JPS5935822B2 - 工事用エレベ−タの据付工法 - Google Patents
工事用エレベ−タの据付工法Info
- Publication number
- JPS5935822B2 JPS5935822B2 JP55119550A JP11955080A JPS5935822B2 JP S5935822 B2 JPS5935822 B2 JP S5935822B2 JP 55119550 A JP55119550 A JP 55119550A JP 11955080 A JP11955080 A JP 11955080A JP S5935822 B2 JPS5935822 B2 JP S5935822B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rope
- machine room
- hoisting
- construction elevator
- hook
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、建築工事が下層から上層に順次移っていく過
程に合わせて、機械室を順次上方に移動させていく移動
機械室形エレベータにおいて、機械室の上方への移動時
すなわちエレベータ昇降路行程延長時の工法に関するも
ので、更に詳細には巻上ロープの繰り出し方法に関する
。
程に合わせて、機械室を順次上方に移動させていく移動
機械室形エレベータにおいて、機械室の上方への移動時
すなわちエレベータ昇降路行程延長時の工法に関するも
ので、更に詳細には巻上ロープの繰り出し方法に関する
。
近年、高層ビル建築技術の発達は目ざましく、これに伴
って建築工事の効率向上のため建築工事の進行過程に合
わせ、昇降路に段階的に機械室を仮設し、この仮設機械
室にてかごを運転し、昇降路等の工事を行なう工事用エ
レベータが多く用いられている。
って建築工事の効率向上のため建築工事の進行過程に合
わせ、昇降路に段階的に機械室を仮設し、この仮設機械
室にてかごを運転し、昇降路等の工事を行なう工事用エ
レベータが多く用いられている。
この場合仮設機械室の上方への移動の都度、前工程に要
した巻上ロープ（以下、単にロープという）を廃棄し、
新たに必要昇降行程外のロープをセットしていたのでは
、作業能率が低下するばかりでなくロープが無駄になる
ため、予１め最終行程に必要な長さのロープを巻取って
おく巻取り装置と、ロープ繰り出し装置とを備え、機械
室の上方への移動と共に順次ロープを繰り出す方法が一
般にとられている。
した巻上ロープ（以下、単にロープという）を廃棄し、
新たに必要昇降行程外のロープをセットしていたのでは
、作業能率が低下するばかりでなくロープが無駄になる
ため、予１め最終行程に必要な長さのロープを巻取って
おく巻取り装置と、ロープ繰り出し装置とを備え、機械
室の上方への移動と共に順次ロープを繰り出す方法が一
般にとられている。
第１図及び第２図により一般的な工事用エレベータの構
成と機械室移動時のロープ繰り出し方法を説明する。
成と機械室移動時のロープ繰り出し方法を説明する。
建築物受梁１上に支持された仮設の機械室２にはロープ
繰り出し装置３、ロープ巻取り装置４、巻上装置５及び
そらせ車６がまた上部には吊り上げフック７が設けられ
ている。
繰り出し装置３、ロープ巻取り装置４、巻上装置５及び
そらせ車６がまた上部には吊り上げフック７が設けられ
ている。
ここでロープ繰り出し装置３はエレベータのサービス運
転車にはロープ８を保持してロープ８の繰り出しを阻止
し、機械室２の上方への移動時には保持力を緩めてロー
プ８を繰り出し得る構造となっている。
転車にはロープ８を保持してロープ８の繰り出しを阻止
し、機械室２の上方への移動時には保持力を緩めてロー
プ８を繰り出し得る構造となっている。
ロープ８はロープ巻取り装置４より、ロープ繰り出し装
置３を経て鈎り合い錘１１のシーブ１２、そらせ車６、
巻上装置５、かご９のシーブ１０へと掛は渡され、他端
が機械室２に到っている。
置３を経て鈎り合い錘１１のシーブ１２、そらせ車６、
巻上装置５、かご９のシーブ１０へと掛は渡され、他端
が機械室２に到っている。
１３はバッファである。以上の構成において建築工事が
進行し、機械室２を距離Ａだけ上昇させる場合には、第
１図に示すように、まずかと９を機械室２の下部にチェ
ーンブロック１４等で吊り下げ、一方鈎り合い錘１１は
ピット下部まで下げて固定する。
進行し、機械室２を距離Ａだけ上昇させる場合には、第
１図に示すように、まずかと９を機械室２の下部にチェ
ーンブロック１４等で吊り下げ、一方鈎り合い錘１１は
ピット下部まで下げて固定する。
次にロープ繰り出し装置３を調整してロープ８の保持力
を緩め、且つロープ巻取り装置４を回転可能とする。
を緩め、且つロープ巻取り装置４を回転可能とする。
しかる後機械室２並びにこれに吊り下げられたかご９を
タワークレーン１５等によりフックＩを介して吊り上げ
る。
タワークレーン１５等によりフックＩを介して吊り上げ
る。
この場合ロープ繰り出し装置３によるロープ８の保持力
をロープ８が自重で落下しない程度の値に保つと、タワ
ークレーン１５に過大な負荷を与えることなくロープ８
はロープ巻取り装置４より機械室２の移動に応じて自動
的に繰り出されることになる。
をロープ８が自重で落下しない程度の値に保つと、タワ
ークレーン１５に過大な負荷を与えることなくロープ８
はロープ巻取り装置４より機械室２の移動に応じて自動
的に繰り出されることになる。
機械室２の移動後は第２図示すように受梁１６により機
械室２を建物に固定し、次にロープ繰り出し装置３を復
旧してロープ８を保持し、チェーンブロック１４を徐々
に緩めて取り除き機械室の移動作業を完了する。
械室２を建物に固定し、次にロープ繰り出し装置３を復
旧してロープ８を保持し、チェーンブロック１４を徐々
に緩めて取り除き機械室の移動作業を完了する。
ところで上記のような方法によるとロープ８の繰り出し
時、すなわちタワークレーン１５による機械室の吊り上
げ時には、建物に固定されているのは鈎り合い錘１１の
みであるため、タワークレーン１５は機械室２による負
荷に加えて、ロープ繰り出し抵抗による負荷及びかご９
による負荷をも負担しなければならず、そのため必然的
にタワークレーン１５の容量を大きくする必要があった
。
時、すなわちタワークレーン１５による機械室の吊り上
げ時には、建物に固定されているのは鈎り合い錘１１の
みであるため、タワークレーン１５は機械室２による負
荷に加えて、ロープ繰り出し抵抗による負荷及びかご９
による負荷をも負担しなければならず、そのため必然的
にタワークレーン１５の容量を大きくする必要があった
。
本発明はこうした点に注目しなされたもので、クレーン
の負担する負荷を必要最小限に留め、できる限り小容量
のクレーンで機械室の移動及びロープの繰り出しを行な
える方法を提供しようとすものである。
の負担する負荷を必要最小限に留め、できる限り小容量
のクレーンで機械室の移動及びロープの繰り出しを行な
える方法を提供しようとすものである。
以下本発明による据付工法の一実施例の手順を第３図乃
至第６図により説明する。
至第６図により説明する。
まず第３図に示す如く、かど９を昇降行程の最上部で受
梁１８等により建物に固定する。
梁１８等により建物に固定する。
次に第４図に示す如くタワークレーン１５等により鈎り
合い錘１１を所定位置まで吊り上げ、受梁１７等により
建物に固定する。
合い錘１１を所定位置まで吊り上げ、受梁１７等により
建物に固定する。
その後ロープ繰り出し装置３を調整してロープ８の保持
力を緩め、巻上装置５を回転可能とし、第５図に示す如
くタワークレーン１５等により吊り上げフック７を介し
て機械室２を吊り上げるとロープ８は機械室２の移動に
応じてロープ巻取り装置４より自動的に繰り出されるこ
とになる。
力を緩め、巻上装置５を回転可能とし、第５図に示す如
くタワークレーン１５等により吊り上げフック７を介し
て機械室２を吊り上げるとロープ８は機械室２の移動に
応じてロープ巻取り装置４より自動的に繰り出されるこ
とになる。
機械室２を所定の位置まで吊り上げ後は第６図に示す如
く受梁１６により機械室２を建物に固定し、タワークレ
ーン１５を機械室２より切離す。
く受梁１６により機械室２を建物に固定し、タワークレ
ーン１５を機械室２より切離す。
その後巻上装置５を固定し、ロープ繰り出し装置３を復
旧してロープ８を保持し、ロープ８が繰り出し得ない状
態であることを確認して、かど９を固定している受梁１
８と鈎り合い錘１１を固定している受梁１７とを取り外
すことにより機械室の移動作業を完了する。
旧してロープ８を保持し、ロープ８が繰り出し得ない状
態であることを確認して、かど９を固定している受梁１
８と鈎り合い錘１１を固定している受梁１７とを取り外
すことにより機械室の移動作業を完了する。
以上のように本発明によればロープ８の繰り出し時すな
わち機械室２の移動時はかご９と鈎り合い錘１１の両方
を建物に固定した状態で行なうため、タワークレーン１
５の負荷としては機械室２とロープ８の繰り出し抵抗と
による負荷のみとなり、従って小容量のクレーンで効率
よくロープを繰り出すことができる。
わち機械室２の移動時はかご９と鈎り合い錘１１の両方
を建物に固定した状態で行なうため、タワークレーン１
５の負荷としては機械室２とロープ８の繰り出し抵抗と
による負荷のみとなり、従って小容量のクレーンで効率
よくロープを繰り出すことができる。
なお、上記の実施例において、かご９と鈎り合い錘１１
との作業順序を入れ替えても同様の手順、方法で実施が
可能である。
との作業順序を入れ替えても同様の手順、方法で実施が
可能である。
第１図は工事用エレベータの一例を示す全体図、第２図
は第１図の機械室上昇後を示す図、第３図乃至第６図は
本発明によるロープ繰り出し方法の手順を示す図。 １．１６，１７・・・・・・受梁、２・・・・・・機械
室、３・・・・・・ロープ繰り出し装置、４・・・・・
・ロープ巻取り装置、５・・・・・・巻上装置、８・・
・・・・巻上ロープ、９・・・・・・カゴ、１１・・・
・・・鈎り合い錘、１４・・・・・・チェーンブロック
、１５・・・・・・タワークレーン。
は第１図の機械室上昇後を示す図、第３図乃至第６図は
本発明によるロープ繰り出し方法の手順を示す図。 １．１６，１７・・・・・・受梁、２・・・・・・機械
室、３・・・・・・ロープ繰り出し装置、４・・・・・
・ロープ巻取り装置、５・・・・・・巻上装置、８・・
・・・・巻上ロープ、９・・・・・・カゴ、１１・・・
・・・鈎り合い錘、１４・・・・・・チェーンブロック
、１５・・・・・・タワークレーン。
Claims (1)
- １ かと、鈎り合い錘、巻上装置、巻上ロープ、この巻
上ロープの余剰部分を巻取っておくロープ巻取り装置及
びロープ繰り出し装置とを備え、建築工事進行過程にあ
わせて昇降路に段階的に機械室を仮設し、この機械室の
上方への移動時には前記巻上ロープをロープ繰り出し装
置を介してロープ巻取り装置より繰り出す工事用エレベ
ータにおいて、巻上ロープの繰り出しは、かご及び鈎り
合い錘の両方を建物に固定した状態で行ない、且つ機械
室の移動と共に行なうことを特徴とした工事用エレベー
タの据付工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55119550A JPS5935822B2 (ja) | 1980-08-28 | 1980-08-28 | 工事用エレベ−タの据付工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55119550A JPS5935822B2 (ja) | 1980-08-28 | 1980-08-28 | 工事用エレベ−タの据付工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5742483A JPS5742483A (en) | 1982-03-10 |
| JPS5935822B2 true JPS5935822B2 (ja) | 1984-08-30 |
Family
ID=14764078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55119550A Expired JPS5935822B2 (ja) | 1980-08-28 | 1980-08-28 | 工事用エレベ−タの据付工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5935822B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH062843U (ja) * | 1992-06-09 | 1994-01-14 | 横河電機株式会社 | パネル計器 |
| CN100333989C (zh) * | 2004-02-16 | 2007-08-29 | 三菱电机株式会社 | 电梯装置 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59169809A (ja) * | 1983-03-16 | 1984-09-25 | 新明和工業株式会社 | コンクリ−トミキサ車における生コンクリ−トの流出防止装置 |
| JP2862063B2 (ja) * | 1994-02-10 | 1999-02-24 | 三菱電機株式会社 | 工事用エレベーターの揚程延長方法 |
| JP4649718B2 (ja) * | 2000-09-22 | 2011-03-16 | パナソニック株式会社 | 自動販売機の加熱制御装置 |
| FI20100223A0 (fi) | 2010-05-28 | 2010-05-28 | Kone Corp | Menetelmä ja hissijärjestely |
| FI20125045L (fi) | 2012-01-16 | 2013-07-17 | Kone Corp | Menetelmä ja hissijärjestely |
| CN112566864B (zh) * | 2018-08-16 | 2022-04-15 | 三菱电机株式会社 | 电梯的扬程延长技术的应用方法 |
-
1980
- 1980-08-28 JP JP55119550A patent/JPS5935822B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH062843U (ja) * | 1992-06-09 | 1994-01-14 | 横河電機株式会社 | パネル計器 |
| CN100333989C (zh) * | 2004-02-16 | 2007-08-29 | 三菱电机株式会社 | 电梯装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5742483A (en) | 1982-03-10 |
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