JP2009067495A - エレベータの据付作業用支持装置 - Google Patents

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Yutaka Kono
裕 河野
Kenichiro Hirakawa
謙一郎 平川
Kiichi Kokufuda
喜一 国府田
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Abstract

【課題】本発明は、据付作業の手間を軽減することができ、運搬性に優れたエレベータの据付作業用支持装置を得ることを目的とするものである。
【解決手段】傾斜部10は、一対の傾斜部材11a,11bと、傾斜部材11a,11bに回動自在に接続された一対の端部支持板12a,12bと、端部支持板12a,12bにより両端部が支持されている棒状の吊り部材13とを有している。吊り部材13には、揚重機14が吊り下げられている。傾斜部10には、足場支持部16が回動可能に接続されている。足場支持部16は、傾斜部10に沿う収納状態と、水平なパネル支持状態との間で回動変位される。
【選択図】図1

Description

この発明は、エレベータの据付作業に用いられ、揚重機や足場パネルを支持するエレベータの据付作業用支持装置に関するものである。
従来のエレベータの据付作業においては、最上階のエレベータ乗場の乗場出入口に据付用揚重装置が設置される。据付用揚重装置は、乗場出入口に立設されるパイプサポートと、パイプサポートに回動可能に取り付けられた腕体と、腕体の先端に取り付けられた揚重設備とを有している(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−238972号公報
上記のような従来の据付作業では、据付用揚重装置を設置して揚重作業を行った後、据付用揚重装置を撤去し、作業足場を設置する必要があり、手間がかかっていた。また、エレベータの据付作業に使用する足場取付枠や治工具は重量物であり、設置場所までの運搬に多大な労力を要していた。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、据付作業の手間を軽減することができ、運搬性に優れたエレベータの据付作業用支持装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータの据付作業用支持装置は、エレベータ乗場の床部に固定されるベース部、下端部がベース部に接続されており、上端部が乗場出入口の上方で乗場壁に当接されてエレベータ乗場に立設される縦柱部、下端部がベース部に回動可能に接続されており、かつ揚重機を支持する揚重機支持部を有しており、昇降路内に斜めに配置される傾斜部、縦柱部と傾斜部との間に接続され、昇降路側へ倒れる方向への傾斜部の回動を規制する回動規制体、及び傾斜部に回動可能に接続されており、傾斜部に沿う収納状態と作業者が乗る足場パネルを支持する水平なパネル支持状態との間で回動変位される足場支持部を備えている。
この発明のエレベータの据付作業用支持装置は、傾斜部に揚重機支持部が設けられており、かつ足場パネルを支持する足場支持部が傾斜部に回動可能に接続されているので、揚重作業を行った後に、ベース部や縦柱部を撤去する後戻り作業をすることなく、足場を組むことができ、据付作業の手間を軽減することができる。また、ベース部、縦柱部及び傾斜部は、揚重作業と足場作業とで共用されるため、最上階のエレベータ乗場に持ち込む部品全体の重量を軽減することができ、運搬性にも優れている。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータの据付作業用支持装置のエレベータ乗場への設置状態を示す斜視図、図2は図1の据付作業用支持装置を示す側面図、図3は図1の据付作業用支持装置を示す平面図である。
図において、最上階のエレベータ乗場の床部には、ベース部1が固定されている。ベース部1は、床固定部材2と、一対の係合部材(引っ掛け部材)3a,3bを有している。床固定部材2は、複数のアンカボルトにより、乗場出入口の幅方向に平行に床部に固定されている。係合部材3a,3bは、乗場出入口の幅方向に互いに間隔をおいて床固定部材に接続されている。また、係合部材3a,3bの先端部は、乗場出入口の下縁部に係合されている。
ベース部1上には、縦柱部4が立設されている。縦柱部4は、一対の縦柱5a,5bと、縦柱5a,5bの中間部間に接続された棒状の繋ぎ部材6とを有している。縦柱5a,5bは、乗場出入口の幅方向に互いに間隔をおいて垂直に立設されている。縦柱5a,5bの下端部は、床固定部材2と係合部材3a,3bとの接続部に接続されている。繋ぎ部材6は、縦柱5a,5bの長手方向に対して直角、即ち水平に配置されている。
各縦柱5a,5bは、ベース部1に接続された下部柱部材7と、下部柱部材7に接続された上部柱部材8と、上部柱部材8の上端部に螺着され、乗場出入口の上方で乗場壁に当接された支えボルト9とを有している。繋ぎ部材6は、下部柱部材7の上端部間に接続されている。
下部柱部材7に対する上部柱部材8の接続位置は、調整可能になっている。これにより、各縦柱5a,5bは長手方向に伸縮可能となっている。即ち、縦柱部4は、高さ寸法が可変となっている。また、支えボルト9の締め付け量を調整することにより、上部柱部材8と乗場壁との間の間隔が調整可能となっており、これにより床部に対する縦柱5a,5bの角度が調整可能となっている。
ベース部1には、昇降路内に斜めに配置された傾斜部10の下端部が接続されている。傾斜部10は、乗場出入口の幅方向に互いに間隔をおいて配置された一対の棒状の傾斜部材11a,11bと、傾斜部材11a,11bの上端部近傍に回動自在に接続された一対の端部支持板12a,12bと、端部支持板12a,12bにより両端部が支持されている揚重機支持部としての棒状の吊り部材13とを有している。
傾斜部材11a,11bの下端部は、係合部材3a,3bに回動可能に接続されている。これにより、傾斜部10は、縦柱部4に対して傾斜した使用状態と縦柱部4に重ねた折り畳み状態との間で回動変位可能となっている。吊り部材13には、揚重機14が吊り下げられている。
縦柱5a,5bと傾斜部10との間には、昇降路側へ倒れる方向への傾斜部10の回動を規制する回動規制体としての一対の送り出しロープ15a,15bが接続されている。据付作業用支持装置の設置時には、送り出しロープ15a,15bをエレベータ乗場から昇降路側へ送り出すことにより、傾斜部10を回動させ傾斜させる。
傾斜部10には、足場支持部16(図2及び図3では図示略)が回動可能に接続されている。足場支持部16は、傾斜部材11a,11bの上端部に回動自在に接続された一対の棒状のパネル取付部材17a,17bを有している。また、足場支持部16は、傾斜部10に沿う収納状態(図1)と、水平なパネル支持状態(図4及び図5)との間で回動変位される。揚重機14を用いた揚重作業時には、足場支持部16は収納状態される。
図4は図1の足場支持部16をパネル支持状態に変位させた状態を示す斜視図、図5は図4の据付作業用支持装置を用いた昇降路内での据付作業の様子を示す側面図である。傾斜部材11a,11bの上端部は、パネル取付部材17a,17bの反エレベータ乗場側端部から所定の寸法だけエレベータ乗場側の位置でパネル取付部材17a,17bに接続されている。
パネル取付部材17a,17bには、一対の棒状の水平保持部材18a,18bが回動可能に接続されている。水平保持部材18a,18bは、足場支持部16がパネル支持状態のとき、縦柱5a,5bに接続されて足場支持部16を水平に保つ。このとき、水平保持部材18a,18bは、昇降路側へ倒れる方向への傾斜部10の回動を規制する回動規制体を兼ねる。
水平保持部材18a,18bは、パネル取付部材17a,17bが収納状態のときには、縦柱5a,5bから切り離され、パネル取付部材17a,17bと同様に傾斜部材11a,11bに沿う収納状態にされる(図1)。
足場支持部16がパネル支持状態のとき、パネル取付部材17a,17b上には、作業者が乗る複数枚の足場パネル19が並べて取り付けられる。パネル取付部材17a,17bには、複数の手摺装着部(手摺柱取付ガイド筒)20がそれぞれ設けられている。手摺装着部20には、作業手摺21が装着される。
作業手摺21は、手摺装着部20に挿入され立設される複数本の手摺柱22と、手摺柱22に取り付けられる手摺枠23とを有している。手摺枠23は、足場パネル19により形成された足場の上方の空間を囲むように配置される。また、エレベータ乗場の床部と足場パネル19との間には、タラップ24(図5)が掛けられる。
次に、据付作業用支持装置の設置方法について説明する。まず、エレベータ乗場の床部にベース部1を固定し、縦柱部4を立設する。このとき、支えボルト9の締め付け量を調整することにより、縦柱部4を垂直に立設する。そして、傾斜部材11a,11bに端部支持板12a,12b及び吊り部材13を取り付け、吊り部材13に揚重機14を吊り下げる。この後、送り出しロープ15a,15bを昇降路側へ送り出すことにより、傾斜部10を所定の角度まで傾斜させる。この状態で、最上階のエレベータ乗場への揚重荷の揚重作業を行うことができる。
揚重作業が終了すると、送り出しロープ15a,15bをエレベータ乗場側へ手繰り寄せることにより、傾斜部10及び揚重機14をエレベータ乗場側へ引き寄せ、揚重機14を吊り部材13から取り外すとともに、傾斜部10から端部支持板12a,12b及び吊り部材13を取り外す。
この後、水平保持部材18a,18bを縦柱5a,5bに接続し、送り出しロープ15a,15bを取り外して、傾斜部10を再び傾斜させるとともに、足場支持部16をパネル支持状態に移行させる。そして、パネル取付部材17a,17b上に足場パネル19を取り付けるとともに、エレベータ乗場と足場パネル19との間にタラップ24を掛ける。さらに、足場支持部16上に作業手摺21を立設する。この状態で、図5に示すように、昇降路の頂部における機器の設置作業を行うことができる。
このような据付作業用支持装置では、傾斜部10に吊り部材13が設けられており、かつ足場パネル19を支持する足場支持部16が傾斜部10に回動可能に接続されているので、揚重作業を行った後に、ベース部1や縦柱部4を撤去する後戻り作業をすることなく、足場を組むことができ、据付作業の手間を軽減することができる。また、ベース部1、縦柱部4及び傾斜部10は、揚重作業と足場作業とで共用されるため、最上階のエレベータ乗場に持ち込む部品全体の重量を軽減することができ、運搬性にも優れている。
また、縦柱5a,5bが長手方向に伸縮可能であるため、エレベータ乗場の天井高さや乗場出入口の開口高さの異なる建物にも容易に適用できるとともに、運搬性をさらに向上させることができる。
さらに、足場支持部16がパネル支持状態のとき、足場支持部16と縦柱部4との間に水平保持部材18a,18bが接続されるので、簡単な構造により足場支持部16を水平に保つことができる。
さらにまた、足場支持部16には、作業手摺21が装着される複数の手摺装着部20が設けられているので、足場組立時に作業手摺21を容易に立設することができる。
この発明の実施の形態1によるエレベータの据付作業用支持装置のエレベータ乗場への設置状態を示す斜視図である。 図1の据付作業用支持装置を示す側面図である。 図1の据付作業用支持装置を示す平面図である。 図1の足場支持部をパネル支持状態に変位させた状態を示す斜視図である。 図4の据付作業用支持装置を用いた昇降路内での据付作業の様子を示す側面図である。
符号の説明
1 ベース部、4 縦柱部、5a,5b 縦柱、10 傾斜部、13 吊り部材(揚重機支持部)、14 揚重機、15a,15b 送り出しロープ(回動規制体)、16 足場支持部、18a,18b 水平保持部材(回動規制体)、19 足場パネル、20 手摺装着部、21 作業手摺。

Claims (4)

  1. エレベータ乗場の床部に固定されるベース部、
    下端部が上記ベース部に接続されており、上端部が乗場出入口の上方で乗場壁に当接されて上記エレベータ乗場に立設される縦柱部、
    下端部が上記ベース部に回動可能に接続されており、かつ揚重機を支持する揚重機支持部を有しており、昇降路内に斜めに配置される傾斜部、
    上記縦柱部と上記傾斜部との間に接続され、上記昇降路側へ倒れる方向への上記傾斜部の回動を規制する回動規制体、及び
    上記傾斜部に回動可能に接続されており、上記傾斜部に沿う収納状態と作業者が乗る足場パネルを支持する水平なパネル支持状態との間で回動変位される足場支持部
    を備えていることを特徴とするエレベータの据付作業用支持装置。
  2. 上記縦柱部は、長手方向に伸縮可能な一対の縦柱を有していることを特徴とする請求項1記載のエレベータの据付作業用支持装置。
  3. 上記回動規制体は、上記足場支持部がパネル支持状態のときに上記足場支持部と上記縦柱部との間に接続されて上記足場支持部を水平に保つ水平保持部材であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータの据付作業用支持装置。
  4. 上記足場支持部には、作業手摺が装着される複数の手摺装着部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のエレベータの据付作業用支持装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111164039A (zh) * 2017-10-06 2020-05-15 三菱电机株式会社 电梯的导轨固定装置

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