JP2009036866A - カラオケ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】あるユーザが歌唱を行っている楽曲について他のユーザが途中から歌唱を行うにあたり、全てのユーザに対する不快感を与えにくくする。
【解決手段】あるユーザが歌唱を行っている楽曲について途中から歌唱を行うことを希望するユーザは、参加操作を行った,つまり第2マイクの操作スイッチ42をオン側に切り替えたうえで、その第2マイクを使用して歌唱を行うこととなる(「第2マイクの操作スイッチ」参照)。その第2マイクへの入力に基づく音声出力は、その楽曲において歌唱に参加するのに適した時機として定められた参加時機のうち、その参加操作後に到来する参加時機が到来するまでの間、ミュート状態となる。つまり、他のユーザが使用を開始した第2マイクへの入力に基づく音声出力は、参加操作後に参加時機が到来するのを待って出力されるようになる(「第2マイクの音声出力」参照)。
【選択図】図7

Description

本発明は、カラオケデータに基づく楽曲の再生を行うカラオケ装置に関する。
従来から、カラオケ装置においては、カラオケデータに基づいて楽曲を再生する際に、その楽曲の歌詞を楽曲の進行に合わせた表示態様での表示部への表示を行うことにより、ユーザが視覚的に歌唱のタイミングを認識できるようにすることが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−236192号公報
ところで、カラオケの利用態様は、1人または2人のユーザがそれぞれマイク(有線マイクまたは無線マイク)を用いてシングルやデュエットで楽曲の歌唱を行うといったケースが一般的であるが、あるユーザが歌唱を行っている楽曲について他のユーザが途中から歌唱を行うというケースも多い。
具体的なケースとしては、宴会場の壇上などに設置されたカラオケ装置において、あるユーザが単独で歌唱を行っているときに、酒に酔った他のユーザが、宴会場の壇上から離れた位置になる宴会席などから未使用のデュエット用マイクを用いて楽曲の進行途中から突然その歌唱に参加する、といったものがある。
このようなケースにおいては、先に歌唱を開始しているユーザに何の事前告知もなく、他のユーザが使用を開始したマイクからの音声が突然出力されるようになるため、宴会席で途中参加しないユーザ,つまり先に歌唱を開始したユーザの歌唱を聞いていたユーザは、突然の追加歌唱に驚くこととなる。
また、途中参加しようとするユーザが楽曲の進行中に何らかの告知をしていたとしても、壇上と宴会席との距離が離れていれば、騒がしい宴会場での前記告知が、先に歌唱開始しているユーザに伝わらなかったりする。更に、歌唱参加することを決断した時点からも楽曲は進行しつづけているので、楽曲進行位置のどこから参加可能かを、先に歌唱開始しているユーザに事前告知できずに参加した結果として、突然の参加となってしまう恐れもある。このような場合には、先に歌唱を行っていたユーザだけでなく、歌唱を行っていないユーザに対しても楽曲の途中から不快感を与え、途中参加しようとするユーザにも不快感を与えてしまう恐れがある。
このような問題は、宴会場の壇上と宴会席の間や、離れた宴会席間などのように、先に歌唱開始しているユーザと、途中から歌唱を行おうとするユーザとの距離が離れており、先に歌唱開始しているユーザが、途中から歌唱を行おうとするユーザの存在に気付きにくく、また、全てのユーザが宴会場より狭い部屋内で歌唱するカラオケボックスでのカラオケ歌唱とは異なる、状況下において特に顕著といえる。
本願発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、宴会場やホテルの大広間などで、あるユーザが歌唱を行っている楽曲について他のユーザが途中から歌唱を行うにあたり、宴会場内の全てのユーザに対する不快感を与えにくくするための技術を提供することである。
上記課題を解決するためには、カラオケ装置を以下に示すようにした第1の構成(請求項1)とするとよい。
この構成においては、カラオケデータに基づく楽曲の再生を行う楽曲再生手段と、該楽曲再生手段により再生が開始されている楽曲に対する歌唱を行うユーザの音声を入力するマイクを第1マイクとした場合に、該第1マイクとは異なる第2マイクにより新たに歌唱に参加する旨の参加操作を受け付ける参加受付手段と、該参加受付手段により参加操作が受け付けられた際、前記楽曲再生手段により再生が開始されている楽曲についてのカラオケデータに基づいて、その楽曲に対して前記第2マイクにより歌唱に参加するのに適した時機として予め定められた複数の参加時機のうち、その参加操作が受け付けられた後に到来する参加時機を特定する時機特定手段と、前記楽曲再生手段により再生が開始されている楽曲において、前記時機特定手段により特定された参加時機が到来するまで、該時機特定手段による特定の契機となった参加操作に対応する前記第2マイクへの入力に基づく音声出力を予め定めた出力レベル以下に抑圧し続け、その参加時機が到来した以降にその出力レベルの抑圧状態を解除するレベル制御手段と、を備えている。
このように構成されたカラオケ装置であれば、あるユーザが歌唱を行っている楽曲について途中から歌唱を行うことを希望するユーザは、参加操作を行ったうえで、その参加操作に対応する第2マイクを使用して歌唱を行うこととなる。
ここで、その第2マイクへの入力に基づく音声出力は、その楽曲において歌唱に参加するのに適した時機として定められた参加時機のうち、その参加操作後に到来する参加時機が到来するまでの間、予め定めた出力レベル以下に抑圧される。つまり、他のユーザが使用を開始した第2マイクへの入力に基づく音声出力は、参加操作後に参加時機が到来するのを待ってその出力レベルより大きなものとして出力されるようになる。
この参加時機は、その楽曲において歌唱に参加するのに適した時機として定められたものであるため、参加時機の到来まで音声出力のレベルを抑圧しない場合と比べて、その出力レベルよりも大きなものとしての音声出力を楽曲に対して適切な時機から行うことができるようになる。こうして、その第2マイクへの入力に基づく音声出力が不適切なタイミングで突然大きなレベルで出力されることがなくなるため、そのことによる不快感をユーザに与えてしまうことを防止することができる。
なお、この構成において、時機特定手段により特定される参加時機とは、例えば、楽曲において歌唱に参加するのに適した時機として定めたものであればよく、例えば、楽曲においてそれぞれ所定数の小節からなる複数の区間(いわゆるAメロ,Bメロ,サビ,間奏など)が始まるタイミングを参加時機とすればよい。この場合、そのような参加時機が複数定義づけられたカラオケデータを予め生成しておき、これに基づき、参加操作が行われた時点の区間より後の区間(間奏の区間であれば更にその次の区間)が始まるタイミングを該当参加時機として特定することとすればよい。
また、この構成においては、下記に示す表示指令手段を備えた第2の構成(請求項2)としてもよい。
この構成においては、前記楽曲再生手段により再生されている楽曲に関連する情報の表示部への表示,および,その表示の消去を指令する表示指令手段,を備えている。そして、この表示指令手段は、前記参加受付手段により参加操作が受け付けられた際、前記楽曲再生手段により再生されている楽曲に対して新たな歌唱の参加が行われうる旨のメッセージを表示部に表示させ、その参加操作を受けて前記時機特定手段が特定した参加時機が到来した際にそのメッセージの表示を消去させる。
この構成であれば、歌唱を行っているユーザは、その歌唱を行っている楽曲について他のユーザにより途中から歌唱が行われるということを、表示部に表示されるメッセージによりあらかじめ認識して、それに対する心の準備をすることができるようになる。
また、上記各構成の参加受付手段による参加操作の受け付けは、どのような構成により実現してもよい。例えば、カラオケ装置そのものにマイクそれぞれに対応する参加操作を受け付けるための操作部を設けた構成とすることが考えられる。
また、当該カラオケ装置における1以上の第2マイクそれぞれに、参加操作用の操作部が設けられている場合であれば、上記各構成を、下記に示すようにした第3の構成(請求項3)とすることも考えられる。
この構成において、当該カラオケ装置における1以上の前記第2マイクそれぞれは、参加操作用の操作部が設けられ、該操作部に対する参加操作が行われている間、当該カラオケ装置本体に対してその旨を通知するための参加通知信号を出力する。そして、前記参加受付手段は、いずれかの前記第2マイクから前記参加通知信号が出力されていることを、その第2マイクにより新たに歌唱に参加する旨の参加操作として受け付けて、前記レベル制御手段は、前記時機特定手段により特定された参加時機が到来するまで、該時機特定手段による特定の契機となった参加操作が受け付けられた前記第2マイクへの入力に基づく音声出力を予め定めた出力レベル以下に抑圧し続け、その参加時機が到来した以降にその出力レベルの抑圧状態を解除する。
この構成であれば、第2マイクに設けられている操作部が操作されたことをもって参加操作が行われたものとみなし、その参加操作後に参加時機が到来するのを待って、そのマイクへの入力に基づく音声出力を所定のレベルより大きくすることができる。
また、この構成であれば、第2マイクそのものに設けられた操作部により参加操作が行われるため、その参加操作に対応する第2マイクを容易に識別することができ、そのうえで、その第2マイクへの入力に基づく音声出力を制御することができる。
また、上記各構成においては、参加受付手段およびレベル制御手段それぞれを次のようした構成とするとよい。この構成において、参加受付手段は、楽曲再生手段により再生が開始されているときだけでなく、楽曲再生手段による楽曲の再生に先立って参加操作を受け付けるものとし、レベル制御手段は、楽曲再生手段による楽曲の再生に先立ち、参加受付手段による参加操作が受け付けられていない第2マイクそれぞれについて、その第2マイクへの入力に基づく音声出力を予め定めた出力レベル以下に抑圧する。
この構成であれば、楽曲の歌唱に使用されない第2マイクにつき、その第2マイクへの入力に基づく音声出力が不必要に出力されてしまうことを防止することができる。
この構成の具体例としては、上記第3の構成を以下に示すようにした第4の構成(請求項4)とすることが考えられる。
この構成におけるレベル制御手段は、前記楽曲再生手段による楽曲の再生に先立って、1以上の前記第2マイクそれぞれのうち、前記参加通知信号が出力されていない第2マイクについて、該第2マイクへの入力に基づく音声出力を予め定めた出力レベル以下に抑圧する。
また、上記各構成において、他のユーザが使用を開始した第2マイクへの入力に基づく音声出力は、参加操作後に参加時機が到来するのを待って所定の出力レベルより大きくなるため、その第2マイクの使用を開始したユーザは、参加時機の到来を待って歌唱を行えばよいことになるが、その参加時機の到来が認識できなければ、適切なタイミングで歌唱を開始することができない。そこで、その参加時機が到来することを認識できるようにすることが望ましい。
このためには、例えば、上記各構成を、下記に示すようにした第5の構成(請求項5),第6の構成(請求項6)とすることが考えられる。
第5の構成においては、前記第2マイクを使用するユーザに対する各種報知を行うための報知インタフェースに対し、前記参加操作を受けて前記時機特定手段により特定された参加時機を報知すべき旨を指令する報知指令手段と、を備え、該報知指令手段による指令を受けた前記報知インタフェースが、その指令に係る参加時機が到来すること,または,到来したことを報知する。
第6の構成においては、前記参加操作に対応する前記第2マイクに対し、該参加操作を受けて前記時機特定手段により特定された参加時機を報知すべき旨を指令する報知指令手段,を備え、さらに、当該カラオケ装置における1以上の前記第2マイクそれぞれには、該第2マイクを使用するユーザに対する各種報知を行うための報知インタフェースが設けられており、前記報知指令手段による指令を受けた前記前記第2マイクが、該第2マイクに設けられた報知インタフェースによりその指令に係る参加時機が到来すること,または,到来したことを報知する。
これら構成であれば、あるユーザが歌唱を行っている楽曲について途中から歌唱を行うことを希望するユーザは、報知インタフェースによる報知により、参加時機が到来すること,または,到来したことを認識したうえで、実際に歌唱を開始できるようになる。
なお、第5の構成における報知インタフェースとは、カラオケ装置本体とのデータ通信を経て楽曲の歌詞などを表示することのできる表示部が設けられており、カラオケ装置本体と通信可能に構成された端末装置のことである。一方、第6の構成における報知インタフェースとは、カラオケ装置本体とのデータ通信を経て楽曲の歌詞などを表示することのできる表示部のことであり、その表示部がマイクそのものに設けられている構成や、その表示部が設けられた端末装置に第2マイクが実装されている構成が考えられる。そして、報知インタフェースによる報知とは、そこに設けられた表示部に表示すべき歌詞のうち、参加時機が到来した以降に歌唱を行うべき部分を特定可能な表示を行う(マークを付す,色を変えるなど)といったことである。
また、上記各構成においては、下記に示す終了受付手段を備えた第7の構成(請求項7)としてもよい。
この構成においては、前記参加操作が受け付けられた以降、該参加操作に対応する前記第2マイクによる歌唱の参加を終了する旨の終了操作を受け付ける終了受付手段,を備えている。そして、前記レベル制御手段は、前記時機特定手段による参加時機を特定する契機となった参加操作に対応する前記第2マイクにつき、該第2マイクによる歌唱の参加を終了する旨の終了操作が前記終了受付手段により受け付けられた以降、その終了操作に対応する前記第2マイクへの入力に基づく音声出力を予め定めた出力レベル以下に抑圧する。
この構成であれば、あるユーザが歌唱を行っている楽曲について途中から歌唱を行っているユーザが、終了操作を行ったうえで、その終了操作に対応する第2マイクを使用した歌唱を終えると、その第2マイクへの入力に基づく音声出力が所定の出力レベル以下に抑圧される。そのため、そのユーザが歌唱を終えた以降における周辺の雑音が所定のレベル以上の音声として出力されてしまうことを防止することができる。
また、上記各構成の終了受付手段による終了操作の受け付けは、どのような構成により実現してもよい。例えば、当該カラオケ装置における1以上の第2マイクそれぞれに、参加操作用の操作部が設けられている場合であれば、上記各構成を、下記に示すようにした第8の構成(請求項8)とすることが考えられる。
この構成において、当該カラオケ装置における1以上の前記第2マイクそれぞれは、参加操作用の操作部が設けられ、該操作部に対する参加操作が行われている間、当該カラオケ装置本体に対してその旨を通知するための参加通知信号を出力するように構成されている。そして、前記終了受付手段は、前記参加通知信号を出力していた前記第2マイクからのその出力がされなくなったことを、その第2マイクによる歌唱の参加を終了する旨の終了操作として受け付けて、前記レベル制御手段は、前記第2マイクによる歌唱の参加を終了する旨の終了操作が前記終了受付手段により受け付けられた以降、その終了操作を受け付けた前記第2マイクへの入力に基づく音声出力を予め定めた出力レベル以下に抑圧する。
この構成であれば、第2マイクに設けられている操作部が操作されなくなったことをもって終了操作が行われたものとみなし、その終了操作後に第2マイクからの入力に基づく音声出力を所定の出力レベル以下に抑圧することができる。
また、この構成であれば、第2マイクそのものに設けられた操作部により終了操作が行われるため、その終了操作に対応する第2マイクを容易に識別することができ、そのうえで、その第2マイクへの入力に基づく音声出力を制御することができる。
また、上記課題を解決するための構成としては、上記第1から8のいずれかの構成における全ての手段として機能させるための各種処理手順をコンピュータシステムに実行させるためのプログラムとすることも考えられる。
この構成であれば、上記第1から第8のいずれかの構成の一部を構成することができるからである。
なお、上述したプログラムは、コンピュータシステムによる処理に適した命令の順番付けられた列からなるものであって、各種記録媒体や通信回線を介してカラオケ装置や、これを利用するユーザに提供されるものである。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
(1)全体構成
カラオケ装置は、図1に示すように、カラオケ装置本体1とリモコン装置2とがデータ通信可能に構成されたものである。
カラオケ装置本体1は、カラオケ装置本体1全体の動作を制御する制御部12,演奏楽曲の伴奏内容および歌詞を示す楽曲データや映像データなどを記憶する記憶部16,複数のキー・スイッチからなる操作部18,リモコン装置2との間の通信を制御する通信部20,操作部18および通信部20からの信号を処理する操作処理部22,記憶部16に記憶されたカラオケデータから演奏楽曲のオーディオ信号(音響,音声に関する信号)を生成するシンセサイザ24,シンセサイザ24により生成されたオーディオ信号およびマイク制御部26から入力されたオーディオ信号を合成してスピーカ28へと出力するミキシングアンプ30,映像情報を一時的に記憶するビデオRAM32,映像データに基づく映像の再生を制御する映像再生部34,ビデオRAM32に記憶された映像情報および映像再生部34により再生される映像の表示部36での表示を制御する映像制御部38などを備えている。
これらのうち、マイク制御部26は、図2に示すように、それぞれ歌唱を行うユーザの音声を入力する2つのマイク40が接続され、これらマイク40から入力された音声を示すオーディオ信号を増幅したうえでミキシングアンプ30へと出力する。なお、これらマイク40のうち、一方のマイク40は、カラオケ装置本体1付近において歌唱を行うために用意されたもの,つまりカラオケ装置本体1に対応づけられたマイクであり、他方のマイク40は、リモコン装置2を使用するユーザが歌唱を行うために用意されたもの,つまりリモコン装置2に対応づけられたマイク40である。
また、記憶部16に記憶されたカラオケデータは、図3に示すように、楽曲そのものを示す楽曲データ(MIDIデータ)と、その楽曲の歌詞を示す歌詞データと、その楽曲において途中から歌唱に参加するのに適した時機として定められた複数の参加時機を示す参加時機データと、で構成される。この参加時機とは、例えば、楽曲における所定数の小節からなる複数の区間(いわゆるAメロ,Bメロ,サビ,間奏など)が始まるタイミングを示すものである。
リモコン装置2は、リモコン装置2全体の動作を制御する制御部52,カラオケ装置本体1との間の通信を制御する通信部54,各種情報を記憶するメモリ56,各種情報を表示する表示部58,表示部58の表示領域に沿って設置されるタッチパネルおよび複数のキー・スイッチからなる操作部60,操作部60からの信号を処理する操作処理部62,映像情報を一時的に記憶するビデオRAM64,ビデオRAM64に記憶された映像情報の表示部58での表示を制御する映像制御部66,などを備えている。
このように構成されたカラオケ装置において、カラオケ装置本体1は、操作部18にて入力された楽曲番号,または,リモコン装置2の操作部60にて入力されて通信部20を介して受信した楽曲番号を、制御部12のデータキューに所定数を上限として蓄積する。
それと共に、最初に蓄積された楽曲番号に対応するカラオケデータを記憶部16から読み出したうえで、これによる楽曲の再生(楽曲データに基づく音声のスピーカ28からの出力,歌詞データに基づく歌詞の表示部36による表示)を開始した後、その楽曲番号をデータキューから削除する。そして、この楽曲の再生および楽曲番号の削除を、データキューに蓄積された全ての楽曲番号が削除されるまで繰り返す。
なお、カラオケ装置本体1は、楽曲の再生に先立ち、リモコン装置2へとカラオケデータにおける歌詞データを送信し、それ以降、そうして再生が開始された楽曲における時間軸上の現在位置を示す位置情報を随時送信するように構成されており、リモコン装置2側では、後述のように、その歌詞データおよび位置情報に基づいて楽曲の歌詞を現在位置に合わせて表示させることができる。
(2)カラオケ装置本体1の制御部12による楽曲演奏処理
以下に、制御部12が内蔵メモリに格納されたプログラムに従って実行する楽曲演奏処理の処理手順を図4に基づいて説明する。なお、この楽曲演奏処理は、上記のように楽曲番号に対応するカラオケデータが記憶部16から読み出される毎に起動される処理である。
この楽曲演奏処理が起動されると、まず、楽曲の再生に先立ち、その楽曲の歌唱に参加する旨の参加操作が全てのマイク40それぞれにて行われているか否かがチェックされる(s110)。
本実施形態において、各マイク40は、参加操作用の操作スイッチ42が設けられており(図2参照)、この操作スイッチ42がオン側に切り替えられている間、参加操作が行われている旨を通知するための参加通知信号を出力するように構成されている。マイク制御部26は、この参加通知信号の入力をもって、その入力元のマイク40において参加操作が行われていることを検出し、その旨を制御部12に通知するように構成されている。
そのため、このs110では、マイク制御部26から全てのマイク40について参加操作が行われている旨の通知を受けている場合に、参加操作が全てのマイク40それぞれにて行われていると判定されることとなる。
このs110で、参加操作が全てのマイク40にて行われている,つまり全てのマイク40における操作スイッチ42がオン側に切り替えられている場合には(s110:YES)、カラオケ装置本体1用のマイク40が第1マイクとして設定され、リモコン装置2用のマイク40が第2マイクとして設定される(s120)。このように、全てのマイク40にて参加操作が行われているということは、楽曲の歌唱を2人のユーザが開始しようとしている(つまりデュエットしようとしている)ことを示している。
なお、このs120では、第2マイクに対して初期値「0」の参加フラグを用意すると共に、その参加フラグに、歌唱に参加している旨の値「1」をセットする、といった処理も併せて行われる。
一方、上記s110で、少なくともいずれかのマイク40で参加操作が行われていない,つまり少なくともいずれかのマイク40の操作スイッチ42がオフ側に切り替えられている場合には(s110:NO)、その参加操作が行われていないマイク40が第2マイクとして設定され、参加操作が行われているマイク40が第1マイクとして設定される(s130)。
ここで、例えば、いずれか一方のマイク40でのみ参加操作が行われていることは、楽曲の歌唱を1人のユーザが開始しようとしていることを意味している。そのような場合は、通常、カラオケ装置本体1用のマイク40が使用されることから、ここでは、カラオケ装置本体1用のマイク40が第1マイクとして設定され、リモコン装置2用のマイク40が第2マイクとして設定されることとなる。
なお、このs130では、第2マイクそれぞれに対して初期値「0」の参加フラグを用意する、といった処理も併せて行われる。
次に、上記s130にて第2マイクとして設定されたマイク40がミュート状態とされる(s140)。ここでは、上記s130にて第2マイクとして設定されたマイク40からの入力に基づく音声出力が予め定められた出力レベル以下に抑圧され、これにより第2マイクがミュート状態となる。
具体的には、第2マイクとして設定されているマイク40から入力されるオーディオ信号のミキシングアンプ30側へ出力する際の増幅レベルを、所定レベル以下に抑えるべき旨が、マイク制御部26に対して指令される。この指令を受けたマイク制御部26は、該当するマイク40からミキシングアンプ30側へ出力される信号の増幅レベルを所定レベル以下(例えば、0)に抑える。これにより、該当するマイク40からの入力に基づく音声出力が予め定められた出力レベル以下に抑圧されることとなる。
なお、第2マイクからの入力に基づく音声出力を抑圧するための構成としては、上記のように増幅レベルを抑えることの他、第2マイクとして設定されたマイク40からミキシングアンプ30を経てスピーカ28へと至る信号伝送経路を開放するようにしてもよい。
こうして、上記s120またはs130が行われた後、本楽曲演奏処理の起動に先立って読み出されたカラオケデータによる楽曲の再生が開始される(s150)。これ以降、カラオケ装置本体1の表示部36およびリモコン装置2の表示部58それぞれには、上述したように、再生を開始した楽曲の歌詞が、その再生時間に合わせて表示されるようになる(カラオケ装置本体1:図5(a),リモコン装置2:図5(d)参照)。
次に、マイク制御部26からの通知に基づき、第2マイクとして設定されたマイク40について参加操作が行われるようになっているか否かがチェックされる(s160)。
このs160で、第2マイクとして設定されたマイク40について参加操作が行われるようになっていると判定された場合(s160:YES)、その第2マイクに対応する参加フラグに「1」がセット済みとなっているか否かがチェックされる(s170)。
このs170で、参加フラグに「0」がセットされていると判定された場合(s170:NO)、その第2マイクに対応する参加フラグに「1」がセットされる(s180)。
次に、上記s150にて再生が開始されている楽曲につき、その楽曲に対して歌唱に参加するのに適した時機として予め定められた複数の参加時機のうち、上記s160にて参加操作が行われるようになっていると判定された以降に到来する参加時機が特定される(s190)。
ここでは、本楽曲演奏処理の起動に先立って読み出されたカラオケデータを構成する再生時機データで示される参加時機のうち、上記s150により再生が開始された楽曲における時間軸上の現在位置よりも所定のタイミングだけ後(本実施形態では現在位置の直後)に到来する参加時機(その参加時機が歌唱の行われない間奏などの区間に該当する場合にはその次の参加時機)が特定される。
次に、上記s150にて再生が開始された楽曲に対して新たな歌唱の参加が行われうる旨のメッセージの報知が開始される(s200)。
ここでは、第1マイクとして設定されたマイク40がカラオケ装置本体1用のマイク40であれば、上記メッセージを表示すべき旨が映像再生部34に指令され、この指令を受けた映像再生部34が映像データに基づく映像に上記メッセージを重畳させてなる映像を再生する。こうして再生された映像は、映像制御部38を介して表示部36に表示される(図5(b)における表示部の上部領域参照)。
その一方、第2マイクとして設定されたマイク40がリモコン装置2用のマイク40であれば、上記メッセージを表示すべき旨の表示指令信号がリモコン装置2に対して送信され、この表示指令信号を受けたリモコン装置2の制御部52が映像制御部66を介して上記メッセージを表示部58に表示させる。
次に、上記s190にて特定された参加時機の報知が行われる(s210)。
ここでは、第1マイクとして設定されたマイク40がカラオケ装置本体1用のマイクであれば、上記参加時機を報知すべき旨を指令するための報知指令がリモコン装置2に送信される。この報知指令を受けたリモコン装置2側では、後述のように、カラオケ装置本体1から送信された歌詞データに基づいて歌詞を表示する過程において、その報知すべき旨を指令された参加時機において歌唱を開始すべき歌詞を表示するタイミングに合わせて、その歌詞部分からの歌唱の開始を促す表示が行われる(図5(e),(f)の三角マーク参照)。
その一方、第2マイクとして設定されたマイク40がリモコン装置2用のマイク40であれば、カラオケ装置本体1側でカラオケデータを構成する歌詞データに基づいて歌詞を表示する過程において、その参加時機において歌唱を開始すべき歌詞を表示するタイミングに合わせてその歌詞部分からの歌唱の開始を促す表示が映像制御部38を介して行われる。
次に、上記s150により再生が開始された楽曲において、上記s190にて特定された参加時機が到来するまで待機状態となる(s220:NO)。ここでは、上記s150により再生が開始された楽曲の時間軸上における現在位置が、上記s190にて特定された参加時機に相当する時間軸上の位置に到達したことをもって、参加時機が到来したと判定される。
その後、参加時機が到来したら(s220:YES)、上記s160にて参加操作が行われていると判定された第2マイクのミュート状態が解除される(s230)。ここでは、その第2マイクとして設定されたマイク40の入力に基づく音声出力が通常の増幅レベルに戻され、これによりミュート状態が解除される。
具体的には、該当するマイク40から入力されるオーディオ信号のミキシングアンプ30側へ出力する際の増幅レベルを通常のレベルに戻すべき旨が、マイク制御部26に対して指令される。この指令を受けたマイク制御部26は、該当するマイク40からミキシングアンプ30側へ出力される信号の増幅レベルを通常のレベルに戻す。これにより、該当するマイク40のミュート状態が解除される。
次に、上記s260によりミュート状態が解除されたマイク40つき、そのマイク40からの入力に基づく音声出力が、歌唱を行っている場合の出力レベルとして想定される範囲のレベルとなっているか否かがチェックされる(s240)。ここでは、該当するマイク40から入力されるオーディオ信号の信号レベル,または,該当するマイク40からの入力に基づいてマイク制御部26から出力されるオーディオ信号の信号レベルに基づいて、音声出力が上記範囲のレベルとなっているか否かがチェックされる。
このs240で、該当するマイク40からの入力に基づく音声出力が上記範囲のレベルとなっていないと判定された場合(s240:NO)、プロセスがs190へと移行し、このs190にて特定された参加時機に基づいてs200〜s240が行われる。
一方、上記s240で、該当するマイク40からの入力に基づく音声出力が上記範囲のレベルとなっていると判定された場合(s240:YES)、直前のs200にて開始された報知が終了する(s250)。
ここでは、第1マイクとして設定されたマイク40がカラオケ装置本体1用のマイク40であれば、上記s200にて表示されたメッセージを消去すべき旨が映像再生部34に指令され、この指令を受けた映像再生部34が上記メッセージを消去させる。これにより、映像制御部38を介して表示部36に表示されていた映像から上記メッセージが消去される(図5(c)参照)。
その一方、第2マイクとして設定されたマイク40がリモコン装置2用のマイク40であれば、上記メッセージの表示を消去すべき旨の表示指令信号がリモコン装置2に対して送信され、この表示指令信号を受けたリモコン装置2の制御部52が映像制御部66を介して上記メッセージの表示部58による表示を消去させる。
次に、上記s150にて開始されたカラオケデータによる楽曲の再生が終了する,または,終了したか否かがチェックされる(s260)。
このs260で、楽曲の再生が終了していないと判定された場合(s260:NO)、プロセスがs160へと戻る。
また、上記s160で、第2マイクとして設定されたマイク40について参加操作が行われていないと判定された場合(s160:NO)、上記s140と同様、この時点において参加操作が行われていないマイク40がミュート状態とされる(s270)。
ここでミュート状態とされるのは、上記s150による楽曲の再生が開始された以降、一度も参加操作が行われていなかった第2マイクはもちろん、その再生が開始された以降に一時的に参加操作が行われていた状態から参加操作が行われなくなった,つまり操作スイッチ42がオフ側に切り替えられた第2マイクも含まれる。
次に、こうしてミュート状態とされた第2マイクに対応する参加フラグがリセット(「0」をセット)された後(s280)、プロセスがs260へと移行する。
こうして、上記s150にて再生が開始された楽曲についてその再生が終了するまでの間、上記s160〜s280が繰り返し実行されることとなる。
その後、上記s260で、楽曲の再生が終了する,または,終了したと判定された場合(s260:YES)、本楽曲演奏処理が終了する。
(3)リモコン装置2の制御部52による歌詞表示処理
以下に、制御部52が内蔵メモリに格納されたプログラムに従って実行する歌詞表示処理の処理手順を図6に基づいて説明する。なお、この歌詞表示処理は、カラオケ装置本体1側からの歌詞データを受信することにより起動される処理である。
この歌詞表示処理が起動されると、まず、その起動に先立って受信された歌詞データで示される歌詞の表示部58による表示が行われる(s310)。ここでは、歌詞データで示される歌詞のうち、最初に到来する小節についての歌詞部分のみの表示が行われる。
次に、カラオケ装置本体1側からの位置情報を受信したか否かがチェックされる(s320)。この位置情報は、カラオケ装置本体1側で再生が開始された楽曲における時間軸上の現在位置を示す情報であって、その楽曲の再生に伴ってカラオケ装置本体1側から随時送信されてくるものである。
このs320で位置情報を受信していないと判定された場合(s320:NO)、カラオケ装置本体1側からの報知指令を受信したか否かがチェックされる(s330)。この報知指令は、カラオケ装置本体1が楽曲演奏処理におけるs210にて送信してくる。
このs330で、報知指令を受信していないと判定された場合(s330:NO)、プロセスがs320へと戻る。
また、上記s320で、位置情報を受信したと判定された場合(s320:YES)、その位置情報で示される時間軸上の現在位置が特定される(s340)。
次に、上記s340にて特定された現在位置に基づいて、カラオケ装置本体1側での楽曲の演奏が終了するか否かがチェックされる(s350)。ここでは、本歌詞表示処理の起動に先立って受信された歌詞データで示される歌詞の中に、上記s340にて特定された現在位置以降に到来する小節における歌詞が存在しないことをもって、カラオケ装置本体1側での楽曲の演奏が終了すると判定される。
このs350で、カラオケ装置本体1側での楽曲の演奏が終了しないと判定された場合(s350:NO)、本歌詞表示処理の起動に先立って受信された歌詞データで示される歌詞のうち、上記s340にて特定された現在位置に対応する小節における歌詞の表示部58による表示が行われた後(s360)、プロセスがs320へと戻る。
このs360での表示に際しては、該当する小節における歌詞のうち、上記s340にて特定された現在位置に対応する文字の表示態様を随時変更していく(例えば、異なる色に変化させる;図5(d)〜(f)の太字参照)ための処理も併せて行われる。
また、上記s330で、報知指令を受信したと判定された場合(s330:YES)、本歌詞表示処理の起動に先立って受信された歌詞データで示される歌詞のうち、その報知指令にて報知すべき旨を指令された参加時機に対応する小節の歌詞が特定される(s370)。
次に、上記s370にて特定された歌詞部分からの歌唱の開始を促すための表示が行われた後(s380)、プロセスがs320へと戻る。
このs380では、上記s310またはs360により歌詞が表示された表示部58の表示領域のうち、上記s370にて特定された歌詞の先頭文字に対応する表示領域付近に、そこから歌唱の開始をすべき旨のマーク(図5(e),(f)の三角マーク参照)が重畳して表示される。なお、このマークの表示は、上記s310またはs360により別の小節に対応する歌詞が表示される,つまり後の歌詞が消去されることに伴って消去される。
こうして、カラオケ装置本体1側での楽曲の演奏が終了すると判定されるまでの間、上記s320〜s380が繰り返され、上記s350でカラオケ装置本体1側での楽曲の演奏が終了すると判定されたら(s350:YES)、上記s310またはs360により表示された歌詞の表示が消去された後(s390)、本歌詞表示処理が終了する。
(4)作用,効果
このように構成されたカラオケ装置では、あるユーザが歌唱を行っている楽曲について途中から歌唱を行うことを希望するユーザは、参加操作を行った,つまり第2マイクの操作スイッチ42をオン側に切り替えたうえで、その第2マイクを使用して歌唱を行うこととなる(図7「第2マイクの操作スイッチ」参照)。
ここで、その第2マイクへの入力に基づく音声出力は、その楽曲において歌唱に参加するのに適した時機として定められた参加時機のうち、その参加操作後に到来する参加時機が到来するまでの間、ミュート状態となる(図4のs140〜s230)。つまり、他のユーザが使用を開始した第2マイクへの入力に基づく音声出力は、参加操作後に参加時機が到来するのを待って出力されるようになる(図7「第2マイクの音声出力」参照)。
この参加時機は、その楽曲において歌唱に参加するのに適した時機として定められたものであるため、参加時機の到来までミュート状態としない場合と比べて音声出力を楽曲に対して適切な時機から行うことができるようになる。こうして、その第2マイクへの入力に基づく音声出力が不適切なタイミングで突然大きなレベルで出力されることがなくなるため、そのことによる不快感をユーザに与えてしまうことを防止することができる。
また、第2マイクにより参加操作が行われるようになった際(図4のs160:YES)、新たな歌唱の参加が行われうる旨のメッセージが報知される(同図s200)。そのため、先に歌唱を行っているユーザは、その歌唱を行っている楽曲について他のユーザにより途中から歌唱が行われるということを、表示部36,58に表示されるメッセージによりあらかじめ認識して、それに対する心の準備をすることができるようになる。
また、上記構成では、マイク40に設けられている操作スイッチ42が操作されていることをもって参加操作が行われたものとみなし(図4のs160:YES)、その参加操作後に参加時機が到来するのを待って(同図s220:YES)、そのマイク40への入力に基づく音声出力を大きくすることができる(同図s230)。
また、このように、第2マイクそのものに設けられた操作スイッチ42により参加操作が行われるため、その参加操作に対応する第2マイクを容易に識別することができ、そのうえで、その第2マイクへの入力に基づく音声出力を制御することができる。
また、上記実施形態においては、カラオケデータに基づく楽曲の再生に先立ち、参加操作が行われていないマイク40を第2マイクとして設定し(図4のs130)、そのマイク40をミュート状態とする(同図s140)。そのため、楽曲の歌唱に使用されないマイク40につき、そのマイク40への入力に基づく音声出力が不必要に出力されてしまうことを防止することができる。
また、上記実施形態においては、途中から歌唱を行うことを希望するユーザが参加操作を行った後(図4のs160:YES)、表示部58,36により参加時機の報知が行われる(同図s210)。そのため、あるユーザが歌唱を行っている楽曲について途中から歌唱を行うことを希望するユーザは、表示部58,36による参加時機の報知により(図4のs210,図6のs380)、参加時機が到来すること,または,到来したことを認識したうえで、実際に歌唱を開始できるようになる。
また、上記実施形態においては、マイク40に設けられている操作スイッチ42がオフ側に切り替えられたことをもって参加操作が行われなくなったものとみなし(図4のs160:NO)、そのマイク40をミュート状態とすることができる(同図s270)。
そのため、あるユーザが歌唱を行っている楽曲について途中から歌唱を行っているユーザは、操作スイッチ42をオフ側に切り替えたうえで、その操作に対応する第2マイクを使用した歌唱を終えれば、その第2マイクをミュート状態とすることより、歌唱を終えた以降における周辺の雑音が音声として出力されてしまうことを防止することができる。
また、S110〜S140においてデュエットと途中参加とを区別して、カラオケ歌唱が進行できるので、制御部12は、再生開始しようとする楽曲が、楽曲データに組み込まれたデュエット検出フラグなどからデュエット曲であることを検出し、マイク参加操作がデュエット状態であれば、デュエット曲の男女パートを区別して、映像制御部38に対し歌詞テロップを男女パート用の色分け制御するようにするとよい。その一方、デュエット状態でない、途中参加状態であれば、途中参加が開始されるまでは、制御部12は男女パートを区別せず、映像制御部38に対し歌詞テロップは色分けをしない制御を行うと共に、途中参加した以降においては、男女パートを区別する色分け制御を指示するようにするとよい。このことにより、歌唱状態者に対して、歌唱状態に合わない歌詞テロップの色分けを行わないので、不快感のないカラオケを提供することができる。
(5)変形例
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、マイク40そのものに参加操作を受け付けるための操作スイッチ42が設けられた構成となっている。しかし、参加操作を受け付けるための構成は、各マイク40に対応するものであれば、カラオケ装置本体1またはリモコン装置2に設けられていてもよい。
また、上記実施形態においては、リモコン装置2用のマイク40がリモコン装置2とは別体のものとなっており、このリモコン装置2の表示部58を介して参加時機の報知が行われる構成となっている。しかし、リモコン装置2用のマイク40をリモコン装置2と一体のものとして構成してもよい。
このことにより、リモコン装置2の手元で報知状況が変化(オンによって参加時期が判る、参加時期からマイクからの声が出力される)することが判る。このため、リモコン装置2に組み込まれたスイッチ42に相当するスイッチが故障してマイクから声が出ないと誤解する可能性は、参加時期の報知がマイクと独立しているために途中参加者の手元にないリモコン装置2から報知される場合と比較して少なくなるので、宴会場など、カラオケボックスと比べて広い場所でのカラオケ利用形態(カラオケ装置は壇上にあり、リモコン装置は、他の宴会参加者の手元にある事が多い利用形態)において、カラオケを行うときの不快感が少なくなる効果がある。
また、上記実施形態においては、参加操作の行われた第2マイクについての参加時機の報知が、リモコン装置2の表示部58を報知インタフェースとして行われるように構成されている。しかし、その参加時機の報知は、リモコン装置2の表示部58以外のインタフェースを介して行うように構成してもよい。具体的には、例えば、マイク40に表示部などを報知インタフェースとして設け、これを介して参加時機の報知を行うように構成することが考えられる。
このことにより、第2マイクの操作者は、スイッチ42の参加操作によって、報知インターフェースを介して、手元で報知状況が変化(オンによって参加時期が判る、参加時期から第2マイクからの声が出力される)することが判る。このため、スイッチ42が故障して第2マイクから声が出ないと誤解する可能性は、参加時期の報知がリモコン装置2から報知される場合と比較して少なくなるので、宴会場など、カラオケボックスと比べて広い場所でのカラオケ利用形態(カラオケ装置は壇上にあり、リモコン装置は、他の宴会参加者の手元にある事が多い利用形態)において、カラオケを行うときの不快感が少なくなる効果がある。
また、上記実施形態においては、操作スイッチ42がオフ側に切り替えられたことをもって、参加操作が行われなくなったものと判定するように構成されている(図4のs160参照)。しかし、参加操作が行われなくなったものと判定するための構成としては、例えば、参加操作用のスイッチと、参加操作が行われなくなった旨の終了操作用のスイッチと、をそれぞれ設けておき、その終了操作用のスイッチが操作された際に、終了操作が行われた,つまり参加操作が行われなくなったものとして判定する、といった構成としてもよい。
このことにより、宴会場など、カラオケボックスと比べて誤動作が増える可能性が高いカラオケ利用形態(お酒に酔って、突然気が変わる、など正常な操作が出来ない可能性が高い利用形態)においては、第2マイクの操作スイッチによって、既に歌唱中の歌唱者が待ち受けを期待したが誰も途中参加しなかった、といった、宴会場でカラオケを行うときの不快感が少なくなる効果がある。
また、上記実施形態においては、マイク制御部26に2つのマイク40が接続されるように構成されている。しかし、マイク制御部26には、1つのカラオケ装置本体1用のマイク40と、2つ以上のリモコン装置2用のマイク40それぞれと、が接続されるように構成してもよく、この場合、楽曲演奏処理におけるs160で参加操作が行われるようになる毎に、その参加操作が行われたマイク40について、s170からs250を、楽曲演奏処理としてではなくサブルーチンとして並列的に実行させることとすればよい。
これにより、宴会場など、カラオケボックスと比べて広い場所でのカラオケ利用形態(カラオケ装置は壇上にあり、リモコン装置は、複数の宴会参加者の手元にある事が多い利用形態)においては、複数の宴会参加者が、既に演奏が行われている最中にマイクを探す、といった、宴会場でカラオケを行うときの不快感が少なくなる効果がある。
また、上記実施形態の楽曲演奏処理では、s190による参加時機の特定が行われた後、そうして特定された参加時機が適切なものであるか否かをチェックし、適切なものであると判定された場合にs200以降の処理を行うのに対し、適切なものでないと判定された場合に直ちに楽曲演奏処理を終了するように構成するとよい。ここでいう「参加時機が適切でない」とは、例えば、s150にて再生が開始された楽曲において歌唱を行わない小節についての参加時機が特定された場合,具体的に言えば、その楽曲が終了に近くなって歌唱を行える小節が残っていなかった場合などのことである。
これにより、途中参加しても充分歌唱しないまま演奏が終了してしまう、といった、宴会場でカラオケを行うときの不快感を少なくする効果がある。
(6)本発明との対応関係
以上説明した実施形態において、図4のs150は本発明における楽曲再生手段であり、同図s110,s160は本発明における参加受付手段,終了受付手段であり、同図s190は本発明における時機特定手段であり、同図s140,s270,s230は本発明におけるレベル制御手段であり、同図s200,s250は本発明における表示指令手段であり、同図s210は本発明における報知指令手段である。
カラオケ装置の全体構成を示すブロック図 マイクとカラオケ装置本体との接続関係を示すブロック図 カラオケデータのデータ構造を示す図 楽曲演奏処理を示すフローチャート カラオケ装置本体またはリモコン装置の表示部による表示状態を示す図 歌詞表示処理を示すフローチャート 第2マイクとその音声出力との関係を示すタイミングチャート
符号の説明
1…カラオケ装置本体、2…リモコン装置、12…制御部、16…記憶部、18…操作部、20…通信部、22…操作処理部、24…シンセサイザ、26…マイク制御部、28…スピーカ、30…ミキシングアンプ、34…映像再生部、36…表示部、38…映像制御部、40…マイク、42…操作スイッチ、52…制御部、54…通信部、56…メモリ、58…表示部、60…操作部、62…操作処理部、66…映像制御部、66…表示部、32…ビデオRAM、64…ビデオRAM。

Claims (8)

  1. カラオケデータに基づく楽曲の再生を行う楽曲再生手段と、
    該楽曲再生手段により再生が開始されている楽曲に対する歌唱を行うユーザの音声を入力するマイクを第1マイクとした場合に、該第1マイクとは異なる第2マイクにより新たに歌唱に参加する旨の参加操作を受け付ける参加受付手段と、
    該参加受付手段により参加操作が受け付けられた際、前記楽曲再生手段により再生が開始されている楽曲についてのカラオケデータに基づいて、その楽曲に対して前記第2マイクにより歌唱に参加するのに適した時機として予め定められた複数の参加時機のうち、その参加操作が受け付けられた後に到来する参加時機を特定する時機特定手段と、
    前記楽曲再生手段により再生が開始されている楽曲において、前記時機特定手段により特定された参加時機が到来するまで、該時機特定手段による特定の契機となった参加操作に対応する前記第2マイクへの入力に基づく音声出力を予め定めた出力レベル以下に抑圧し続け、その参加時機が到来した以降にその出力レベルの抑圧状態を解除するレベル制御手段と、を備えている
    ことを特徴とするカラオケ装置。
  2. 前記楽曲再生手段により再生されている楽曲に関連する情報の表示部への表示,および,その表示の消去を指令する表示指令手段,を備えており、
    該表示指令手段は、前記参加受付手段により参加操作が受け付けられた際、前記楽曲再生手段により再生されている楽曲に対して新たな歌唱の参加が行われうる旨のメッセージを表示部に表示させ、その参加操作を受けて前記時機特定手段が特定した参加時機が到来した際にそのメッセージの表示を消去させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のカラオケ装置。
  3. 当該カラオケ装置における1以上の前記第2マイクそれぞれは、参加操作用の操作部が設けられ、該操作部に対する参加操作が行われている間、当該カラオケ装置本体に対してその旨を通知するための参加通知信号を出力するように構成されており、
    前記参加受付手段は、いずれかの前記第2マイクから前記参加通知信号が出力されていることを、その第2マイクにより新たに歌唱に参加する旨の参加操作として受け付けて、
    前記レベル制御手段は、前記時機特定手段により特定された参加時機が到来するまで、該時機特定手段による特定の契機となった参加操作が受け付けられた前記第2マイクへの入力に基づく音声出力を予め定めた出力レベル以下に抑圧し続け、その参加時機が到来した以降にその出力レベルの抑圧状態を解除する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカラオケ装置。
  4. 前記レベル制御手段は、前記楽曲再生手段による楽曲の再生に先立って、1以上の前記第2マイクそれぞれのうち、前記参加通知信号が出力されていない第2マイクについて、該第2マイクへの入力に基づく音声出力を予め定めた出力レベル以下に抑圧する
    ことを特徴とする請求項3に記載のカラオケ装置。
  5. 前記第2マイクを使用するユーザに対する各種報知を行うための報知インタフェースに対し、前記参加操作を受けて前記時機特定手段により特定された参加時機を報知すべき旨を指令する報知指令手段と、を備え、
    該報知指令手段による指令を受けた前記報知インタフェースが、その指令に係る参加時機が到来すること,または,到来したことを報知する、ように構成されている
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のカラオケ装置。
  6. 前記参加操作に対応する前記第2マイクに対し、該参加操作を受けて前記時機特定手段により特定された参加時機を報知すべき旨を指令する報知指令手段,を備え、
    さらに、当該カラオケ装置における1以上の前記第2マイクそれぞれには、該第2マイクを使用するユーザに対する各種報知を行うための報知インタフェースが設けられており、
    前記報知指令手段による指令を受けた前記前記第2マイクが、該第2マイクに設けられた報知インタフェースによりその指令に係る参加時機が到来すること,または,到来したことを報知する、ように構成されている
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のカラオケ装置。
  7. 前記参加操作が受け付けられた以降、該参加操作に対応する前記第2マイクによる歌唱の参加を終了する旨の終了操作を受け付ける終了受付手段,を備えており、
    前記レベル制御手段は、前記時機特定手段による参加時機を特定する契機となった参加操作に対応する前記第2マイクにつき、該第2マイクによる歌唱の参加を終了する旨の終了操作が前記終了受付手段により受け付けられた以降、その終了操作に対応する前記第2マイクへの入力に基づく音声出力を予め定めた出力レベル以下に抑圧する
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のカラオケ装置。
  8. 当該カラオケ装置における1以上の前記第2マイクそれぞれは、参加操作用の操作部が設けられ、該操作部に対する参加操作が行われている間、当該カラオケ装置本体に対してその旨を通知するための参加通知信号を出力するように構成されており、
    前記終了受付手段は、前記参加通知信号を出力していた前記第2マイクからのその出力がされなくなったことを、その第2マイクによる歌唱の参加を終了する旨の終了操作として受け付けて、
    前記レベル制御手段は、前記第2マイクによる歌唱の参加を終了する旨の終了操作が前記終了受付手段により受け付けられた以降、その終了操作を受け付けた前記第2マイクへの入力に基づく音声出力を予め定めた出力レベル以下に抑圧する
    ことを特徴とする請求項7に記載のカラオケ装置。
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