JP2008248664A - カーテンウォールの揚重方法 - Google Patents

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Yutaka Hirose
豊 廣瀬
Yuji Kinoshita
優司 木下
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Abstract

【課題】風等による吊り荷の回転や揺れを防ぐとともに、建物外壁が敷地境界に近接するような場所であっても安全に且つ効率よく揚重作業を行うことができるカーテンウォールの揚重方法を提供すること。
【解決手段】本発明のカーテンウォールの揚重方法は、建物の上層部61から下層部62に亘り、建物外周面53に沿って2本のガイドワイヤー30を平行に張設し、下層部62に搬入されたカーテンウォール10を、取付け治具31を介して2本のガイドワイヤー30の間に上下動可能に連結し、巻上げ装置23によりカーテンウォール10を2本のガイドワイヤー30に沿って昇降させることによりカーテンウォール10を所定の取付け位置まで移動させ、該取付け位置にカーテンウォール10を取付ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カーテンウォールの揚重方法に関する。
従来、金属製パネルやプレキャストコンクリート製パネルから構成されるカーテンウォールが、建物の外装壁として広く用いられている。このカーテンウォールの施工に際しては、屋上等に設置したクレーンを用いてカーテンウォールを1枚ずつ揚重し、クレーン操作によってカーテンウォールを取付け位置まで移動させて取付ける方法が一般的に行われている。
また、クレーンを用いない施工方法としては、例えば特許文献1に示されるように、ウィンチ等の揚重手段と、この揚重手段のワイヤーのガイドプーリーが装備された吊り治具を建物上層部の突梁に設置し、地上に載置されたカーテンウォールをこの揚重手段によって吊り上げることにより、カーテンウォールを所定の取付け位置に取付ける方法がある。
特開平6−212804号公報
しかしながら、上記のクレーンを用いる揚重方法、及び、特許文献1に示されるような建物上層部の突梁に設置したウィンチを用いる揚重方法のいずれにおいても、カーテンウォールを地上より吊り上げて所定の取付け位置まで搬送するため、天候に左右され易く、特に強風時には吊り荷のカーテンウォールが回転する等、吊り上げが不安定になるため作業を中断せざるを得なくなり、工期が遅延する原因となる。
また、都市部のように建物外壁が敷地境界に近接する場合、鉄骨建方完了時に建物の外周全体に養生ネットを設置する。この養生ネットを設置した後に、クレーン等を使用してカーテンウォールの取付け作業を行う際、建物と建物外周の養生ネットとの間の狭い空間内にカーテンウォールを吊ったクレーンのフックが進入するため、フックや吊り荷のカーテンウォールが揺れて建物外装に接触する虞があり、品質管理や安全面において問題がある。
本発明は、上記の点に鑑み、風等による吊り荷の回転や揺れを防ぐとともに、建物外壁が敷地境界に近接するような場所であっても安全に且つ効率よく揚重作業を行うことができるカーテンウォールの揚重方法を提供することを目的とする。
本発明のカーテンウォールの揚重方法は、建物の上層部から下層部に亘り、建物外周面に沿って2本のガイドワイヤーを平行に張設し、前記下層部に搬入されたカーテンウォールを、取付け治具を介して前記2本のガイドワイヤーの間に上下動可能に連結し、巻上げ装置により前記カーテンウォールを前記2本のガイドワイヤーに沿って昇降させることにより前記カーテンウォールを所定の取付け位置まで移動させ、該取付け位置に前記カーテンウォールを取付けることを特徴とする。
また、本発明の請求項2のカーテンウォールの揚重方法は、上記請求項1において、前記建物の上層部の外周面に沿って上部走行レールを水平方向に敷設し、該上部走行レールに、前記巻上げ装置を吊支させた上部搬送装置を走行自在に装着する一方、前記建物の下層部の外周面に沿って前記上部走行レールと平行に下部走行レールを敷設し、該下部走行レールに下部搬送装置を走行自在に装着し、前記ガイドワイヤーの上端部を前記上部搬送装置に取付けるとともに、前記ガイドワイヤーの下端部を前記下部搬送装置に取付けることにより、前記2本のガイドワイヤー及び前記巻上げ装置を水平移動可能に設置することを特徴とする。
また、本発明の請求項3のカーテンウォールの揚重方法は、上記請求項2において、前記建物の上層部に複数の突梁を設置し、該突梁に前記上部走行レールを支持させることにより、前記上層部の外周面に沿って前記上部走行レールを敷設することを特徴とする。
また、本発明の請求項4のカーテンウォールの揚重方法は、上記請求項1において、前記建物の屋上部又は上層部に複数の突梁を設置し、前記ガイドワイヤーの上端部を前記複数の突梁に固定するとともに、前記ガイドワイヤーの下端部を前記下層部又は地面に固定することを特徴とする。
また、本発明の請求項5のカーテンウォールの揚重方法は、上記請求項4において、前前記建物の屋上部、上層部又は前記建物外部に設置された定置式クレーンに前記巻上げ装置を吊支させ、前記下層部に搬入されたカーテンウォールを、前記巻上げ装置により前記2本のガイドワイヤーに沿って上層部まで吊り上げ、前記ガイドワイヤーから前記取付け治具を取り外した後に前記定置式クレーンにより前記カーテンウォールを所定の取付け位置の上部まで水平移動させ、前記カーテンウォールを、前記取付け治具を介して2本のガイドワイヤーに連結した後に前記巻上げ装置により2本のガイドワイヤーに沿って所定の取付け位置まで降下させることを特徴とする。
本発明のカーテンウォールの揚重方法によれば、建物の上層部から下層部に亘り建物外周面に沿って2本のガイドワイヤーを平行に張設し、この2本のガイドワイヤーの間に、取付け治具を介してカーテンウォールを上下動可能に連結し、巻上げ装置によりカーテンウォールを2本のガイドワイヤーに沿って昇降させることによって、当該カーテンウォールを所定の取付け位置まで移動させるようにしたので、風などによる吊り荷の回転や揺れを防ぎ、建物との接触を防止することができる。また、建物の外周に養生ネットを設置した場合であっても、養生ネットと建物との間の狭い空間内で安全に揚重作業を行うことが可能であり、施工性に優れる。
以下に、添付図面を参照して、本発明のカーテンウォールの揚重方法における好適な実施の形態について詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1であるカーテンウォールの揚重方法を示す概略図である。また、図2及び図3は、実施の形態1であるカーテンウォールの揚重方法を適用してカーテンウォールの揚重作業を行う状態を示す図であり、図2は建物の一部を側方から見た図、図3は建物の一部を正面から見た図である。なお、本発明で適用するカーテンウォールは、ステンレス鋼、アルミニウム合金等の金属やプレキャストコンクリート等から構成されるものであり、一層分の高さを有する公知のものである。
図1〜図3に示すように、本実施の形態におけるカーテンウォールの揚重方法では、以下に説明するように、建物の上層部61に複数個の突梁50を配設し、この複数の突梁50に、テルハ用レール21、搬送装置22及び巻上げ装置23とから構成されるテルハ20を設置する。一方、建物の下層部62には、テルハ用レール21と平行に下部走行レール41を敷設し、この下部走行レール41に搬送装置42を装着する。そして、テルハ用レール21の搬送装置22と下部走行レール41の搬送装置42との間に2本のガイドワイヤー30を張設し、この2本のガイドワイヤー30の間に、取付け治具31を介してカーテンウォール10を上下動可能に連結する。上記構成とすることで、カーテンウォール10を、巻上げ装置23によって2本のガイドワイヤー30に沿って昇降させ、また、テルハ用レール21及び下部走行レール41に沿って水平移動させることによって、カーテンウォール10を所定の取付け位置まで移動させる。
突梁50は、図1〜図3に示すように、建物上層部61(図1では10階)の縁部に沿って、そのアーム部分を建物の外周面64から所定量突出させる態様で複数箇所に亘って配設してある。
図1に示すように、テルハ20におけるテルハ用レール21は、複数の突梁50のアームに支持されており、建物の外周面64から所定間隔離れた位置に、外周面64に沿って敷設してある。以下、このテルハ用レール21を「上部走行レール21」という。
テルハ20における搬送装置22は、所定間隔をおいて上部走行レール21に走行自在に設置される複数のトロリ24と、この複数のトロリ24間に架設されたビーム25とから構成される。巻上げ装置23は、ウィンチ等公知のものから構成され、ビーム25中央部に位置するトロリ24に懸吊してある。なお、符号26は、巻上げ装置23のワイヤー27を巻取る巻取り装置である。また、図示はされていないが、搬送装置22には、トロリ24及びビーム25を上部走行レール21に沿って走行駆動させる駆動源(図示せず)を設けてある。
一方、図1に示すように、下部走行レール41は、建物下層部62(図1では1階)の床スラブ上に敷設されるものであり、上部走行レール21の真下に、且つ、上部走行レール21と平行になる態様で敷設してある。この下部走行レール41に装着される搬送装置42は、所定間隔をおいて下部走行レール41に走行自在に設置される2個のローラ44と、このローラ44間に架設されたビーム45とから構成されるものである。なお、下部走行レール41として、ワイヤーを適用してもよい。
図1に示すように、2本のガイドワイヤー30は、各上端部が上部走行レール21の搬送装置22におけるビーム25両端部に取付けられる一方、各下端部が下部走行レール41の搬送装置42におけるビーム45両端部に取り付けられ、上部走行レール21と下部走行レール21との間で緊張させてある。この2本のガイドワイヤー30は、図1に示すように、カーテンウォール30の幅寸法よりも大きい間隔をおいて平行に張設してある。
図1に示すように、カーテンウォール10は2本のガイドワイヤー30の間に配置され、その上端部が巻上げ装置23に吊支される吊ビーム11に連結されるとともに、取付け治具31介して2本のガイドワイヤー30に上下動可能に連結される。取付け治具31は、フック等の連結具31aとワイヤー31bとから構成されるものであり、本実施の形態では、吊ビーム11の両側2箇所と、カーテンウォール10の下端部両側に2箇所の合計4箇所をガイドワイヤー30に連結している。
以下、図2及び図3を参照しながら、カーテンウォール10を建物の1階から上部階の所定の取付け位置まで揚重する方法について説明する。なお、図2ではガイドワイヤー30を省略して示している。
まず、図2に示すように、1階建物内部にカーテンウォール10を搬入し、荷取りしたカーテンウォール10の上端部を吊りビーム11に連結し、吊りビーム11のワイヤーを巻上げ装置23のフック28に玉掛けして、巻上げ装置23を駆動させてカーテンウォール10を建て起こす。
次に、図3に示すように、建て起こされたカーテンウォール10に取付け治具31を取付けるとともに、この取付け治具31の連結具31aをそれぞれ2本のガイドワイヤー30に連結する。この取付け治具31をカーテンウォール10及びガイドワイヤー30に取り付ける作業は、図2に示す作業用足場71を設置して行うか、又は、1階床上にて行う。
次に、図3に示すように、上部階の作業員が巻上げ装置23の巻上用コントローラを操作することによって、カーテンウォール10を吊り上げる。このとき、ガイドワイヤー30に連結された取付け治具31がガイドワイヤー30に案内されることにより、カーテンウォール10は、2本のガイドワイヤー30に沿って上昇することになる。
また、カーテンウォール10を水平方向に移動させる場合には、上部走行レール21の搬送装置22の駆動源を作動させて搬送装置22を走行させる。搬送装置22を走行させることで、下部走行レール41の搬送装置42が追従し、2本のガイドワイヤー30、巻上げ装置23及び巻上げ装置23に吊支されたカーテンウォール10が一体的に水平移動する。なお、カーテンウォール10の下端部やビーム25に介錯用ロープ(図示せず)を取り付け、この介錯用ロープによりカーテンウォール10を水平方向に誘導してもよい。
カーテンウォール10を所定の取付け位置まで移動させた後、カーテンウォール10から取付け治具31を外し、前後上下左右の微調整をしてカーテンウォール30を取付け位置に取付ける。
所定階までカーテンウォール10の取付けが完了した後、上層部61に設置した突梁50及びテルハ20を取り外し、これらをさらに上方の階へと盛り替えて転用する。突梁50及びテルハ20を盛り替える際、下層部62に敷設された下部走行レール41は盛り替えず、そのままにしておく。従って、盛り替え後は、上記と同様にして1階からカーテンウォール10を吊り上げるか、又は、中間階(例えば11階)までクレーン又は工事用エレベータによってカーテンウォール10を予め揚重しておき、中間階から上記の方法を適用してカーテンウォール10を吊り上げることになる。
以上説明したように、本実施の形態におけるカーテンウォールの揚重方法によれば、吊り荷のカーテンウォール10を、巻上げ装置23により2本のガイドワイヤー30に沿って昇降させ、且つ、上部走行レール21及び下部走行レール41に沿って水平移動させるようにしたことで、風などによる吊り荷の回転や揺れを防ぎ、建物との接触を防止することができる。その結果、カーテンウォールの揚重、設置作業を安全に行うことができ、施工性を向上させることができる。
また、本実施の形態におけるカーテンウォールの揚重方法によれば、例えば建物外周全体に養生ネットを張った後にカーテンウォール10の施工を行うような場合であっても、養生ネットと建物との間の狭い空間内で、カーテンウォール10の揚重、設置作業を行うことが可能となる。
さらに、本実施の形態におけるカーテンウォールの揚重方法によれば、タワークレーン等の大型の揚重機を必要としない。従って、都市部のように建物外壁が敷地境界に近接し、建物外部に作業ヤードを確保できない場合であっても、カーテンウォール10の荷取りから揚重、設置の作業を行うことが可能となる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2であるカーテンウォールの揚重方法について説明する。実施の形態2におけるカーテンウォールの揚重方法は、建物の鉄骨建方完了時に屋上部に設置する複数の養生ネット用突梁を利用するものであり、これらの突梁に上述したガイドワイヤー30を取付け、カーテンウォール10の揚重、設置作業を行う。図4は、実施の形態2であるカーテンウォールの揚重方法を示す概略図であり、図5は、実施の形態2であるカーテンウォールの揚重方法を適用する建物の上面図、図6−1〜図6−4は、実施の形態2であるカーテンウォールの揚重方法を適用してカーテンウォール10の揚重作業を行う状態を示す図であり、左図は建物の一部を側方から見た図、右図は建物の一部を正面から見た図である。なお、以下の説明において実施の形態1と同様の構成については同様の符号を付し、その説明を省略する。
図4〜図6に示すように、実施の形態2におけるカーテンウォールの揚重方法においては、建物の屋上部63に設置された定置式クレーン80のフック81に、吊りビーム82を介して巻上げ装置23及び巻取り装置26を吊支させるとともに、建物の屋上部63に設置された突梁50と下層部62との間に2本のガイドワイヤー30を平行に張設し、この2本のガイドワイヤー30の間に、取付け治具31を介してカーテンウォール10を上下動可能に連結する。定置式クレーン80は、鉄骨建方等で用いるタワークレーンを兼用することができる。上記構成とすることで、以下に説明するように、巻上げ装置23によってカーテンウォール10を2本のガイドワイヤー30に沿って屋上部63まで吊り上げた後、定置式クレーン80によって所定の取付け位置上部までカーテンウォール10を水平移動させ、巻上げ装置23によってカーテンウォール10を取付け位置まで降下させる。
本実施の形態で適用する突梁50は、図5に示すように、養生ネット設置用に建物屋上部の縁部に沿って設置されたものであり、各突梁50のアーム部分を建物の外周面64から所定量突出させる態様で建物全周に亘って配設してある。各突梁50のアーム先端部分には、養生ネット90の上端部を支持させてあり、建物外周全体が養生ネット90で覆われた状態となっている。なお、図4では、説明の便宜上、養生ネット90が省略されている。
図4に示すように、2本のガイドワイヤー30は、各上端部が突梁50のアーム部分に固定される一方、各下端部が下層部62(本実施の形態では1階)又は地盤面に固定され、突梁50と下層部62との間で緊張させてある。この2本のガイドワイヤー30は、実施の形態1と同様に、カーテンウォール10の幅寸法よりも大きい間隔をおいて平行に張設してある。図5に示すように、ガイドワイヤー30は、突梁50のアーム部分において養生ネット90の設置箇所よりも内側(黒丸部分)に設置される。
本実施の形態では、ガイドワイヤー30の設置方法として以下の2通りの方法がある。第1の方法は、カーテンウォール10の施工前に予めすべての突梁50に(すなわち全周に亘って)ガイドワイヤー30を取付けておく方法である。第2の方法は、ガイドワイヤー30をカーテンウォール10の設置列のみに2本取付け、当該設置列へのカーテンウォールの設置作業が完了した後に、この2本のガイドワイヤー30を次の設置列に盛り替え転用する方法である。
以下、図6−1〜図6−4を参照しながら、カーテンウォール10を建物の1階から上部階の所定の取付け位置まで揚重する方法について説明する。なお、図6−1〜図6−4は、予め建物全周に亘ってガイドワイヤー30を設置した場合の例を示している。また、図6−1〜図6−4の正面図では、養生ネット90を省略して示している。
まず、1階の養生ネット90内側にカーテンウォール10を搬入し、荷取りしたカーテンウォール10の上端部を吊りビーム11に連結し、吊りビーム11のワイヤーを巻上げ装置23のフック28に玉掛けし、巻上げ装置23を駆動させてカーテンウォール10を建て起こす。次に、図6−1に示すように、建て起こされたカーテンウォール10の四隅に取付け治具31を取付けるとともに、この取付け治具31のフック31aをそれぞれ2本のガイドワイヤー30に連結する。図6−1に示すように、定置式クレーン80のフック81は、養生ネット90内には進入しない。
次に、図6−2に示すように巻上げ装置23を駆動させてカーテンウォール10を2本のガイドワイヤー30に沿って上昇させる。カーテンウォール10を最上層部61まで吊り上げた後、巻上げを一旦停止し、ガイドワイヤー30から取付け治具31を取り外す。この後、図6−2に示すように、再び巻上げ装置23を駆動させてカーテンウォール10を屋上部63よりも上部に吊り上げる。
次いで、図6−3に示すように、定置式クレーン80によって、カーテンウォール10を、取付け治具31を装着させた状態で水平方向に移動させる。カーテンウォール10を所定の取付け位置の上部まで水平移動させた後、巻上げ装置23を駆動させて、カーテンウォール10を最上層部61まで降ろす。ここで、巻上げ装置23を一旦停止させ、カーテンウォール10に装着された取付け治具31の連結具31aをガイドワイヤー30に装着する。この後、図6−4に示すように、巻上げ装置23を駆動させてカーテンウォール10を2本のガイドワイヤー20に沿って取付け位置まで降ろす。図6−4に示すように、この場合も定置式クレーン80のフック81は、養生ネット11内には進入しない。
カーテンウォール10を所定の取付け位置まで移動させた後、カーテンウォール10から取付け治具31を外し、前後上下左右の微調整をしてカーテンウォール10を取付け位置に取付ける。
なお、上記の取付け例では、予め建物全周に亘ってガイドワイヤー30を設置した場合について説明したが、上述したように、カーテンウォール10の設置列のみにガイドワイヤー30を2本取付け、当該設置列のカーテンウォール10の設置作業が完了した後に、次の設置列にガイドワイヤー30を盛り替えてもよい。
また、上記の取付け例では、建物1階の養生ネット90内を作業ヤードとしたが、建物の屋上部63或いは養生ネット90の外部を作業ヤードとすることもできる。例えば、屋上部63を作業ヤードとする場合には、予めカーテンウォール10をクレーン又は工事用エレベータにより屋上部63まで搬入し、屋上部63において、カーテンウォール10の上端部を吊りビーム11に連結し、吊りビーム11のワイヤーを巻上げ装置23のフック28に玉掛けし、巻上げ装置23を駆動させてカーテンウォール10を建て起こす。次いで、定置式クレーン80により所定の取付け位置上部までカーテンウォール10を水平移動させた後、巻上げ装置23を駆動させて、カーテンウォール10を最上層部61まで降ろす。ここで、巻上げ装置23による荷降ろしを一旦停止させ、取付け治具31を介してカーテンウォール10の四隅をガイドワイヤー30に連結する。そして、巻上げ装置23を駆動させてカーテンウォール10を2本のガイドワイヤー30に沿って取付け位置まで降ろす。この場合も定置式クレーン80のフック81は、養生ネット90内には進入しない。
以上説明したように、実施の形態2におけるカーテンウォールの揚重方法においても、吊り荷のカーテンウォール10を、巻上げ装置23により2本のガイドワイヤー30に沿って昇降させることで、風などによる吊り荷の回転や揺れを防ぎ、建物との接触を防止することができる。その結果、カーテンウォールの揚重、設置作業を安全に行うことができ、施工性を向上させることができる。
また、実施の形態2におけるカーテンウォールの揚重方法においても、建物外周部に設置された養生ネット90と建物との間の限られた空間内で、カーテンウォール10の揚重、設置作業を行うことが可能となる。さらに、本実施の形態によれば、カーテンウォール10の水平移動を定置式クレーン80により行うようにしたので、建物と養生ネット90との間の狭い空間内にテルハ等の揚重機器を別途設置する必要がない。また、定置式クレーン80を鉄骨建方等に用いるタワークレーンと兼用することもできる。
加えて、実施の形態2におけるカーテンウォールの揚重方法によれば、定置式クレーン80のフック81が建物と養生ネット90との間に進入することがないから、強風等により定置式クレーン80のフック81が揺れて建物外装に接触するような事態を防止することができる。
なお、上記の実施の形態では、突梁50として養生ネット設置用突梁を利用したが、養生ネット90を設置しない場合には、揚重作業専用の突梁を屋上部に設置してもよいのはもちろんである。
また、上記の実施の形態では、突梁50及び定置式クレーン80を屋上に設置する構成としたが、これらを建物上層部に設置する構成としてもよい。すなわち、鉄骨建方が完了した最上階(上層部)に突梁50及び定置式クレーン80を設置し、上述した揚重作業を行うようにしてもよい。カーテンウォール10の取付け作業が完了した後、上層部に設置した突梁50を取り外す。この後、さらに上部階まで鉄骨建方を行った後、突梁50を当該上部階に盛り替えて転用する。
図1は、本発明の実施の形態1であるカーテンウォールの揚重方法を示す概略図である。 図2は、本発明の実施の形態1であるカーテンウォールの揚重方法を適用してカーテンウォールの揚重作業を行う状態を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態1であるカーテンウォールの揚重方法を適用してカーテンウォールの揚重作業を行う状態を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態2であるカーテンウォールの揚重方法を示す概略図である。 図5は、本発明の実施の形態2であるカーテンウォールの揚重方法を適用する建物の上面図である。 図6−1は、本発明の実施の形態2であるカーテンウォールの揚重方法を適用してカーテンウォールの揚重作業を行う状態を示す図である。 図6−2は、本発明の実施の形態2であるカーテンウォールの揚重方法を適用してカーテンウォールの揚重作業を行う状態を示す図である。 図6−3は、本発明の実施の形態2であるカーテンウォールの揚重方法を適用してカーテンウォールの揚重作業を行う状態を示す図である。 図6−4は、本発明の実施の形態2であるカーテンウォールの揚重方法を適用してカーテンウォールの揚重作業を行う状態を示す図である。
符号の説明
10 カーテンウォール
11 吊りビーム
20 テルハ
21 上部走行レール
22 上部搬送装置
23 巻上げ装置
24 トロリ
25 ビーム
27 巻上げ装置ワイヤー
28 巻上げ装置フック
30 ガイドワイヤー
31 取付け治具
41 下部走行レール
42 下部搬送装置
44 ローラ
45 ビーム
50 突梁
61 建物上層部
62 建物下層部
63 建物屋上部
64 建物外周面
80 定置式クレーン
81 定置式クレーンフック
90 養生ネット

Claims (5)

  1. 建物の上層部から下層部に亘り、建物外周面に沿って2本のガイドワイヤーを平行に張設し、
    前記下層部に搬入されたカーテンウォールを、取付け治具を介して前記2本のガイドワイヤーの間に上下動可能に連結し、
    巻上げ装置により前記カーテンウォールを前記2本のガイドワイヤーに沿って昇降させることにより前記カーテンウォールを所定の取付け位置まで移動させ、該取付け位置に前記カーテンウォールを取付けることを特徴とするカーテンウォールの揚重方法。
  2. 前記建物の上層部の外周面に沿って上部走行レールを水平方向に敷設し、該上部走行レールに、前記巻上げ装置を吊支させた上部搬送装置を走行自在に装着する一方、
    前記建物の下層部の外周面に沿って前記上部走行レールと平行に下部走行レールを敷設し、該下部走行レールに下部搬送装置を走行自在に装着し、
    前記ガイドワイヤーの上端部を前記上部搬送装置に取付けるとともに、前記ガイドワイヤーの下端部を前記下部搬送装置に取付けることにより、前記2本のガイドワイヤー及び前記巻上げ装置を水平移動可能に設置することを特徴とする請求項1に記載のカーテンウォールの揚重方法。
  3. 前記建物の上層部に複数の突梁を設置し、該突梁に前記上部走行レールを支持させることにより、前記上層部の外周面に沿って前記上部走行レールを敷設することを特徴とする請求項2に記載のカーテンウォールの揚重方法。
  4. 前記建物の屋上部又は上層部に複数の突梁を設置し、
    前記ガイドワイヤーの上端部を前記複数の突梁に固定するとともに、前記ガイドワイヤーの下端部を前記下層部又は地面に固定することを特徴とする請求項1に記載のカーテンウォールの揚重方法。
  5. 前記建物の屋上部、上層部又は前記建物外部に設置された定置式クレーンに前記巻上げ装置を吊支させ、
    前記下層部に搬入されたカーテンウォールを、前記巻上げ装置により前記2本のガイドワイヤーに沿って上層部まで吊り上げ、
    前記ガイドワイヤーから前記取付け治具を取り外した後、前記定置式クレーンにより前記カーテンウォールを所定の取付け位置の上部まで水平移動させ、
    前記カーテンウォールを、前記取付け治具を介して2本のガイドワイヤーに連結した後、前記巻上げ装置により2本のガイドワイヤーに沿って所定の取付け位置まで降下させることを特徴とする請求項4に記載のカーテンウォールの揚重方法。
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