JPH09246516A - 増幅型固体撮像装置 - Google Patents

増幅型固体撮像装置

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JPH09246516A
JPH09246516A JP8056578A JP5657896A JPH09246516A JP H09246516 A JPH09246516 A JP H09246516A JP 8056578 A JP8056578 A JP 8056578A JP 5657896 A JP5657896 A JP 5657896A JP H09246516 A JPH09246516 A JP H09246516A
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JP
Japan
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semiconductor substrate
signal
amplification type
transistor
type solid
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JP8056578A
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Kazuya Kumagai
和也 熊谷
Hiroaki Kudo
裕章 工藤
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Sharp Corp
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    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/14601Structural or functional details thereof
    • H01L27/14609Pixel-elements with integrated switching, control, storage or amplification elements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高密度化、多画素化に有利であり、しかも高
いS/N比が得られると共に、高速な信号の読み出しが
できる増幅型固体撮像素子を提供する。 【解決手段】 第1ゲート領域2で光電変換電荷を蓄積
し、その蓄積された光電変換電荷により変調される第1
ゲート領域2下のポテンシャル変動を信号出力し、ま
た、第2ゲート領域3を介して第1ゲート領域2に蓄積
された信号電荷を基板側に移動排出するリセット機能を
有する増幅型固体撮像素子をマトリックス状に複数配列
させ、読み出された画素信号出力を駆動用トランジスタ
素子31と負荷用トランジスタ素子32の直列回路を有
する出力インピーダンス変換回路(ソースフォロアー回
路)33に供給することによって、出力インピーダンス
変換回路33の出力端子34から映像出力電圧として取
り出すようにすることにより出力信号波形の歪みもな
く、正確で高速な信号出力が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入射光により光電
変換して信号電荷を蓄積し、該蓄積された信号電荷に応
じた電気信号を出力するMOS型FETまたは接合ゲー
ト型FETなどのトランジスタを有する増幅型固体撮像
素子が配列された増幅型固体撮像装置に関する。
【0002】
【発明の背景】従来、固体撮像装置としては、電荷結合
素子(CCD)型のものが主流であり、様々な分野に広
く利用されている。このCCD型撮像装置は、ホトダイ
オードまたはMOSダイオードで光電変換・蓄積された
信号電荷を、CCD転送チャネルを介して高感度の電荷
検出部へ導き、そこで電圧信号に変換する構成である。
そのため、S/N比が高く、出力電圧も高いという特徴
を有している。
【0003】ところが、撮像装置の小型化・多画素化を
進めるに従って、画素サイズは小さくなり、CCDの転
送可能電荷量は次第に少なくなる。このため、ダイナミ
ックレンジの低下が深刻な問題となっていた。さらに、
CCDでは素子全体を数相のクロックで駆動するため、
負荷容量が大きく駆動電圧も高いため、多画素になるほ
ど消費電力が急激に大きくなっていた。
【0004】これらの問題に対処するため、各画素で発
生した信号電荷そのものを読み出さず、各画素内で信号
を増幅した後、走査回路により読み出す増幅型固体撮像
装置が提案されている。この各画素内での信号増幅によ
って、読み出し信号量の制限はなくなって、ダイナミッ
クレンジはCCDよりも有利となる。しかも、その駆動
は信号読み出し画素を含む水平ラインおよび垂直ライン
のみの駆動でよく、その駆動電圧も低いため、消費電力
はCCDより少ない。
【0005】このような各画素内での信号増幅には、ト
ランジスタを用いるのが一般的であるが、このトランジ
スタはその種類によりSIT型、バイポーラ型、FET
型(MOS型または接合型)などに分けられる。信号読
み出しの走査回路は通常MOS−FET型の方が構成が
容易であるため、FET型画素の方が装置全体の構成上
有利(SIT型やバイポーラ型では深さ方向にトランジ
スタ構造を作るが、FET型では平面方向にトランジス
タ構造を作るので製造が容易)である。
【0006】そこで、本出願人は、本出願人が提案して
いる増幅型固体撮像素子により画素を構成し、これをマ
トリックス状に配列してなる増幅型固体撮像装置を提案
している。
【0007】図11は本願出願人が特願平6−3039
53号で先に提案したTGMIS(Twin Gate
MOS Image Sensor)型と呼ばれる増
幅型固体撮像素子の画素構造を示す図であり、(a)は
その一部平面図、(b)は(a)のA−A’線断面図で
ある。
【0008】図11(b)において、p型半導体基板1
上に絶縁膜を介して第1ゲート電極2および第2ゲート
電極3が設けられている。この第1ゲート電極2直下の
半導体表面領域を含む領域にはウエル層4が設けられ、
このウエル層4内の表面側に、第1ゲート電極2をゲー
トとするMOS型トランジスタのソース領域5およびド
レイン領域6のn+拡散層が設けられている。
【0009】図11(a)は同図(b)の増幅型固体撮
像素子を複数個配列した増幅型固体撮像装置の平面図で
あり、MOS型トランジスタのソース領域5を囲むよう
に第1ゲート電極2が設けられて画素を形成している。
この画素は水平方向および垂直方向にそれぞれ配列され
ており、その画素に対応した第1ゲート電極2はそれぞ
れ水平方向接続部2aを介して水平方向に互いに接続さ
れている。その水平方向接続部2aの直下に第2ゲート
電極3が設けられている。これらの第1ゲート電極2お
よび第2ゲート電極3を囲むようにドレイン領域6が設
けられている。
【0010】このドレイン領域6にはドレイン端子VD
が接続され、ソース領域5には、垂直方向の画素毎に接
続された信号ライン(コラムライン)を介して信号読出
端子VSが接続されている。さらに、第1ゲート電極2
には制御端子VGAが接続され、第2ゲート電極3には
制御端子VGBが接続されている。
【0011】上記構成により、まず、第1ゲート電極2
を透過して入射した光エネルギーhνは光電変換により
電子−正孔対を発生させるが、そのうちの電子はドレイ
ン領域6に流出する。また、正孔はn層中程に形成され
るバリアおよび第2ゲート電極3下のバリアにより閉じ
込められて、n型ウェル属4の半導体/絶縁膜界面に蓄
積された信号電荷となる。この蓄積された信号電荷量に
応じてn型ウェル層4のポテンシャルが変化する量をソ
ース電位変化として信号読出端子VSから読み出して画
素信号出力とする。
【0012】次に、この信号読み出し動作後のリセット
動作における信号電荷の排出は、第2ゲート電極3下の
ポテンシャルバリアを引き下げてやれば、上記蓄積され
た信号電荷は、矢印7の経路に示すように第2ゲート電
極3下の領域側に、横方向に移動した後にp型半導体基
板1側に流れることにより容易に達成される。
【0013】図12は上述のTGMIS型を改良した表
面リセット型と呼ばれる増幅型固体撮像素子であり、本
願出願人が特願平8−19199号で先に提案したもの
である。
【0014】図12(a)において、p型半導体基板1
上に、n型半導体ウェル層4を形成し、第1のゲート領
域の一部となる第1ゲート電極2を上記n型半導体ウェ
ル層4上に形成し、第2のゲート領域の一部となる第2
ゲート電極2を上記n型半導体ウェル層4に隣接して、
上記p型半導体基板1上に形成する。更に、第2のゲー
ト領域に、上記第2ゲート電極3によるポテンシャルバ
リアが形成される領域をn型半導体ウェル層4間に確保
し、p型低抵抗表面リセットドレイン8を上記第2ゲー
ト電極3を形成する前に形成しておく。次に、第1ゲー
ト電極2をゲートとするMOS型トランジスタのソース
5及びドレイン6用のn+拡散層を形成する。なお、リ
セットドレイン8は第2ゲート電極3下の基板1表面に
形成されている。
【0015】上記構成において、第1ゲート電極2を貫
いて入射した光hνは、上記n型半導体ウェル層4の光
電変換領域において、光電変換により電子・正孔対を発
生するが、電子はドレイン領域へ流出する。一方、正孔
はn型半導体ウェル層4の中程に形成されるポテンシャ
ルバリア及び第2ゲート電極3下のポテンシャルバリア
により閉じ込められ、第1ゲート領域の半導体/絶縁膜
界面に蓄積し信号電荷となる。この信号電荷量に応じて
n型半導体ウェル層4のポテンシャルが変化する量を、
ソース5の電位変化として読み出し、出力信号とする。
【0016】信号電荷の排出は、第2のゲート電極3下
のポテンシャルバリアを引き下げてやれば、図12
(b)に示す経路により上記リセットドレイン8へ流れ
ることにより容易に達成される。ここで、第2のゲート
領域の半導体表面とp型半導体基板1との中程に形成さ
れるポテンシャルの尾根107の影響を受けることなく完
全に蓄積電荷を排出するリセット動作を完遂できる。な
お、ポテンシャルの尾根107については、この先行出願
で明らかにされているので、ここでは省略する。
【0017】図12(a)は、同図(b)の増幅型固体
撮像素子を複数個配列した増幅型固体撮像装置の平面図
であり、MOS型トランジスタのソース領域5を囲むよ
うに第1のゲート電極2が設けられて画素を形成してい
る。この画素は水平方向および垂直方向にそれぞれ配列
されており、その画素に対応した第1ゲート電極2はそ
れぞれ水平方向接続部2aを介して水平方向に互いに接
続されている。その水平方向接続部2aの直下に第2の
ゲート電極3が設けられている。これらの第1ゲート電
極2および第2ゲート電極3を囲むようにドレイン領域
6が設けられている。
【0018】このドレイン領域6にはドレイン端子VD
が接続され、ソース領域5には、垂直方向の画素毎に接
続された信号ライン(コラムライン)を介して信号読出
端子VSが接続されている。さらに、第1ゲート電極2
には制御端子VGAが接続され、第2ゲート電極3には
制御端子VGBが接続されている。
【0019】図13は上述のTGMIS型のものを別の
観点から改良したもので、トレンチ型と呼ばれるもので
あり、本願出願人が特願平8−19200号で先に提案
したものである。
【0020】図13(b)において、p型半導体基板1
上に、n型半導体ウェル層4を形成し、第1のゲートの
一部領域となる第1ゲート電極2を上記n型半導体ウェ
ル層4上に形成し、第2のゲート領域の一部となる第2
のゲート電極3を上記n型半導体ウェル層4に隣接し
て、上記p型半導体基板1上に形成する。次に、第1ゲ
ート電極2をゲートとするMOS型トランジスタのソー
ス5及びドレイン6用のn+拡散層を形成する。
【0021】ところで、図11に示すTGMIS型の増
幅型固体撮像装置では、第2ゲート電極幅が高画素小型
化するに伴って、蓄積電荷が排出される経路にソース、
ドレインに印加されている電位によって3次元的にポテ
ンシャルの尾根が形成され、完全に蓄積電荷を半導体基
板に排出できないという問題が生じていた。
【0022】このトレンチ型では、このポテンシャルの
尾根が形成されるのを緩和するように、第2のゲート領
域に隣接して、トレンチ構造9を形成することで、ソー
ス5、ドレイン6に印加される電位を空間的に緩和する
ことが可能になり、蓄積電荷を半導体基板1へ排出する
チャネルを確保することが可能となった。
【0023】ここで、第2のゲート領域に隣接する全領
域にトレンチ構造を形成する必要はなく、第2のゲート
領域下に蓄積電荷を完全に排出できるリセットドレイン
を一部に確保することができれば、蓄積電荷を完全に排
出できるので、一部にトレンチ構造9を形成すれば済
む。
【0024】リセット動作時には、第1ゲート電極2に
は予め高めの電圧、例えば信号蓄積時と同じVGA
(H)を印加する。第2ゲート電極2には中程の電圧、
例えば信号蓄積時と同じVGA(M)を印加する。この
とき、第2ゲート電極3下の表面ポテンシャルは、信号
ゼロ時のn型半導体ウェル層104表面ポテンシャルより
十分低い値となる。このため、n型半導体ウェル層4表
面の信号電荷(正孔)は全て第2ゲート電極3下のポテ
ンシャルバリアゲートを通りp型半導体基板1へ流れ
る。即ち、リセット動作が達成される。
【0025】トレンチ構造9を形成することにより蓄積
電荷の排出を妨げる第2ゲート電極3の深さ方向中程で
問題となっていたポテンシャルの尾根は形成されない。
【0026】図13(a)は、同図(b)の増幅型固体
撮像素子を複数個配列した増幅型固体撮像装置の平面図
であり、第2ゲート領域と隣接するドレイン部との間に
一部トレンチ構造9を形成した点を除いて、図11
(a)、図12(a)と同じであるので、詳細な説明は
省略する。
【0027】図14は本願出願人が特願平7−5164
1号で先に提案したBDMIS型(Bulk Drai
n MOS Image Sensor)と呼ばれる増
幅型固体撮像装置を示す。
【0028】同図(b)において、p型半導体基板1の
主面11に接してp型半導体基板1内にn型のウェル4
が形成されており、更にウェル4内に主面11に接して
+型の半導体領域5が形成されている。ウェル4の半
導体領域5を除いた領域上に絶縁膜を介して第1ゲート
電極2が形成されている。また、ウェル4に隣接した基
板1上には絶縁膜を介して第2ゲート電極3が形成され
ている。絶縁膜が設けられたウェル4の表面近傍部、絶
縁膜、及び第1ゲート電極2は第1のゲート領域を構成
する。
【0029】また、絶縁膜が設けられた基板1の表面近
傍部、絶縁膜、及び第2ゲート電極3は第2のゲート領
域を構成する。
【0030】第1ゲート電極2に適当な電圧を印加する
と、第1ゲート領域の表面近傍部に小数キャリアである
正孔のためのpチャネルが形成される。また、第2ゲー
ト電極3に適当な電圧を印加すると、第2ゲート領域の
表面近傍部を含む第2のゲート電極3の下方の基板1全
体がpチャネルを形成する。従って、電圧VDが印加さ
れた基板1と電圧VSが印加された半導体領域との間に
正孔による電流を流すためのチャネルが形成され、同図
(b)の実線で示されるように電流が流れる。
【0031】第1ゲート電極2を貫いて光hνが入射す
ると、第1ゲート電極2の下方に位置するウェル4及び
半導体基板1において、光電変換により電子・正孔対が
発生する。発生した正孔は半導体領域へ流出し、一方、
電子はウェル4の中程に形成されるポテンシャル井戸に
蓄積して信号電荷となる。この信号電荷となる電子はウ
ェル4において多数キャリアである。蓄積した信号電荷
はその電荷量に応じてウェル4のポテンシャルを変化さ
せ、更に第1ゲート領域の表面近傍部の表面ポテンシャ
ルを変化させる。
【0032】従って、基板1と半導体領域とを流れる電
流は蓄積した信号電荷量に応じて変化する。基板1と半
導体領域との間に一定電流が流れるようにしておけば、
蓄積した信号電荷量に応じて基板1と半導体領域との間
の電位が変化し、また、基板1と半導体領域との間を一
定の電位に保っておけば、蓄積した信号電荷量に応じて
基板1と半導体領域との間に流れる電流が変化する。こ
のようにして、基板1と半導体領域との間で、第1ゲー
ト領域及び第2ゲート領域の表面近傍部をチャネルとす
る第1の能動素子が形成され、蓄積した信号電荷量に応
じて能動素子の電気的特性が変化することになる。
【0033】更に、第2ゲート領域の表面近傍部に第1
ゲート領域が設けられていない側で隣接し、主面11に
接するように、基板1内にリセットドレイン領域10が
設けられている。第2ゲート電極3に適当な電圧を印加
し、第2ゲート領域の表面近傍部のポテンシャルバリア
を引き下げてやれば、ウェル4に蓄積された信号電荷
は、同図(b)に点線で示す経路に沿ってリセットドレ
イン領域10へ流れる。このようにして、ウェル4とリ
セットドレイン領域10との間で、第2ゲート領域の表
面近傍部をチャネルとする第2の能動素子が形成され、
信号電荷の排出が達成される。
【0034】図14(a)は同図(b)に示す増幅型固
体撮像素子が複数個マトリクス状に配設された増幅型固
体撮像装置の画素構造を示す。第1ゲート電極は水平方
向に共通にVGA(i),VGA(i+1)…で標記さ
れるクロックラインに接続されている。同様に、第2ゲ
ート電極3も水平方向に共通にVGB(i),VGB
(i+1)…で標記されるクロックラインに接続されて
いる。
【0035】一方、半導体領域5、即ちソース5は各増
幅型固体撮像素子毎にウェル4の第1ゲート領域の中程
に形成され、垂直方向に共通にVS(j),VS(j+
1)…と標記した信号ラインに接続されている。なお、
ドレインは基板1であるため、同図(a)には表されて
いない。
【0036】図15は、これらの増幅型固体撮像素子を
用いた増幅型固体撮像装置の構成を図11(a)、
(b)に示したTGMIS型の場合を例にとって、等価
回路と要素ブロックとを組み合わせて模式的に示した図
である。
【0037】図15において、各画素11−11、11
−12、…11−1n、11−21、…11−mnは水
平(X)方向および垂直(Y)方向にそれぞれ配列され
てマトリクス状に設けられている。X方向に配列された
各行毎の増幅型固体撮像素子群の第1ゲート電極2の各
端子は各走査ライン12−1、12−2、…12−mを
それぞれ介して第1垂直走査回路13に接続され、ま
た、X方向に配列された各行毎の増幅型固体撮像素子群
の第2ゲート電極3の各端子は各走査ライン14−1、
14−2、…14−mをそれぞれ介して第2垂直走査回
路15に接続されており、第1垂直走査回路13および
第2垂直走査回路15により水平画素列を順次選択した
水平画素列毎に画素信号の読み出し動作さらにリセット
動作を順次行う。
【0038】また、Y方向に配列された各列毎の増幅型
固体撮像素子群のソース領域5の各端子は各コラムライ
ン16−1、16−2、…16−nにそれぞれ接続され
ている。これらの各コラムライン16−1、16−2、
…16−nはそれぞれ列選択用トランジスタ17−1、
17−2、…17−nそれぞれを介してビデオライン1
8に共通に接続され、このビデオライン18は定電流源
負荷19を介して接地されていると共に信号出力端子2
0に接続されている。また、各列選択用トランジスタ1
7−1、17−2、…17−nの制御端子は水平走査回
路21に接続されており、水平走査回路21からの制御
信号により各列選択用トランジスタ17−1、17−
2、…17−nが順次選択されて駆動される。さらに、
各増幅型固体撮像素子11−11〜11−mnのドレイ
ン領域6は共通に接続され、これらのドレイン領域6に
は所定の電圧が印加されている。
【0039】このように、この増幅型固体撮像装置は、
ソース・ゲート選択方式により、各画素11−11、1
−12…11−mnの行方向選択毎に列方向を順次選択
し、その選択した画素の出力信号をビデオライン18の
信号出力端子20から順次読み出すようにしたものであ
る。
【0040】上記構成により、以下、その動作を説明す
る。
【0041】図16は図15の増幅型固体撮像装置の動
作を説明する各信号波形を示すタイミング図である。な
お、第1垂直走査回路13は行方向i番目の走査ライン
12−iに第1走査パルスφGIiを出力し、また、第
2垂直走査回路15は行方向i番目の第2走査ライン1
4−iに第2走査パルスφGIIiを出力し、さらに、
水平走査回路21は列方向j番目のコラムライン16−
jに信号読出制御パルスφSjを出力する。
【0042】まず、第1垂直走査回路13から行方向の
第1走査ライン12−1、12−2、…12−mをそれ
ぞれ介して水平素子列毎の第1ゲート電極2に、VG
(Lレベル)またはVG(Hレベル)の第1走査パルス
φGI1、φGI2、…φGImをこの順に順次出力す
るとともに、第2垂直走査回路15から行方向の第2走
査ライン14−1、14−2、…14−mをそれぞれ介
して水平素子列毎の第2ゲート電極3に、VRG(Lレ
ベル)またはVRG(Hレベル)の第2走査パルスφG
II1、φGII2、…φGIImをこの順に順次出力
する。このとき、一つの行方向i番目の水平画素列の信
号読出走査期間τHは第1走査パルスφGIiのVG
(Hレベル)と、第2走査パルスφGIIiのVRG
(Hレベル)とを組み合わせて行い、次の行方向(i+
1)番目の水平画素列の水平走査に移るまでのブランキ
ング期間τBLは第1走査パルスφGI(i+1)のV
G(Hレベル)と、第2走査パルスφGII(i+1)
のVRG(Lレベル)とを組み合わせて行うように設定
されている。
【0043】このi番目の水平画素列毎の信号読出走査
期間τHにおいて、水平走査回路21より出力される信
号読出制御パルスφS1、φS2、…φSnにより列方
向画素列選択用のトランジスタ17−1、17−2、…
17−nが順次オンすることで、増幅型固体撮像素子か
らコラムライン16−1、16−2、…16−n上に読
み出されている画素信号がビデオライン18上に順次読
み出されることになる。このとき、列選択用トランジス
タ17−1、17−2、…17−nのゲート端子に加え
られる水平走査信号としての信号読出制御パルスφS
1、φS2、…φSnは列方向のコラムラインを順次選
択する信号であり、その信号レベルが低レベルの場合、
列選択用トランジスタ17−1、17−2、…17−n
のうち低レベル電位が入力されたトランジスタがオフ
で、高レベルの場合、列選択用トランジスタ17−1、
17−2、…17−nのうち高レベル電位が入力された
トランジスタがオンする電圧値になるように設定されて
いる。
【0044】次に、このi番目の水平画素列毎の増幅型
固体撮像素子群は、第1走査パルスφGIiが高レベル
のVG(H)、第2走査パルスφGIIiが低レベルの
VRG(L)になったときに一斉にリセットされる。こ
のリセット動作は上記ブランキング期間τBLに行われ
る。
【0045】以下同様にして、水平画素列毎に順次各画
素の画素信号が読み出されて1フィールドのビデオ信号
が得られ、その後、リセット動作を繰り返すことにな
る。
【0046】ここで、具体的に例えば第1行目の水平画
素列の信号読出動作およびリセット動作について説明す
ると、図9に示すように、第1垂直走査回路13から出
力される第1走査パルスφGI1が高レベルのVG
(H)、第2垂直走査回路15から出力される第2走査
パルスφGII1が高レベルのVRG(H)になると、
第1行目の第1走査ライン12−1および第2走査ライ
ン14−1に接続された増幅型固体撮像素子11−1
1、11−12、…11−1nが選択されてコラムライ
ン16−1、16−2、…16−n上にそれぞれ第1行
目の水平画素列の画素信号が読み出される。さらに、水
平走査回路21から出力される信号読出制御パルスφS
1、φS2、…φSnにより列選択用トランジスタ17
−1、17−2、…17−nがこの順に順次オンする
と、各コラムライン16−1、16−2、…16−n上
の各画素信号が列選択用トランジスタ17−1、17−
2、…17−nをそれぞれ介してビデオライン18の信
号出力端子20から順次信号出力されて取り出される。
続いて、この第1行目の水平画素列の増幅型固体撮像素
子群は第1走査パルスφCI1が高レベルのVG(H)
で、第2走査パルスφGII1が低レベルのVRG
(L)になったときに一斉にリセットされる。同様にし
て、第2番目の水平画素列の信号読出動作さらにリセッ
ト動作に移行し、これらの動作が1フィールド分順次繰
り返されることになる。
【0047】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
増幅型固体撮像装置では、増幅型固体撮像素子の第1ゲ
ート電極2下の光電変換により発生した信号電荷に応じ
たポテンシャル変動としてコラムライン16上に読み出
されたソース電位を、定電流源負荷19によりコラムラ
イン16およびビデオライン18の寄生容量を充電して
第1ゲート電極2下のポテンシャル電位に固定し、その
ソース電位を列選択用トランジスタ17によりビデオラ
イン18に出力するものであるが、各増幅型固体撮像素
子容量が小さいため定電流源負荷19からの供給電流を
100nA程度以下にしないと第1ゲート電極2下のポ
テンシャル電位を忠実にコラムライン16上に画素信号
として出力することが不可能となる。つまり、定電流源
負荷19からの供給電流が大きいと、コラムライン16
およびビデオライン18の寄生容量を充分に充電して信
号読み出しの遅れはなくなるが、第1ゲート電極2下の
ポテンシャル電位が浮き上がって忠実にコラムライン1
6上に正確な映像信号としての画素信号を出力すること
が不可能となる。また、定電流源負荷19からの供給電
流が小さいと、コラムライン16およびビデオライン1
8の寄生容量を充分に充電することができず、寄生容量
の時定数の分だけ信号波形が鈍って信号読み出しに遅れ
が生じることになる。
【0048】したがって、上記の増幅型固体撮像装置で
は、ビデオライン18に共通に接続された定電流源負荷
19のみで、マトリクス状に多数設けられた増幅型固体
撮像素子全てをカバーしており、これでは、各コラムラ
イン16およびビデオライン18の寄生容量に電荷を供
給する能力が不十分であるため、映像信号読み出しの高
速応答性に問題を生じていた。しかも、ビデオライン1
8以降に接続される各電気回路を駆動させようとすれ
ば、各増幅型固体撮像素子で得られた映像信号を高速で
出力することが益々不可能となる。
【0049】以上、TGMIS型の増幅型固体撮像素子
を用いた増幅型固体撮像装置について説明したが、TG
MIS型の代わりに表面リセット型、トレンチ型、BD
MIS型の固体撮像素子を用いた増幅型固体撮像装置に
おいても、上記同様の問題点がある。
【0050】本発明は、各増幅型固体撮像装置が有する
上記の問題を解決するものであり、高密度化、多画素化
に有利であり、しかも高いS/N比が得られると共に、
高速な信号の読み出しができる増幅型固体撮像装置を提
供することを目的とする。
【0051】
【課題を解決するための手段】本発明の増幅型固体撮像
装置は、半導体基体の表面に形成されたトランジスタで
あって、入射する光によって発生した電荷を該トランジ
スタ内の該半導体基体表面に蓄積し、該蓄積された信号
電荷に応じた電気信号の変化を出力するトランジスタ
と、該トランジスタに隣接して設けられたゲート領域で
あって、該半導体基体の一部と、該半導体基体の一部上
に形成された絶縁膜と、該絶縁膜上に設けられたゲート
電極とを有し、該ゲート電極に印加された電圧に基づい
て、該蓄積された信号電荷を該半導体基体の表面から内
部へ移動させるゲート領域とを有する増幅型光電変換素
子が配列された増幅型固体撮像装置において、該増幅型
光電変換素子の出力信号が順次入力されるビデオライン
に、該出力信号により駆動される駆動用トランジスタ及
び負荷用トランジスタを有する出力インピーダンス変換
手段が設けられており、そのことにより上記目的が達成
される。
【0052】また、本発明の増幅型固体撮像装置は、光
電変換により発生した信号電荷を蓄積する半導体基体表
面近傍部と、該半導体基体表面上に形成された第1のゲ
ート電極とからなる第1のゲート領域と、該半導体基体
表面に該半導体基体濃度に比べて高濃度な不純物層によ
って形成されたソース及びドレインとを有するトランジ
スタと、一部分が該第1のゲート領域に隣接する該半導
体基体表面近傍部と、該半導体基体表面上に絶縁膜を介
して形成され、一部分が該第1のゲート電極に隣接する
第2のゲート電極とからなる第2のゲート領域と、該半
導体基体表面であって、該第1のゲート電極と該第2の
ゲート電極との隣接部から該半導体基体表面方向に沿っ
て所定の距離を有する部分に、該半導体基体濃度よりも
高濃度な不純物層を形成してなる電荷排出用ドレインと
を有する電荷排出部とを備え、該蓄積信号電荷を該電荷
排出部の該電荷排出用ドレインに排出するように成した
増幅型光電変換素子が配列された増幅型固体撮像装置に
おいて、該増幅型光電変換素子の出力信号が順次入力さ
れるビデオラインに、該出力信号により駆動される駆動
用トランジスタ及び負荷用トランジスタを有する出力イ
ンピーダンス変換手段が設けられており、そのことによ
り上記目的が達成される。
【0053】また、本発明の増幅型固体撮像装置は、光
電変換により発生した信号電荷を蓄積する半導体基体表
面近傍部と、該半導体基体表面上に形成された第1のゲ
ート電極とからなる第1のゲート領域と、該半導体基体
表面に該半導体基体濃度に比べて高濃度な不純物層によ
って形成されたソース及びドレインとを有するトランジ
スタと、一部分が該第1のゲート領域に隣接する該半導
体基体表面近傍部と、該半導体基体表面上に絶縁膜を介
して形成され、一部分が該第1のゲート電極に隣接する
第2のゲート電極とからなる第2のゲート領域を備え、
該第1のゲート領域に蓄積された信号電荷を該第2のゲ
ート領域を介して該半導体基体に排出する電荷排出部と
を有する増幅型光電変換素子を配列した画素部の任意の
光電変換素子の該電荷排出部と該任意の光電変換素子に
隣接する光電変換素子のトランジスタ部との間に電界阻
止部を設けた増幅型固体撮像装置において、該増幅型光
電変換素子の出力信号が順次入力されるビデオライン
に、該出力信号により駆動される駆動用トランジスタ及
び負荷用トランジスタを有する出力インピーダンス変換
手段が設けられており、そのことにより上記目的が達成
される。
【0054】また、本発明の増幅型固体撮像装置は、半
導体基体の一表面に設けられた半導体領域と、光電変換
により発生した信号電荷を蓄積する該半導体基体の表面
近傍部と、該表面近傍部上に形成された第1のゲート電
極とからなる第1のゲート領域と、該半導体基体の一表
面側にあって該第1のゲート領域に隣接する該半導体基
体の表面近傍部と、該表面近傍部上に絶縁膜を介して形
成された第2のゲート領域とを有し、該半導体領域と該
半導体基体との間で該第1のゲート領域の表面近傍部を
チャネルとする能動素子を形成するように構成し、該信
号電荷によって生じる該能動素子の特性変化を出力信号
とする増幅型光電変換素子が配列された増幅型固体撮像
装置において、該増幅型光電変換素子の出力信号が順次
入力されるビデオラインに、該出力信号により駆動され
る駆動用トランジスタ及び負荷用トランジスタを有する
出力インピーダンス変換手段が設けられており、そのこ
とにより上記目的が達成される。
【0055】好ましくは、前記ビデオラインに接続さ
れ、一方向に配列された複数の増幅型光電変換素子が接
続された信号ライン毎に定電流源負荷手段を設ける。
【0056】また、好ましくは、前記増幅型光電変換素
子毎に前記出力信号を出力させ、該出力した電気信号を
順次、前記ビデオラインに導く走査手段が設けられ、前
記出力インピーダンス変換手段の駆動用トランジスタ素
子の閾値電圧を該走査手段に用いたトランジスタの閾値
電圧よりも小さくする。
【0057】また、好ましくは、前記出力インピーダン
ス変換手段の駆動用トランジスタ素子としてデプリージ
ョン型のものを使用する。
【0058】上記構成により、以下、その作用を説明す
る。
【0059】本発明においては、増幅型固体撮像素子毎
に出力される電気信号が順次入力されるビデオライン
に、この電気信号により駆動される駆動用トランジスタ
素子と負荷用トランジスタ素子を有する出力インピーダ
ンス変換手段を備えているため、出力インピーダンスを
非常に小さくできる。このため、その出力端に電気回路
が接続されても、ビデオラインや信号ラインによる寄生
容量の影響が抑えられて画素信号出力が鈍ることなく高
速で出力可能となる。
【0060】また、各列方向の信号ライン毎に設けられ
た定電流源負荷手段により、信号ラインの寄生容量に供
給できる電荷を個別の信号ライン毎に確保可能となって
高速駆動時にも正確な映像信号が得られる。
【0061】さらに、駆動用トランジスタ素子の閾値電
圧を増幅型撮像装置を駆動させる各走査回路を構成する
トランジスタ素子の閾値電圧より小さく設定することに
より、ソース・ゲート選択方式により得られたソース電
圧をより確実に出力することが可能となる。また、この
駆動用トランジスタ素子をデプリーション型とすること
により、ソース・ゲート選択方式により得られたソース
電圧をより確実に出力することが可能となる。
【0062】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0063】(実施形態1)図1は本発明の実施形態1
における増幅型固体撮像装置の構成を等価回路と要素ブ
ロックを組み合わせて模式的に示した図である。なお、
この増幅型固体撮像装置は図11に示す増幅型固体撮像
素子を用いている。また、図1において、上記の図15
で示される部材と、同様の作用、効果を奏する部材には
同様の符号を付けてその説明を省略する。
【0064】図1において、増幅型固体撮像素子よりな
る各画素11−11、11−12、…11−mn毎に映
像信号としての画素信号がコラムライン16−1、16
−2、…16−nをそれぞれ介して読み出されるビデオ
ライン18に、画素信号により駆動される駆動用トラン
ジスタ素子31と負荷用トランジスタ素子32の直列回
路よりなる出力インピーダンス変換手段33が設けられ
ている。これらの駆動用トランジスタ素子31と負荷用
トランジスタ素子32の接続点には信号出力端子34が
接続されている。また、負荷用トランジスタ素子32の
ゲート端子には電流値を制御する制御端子35が接続さ
れている。
【0065】上記構成により、以下、その動作を説明す
る。
【0066】図2は図1の増幅型固体撮像装置の動作を
説明する各信号波形を示すタイミング図である。なお、
第1垂直走査回路13は行方向i番目の走査ライン12
−iに第1走査パルスφGIiを出力し、また、第2垂
直走査回路15は行方向i番目の第2走査ライン14−
iに走査パルスφGIIiを出力し、さらに、水平走査
回路21は列方向j番目のコラムライン16−jに信号
読出制御パルスφSjを出力する。
【0067】まず、図2に示すように、第1垂直走査回
路13から第1行目の水平素子列の第1ゲート電極2に
出力される第1走査パルスφGI1が高レベルの電位V
G(Hレベル)で、また、第2垂直走査回路15から第
1行目の水平素子列の第2ゲート電極3に出力される第
2走査パルスφGII1が高レベルの電位VRG(Hレ
ベル)になると、第1行目の水平素子列に接続される第
1走査ライン12−1および第2走査ライン14−1を
介して、第1行目の水平素子列の増幅型固体撮像素子1
1−11、11−12、…11−1nが選択されて、各
画素毎の画素信号が各コラムライン16−1、16−
2、…16−n上にそれぞれ読み出される。続いて、水
平走査回路21より出力される信号読出制御パルスφS
1、φS2、…φSnにより列選択用トランジスタ17
−1、17−2、…17−nがこの順次に順次オンする
と、各増幅型固体撮像素子からの画素信号がビデオライ
ン18に映像信号として信号出力される。
【0068】その後、この第1行目の水平素子列である
各増幅型固体撮像素子群は、第1走査パルスφGI1が
高レベルの電位VG(H)で、第2走査パルスφGII
1が低レベルの電位VRG(L)になったときにその蓄
積電荷が一斉にリセットされて、各コラムライン16−
1、16−2、…16−n上にそれぞれ読み出されてい
た画素信号がリセットされる。
【0069】次いで、第1垂直走査回路13から第2行
目の水平素子列の第1ゲート電極2に出力される第1走
査パルスφGI2が高レベルの電位VG(Hレベル)
で、また、第2垂直走査回路15から第2行目の水平素
子列の第2ゲート電極3に出力される第2走査パルスφ
GII2が低レベルの電位VRG(Lレベル)になる
と、第2行目の水平素子列に接続される第1走査ライン
12−2および第2走査ライン14−2を介して、第2
行目の水平素子列の増幅型固体撮像素子11−21、1
1−22、…11−2nが選択されて、各画素毎の画素
信号が各コラムライン16−1、16−2、…16−n
上にそれぞれ読み出される。続いて、水平走査回路21
より出力される信号読出制御パルスφS1、φS2、…
φSnにより列選択用トランジスタ17−1、17−
2、…17−nがこの順に順次オンすると、各増幅型固
体撮像素子からの画素信号がビデオライン18に映像信
号として信号出力される。
【0070】その後、この第2行目の水平素子列である
各増幅型固体撮像素子群は、第1走査パルスφGI2が
高レベルの電位VG(H)で、第2走査パルスφGII
2が低レベルの電位VRG(L)になったときにその蓄
積電荷が一斉にリセットされて、各コラムライン16−
1、16−2、…16−n上にそれぞれ読み出されてい
た画素信号がリセットされる。
【0071】以下同様にして、各画素の画素信号が各コ
ラムライン16−1、16−2、…16−nをそれぞれ
介してビデオライン18に順次読み出されて1フィール
ド(1画面)のビデオ信号が得られることになる。
【0072】このビデオライン18に出力された画素信
号の出力は、駆動用トランジスタ素子31と負荷用トラ
ンジスタ素子32からなる出力インピーダンス変換手段
(ソースフォロアー回路)33の駆動用トランジスタ素
子31のゲート端子に入力され、出力インピーダンス変
換手段33で出力インピーダンス変換がなされ、即ち電
流増幅がなされて信号出力端子34から出力されること
になる。
【0073】この出力インピーダンス変換手段33は、
負荷用トランジスタ素子32として例えばNMOSトラ
ンジスタ(L=5μm、W=100μm)、また、駆動
用トランジスタ素子31として例えばNMOSトランジ
スタ(L=3μm、W=30μm)の各トランジスタを
用いて、負荷用トランジスタ素子32による定電流量を
1mA程度となるように負荷用トランジスタ素子32の
ゲート端子に所定電圧を印加する。
【0074】このように、負荷用トランジスタ素子32
による定電流量を1mA程度となるように負荷用トラン
ジスタ素子32のゲート端子に所定電圧を印加し、増幅
型固体撮像装置より出力される電圧信号出力変動と出力
インピーダンス変換手段33の入出力特性を図3に示し
ている。この際の出力インピーダンスは、〜7kΩ程度
であったものが、出力インピーダンス変換手段33によ
る出力インピーダンス変換後では、〜400Ω程度と出
力インピーダンスを小さくすることが可能となった。
【0075】以上の構成によりビデオライン18上に得
られた画素信号の出力波形について図4を用いて説明す
る。
【0076】図4(a)は図1の出力インピーダンス変
換手段33を用いずに増幅型固体撮像装置のビデオライ
ン18を直接外部電気回路に接続した場合の画素信号出
力波形図であり、図4(b)は図1の出力インピーダン
ス変換手段33の後段に電気回路を接続した場合の画素
信号出力波形図である。
【0077】接続される電気回路の負荷容量を〜数pF
として、水平走査回路21の駆動周波数を10MHzと
した場合、水平走査回路21より出力される信号読出制
御パルスφS1、φS2、φS3がそれぞれV(H)レ
ベルになっている期間、増幅型固体撮像装置の画素信号
出力を選択するわけであるが、直接外部電気回路に接続
した場合には、図4(a)に示すように出力インピーダ
ンスが大きいために外部負荷容量に対する電荷供給能力
が小さいため、得たい画素信号出力電位を得るまでに立
ち上がり時間を要してしまい、波形が鈍って出力波形歪
みが生じ、正確で高速な信号の読みだしができていな
い。
【0078】この場合と比較して出力インピーダンス変
換手段33の後段に電気回路を負荷として接続した場合
には、図4(b)に示すように出力インピーダンスが小
さいため外部負荷容量への電荷供給能力が大きく、〜1
0MHz程度の水平走査回路21の駆動周波数では全く
問題なく画素信号の正確な出力電位を高速に得ることが
可能となる。
【0079】(実施形態2)図5は本発明の実施形態2
における増幅型固体撮像装置の構成を等価回路と要素ブ
ロックを組み合わせて模式的に示した図である。なお、
この増幅型固体撮像装置も図11に示す増幅型固体撮像
素子を用いている。また、図5において、上記の図15
で示される部材と、同様の作用、効果を奏する部材には
同様の符号を付けてその説明を省略する。
【0080】図5において、ビデオライン18に列選択
用トランジスタ17−1、17−2、・・17−nをそ
れぞれ介して接続され、一方向に配列された複数の増幅
型固体撮像素子が接続されたコラムライン16−1、1
6−2、…16−n毎にそれぞれ定電流源負荷手段41
−1、41−2、…41−nがそれぞれ設けられてい
る。
【0081】上記構成により、ビデオライン18上に読
み出された画素信号出力は、駆動用トランジスタ素子3
1と負荷用トランジスタ素子32からなる出力インピー
ダンス変換手段(ソースフォロアー回路)33の駆動用
トランジスタ素子31のゲート端子に入力され、出力イ
ンピーダンス変換、即ち電流増幅されて信号出力端子3
4から映像信号として出力されることになる。このと
き、本実施形態2では、列方向の各コラムライン16−
1、16−2、…16−n上にそれぞれ定電流源負荷手
段41−1、41−2、…41−nを備えていることに
より、これらがそれぞれ、各列のコラムライン16−
1、16−2、…16−nに生じる寄生容量に供給する
電荷の供給源となり、その分、寄生容量に対する電荷供
給能力が向上して上記実施形態1に示した構成よりも高
速動作においても正確で高速な信号読み出し効果を発揮
することができる。
【0082】(実施形態3)図6は本発明の実施形態3
における増幅型固体撮像装置の構成を等価回路と要素ブ
ロックを組み合わせて模式的に示した図である。なお、
この増幅型固体撮像装置も図11に示す増幅型固体撮像
素子を用いている。また、図6において、上記の図15
で示される部材と、同様の作用、効果を奏する部材には
同様の符号を付けてその説明を省略する。
【0083】図6において、増幅型固体撮像素子よりな
る各画素11−11、11−12、…1−mn毎に映像
信号としての画素信号がコラムライン16−1、16−
2、…16−nをそれぞれ介して読み出されるビデオラ
イン18に、画素信号により駆動される駆動用トランジ
スタ素子51と負荷用トランジスタ素子32の直列回路
よりなる出力インピーダンス変換手段52が設けられて
いる。この駆動用トランジスタ素子51は、その閾値電
圧が、第1垂直走査回路13、第2垂直走査回路15お
よび水平走査回路21に用いたトランジスタの閾値電圧
よりも小さく構成するか、または、駆動用トランジスタ
素子51がデプリージョン型で構成している。
【0084】上記構成により、ビデオライン18に出力
された画素信号出力は、駆動用トランジスタ素子51と
負荷用トランジスタ素子32からなる出力インピーダン
ス変換手段(ソースフォロアー回路)52の駆動用トラ
ンジスタ素子51のゲート端子に入力され、出力インピ
ーダンス変換、即ち電流増幅されて映像信号として信号
出力端子34から出力される。
【0085】この出力インピーダンス変換手段(ソース
フォロア回路)52は、負荷用トランジスタ素子32に
よる定電流量を1mA程度とし、増幅型撮像装置より出
力される電圧信号出力変動を維持しつつ電流増幅するこ
とが可能となる。ただし、電圧増幅利得としては、負荷
用トランジスタ素子32による定電流量により異なる
が、電圧増幅利得αは〜0.8程度となる。
【0086】また、本実施形態3では、上記本出願人が
提案している増幅型固体撮像素子の電圧信号出力振幅に
ついて、第1ゲート電極下の半導体表面側に形成される
ウェル層のキャリア濃度、ウェル深さ、および駆動電圧
により、暗時の出力レベルおよび飽和出力レベルを任意
に設定することが可能である。
【0087】このため、一般的には、出力インピーダン
ス変換手段(ソースフォロア一回路)52を構成する駆
動用トランジスタ素子51および負荷用トランジスタ素
子32と上記増幅型固体撮像装置の駆動走査回路部とを
構成するトランジスタ群とを同一のプロセスにより形成
することが考えられるが、上記増幅型撮像装置のダイナ
ミックレンジを大きく確保するために、出力信号振幅を
〜0(V)から〜5(V)となるように最適化を行うこ
とが可能であり、この様な信号出力振幅では、図3に示
した出力インピーダンス変換回路での入出力電圧特性で
は、0(V)〜1(V)までの入力信号は出力信号に反
映させることはできなかった。この特性は出力インピー
ダンス変換回路の駆動用トランジスタ素子51の閾値電
圧およびソース・ドレイン間電流値で規定されている。
上記駆動走査回路群を構成しているトランジスタ素子群
については閾値電圧Vthの設定を、|Vth|が〜
0.8(V)程度で設計されていることから、出力イン
ピーダンス変換手段52の駆動用トランジスタ素子51
の閾値を上記増幅型固体撮像装置の全駆動走査回路を構
成するトランジスタ素子群の閾値電圧よりも小さくする
か、またはデプリーション型のトランジスタ素子で構成
することにより、図3の入出力電圧特性を左側にシフト
させて図7に示すように動作点を上記増幅型固体撮像素
子の出力電圧信号振幅に合わせることが可能となる。
【0088】例えば上記増幅型固体撮像素子の出力電圧
信号振幅が0V〜4.5Vとし、上記出力インピーダン
ス変換手段(ソースフォロア回路)52の負荷用トラン
ジスタ素子32による定電流量を1mAとすると、駆動
用トランジスタ素子51による電圧変換利得αは〜0.
6となり、駆動用トランジスタ素子51の閾値電圧Vt
hを〜−0.7Vとすることにより、上記増幅型固体撮
像素子の出力電圧信号振幅を忠実に反映させ、且つ出力
インピーダンス変換することが可能となる。
【0089】このように、出力インピーダンス変換手段
(ソースフォロワー回路)52の駆動用トランジスタ素
子51の閾値電圧を増幅型固体撮像装置の全走査回路に
使用しているトランジスタの閾値電圧よりも小さくする
か、または、その駆動用トランジスタ素子51をデプリ
ージョン型とすることにより、ソース・ゲート選択方式
により得られたソース電圧をより確実に出力することが
できる。
【0090】以上のように上記実施形態1〜3において
は、半導体基板上に形成されたMOS型トランジスタの
ゲート領域で光電変換し、このゲート領域に蓄積した信
号電荷に応じたMOS型トランジスタのポテンシャル変
化をセンサ出力とする増幅型固体撮像素子がマトリクス
状に複数配列されたアレイ群を有する増幅型固体撮像装
置において、光電変換するゲート領域を第1ゲート領域
とし、第1ゲート領域に隣接して第2ゲート領域を形成
し、ソース領域、ドレイン領域と第1ゲート領域により
なるMOS型トランジスタが半導体基板表面に形成され
ており、このトランジスタの第1ゲート領域を透過して
入射した光エネルギーによって光電変換されて発生した
信号電荷をトランジスタ内の半導体基体表面に蓄積し、
蓄積された信号電荷に応じた電気信号を出力する。この
トランジスタに隣接して設けられた第2ゲート領域を介
して第1ゲート領域に蓄積された信号電荷を半導体基体
の内部に移動排出させるリセット機能を有している。複
数個の増幅型固体撮像素子をマトリックス状に配列した
増幅型固体撮像装置を第1ゲート領域および第2ゲート
領域を同期させて駆動させる各垂直走査回路と、コラム
ラインに接続されたソース領域を順次選択する水平走査
回路とを備え、ドレイン領域には所定の電位が供給さ
れ、増幅型固体撮像素子を各垂直走査回路と水平走査回
路により順次選択してビデオラインに読み出した映像信
号出力を、駆動用トランジスタ素子と負荷用トランジス
タ素子の直列回路よりなる出力インピーダンス変換回路
(ソースフォロア回路)に供給することによって、出力
インピーダンス変換回路(ソースフォロア回路)の出力
端子から出力電圧として取り出すようにした電流増幅出
力部を有している。その出力端子に電気回路が接続され
ても、各増幅型固体撮像素子で得られた映像信号をより
正確で高速に出力することが可能となる。
【0091】また、上記各実施形態1〜3では、増幅型
固体撮像素子に用いられるトランジスタがMOS型FE
Tの場合を示したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、トランジスタが接合ゲート型FETの画素の場
合であっても、また、トランジスタが制御ゲート付きF
ETの画素の場合であっても、上記各実施形態と同様の
作用効果を得ることが可能である。
【0092】(実施形態4)図1は、また、本発明増幅
型固体撮像装置の実施形態4を示す。この実施形態4で
は、実施形態1〜3とは異なり、増幅型固体撮像素子と
して、図12に示す本願出願人が先に提案した表面リセ
ット型のものを用いている。但し、実施形態1〜3で用
いられているTGMIS型と、本実施形態4の表面リセ
ット型のTGMIS型とを等価回路で表すと同一構成に
なるため、本実施形態4の等価回路も図1と同一にな
る。
【0093】等価回路が同一であることからも明かなよ
うに、本実施形態4の増幅型固体撮像装置も実施形態1
の増幅型固体撮像装置と同様の効果を奏することができ
る。
【0094】なお、本実施形態4においても、実施形態
2の場合と同様に、各コラムライン16−1、16−2
…毎にそれぞれ定電流負荷手段41−1、41−2…を
設けることが可能である。
【0095】また、実施形態3の場合と同様に、出力イ
ンピーダンス変換手段の駆動用トランジスタ素子51の
閾値電圧を、第1垂直走査回路13、第2垂直走査回路
15及び水平走査回路21に設けられたトランジスタの
閾値電圧よりも小さく構成するか、或いはこのトランジ
スタをデプリージョン型で構成してもよい。
【0096】このようにすれば、それぞれ実施形態2、
実施形態3同様の効果を奏することができる。
【0097】(実施形態5)図1は、また、本発明増幅
型固体撮像装置の実施形態5を示す。この実施形態5で
は、実施形態1〜3とは異なり、増幅型固体撮像素子と
して、図13に示す本願出願人が先に提案したトレンチ
型のものを用いている。但し、実施形態1〜3で用いら
れているTGMIS型と、本実施形態5のトレンチ型の
TGMIS型とを等価回路で表すと同一構成になるた
め、本実施形態5の等価回路も図1と同一になる。
【0098】等価回路が同一であることからも明かなよ
うに、本実施形態5の増幅型固体撮像装置も実施形態1
の増幅型固体撮像装置と同様の効果を奏することができ
る。
【0099】なお、本実施形態5においても、実施形態
2の場合と同様に、各コラムライン16−1、16−2
…毎にそれぞれ定電流負荷手段41−1、41−2…を
設けることが可能である。
【0100】また、実施形態3の場合と同様に、出力イ
ンピーダンス変換手段の駆動用トランジスタ素子51の
閾値電圧を、第1垂直走査回路13、第2垂直走査回路
15及び水平走査回路21に設けられたトランジスタの
閾値電圧よりも小さく構成するか、或いはこのトランジ
スタをデプリージョン型で構成してもよい。
【0101】このようにすれば、それぞれ実施形態2、
実施形態3同様の効果を奏することができる。
【0102】(実施形態6)図8は本発明増幅型固体撮
像装置の実施形態6を示す。この実施形態6では、実施
形態1〜3とは異なり、増幅型固体撮像素子として、図
14に示す本願出願人が先に提案したBDMIS型のも
のを用いている。但し、画素構造以外は図1に示す等価
回路と略同様であり、以下の点のみが異なる。
【0103】即ち、BDMIS型では、TGMIS型と
は異なり、信号電荷は電子であるので、列選択用トラン
ジスタ17−1、17−2…はnチャネルトランジスタ
ではなく、pチャネルトランジスタで構成されている。
【0104】なお、図1と対応する部分には同一の符号
を付して詳細な説明は省略する。
【0105】本実施形態6においても、回路動作は図1
と同様であるので、実施形態1同様の効果を奏すること
ができる。
【0106】なお、本実施形態6においても、図9に示
すように、実施形態2の場合と同様に、各コラムライン
16−1、16−2…毎にそれぞれ定電流負荷手段41
−1、41−2…を設けることが可能である。
【0107】また、図10に示すように、実施形態3の
場合と同様に、出力インピーダンス変換手段の駆動用ト
ランジスタ素子51の閾値電圧を、第1垂直走査回路1
3、第2垂直走査回路15及び水平走査回路21に設け
られたトランジスタの閾値電圧よりも小さく構成する
か、或いはこのトランジスタをデプリージョン型で構成
してもよい。
【0108】このようにすれば、それぞれ実施形態2、
実施形態3同様の効果を奏することができる。
【0109】なお、上記実施形態1〜6では、1段の出
力インピーダンス変換手段(ソースフォロア回路)を例
に説明したが、複数段の出力インピーダンス変換手段
(ソースフォロア回路)を用いて出力インピーダンス変
換を行っても同様の効果が得られる。出力インピーダン
ス変換手段(ソースフォロア回路)を複数段に構成した
場合、初段より負荷用トランジスタ素子の定電流量を徐
々に増加させて最終利得を調整することも可能である。
この場合、第1段目の出力インピーダンス変換手段の駆
動用トランジスタ素子52のゲート端子にビデオライン
の出力端を接続し、第1段目の出力インピーダンス変換
手段の駆動用トランジスタ素子52と負荷用トランジス
タ素子の接続点を、第2段目の出力インピーダンス変換
手段の駆動用トランジスタ素子のゲート端子に接続す
る。以降同様に、駆動用トランジスタ素子と負荷用トラ
ンジスタ素子の接続点を、次段目の出力インピーダンス
変換手段の駆動用トランジスタ素子のゲート端子に接続
して、その次段目の駆動用トランジスタ素子と負荷用ト
ランジスタ素子の接続点から映像信号の画素信号出力を
取り出せばよい。
【0110】
【発明の効果】以上のように本発明の増幅型固体撮像装
置によれば、出力インピーダンス変換手段を設けたこと
により、アレイ状に形成された増幅型固体撮像素子を順
次ゲート・ソース選択し、小型化・多画素化による寄生
容量が無視できない状態においても出力電圧波形に鈍り
のない出力信号を得ることができて、各増幅型固体撮像
素子の出力信号を正確で高速に読み出すことができる。
【0111】また、信号ライン毎に定電流源負荷手段を
設けたことにより、信号ラインの寄生容量に供給できる
電荷を個別の信号ライン毎に確保できてより正確で高速
な映像信号の読み出しを行うことができる。
【0112】さらに、駆動用トランジスタ素子の閾値電
圧を増幅型撮像装置を駆動させる各走査回路を構成する
トランジスタ素子の閾値電圧より小さくするか、また
は、この駆動用トランジスタ素子をデプリーション型と
することにより、ソース・ゲート選択方式により得られ
たソース電圧をより確実に出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1、実施形態4及び実施形態
5における増幅型固体撮像装置の構成を等価回路と要素
ブロックを組み合わせて示す模式図。
【図2】図1の増幅型固体撮像装置の動作を説明する各
信号波形を示すタイミング図。
【図3】本発明による増幅型固体撮像装置より出力され
る電圧信号出力変動と出力インピーダンス変換手段33
の入出力電圧特性とを示す図。
【図4】(a)は図1の出力インピーダンス変換手段を
用いずに増幅型固体撮像装置のビデオラインを直接外部
電気回路に接続した場合の画素信号出力波形図、(b)
は図1の出力インピーダンス変換手段の後段に電気回路
を接続した場合の画素信号出力波形図。
【図5】本発明の実施形態2における増幅型固体撮像装
置の構成を等価回路と要素ブロックを組み合わせて示す
模式図。
【図6】本発明の実施形態3における増幅型固体撮像装
置の構成を等価回路と要素ブロックを組み合わせて示す
模式図。
【図7】図3の入出力電圧特性を左側にシフトさせた場
合の図。
【図8】本発明増幅型固体撮像装置の実施形態6を示
す、図1同様の模式図。
【図9】本発明増幅型固体撮像装置の実施形態6を示
す、図5同様の模式図。
【図10】本発明増幅型固体撮像装置の実施形態6を示
す、図6同様の模式図。
【図11】本願出願人が先に提案したTGMIS型の増
幅型固体撮像装置を構成する増幅型固体撮像素子の画素
構造を示す図であり、(a)はその一部平面図、(b)
は(a)のA−A’線断面図。
【図12】本願出願人が先に提案した表面リセット型と
呼ばれるTGMIS型の増幅型固体撮像素子を示す断面
図。
【図13】本願出願人が先に提案したトレンチ型と呼ば
れるTGMIS型の増幅型固体撮像素子を示す断面図。
【図14】本願出願人が先に提案したBDMIS型の増
幅型型固体撮像素子を示す断面図。
【図15】図11の増幅型固体撮像素子を用いた増幅型
固体撮像装置の構成を等価回路と要素ブロックを組み合
わせて示す模式図。
【図16】図15の増幅型固体撮像装置の動作を説明す
る各信号波形を示すタイミング図。
【符号の説明】
1 p型半導体基板 2 第1ゲート電極 3 第2ゲート電極 4 ウエル層 5 ソース領域 6 ドレイン領域 11−11、11−12、…11−mn 画素 12−1、12−2、…12−m 第1走査ライン 13 第1垂直走査回路 14−1、14−2、…14−m 第2走査ライン 15 第2垂直走査回路 16−1、16−2、…16−n コラムライン 17−1、17−2、…17−n 列選択用トランジ
スタ 18 ビデオライン 19 定電流負荷 21 水平走査回路 31、51 駆動用トランジスタ素子 32 負荷用トランジスタ素子 33、52 出力インピーダンス変換手段 34 信号出力端子 41−1、41−2、…41−n 定電流源負荷手段 φGI1、φGI2、… 第1走査パルス φGII1、φGII2、… 第2走査パルス φS1、φS2、… 信号読出制御パルス

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基体の表面に形成されたトランジ
    スタであって、入射する光によって発生した電荷を該ト
    ランジスタ内の該半導体基体表面に蓄積し、該蓄積され
    た信号電荷に応じた電気信号の変化を出力するトランジ
    スタと、 該トランジスタに隣接して設けられたゲート領域であっ
    て、該半導体基体の一部と、該半導体基体の一部上に形
    成された絶縁膜と、該絶縁膜上に設けられたゲート電極
    とを有し、該ゲート電極に印加された電圧に基づいて、
    該蓄積された信号電荷を該半導体基体の表面から内部へ
    移動させるゲート領域とを有する増幅型光電変換素子が
    配列された増幅型固体撮像装置において、 該増幅型光電変換素子の出力信号が順次入力されるビデ
    オラインに、該出力信号により駆動される駆動用トラン
    ジスタ及び負荷用トランジスタを有する出力インピーダ
    ンス変換手段が設けられていることを特徴とする増幅型
    固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 光電変換により発生した信号電荷を蓄積
    する半導体基体表面近傍部と、該半導体基体表面上に形
    成された第1のゲート電極とからなる第1のゲート領域
    と、該半導体基体表面に該半導体基体濃度に比べて高濃
    度な不純物層によって形成されたソース及びドレインと
    を有するトランジスタと、 一部分が該第1のゲート領域に隣接する該半導体基体表
    面近傍部と、該半導体基体表面上に絶縁膜を介して形成
    され、一部分が該第1のゲート電極に隣接する第2のゲ
    ート電極とからなる第2のゲート領域と、該半導体基体
    表面であって、該第1のゲート電極と該第2のゲート電
    極との隣接部から該半導体基体表面方向に沿って所定の
    距離を有する部分に、該半導体基体濃度よりも高濃度な
    不純物層を形成してなる電荷排出用ドレインとを有する
    電荷排出部とを備え、該蓄積信号電荷を該電荷排出部の
    該電荷排出用ドレインに排出するように成した増幅型光
    電変換素子が配列された増幅型固体撮像装置において、 該増幅型光電変換素子の出力信号が順次入力されるビデ
    オラインに、該出力信号により駆動される駆動用トラン
    ジスタ及び負荷用トランジスタを有する出力インピーダ
    ンス変換手段が設けられていることを特徴とする増幅型
    固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 光電変換により発生した信号電荷を蓄積
    する半導体基体表面近傍部と、該半導体基体表面上に形
    成された第1のゲート電極とからなる第1のゲート領域
    と、該半導体基体表面に該半導体基体濃度に比べて高濃
    度な不純物層によって形成されたソース及びドレインと
    を有するトランジスタと、 一部分が該第1のゲート領域に隣接する該半導体基体表
    面近傍部と、該半導体基体表面上に絶縁膜を介して形成
    され、一部分が該第1のゲート電極に隣接する第2のゲ
    ート電極とからなる第2のゲート領域を備え、該第1の
    ゲート領域に蓄積された信号電荷を該第2のゲート領域
    を介して該半導体基体に排出する電荷排出部とを有する
    増幅型光電変換素子を配列した画素部の任意の光電変換
    素子の該電荷排出部と該任意の光電変換素子に隣接する
    光電変換素子のトランジスタ部との間に電界阻止部を設
    けた増幅型固体撮像装置において、 該増幅型光電変換素子の出力信号が順次入力されるビデ
    オラインに、該出力信号により駆動される駆動用トラン
    ジスタ及び負荷用トランジスタを有する出力インピーダ
    ンス変換手段が設けられていることを特徴とする増幅型
    固体撮像装置。
  4. 【請求項4】 半導体基体の一表面に設けられた半導体
    領域と、 光電変換により発生した信号電荷を蓄積する該半導体基
    体の表面近傍部と、該表面近傍部上に形成された第1の
    ゲート電極とからなる第1のゲート領域と、 該半導体基体の一表面側にあって該第1のゲート領域に
    隣接する該半導体基体の表面近傍部と、該表面近傍部上
    に絶縁膜を介して形成された第2のゲート領域とを有
    し、該半導体領域と該半導体基体との間で該第1のゲー
    ト領域の表面近傍部をチャネルとする能動素子を形成す
    るように構成し、該信号電荷によって生じる該能動素子
    の特性変化を出力信号とする増幅型光電変換素子が配列
    された増幅型固体撮像装置において、 該増幅型光電変換素子の出力信号が順次入力されるビデ
    オラインに、該出力信号により駆動される駆動用トラン
    ジスタ及び負荷用トランジスタを有する出力インピーダ
    ンス変換手段が設けられていることを特徴とする増幅型
    固体撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記ビデオラインに接続され、一方向に
    配列された複数の増幅型光電変換素子が接続された信号
    ライン毎に定電流源負荷手段が設けられている請求項1
    〜請求項4のいずれかに記載の増幅型固体撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記増幅型光電変換素子毎に前記出力信
    号を出力させ、該出力した電気信号を順次、前記ビデオ
    ラインに導く走査手段が設けられ、前記出力インピーダ
    ンス変換手段の駆動用トランジスタ素子の閾値電圧が該
    走査手段に用いたトランジスタの閾値電圧よりも小さく
    構成した請求項1〜請求項4のいずれかに記載の増幅型
    固体撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記出力インピーダンス変換手段の駆動
    用トランジスタ素子がデプリージョン型である請求項1
    〜請求項6のいずれかに記載の増幅型固体撮像装置。
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