JP2009073940A - 研削材及び研削材の製造方法。 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本研削材は焼却灰を加熱して得られた溶融スラグを造粒してなる。焼却灰は、焼却灰全体にTiを1.0質量%以上含有できる。更に、自動車産業廃棄物を焼却して得られたものが好ましい。本製造方法は、焼却灰を加熱して溶融スラグを形成する工程、溶融スラグを造粒して研削剤を得る工程をこの順に備える。溶融スラグを形成する工程は、焼却灰と水ガラスとを混合して非飛散性混合物を形成する工程、非飛散性粒状物を形成する工程、非飛散性粒状物を溶融して溶融スラグを得る工程、をこの順に備えることが好ましい。溶融工程は、アーク式取鍋精錬炉10内に非飛散性造粒物を投入して行うことが好ましい。
【選択図】図1
Description
しかし、焼却灰を廃棄物として処分するのは、費用が嵩み、環境保護の点でも好ましくなく、最近では焼却灰を資源として活用する試みがなされている。例えば、焼却灰を溶融して、得られた溶融物を路盤材として活用することが行われている。
尚、研削材としては、製鋼スラグを用いたものが下記特許文献1で知られている。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、焼却灰を用いた研削材、及びこの研削材を製造する製造方法を提供することを目的とする。
(1)焼却灰を加熱して得られた溶融スラグを造粒してなることを特徴とする研削材。
(2)上記焼却灰は、該焼却灰全体を100質量%とした場合にTiをTiO2換算で1.0質量%以上含有する上記(1)に記載の研削材。
(3)上記焼却灰は、自動車産業廃棄物を焼却して得られた自動車産業廃棄物焼却灰を含む上記(1)又は(2)に記載の研削材。
(4)上記自動車産業廃棄物は、少なくとも自動車用白色塗料かすを含む上記(3)に記載の研削材。
(5)焼却灰を加熱して溶融スラグを形成する溶融スラグ形成工程、及び、
上記溶融スラグを造粒して研削材を得る主造粒工程、をこの順に備えることを特徴とする研削材の製造方法。
(6)上記溶融スラグ形成工程は、
焼却灰と無機バインダとを混合して非飛散性混合物を形成する非飛散性混合物形成工程、
上記非飛散性混合物を粒子化して非飛散性粒状物を形成する非飛散性粒状物形成工程、及び、上記非飛散性粒状物を溶融して上記溶融スラグを得る溶融工程、をこの順に含む上記(5)に記載の研削材の製造方法。
(7)上記焼却灰は、該焼却灰全体を100質量%とした場合にTiをTiO2換算で1.0質量%以上含有する上記(5)又は(6)に記載の研削材の製造方法。
(8)上記焼却灰は、自動車産業廃棄物を焼却して得られた自動車産業廃棄物焼却灰を含む上記(5)乃至(7)のうちのいずれかに記載の研削材の製造方法。
(9)上記自動車産業廃棄物は、少なくとも自動車用白色塗料かすを含む上記(8)に記載の研削材の製造方法。
(10)上記溶融工程は、溶湯が収容された精錬炉内に上記非飛散性粒状物を投入して行う上記(6)乃至(9)のうちのいずれかに記載の研削材の製造方法。
(11)上記精錬炉は、アーク式取鍋精錬炉である上記(10)に記載の研削材の製造方法。
(12)上記主造粒工程は、
上記溶融スラグを風砕して風砕粒を形成する風砕工程、
風砕された該風砕粒を下方へ落下させつつ、水を吹き付けて、該風砕粒を冷却する冷却工程、及び、
該風砕粒を搬送しながら上記冷却に用いられた水を該風砕粒から脱水する脱水搬送工程、をこの順に含む上記(5)乃至(11)のうちのいずれかに記載の研削材の製造方法。
(13)上記冷却工程は、風砕粒を3m以上にわたって落下させながら、放水により該風砕粒を冷却する工程である上記(12)に記載の研削材の製造方法。
焼却灰がTiをTiO2換算で1.0質量%以上含有する場合は、より優れた硬度及び圧壊強度を得ることができる。
焼却灰が、自動車産業廃棄物焼却灰を含む場合は、自動車産業におけるリサイクルを促進できる。加えて、特に優れた硬度及び圧壊強度が得られる。
自動車産業廃棄物が少なくとも自動車用白色塗料かすを含む場合は、より特に優れた硬度及び圧壊強度が得られる。
溶融スラグ形成工程が、非飛散性混合物形成工程、非飛散性粒状物形成工程、及び溶融工程、をこの順に備える場合は、焼却灰を効率よく溶融することができ、また、焼却灰を飛散させることなく溶融を行うことができる。
焼却灰がTiをTiO2換算で1.0質量%以上含有する場合は、より優れた硬度と圧壊強度に優れる研削材を製造することができる。
焼却灰が自動車産業廃棄物を焼却して得られた自動車産業廃棄物焼却灰を含む場合は、自動車産業におけるリサイクルを促進できる。また、特に優れた硬度及び圧壊強度が得られる。
自動車産業廃棄物が少なくとも自動車用白色塗料かすを含む場合は、より特に優れた硬度及び圧壊強度が得られる。
溶融工程を溶湯が入れられた精錬炉内に非飛散性粒状物を投入して行う場合は、溶湯を熱源として用いることで、焼却灰を直接溶解(例えば、電気炉等で焼却灰のみを溶解)させる場合に比べて効率よく溶解できる。また、焼却灰を飛散させることなく溶融でき、製造上極めて効率よく焼却灰をスラグ化することができる。
精錬炉がアーク式取鍋精錬炉である場合は、焼却灰中に含有された鉄成分を効率よく回収することができる。
主造粒工程が風砕工程、冷却工程、及び脱水搬送工程をこの順に備える場合は、とりわけ硬度及び圧壊強度に優れた研削材を製造できる。
冷却工程が、風砕粒を3m以上にわたって落下させながら、放水により風砕粒を冷却する工程である場合は、小さなスペースで研削材を高効率に製造でき、尚かつ、特に硬度及び圧壊強度に優れた研削材を製造できる。
[1]研削材
本発明の研削材は、焼却灰を加熱して得られた溶融スラグを造粒してなることを特徴とする。
上記「焼却灰」は、廃棄物を焼却した後に残る残渣をいう。この焼却灰は、塊状物であってもよく、粉末状物(飛灰等の微粉末状物を含む)であってもよく、その他の形態であってもよい。これらは1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。また、焼却灰には、焼却炉の炉底から得られた焼却残留物、集塵装置で捕集された煤塵、ボイラで捕集された煤塵、ガス冷却室で捕集された煤塵並びに再燃焼室で捕集された煤塵等が含まれる。これらは1種のみを用いてもよく、2種以上併用してもよい。更に、焼却灰は、灰分のみからなってもよく、未燃分(可燃物の燃え残り、Igloss)を含んでもよい。
尚、塊状の焼却灰を用いる場合には、粉砕して最大長が3〜10mmの粒状にして用いることが好ましい。
上記のうち、例えば、都市ゴミを原料とする焼却灰(即ち、都市ゴミ焼却灰)では、例えば、SiをSiO2換算で20〜40質量%、AlをAl2O3換算で5〜20質量%、CaをCaO換算で10〜30質量%、FeをFeO換算で1〜6質量%、MgをMgO換算で1〜3%質量、各々含有できる。
また、例えば、自動車産業廃棄物を原料とする焼却灰(即ち、自動車産業廃棄物焼却灰)では、例えば、SiをSiO2換算で10〜30質量%、AlをAl2O3換算で5〜20質量%、CaをCaO換算で10〜30質量%、FeをFeO換算で4〜10質量%、MgをMgO換算で1〜3%質量、各々含有できる。
更に、自動車産業廃棄物焼却灰には、通常、都市ゴミ焼却灰にはほとんど含有されないTi成分(TiO2)が含有される。このTi成分が含有されることで得られる研削材としての特性(特に硬度及び圧壊強度の向上)を向上させることができるものと考えられる。
上記塗料かすとは、塗料の一部又は全部を含むものであり、通常、焼却して灰分として残存される顔料(特に白色顔料)が含まれる。また、自動車用塗料かすは、自動車を塗装する際に塗着されずに回収された塗料の一部又は全部を含む。更に、塗料かすは、収集設備にて塗料が処理されて収集されることで、この塗料の一部(例えば、ビヒクルなど)が失われていてもよく、また、当初塗料には含まれていない成分(例えば、凝集剤など)が含まれてもよい。
更に、上記自動車産業廃棄物焼却灰は、その全体を100質量%とした場合にFeをFeO換算で4.0質量%以上(通常、50質量%以下)含有することができる。焼却灰がFeをFeO換算で4.0質量%以上含有する場合は、本方法を用いることで鉄分を回収でき、焼却灰中の鉄分を有用成分として再利用できる。また、得られる研削材においては低鉄分であり、製造過程(特に後述の放水による冷却工程を備える場合)及び使用時の抑錆性に優れた研削材とすることができる。
また、焼却灰の融点は特に限定されないが、1200〜1300℃であることが好ましい。この範囲の融点であれば、後述するように、溶湯を熱源として用いて効率よく溶融することができる。また、溶湯を収容する炉の炉材を傷め難く、炉材の寿命を長く維持でき、経済的である。
更に、AlはAl2O3換算で10〜30質量%(より好ましくは10〜25質量%)であることが好ましい。この範囲では特に研削材の硬度を大きく維持できる。また、溶融スラグの融点の過度な上昇を抑制でき、造粒をより容易にすることができる。
更に、MgはMgO換算で3〜15質量%(より好ましくは5〜10質量%)であることが好ましい。この範囲では特に溶融スラグの融点の過度な上昇を抑制し、造粒をより容易にすることができる。
その他には、Feを含有することができる。Feを含有する場合はFeO換算で0.5〜5質量%(より好ましくは0.1〜4質量%)であることが好ましい。この範囲では得られる研削材の硬度を特に高くすることができる
尚、溶融スラグと得られる研削材とは、通常、同じ組成であり、上記組成割合は本発明の研削材の組成と同じである。
製鋼スラグは、製鋼炉の溶融鉄上に浮かんだ成分である。製鋼スラグは転炉スラグと電気炉スラグとに分類されるが、このうち電気炉スラグが好ましい。更に、電気炉スラグは酸化スラグと還元スラグとに分類されるが、酸化スラグが好ましい。その組成は限定されないが、製鋼スラグ全体を100質量%とした場合に、CaをCaO換算で20〜40質量%、SiをSiO2換算で20〜40質量%、AlをAl2O3換算で5〜25質量%、FeをFeO換算で0〜20質量%、MgをMgO換算で0〜15質量%、各々含有するものが挙げられる。
研削材の形状は特に限定されないが、その粒径は10mm以下であることが好ましい。粒径が10mm以下であれば研削材として特に好適に用いることができる。更に、この粒径(粒度分布)は、0.1〜5.0mmに収まっていることが好ましく、0.2〜2.0mmに収まっていることがより好ましい。研削材の粒子の形状は特に限定されないものの、球形状が好ましい。
更に、研削材の圧壊強度{後述する実施例の方法による値(単位;kg/個)}は15kg/個以上(特に10〜70kg/個、更には20〜70kg/個)とすることができる。
本発明の研削材の製造方法は、焼却灰を含有する溶融スラグを形成する溶融スラグ形成工程、及び、上記溶融スラグを造粒して研削材を得る主造粒工程、をこの順に備えることを特徴とする。
「溶融スラグ形成工程」は、焼却灰を加熱して溶融スラグを形成する工程である。溶融スラグ形成工程では、焼却灰をどのようにして溶融してもよい。例えば、直接加熱して溶融することができる。しかし、直接的な加熱を行うと熱対流により焼却灰が飛散することや、熱効率が悪いために溶融することが難しく、不経済である。このため、飛散性の焼却灰を取扱い易く、熱効率に優れた形態(非飛散性)に加工することが好ましく、特に焼却灰をバインダ等により粒子化することが好ましい。バインダとしては有機バインダ及び無機バインダが挙げられ、1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよいが、これらのなかでは無機バインダが好ましい。高温においても燃えることなくバインダとしての作用を発揮できるからである。この無機バインダとしては、水ガラス、セメント、粘土及びベントナイト等が挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。これらの無機バインダのなかでも水ガラスが特に好ましい。水ガラスをバインダに用いると、後述するように精錬炉を用いて溶湯を熱源として利用する場合には、特に溶湯への溶け込み性がよく、溶融の際のエネルギーロスを抑制できるからである。
従って、溶融スラグ形成工程は、焼却灰と水ガラスとを混合して非飛散性混合物を形成する非飛散性混合物形成工程と、非飛散性混合物を粒子化して非飛散性粒状物を形成する非飛散性粒状物形成工程と、非飛散性粒状物を溶融して上記溶融スラグを得る溶融工程と、をこの順に含むことが好ましい。
上記水ガラスの種類は特に限定されず、種々のものを用いることができる。例えば、JIS K1408に示されるように1号(SiO235〜38質量%及びNa2O17〜19質量%)、2号(SiO234〜36質量%及びNa2O14〜15質量%)及び3号(SiO228〜30質量%及びNa2O9〜10質量%)の3種類が知られているが、これらのうちの1種のみを用いてもよく2種以上を併用してもよい。更に、これら以外のSiをSiO2換算で25〜40質量%含有し、且つNaをNa2O換算で8〜20質量%含有する広い意味での水ガラスを用いることができる。
また、水ガラスは、水(H2O)を混合して粘度を小さくして用いることができる。この際には、水ガラスと水とを質量比で30〜70:70〜30(好ましくは40〜60:60〜40)混合して用いることがより好ましい。これにより非飛散性粒状物の溶湯への溶解性を高めることができる。
従って、上記溶融工程では、半溶融層14の上部に非飛散性粒状物を投入して混合することが好ましい。
従って、低電圧、大電流状態では電気抵抗は小さく材料の溶解速度は抑圧されるが、還元反応は進み、金属の回収はし易い。その場合アークはショート状態となり電極先端は湯面に接近、湯表面に焼却灰が保持されて焼却灰層に電極が埋没状態となり、熱効率よく還元を進めながら、焼却灰のスラグ化が進むと考えられる。
また、各ノズルの中心部に対する角度も特に限定されないが、溶融スラグの落下方向(通常、地面に対して垂直方向)に対して、通常、5〜50度の角度であり、15〜40度が好ましく、20〜35度がより好ましい。この範囲であれば、溶融スラグを風砕し易い。また、風砕された風砕粒の上方へのハネ上がりを防止でき、更に、まだ高温状態にある風砕粒同士がくっつくことを抑制し易い。
また、上記気体の放出量は特に限定されないが、落下される風砕粒の量及び粒子径等によって適宜とすることが好ましいが、例えば、溶融スラグの量が60分あたりに2000〜4000kg(更には2500〜3000kg)であれば気体放出量は60分あたりに600〜6000キロリットル(より好ましくは800〜4000キロリットル、更に好ましくは1250〜3500キロリットル)とすることが好ましい。また、風砕に用いる上記気体の種類は特に限定されず、各種の気体を用いることができるが、装置を簡便な構造とするために空気を用いることが好ましい。
更に、水に風砕粒を落下させる方法では、チャンバー内に水を貯留するためにチャンバー下端を閉じる必要があり、研削材の製造はバッチ式で行うこととなる。これに対して、本発明の方法では、チャンバーを開放した状態で使用でき、連続的に研削材を製造でき、高い製造効率を発揮できる。また、後工程に乾燥工程を設けなくとも風砕粒が有する余熱により乾燥させることができ、より簡便な工程で製造できる。特に連続稼働されている製鋼施設等においては、粉末化する前の溶融スラグを保温するコストを削減できる等のメリットがある。
また、水の吹き付け量は特に限定されないが、通常、風砕粒1kgに対して、60リットル/分で、水1.0リットル以下(好ましくは0.3リットル以下、更に好ましくは0.2リットル以下、通常0.01リットル以上)を用いることが好ましい。
また、水の吹き付け方向は特に限定されず、落下される風砕粒に対して垂直方向に側方から吹き付けてもよく、落下される風砕粒に対して水平に上方から下方へ吹き付けてもよく、落下される風砕粒に対して水平に下方から上方へ吹き付けてもよい。これらのなかでは側方から及び下方から上方へ吹き付けることが好ましい。対向流とすることで、優れた冷却効果が得られ、また、風砕粒がチャンバー内に滞留される時間を長くすることができるからである。
更に、この脱水搬送工程では130〜600℃/分(より好ましくは150〜400℃/分、更に好ましくは180〜300℃/分、特に好ましくは180〜250℃/分)の速度で冷却(通常、放冷)されることが好ましい。この範囲では、十分な脱水及び冷却を行いつつ、より短い搬送距離とすることができ、製品品質と省スペース化とを特に効果的に両立させることができる。
また、前記のように脱水搬送工程が、後半部分に脱水工程を備えず、搬送工程を備える場合、この搬送工程は平面方向へ風砕スラグを搬送するものであってもよいが、上下方向へ搬送するものとすることができる。即ち、例えば、バケットコンベア等が挙げられる。これにより更に省スペース化を達することができる。
このウェッジワイヤスクリーンに用いるウェッジワイヤの形態は特に限定されないが、目的とする研削材の平均粒径が5mm以下である場合には、0.1〜4.0mm(好ましくは0.1〜1.0mm、更に好ましくは0.2〜0.5mm)のスクリーン間隔であるウェッジワイヤを用いることが好ましい。後工程で摩砕工程(整粒工程)を行わなくともより球形状に近い研削材を得やすいからである。
上記摩砕工程(整粒工程)は、脱水搬送工程を経て得られた研削材同士を擦り合わせる工程である。この摩砕工程を行うことにより、十分に冷却される前に複数の研削材同士が連結されてなる等した異形研削材をより球形状に近い形へ成形することができる。即ち、異形研削材の連結部から粒子状に分割されて正常な粒形に成形することができる。例えば、針状、ウィスカー状及びなみだ形の研削材を摩砕することで、完成品の研削材の形状をより球形状に近づけることができる。
上記分別工程は、脱水搬送工程の後(摩砕工程を備える場合には摩砕工程の後)に設けることができる工程であり、得られた研削材から目的とする形状及び/又は粒径の研削材を分別する工程である。この工程では、通常、篩を用いて分別される。
上記風砕手段(リングノズル)21は、45本のノズル22が中心部方向に向けて放射状に配列されたリングノズル(全形直径30cm)からなる。
[1]研削材の製造
(1)焼却灰
自動車用白色塗料を含有する自動車産業廃棄物を焼却して得られた自動車産業廃棄物焼却灰を用意した。この自動車産業廃棄物焼却灰の化学組成を調査し、表1に示した。
尚、表1に示す各成分の含有量は焼却灰全体を100質量%とした場合の換算値であり、表1に示す成分以外に9.58質量%の残部を有する。
造粒機{アイリッヒミキサー DE−18(容量:750リットル)}に、上記自動車産業廃棄物焼却灰500kgを装入し、高速(860rpm)でこの焼却灰を5分間解砕した。次いで、水ガラス(1号)を水で2倍に希釈した水溶液を40kg装入して、非飛散性混合物を形成した。その後、低速(340rpm)で約5〜10分回転することによって、非飛散性粒状物を形成した。
図1に示すアーク式取鍋精錬炉10(愛知製鋼;10tAR、トランス容量4600kVA)を用いて溶融工程を行った。即ち、アーク式取鍋精錬炉10に12.780tの溶鉄を45分間かけて分湯した。次いで、上記[1](2)で形成した非飛散性混合物4500kgを投入した。その後、作業性をよくし、より低い温度(1450℃〜1500℃)で焼却灰の溶融を行うため(溶鉄の融点を下げるため)、また、焼却灰中の酸化鉄を還元して金属として回収するため、還元コークス20kgを投入した。更に、スラグのホーミング(泡立ち)を押えるため、Fe−Si合金50kgを投入した。
上記の工程で得られた2800kgの熔解されたままの溶融スラグを、図2に示す風砕装置20のタンディッシュ150へと搬入し、風砕工程、冷却工程、脱水搬送工程を経て、研削材を製造した。主造粒工程における製造条件は、TDノズル:Al−C系(Al2O3−C)、ノズル径φ16mm、アトマイズノズル:角度25°、穴数30本、アトマイズ風量:1200Nm3/Hr、TD注滓温度:1507℃であった。最終的に研削材900kgが得られた。
尚、上記TDノズルは、Al−C系ノズルに換えてカーボン製ノズルとすることもできる。
実施例で得られた研削材については表2にその試験結果を示す。
尚、表2に示す各成分の含有量は非飛散性粒状物全体又は研削材全体を100質量%とした場合の換算値であり、表2に示す成分以外に非飛散性粒状物では25.36質量%の残部、研削材では11.06質量%の残部を有する。
得られた研削材は、非飛散性粒状物と比較して、Fe成分が減少していることがわかる。これはアーク式取鍋精錬炉を用いたため、鉄が還元されて金属として回収されたことに起因すると考えられる。
また、表1に示すように、焼却灰成分として、TiO2を4.10質量%と多く含んでいる。いずれも自動車産業廃棄物に含まれる自動車用白色塗料が原因である。そして、研削材の硬度を向上するのに寄与しているものと考えられる。
尚、TiO2含有量が焼却灰全体100質量%に対して1.55質量%、4.46質量%及び5.31質量%の3種の焼却灰を用いて同様に研削材を製造する場合した同様に優れた機械的強度を有する研削材が得られ、4.46質量%及び5.31質量%の2種の焼却灰を用いた各研削材が特に優れる。
上記実施例で得られた研削材を用いて下記条件でブラスト処理を行い、ブラスト前後の研削材の粒度分布を調べた。
(ブラスト条件)
100mm×200mmの平板状の被研削材(SS400)に、300mmの距離から被研削材表面に直角に研削材を吹き付けた。この際のコンプレッサーの元圧は7kgf/cm2とし、ノズル先端圧は5.6kgf/cm2とし、ノズル径は6mmとし、ホース径は10mmとし、ホース長さは1.2mとした。更に、ブラストは1分間行った。
一方、ケイ砂及びガーネット(インド産)を同一のブラスト条件で試験したところ、ブラスト後において0.2mm以上のものは、各々10%以下、50%以下であり、発塵が多かった。この結果からも、従来使用されている研削材に比べて、優れた再利用と優れた発塵抑制効果を有することが分かる。
Claims (13)
- 焼却灰を加熱して得られた溶融スラグを造粒してなることを特徴とする研削材。
- 上記焼却灰は、該焼却灰全体を100質量%とした場合にTiをTiO2換算で1.0質量%以上含有する請求項1に記載の研削材。
- 上記焼却灰は、自動車産業廃棄物を焼却して得られた自動車産業廃棄物焼却灰を含む請求項1又は2に記載の研削材。
- 上記自動車産業廃棄物は、少なくとも自動車用白色塗料かすを含む請求項3に記載の研削材。
- 焼却灰を加熱して溶融スラグを形成する溶融スラグ形成工程、及び、
上記溶融スラグを造粒して研削材を得る主造粒工程、をこの順に備えることを特徴とする研削材の製造方法。 - 上記溶融スラグ形成工程は、
焼却灰と無機バインダとを混合して非飛散性混合物を形成する非飛散性混合物形成工程、
上記非飛散性混合物を粒子化して非飛散性粒状物を形成する非飛散性粒状物形成工程、及び、上記非飛散性粒状物を溶融して上記溶融スラグを得る溶融工程、をこの順に含む請求項5に記載の研削材の製造方法。 - 上記焼却灰は、該焼却灰全体を100質量%とした場合にTiをTiO2換算で1.0質量%以上含有する請求項5又は6に記載の研削材の製造方法。
- 上記焼却灰は、自動車産業廃棄物を焼却して得られた自動車産業廃棄物焼却灰を含む請求項5乃至7のうちのいずれかに記載の研削材の製造方法。
- 上記自動車産業廃棄物は、少なくとも自動車用白色塗料かすを含む請求項8に記載の研削材の製造方法。
- 上記溶融工程は、溶湯が収容された精錬炉内に上記非飛散性粒状物を投入して行う請求項6乃至9のうちのいずれかに記載の研削材の製造方法。
- 上記精錬炉は、アーク式取鍋精錬炉である請求項10に記載の研削材の製造方法。
- 上記主造粒工程は、
上記溶融スラグを風砕して風砕粒を形成する風砕工程、
風砕された該風砕粒を下方へ落下させつつ、水を吹き付けて、該風砕粒を冷却する冷却工程、及び、
該風砕粒を搬送しながら上記冷却に用いられた水を該風砕粒から脱水する脱水搬送工程、をこの順に含む請求項5乃至11のうちのいずれかに記載の研削材の製造方法。 - 上記冷却工程は、風砕粒を3m以上にわたって落下させながら、放水により該風砕粒を冷却する工程である請求項12に記載の研削材の製造方法。
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