JP6112963B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置に関するものである。
近年撮像装置の発展が目覚しい。撮像装置の各画素にマイクロレンズが形成されたイメージセンサを用いて瞳分割方式の焦点検出を行う装置が開示されている(特許文献1)。
特許文献1によると、撮像装置は撮影レンズの予定結像面に配置されている。また、撮像装置の1つの画素は受光部Aと受光部Bで構成されており、各受光部は撮影レンズ側に形成された撮像装置のマイクロレンズによって撮影レンズの瞳と略共役となるように配置されている。
焦点検出時には複数の画素の光電変換部AおよびBから各々信号が独立して読みだされ、これにより撮影レンズの瞳の互いに異なる位置を透過した光束による2つの像が生成される。また、2つの光電変換部AとBを加算することにより画像情報を得ることができる。
特開2003−244712号公報
しかしながら特許文献1では光電変換部A、Bの信号をそれぞれ独立して読み出すため、瞳分割数に対応する読み出しを行う転送トランジスタとそのスイッチを駆動するための駆動配線が必要となる。この転送トランジスタと駆動配線が増えることにより駆動配線間の短絡が生じやすくなる。これらの駆動配線同士が短絡した場合の画質に関して検討の余地があった。もしくはこのような短絡が生じないように駆動配線間の距離を取ってレイアウトした場合には、チップ面積の縮小化が困難であった。
上記課題に鑑み、本発明では、第1光電変換部と前記第1光電変換部に隣接する第2光電変換部とを含む複数の光電変換部と、前記第1光電変換部の電荷を転送する第1転送トランジスタと、前記第2光電変換部の電荷を転送する第2転送トランジスタと、前記第1転送トランジスタに駆動パルスを供給する第1駆動配線と、前記第2転送トランジスタに駆動パルスを供給する第2駆動配線と、前記第1駆動配線を駆動する第1駆動部と、前記第2駆動配線を駆動する第2駆動部と、を有し、前記第1駆動部が前記第1転送トランジスタに対し、前記第1転送トランジスタが導通状態となる駆動パルスを供給し、且つ、前記第2駆動部が前記第2転送トランジスタに対し、前記第2転送トランジスタが非導通状態となる駆動パルスを供給している期間の前記第2駆動部の出力インピーダンスが、前記第1駆動が前記第1転送トランジスタに対し、前記第1転送トランジスタが導通状態となる駆動パルスを供給し、且つ、前記第2駆動が前記第2転送トランジスタに対し、前記第2転送トランジスタが導通状態となる駆動パルスを供給している期間の前記第2駆動部の出力インピーダンスよりも高いことを特徴とする。
本発明によれば、例えば、駆動配線同士を近接して配置することが可能となる。
実施形態における概念図。 実施例1の撮像装置の概念図。 実施例1の撮像装置の駆動パルス図の一例を示す図。 参考例の撮像装置の概念図 実施例2の撮像装置の概念図 実施例2の撮像装置の駆動パルス図の一例を示す図。 実施例3の撮像装置の概念図 実施例3の撮像装置の駆動パルス図の一例を示す図 実施例4の撮像装置の概念図 実施例4の撮像装置の駆動パルス図の一例を示す図
図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下の説明では、画素のトランジスタをNMOSトランジスタで構成した例を説明する。画素のトランジスタをPMOSトランジスタで構成する場合には電圧の極性を全て逆にすればよい。
本発明は、各転送トランジスタに駆動パルスを供給する駆動部の構成に特徴を有する。図1に本発明の実施形態を説明するための図を示す。
特徴的な構成として、駆動部の出力インピーダンスを、各転送トランジスタが導通状態となる駆動パルスを供給している期間と、非導通状態となる駆動パルスを供給している期間とで異ならせている。
図1を用いて本実施形態を説明する。
第1光電変換部101a、第2光電変換部101bはそれぞれ入射光を電荷に変換する。第2光電変換部は第1光電変換部に隣接して配される。第1転送トランジスタ102a、第2転送トランジスタ102bはそれぞれ、第1光電変換部101a、第2光電変換部101bの電荷を転送する。
第1駆動配線109a、第2駆動配線109bは、第1転送トランジスタ102a、第2転送トランジスタ102bに駆動パルスを供給する。第1駆動配線109a、第2駆動配線109bの主たる部分は、例えば、同じ配線層で隣接して配される部分を有する。
第1駆動部110a、第2駆動部110bは第1駆動配線109a、第2駆動配線109bを駆動する。
図1(a)は、第1駆動部110aが第1転送トランジスタ102aに導通状態となる駆動パルスを供給し、第2駆動部110bが第2転送トランジスタ102bに非導通状態となる駆動パルスを供給している期間を示している。
図1(b)は、第1駆動部110aが第1転送トランジスタ102aに導通状態となる駆動パルスを供給し、第2駆動部110bが第2転送トランジスタ102bに導通状態となる駆動パルスを供給している期間を示している。
図1(a)における第2駆動部の出力インピーダンスをZ1とし、図1(b)における第2駆動部の出力インピーダンスをZ2とする。本実施形態では、Z1>Z2とすることを特徴としている。
このような構成とすることにより、第1駆動配線109aと第2駆動配線109bとを近接して配置することが可能となる。もしくは、仮に、第1駆動配線109aと第2駆動配線109bとが短絡した場合に、図1において点線で示した短絡箇所を介して流れる電流値を小さくすることができる。
以下、短絡箇所を介して流れる電流値を小さくすることができる理由を説明する。
図1(a)において第1駆動配線109aの電位と第2駆動配線109bの電位とに差が生じる。仮に第1駆動配線109aと第2駆動配線109bとが短絡するとこの電位差に基づく電流が流れ得る。この時流れる電流は、第2駆動部110bの出力インピーダンスの影響を受け得る。つまり出力インピーダンスが高ければ流れる電流が小さくなり、出力インピーダンスが低ければ流れる電流が相対的に大きくなる。ここで第2駆動部110bの出力インピーダンスを常に高くすると、例えば、第2駆動配線109bの電位を低い状態からこれに比べて高い状態とするのにかかる時間が長くなり得る。
したがって、図1(a)における第2駆動部110bの出力インピーダンスZ1が図1(b)における第2駆動部110bの出力インピーダンスZ2よりも高くする。これにより、実際に駆動配線の電位を所望の電位にするのにかかる時間を長くすることなく、仮に短絡した場合に流れる電流値を小さくすることができる。もしくは、実際に駆動配線の電位を所望の電位にするのにかかる時間を長くすることなく、第1及び第2駆動配線間の最短距離を短くすることが可能となる。
以下、本発明を具体的な実施例を挙げて説明する。各実施例は、本発明を実施するうえでの一例であり、本発明の概念の範囲内で適宜変更、組み合わせなどは可能である。
(実施例1)
本実施例の撮像装置を図2を用いて説明する。画素ユニット100A〜Dは複数の光電変換部を有する。光電変換部としてフォトダイオードを用いることができ、画素ユニット100Aはフォトダイオード101a、101bを有する。これらはそれぞれ第1光電変換部、第2光電変換部として機能し得る。
第1転送トランジスタ102a、第2転送トランジスタ102bは対応する光電変換部の電荷を転送する。
更に画素ユニット100はフローティングディフュージョン(FD)領域103、増幅素子104、リセットトランジスタ105、選択トランジスタ106を含み得る。
増幅素子104はMOSトランジスタで構成することができる。FD領域103は増幅素子104を構成するMOSトランジスタのゲートに電気的に接続される。FD領域103は複数の光電変換部に対して、一つの活性領域に設けられた共通の半導体領域で構成されていてもよいし、各光電変換部毎に独立した活性領域に設けられた複数の半導体領域により構成されていてもよい。後者の場合には、複数の半導体領域は導電体を用いて電気的に接続されるのがよい。
増幅素子104は複数の光電変換部に共通に設けられ得る。第1転送トランジスタ102aは第1光電変換部101aの電荷を増幅素子104に転送し、第2転送トランジスタ102bは第2光電変換部101bの電荷を増幅素子104に転送する。
不図示であるが、各画素ユニットに設けられる複数の光電変換部には単一のマイクロレンズで集光された光が入射し得る。このような構成にすることによって、撮像面での焦点検出動作を行なうことが可能となる。
増幅素子104を構成するMOSトランジスタは、ソースフォロアアンプの一部を構成し、FD領域103に転送された電荷の量に応じた信号を出力し得る。増幅素子104をMOSトランジスタで構成した場合には、そのゲートがソースフォロアアンプの入力ノードとなる。リセットトランジスタ105によって、FD領域103の電圧をリセットする。
本実施例において、増幅素子104を構成するMOSトランジスタ、リセットトランジスタ105のドレイン電圧は共通の電源電圧SVDDに設定されている。選択トランジスタ106は出力する行を選択する。
画素ユニット100Aの信号は垂直信号線107に読み出される。垂直信号線107には電流源108が電気的に接続される。電流源108は、増幅素子104を構成するMOSトランジスタにバイアス電流を供給する。また各垂直信号線107は列ごとに設けられた読み出し回路に電気的に接続されている。読み出し回路にはノイズ除去回路、増幅回路、AD変換回路を設けることができる。
画素ユニット100A内の第1転送トランジスタ102a、第2転送トランジスタ102bのゲートには、それぞれ第1駆動配線109a、第2駆動配線109bが接続される。同様にリセットトランジスタ105、選択トランジスタ106のゲートにもそれぞれの駆動配線が接続されている(不図示)。
第1駆動配線109a、第2駆動配線109bは、それぞれ、第1駆動部110a、第2駆動部110bに電気的に接続されている。第1駆動配線109a、第2駆動配線109bの主たる部分は、例えば、同じ配線層で構成され、各々が隣接して配される部分を有する。第1駆動部110a、第2駆動部110bはそれぞれ制御パルスTxA、TxBを入力とする第1バッファ111a、第2バッファ111bに接続されている。第1バッファ111a、第2バッファ111bは例えばインバータで構成することができる。
第1駆動部110aは、PMOSトランジスタ112a(第1スイッチ)とNMOSトランジスタ113a(第2スイッチ)とを有している。さらに第1駆動部110aは、NMOSトランジスタ113aの駆動力のn倍(n>0)の駆動力を有するNMOSトランジスタ114a(第6スイッチ)を有する。NMOSトランジスタ114aはNMOSトランジスタ113aと並列接続されるように配される。もしくは一つのNMOSトランジスタを分割して構成することもできる。NMOSトランジスタ113aの制御ノードであるゲートと、NMOSトランジスタ114aの制御ノードであるゲートは共通ノードである。したがってNMOSトランジスタ113aと、NMOSトランジスタ114aとは、共通の制御パルスで動作が制御される。
第2駆動部110bは、PMOSトランジスタ112b(第5スイッチ)とNMOSトランジスタ113b(第4スイッチ)とを有する。さらにNMOSトランジスタ113bの駆動力のn倍の駆動力を有するNMOSトランジスタ114b(第3スイッチ)を有する。NMOSトランジスタ114bはNMOSトランジスタ113bに並列接続されるように配される。
PMOSトランジスタ112a、NMOSトランジスタ113a、NMOSトランジスタ114a、NMOSトランジスタ114bの制御ノードは共通ノード(第1共通ノード)となっており、この共通ノードには制御パルスTxAの反転パルスが供給される。
PMOSトランジスタ112b、NMOSトランジスタ113bの制御ノードは共通ノード(第2共通ノード)となっており、この共通ノードには制御パルスTxBの反転パルスが供給される。第1共通ノードと第2共通ノードとは電気的に分離可能なノードとすればよい。本実施例では、互いに電気的に絶縁されたノードとなっている。したがって、NMOSトランジスタ114bの制御ノードであるゲートと、NMOSトランジスタ113bの制御ノードであるゲートとは電気的に分離可能なノードとなっている。つまり、それぞれが独立した制御パルスを受けることができる。
PMOSトランジスタ112aのソースには、第1転送トランジスタ102aを導通状態とするための電圧(VDD)が供給されている。PMOSトランジスタ112bのソースには、第2転送トランジスタ102bを導通状態とするための電圧(VDD)が供給されている。PMOSトランジスタ112aは第1転送トランジスタ102aが導通状態となる駆動パルスに対応する電圧を供給する。同様にPMOSトランジスタ112bは第2転送トランジスタ102bが導通状態となる駆動パルスに対応する電圧を供給する。PMOSトランジスタ112a、112bのドレインはそれぞれ第1駆動配線109a、第2駆動配線109bに電気的に接続されている。
またNMOSトランジスタ113a、113b、114a、114bのソースは、第1転送トランジスタ102aもしくは第2転送トランジスタ102bを非導通状態とするための電圧が供給されている。NMOSトランジスタ113aは、第1転送トランジスタ102aが非導通状態となる駆動パルスに対応する電圧を供給する。NMOSトランジスタ113bは、第2転送トランジスタ102bが非導通状態となる駆動パルスに対応する電圧を供給する。NMOSトランジスタ114aは、第1転送トランジスタ102aが非導通状態となる駆動パルスに対応する電圧を供給する。NMOSトランジスタ114bは、第2転送トランジスタ102bが非導通状態となる駆動パルスに対応する電圧を供給する。ここで第1及び第2転送トランジスタ102a、102bがNMOSトランジスタである場合には、非導通状態とするための電圧は接地電位もしくは負電位とすることが好ましい。
また、制御パルスTxBを入力とする第2バッファ111bの出力ノード120bは、PMOSトランジスタ112b、NMOSトランジスタ113bのゲートに接続されている。そして出力ノード120bは、PMOSトランジスタ112a、NMOSトランジスタ113a、NMOSトランジスタ114a、NMOSトランジスタ114bのゲートには接続されていない。つまり、電気的に分離されたノードとなっている。
図3を用いて本実施例の撮像装置の駆動パルスの一例を説明する。
時刻t0においてFD領域103の電位はリセットトランジスタ105によりリセットされる。また、選択トランジスタ106は導通状態(ON)している。そのため、増幅素子104の入力ノードであるFD領域103の電位に基づく信号が画素のノイズ信号として垂直信号線107に出力される。この期間はPMOSトランジスタ112a、112bは非導通状態(OFF)であり、NMOSトランジスタ113a、114a、113b、114bは導通状態(ON)である。これにより第1駆動配線109a、第2駆動配線109bは、第1転送トランジスタ102a、第2転送トランジスタ102bがOFFする駆動パルスを供給する。
時刻t1で制御パルスTxAがONへ遷移する。これにより、PMOSトランジスタ112aがOFFからONへ遷移し、NMOSトランジスタ113a、114a、114bがONからOFFへ遷移する。第1駆動配線109aの電位は、第1転送トランジスタ102aをONするレベルの駆動パルスへ遷移する。そして、フォトダイオード101aの電荷がFD領域103へ転送される。この時、制御パルスTxBはOFFのままである。NMOSトランジスタ114bのゲートには制御パルスTxAが供給されるため、NMOSトランジスタ114bはONからOFFへ遷移する。しかし第2駆動配線109bの電位はNMOSトランジスタ113bにより第2転送トランジスタがOFFするレベルにされている。
時刻t2で制御パルスTxAがONからOFFへ遷移する。このとき各駆動パルスは時刻t0と同じ状態となる。そして、FD領域103の電位は時刻t1においてフォトダイオード101aから読みだされた電荷に相当する電圧だけ変化する。その出力が垂直信号線107を介して読み出し回路へ読みだされる。
また、第1駆動配線109aが供給する駆動パルスをONからOFFへ遷移させるためには、第1駆動配線109aの電位を下げる必要がある。このためNMOSトランジスタ113a、114aのサイズはTxAをOFFする際に所望の時間内に静定させるために必要となる駆動力により決められる。ここでMOSトランジスタの駆動力に寄与するパラメータの一例としては、MOSトランジスタのチャネル長をL、チャネル幅をWとするとW/Lを適宜変更するのがよい。駆動力を高めたければW/Lの値を大きくすればよい。以下、MOSトランジスタのW/Lはサイズとして説明する場合もある。
この駆動力は大きければ大きいほど短い時間で静定させることができる。NMOSトランジスタ114aの駆動力をNMOSトランジスタ113aの駆動力のn倍とする。そしてNMOSトランジスタ114a、114bが並列接続されているため、NMOSトランジスタ114aのみで駆動する場合に比べて、(1+n)倍の駆動力で駆動配線の電位を静定させることができる。具体的には、第3スイッチを構成するMOSトランジスタ114bのチャネル長をL1、チャネル幅をW1とする。そして、第4スイッチを構成するMOSトランジスタ113bのチャネル長をL2、チャネル幅をW2とする。この時、
W1/L1>W2/L2
の条件を満たすのがよい。
時刻t3で制御パルスTxA、TxBがONへ遷移する。PMOSトランジスタ112a、112bがOFFからONへ遷移し、NMOSトランジスタ113a、114a、113b、114bがONからOFFへ遷移する。これにより第1駆動配線109a、第2駆動配線109bの電位は各転送トランジスタをONするレベルの駆動パルスへ遷移する。これにより、フォトダイオード101a、101bの電荷がFD領域103へ転送される。この動作により、フォトダイオード101a、101bの電荷がFD領域103で加算される。
フォトダイオード101aの電荷は、いったん時刻t1に転送されているが、再度転送を行う。これによりフォトダイオード101a、101bで生じた電荷がFD領域103で加算され、フォトダイオード101a、101bにおける蓄積時間、蓄積期間を揃えることが可能となる。この動作により得られる信号は撮像動作に用いることができる。
時刻t4で制御パルスTxA、TxBがOFFへ遷移する。このとき各駆動パルスは時刻t2と同じ状態であり、FD領域103の電位は時刻t3においてフォトダイオード101a、101bから転送された電荷に相当する電圧分変化している。その信号が垂直信号線107を介して読み出し回路へ読みだされる。
フォトダイオード101aで生じた電荷に基づく信号は、時刻t0に読み出し回路に読み出された信号と、時刻t2に読み出し回路に読み出された信号との差分により得ることができる。フォトダイオード101aと101bで生じた電荷に基づく信号は、時刻t0に読み出し回路に読み出された信号と、時刻t4に読み出し回路に読み出された信号との差分により得ることができる。
本実施例は、第1駆動配線109aと第2駆動配線109bが図の点線130で示すように短絡した際に流れる電流を低減することが可能となる。
仮に、このような短絡が生じた場合、時刻t0においては第1駆動配線109aと第2駆動配線109bの電位は同じであるために電流はほとんど流れない。
時刻t1においては、第1駆動配線109aは第1転送トランジスタ102aをONするレベルの出力(VDD)であるのに対して第2駆動配線109bは第2転送トランジスタのOFFレベルの出力(GND)である。第1駆動配線109aの電位と、第2駆動配線109bの電位との間に電位差が生じるため短絡電流が流れ得る。
その際の電流経路としては、
<経路1>
VDD→PMOSトランジスタ112a→第1駆動配線109a→短絡箇所130→第2駆動配線109b→NMOSトランジスタ113b→GND
となる。
ここで図4に本実施例の理解のために参考例を示す。図4において、インバータ301は電源電圧VDD側に配されたPMOSトランジスタ112と接地側に配されたNMOSトランジスタ302とを有している。第1転送トランジスタを導通状態とし、第2転送トランジスタを非導通状態とする場合には、第1駆動配線109aが高い電位となり、第2駆動配線109bがこれに比べて低い電位となる状態が存在し得る。図4に示すような、1つのNMOSトランジスタ302と1つのPMOSトランジスタ112で構成されるインバータ301の場合における短絡時の電流経路としては、
<経路2>
VDD→PMOSトランジスタ112a→第1駆動配線109a→短絡箇所130→第2駆動配線109b→NMOSトランジスタ302b→GND
となる。
NMOSトランジスタ302a,302bの駆動力は、図2の駆動配線の負荷と同じ大きさで、同じ時間内に静定すると仮定すると、前述したようにNMOSトランジスタ113b、114bを合わせた駆動力がそれぞれ必要となる。
<経路1>と<経路2>とを比較すると、NMOSトランジスタ113bとNMOSトランジスタ302bの差異となる。この場合NMOSトランジスタ113bとNMOSトランジスタ302bの駆動力の比は1:(1+n)となる。
したがって短絡時の電流も概ねこの比率で流れることになり<経路1>の電流は<経路2>の電流に比べて概ね1/(1+n)に抑制することができる。
このことにより短絡により電流が流れた際に生じ得る、発熱、発光による画像への影響を低減させることができる。
瞬間的に時刻t2においては、第1駆動配線109aの電位を引き下げるNMOSトランジスタ113b、114bが並列接続されて(1+n)倍の駆動力となる。そのため静定させる駆動力は図2と図4は変わらない。また静定後は第1駆動配線109a、第2駆動配線109bとも同じ電位になるために短絡していても転送トランジスタの動作に対しての影響は小さい。
時刻t3において、第1駆動配線109aは再度、第1転送トランジスタ102aをONするレベルの出力(VDD)となる。この時には第2駆動配線109bも第2転送トランジスタ102bをONするレベルの出力(VDD)となるため短絡電流はほとんど流れない。時刻t4も同様である。
すなわち図2の構成を用いることにより転送MOSトランジスタをOFFする際の駆動部の駆動力を損なうことなく、仮に短絡した場合の電流を1/(1+n)に抑制することができる。
上記説明ではNMOSトランジスタの駆動力を用いて説明を行なっている。これは本実施形態で説明したように第2駆動部の出力インピーダンスの関係として規定することもできる。
具体的には、第1駆動部110aが導通状態となる駆動パルスを供給し、第2駆動部110bが非導通状態となる駆動パルスを供給している期間の第2駆動部の出力インピーダンスをZ1とする。そして第1駆動部110aが導通状態となる駆動パルスを供給し、第2駆動部110bが、導通状態となる駆動パルスを供給している期間の第2駆動部110bの出力インピーダンスをZ2とする。この時、Z1>Z2とすることで短絡時の電流を低減することが可能となる。
なお、第1駆動部110a、第2駆動部110bのうち先に駆動する第1駆動部110aのNMOSトランジスタ113a、114aは同じ動作をするため、必ずしも1:nに分割する必要はない。しかしながら、NMOSトランジスタ110a、110bのトランジスタの分割を第1駆動部110aと第2駆動部110bとでそろえることにより、レイアウトの共通部分を増やすことができる。このため、例えば、製造上のばらつきが抑制され歩留まりが向上し得る。
以上述べたように本実施例によれば、実際に駆動配線の電位を所望の電位にするのにかかる時間を長くすることなく、仮に短絡した場合に流れる電流値を小さくすることができる。もしくは、実際に駆動配線の電位を所望の電位にするのにかかる時間を長くすることなく、第1及び第2駆動配線間の最短距離を短くすることが可能となる。
(実施例2)
図5に実施例2の撮像装置の概念図を示す。
本実施例の実施例1との差異は、各駆動部において並列接続した二つのNMOSトランジスタを有してしていたのを1つのNMOSトランジスタで構成した点である。更に、第1バッファ403aの出力ノード404aが、第2駆動部に配されるNMOSトランジスタ401bに接続されている点である。更に、第2バッファ403bの出力ノード404bがPMOSトランジスタ402bに接続され、NMOSトランジスタ401bのゲートに接続されていない点である。
本実施例の駆動パルスの一例を図6に示す。本実施例において、期間t1〜t2の間、第2駆動配線405bの電位はフローティングになる。しかしながら、例えば第2駆動配線405bに生じる寄生容量により、この期間は第2転送トランジスタをOFFする電位を保持することができる。
本実施例では、図5の第1駆動配線405a、第2駆動配線405bが、図の点線406において短絡した際に流れ得る電流を小さくすることができる。
短絡した際に流れ得る電流の経路は
<経路3>
VDD→PMOSトランジスタ402a→駆動線405a→短絡箇所406→駆動線405b(終端)
となりGNDへ接続されず、貫通電流がほとんど流れない。
すなわち本実施例においては仮に第1、第2駆動配線短絡した際にも貫通電流がほとんど流れないという利点がある。
(実施例3)
図7に実施例3の撮像装置の概念図を示し、駆動パルス図の一例を図8に示す。
本実施例の実施例1との差異はNMOSトランジスタ113a、114a(第1、第2MOSトランジスタ)のソース側にMOSトランジスタ601a(第5MOSトランジスタ)、602a(第6MOSトランジスタ)を配した点である。第5MOSトランジスタと第6MOSトランジスタとは電流源として機能し得る。
そして、NMOSトランジスタ113b、114b(第3、第4MOSトランジスタ)のソース側にMOSトランジスタ601b(第7MOSトランジスタ)、602b(第8MOSトランジスタ)を配した点である。第7MOSトランジスタと第8MOSトランジスタとは電流源として機能し得る。
MOSトランジスタ113a、114aのサイズ比とMOSトランジスタ601a、602aのサイズ比を等しくするとよい。同様に、MOSトランジスタ113b、114bのサイズ比とMOSトランジスタ601b、602bのサイズ比を等しくするとよい。
MOSトランジスタ601a、602aのゲートには一定の電圧が電圧供給部603から供給されている。MOSトランジスタ601a、602aはNMOSトランジスタ113a、NMOSトランジスタ114aと同様に、1:nのサイズ比で構成してもよい。もしくは、NMOSトランジスタ113aとNMOSトランジスタ114aのサイズ比と異なるものでもよい。
MOSトランジスタ601a、601bを有することにより第1駆動配線109a、第2駆動配線109bの電位変化を図8に示すように緩やかにすることができる。それに伴い第1転送トランジスタ102a、第2転送トランジスタ102bが、ONからOFFへ遷移する際にそのゲート電圧の変化が緩やかになる。これにより、光電変換部からの電荷の転送特性を向上させることが可能となる。
また、本実施例は、図7の第1駆動配線109a、第2駆動配線109bが図の点線130の部分のように短絡した際に効果を生じる。
この場合の経路は
<経路4>
VDD→PMOSトランジスタ112a→第1駆動配線109a→短絡箇所130→第2駆動配線109b→NMOSトランジスタ113b→NMOSトランジスタ601b→GND
となる。NMOSトランジスタ601bによりこの経路を流れる電流値に制限をかけることが可能となる。
したがってMOSトランジスタ601b、602bのサイズ比をより大きく(1:mのmを大きく)することにより、さらに短絡電流を抑制することが可能になる。
その一方で、第1駆動配線109a、第2駆動配線109bの電位変化を図8に示すように緩やかにする動作においては、電流源として機能するMOSトランジスタを用いて駆動配線の電荷を引き抜くのでサイズ比には依存しない。したがって1:mの値はmが大きいほどよい。実レイアウトの関係から好ましくは2<m<50がよい。より好ましくは10<m<30である。
(実施例4)
図9に実施例4の撮像装置の概念図を示す。
本実施例の実施例1との差異は、画素ユニット800内の光電変換部が実施例1では2つであったのに対し、4つの光電変換部を設けた点である。4つの光電変換部に対応するのが、フォトダイオード801a、801b、801c、801dである。そして、各フォトダイオードに対応して設けられ、各フォトダイオードの電荷を転送する転送トランジスタ802a、802b、802c、802dを有している。更に、それぞれ対応する駆動配線809a、809b、809c、809dを有している。
駆動配線809a、809b、809c、809dは、それぞれ対応する駆動部810a、810b、810c、810dに接続されている。駆動部810a、810b、810c、810dはそれぞれ制御パルスTxA、TxB、TxC、TxDを入力とするバッファ811a、811b、811c、811dに接続されている。
バッファ811aの出力ノードは駆動部801bの並列接続されたNMOSトランジスタのゲートに接続されている。同様にバッファ811bの出力ノードは駆動部801cの並列接続されたNMOSトランジスタのゲートに接続されている。さらにバッファ811cの出力ノードは駆動部811dの並列接続されたNMOSトランジスタのゲートに接続されている。
図10は図9の撮像装置の駆動パルス図の一例である。図9に示すように、仮に短絡箇所830が生じた場合においても、これまでの実施例と同様に転送MOSトランジスタをOFFする際の駆動力を損なうことなく、短絡時の電流を1/(1+n)に抑制することができる。
なお本実施例では画素ユニットに4つの光電変換部を設けた例を示したが分割個数は4つに限らず任意の数に分割していても同様となる。
このように光電変換部の数が増えるほど駆動配線の本数は増大するので、本実施例を適用するとより好ましい。
以上本発明を具体的に実施例を挙げて説明した。しかしながら本発明は各実施例に限定されるものではなく、本発明の思想を逸脱しない限り適宜修正、組み合わせが可能である。例えば撮像用の信号は画素の増幅素子で加算して得る例を説明したが外部で加算もしくは平均化を行なって得てもよい。
101a,b 光電変換部
102a,b 転送トランジスタ
109a,b 駆動配線

Claims (20)

  1. 第1光電変換部と前記第1光電変換部に隣接する第2光電変換部とを含む複数の光電変換部と、
    前記第1光電変換部の電荷を転送する第1転送トランジスタと、
    前記第2光電変換部の電荷を転送する第2転送トランジスタと、
    前記第1転送トランジスタに駆動パルスを供給する第1駆動配線と、
    前記第2転送トランジスタに駆動パルスを供給する第2駆動配線と、
    前記第1駆動配線を駆動する第1駆動部と、
    前記第2駆動配線を駆動する第2駆動部と、を有し、
    前記第1駆動部が前記第1転送トランジスタに対し、前記第1転送トランジスタが導通状態となる駆動パルスを供給し、且つ、前記第2駆動部が前記第2転送トランジスタに対し、前記第2転送トランジスタが非導通状態となる駆動パルスを供給している期間の前記第2駆動部の出力インピーダンスが、前記第1駆動が前記第1転送トランジスタに対し、前記第1転送トランジスタが導通状態となる駆動パルスを供給し、且つ、前記第2駆動が前記第2転送トランジスタに対し、前記第2転送トランジスタが導通状態となる駆動パルスを供給している期間の前記第2駆動部の出力インピーダンスよりも高いことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1駆動部は、
    前記第1転送トランジスタが導通状態となる駆動パルスに対応する電圧を供給する第1スイッチと、
    前記第1転送トランジスタが非導通状態となる駆動パルスに対応する電圧を供給する第2スイッチと、を有し、
    前記第2駆動部は、
    前記第2転送トランジスタが非導通状態となる駆動パルスに対応する電圧を供給する第3スイッチと、を有し、
    前記第1及び第2スイッチの制御ノードと前記第3スイッチの制御ノードが共通ノードであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1スイッチがPMOSトランジスタで構成され、前記第2及び第3スイッチがNMOSトランジスタで構成されることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記第2駆動部は、
    前記第3スイッチに並列に接続された第4スイッチを有し、
    前記第4スイッチの制御ノードと前記第3スイッチの制御ノードとは電気的に分離可能なノードであることを特徴とする請求項2または3のいずれかに記載の撮像装置。
  5. 前記第3及び第4スイッチはMOSトランジスタで構成され、
    前記第3スイッチを構成するMOSトランジスタの駆動力は、前記第4スイッチを構成するMOSトランジスタの駆動力よりも大きいことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記第3スイッチを構成するMOSトランジスタのチャネル長をL1、チャネル幅をW1とし、前記第4スイッチを構成するMOSトランジスタのチャネル長をL2、チャネル幅をW2とすると、
    W1/L1>W2/L2
    であることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記第1駆動部は、前記第2スイッチに並列に接続された第6スイッチを有し、
    前記第6スイッチの制御ノードは、前記第1、第2、第3スイッチの制御ノードと共通ノードであることを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記第2駆動部は、
    前記第2転送トランジスタが導通状態となる駆動パルスに対応する電圧を供給する第5スイッチを有し、
    前記第1、第2、第3スイッチの制御ノードが共通ノードであり、
    前記第5スイッチの制御ノードは前記共通ノードとは電気的に分離可能なノードであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記第1駆動部は、
    前記第1転送トランジスタに対し、前記第1転送トランジスタが非導通状態となる駆動パルスに対応する電圧を供給する際に電流を流す電流源を有し、
    前記第2駆動部は、
    前記第2転送トランジスタに対し、前記第2転送トランジスタが非導通状態となる駆動パルスに対応する電圧を供給する際に電流を流す電流源を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記第1駆動部は、
    前記第1転送トランジスタが非導通状態となる駆動パルスに対応する電圧を供給する第2スイッチとして機能する第1MOSトランジスタと、前記第2スイッチと並列に接続された第6スイッチとして機能する第2MOSトランジスタと、を有し、
    前記第2駆動部は、
    前記第2転送トランジスタが非導通状態となる駆動パルスに対応する電圧を供給する第3スイッチとして機能する第3MOSトランジスタと、前記第3スイッチに並列に接続された第4スイッチとして機能する第4MOSトランジスタとを有し、
    更に、
    前記第1MOSトランジスタのソース側に配され電流源として機能する第5MOSトランジスタと、前記第2MOSトランジスタのソース側に配され電流源として機能する第6MOSトランジスタと、前記第3MOSトランジスタのソース側に配され電流源として機能する第7MOSトランジスタと、前記第4MOSトランジスタのソース側に配され電流源として機能する第8MOSトランジスタとを有し、
    前記第1MOSトランジスタと前記第2MOSトランジスタとのサイズ比と、前記第5MOSトランジスタと前記第6MOSトランジスタとのサイズ比とが等しく、
    前記第3MOSトランジスタと前記第4MOSトランジスタとのサイズ比と、前記第7MOSトランジスタと前記第8MOSトランジスタとのサイズ比とが等しいことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  11. 前記第1転送トランジスタで転送される電荷及び前記第2転送トランジスタで転送される電荷は、共通の増幅素子の入力ノードに転送されることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 前記第1光電変換部で生じた電荷と前記第2光電変換部で生じた電荷は前記共通の増幅素子で加算されることを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  13. 前記第1駆動配線に前記第1転送トランジスタを導通状態とする駆動パルスを供給する期間と、前記第2駆動配線に前記第2転送トランジスタを非導通状態とする駆動パルスを供給する期間と、の少なくとも一部の期間を重ねることで、前記第1光電変換部の電荷を前記共通の増幅素子に転送した後、
    前記第1駆動配線に前記第1転送トランジスタを導通状態とする駆動パルスを供給する期間と、前記第2駆動配線に前記第2転送トランジスタを導通状態とする駆動パルスを供給する期間と、の少なくとも一部を重ねることにより、前記第1光電変換部及び前記第2光電変換部の電荷を前記共通の増幅素子に転送して加算することを特徴とする請求項12に記載の撮像装置。
  14. 前記第1駆動部は第1バッファにより駆動され、前記第2駆動部は第2バッファにより駆動されることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の撮像装置。
  15. 前記第1光電変換部及び前記第2光電変換部には単一のマイクロレンズで集光された光が入射することを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の撮像装置。
  16. 前記第1光電変換部で生じた信号と、前記第2光電変換部で生じた信号とを用いて撮像面での焦点検出動作を行ない、
    前記第1光電変換部で生じた信号と、前記第2光電変換部で生じた信号とを加算、もしくは平均化して用いることで、撮像動作を行なうことを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載の撮像装置。
  17. 第1光電変換部と前記第1光電変換部に隣接する第2光電変換部とを含む複数の光電変換部と、
    前記第1光電変換部の電荷を転送する第1転送トランジスタと、
    前記第2光電変換部の電荷を転送する第2転送トランジスタと、
    前記第1転送トランジスタに駆動パルスを供給する第1駆動配線と、
    前記第2転送トランジスタに駆動パルスを供給する第2駆動配線と、
    前記第1駆動配線を駆動する第1駆動部と、
    前記第2駆動配線を駆動する第2駆動部と、を有する撮像装置であって、
    前記第1駆動部は、
    前記第1転送トランジスタが導通状態となる駆動パルスに対応する電圧を供給する第1スイッチと、前記第1転送トランジスタが非導通状態となる駆動パルスに対応する電圧を供給する第2スイッチと、前記第2スイッチに並列に接続された第6スイッチとを有し、
    前記第2駆動部は、
    前記第2転送トランジスタが導通状態となる駆動パルスに対応する電圧を供給する第5スイッチと、前記第2転送トランジスタが非導通状態となる駆動パルスに対応する電圧を供給する第3スイッチと、前記第3スイッチと並列に接続された第4スイッチとを有し、
    前記第1、第2、第3及び第6スイッチを制御する制御ノードが共通ノードであり、
    前記第4スイッチの制御ノードが前記共通ノードと電気的に独立していることを特徴とする撮像装置。
  18. 更に、前記第1駆動部は、
    前記第1転送トランジスタに対し、前記第1転送トランジスタが非導通状態となる駆動パルスに対応する電圧を供給する際に電流を流す電流源を有し、
    前記第2駆動部は、
    前記第2転送トランジスタに対し、前記第2転送トランジスタが非導通状態となる駆動パルスに対応する電圧を供給する際に電流を流す電流源を有することを特徴とする請求項17に記載の撮像装置。
  19. 前記第1光電変換部及び前記第2光電変換部には単一のマイクロレンズで集光された光が入射することを特徴とする請求項17または18のいずれかに記載の撮像装置。
  20. 前記第1光電変換部で生じた信号と、前記第2光電変換部で生じた信号とを用いて撮像面での焦点検出動作を行ない、
    前記第1光電変換部で生じた信号と、前記第2光電変換部で生じた信号とを加算、もしくは平均化して用いることで、撮像動作を行なうことを特徴とする請求項17〜19のいずれか1項に記載の撮像装置。
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