JP2009100381A - 固体撮像素子およびその駆動方法、並びにカメラシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数行間引き加算読み出しを行う場合の読み出し順に起因する横筋の発生を防止することが可能な固体撮像素子およびその駆動方法、並びにカメラシステムを提供する。
【解決手段】画素部101から色画素ごとの複数行間引き加算読み出しを行う機能を有し、1番目に(最初に)読み出す第1色画素(たとえばR画素)の複数行の間引き加算読み出しを複数回(たとえば2回)連続して行うように画素部101を駆動し、1番目に読み出す色画素の複数行間引き加算読み出しを複数回連続して行った後、異なる色画素の複数行の間引き加算読み出しを交互に行う。
【選択図】図7

Description

本発明は、CMOSイメージセンサに代表される固体撮像素子およびその駆動方法、並びにカメラシステムに関するものである。
近年、CCDに代わる固体撮像素子(イメージセンサ)として、CMOSイメージセンサが注目を集めている。
これは、CCD画素の製造に専用プロセスを必要とし、また、その動作には複数の電源電圧が必要であり、さらに複数の周辺ICを組み合わせて動作させる必要があるため、システムが非常に複雑化するといった処々の問題を、CMOSイメージセンサが克服しているからである。
CMOSイメージセンサは、その製造には一般的なCMOS型集積回路と同様の製造プロセスを用いることが可能であり、また単一電源での駆動が可能で、さらにCMOSプロセスを用いたアナログ回路や論理回路を同一チップ内に混在させることができるため、周辺ICの数を減らすことができるといった、大きなメリットを複数持ち合わせている。
CCDの出力回路は、浮遊拡散層(FD:Floating Diffusion)を有するFDアンプを用いた1チャネル(ch)出力が主流である。
これに対して、CMOSイメージセンサは画素毎にFDアンプを持ち合わせており、その出力は、画素アレイの中のある一行を選択し、それらを同時に列方向へと読み出すような列並列出力型が主流である。
これは、画素内に配置されたFDアンプでは十分な駆動能力を得ることは難しく、したがってデータレートを下げることが必要で、並列処理が有利とされているからである。
そして、CMOSイメージセンサでは一般に画素をリセットする際に、行ごとに遂次画素をリセットしていく方式が取られることが多い。
図1は、4つのトランジスタで構成されるCMOSイメージセンサの画素例を示す図である。
この画素1は、たとえばフォトダイオードからなる光電変換素子11を有し、この1個の光電変換素子11に対して、転送トランジスタ12、リセットトランジスタ13、増幅トランジスタ14、および選択トランジスタ15の4つのトランジスタを能動素子として有する。
光電変換素子11は、入射光をその光量に応じた量の電荷(ここでは電子)に光電変換する。
転送トランジスタ12は、光電変換素子11とフローティングディフュージョンFDとの間に接続され、転送制御線LTxを通じてそのゲート(転送ゲート)に駆動信号が与えられることで、光電変換素子11で光電変換された電子をフローティングディフュージョンFDに転送する。
リセットトランジスタ13は、電源ラインLVDDとフローティングディフュージョンFDとの間に接続され、リセット制御線LRSTを通してそのゲートにリセット信号が与えられることで、フローティングディフュージョンFDの電位を電源ラインLVDDの電位にリセットする。
フローティングディフュージョンFDには、増幅トランジスタ14のゲートが接続されている。増幅トランジスタ14は、選択トランジスタ15を介して信号線16に接続され、画素部外の定電流源とソースフォロアを構成している。
そして、選択制御線LSELを通してアドレス信号(セレクト信号)が選択トランジスタ15のゲートに与えられ、選択トランジスタ15がオンすると、増幅トランジスタ14はフローティングディフュージョンFDの電位を増幅してその電位に応じた電圧を信号線16に出力する。信号線16を通じて、各画素から出力された電圧は、カラム回路(列処理回路)に出力される。
この画素のリセット動作とは、光電変換素子11に蓄積されている電荷を、転送トランジスタ12をオンし、光電変換素子11に蓄積された電荷をフローティングディフュージョンFDに転送してはき出すことになる。
このとき、フローティングディフュージョンFDは事前に光電変換素子11の電荷を受け取れるように、リセットトランジスタ13をオンして電荷を電源側にはきすてている。あるいは転送トランジスタ12をオンしている間、これと並行としてリセットトランジスタ13をオンにして、直接電源に電荷をはきすてる場合もある。
これら一連の動作が「画素リセット動作」である。
一方読み出し動作では、まずリセットトランジスタ13をオンにしてフローティングディフュージョンFDをリセットし、その状態でオンされた選択トランジスタ15を通じて出力信号線16に出力する。この出力は、P相出力と呼ばれる。
次に、転送トランジスタ12をオンにして光電変換素子11に蓄積された電荷をフローティングディフュージョンFDに転送し、その出力を出力信号線16に出力する。この出力は、D相出力と呼ばれる。
画素回路外部でD相出力とP相出力の差分をとり、フローティングディフュージョンFDのリセットノイズをキャンセルして画像信号とする。
これら一連の動作が「画素読み出し動作」である。
図2は、図1の画素を2次元アレイ状に配置したCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の一般的な構成例を示す図である。
図2のCMOSイメージセンサ20は、図1に示した画素回路を2次元アレイ状に配置した画素部21、画素駆動回路(垂直駆動回路)22、およびカラム回路(列処理回路)23により構成されている。
画素駆動回路22は、各行の画素の転送トランジスタ12リセットトランジスタ13、選択トランジスタ15のオン、オフを制御する。
カラム回路23は、画素駆動回路22により読み出し制御された画素行のデータを受け取り、後段の信号処理回路に転送する回路である。
このような構成を有する固体撮像素子は、各種携帯端末機器、デジタルスチルカメラ、デジタル一眼レフカメラ、デジタルビデオカメラなどの画像入力装置として使われている。
そして、固体撮像素子は、その用途により順次読み出し以外にも様々な読み出しが行われる(たとえば特許文献1,2,3参照)。
たとえば、全画素を順次読み出しするよりも高速フレームでの読み出しを行いたい場合には、3行間引き加算読み出しなどが行われる。
特開2001−298748号公報 特開2005−191814号公報 特開2006−333035号公報
前述したように、全画素を順次読み出しするよりも高速フレームでの読み出しを行いたい場合には、3行間引き加算読み出しなどが行われることがあるが、単に間引くだけでは偽色などの問題が発生するため、同色3行分の画素信号を加算しての読み出しが行われる。
図3は、従来の同色3行分の画素信号を加算しての読み出し処理を説明するための図である。
この場合、加算中心行はL3,L6,L9・・・となるため、R(赤)行は1行目から、B(青)行は4行目から読み出され、R行3行、B行3行が交互に読み出される。
ところが、上下共有画素を使用している場合、6行毎に共有画素の読み出し順が入れ替わってしまう。
具体的には、図3を例にとると、7行目、8行目がそれにあたる。それ以外の行ではR行、B行のペアで見ると、R行が先に読み出され、B行はR行の後で読み出されている。
共有画素では一般的にリセットトランジスタ、増幅トランジスタ、選択トランジスタが共有されており、リセット状態の違いにより先読み行と後読み行で画素出力に違いが生じることが原因と考えられている。
すなわち、6行毎に画素出力値の異なる行が存在することになり、横筋に見えてしまう。5行間引きの場合には10行に2行の割合で横筋が発生し、割合は変化するが、行間引き加算読み出しを行う場合には常に同様の問題が発生する。
本発明は、複数行間引き加算読み出しを行う場合の読み出し順に起因する横筋の発生を防止することが可能な固体撮像素子およびその駆動方法、並びにカメラシステムを提供することにある。
本発明の第1の観点の固体撮像素子は、光信号を電気信号に変換し、その電気信号を露光時間に応じて蓄積する機構を有する複数の色画素が行列状に配列された画素部と、上記画素部のリセット、信号蓄積および出力を行うように駆動可能な画素駆動部と、を有し、上記画素駆動部は、上記画素部から色画素ごとの複数行間引き加算読み出しを行うように駆動可能で、1番目に読み出す色画素の複数行の間引き加算読み出しを複数回連続して行う。
好適には、上記画素駆動部は、少なくとも1番目に読み出す色画素の複数行間引き加算読み出しを複数回連続して行った後、異なる色画素の複数行の間引き加算読み出しを交互に行う。
好適には、上記画素駆動部は、少なくとも1番目に読み出す第1色画素の複数行間引き加算読み出しを複数回連続して行った後、上記第1の画素と異色画素である第2色画素の複数行間引き加算読み出しと、上記第1色画素の複数行間引き加算読み出しとを交互に行う。
好適には、上記画素部において、複数の色画素のリセット部および信号出力部が共有化されており、上記画素駆動部は、上記共有画素の読み出しは、所定の色画素を先に行う。
好適には、上記画素部において、上記行列配列の行方向に複数の色画素のリセット部および信号出力部が共有化されている。
好適には、上記画素部において、上記行列配列の行方向に隣接する第1色画素と第2色画素とがリセット部および信号出力部が共有化されており、上記画素駆動部は、共有化画素のうち第1色画素を先に読み出す。
好適には、上記画素部において、上記第1色画素は奇数行または偶数行に配列され、上記第2色画素は偶数行または奇数行に配列され、上記画素駆動部は、上記第1色画素および上記第2色画素の1行おきに連続する複数行分を1回の上記複数行間引きの読み出し単位として、1番目に読み出す第1色画素の上記読み出し単位の複数行間引き加算読み出しを複数回連続して行った後、上記第1色画素と異色画素である第2色画素の複数行間引き加算読み出しと、上記第1色画素の複数行間引き加算読み出しとを交互に行う。
好適には、上記画素駆動部は、上記読み出し単位が奇数行分の複数行間引き加算読み出しである場合には、上記第1色画素の次に読み出す上記第2色画素の読み出しを、上記読み出し単位の複数行における加算中心行の次の行から行う。
好適には、上記画素駆動部は、上記読み出し単位が偶数行分の複数行間引き加算読み出しである場合には、上記第1色画素の次に読み出す上記第2色画素の読み出しを、上記読み出し単位の複数行における加算中心行から行う。
本発明の第2の観点の固体撮像素子は、光信号を電気信号に変換し、その電気信号を露光時間に応じて蓄積する機構を有する複数の色画素が行列状にかつベイヤ配列された画素部と、上記画素部のリセット、信号蓄積および出力を行うように駆動可能な画素駆動部と、を有し、上記画素駆動部は、上記画素部から色画素ごとの複数行間引き加算読み出しを行うように駆動可能で、少なくとも1番目に読み出す色画素の複数行間引き加算読み出しを複数回連続して行った後、異なる色画素の複数行の間引き加算読み出しを交互に行う。
好適には、上記画素部において、上記行列配列の行方向に隣接する第1色画素と第2色画素とがリセット部および信号出力部が共有化されており、上記画素駆動部は、上記第1色画素および上記第2色画素の1行おきに連続する複数行分を1回の上記複数行間引きの読み出し単位として、1番目に読み出す第1色画素の上記読み出し単位の複数行間引き加算読み出しを複数回連続して行った後、上記第1の画素と異色画素である第2色画素の複数行間引き加算読み出しと、上記第1色画素の複数行間引き加算読み出しとを交互に行う。
本発明の第3の観点は、光信号を電気信号に変換し、その電気信号を露光時間に応じて蓄積する機構を有する複数の色画素が行列状に配列された画素部と、上記画素部のリセット、信号蓄積および出力を行うように駆動可能で、上記画素部から色画素ごとの複数行間引き加算読み出しを行うように駆動可能な画素駆動部と、を含む固体撮像素子の駆動方法であって、1番目に読み出す色画素の複数行間引き加算読み出しを複数回連続して行った後、異なる色画素の複数行の間引き加算読み出しを交互に行う。
本発明の第4の観点のカメラシステムは、固体撮像素子と、上記撮像素子に被写体像を結像する光学系と、上記撮像素子の出力画像信号を処理する信号処理回路と、を有し、上記固体撮像素子は、光信号を電気信号に変換し、その電気信号を露光時間に応じて蓄積する機構を有する複数の色画素が行列状に配列された画素部と、上記画素部のリセット、信号蓄積および出力を行うように駆動可能な画素駆動部と、を有し、上記画素駆動部は、上記画素部から色画素ごとの複数行間引き加算読み出しを行うように駆動可能で、1番目の読み出す色画素の複数行間引き加算読み出しを複数間連続して行う。
本発明によれば、画素駆動部は、画素部から色画素ごとの複数行間引き加算読み出しを行う際に、1番目に読み出す色画素の複数行間引き加算読み出しを複数間連続して行い、その後は、たとえば異なる色画素の複数行の間引き加算読み出しを交互に行う。
本発明によれば、複数行間引き加算読み出しを行う場合の読み出し順に起因する横筋の発生を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に関連付けて説明する。
図4は、本発明の実施形態に係るCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の構成例を示す図である。
本CMOSイメージセンサ100は、画素部101、画素駆動部としての画素駆動回路(垂直駆動回路)102、読み出し制御部103、およびカラム回路(列処理回路)104を有する。
画素部101は、複数の画素101Aが2次元状(マトリクス状)に配列されている。
画素部101は、たとえば各色画素R,Gr,Gb,Bが図5に示すよう名配列、すなわちベイヤ配列として形成されている。
図6は、本実施形態に係る4つのトランジスタで構成されるCMOSイメージセンサの共有画素の一例を示す図である。
この画素101Aは、たとえばフォトダイオードからなる光電変換素子111を有し、この1個の光電変換素子111に対して、転送トランジスタ112、リセットトランジスタ113、増幅トランジスタ114、および選択トランジスタ115の4つのトランジスタを能動素子として有する。
そして、本実施形態においては、隣接する2つの画素、たとえば画素配列の上下(行方向)に隣接する画素同士が、リセット部を形成するリセットトランジスタ113、信号出力部を形成する増幅トランジスタ114、および選択トランジスタ115を共有している。
光電変換素子111は、入射光をその光量に応じた量の電荷(ここでは電子)に光電変換する。
転送トランジスタ112は、光電変換素子111とフローティングディフュージョンFDとの間に接続され、転送制御線LTxを通じてそのゲート(転送ゲート)に制御信号Txが与えられることで、光電変換素子111で光電変換された電子をフローティングディフュージョンFDに転送する。
リセットトランジスタ113は、電源ラインLVDDとフローティングディフュージョンFDとの間に接続され、リセット制御線LRSTを通してそのゲートに制御信号RSTが与えられることで、フローティングディフュージョンFDの電位を電源ラインLVDDの電位にリセットする。
フローティングディフュージョンFDには、増幅トランジスタ114のゲートが接続されている。増幅トランジスタ114は、選択トランジスタ115を介して信号線116に接続され、画素部外の定電流源とソースフォロアを構成している。
そして、選択制御線LSELを通して制御信号(アドレス信号またはセレクト信号)SELが選択トランジスタ115のゲートに与えられ、選択トランジスタ115がオンすると、増幅トランジスタ114はフローティングディフュージョンFDの電位を増幅してその電位に応じた電圧を信号線LSGNに出力する。信号線LSGNを通じて、各画素から出力された電圧は、カラム回路104に出力される。
これらの動作は、たとえば転送トランジスタ112、リセットトランジスタ113、および選択トランジスタ115の各ゲートが行単位で接続されていることから、1行分の各画素について同時並列的に行われる。
画素駆動回路102は、読み出し制御部103の制御の下、各リセット制御線LRST、転送制御線LTx、および選択制御線LSELが接続される制御線に各制御信号を出力する。
画素駆動回路102による画素駆動により、たとえば複数行間引き加算読み出しが行われる。
画素駆動回路102は、画素部101のリセット、信号蓄積および出力を行うように駆動可能である。
画素駆動回路102は、画素部101から色画素ごとの複数行間引き加算読み出しを行うように駆動する機能を有し、1番目に(最初に)読み出す第1色画素(たとえばR画素)の複数行の間引き加算読み出しを複数回(たとえば2回)連続して行うように画素部101を駆動する。
画素駆動回路102は、少なくとも1番目に読み出す色画素の複数行間引き加算読み出しを複数回連続して行った後、異なる色画素の複数行の間引き加算読み出しを交互に行う。
具体的には、画素駆動回路102は、少なくとも1番目に読み出す第1色画素(たとえばR画素)の複数行間引き加算読み出しを複数回連続して行った後、第1色画素(たとえばR画素)と異色画素である第2色画素(たとえばB画素)の複数行間引き加算読み出しと、第1色画素の複数行間引き加算読み出しとを交互に行うように画素部101を駆動する。
本実施形態においては、上述したように、画素部101において、たとえば行列配列の行方向(図中の上下方向)に隣接する複数(本実施形態では2)の色画素のリセット部(リセットトランジスタ)および信号出力部(増幅トランジスタおよび選択トランジスタ)が共有化されている。
そして、画素駆動回路102は、この共有画素の複数行間引き加算読み出しにおいては、所定の色画素、本実施形態においては第1色画素(R画素)を先に行う。
本実施形態の画素部101において、第1色画素(R画素)は奇数行L1,L3,L5・・・に配列され、第2色画素(B画素)は偶数行L2,L4,L6,・・・に配列されている。なお、第1色画素(R画素)が偶数行、第2色画素が奇数行に配列される場合もある。
そして、画素駆動回路102は、第1色画素(R画素)および第2色画素(B画素)の1行おきに連続する複数行分(たとえば3行分、4行分、5行分・・・を1回の複数行間引きの読み出し単位RDUTとして、共有画素の複数行間引き加算読み出し駆動を行う。
画素駆動回路102は、1番目に読み出す第1色画素(R画素)の読み出し単位RDUTの複数行間引き加算読み出しを複数回(たとえば2回)連続して行った後、第1色画素(R画素)と異色画素である第2色画素(B画素)の間引き加算読み出しと、第1色画素(R画素)の複数行間引き加算読み出しとを1回ずつ交互に行うように画素部101を駆動する。
また、画素駆動回路102は、読み出し単位RDUTが奇数行分の複数行間引き加算読み出しである場合には、第1色画素(R画素)の次に読み出す第2色画素(B画素)の読み出しを、読み出し単位RDUTの複数行の加算中心行の次の行から行う。
画素駆動回路102は、読み出し単位が偶数行分の複数行間引き加算読み出しである場合には、第1色画素(R画素)の次に読み出す第2色画素(B画素)の読み出しを、読み出し単位RDUTの複数行の加算中心行から行う。
読み出し制御部103は、たとえば奇数行加算読み出し処理、偶数行加算読み出し処理等の各複数行読み出し処理を、画素駆動回路102およびカラム回路104を通して制御する。
カラム回路104は、画素駆動回路102により読み出し制御された画素行のデータを受け取り、後段の信号処理回路に転送する回路である。
以下、本実施形態の特徴的な機能である複数行間引き加算読み出し機能について具体例をあげて説明する。
ここではまず、3行間引き加算時の読み出しを例にとって、図7に関連付け説明する。
図7の例において、第1色画素がR画素であり、第2色画素がB画素である。
そして、図7に示すように、第1色画素であるR画素は奇数行L1,L3,L5・・・に配列され、第2色画素であるB画素は偶数行L2,L4,L6,・・・に配列されている。
この場合、3行間引き加算読み出し処理であり、奇数行である第1行L1,第3行L3,第5行L5のR画素によりR画素の第1読み出し単位RDUT1Rが形成されている。
この第1読み出し単位RDUT1Rの加算中心行ACL1は第3行L3にある。
第7行L7,第9行L9,第11行L11のR画素によりR画素の第2読み出し単位RDUT2Rが形成されている。
この第2読み出し単位RDUT2Rの加算中心行ACL2は第9行L9にある。
第13行L13,第15行L15,第17行L17のR画素によりR画素の第3読み出し単位RDUT3Rが形成されている。
この第3読み出し単位RDUT3Rの加算中心行ACL3は第15行L15にある。
第19行L19,第21行L21,第23行L23のR画素によりR画素の第4読み出し単位RDUT4Rが形成されている。
この第4読み出し単位RDUT4Rの加算中心行ACL4は第21行L21にある。
同様に、偶数行である第4行L4,第6行L6,第8行L8のB画素によりB画素の第1読み出し単位RDUT1Bが形成されている。
第10行L10,第12行L12,第14行L14のB画素によりB画素の第2読み出し単位RDUT2Bが形成されている。
第16行L16,第18行L18,第20行L20のB画素によりB画素の第3読み出し単位RDUT3Bが形成されている。
このような構成の画素部における3行間引き加算読み出しは、最初に読み出すのはR画素の第1読み出し単位RDUT1Rを形成する第1行L1,第3行L3,第5行L5のR画素である。
続いて読み出すのは、同色のR画素の第2読み出し単位RDUT2Rを形成する第7行L7,第9行L9,第11行L11のR画素である。
その後に読み出すのは異色行であるB画素の第1読み出し単位RDUT1Bを形成する第4行L4,第6行L6,第8行L8のB画素である。
次に読み出すのは異色行であるR画素の第3読み出し単位RDUT3Rを形成する第13行L13,第15行L15,第17行L17のR画素である。
次に読み出すのは異色行であるB画素の第2読み出し単位RDUT2Bを形成する第10行L10,第12行L12,第14行L14のB画素である。
このように、R画素の読み出し単位を2つ連続で読み出した後、R画素と異色画素であるB画素の複数行間引き加算読み出しと、R画素の複数行間引き加算読み出しとを交互に行うことにより、加算中心行ACL1,ACL2,ACL3,・・・は行L3,L6,L9・・・と一般的な方法と変わらないが、常に共有画素のR行が先に読み出され、B行が後で読み出される。
すなわち、共有画素の読み出し順が入れ替わることによる横筋の発生は防止することができる。また、加算すべき3行のデータは連続して読み出されるため、加算を行うためにメモリなどの記憶素子を追加で必要とすることも無い。
ここでは3行間引きを例に挙げたが、3行以外の行間引き加算読み出しでも同様に最初に読み出す行のみ連続して複数(本実施形態では2)セット同色を読み出し、その後、交互に読み出しを行うことで同等の効果が得られる。
また、このような読み出しを行った場合、最終行は先読み行、後読み行の関係が逆転してしまうが、その分のダミー行を作製しておくことで問題は生じない。
図8(A)は、本実施形態の4行間引き加算時の読み出し例を示す図である。
また、図9(A)は、本実施形態の5行間引き加算時の読み出し例を示す図である。
なお、図8(B)および図9(B)においては、本実施形態の方法を採用していない場合の4行および5行間引き加算読み出し例を示している。
図8(A)の場合、4行間引き加算読み出し処理であり、奇数行である第1行L1,第3行L3,第5行L5,第7行L7のR画素によりR画素の第1読み出し単位RDUT1Rが形成されている。
この第1読み出し単位RDUT1Rの加算中心行ACL1は第4行L4にある。
第9行L9,第11行L11,第13行L13,第15行L15のR画素によりR画素の第2読み出し単位RDUT2Rが形成されている。
この第2読み出し単位RDUT2Rの加算中心行ACL2は第12行L12にある。
第17行L17,第19行L19,第21行L21,第23行L23のR画素によりR画素の第3読み出し単位RDUT3Rが形成されている。
この第3読み出し単位RDUT3Rの加算中心行ACL3は第20行L20にある。
第25行L25,第27行L27,第29行L29,第31行L31のR画素によりR画素の第4読み出し単位RDUT4Rが形成されている。
この第4読み出し単位RDUT4Rの加算中心行ACL4は第28行L28にある。
同様に、偶数行である第4行L4,第6行L6,第8行L8,第10行L10のB画素によりB画素の第1読み出し単位RDUT1Bが形成されている。
第12行L12,第14行L14,第16行L16,第18行L18のB画素によりB画素の第2読み出し単位RDUT2Bが形成されている。
第20行L20,第22行L22,第24行L24,第26行L26のB画素によりB画素の第3読み出し単位RDUT3Bが形成されている。
このような構成の画素部における4行間引き加算読み出しは、最初に読み出すのはR画素の第1読み出し単位RDUT1Rを形成する第1行L1,第3行L3,第5行L5,第7行L7のR画素である。
続いて読み出すのは、同色のR画素の第2読み出し単位RDUT2Rを形成する第9行L9,第11行L11,第13行L13,第15行L15のR画素である。
その後に読み出すのは異色行であるB画素の第1読み出し単位RDUT1Bを形成する第4行L4,第6行L6,第8行L8,第10行L10のB画素である。
次に読み出すのは異色行であるR画素の第3読み出し単位RDUT3Rを形成する第17行L17,第19行L19,第21行L21,第23行L23のR画素である。
次に読み出すのは異色行であるB画素の第2読み出し単位RDUT2Bを形成する第12行L12,第14行L14,第16行L16,第18行L18のB画素である。
次に読み出すのは異色行であるR画素の第3読み出し単位RDUT4Rを形成する第25行L25,第27行L27,第29行L29,第31行L31のR画素である。
次に読み出すのは異色行であるB画素の第2読み出し単位RDUT3Bを形成する第20行L20,第22行L22,第24行L24,第26行L26のB画素である。
このように、R画素の読み出し単位を2つ連続で読み出した後、R画素と異色画素であるB画素の複数行間引き加算読み出しと、R画素の複数行間引き加算読み出しとを交互に行うことにより、加算中心行ACL1,ACL2,ACL3,・・・は行L4,L12,L20・・・と一般的な方法と変わらないが、常に共有画素のR行が先に読み出され、B行が後で読み出される。
すなわち、共有画素の読み出し順が入れ替わることによる横筋の発生は防止することができる。また、加算すべき4行のデータは連続して読み出されるため、加算を行うためにメモリなどの記憶素子を追加で必要とすることも無い。
また、図9(A)の場合、5行間引き加算読み出し処理であり、奇数行である第1行L1,第3行L3,第5行L5,第7行L7,第9行L9のR画素によりR画素の第1読み出し単位RDUT1Rが形成されている。
この第1読み出し単位RDUT1Rの加算中心行ACL1は第5行L5にある。
第11行L11,第13行L13,第15行L15,第17行L17,第19行L19のR画素によりR画素の第2読み出し単位RDUT2Rが形成されている。
この第2読み出し単位RDUT2Rの加算中心行ACL2は第15行L15にある。
第21行L21,第23行L23,第25行L25,第27行L27,第29行L29のR画素によりR画素の第3読み出し単位RDUT3Rが形成されている。
この第3読み出し単位RDUT3Rの加算中心行ACL3は第25行L25にある。
第31行L31,第33行L33,第35行L35,第37行L37,第39行L39のR画素によりR画素の第4読み出し単位RDUT4Rが形成されている。
この第4読み出し単位RDUT4Rの加算中心行ACL4は第35行L35にある。
同様に、偶数行である第6行L6,第8行L8,第10行L10,第12行L12,第14行L14のB画素によりB画素の第1読み出し単位RDUT1Bが形成されている。
第16行L16,第18行L18,第20行L20,第22行L22,第24行L24のB画素によりB画素の第2読み出し単位RDUT2Bが形成されている。
このような構成の画素部における5行間引き加算読み出しは、最初に読み出すのはR画素の第1読み出し単位RDUT1Rを形成する第1行L1,第3行L3,第5行L5,第7行L7,第9行L9のR画素である
続いて読み出すのは、同色のR画素の第2読み出し単位RDUT2Rを形成する第11行L11,第13行L13,第15行L15,第17行L17,第19行L19のR画素である。
その後に読み出すのは異色行であるB画素の第1読み出し単位RDUT1Bを形成する第6行L6,第8行L8,第10行L10,第12行L12,第14行L14のB画素である。
次に読み出すのは異色行であるR画素の第3読み出し単位RDUT3Rを形成する第21行L21,第23行L23,第25行L25,第27行L27,第29行L29のR画素である。
次に読み出すのは異色行であるB画素の第2読み出し単位RDUT2Bを形成する第16行L16,第18行L18,第20行L20,第22行L22,第24行L24のB画素である。
このように、R画素の読み出し単位を2つ連続で読み出した後、R画素と異色画素であるB画素の複数行間引き加算読み出しと、R画素の複数行間引き加算読み出しとを交互に行うことにより、加算中心行ACL1,ACL2,ACL3,・・・は行L5,L15,L25・・・と一般的な方法と変わらないが、常に共有画素のR行が先に読み出され、B行が後で読み出される。
すなわち、共有画素の読み出し順が入れ替わることによる横筋の発生は防止することができる。また、加算すべき5行のデータは連続して読み出されるため、加算を行うためにメモリなどの記憶素子を追加で必要とすることも無い。
これに対して、本方法を採用しない場合には、図8(B)および図9(B)に示すように、共有画素の読み出し順が入れ替わることから、横筋の発生を防止することはできない。
ここで、本発明が適用できる範囲について説明する。
本発明の実施形態においては、奇数行加算、偶数行加算に関わらず、全ての複数行加算読み出しに適用できる。
なお、複数行加算読み出しの場合にR行、B行の読み出し順が入れ替わってしまうのは下記の行である。
<奇数行加算の場合>
A行加算の時、読み出し順が入れ替わるのは下記を満たす行である。
[数1]
Am+B
A:加算行数、奇数
加算中心 nA (n:自然数)
m:2以上の偶数
B:A未満の自然数
<偶数行加算の場合>
A行加算の時、読み出し順が入れ替わるのは下記を満たす行である。
[数2]
Am+B
A:加算行数、偶数
加算中心 R行:A+2(n-1)A (n:自然数)
B行:2nA-1 (n:自然数)
m:2以上の偶数
B:(A-1)未満の自然数
以上説明したように、本実施形態によれば、画素部101から色画素ごとの複数行間引き加算読み出しを行う機能を有し、1番目に(最初に)読み出す第1色画素(たとえばR画素)の複数行の間引き加算読み出しを複数回(たとえば2回)連続して行うように画素部101を駆動し、1番目に読み出す色画素の複数行間引き加算読み出しを複数回連続して行った後、異なる色画素の複数行の間引き加算読み出しを交互に行うことから、以下の効果を得ることができる。
理想的な画素、CDS回路であれば、読み出し順による横筋ノイズは発生しないが、画素狭小化や低電源電圧化によって、受光部と配線間の寄生容量差やブルーミングの上下画素間差によって、横筋ノイズ問題が大きくなる。
本実施形態によって、加算に要するメモリ等の素子を増加させること無く共有画素の読み出し順に起因する横筋の発生を防止することができる。
なお、各実施形態に係るCMOSイメージセンサは、特に限定されないが、たとえば列並列型のアナログ−デジタル変換装置(以下、ADC(Analog digital converter)と略す)を搭載したCMOSイメージセンサとして構成することも可能である。
このような効果を有する固体撮像素子は、デジタルカメラやビデオカメラの撮像デバイスとして適用することができる。
図10は、本発明の実施形態に係る固体撮像素子が適用されるカメラシステムの構成の一例を示す図である。
本カメラシステム200は、図10に示すように、本実施形態に係るCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)100が適用可能な撮像デバイス210と、この撮像デバイス210の画素領域に入射光を導く(被写体像を結像する)光学系、たとえば入射光(像光)を撮像面上に結像させるレンズ220と、撮像デバイス210を駆動する駆動回路(DRV)230と、撮像デバイス210の出力信号を処理する信号処理回路(PRC)240と、を有する。
駆動回路230は、撮像デバイス210内の回路を駆動するスタートパルスやクロックパルスを含む各種のタイミング信号を生成するタイミングジェネレータ(図示せず)を有し、所定のタイミング信号で撮像デバイス210を駆動する。
また、信号処理回路240は、撮像デバイス210の出力信号に対してCDS(Correlated Double Sampling;相関二重サンプリング)などの信号処理を施す。
信号処理回路240で処理された画像信号は、たとえばメモリなどの記録媒体に記録される。記録媒体に記録された画像情報は、プリンタなどによってハードコピーされる。また、信号処理回路240で処理された画像信号を液晶ディスプレイ等からなるモニターに動画として映し出される。
上述したように、デジタルスチルカメラ等の撮像装置において、撮像デバイス31として、先述した撮像素子100を搭載することで、高精度なカメラが実現できる。
4つのトランジスタで構成されるCMOSイメージセンサの画素例を示す図である。 図1の画素を2次元アレイ状に配置したCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の一般的な構成例を示す図である。 従来の同色3行分の画素信号を加算しての読み出し処理を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の構成例を示す図である。 ベイヤ配列を示す図である。 本実施形態に係る4つのトランジスタで構成されるCMOSイメージセンサの共有画素の一例を示す図である。 本実施形態の3行間引き加算時の読み出し例を示す図である。 本実施形態の4行間引き加算時の読み出し例を示す図である。 本実施形態の5行間引き加算時の読み出し例を示す図である。 本発明の実施形態に係る固体撮像素子が適用されるカメラシステムの構成の一例を示す図である。
符号の説明
100・・・固体撮像素子、101・・・画素部、101A・・・画素、102・・・画素駆動回路、103・・・読み出し制御部、104・・・カラム回路、110・・・リセット回路、111・・・光電変換素子、112・・・転送トランジスタ、113・・・リセットトランジスタ、114・・・増幅トランジスタ、115・・・選択トランジスタ、200・・・カメラシステム、210・・・撮像デバイス、220・・・駆動回路、230・・・レンズ、240・・・信号処理回路。

Claims (13)

  1. 光信号を電気信号に変換し、その電気信号を露光時間に応じて蓄積する機構を有する複数の色画素が行列状に配列された画素部と、
    上記画素部のリセット、信号蓄積および出力を行うように駆動可能な画素駆動部と、を有し、
    上記画素駆動部は、
    上記画素部から色画素ごとの複数行間引き加算読み出しを行うように駆動可能で、1番目に読み出す色画素の複数行の間引き加算読み出しを複数回連続して行う
    固体撮像素子。
  2. 上記画素駆動部は、
    少なくとも1番目に読み出す色画素の複数行間引き加算読み出しを複数回連続して行った後、
    異なる色画素の複数行の間引き加算読み出しを交互に行う
    請求項1記載の固体撮像素子。
  3. 上記画素駆動部は、
    少なくとも1番目に読み出す第1色画素の複数行間引き加算読み出しを複数回連続して行った後、
    上記第1の画素と異色画素である第2色画素の複数行間引き加算読み出しと、上記第1色画素の複数行間引き加算読み出しとを交互に行う
    請求項2記載の固体撮像素子。
  4. 上記画素部において、
    複数の色画素のリセット部および信号出力部が共有化されており、
    上記画素駆動部は、
    上記共有画素の読み出しは、所定の色画素を先に行う
    請求項1記載の固体撮像素子。
  5. 上記画素部において、
    上記行列配列の行方向に複数の色画素のリセット部および信号出力部が共有化されている
    請求項4記載の固体撮像素子。
  6. 上記画素部において、
    上記行列配列の行方向に隣接する第1色画素と第2色画素とがリセット部および信号出力部が共有化されており、
    上記画素駆動部は、
    共有化画素のうち第1色画素を先に読み出す
    請求項5記載の固体撮像素子。
  7. 上記画素部において、
    上記第1色画素は奇数行または偶数行に配列され、
    上記第2色画素は偶数行または奇数行に配列され、
    上記画素駆動部は、
    上記第1色画素および上記第2色画素の1行おきに連続する複数行分を1回の上記複数行間引きの読み出し単位として、
    1番目に読み出す第1色画素の上記読み出し単位の複数行間引き加算読み出しを複数回連続して行った後、
    上記第1色画素と異色画素である第2色画素の複数行間引き加算読み出しと、上記第1色画素の複数行間引き加算読み出しとを交互に行う
    請求項6記載の固体撮像素子。
  8. 上記画素駆動部は、
    上記読み出し単位が奇数行分の複数行間引き加算読み出しである場合には、上記第1色画素の次に読み出す上記第2色画素の読み出しを、上記読み出し単位の複数行における加算中心行の次の行から行う
    請求項7記載の固体撮像素子。
  9. 上記画素駆動部は、
    上記読み出し単位が偶数行分の複数行間引き加算読み出しである場合には、上記第1色画素の次に読み出す上記第2色画素の読み出しを、上記読み出し単位の複数行における加算中心行から行う
    請求項7記載の固体撮像素子。
  10. 光信号を電気信号に変換し、その電気信号を露光時間に応じて蓄積する機構を有する複数の色画素が行列状にかつベイヤ配列された画素部と、
    上記画素部のリセット、信号蓄積および出力を行うように駆動可能な画素駆動部と、を有し、
    上記画素駆動部は、
    上記画素部から色画素ごとの複数行間引き加算読み出しを行うように駆動可能で、少なくとも1番目に読み出す色画素の複数行間引き加算読み出しを複数回連続して行った後、異なる色画素の複数行の間引き加算読み出しを交互に行う
    固体撮像素子。
  11. 上記画素部において、
    上記行列配列の行方向に隣接する第1色画素と第2色画素とがリセット部および信号出力部が共有化されており、
    上記画素駆動部は、
    上記第1色画素および上記第2色画素の1行おきに連続する複数行分を1回の上記複数行間引きの読み出し単位として、
    1番目に読み出す第1色画素の上記読み出し単位の複数行間引き加算読み出しを複数回連続して行った後、
    上記第1の画素と異色画素である第2色画素の複数行間引き加算読み出しと、上記第1色画素の複数行間引き加算読み出しとを交互に行う
    請求項10記載の固体撮像素子。
  12. 光信号を電気信号に変換し、その電気信号を露光時間に応じて蓄積する機構を有する複数の色画素が行列状に配列された画素部と、
    上記画素部のリセット、信号蓄積および出力を行うように駆動可能で、上記画素部から色画素ごとの複数行間引き加算読み出しを行うように駆動可能な画素駆動部と、を含む固体撮像素子の駆動方法であって、
    1番目に読み出す色画素の複数行間引き加算読み出しを複数回連続して行った後、
    異なる色画素の複数行の間引き加算読み出しを交互に行う
    固体撮像素子の駆動方法。
  13. 固体撮像素子と、
    上記撮像素子に被写体像を結像する光学系と、
    上記撮像素子の出力画像信号を処理する信号処理回路と、を有し、
    上記固体撮像素子は、
    光信号を電気信号に変換し、その電気信号を露光時間に応じて蓄積する機構を有する複数の色画素が行列状に配列された画素部と、
    上記画素部のリセット、信号蓄積および出力を行うように駆動可能な画素駆動部と、を有し、
    上記画素駆動部は、
    上記画素部から色画素ごとの複数行間引き加算読み出しを行うように駆動可能で、1番目の読み出す色画素の複数行間引き加算読み出しを複数間連続して行う
    カメラシステム。
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