JP2009049001A5 - - Google Patents

Claims (5)

1. 外部接続端子が設けられている基板と、
   前記基板上に設けられ、下部電極と有機化合物層と上部電極とを有する有機発光素子を含む画素が複数配置されてなる発光エリアと、
   前記発光エリアを覆うパッシベーション層と、を備える有機発光装置において、
   前記基板には、前記発光エリアを含む領域と前記外部接続端子を含む領域とを区画する凹形状部又は凸形状部が形成されており、
   前記パッシベーション層が、プラズマＣＶＤ法で形成された膜であって、
   前記凹形状部又は前記凸形状部が前記パッシベーション層で覆われていることを特徴とする有機発光装置。
2. 前記基板と前記有機発光素子との間に、樹脂材料からなる有機平坦化層がさらに設けられており、
   前記凹形状部が、前記有機平坦化膜を除去することで形成されていることを特徴とする請求項１に記載の有機発光装置。
3. 前記基板と前記有機平坦化膜との間に、無機材料からなる絶縁層がさらに設けられており、
   前記凹形状部の底部において、前記パッシベーション層と前記絶縁層とが接していることを特徴する、請求項２に記載の有機発光装置。
4. 前記下部電極が前記画素ごとに形成されており、
   前記下部電極の周縁部を覆う画素分離膜がさらに設けられており、
   前記凸形状部が、前記上部電極あるいは前記画素分離膜と同組成の材料又は前記上部電極と同組成の材料と前記画素分離膜と同組成の材料とを積層してなる積層体であることを特徴とする請求項１に記載の有機発光装置。
5. 基板上に、外部接続端子と、下部電極と有機化合物層と上部電極とを有する複数の有機発光素子からなる発光エリアと、前記発光エリアを覆うパッシベーション層と、を備える有機発光装置の製造方法において、
   前記基板の表面に、前記発光エリアを含む領域と前記外部接続端子を含む領域とに区画するための凹形状部又は凸形状部を形成する工程と、
   前記凹形状部又は前記凸形状部を跨いで、前記発光エリアを含む領域及び前記外部接続端子を含む領域において、プラズマＣＶＤ法により前記パッシベーション層を形成する工程と、
   前記外部接続端子上に形成されている前記パッシベーション層を除去する工程と、
   を有することを特徴とする有機発光装置の製造方法。