JP3193334B2 - ゴンドラの振れ止め装置 - Google Patents
ゴンドラの振れ止め装置Info
- Publication number
- JP3193334B2 JP3193334B2 JP31519397A JP31519397A JP3193334B2 JP 3193334 B2 JP3193334 B2 JP 3193334B2 JP 31519397 A JP31519397 A JP 31519397A JP 31519397 A JP31519397 A JP 31519397A JP 3193334 B2 JP3193334 B2 JP 3193334B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gondola
- frame
- electromagnet
- guide roller
- support frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Movable Scaffolding (AREA)
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボイラ炉内で組み
立てられて使用に供されるゴンドラの振れ止め装置に関
し、火力発電所における石炭焚きボイラ、重油焚きボイ
ラ、LPG焚きボイラ等のボイラ炉内で、当該ボイラ壁
面の定期的な保守、点検及び壁面補修や、燃焼バーナー
や炉水管等の修理、交換作業等を安全に行うために使用
される。
立てられて使用に供されるゴンドラの振れ止め装置に関
し、火力発電所における石炭焚きボイラ、重油焚きボイ
ラ、LPG焚きボイラ等のボイラ炉内で、当該ボイラ壁
面の定期的な保守、点検及び壁面補修や、燃焼バーナー
や炉水管等の修理、交換作業等を安全に行うために使用
される。
【0002】
【従来の技術】従来、火力発電所では、過酷な条件下で
使用されるボイラ炉内における過熱器エレメントや、炉
内壁面の全面に配管された炉水管、ボイラ炉の内壁面や
バーナー機器等に対して、1〜2年のサイクルで定期点
検を実施し、必要に応じてその補修や修理作業を行うこ
とにしている。
使用されるボイラ炉内における過熱器エレメントや、炉
内壁面の全面に配管された炉水管、ボイラ炉の内壁面や
バーナー機器等に対して、1〜2年のサイクルで定期点
検を実施し、必要に応じてその補修や修理作業を行うこ
とにしている。
【0003】この定期点検に際して、本件出願人の一
は、従前、特開平6−57941号公報に記載するよう
な、「ボイラ炉内の足場ステージの吊り上げ装置」をボ
イラ炉内で組み立て形成し、これを炉上方部まで吊り上
げた上で、当該吊りワイヤに代えて、足場ステージを固
定する為の吊りロッド又はフラットバーを、炉天井裏に
フレーム構成した吊り鉄鋼との間に差し渡して固定し、
この足場ステージを固定ベースとして、炉上方部におけ
る過熱器エレメントや炉水管、炉内壁面等の保守、点検
や補修作業等に対処している。
は、従前、特開平6−57941号公報に記載するよう
な、「ボイラ炉内の足場ステージの吊り上げ装置」をボ
イラ炉内で組み立て形成し、これを炉上方部まで吊り上
げた上で、当該吊りワイヤに代えて、足場ステージを固
定する為の吊りロッド又はフラットバーを、炉天井裏に
フレーム構成した吊り鉄鋼との間に差し渡して固定し、
この足場ステージを固定ベースとして、炉上方部におけ
る過熱器エレメントや炉水管、炉内壁面等の保守、点検
や補修作業等に対処している。
【0004】それが為、足場ステージから下方における
炉水管や炉内壁面、バーナー機器等の点検、修理作業等
を行うには、前記足場ステージからゴンドラを吊り下
げ、当該ゴンドラを吊り上げたり、吊り下ろしたりする
ことで、炉内壁面に沿ってゴンドラを上下に昇降移動さ
せ、このゴンドラに作業者が乗って点検、修理作業して
いる。
炉水管や炉内壁面、バーナー機器等の点検、修理作業等
を行うには、前記足場ステージからゴンドラを吊り下
げ、当該ゴンドラを吊り上げたり、吊り下ろしたりする
ことで、炉内壁面に沿ってゴンドラを上下に昇降移動さ
せ、このゴンドラに作業者が乗って点検、修理作業して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、作業者がゴ
ンドラに乗って各種の修理作業を行う場合、それがドリ
ルを使用した穿孔作業、カッターを使用した切断作業等
である場合には、これらの工具を使用した壁面作業に対
する反作用として、ゴンドラをボイラ炉の内壁面から離
開させる力が容易に形成されてしまい、それでは高所に
おける安全な作業性を確保することができない。
ンドラに乗って各種の修理作業を行う場合、それがドリ
ルを使用した穿孔作業、カッターを使用した切断作業等
である場合には、これらの工具を使用した壁面作業に対
する反作用として、ゴンドラをボイラ炉の内壁面から離
開させる力が容易に形成されてしまい、それでは高所に
おける安全な作業性を確保することができない。
【0006】また、作業者が乗ったゴンドラの重さは、
数百キロ〜1トン程度にもなり、これを4点吊りして吊
り上げたり、吊り下げるに、ゴンドラが炉内壁面に沿っ
て、安全に上げ下げすることも要請される。また、ゴン
ドラに乗って各種作業を行う場合には、その必要な資材
や工具類等をボイラ炉底部から引き上げる必要がある。
それを、従来では、ゴンドラに子ゴンドラを吊り下げ、
当該子ゴンドラにより資材を吊り上げており、手軽に各
種資材を引き上げることが望まれる。
数百キロ〜1トン程度にもなり、これを4点吊りして吊
り上げたり、吊り下げるに、ゴンドラが炉内壁面に沿っ
て、安全に上げ下げすることも要請される。また、ゴン
ドラに乗って各種作業を行う場合には、その必要な資材
や工具類等をボイラ炉底部から引き上げる必要がある。
それを、従来では、ゴンドラに子ゴンドラを吊り下げ、
当該子ゴンドラにより資材を吊り上げており、手軽に各
種資材を引き上げることが望まれる。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、前
記の課題を解決するために、ゴンドラGにモータ巻き上
げ機Mを取り付け、当該モータ巻き上げ機Mに吊りワイ
ヤWを挿通支持し、当該吊りワイヤWをモータ巻き上げ
機Mで巻き上げたり、巻き戻すことにより、前記ゴンド
ラGに設けたガイドローラ装置Rが、ボイラ炉Bの内壁
面1に当接案内されて昇降移動してなるゴンドラにおい
て、第1には、前記ガイドローラ装置Rのローラ支持枠
22に上部ローラ24Aと下部ローラ24Bを支持し、
当該ガイドローラ装置Rに電磁石装置Dの支持装置Fを
取り付け、当該支持装置Fに電磁石装置Dの本体部を前
後に進退移動するように構成したことを特徴とする。ま
た、第2には、前記ガイドローラ装置Rの間に、電磁石
装置Dのベース支持枠26と、当該ベース支持枠26に
枢設したホルダー枠27と、当該ホルダー枠27のホル
ダー30A、30Bに枢設した電磁石31A、31Bを
構成したことを特徴とする。
記の課題を解決するために、ゴンドラGにモータ巻き上
げ機Mを取り付け、当該モータ巻き上げ機Mに吊りワイ
ヤWを挿通支持し、当該吊りワイヤWをモータ巻き上げ
機Mで巻き上げたり、巻き戻すことにより、前記ゴンド
ラGに設けたガイドローラ装置Rが、ボイラ炉Bの内壁
面1に当接案内されて昇降移動してなるゴンドラにおい
て、第1には、前記ガイドローラ装置Rのローラ支持枠
22に上部ローラ24Aと下部ローラ24Bを支持し、
当該ガイドローラ装置Rに電磁石装置Dの支持装置Fを
取り付け、当該支持装置Fに電磁石装置Dの本体部を前
後に進退移動するように構成したことを特徴とする。ま
た、第2には、前記ガイドローラ装置Rの間に、電磁石
装置Dのベース支持枠26と、当該ベース支持枠26に
枢設したホルダー枠27と、当該ホルダー枠27のホル
ダー30A、30Bに枢設した電磁石31A、31Bを
構成したことを特徴とする。
【0008】具体的には、電磁石装置Dの本体部に、ベ
ース支持枠26の前面部に枢設したホルダー枠27と、
当該ホルダー枠27のホルダー30A、30Bに枢設し
た電磁石31A、31Bと、前記ベース支持枠26の後
部側に張り出したスライド枠32と、当該スライド枠3
2に貫通した回転軸33と、その回転ハンドル34を備
えてなり、当該電磁石装置Dのスライド枠32を電磁石
装置Dの支持装置Fのスライド支持枠37A、37Bに
押し込み、前記回転軸33に軸受支持枠39を螺合させ
て組み付け、前記回転ハンドル34を回転操作すること
により、電磁石装置Dの支持装置Fに対して電磁石装置
Dの本体部が前後の進退移動するように構成している。
ース支持枠26の前面部に枢設したホルダー枠27と、
当該ホルダー枠27のホルダー30A、30Bに枢設し
た電磁石31A、31Bと、前記ベース支持枠26の後
部側に張り出したスライド枠32と、当該スライド枠3
2に貫通した回転軸33と、その回転ハンドル34を備
えてなり、当該電磁石装置Dのスライド枠32を電磁石
装置Dの支持装置Fのスライド支持枠37A、37Bに
押し込み、前記回転軸33に軸受支持枠39を螺合させ
て組み付け、前記回転ハンドル34を回転操作すること
により、電磁石装置Dの支持装置Fに対して電磁石装置
Dの本体部が前後の進退移動するように構成している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。図1において、Bは火力発電所
等に施設されたボイラ炉であって、その前後左右の内壁
面1には炉水管2が密間隔に配管され、また、前後壁面
1の炉水管2の間には、適宜の間隔を隔てて多数の燃焼
バーナー3が構成されている。
図面に従って説明する。図1において、Bは火力発電所
等に施設されたボイラ炉であって、その前後左右の内壁
面1には炉水管2が密間隔に配管され、また、前後壁面
1の炉水管2の間には、適宜の間隔を隔てて多数の燃焼
バーナー3が構成されている。
【0010】4はボイラ炉Bの天井部に開口形成した天
井開口、5は天井裏に架設した吊り鉄構であって、格子
状にフレーム構成された当該吊り鉄構5には、図3に示
す吊り元支持金具6が設けられ、当該支持金具6には後
記するゴンドラを吊り上げるため、天井開口4からボイ
ラ炉B内に吊りワイヤWが垂れ下げられる。
井開口、5は天井裏に架設した吊り鉄構であって、格子
状にフレーム構成された当該吊り鉄構5には、図3に示
す吊り元支持金具6が設けられ、当該支持金具6には後
記するゴンドラを吊り上げるため、天井開口4からボイ
ラ炉B内に吊りワイヤWが垂れ下げられる。
【0011】Sはボイラ炉Bの炉底部に組み立てられた
炉底ステージであって、ボイラ炉Bのマンホール7(縦
60cm、横40cm程度の大きさ)から搬入した足場
資材によって炉内で組み立て構成される。
炉底ステージであって、ボイラ炉Bのマンホール7(縦
60cm、横40cm程度の大きさ)から搬入した足場
資材によって炉内で組み立て構成される。
【0012】Gはボイラ炉Bの内壁面1に沿って上下に
昇降移動するゴンドラであって、炉底ステージSが仮設
された後、マンホール7から搬入したゴンドラGの構成
部材により炉底ステージSの上で組み立てられる。この
ゴンドラGのフレーム構成部材としては、本体床8の構
成部材と、本体床8の外周位置に適宜間隔を隔てて立ち
上げ固定される柱部材9と、隣合う柱部材9の間に連結
固定される手摺り枠10等により組み立てられる。
昇降移動するゴンドラであって、炉底ステージSが仮設
された後、マンホール7から搬入したゴンドラGの構成
部材により炉底ステージSの上で組み立てられる。この
ゴンドラGのフレーム構成部材としては、本体床8の構
成部材と、本体床8の外周位置に適宜間隔を隔てて立ち
上げ固定される柱部材9と、隣合う柱部材9の間に連結
固定される手摺り枠10等により組み立てられる。
【0013】その組立手順としては、先ず、マンホール
7から搬入できる大きさと重さに形成された、横長矩形
枠状のアルミ合金製床材11の数体を、図4(a)に示
すように、前後に重ね合わせてボルト・ナットで連結固
定し、次いで、その2〜5組程度を、図4(b)、
(c)に示すように、左右長手方向に突き合わせボルト
・ナットで連結固定することで、所要の長さにサイズア
ップしたゴンドラGの本体床8が組み立てられる。
7から搬入できる大きさと重さに形成された、横長矩形
枠状のアルミ合金製床材11の数体を、図4(a)に示
すように、前後に重ね合わせてボルト・ナットで連結固
定し、次いで、その2〜5組程度を、図4(b)、
(c)に示すように、左右長手方向に突き合わせボルト
・ナットで連結固定することで、所要の長さにサイズア
ップしたゴンドラGの本体床8が組み立てられる。
【0014】次に、炉内に搬入したエンコーダ付きモー
タ巻き上げ機Mを、図5に示すように、ゴンドラGの本
体床8の左右両側位置の前後部に合計4体取り付ける。
また、作業用ホイストHを、ゴンドラGが短い場合には
本体床8の中央付近に、また、ゴンドラGが長い場合に
は本体床8の左右両側位置に取り付ける。
タ巻き上げ機Mを、図5に示すように、ゴンドラGの本
体床8の左右両側位置の前後部に合計4体取り付ける。
また、作業用ホイストHを、ゴンドラGが短い場合には
本体床8の中央付近に、また、ゴンドラGが長い場合に
は本体床8の左右両側位置に取り付ける。
【0015】この作業用ホイストHは、特に、燃焼バー
ナー3等の機器交換に際して、それを炉底ステージSへ
吊り降ろしたり、引き上げ作業する際に有益であり、そ
の為、ボイラ炉Bの前後内壁面1の4箇所に燃焼バーナ
ー3がある図1や図8の場合においては、左右両側位置
に配設されるサイドゴンドラGの場合には、本体床8の
中央寄りの位置に1機の作業用ホイストHが、また、そ
の間の中央位置に構成されるセンターゴンドラGの場合
には、左右に間隔を隔てて2機の作業用ホイストHが組
み立て設置される。
ナー3等の機器交換に際して、それを炉底ステージSへ
吊り降ろしたり、引き上げ作業する際に有益であり、そ
の為、ボイラ炉Bの前後内壁面1の4箇所に燃焼バーナ
ー3がある図1や図8の場合においては、左右両側位置
に配設されるサイドゴンドラGの場合には、本体床8の
中央寄りの位置に1機の作業用ホイストHが、また、そ
の間の中央位置に構成されるセンターゴンドラGの場合
には、左右に間隔を隔てて2機の作業用ホイストHが組
み立て設置される。
【0016】作業用ホイストHの本体部は、図9に示す
ように、本体床8に中央部又は左右位置に据え付けられ
る固定マスト12と、当該固定マスト12の上半部に旋
回自在に嵌挿支持される回転筒13と、回転筒13の上
端部に横設状態に固定され、補強ステー14により支持
した支持ビーム15と、当該支持ビーム15に伸縮自在
に嵌挿した伸縮ブーム16とからなる。
ように、本体床8に中央部又は左右位置に据え付けられ
る固定マスト12と、当該固定マスト12の上半部に旋
回自在に嵌挿支持される回転筒13と、回転筒13の上
端部に横設状態に固定され、補強ステー14により支持
した支持ビーム15と、当該支持ビーム15に伸縮自在
に嵌挿した伸縮ブーム16とからなる。
【0017】更に、このホイストHには、伸縮ブーム1
6を伸長自在に操作する回転ハンドル17が、支持ビー
ム15の後端部に設けられ、また、回転筒13の下部位
置には、ワイヤ18を巻き取り、巻き戻し操作する電動
ウインチ19が取り付けられる。電動ウインチ19から
引き出されたワイヤ18は、2〜3の滑車20を介して
伸縮ブーム16の先端部から垂れ下げられ、当該ワイヤ
18の先端部にはフック21が設けられる。
6を伸長自在に操作する回転ハンドル17が、支持ビー
ム15の後端部に設けられ、また、回転筒13の下部位
置には、ワイヤ18を巻き取り、巻き戻し操作する電動
ウインチ19が取り付けられる。電動ウインチ19から
引き出されたワイヤ18は、2〜3の滑車20を介して
伸縮ブーム16の先端部から垂れ下げられ、当該ワイヤ
18の先端部にはフック21が設けられる。
【0018】次いで、図6に示すように、ゴンドラGの
本体床8の外周位置に、間隔を隔てて柱部材9を鉛直に
立ち上げてその下端部をボルト・ナットで固定し、更
に、当該柱部材9の間に手摺り枠10を差し渡してボル
ト・ナットで連結固定する。
本体床8の外周位置に、間隔を隔てて柱部材9を鉛直に
立ち上げてその下端部をボルト・ナットで固定し、更
に、当該柱部材9の間に手摺り枠10を差し渡してボル
ト・ナットで連結固定する。
【0019】ゴンドラGの左右両側コーナー位置の内壁
面1側には、ゴンドラGの昇降移動時にボイラ炉Bの内
壁面1に沿って転動案内されるガイドローラ装置Rと、
同じくゴンドラGの昇降移動時に、当該ゴンドラGの揺
れを防止する観点から、内壁面1と適宜の間隔を隔てる
べく磁力吸着され、また、ゴンドラGの昇降停止時に
は、それを所定位置に安定的に固定保持させるために、
ボイラ炉Bの内壁面1の炉水管2に磁力吸着するように
構成した電磁石装置Dが配設される。
面1側には、ゴンドラGの昇降移動時にボイラ炉Bの内
壁面1に沿って転動案内されるガイドローラ装置Rと、
同じくゴンドラGの昇降移動時に、当該ゴンドラGの揺
れを防止する観点から、内壁面1と適宜の間隔を隔てる
べく磁力吸着され、また、ゴンドラGの昇降停止時に
は、それを所定位置に安定的に固定保持させるために、
ボイラ炉Bの内壁面1の炉水管2に磁力吸着するように
構成した電磁石装置Dが配設される。
【0020】その詳細な構成を説明するに、図10にお
いて、22は縦長矩形枠状にフレーム構成したローラ支
持枠であって、その内、上下部の支持枠22A、22B
に突設した軸受ブラケット23には、上部ローラ24A
と下部ローラ24Bをそれぞれ両端支持してなり、これ
にてガイドローラ装置Rが構成される。25A、25B
はローラ支持枠22の左右両側の側支持枠22C、22
Dに固定した取付用ブラケットであって、後記のように
組み立て構成した電磁石装置Dが取り付けられる。
いて、22は縦長矩形枠状にフレーム構成したローラ支
持枠であって、その内、上下部の支持枠22A、22B
に突設した軸受ブラケット23には、上部ローラ24A
と下部ローラ24Bをそれぞれ両端支持してなり、これ
にてガイドローラ装置Rが構成される。25A、25B
はローラ支持枠22の左右両側の側支持枠22C、22
Dに固定した取付用ブラケットであって、後記のように
組み立て構成した電磁石装置Dが取り付けられる。
【0021】電磁石装置Dにおける本体部の構成は、図
11に示すように、縦長のベース支持枠26とその前面
部に縦長のホルダー枠27を配設し、その上下両端部の
軸受ブラケット28を、前記ベース支持枠26の上下両
端部を貫通する連結軸29で枢支し、これにてベース支
持枠26に対してホルダー枠27が水平方向に首振り自
在としている。また、ホルダー枠27の上下両端部に平
面コ字状のホルダー30A、30Bを前方へ張り出し形
成し、当該ホルダー30A、30Bに円柱状電磁石31
A、31Bをそれぞれ枢設している。
11に示すように、縦長のベース支持枠26とその前面
部に縦長のホルダー枠27を配設し、その上下両端部の
軸受ブラケット28を、前記ベース支持枠26の上下両
端部を貫通する連結軸29で枢支し、これにてベース支
持枠26に対してホルダー枠27が水平方向に首振り自
在としている。また、ホルダー枠27の上下両端部に平
面コ字状のホルダー30A、30Bを前方へ張り出し形
成し、当該ホルダー30A、30Bに円柱状電磁石31
A、31Bをそれぞれ枢設している。
【0022】32はベース支持枠26の後部側に張り出
し形成したスライド枠であって、その中心部に回転軸3
3を貫通させてその前端部をベース支持枠26の略中心
部に抜け止め支持し、また、スライド枠32の後部から
突出した回転軸33に、その回転ハンドル34を取り付
けている。尚、前記したスライド枠32の左右両側面の
前後両端部には、ガイドローラ35A、35Bを支持し
ているが、これに代えてスライドガイドを突設すること
もできる。
し形成したスライド枠であって、その中心部に回転軸3
3を貫通させてその前端部をベース支持枠26の略中心
部に抜け止め支持し、また、スライド枠32の後部から
突出した回転軸33に、その回転ハンドル34を取り付
けている。尚、前記したスライド枠32の左右両側面の
前後両端部には、ガイドローラ35A、35Bを支持し
ているが、これに代えてスライドガイドを突設すること
もできる。
【0023】次に、電磁石装置Dの本体部の支持装置F
を、図12に従って説明するに、36A、36Bは左右
両側部に配設した逆L字状の取付用支持枠であって、そ
の内側部にはコ字状のスライド支持枠37A、37Bを
左右に対向させて固定し、その後方上部位置には前後に
間隔を隔ててストッパー枠38A、38Bを固定し、そ
の中央位置に垂下形成した軸受支持枠39には、前記回
転軸33が螺合支持される。
を、図12に従って説明するに、36A、36Bは左右
両側部に配設した逆L字状の取付用支持枠であって、そ
の内側部にはコ字状のスライド支持枠37A、37Bを
左右に対向させて固定し、その後方上部位置には前後に
間隔を隔ててストッパー枠38A、38Bを固定し、そ
の中央位置に垂下形成した軸受支持枠39には、前記回
転軸33が螺合支持される。
【0024】而して、前記支持装置Fのスライド支持枠
37A、37Bの溝部に、電磁石装置Dの本体部におけ
るスライド枠32のガイドローラ35A、35Bを臨ま
せて押し込むことで、両者を組み付け、その際、ストッ
パー枠38A、38Bの軸受支持枠39に、スライド枠
32の後部から回転軸33を挿通し、軸受支持枠39を
螺合貫通した上で、その先端部をベース支持枠26から
突出させて抜け止め支持し、また、回転軸33の後端部
に回転ハンドル34を取り付けることにより、図13に
示すように電磁石装置Dとその支持装置Fが組み付けら
れる。
37A、37Bの溝部に、電磁石装置Dの本体部におけ
るスライド枠32のガイドローラ35A、35Bを臨ま
せて押し込むことで、両者を組み付け、その際、ストッ
パー枠38A、38Bの軸受支持枠39に、スライド枠
32の後部から回転軸33を挿通し、軸受支持枠39を
螺合貫通した上で、その先端部をベース支持枠26から
突出させて抜け止め支持し、また、回転軸33の後端部
に回転ハンドル34を取り付けることにより、図13に
示すように電磁石装置Dとその支持装置Fが組み付けら
れる。
【0025】次いで、ガイドローラ装置Rのローラ支持
枠22の取付用ブラケット25A、25Bに、電磁石装
置Dの支持装置Fの取付用支持枠36A、36Bを当接
支持し、ボルト・ナットで連結することで、図14〜図
16に示すように、ガイドローラ装置Rに対して電磁石
装置Dが前後に出没自在に組み付けられる。これをゴン
ドラGの後部側(ボイラ炉の内壁面側)の左右両側端位
置に間隔を隔てて立設固定された柱部材9A、9Bの間
に落とし込み嵌挿した上で、当該柱部材9A、9Bにガ
イドローラ装置Rのローラ支持枠22の側支持枠22
C、22Dをボルト・ナットで固定する。
枠22の取付用ブラケット25A、25Bに、電磁石装
置Dの支持装置Fの取付用支持枠36A、36Bを当接
支持し、ボルト・ナットで連結することで、図14〜図
16に示すように、ガイドローラ装置Rに対して電磁石
装置Dが前後に出没自在に組み付けられる。これをゴン
ドラGの後部側(ボイラ炉の内壁面側)の左右両側端位
置に間隔を隔てて立設固定された柱部材9A、9Bの間
に落とし込み嵌挿した上で、当該柱部材9A、9Bにガ
イドローラ装置Rのローラ支持枠22の側支持枠22
C、22Dをボルト・ナットで固定する。
【0026】斯様にして、ゴンドラGの左右両側位置の
後部側に、電磁石装置Dを内設したガイドローラ装置R
が取り付けられ、また、その上部ローラ24Aと下部ロ
ーラ24Bがボイラ炉Bの炉底付近の内壁面1に当接支
持可能となるように、炉底ステージSの適所で組み立て
構成したゴンドラGを運搬して設置する。また、個々の
モータ巻き上げ機Mには吊りワイヤWを挿通支持し、当
該吊りワイヤWの上端部を吊り鉄構5の吊り元支持金具
6に掛架支持することで、図7に示すように、ボイラ炉
Bの片側の内壁面1には長短3機のゴンドラGが昇降自
在に構成される。
後部側に、電磁石装置Dを内設したガイドローラ装置R
が取り付けられ、また、その上部ローラ24Aと下部ロ
ーラ24Bがボイラ炉Bの炉底付近の内壁面1に当接支
持可能となるように、炉底ステージSの適所で組み立て
構成したゴンドラGを運搬して設置する。また、個々の
モータ巻き上げ機Mには吊りワイヤWを挿通支持し、当
該吊りワイヤWの上端部を吊り鉄構5の吊り元支持金具
6に掛架支持することで、図7に示すように、ボイラ炉
Bの片側の内壁面1には長短3機のゴンドラGが昇降自
在に構成される。
【0027】先ず、モーター巻き上げ機Mを作動してゴ
ンドラGを昇降移動させるに当たって、電磁石装置Dに
おける回転ハンドル34を回転して電磁石31A、31
Bを前後方向に進退移動させ、これにて電磁石31A、
31Bの前端部と、ボイラ炉Bの内壁面1の炉水管2と
が好適な間隔、具体的には、数mm〜1cm程度の間隔
を保持する程度とし、この状態で電磁石31A、31B
を励磁すると、当該電磁石31A、31Bによるボイラ
炉Bの内壁面1の炉水管2に対する適度な磁力吸着力が
形成される。これにてゴンドラGが昇降移動する際の振
れ止めに対処するように予め調節する。
ンドラGを昇降移動させるに当たって、電磁石装置Dに
おける回転ハンドル34を回転して電磁石31A、31
Bを前後方向に進退移動させ、これにて電磁石31A、
31Bの前端部と、ボイラ炉Bの内壁面1の炉水管2と
が好適な間隔、具体的には、数mm〜1cm程度の間隔
を保持する程度とし、この状態で電磁石31A、31B
を励磁すると、当該電磁石31A、31Bによるボイラ
炉Bの内壁面1の炉水管2に対する適度な磁力吸着力が
形成される。これにてゴンドラGが昇降移動する際の振
れ止めに対処するように予め調節する。
【0028】次いで、ゴンドラGをボイラ炉Bの内壁面
1に沿って吊り上げるべく、四隅部のエンコーダ付きモ
ータ巻き上げ機Mを同期作動させると、ボイラ炉Bの内
壁面1をガイドローラ装置Rの上部ローラ24Aと下部
ローラ24Bが転動案内されながら、ゴンドラGは上昇
移動する。従って、ゴンドラGの昇降移動時に、電磁石
装置Dを励磁しておくことで、ゴンドラGに対する振れ
止め効果が働き、安全な昇降に寄与する。
1に沿って吊り上げるべく、四隅部のエンコーダ付きモ
ータ巻き上げ機Mを同期作動させると、ボイラ炉Bの内
壁面1をガイドローラ装置Rの上部ローラ24Aと下部
ローラ24Bが転動案内されながら、ゴンドラGは上昇
移動する。従って、ゴンドラGの昇降移動時に、電磁石
装置Dを励磁しておくことで、ゴンドラGに対する振れ
止め効果が働き、安全な昇降に寄与する。
【0029】また、ゴンドラGを燃焼バーナー3の高さ
位置で停止し、当該機器の取替作業や修理点検作業をし
たり、或いは、各種作業のため適宜の高さ位置で停止
し、内壁面1の穿孔作業や炉水管2のカッター作業等を
する場合には、モーター巻き上げ機Mを停止した上で、
回転ハンドル34を回転することで、電磁石装置Dにお
ける電磁石31A、31Bを前進移動させ、それをガイ
ドローラ装置Rにおける上部ローラ24Aと下部ローラ
24Bの先端部から後方へ押し出し、これにて電磁石3
1A、31Bを直接炉水管2に磁力吸着することで固定
支持する。これにより、作業に際して、ゴンドラGの本
体床8が、ボイラ炉Bの内壁面1から離れたり、揺れ動
くようなことがなくなり、この種の作業をゴンドラGを
ほぼ固定した状態で安全に行うことができる。
位置で停止し、当該機器の取替作業や修理点検作業をし
たり、或いは、各種作業のため適宜の高さ位置で停止
し、内壁面1の穿孔作業や炉水管2のカッター作業等を
する場合には、モーター巻き上げ機Mを停止した上で、
回転ハンドル34を回転することで、電磁石装置Dにお
ける電磁石31A、31Bを前進移動させ、それをガイ
ドローラ装置Rにおける上部ローラ24Aと下部ローラ
24Bの先端部から後方へ押し出し、これにて電磁石3
1A、31Bを直接炉水管2に磁力吸着することで固定
支持する。これにより、作業に際して、ゴンドラGの本
体床8が、ボイラ炉Bの内壁面1から離れたり、揺れ動
くようなことがなくなり、この種の作業をゴンドラGを
ほぼ固定した状態で安全に行うことができる。
【0030】その上で、バーナー機器の取り外しや修理
作業、その他の各種作業を行い、また、機器交換や修理
のため、作業用ホイストHを旋回操作し、その電動ウイ
ンチ19を巻き取り、巻き戻し操作することにより、作
業ホイストHのフック21に掛架した機器等を炉底ステ
ージSまで吊り降ろしたり、新規の取付機器や修理済み
の機器等を、ゴンドラGまで吊り上げた上で取付作業が
行われる。
作業、その他の各種作業を行い、また、機器交換や修理
のため、作業用ホイストHを旋回操作し、その電動ウイ
ンチ19を巻き取り、巻き戻し操作することにより、作
業ホイストHのフック21に掛架した機器等を炉底ステ
ージSまで吊り降ろしたり、新規の取付機器や修理済み
の機器等を、ゴンドラGまで吊り上げた上で取付作業が
行われる。
【0031】尚、前記の場合には、ゴンドラGをボイラ
炉Bの天井裏に設けた吊り鉄構5に直接掛架することで
吊り下げた場合について説明したが、本件出願人の一が
従前提案した実開平5−3479号公報に開示した「ワ
ーキングステーション」におけるモジュール足場や、実
開平5−25104号公報に開示した「ワーキングステ
ーション吊り下げ装置」における吊りステージや、特開
平6−57941号公報に開示した「ボイラ炉内の足場
ステージの吊り下げ装置」における足場ステージを、ゴ
ンドラGにおける吊りワイヤWを吊り元とし、これに本
発明のゴンドラGを吊り下げる吊りワイヤWを掛架支持
することもできる。
炉Bの天井裏に設けた吊り鉄構5に直接掛架することで
吊り下げた場合について説明したが、本件出願人の一が
従前提案した実開平5−3479号公報に開示した「ワ
ーキングステーション」におけるモジュール足場や、実
開平5−25104号公報に開示した「ワーキングステ
ーション吊り下げ装置」における吊りステージや、特開
平6−57941号公報に開示した「ボイラ炉内の足場
ステージの吊り下げ装置」における足場ステージを、ゴ
ンドラGにおける吊りワイヤWを吊り元とし、これに本
発明のゴンドラGを吊り下げる吊りワイヤWを掛架支持
することもできる。
【0032】
【発明の効果】本発明は、前記のように構成してなるゴ
ンドラの振れ止め装置としたので、ボイラ炉の内壁面に
沿ってゴンドラを安全に上げ下げすることができ、ま
た、ゴンドラに乗った作業者が、ボイラ炉の内壁面や炉
水管等に対するカッター作業やドリル作業をする際に、
ゴンドラの本体床が、ボイラ炉の内壁面から離れたり、
揺れ動くようなことがなくなり、この種の作業がゴンド
ラを壁面に磁力吸着することで安全に固定した状態で行
うことができる等の諸効果をもたらす。
ンドラの振れ止め装置としたので、ボイラ炉の内壁面に
沿ってゴンドラを安全に上げ下げすることができ、ま
た、ゴンドラに乗った作業者が、ボイラ炉の内壁面や炉
水管等に対するカッター作業やドリル作業をする際に、
ゴンドラの本体床が、ボイラ炉の内壁面から離れたり、
揺れ動くようなことがなくなり、この種の作業がゴンド
ラを壁面に磁力吸着することで安全に固定した状態で行
うことができる等の諸効果をもたらす。
【図1】ボイラ炉とその炉底ステージで組み立てたゴン
ドラを示す概要図である。
ドラを示す概要図である。
【図2】吊り鉄構に吊設したゴンドラが、ボイラ炉の内
壁面に沿って昇降する状態を示す斜視図である。
壁面に沿って昇降する状態を示す斜視図である。
【図3】図2の状態の側面図である。
【図4】ゴンドラの組み立て手順を示す斜視図であっ
て、(a)は2体の床材を前後に並設した状態を、
(b)はそれを前後に突き合わせて固定した上で、長手
方向へ2組連結した状態を、(c)は長手方向へ3組連
結した場合における本体床を示している。
て、(a)は2体の床材を前後に並設した状態を、
(b)はそれを前後に突き合わせて固定した上で、長手
方向へ2組連結した状態を、(c)は長手方向へ3組連
結した場合における本体床を示している。
【図5】本体床の左右両側位置に前後1組のモータ巻き
上げ機を取り付け、その中央付近に作業用ホイストを取
り付けた状態を示す斜視図である。
上げ機を取り付け、その中央付近に作業用ホイストを取
り付けた状態を示す斜視図である。
【図6】本体床の外周に柱部材と手摺り枠を取り付け、
また、ゴンドラの左右両側位置の柱部材の間に、ガイド
ローラ装置と電磁石装置を取り付けた状態を示す斜視図
である。
また、ゴンドラの左右両側位置の柱部材の間に、ガイド
ローラ装置と電磁石装置を取り付けた状態を示す斜視図
である。
【図7】ボイラ炉における前後部の内壁面に沿って昇降
自在に配設された中央位置のセンターゴンドラと、左右
両側のサイドゴンドラが、燃焼バーナー付近の高さ位置
で停止している状態を示す平面図である。
自在に配設された中央位置のセンターゴンドラと、左右
両側のサイドゴンドラが、燃焼バーナー付近の高さ位置
で停止している状態を示す平面図である。
【図8】作業用ホイストを左右に取り付けたセンターゴ
ンドラを示す正面図である。
ンドラを示す正面図である。
【図9】作業用ホイストの正面図である。
【図10】ガイドローラ装置を示す斜視図である。
【図11】電磁石装置の本体部を示す斜視図である。
【図12】電磁石装置の本体部の支持装置を示す斜視図
である。
である。
【図13】電磁石装置の本体部を、その支持装置に組み
付けた状態を示す斜視図である。
付けた状態を示す斜視図である。
【図14】電磁石装置をガイドローラ装置に組み付けた
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図15】電磁石装置の本体部を、その支持装置に組み
付けた状態を示す一部横断平面図である。
付けた状態を示す一部横断平面図である。
【図16】図15の一部縦断側面図である。
【図17】ゴンドラ昇降時にボイラ炉の内壁面を転動す
る上下部のローラと、その際、ボイラ炉の内壁面の炉水
管に磁力吸着されることで、ゴンドラを振れ止めする上
下部の電磁石の関係を示す側面図である。
る上下部のローラと、その際、ボイラ炉の内壁面の炉水
管に磁力吸着されることで、ゴンドラを振れ止めする上
下部の電磁石の関係を示す側面図である。
【図18】ゴンドラ停止時に内壁面の炉水管に上下部の
電磁石を磁力吸着することで、ゴンドラを安定的に固定
支持する状態を示す側面図である。
電磁石を磁力吸着することで、ゴンドラを安定的に固定
支持する状態を示す側面図である。
【符号の説明】 B ボイラ炉 M モータ巻き上げ機 S 炉底ステージ G ゴンドラ H 作業用ホイスト R ガイドローラ装置 D 電磁石装置 F 支持装置 1 内壁面 2 炉水管 3 燃焼バーナー 4 天井開口 5 吊り鉄構 6 吊り元支持金具 7 マンホール 8 本体床 9 柱部材 10 手摺り枠 11 床材 12 固定マスト 13 回転筒 14 補強ステー 15 支持ビーム 16 伸縮ブーム 17 回転ハンドル 18 ワイヤ 19 電動ウインチ 20 滑車 21 フック 22 ローラ支持枠 23 軸受ブラケット 24A 上部ローラ 24B 下部ローラ 25A、25B 取付用ブラケット 26 ベース支持枠 27 ホルダー枠 28 軸受ブラケット 29 連結軸 30A、30B ホルダー 31A、31B 電磁石 32 スライド枠 33 回転軸 34 回転ハンドル 35A、35B ガイドローラ 36A、36B 取付用支持枠 37A、37B スライド支持枠 38A、38B ストッパー枠 39 軸受支持枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 二郎 名古屋市港区大江町3番地 中部電力株 式会社火力センター内 (72)発明者 丹羽 貴信 名古屋市港区大江町3番地 中部電力株 式会社火力センター内 (72)発明者 深堀 和實 名古屋市熱田区五本松町11番22号 株式 会社中部プラントサービス内 (72)発明者 押金 富士夫 名古屋市熱田区五本松町11番22号 株式 会社中部プラントサービス内 (72)発明者 子安 隆次 名古屋市熱田区五本松町11番22号 株式 会社中部プラントサービス内 (72)発明者 高村 幹夫 愛知県碧南市港南町二丁目8番2号 株 式会社中部プラントサービス碧南事業所 内 (72)発明者 村川 洋 東京都港区南青山一丁目1番1号 日本 ビソー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭51−126515(JP,A) 実開 昭62−32143(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 3/10
Claims (4)
- 【請求項1】 ゴンドラGにモータ巻き上げ機Mを取り
付け、当該モータ巻き上げ機Mに吊りワイヤWを挿通支
持し、当該吊りワイヤWをモータ巻き上げ機Mで巻き上
げたり、巻き戻すことにより、前記ゴンドラGに設けた
ガイドローラ装置Rが、ボイラ炉Bの内壁面1に当接案
内されて昇降移動してなるゴンドラにおいて、 前記ガイドローラ装置Rのローラ支持枠22に上部ロー
ラ24Aと下部ローラ24Bを支持し、当該ガイドローラ装置Rに電磁石装置Dの支持装置Fを
取り付け、 当該支持装置Fに電磁石装置Dの本体部を前後に進退移
動するように 構成したことを特徴とするゴンドラの振れ
止め装置。 - 【請求項2】 ゴンドラGにモータ巻き上げ機Mを取り
付け、当該モータ巻き上げ機Mに吊りワイヤWを挿通支
持し、当該吊りワイヤWをモータ巻き上げ機Mで巻き上
げたり、巻き戻すことにより、前記ゴンドラGに設けた
ガイドローラ装置Rが、ボイラ炉Bの内壁面1に当接案
内されて昇降移動してなるゴンドラにおいて、 前記ガイドローラ装置Rのローラ支持枠22に上部ロー
ラ24Aと下部ローラ24Bを支持し、 当該ガイドローラ装置Rの間に、電磁石装置Dのベース
支持枠26と、当該ベース支持枠26に枢設したホルダ
ー枠27と、当該ホルダー枠27のホルダー30A、3
0Bに枢設した電磁石31A、31Bを構成したことを
特徴とする ゴンドラの振れ止め装置。 - 【請求項3】 電磁石装置Dの本体部に、ベース支持枠
26の前面部に枢設したホルダー枠27と、当該ホルダ
ー枠27のホルダー30A、30Bに枢設した電磁石3
1A、31Bと、前記ベース支持枠26の後部側に張り
出したスライド枠32と、当該スライド枠32に貫通し
た回転軸33と、その回転ハンドル34を備えてなり、 当該電磁石装置Dのスライド枠32を電磁石装置Dの支
持装置Fのスライド支持枠37A、37Bに押し込み、
前記回転軸33に軸受支持枠39を螺合させて組み付
け、 前記回転ハンドル34を回転操作することにより、電磁
石装置Dの支持装置Fに対して電磁石装置Dの本体部が
前後の進退移動するように構成してなる請求項1又は請
求項2に記載のゴンドラの振れ止め装置。 - 【請求項4】 電磁石装置Dの本体部を組み付けた電磁
石装置Dの支持装置Fを、ガイドローラ装置Rの取付用
ブラケット25A、25Bに固定してなる請求項1、請
求項2又は請求項3に記載のゴンドラの振れ止め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31519397A JP3193334B2 (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | ゴンドラの振れ止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31519397A JP3193334B2 (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | ゴンドラの振れ止め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11148221A JPH11148221A (ja) | 1999-06-02 |
JP3193334B2 true JP3193334B2 (ja) | 2001-07-30 |
Family
ID=18062540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31519397A Expired - Fee Related JP3193334B2 (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | ゴンドラの振れ止め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3193334B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100839166B1 (ko) * | 2007-03-09 | 2008-06-17 | 매그스위치 테크놀로지 코리아 (주) | 벽면 작업용 승강기의 고정장치 |
JP2018168575A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | Jfeエンジニアリング株式会社 | 可動作業床装置 |
KR102073753B1 (ko) * | 2019-09-04 | 2020-02-05 | 주식회사 에스플랜트 | 보일러 노내비계 플랫폼에 설치되는 노벽면 지지장치 |
CN113300271B (zh) * | 2021-06-24 | 2024-08-30 | 国网电力空间技术有限公司 | 直升机悬吊法检修作业用吊篮系统 |
-
1997
- 1997-11-17 JP JP31519397A patent/JP3193334B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11148221A (ja) | 1999-06-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2587684B2 (ja) | 構造物壁面の工事装置 | |
JP2006348691A (ja) | 建物の外壁部の施工システム | |
JP2006233486A (ja) | 横行式作業装置およびこれによる作業方法 | |
JP2009149422A (ja) | エレベータ巻上機の交換装置および交換方法 | |
JP2008208532A (ja) | 建築用シャッター装置の取り付け方法 | |
JP2008156087A (ja) | 走行台車の取扱方法及び取扱装置 | |
JP2008248664A (ja) | カーテンウォールの揚重方法 | |
JP3193334B2 (ja) | ゴンドラの振れ止め装置 | |
JP2011140859A (ja) | 作業用足場装置及び躯体作業方法並びに躯体仮設構台提供方法 | |
JP2008222382A (ja) | 据付用昇降装置移動方法 | |
CN210419067U (zh) | 用于船箱体修复的移动式板材吊运装置 | |
JP4067096B2 (ja) | 建屋外壁作業用の電動式バランスアーム装置 | |
JP5356091B2 (ja) | クレーンガーダー交換方法およびクレーンガーダー交換装置 | |
JP6605411B2 (ja) | 揚重ブラケット及び巻上機 | |
JPH11147690A (ja) | 低空頭鉄筋建込装置 | |
CN211664594U (zh) | 一种可移动式起重设备 | |
JPH08218641A (ja) | 柱材の空中建て起こし方法及び装置 | |
JP2006348692A (ja) | 建物外壁部施工用の資材搬送システム | |
CN207973419U (zh) | 一种用于装配式钢支撑拆装的吊装机 | |
JP3056009B2 (ja) | ボイラ炉内の足場ステージの吊り上げ装置とその吊り固定装置 | |
CN109837368B (zh) | 一种辐射管更换用装置及方法 | |
CN221298552U (zh) | 一种钢筋桁架楼承板施工用外挂架 | |
JP2020059973A (ja) | 橋マクラギ交換用補助装置及び橋マクラギ交換方法 | |
CN218507434U (zh) | 一种装配式构件提升装置 | |
CN205852756U (zh) | 钢丝绳悬挂装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |