され、2番目に第3行L3のR画素が読み出され、これによりR画素の第1読み出し単位RDUT1Rが形成され、両R画素の加算が行われる。
3番目に第2行L2のG画素が読み出され、4番目に第4行L4のG画素が読み出され、これによりG画素の第1読み出し単位RDUT1Gが形成され、両G画素の加算が行われる。
そして、5番目に第5行L5のR画素が通常に読み出され、これにより疑似間引き単位THUTの境界画素BDP1Rが形成される。
以上により第1疑似間引き単位THUT1の疑似間引き読み出し加算処理が行われる。
次に、第2疑似間引き単位THUT2の疑似間引き読み出し加算処理が行われる。
続いて、第2疑似間引き単位THUT2において、6番目に偶数行である第6行L6のG画素が読み出され、7番目に第8行L8のG画素が読み出され、これによりG画素の第2読み出し単位RDUT2Gが形成され、両画素の加算が行われる。
そして、8番目に第7行L7のR画素が読み出され、9番目に第9行L9のR画素が読み出され、これによりR画素の第2読み出し単位RDUT2Rが形成され、両画素の加算が行われる。
そして、10番目に第10行L10のG画素が通常に読み出され、これにより疑似間引き単位THUT2の境界画素BDP2Gが形成される。
以上により第2疑似間引き単位THUT2の疑似間引き読み出し加算処理が行われる。
次に、第3疑似間引き単位THUT3の疑似間引き読み出し加算処理が行われる。
続いて、第3疑似間引き単位THUT3において、11番目に第11行L11のR画素が読み出され、12番目に第13行L13のR画素が読み出され、これによりR画素の第3読み出し単位RDUT3Rが形成され、両画素の加算が行われる。
そして、13番目に第12行L12のG画素が読み出され、14番目に第14行L14のG画素が読み出され、これによりG画素の第3読み出し単位RDUT3Gが形成され、両画素の加算が行われる。
そして、15番目に第15行L15のR画素が通常読み出され、これにより疑似間引き単位THUTの境界画素BDP3Rが形成される。
以上により第3疑似間引き単位THUT3の疑似間引き読み出し加算処理が行われる。
次に、第4疑似間引き単位THUT4の疑似間引き読み出し加算処理が行われる。
続いて、第4疑似間引き単位THUT4において、16番目に第16行L16の画素が読み出され、17番目に第18行L18のG画素が読み出され、これによりG画素の第4読み出し単位RDUT4Gが形成され、両画素の加算が行われる。
そして、18番目に第17行L17のR画素が読み出され、19番目に第19行L19のR画素が読み出され、これによりR画素の第4読み出し単位RDUT4Rが形成され、両画素の加算が行われる。
そして、20番目に第20行L20のG画素が通常に読み出され、これにより疑似間引き単位THUT4の境界画素BDP4Gが形成される。
以下、同様に行われる。
また、他の列についても同様に行われる。
図8は、本実施形態に係る、間引きを行わない疑似3/5行間引き加算時の読み出しの他の例を説明するための図である。
図8の例が図7の例と異なる点は、各読み出した読み出し単位RDUTにおける加算処理において重み付け加算を適用したことにある。
その他の構成は図7の例と同様である。
ここで、本発明が適用できる範囲について説明する。
本発明の実施形態においては、奇数行加算、偶数行加算に関わらず、全ての複数行加算読み出しに適用できる。
図9は、疑似3/5間引き読み出し信号処理の一例を示す図である。
この例では、デジタル信号として扱われ、第1行L1、第2行L2に対してはそのまま処理し、第3行L3はビットシフトし、第4L4、第5行L5に対してそのまま処理し、第6行はビットシフトする等の処理が行われる。
図10(A)〜(C)は本実施形態に係る疑似間引き加算処理した画像とスケーリングした画像、および通常の間引き処理を行った画像を比較して示す第1図である。
図11(A)〜(C)は本実施形態に係る疑似間引き加算処理した画像とスケーリングした画像、および通常の間引き処理を行った画像を比較して示す第2図である。
図10および図11の(A)はスケーリングした画像を、図10および図11の(B)は通常の3/5間引き処理を行った画像を、図10および図11の(C)は本実施形態に係る疑似3/5間引き加算処理した画像をそれぞれ示している。
図からわかるように、本実施形態に係る疑似3/5間引き加算処理した画像は、スケーリングした画像には及ばないが、通常の間引き処理を行った画像と同等あるいはそれ以上の画質を得ることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、垂直に加算する画素列と加算しない画素列を交互に読み出す垂直読み出し機能と、その走査に対応し、加算と通常読み出しを1行読み出し毎に切り替えるカラム読み出し機能を有する。
したがって、本実施形態によれば、画素を間引くことなく、すべての画素を利用し、2/3間引き、3/5間引き等を実現することができる。
なお、各実施形態に係るCMOSイメージセンサは、特に限定されないが、たとえば列並列型のアナログ−デジタル変換装置(以下、ADC(Analog digital converter)と略す)を搭載したCMOSイメージセンサとして構成することも可能である。
<3.CMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の他の構成例>
図12は、本実施形態に係る列並列ADC搭載固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)の構成例を示すブロック図である。
この固体撮像素子200は、図12に示すように、撮像部としての画素アレイ部210、画素駆動回路としての行選択回路220、水平転送走査回路230、タイミング制御回路240を有する。
さらに、固体撮像素子200は、ADC群250、デジタル−アナログ変換装置(以下、DAC (Digital Analog converter)と略す)260、アンプ回路(S/A)270、および信号処理回路280を有する。
画素アレイ部210は、フォトダイオードと画素内アンプとを含む、たとえば図6に示すような画素がマトリックス状(行列状)に配置されて構成される。
また、固体撮像素子200においては、画素アレイ部210の信号を順次読み出すための制御回路として次の回路が配置されている。
すなわち、固体撮像素子200においては、制御回路として内部クロックを生成するタイミング制御回路240、行アドレスや行走査を制御する行選択回路220、そして列アドレスや列走査を制御する水平転送走査回路230が配置される。
そして、行選択回路220として、上述した画素駆動回路120が適用される。
カラム読み出し回路に相当するADC群250は、比較器251、カウンタ252、およびラッチ253を有するADCが複数列配列されている。
比較器251は、DAC260により生成される参照電圧を階段状に変化させたランプ波形(RAMP)である参照電圧Vslopと、行線毎に画素から垂直信号線を経由し得られるアナログ信号とを比較する。
カウンタ252は、比較器251の比較時間をカウントする。
ADC群250は、nビットデジタル信号変換機能を有し、垂直信号線(列線)毎に配置され、列並列ADCブロックが構成される。
各ラッチ253の出力は、たとえば2nビット幅の水平転送線290に接続されている。
そして、水平転送線290に対応した2n個のアンプ回路270、および信号処理回路280が配置される。
ADC群250においては、垂直信号線に読み出されたアナログ信号(電位Vsl)は列毎に配置された比較器251で参照電圧Vslop(ある傾きを持った線形に変化するスロープ波形)と比較される。
このとき、比較器251と同ように列毎に配置されたカウンタ252が動作しており、ランプ波形のある電位Vslopとカウンタ値が一対一対応を取りながら変化することで垂直信号線の電位(アナログ信号)Vslをデジタル信号に変換する。
参照電圧Vslopの変化は電圧の変化を時間の変化に変換するものであり、その時間をある周期(クロック)で数えることでデジタル値に変換するものである。
そしてアナログ電気信号Vslと参照電圧Vslopが交わったとき、比較器251の出力が反転し、カウンタ252の入力クロックを停止し、AD変換が完了する。
以上のAD変換期間終了後、水平転送走査回路230により、ラッチ253に保持されたデータが、水平転送線290、アンプ回路270を経て信号処理回路280に入力され、2次元画像が生成される。
このようにして、列並列出力処理が行われる。
このような効果を有する固体撮像素子は、デジタルカメラやビデオカメラの撮像デバイスとして適用することができる。
<4.カメラシステムの構成例>
図13は、本発明の実施形態に係る固体撮像素子が適用されるカメラシステムの構成の一例を示す図である。
本カメラシステム300は、図13に示すように、本実施形態に係るCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)100,200が適用可能な撮像デバイス310を有する。
さらに、カメラシステム300は、この撮像デバイス310の画素領域に入射光を導く(被写体像を結像する)光学系、たとえば入射光(像光)を撮像面上に結像させるレンズ320を有する。
カメラシステム300は、撮像デバイス310を駆動する駆動回路(DRV)330と、撮像デバイス310の出力信号を処理する信号処理回路(PRC)340と、を有する。
駆動回路330は、撮像デバイス310内の回路を駆動するスタートパルスやクロックパルスを含む各種のタイミング信号を生成するタイミングジェネレータ(図示せず)を有し、所定のタイミング信号で撮像デバイス310を駆動する。
また、信号処理回路340は、撮像デバイス310の出力信号に対して所定の信号処理を施す。
信号処理回路340で処理された画像信号は、たとえばメモリなどの記録媒体に記録される。記録媒体に記録された画像情報は、プリンタなどによってハードコピーされる。また、信号処理回路340で処理された画像信号を液晶ディスプレイ等からなるモニターに動画として映し出される。
上述したように、デジタルスチルカメラ等の撮像装置において、撮像デバイス310として、先述した固体撮像素子100,200を搭載することで、高精度なカメラが実現できる。
100,200・・・固体撮像素子、110・・・画素部、110A・・・画素、120・・・画素駆動回路、130・・・読み出し制御部、140・・・カラム読み出し回路、111・・・光電変換素子、112・・・転送トランジスタ、113・・・リセットトランジスタ、114・・・増幅トランジスタ、115・・・選択トランジスタ、200・・・固体撮像素子、210・・・画素アレイ部、220・・・行選択回路、230・・・水平転送走査回路、240・・・タイミング制御回路、250・・・ADC群、260・・・DAC、270・・・アンプ回路(S/A)、280・・・信号処理回路、300・・・カメラシステム、310・・・撮像デバイス、320・・・駆動回路、330・・・レンズ、340・・・信号処理回路。



Claims (6)

  1. 光信号を電気信号に変換し、その電気信号を露光時間に応じて蓄積する複数の色画素が行列状に配列された画素部と、
    上記画素部のリセット、信号蓄積および出力を行うように駆動可能で、第1色画素および第2色画素の1行おきに連続する複数行分を1回の疑似間引きの読み出し単位として、疑似間引き加算読み出しを行うように駆動可能な画素駆動部と、を有し、
    上記画素部は、
    所定の列において、複数の第1色画素と第2色画素が一行おきに交互に配置されており、
    上記画素駆動部は、
    疑似間引き読み出し加算を複数回連続して行う場合には、実行中の疑似間引き読み出し加算の終わりの読み出し対象となる第2色画素または第1色画素と、次に続く疑似間引き読み出し加算の先頭の読み出し対象となる第2色画素または第1色画素との間の境界における第1色画素または第2色画素について通常読み出しを行うように上記画素部を駆動し、
    上記所定の列において、
    連続する複数行における複数の第1色画素と複数の第2色画素を含んで第1疑似間引き単位を形成し、
    上記第1疑似間引き単位における読み出し順で末行となる第2色画素に隣接する第1色画素を第1境界画素とし、
    上記第1境界画素に隣接して連続する複数行における複数の第2色画素と複数の第1色画素を含んで第2疑似間引き単位を形成し、
    上記第1疑似間引き単位における複数の第1色画素を順次に読み出し、この第1色画素の第1読み出し単位を形成して、当該第1色画素の第1読み出し単位における複数の第1色画素を加算し、
    上記第1疑似間引き単位における複数の第2色画素を順次に読み出し、この第2色画素の第1読み出し単位を形成して、当該第2色画素の第1読み出し単位における複数の第2色画素を加算し、
    上記第1境界画素を通常に読み出し、
    上記第2疑似間引き単位における複数の第2色画素を順次に読み出し、この第2色画素の第2読み出し単位を形成して、当該第2色画素の第2読み出し単位における複数の第2色画素を加算し、
    上記第2疑似間引き単位における複数の第1色画素を順次に読み出し、この第1色画素の第2読み出し単位を形成して、当該第1色画素の第2読み出し単位における複数の第1色画素を加算する
    固体撮像素子。
  2. 上記画素駆動部は、
    上記第2疑似間引き単位を形成した後、上記第2疑似間引き単位における読み出し順で末行となる第1色画素に隣接する第2色画素を第2境界画素とし、
    上記第2境界画素に隣接して連続する複数行における複数の第1色画素と複数の第2色画素を含んで第3疑似間引き単位を形成し、
    上記第2境界画素を通常に読み出し、
    上記第3疑似間引き単位における複数の第1色画素を順次に読み出し、この第1色画素の第3読み出し単位を形成して、当該第1色画素の第3読み出し単位における複数の第1色画素を加算し、
    上記第3疑似間引き単位における複数の第2色画素を順次に読み出し、この第2色画素の第3読み出し単位を形成して、当該第2色画素の第3読み出し単位における複数の第2色画素を加算する
    請求項1記載の固体撮像素子。
  3. 上記画素駆動部は、
    上記第3疑似間引き単位を形成した後、上記第3疑似間引き単位における読み出し順で末行となる第2色画素に隣接する第1色画素を第3境界画素とし、
    上記第3境界画素に隣接して連続する複数行における複数の第2色画素と複数の第1色画素を含んで第4疑似間引き単位を形成し、
    上記第3境界画素を通常に読み出し、
    上記第4疑似間引き単位における複数の第2色画素を順次に読み出し、この第2色画素の第4読み出し単位を形成して、当該第2色画素の第4読み出し単位における複数の第1色画素を加算し、
    上記第4疑似間引き単位における複数の第1色画素を順次に読み出し、この第1色画素の第4読み出し単位を形成して、当該第1色画素の第4読み出し単位における複数の第1色画素を加算する
    請求項2記載の固体撮像素子。
  4. 固体撮像素子と、
    上記固体撮像素子に被写体像を結像する光学系と、
    上記固体撮像素子の出力画像信号を処理する信号処理回路と、を有し、
    上記固体撮像素子は、
    光信号を電気信号に変換し、その電気信号を露光時間に応じて蓄積する複数の色画素が行列状に配列された画素部と、
    上記画素部のリセット、信号蓄積および出力を行うように駆動可能で、第1色画素および第2色画素の1行おきに連続する複数行分を1回の疑似間引きの読み出し単位として、疑似間引き加算読み出しを行うように駆動可能な画素駆動部と、を有し、
    上記画素部は、
    所定の列において、複数の第1色画素と第2色画素が一行おきに交互に配置されており、
    上記画素駆動部は、
    疑似間引き読み出し加算を複数回連続して行う場合には、実行中の疑似間引き読み出し加算の終わりの読み出し対象となる第2色画素または第1色画素と、次に続く疑似間引き読み出し加算の先頭の読み出し対象となる第2色画素または第1色画素との間の境界における第1色画素または第2色画素について通常読み出しを行うように上記画素部を駆動し、
    上記所定の列において、
    連続する複数行における複数の第1色画素と複数の第2色画素を含んで第1疑似間引き単位を形成し、
    上記第1疑似間引き単位における読み出し順で末行となる第2色画素に隣接する第1色画素を第1境界画素とし、
    上記第1境界画素に隣接して連続する複数行における複数の第2色画素と複数の第1色画素を含んで第2疑似間引き単位を形成し、
    上記第1疑似間引き単位における複数の第1色画素を順次に読み出し、この第1色画素の第1読み出し単位を形成して、当該第1色画素の第1読み出し単位における複数の第1色画素を加算し、
    上記第1疑似間引き単位における複数の第2色画素を順次に読み出し、この第2色画素の第1読み出し単位を形成して、当該第2色画素の第1読み出し単位における複数の第2色画素を加算し、
    上記第1境界画素を通常に読み出し、
    上記第2疑似間引き単位における複数の第2色画素を順次に読み出し、この第2色画素の第2読み出し単位を形成して、当該第2色画素の第2読み出し単位における複数の第2色画素を加算し、
    上記第2疑似間引き単位における複数の第1色画素を順次に読み出し、この第1色画素の第2読み出し単位を形成して、当該第1色画素の第2読み出し単位における複数の第1色画素を加算する
    カメラシステム。
  5. 上記画素駆動部は、
    上記第2疑似間引き単位を形成した後、上記第2疑似間引き単位における読み出し順で末行となる第1色画素に隣接する第2色画素を第2境界画素とし、
    上記第2境界画素に隣接して連続する複数行における複数の第1色画素と複数の第2色画素を含んで第3疑似間引き単位を形成し、
    上記第2境界画素を通常に読み出し、
    上記第3疑似間引き単位における複数の第1色画素を順次に読み出し、この第1色画素の第3読み出し単位を形成して、当該第1色画素の第3読み出し単位における複数の第1色画素を加算し、
    上記第3疑似間引き単位における複数の第2色画素を順次に読み出し、この第2色画素の第3読み出し単位を形成して、当該第2色画素の第3読み出し単位における複数の第2色画素を加算する
    請求項4記載のカメラシステム。
  6. 上記画素駆動部は、
    上記第3疑似間引き単位を形成した後、上記第3疑似間引き単位における読み出し順で末行となる第2色画素に隣接する第1色画素を第3境界画素とし、
    上記第3境界画素に隣接して連続する複数行における複数の第2色画素と複数の第1色画素を含んで第4疑似間引き単位を形成し、
    上記第3境界画素を通常に読み出し、
    上記第4疑似間引き単位における複数の第2色画素を順次に読み出し、この第2色画素の第4読み出し単位を形成して、当該第2色画素の第4読み出し単位における複数の第1色画素を加算し、
    上記第4疑似間引き単位における複数の第1色画素を順次に読み出し、この第1色画素の第4読み出し単位を形成して、当該第1色画素の第4読み出し単位における複数の第1色画素を加算する
    請求項5記載のカメラシステム。
JP2010157336A 2010-07-09 2010-07-09 固体撮像素子およびカメラシステム Expired - Fee Related JP5640509B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010157336A JP5640509B2 (ja) 2010-07-09 2010-07-09 固体撮像素子およびカメラシステム
US13/067,456 US8687082B2 (en) 2010-07-09 2011-06-02 Solid-state imaging device and camera system with pseudo-thinning-out processing
CN2011101805184A CN102316285A (zh) 2010-07-09 2011-06-30 固态成像设备和照相系统

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010157336A JP5640509B2 (ja) 2010-07-09 2010-07-09 固体撮像素子およびカメラシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012019491A JP2012019491A (ja) 2012-01-26
JP5640509B2 true JP5640509B2 (ja) 2014-12-17

Family

ID=45429063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010157336A Expired - Fee Related JP5640509B2 (ja) 2010-07-09 2010-07-09 固体撮像素子およびカメラシステム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8687082B2 (ja)
JP (1) JP5640509B2 (ja)
CN (1) CN102316285A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6097574B2 (ja) * 2013-01-25 2017-03-15 キヤノン株式会社 撮像装置、その駆動方法、及び撮像システム
US9001250B2 (en) * 2013-09-11 2015-04-07 Omni Vision Technologies, Inc. Method and apparatus for reading image data from an image sensor

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10210367A (ja) * 1997-01-20 1998-08-07 Olympus Optical Co Ltd 電子的撮像装置
JP4171137B2 (ja) * 1999-06-08 2008-10-22 富士フイルム株式会社 固体撮像装置及びその制御方法
JP4518616B2 (ja) 2000-04-13 2010-08-04 ソニー株式会社 固体撮像装置およびその駆動方法並びにカメラシステム
JP3854826B2 (ja) * 2001-08-08 2006-12-06 キヤノン株式会社 撮像装置
JP4307780B2 (ja) * 2002-03-07 2009-08-05 富士フイルム株式会社 固体撮像装置およびその信号読出し方法
JP2004266369A (ja) * 2003-02-21 2004-09-24 Sony Corp 固体撮像装置およびその駆動方法
US7154075B2 (en) * 2003-11-13 2006-12-26 Micron Technology, Inc. Method and apparatus for pixel signal binning and interpolation in column circuits of a sensor circuit
JP2005191814A (ja) 2003-12-25 2005-07-14 Sony Corp 固体撮像装置、及び画素信号読み出し方法
KR100585118B1 (ko) * 2003-12-30 2006-05-30 삼성전자주식회사 다이내믹 레인지를 향상시킨 서브 샘플링 모드를 제공하는고체 촬상 소자 및 그 구동 방법
JP4183635B2 (ja) * 2004-02-16 2008-11-19 富士フイルム株式会社 固体撮像装置
US7385638B2 (en) * 2004-04-28 2008-06-10 Eastman Kodak Company Image sensor for still or video photography
JP4524609B2 (ja) * 2004-10-29 2010-08-18 ソニー株式会社 固体撮像素子、固体撮像素子の駆動方法および撮像装置
JP4497022B2 (ja) * 2005-04-26 2010-07-07 ソニー株式会社 固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および撮像装置
JP5178994B2 (ja) 2005-05-26 2013-04-10 ソニー株式会社 固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および撮像装置
US8306362B2 (en) * 2005-07-20 2012-11-06 Omnivision Technologies, Inc. Selective pixel binning and averaging based on scene illuminant
JP4692196B2 (ja) * 2005-10-04 2011-06-01 ソニー株式会社 固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および撮像装置
JP2009100381A (ja) * 2007-10-18 2009-05-07 Sony Corp 固体撮像素子およびその駆動方法、並びにカメラシステム
JP2009177344A (ja) * 2008-01-22 2009-08-06 Hoya Corp 撮像素子駆動装置および撮像素子
JP5164719B2 (ja) * 2008-07-29 2013-03-21 キヤノン株式会社 固体撮像装置
JP5272916B2 (ja) * 2009-06-17 2013-08-28 ペンタックスリコーイメージング株式会社 撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20120008022A1 (en) 2012-01-12
CN102316285A (zh) 2012-01-11
US8687082B2 (en) 2014-04-01
JP2012019491A (ja) 2012-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7982789B2 (en) Image sensing apparatus driving method, image sensing apparatus, and image sensing system
JP5272860B2 (ja) 固体撮像素子およびカメラシステム
US8350941B2 (en) A/D converter, solid-state image sensing device, and camera system
US8436926B2 (en) Physical quantity detecting device, solid-state imaging device, and imaging apparatus
JP6149572B2 (ja) イメージセンサ、制御方法、及び、電子機器
JP4442669B2 (ja) 固体撮像素子およびカメラシステム
JP4952601B2 (ja) 固体撮像装置
JP5256874B2 (ja) 固体撮像素子およびカメラシステム
US20140167998A1 (en) A/d converter, solid-state imaging device and camera system
JP5423125B2 (ja) 固体撮像素子およびその駆動方法、並びにカメラシステム
JP2005347932A (ja) 固体撮像装置および撮像システム
US8610809B2 (en) Solid-state imaging device and camera system that controls a unit of plural rows
JP2009272820A (ja) 固体撮像装置
JP5721518B2 (ja) 撮像素子及び撮像装置
JP5434485B2 (ja) 固体撮像素子、固体撮像素子の駆動方法、およびカメラシステム
TWI401950B (zh) Solid-state imaging elements and camera systems
JP5058090B2 (ja) 固体撮像装置
WO2013084808A1 (ja) 固体撮像素子およびその駆動方法、カメラシステム
JP5640509B2 (ja) 固体撮像素子およびカメラシステム
JP5365223B2 (ja) 撮像装置、撮像装置の信号処理方法およびイメージセンサチップ
WO2021014999A1 (ja) 固体撮像装置およびその駆動方法、並びに電子機器
JP2009100381A (ja) 固体撮像素子およびその駆動方法、並びにカメラシステム
JP2015139054A (ja) 固体撮像装置、撮像システム及び複写機
JP5672363B2 (ja) 固体撮像素子およびカメラシステム
JP6019295B2 (ja) 固体撮像装置及びカメラシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130603

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131210

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140715

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140905

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140930

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141013

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees