JP2009067480A - 補助作業床 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業床の手摺に簡単に設置することができ、組立・収納が容易な補助作業床を得ることを目的とする。
【解決手段】補助作業床は、昇降路内を昇降可能なエレベータの作業床に取り付けられる。そして、補助作業床は、一辺を軸として昇降方向へ回動可能な補助床板13と、補助床板13の回動を拘束する拘束部(斜め梁16)とを備える。補助床板13は、拘束部が回動を拘束する状態である場合に略水平に保たれ、拘束部が回動を拘束する状態を解放した場合に降方向へ回動して略垂直となる。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、エレベータの昇降路内における機器の保守作業等に使用される作業床に関する。特に、本発明は、エレベータの作業床を拡張する補助の作業床に関する。
エレベータの昇降路内での機器の据付において、効率よく機器を据え付けるため、乗りかご又は仮設機材を用いたゴンドラ型の作業床を本設巻上げ機や仮設駆動機によって上下(昇降)させ、作業床から据え付け作業を行う工法がある。この工法において、通常、作業床はガイドレールの内側に設置される。これは、(1)作業床の多くは本設のかご床を使うため、(2)安定性を保つため、(3)作業床が昇降路に取り付けられた機器と干渉しないようにするため等の理由によるものである。
しかし、昇降路が広い場合や機器のレイアウトによっては、作業床から遠く離れた位置に機器を据え付けしなくてはならない。この場合、作業員は作業床から身を乗り出して作業をすることになる。これは、安全性に課題がある。また、溶接作業等においては、品質に影響がある。
作業床から遠く離れた位置に機器を安全に、かつ品質よく作業するために、作業床を一時停止して昇降路の壁との間に足場を設置することがある。しかし、設置、解体に時間がかかり、また足場設置作業の安全性が確保されていない。
特許文献1では、保守用の作業足場としてかごに設置したスライド式の足場が提案されている。しかし、特許文献1のスライド式の足場は、手摺がなく安全性に課題がある。また、移動機構が複雑で導入費用が嵩み、設置時間もかかる。
特許文献2では、ガイドレールに取り付ける作業床が提案されている。しかし、特許文献2の作業床は、ガイドレール自体を取り付ける作業には使用できない。また、作業床をガイドレールに取り付ける時には、かごに設けられた作業床から乗り出して作業しなければならず、安全性が確保されていない。
特許文献3では、作業床の外側に設置した補助の作業床が提案されている。しかし、特許文献3の補助の作業床は、ガイドレール取付ブラケット等の昇降路に取り付ける機器が近くにある度に解体・設置を繰り返す必要があり、設置作業に時間がかかる。
特許文献4では、作業床の外側に上向きに折り畳む補助の作業床を設けることが提案されている。しかし、特許文献4の補助の作業床は、収納時に手摺よりも上方へ補助の作業床部分が突出する。そのため、補助の作業床を収納している時には、補助の作業床が作業の邪魔になる。また、補助の作業床を使用してかごに近い梁等の取り付け作業をした場合、補助の作業床を畳むには梁に干渉しないよう一度下降しないければならず、作業効率が悪い。
特許文献5では、作業床の一部が回転して外に張り出す作業床が提案されている。しかし、特許文献5の作業床は、張り出せるスペースに制限がある。また、回転部分が作業床の上に収納されるため作業床上に工具や部品を置くことができない。
特開平8−198549号公報 特開2000−344438号公報 実開昭58−138760号公報 特開平2−186063号公報 特開平6−32555号公報
本発明は、例えば、作業床に簡単に設置することができ、組立・収納が容易な補助作業床を得ることを目的とする。
本発明に係る補助作業床は、例えば、昇降路内を昇降可能なエレベータの作業床に取り付けられる補助作業床であり、
一辺を軸として昇降方向へ回動可能な補助床板と、
上記補助床板の回動を拘束する拘束部とを備え、
上記補助床板は、上記拘束部が回動を拘束する状態である場合に略水平に保たれ、上記拘束部が回動を拘束する状態を解放した場合に降方向へ回動して略垂直となる
ことを特徴とする。
本発明に係る補助作業床は、作業床に簡単に設置することができる。また、作業床が昇降している間は折り畳むことで昇降路に取り付ける機器との干渉を避けることができるとともに、使用時は一動作で足場を構成できる。
実施の形態1.
図1は、作業床から遠く離れた位置に機器を、作業床から取り付けする状態を簡易的に示す図である。図2は、作業床から遠く離れた位置に機器を、補助作業床から取り付けする状態を簡易的に示す図である。図3は、作業床から遠く離れた位置に機器を、この実施の形態に係る補助作業床から取り付けする状態を簡易的に示す図である。
図1から図3まででは、エレベータのかご上壁32に作業床が設けられている。
図1に示すように、作業床から遠く離れた位置に機器を、作業床から取り付けする場合、作業員は作業床の手摺の外へ大きく身を乗り出さなければならない。これは、危険が伴い、また作業が容易に行えないため作業の質も落ちる虞がある。
図2に示すように、作業床の外側に補助作業床を設け、機器を補助作業床から取り付けする場合、作業員は容易に作業を行うことができる。したがって、安全性を保つことができ、また作業の質も落ちることがない。しかし、図2に示す補助作業床は、エレベータの昇降路の壁に補強部材を設け、作業床と補強部材とに補助作業床を留める必要がある。そのため、図2に示す補助作業床は設置作業に手間と時間とがかかる。特に、機器の取り付け範囲が上下に広く、作業床を昇降させて作業を進める場合等の使用には、設置作業に手間と時間とがかかる図2に示す補助作業床は向かない。
図3に示す補助作業床を用いて機器の取り付けをした場合、図2に示す補助作業床を用いて機器の取り付けをした場合と同様に、作業員は容易に作業を行うことができる。また、図3に示す補助作業床には手摺が備え付けられており、安全性が高い。さらに、以下に説明するように、図3に示す補助作業床は設置が容易である。
図4は、この実施の形態に係る補助作業床が作業床に取り付けられた状態を示す斜視図である。
作業床は、床板1、床縁2、手摺縦桟3、手摺下桟4、手摺中桟5、手摺上桟6を備える。
床板1は、作業床の床部分であり、作業者が作業時に乗る床となる部分である。床板1は、例えば、エレベータのかご上壁32に設けられる。あるいは、床板1は、エレベータのかご上壁32である。
床縁2は、床板1の周囲に設けられ、床板1よりも1段高くなっている縁部分である。床縁2は、支持梁とも言う。
手摺縦桟3は、床縁2から縦方向(昇方向)へ設けられた手摺である。手摺縦桟3は、例えば、床板1が四角形である場合、床板1の四隅に設けられる。
手摺下桟4は、手摺縦桟3の床板1付近に設けられた手摺である。手摺下桟4は、例えば、床板1の四辺を囲うように設けられる。図1では、補助作業床が設けられる辺には手摺下桟4が設けられていないが、補助作業床が設けられる辺にも設けられていてもよい。
手摺中桟5は、手摺縦桟3の中ほどに設けられた手摺である。手摺中桟5は、床板1の四辺を囲うように設けられる。図1では、手摺中桟5は、補助作業床が設けられる辺の一部が切り取られた状態となっている。これは、作業床から補助作業床への移動のし易さを考慮したものである。
手摺上桟6は、手摺縦桟3の床板1とは逆側の端部付近に設けられた手摺である。手摺上桟6は、手摺下桟4と同様に床板1の四辺を囲うように設けられる。
ここでは、手摺縦桟3、手摺下桟4、手摺中桟5、手摺上桟6の全てが手摺であるとしたが、手摺上桟6だけを手摺と考え、その他を梁と考えてもよい。
補助作業床は、取付部材11、補助床板13、補助床縁15、斜め梁16、補助手摺縦桟20、補助手摺中桟21、補助手摺上桟22を備える。
取付部材11は、補助作業床を作業床に取り付けた際、作業床と接触し、補助作業床を支える柱状の部材である。取付部材11は、2本の柱11−1が、両端部又は片端部に設けられた梁11−2で接続されている。図4においては、床板1に設けられた梁11−2は、作業床の床縁2の影となり図示されていない。また、取付部材11の床板1側(下部)には、L字状に曲げられた足12が設けられている。補助作業床が作業床に取り付けられた場合に、足12と取付部材11の下部との間に作業床の床縁2又は手摺下桟4を挟みこむ(フックする)ように足12が設けられる。また、補助作業床が作業床に取り付けられた場合に、作業床の手摺上桟6に掛かる(フックする)ように、取付部材11の手摺上桟6側(上部)はL字状に折り曲げられている。
補助床板13は、補助作業床の床部分であり、作業者が作業時に乗る床となる部分である。補助床板13は、足12の先端部に軸(床板取付軸14)を介して昇降方向へ回動可能に取り付けられている。
補助床縁15は、補助床板13の周囲に設けられ、補助床板13よりも1段高くなっている縁部分である。補助床縁15は、補助支持梁とも言う。
斜め梁16(拘束部)は、補助床板13の回動を拘束する部材である。斜め梁16は、2本の柱と、2本の柱を繋ぐ梁(斜め梁固定部18)とを備える。斜め梁16は、補助床板13の床板取付軸14側の辺と対向する辺側に軸(斜め梁取付軸17)を介して昇降方向へ回動可能に一端が取り付けられる。斜め梁16の他端側に設けられた斜め梁固定部18を固定すると、補助床板13の回動が拘束される。図1においては、斜め梁固定部18は、取付部材11のL字状に折り曲げられた留め金19に引っ掛けて(フックして)固定される。留め金19は、作業床の手摺上桟6に掛かるようにL字状に折り曲げられた取付部材11の先端をさらにL字状に折り曲げて形成されている。
補助手摺縦桟20は、補助床板13の斜め梁16が取り付けられた辺側に取り付けられた手摺である。補助手摺縦桟20は、例えば、補助床板13の斜め梁16が取り付けられた辺の両端に軸を介して昇降方向へ回動可能に一端が取り付けられる。図1では、斜め梁16が取り付けられた斜め梁取付軸17に、補助手摺縦桟20も取り付けられている。
補助手摺中桟21は、補助手摺縦桟20の中ほどに設けられた手摺である。補助手摺中桟21は、補助手摺縦桟20の2本の柱に各端部が固定された桟21−1と、一端を補助手摺縦桟20の2本の柱に昇降方向に回動可能に取り付けられるとともに、他端を取付部材11に昇降方向に回動可能に取り付けられた桟21−2とを備える。
補助手摺上桟22は、補助手摺縦桟20の補助床板13とは反対の端部に設けられた手摺である。補助手摺上桟22は、補助手摺縦桟20の2本の柱に各端部が固定された桟22−1と、一端を補助手摺縦桟20の2本の柱に昇降方向に回動可能に取り付けられるとともに、他端を取付部材11に昇降方向に回動可能に取り付けられた桟22−2とを備える。
図5は、この実施の形態に係る補助作業床を作業床に取り付ける経過を示す図である。図5(a)は、補助作業床が設置される前の作業床を示す。図5(b)は、作業床に補助作業床を置いた状態を示す。図5(c)は、補助作業床を作業床に取り付けた状態を示す。図5(d)は、図5(c)の補助作業床の正面(C方向)から見た状態を示す。図5(a)から(c)までは、図4のA−A方向から見た図である。
図5(a)に示すように、作業床は、エレベータのかご上壁32に設けられる。床板1がかご上壁32に平行に設けられる。
図5(b)に示すように、作業床の床板1に補助作業床の取付部材11を水平に寝かした状態で置く。この際、補助床板13、斜め梁16、補助手摺中桟21、補助手摺上桟22等は、取付部材11と平行になるように畳んだ状態としておく。ここで、補助作業床の取付部材11の足12側の端部が、取り付けする作業床の床縁2付近になるように置く。そして、取付部材11の足12側の端部を軸として、補助作業床を取付部材11の留め金19が作業床の手摺上桟6に引っ掛けるように回転させる。つまり、図5(b)のB方向へ補助作業床を回転させる。補助作業床を回転させる際、補助手摺中桟21(21−2)や補助手摺上桟22(22−2)が手摺中桟5に当たらないように、補助手摺中桟21(21−2)と補助手摺上桟22(22−2)とは、取付部材11に固定せず、解放した状態としておく。取付部材11の足12側の端部を軸として補助作業床を回転させながら、補助手摺中桟21(21−2)と補助手摺上桟22(22−2)とを補助手摺縦桟20側を軸として回動させて手摺中桟5を潜らせ、補助作業床の取付部材11以外の部材を作業床の手摺の外側に出す。
そして、図5(c)(d)に示すように、留め金19を作業床の手摺上桟6に引っ掛けるとともに、足12と取付部材11との間に作業床の床縁2を挟みこむ。その結果、補助作業床は、作業床の手摺上桟6と床縁2とに固定される。つまり、補助作業床が、作業床に固定される。さらに、留め金19を手摺上桟6にネジ、クリップ等で固定し、取付部材11の端部又は足12を床縁2にネジ、クリップ等で固定するとしてもよい。そして、解放していた補助手摺中桟21(21−2)と補助手摺上桟22(22−2)との一端を取付部材11に回動可能に取り付ける。
上述したように、補助作業床の取り付けは、(1)補助作業床を作業床の上に寝かせて置き、(2)補助作業床の留め金19を作業床の手摺上桟6に引っ掛けるように回転させて、各部を取り付けるだけである。つまり、補助作業床の取り付けは容易である。
特に、補助作業床の取付部材11の端部から留め金19までの長さと、作業床の床板1から手摺上桟6までの長さとが略同一であり、さらに、補助作業床の取付部材11と足12との間の幅と、作業床の床縁2の高さとが略同一であれば、補助作業床を持ち上げる必要もなく、少ない力で取り付けすることができる。
なお、上記のように、補助作業床を回転させて取り付けず、補助作業床を持ち上げて、作業床の手摺上桟6と床縁2とに、補助作業床の留め金19と足12とがそれぞれ引っ掛かるように取り付けてもよい。
図6は、補助作業床が折り畳まれた状態(収納状態)から使用状態(組立済状態)へ変形する経過を示す図である。図6(a)は、補助作業床が折り畳まれた状態を示す。図6(b)は、補助作業床が折り畳まれた状態から使用状態へ変形する途中状態を示す。図6(c)は、補助作業床の使用状態を示す。
図6(a)は、図5(c)と同じ状態である。つまり、補助作業床が作業床に固定された状態である。この状態から斜め梁16を昇方向へ持ち上げて、斜め梁固定部18を留め金19へ固定する。
図6(b)に示すように、斜め梁16を持ち上げると、補助床板13、補助手摺中桟21(21−2)、補助手摺上桟22(22−2)が回動して持ち上がる。 そして、図6(c)に示すように、斜め梁16の斜め梁固定部18を、留め金19に引っ掛けて固定する。斜め梁固定部18を留め金19に固定すると、補助床板13の床面が略水平になり、固定される。また、補助手摺中桟21、補助手摺上桟22も同様に固定される。
つまり、斜め梁固定部18が留め金19に固定された場合、補助床板13の床面が略水平となり、作業員が作業を行い易い環境となる。すなわち、斜め梁固定部18が留め金19に固定されることにより、補助床板13の回動が拘束され、補助床板13の床面が略水平に固定される。一方、再び斜め梁固定部18が留め金19から解放された場合、補助床板13は、重力により床板取付軸14を介して降方向へ回動し、床面が略垂直となって、折り畳まれた状態となる。補助手摺中桟21、補助手摺上桟22も同様に折り畳まれた状態となる。折り畳まれた状態で、斜め梁固定部18を取付部材11等に固定してもよい。斜め梁固定部18を取付部材11に固定することで、作業床を昇降させた際、折り畳まれた補助床板13等が広がってしまうことを防止できる。
図7は、作業床の手摺上桟6をガイドレール31に固定するガイドを示す図である。図7(a)は、補助作業床が取り付けられた作業床がガイドレールに固定された状態を示す。図7(b)は、図7(a)のD−D矢視図である。図7(c)は、図7(b)のE−E矢視図である。図7(d)は、図7(c)のF−F断面図である。
図7(a)に示すように、作業床の手摺上桟6は、少なくとも1箇所でガイド23を介してガイドレール31に固定される。手摺上桟6が長く、手摺上桟6の剛性が弱い場合でも、手摺上桟6をガイドレール31に固定することで、剛性を増すことができる。
図7(b)(c)に示すように、ガイド23は、ガイドレール31を挟み込むシュー部材24を備える。ガイド23は、シュー部材24でガイドレール31に固定されるとともに、取付金25(ネジ、クリップ)で手摺上桟6に固定される。その結果、手摺上桟6はガイドレール31に固定される。
図7(d)に示すように、ガイド23は、コの字型であり、手摺上桟6に上から被せるように取り付けられ、取付金25で固定される。つまり、ガイド23は、手摺上桟6に被さるとともに、シュー部材24の間にガイドレール31を挟みこみ取り付ける。
以上のように、この実施の形態に係る補助作業床は、走行時は間に障害物があっても干渉しないように折り畳み収納でき、軽量で設置・収納も容易で作業効率を向上させることができる。したがって、この実施の形態に係る補助作業床は、上下に広い範囲に、作業床から遠く離れた位置に機器を取り付ける場合等に特に有効である。
なお、上記説明において、補助床板13は、取付部材11に固定されるとしたが、これに限らず、手摺上桟6や手摺中桟5や手摺縦桟3等に固定されるとしてもよい。
また、斜め梁16の斜め梁固定部18は、取付部材11の留め金19に固定されるとしたが、手摺上桟6や手摺中桟5や手摺縦桟3等に固定されるとしてもよい。
以上をまとめると、この実施の形態に係る補助作業床は、エレベータのかご枠や床に取付けた仮設機材で構成され、本設巻上機または仮設駆動機によって上下に移動するゴンドラ型作業床において手摺または支持梁に取付けられた柱に水平方向の軸を介して連結された横梁と、横梁に軸によって連結され且つ柱の上部に引っ掛けた斜め梁と、横梁に軸によって連結支持された床板と手摺から構成され、且つ手摺より下側に折畳んで収納することを特徴とするエレベータの張り出し作業床である。
また、上記補助作業床を使用する場合において、使用時の安全性を増すために作業床の手摺に容易に取り付けられ、エレベータのガイドレールとの間に設置するガイドを備えたエレベータの張り出し作業床である。
作業床から遠く離れた位置に機器を、作業床から取り付けする状態を示す図。 作業床から遠く離れた位置に機器を、補助作業床から取り付けする状態を示す図。 作業床から遠く離れた位置に機器を、この実施の形態に係る補助作業床から取り付けする状態を示す図。 実施の形態1に係る補助作業床が作業床に取り付けられた状態を示す斜視図。 実施の形態1に係る補助作業床を作業床に取り付ける経過を示す図。 補助作業床を折り畳んだ状態から使用状態へ変形する経過を示す図。 作業床の手摺上桟6をガイドレール31に固定した状態を示す図。
符号の説明
1 床板、2 床縁、3 手摺縦桟、4 手摺下桟、5 手摺中桟、6 手摺上桟、11 取付部材、12 足、13 補助床板、14 床板取付軸、15 補助床縁、16 斜め梁、17 斜め梁取付軸、18 斜め梁固定部、19 留め金、20 補助手摺縦桟、21 補助手摺中桟、22 補助手摺上桟、23 ガイド、24 シュー部材、25 取付金、31 ガイドレール、32 かご上壁、33 かご側壁、34 取付ブランケット。

Claims (4)

  1. 昇降路内を昇降可能なエレベータの作業床に取り付けられる補助作業床であり、
    一辺を軸として昇降方向へ回動可能な補助床板と、
    上記補助床板の回動を拘束する拘束部とを備え、
    上記補助床板は、上記拘束部が回動を拘束する状態である場合に略水平に保たれ、上記拘束部が回動を拘束する状態を解放した場合に降方向へ回動して略垂直となる
    ことを特徴とする補助作業床。
  2. 上記作業床は、床板と手摺とを有し、
    上記補助床板は、上記作業床の床板近傍に取り付けられ、
    上記拘束部は、上記補助床板の上記一辺と対向する辺側に一端が取り付けられ、
    上記補助床板は、上記拘束部の他端が上記作業床の手摺近傍に固定された場合に略水平に保たれ、上記拘束部の上記他端が上記作業床から解放された場合に上記補助床板が降方向へ回動して略垂直となる
    ことを特徴とする請求項1記載の補助作業床。
  3. 上記補助作業床は、さらに、
    上記手摺にフックして取り付けられるとともに、上記床板の縁あるいは上記床板付近に設けられた梁にフックして取り付けられる取付部材を備え、
    上記補助床板は、上記取付部材の上記作業床の床板近傍に取り付けられ、
    上記拘束部は、上記取付部材の上記作業床の手摺近傍に固定される
    ことを特徴とする請求項2記載の補助作業床。
  4. 上記補助作業床はさらに、
    上記作業床に取り付けられた場合に、上記作業床の手摺をエレベータのガイドレールに固定する固定部材
    を備えることを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の補助作業床。
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