JP6472050B2 - カラオケシステム及びプログラム - Google Patents

カラオケシステム及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6472050B2
JP6472050B2 JP2015074568A JP2015074568A JP6472050B2 JP 6472050 B2 JP6472050 B2 JP 6472050B2 JP 2015074568 A JP2015074568 A JP 2015074568A JP 2015074568 A JP2015074568 A JP 2015074568A JP 6472050 B2 JP6472050 B2 JP 6472050B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
karaoke
sound effect
image
reproduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015074568A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016194615A (ja
Inventor
彩 武田
彩 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xing Inc
Original Assignee
Xing Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Xing Inc filed Critical Xing Inc
Priority to JP2015074568A priority Critical patent/JP6472050B2/ja
Publication of JP2016194615A publication Critical patent/JP2016194615A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6472050B2 publication Critical patent/JP6472050B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、カラオケ用の楽音を再生し、ユーザにカラオケを実施させるカラオケシステム及びプログラムに関する。
近年、伴奏のみからなるカラオケデータ(いわゆる、カラオケ用カラオケデータ)を再生し、当該再生により演奏された楽曲に併せてユーザが歌うカラオケ歌唱は、娯楽や趣味として認知されている。
また、最近では、演奏曲の出力中において、所定の入力操作に応じて予め記録されたエフェクト音声を出力させるとともに、そのエフェクト音声の出力と同期して予め記録されたエフェクト映像を背景画像に付加して表示させるエフェクト処理を施すカラオケシステムも提案されている。
このカラオケシステムにおいては、ユーザによってリモコン装置などのボタンを押し下げしたことを検出すると、エフェクト処理として、例えば「爆発」のエフェクト音声が再生されるとともに、爆発に際しての光を表す短時間の動画及び静止画であるエフェクト画像が、背景画像や歌詞の画像上に合成されたカラオケ画像(すなわち、歌唱時にカラオケシステムのディスプレイに表示される画像)として表示させる構成を有している。
特開2005−173080号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のカラオケシステムにおいては、複数のエフェクト音声の各々に対応したエフェクト画像が予め記録されているだけで、ユーザによる任意の操作入力に応じて、背景画像のレイヤに重ねてエフェクト画像を表示する構成のみであるため、カラオケ中に表示される背景画像そのものは変化しない。
したがって、このようなカラオケシステムにおいては、歌唱ユーザのみならず、それ以外のユーザ(例えば、歌唱ユーザとともにカラオケに興じるグループメンバー)にとっては、似たような背景画像を、毎回視聴することになり、背景画像に飽きてしまう可能性が高い。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、カラオケデータの再生中に、歌唱者を含めたユーザに対して新たな興趣性のある背景画像を提供し、新たな魅力を備えたカラオケシステム等を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明のカラオケシステムは、カラオケデータを再生するとともに、背景画像を表示部に表示するカラオケシステムであって、指示入力を受け付ける受付手段と、前記受け付けた指示入力に基づいて、第1の記録手段に予め記録されている複数のカラオケデータから一のカラオケデータを選択し、当該選択したカラオケデータを再生するカラオケデータ再生手段と、前記カラオケデータの再生中に再生される効果音のデータが効果音データとして複数記録される第2の記録手段と、所与の関連性を有する複数の部分画像から構成される画像群のデータが画像群データとして前記カラオケデータと関連付けられて複数記録される第3の記録手段と、を制御する制御手段と、前記カラオケデータが選択される際に、当該再生されるカラオケデータに基づいて、前記第3の記録手段に記録されている前記画像群データの中から、該当する画像群データを特定する特定手段と、前記カラオケデータの再生中に、前記特定された画像群データを再生する画像データ再生手段と、前記カラオケデータの再生中に、前記受け付けた指示入力に基づいて、前記第2の記録手段に記録されている前記効果音データを特定し、当該特定した効果音データを再生する効果音データ再生手段と、を備え、前記画像データ再生手段が、前記カラオケデータの再生中に特定された効果音データに基づいて、前記特定された画像群データにおける部分画像を当該画像群データの他の部分画像に切り換え、他の部分画像をモニタに表示させる構成を有している。
この構成により、本発明は、カラオケシステムを構成するリモコン装置等により受け付けられたユーザの指示入力に基づいて、対応する効果音を再生するとともに、当該効果音に基づいて特定された画像群データにおける部分画像を切り換えて表示させることができる。
したがって、本発明は、例えば、ユーザなどにから受け付けた指示に基づいて効果音を再生させれば、カラオケデータの再生中に任意のタイミングで再生する画像を切り換えることができるので、再生される画像に飽きること無く、かつ、当該画像にも興味を抱かせることができるとともに、例えば、切り替わる画像にストーリー性を有していれば、さらに各ユーザの画像に対する興趣性を向上させることができる。
この結果、本発明は、カラオケデータの再生中に、歌唱者を含めたユーザについて画像による新たな興趣性を提供し、楽曲に合わせて歌唱するだけでなく、新たな魅力を提供することができる。
本発明のカラオケシステム等は、カラオケデータの再生中に、歌唱者を含めたユーザに対して新たな興趣性のある背景画像を提供し、楽曲に合わせて歌唱するだけでなく、新たな魅力を提供することができる。
本発明に係るカラオケ通信システムにおける一実施形態の構成を示すシステム構成図である。 一実施形態において、カラオケデータを構成する楽曲パートと、背景画像の関係性を示す図である。 一実施形態のカラオケシステムの構成を示す構成ブロック図である。 一実施形態のカラオケシステム内に設けられる効果音データベースに記録されるデータの一例を示す図である。 一実施形態のカラオケシステム内に設けられる背景画像データベースに記録されるデータの一例を示す図である。 一実施形態のカラオケシステムにおいて実行される処理を示すフローチャート(その1)である。 一実施形態のカラオケシステムにおいて実行される処理を示すフローチャート(その2)である。 一実施形態の通信端末装置に表示される入力画面の一例を示す図である。 一実施形態の変形例において、カラオケシステム内に設けられる背景画像データベースに記録されるデータの一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。以下に説明する実施形態は、カラオケボックスB等の店舗又は、家庭に設置されたカラオケシステムを介してユーザにカラオケサービスを提供するカラオケ用通信システムに対して、本発明のカラオケシステム及びプログラムを適用した場合の実施形態である。
なお、カラオケサービスとは、例えば、カラオケの実施の他に、各ユーザの過去に歌唱した楽曲の一覧、お気に入りの楽曲の一覧、属性の登録、及び他のユーザとのコミュニケーションを図ることができるサービスである。
[1]カラオケ用通信システム
まず、図1を用いて本実施形態に係るカラオケ用通信システム1の概要構成について説明する。
なお、図1は、本実施形態に係るカラオケ用通信システム1の構成を示すシステム構成図である。また、図が煩雑になることを防止するために、図1においては、一部のカラオケシステム10のみを示している。すなわち、実際のカラオケ用通信システム1においては、図1に表示するよりも多数のカラオケシステム10が存在している。
本実施形態のカラオケ用通信システム1は、複数のユーザがグループにてカラオケに興じる際に、カラオケを視聴しているユーザ(以下、「視聴ユーザ」という。)が、歌に対する効果音(例えば、「ステキ!」、「格好良い!」、「最高!」、「グレイト!」、「ブーブー」等)を入力すると、当該入力された効果音を楽曲の所定箇所にて再生することが可能なカラオケ用のシステムである。
特に、本実施形態に係るカラオケ用通信システム1は、再生される効果音に応じて楽曲再生時にカラオケシステム10に表示させる背景画像として再生される画像を切り換えて、カラオケ中に、背景画像の視聴を飽きさせること無く、かつ、当該背景画像にも興味を抱かせること可能な構成を有している。
また、本実施形態に係るカラオケ用通信システム1は、例えば、切り替わる画像によってストーリーが変更されるとともに、効果音に応じて当該ストーリーの結末を変化させる構成を有している
したがって、本実施形態のカラオケ用通信システム1は、カラオケデータの再生中に、歌唱者を含めたユーザに対して新たな興趣性のある背景画像を提供し、楽曲に合わせて歌唱するだけでなく、新たな魅力を提供することができるようになっている。
具体的には、本実施形態のカラオケ用通信システム1は、家庭や店舗に設置されるカラオケシステム10と、リモコン機能を有する通信端末装置20と、ネットワーク40とにより、各種のデータを管理及びカラオケ用通信システム1のサービスを管理する管理サーバ装置30と、を有している。
カラオケシステム10は、カラオケボックスB等のカラオケ店舗にある装置の他に、家庭用ゲーム機、パーソナルコンピュータ、携帯型電話機、スマートフォン、タブレット型情報端末装置などの装置である。
また、カラオケシステム10は、
(1)ユーザの選曲に基づいて、特定のカラオケデータを取得する取得機能と、
(2)取得したカラオケデータを再生して楽曲を演奏させるとともに、楽曲の演奏に伴って歌詞を表示するカラオケデータ再生機能と、
(3)楽曲の歌唱中において視聴ユーザが通信端末装置20に行った指示入力に応じて、効果音を選択及び再生する効果音再生機能と、
(4)歌唱中において通信端末装置20に入力された指示入力に応じて、歌詞とともに表示する背景画像を順次切り替えを行う背景画像表示機能と、
を有している。
通信端末装置20は、赤外線又は無線により、カラオケシステム10と通信を行う。
また、通信端末装置20は、
(1)カラオケシステム10から取得したデータに基づき表示を行う表示部と、
(2)表示部上に設けられたタッチパネル、各種の確認ボタン、各操作指令を入力する操作ボタン等を含む操作部と、
(3)赤外線、又は、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信規格に従って、カラオケシステム10と通信を行う通信部と、
を有し、ユーザが、選曲を行うための指示入力及び効果音を選択する指示入力を行う際に用いられる。
ネットワーク40は、例えば、携帯電話網を含む公衆電話網と、IP(Internet Protocol)ネットワークが相互接続されて構成される。ただし、当該ネットワーク40の構成は、これに限られない。
管理サーバ装置30は、
(1)カラオケ用通信システム1を用いて楽曲を再生するための楽曲音源データと、歌詞データ及びそれを表示制御する表示制御データから構成されるテロップデータと、を含むカラオケデータと、
(2)カラオケデータ毎に、すなわち、選曲番号その他の識別情報に関する情報と、
(3)対応する楽曲の楽曲ジャンル、楽曲タイトル、アーティスト名等の楽曲属性情報と、
(4)楽曲を構成する各楽曲パートの構成を示す楽曲構成情報と、
に対応するデータが記録されるデータベース(以下、「DB」という。)300を有している。
なお、楽曲構成情報の形式は任意であり、例えば、当該楽曲の再生開始からの経過時間により、各楽曲パートの開始タイミング及び終了タイミングを規定するようにしてもよく、楽曲音源データに含まれる無音期間が所定時間以上(例えば、1秒以上)ある場合に、楽曲パートの切り替わりを検出して規定されたものであってもよい。また、楽曲の楽譜から、音階の変化に基づいて、楽曲パートの切り替わりを検出する構成としてもよい。さらに、Aメロ、Bメロ、サビの区間により、楽曲パートの切り替わりを検出してもよい。
また、本実施形態の効果音は、ユーザ操作に基づく入力検出をしたタイミング後に直ぐに再生するようにしてもよいし、所定の再生区間、例えば、間奏中などの歌唱する区間以外の区間に再生するようにしてもよい。
なお、背景画像の切り替えを行う際に切り換える画像の選択方法は、例えば、効果音に対して一対一に画像を対応付けて、ユーザによる入力操作が検出される度に表示する画像を変更するようにしてもよいし、部分画像の切り換えるタイミングが予め決まっており、それまでに入力指示又は再生された効果音に基づいて画像を切り換えてもよい。
ただし、本実施形態においては、楽曲において予め設定された区間を示す楽曲パート毎に、効果音に基づく点数を集計し、当該集計した点数に基づいて背景画像として出力する部分画像データ選択する方法を採用するものとする。
[2]背景画像の選択及び切り替えの原理
次に、図2を用いて本実施形態に係るカラオケ用通信システム1のカラオケデータの再生時における背景画像を切り替える原理について説明する。なお、図2は、カラオケデータを構成する楽曲パートと、背景画像の関係性を示す図である。
本実施形態においては、例えば、図2に示すように、カラオケデータが、複数の楽曲パートに分けられるとともに、背景画像データは、当該楽曲パートに基づいて、複数の画像パート(以下、「部分画像」ともいう。)に分割されて構成されている。
そして、各楽曲パートに対応する画像パートを示すデータ(以下、「部分画像データ」ともいう。)は、連続する楽曲パート間において、互いに所与の関連性を有し、前後の楽曲パートに対応する他の部分画像データと連続するストーリーを構成する。
また、本実施形態においては、カラオケシステム10は、各楽曲パート中に再生される効果音の種別及び回数に応じて、楽曲パート毎に点数を集計するとともに、集計した点数(以下、「集計点数」ともいう。)に応じて、ストーリーを分岐させるように、次の楽曲パートの部分画像データを選択し、選択した部分画像データ順次再生して一連のシナリオに対応する背景画像を表示させる構成を有している。
特に、本実施形態においては、カラオケシステム10は、集計した集計点数が高ければ、グッドエンディングに導かれるとともに、集計した集計点数が低ければ、バッドエンディングに導かれるように、部分画像データを選択しつつ(すなわち、切り換えつつ)再生する、構成を有している。
例えば、本実施形態においては、カラオケシステム10は、各楽曲パートの開始から当該楽曲パートの終了の所定時間前(例えば10秒や15秒前)までを所定期間として効果音の入力指示を無制限に検出するための構成を有している。そして、本実施形態においては、次の楽曲パートの開始までに当該次の楽曲パートで再生する部分画像を決定するようになっている。
なお、本実施形態においては、楽曲パート毎に選択可能な効果音を変化させてもよい。
このように、本実施形態においては、視聴ユーザの歌唱ユーザに対するカラオケの評価を、効果音の再生指示によって実行する側面も有しており、歌唱ユーザの評価が高ければ、グッドエンディングに導かれるとともに、当該歌唱ユーザの評価が低ければ、バッドエンディングに導かれるようになっている。
具体的には、カラオケシステム10は、楽曲パート毎に、
(1)視聴ユーザによる指示入力を随時検出し、
(2)検出した効果音に対する点数を集計し、
(3)集計した点数に応じて、次の楽曲パートの部分画像データ(例えば、「part1」の場合には、「part2」の再生時に表示すべき部分画像データ)を選択し、
(4)次の楽曲パートへの切り替りタイミングから選択した部分画像データ((3)で選択した部分画像データ「part2」)の再生を開始させる、構成を有している。
そして、カラオケシステム10は、全ての楽曲パートのカラオケデータの再生が完了するまで(1)〜(4)の処理を繰り返して、楽曲パートが変わる度に表示する部分画像データを順次切り替えて、当該切り替わった部分画像を背景画像として表示するようになっている。
なお、背景画像の内容は、任意であるが、例えば、以下のようなものを用いる。
(1)part1の部分画像のストーリー
会社で課長職についているカメ。同僚と楽しく仕事及び飲み会に明け暮れる日々を過ごす。そんなある日、部長から呼び出しを受けアフリカに転勤しないかと相談される。
(2)part2の部分画像のストーリー
「AAA」:転勤を受け入れ、現地に早速赴く。最初はなかなか言葉が通じず、悩む日々を過ごす。そんなとき、美人の同僚に励まされる。
「BBB」:転勤を断り、会社を辞め、前々から興味のあったラーメン店を起こすために一から修行として有名なラーメン店で働く。そんなとき、父親が倒れたとの連絡を受ける。

「CCC」:転勤を断り、会社に居残り続けるも、部長との関係が上手くいかず仕事の失敗が続く。そんなとき、前々から付き合っていた彼女から別れを告げられる。
この構成を採用した場合には、
(3A)集計点数が高いと、順調な人生物語が展開される背景画像が表示され、
(3B)集計点数が低いと、どん底に落ちていく人生物語が展開される背景画像が表示される。
このように、視聴ユーザは、効果音の再生指示に応じて、ストーリーの変化する背景画像を楽しみながら、歌唱ユーザの歌唱を視聴することができるようになっている。
なお、最初のパートである「part1」に対応する部分画像データについては、予め1つの画像データが定められており、歌唱楽曲と関係なくデフォルトで選択されてもよいし、カラオケデータのジャンル毎若しくはアーティス毎、又は、当該カラオケデータが流行した年代毎などの特定のカラオケデータにおけるグループ毎に選択されてもよい。
また、楽曲の再生中に、効果音の再生が指示されない場合には、部分画像データの切り替えがなされない可能性があるため、「part1」に対応する部分画像データは、所定の長さ(例えば一楽曲分の全パートを補間する長さ)を有する構成になっていてもよいし、効果音の再生指示がない場合の2番目以降の部分画像データが予め設定されていてもよい。
さらに、各パートの背景画像の時間長は、「part1」の背景画像を除いて、任意であるが、楽曲パートと同じ時間長にて構成されることが望ましい。ただし、各部分画像データの再生時間が、各楽曲パートの再生時間に比べて短い場合には、時間調整用画像を用いてもよいし、反対に各部分画像データの再生時間が各楽曲パートの再生時間に比べて長い場合には、該当する部分画像データの再生を中止させて次の楽曲パートの部分画像データを再生してもよい。
[3]カラオケ装置
次に、図3〜5を用いて本実施形態のカラオケシステム10について説明する。なお、図3は、本実施形態のカラオケシステム10の構成を示すブロック図であり、図4及び5は、それぞれ、カラオケシステム10の記録部160内に設けられる効果音DB161と、背景画像DB162に記録されるデータの一例を示す図である。
本実施形態のカラオケシステム10は、図3に示すように、ネットワーク40に通信接続され、管理サーバ装置30から新譜などのカラオケデータを取得する通信制御部110と、カラオケデータを再生するカラオケ再生部120と、マイクMから入力された音声信号に対して所定の処理を行う音声入力処理部130と、再生されたカラオケデータに基づいて演奏をスピーカSPに拡声させる拡声処理部131と、を有している。
また、カラオケシステム10は、カラオケデータの再生中に歌詞及び背景画像、メニュー画面等を表示するための表示部140と、表示部140を制御する表示制御部150と、各種の情報に対応するデータ、管理サーバ装置30から取得した新譜を含むカラオケデータ及びそれに対応した選曲番号の他、各種のDBが記録される記録部160と、近距離無線通信部170と、制御部180と、ROM/RAM181と、タイマー182と、を有している。
さらに、カラオケシステム10は、カラオケデータの再生中に通信端末装置20に対するユーザの指示入力を検出すると、当該指示入力により示される感情に即した効果音を再生するとともに、表示部140に表示する背景画像を切り替える処理を実行するデータ処理部200と、有している。
なお、カラオケシステム10の各部は、バスBによって相互に接続されており、データの授受を実行している。
通信制御部110は、制御部180の制御の下、ネットワーク40を介して、管理サーバ装置30に接続して通信回線を構築し、新譜などのカラオケデータの授受のための通信を行う。
また、ユーザにより通信端末装置20に入力された歌唱対象楽曲の選曲番号に対応するカラオケデータが、記録部160に記録されていない場合に、通信制御部110は、制御部180と連動しつつ、管理サーバ装置30から、選当該選曲番号に対応付けられて記録されているカラオケデータを取得し、カラオケ再生部120に出力するようになっている。
カラオケ再生部120は、制御部180の制御の下、近距離無線通信部170を介して入力された選曲番号に基づいて、記録部160からカラオケデータを取得し、又は、通信制御部110を介して管理サーバ装置30からカラオケデータを取得する。そして、カラオケ再生部120は、取得したカラオケデータに含まれる楽曲音源データであるMIDI音源を制御する再生処理を実行する。
また、カラオケ再生部120は、カラオケデータの再生中に通信端末装置20を用いたユーザの指示入力を受け付けると、当該指示入力に応じて、データ処理部200により選択された効果音に対応する効果音データを記録部160から取得し、効果音を再生する。
なお、例えば、本実施形態のカラオケ再生部120は、制御部180及びデータ処理部200と連動して、本発明の「再生手段」及び「効果音再生手段」を構成する。
すなわち、カラオケ再生部120は、再生処理によって生成された楽曲音源データを拡声処理部131に出力するとともに、歌詞データを所定のタイミングにて表示制御部150に出力する。
音声入力処理部130は、マイクMから入力された信号を増幅その他の処理を実行しつつ、デジタル信号に変換し、拡声処理部131に出力する。
表示部140は、例えば、有機EL(Electro−Luminescence)素子又は液晶表示素子によって構成され、表示制御部150の制御にしたがって所定の映像信号を表示する。具体的には、表示部140は、カラオケデータの再生に同期させつつ、背景画像データと歌詞データが含まれる描画データに従い背景画像と歌詞とを表示する。
表示制御部150は、制御部180の制御の下、表示部140に所定の背景画像と歌詞とを描画させるために必要な描画データを生成し、生成した描画データを当該表示部140に出力する。
特に、表示制御部150は、カラオケデータの再生時に、制御部180及びデータ処理部200と連動して、視聴ユーザによる効果音の入力指示に応じて、選択された部分画像データを取得し、表示部140に表示させるようになっている。
なお、例えば、本実施形態の表示制御部150は、制御部180及びデータ処理部200と連動して、本発明の「表示制御手段」を構成する。
記録部160には、HDD(Hard Disc Drive)又はSSD(Solid State Drive)により構成される。特に、記録部160には、その記録領域内に効果音DB161と、背景画像DB162と、が設けられている。なお、本実施形態の効果音DB161及び背景画像DB162は、それぞれ、例えば、本発明の「第2の記録手段」及び「第3の記録手段」を構成する。
効果音DB161は、視聴ユーザ等による通信端末装置20への入力操作に基づき再生される効果音に対応する効果音データが記録されるDBである。
そして、効果音DB161には、図4に示すように、カラオケシステム10に対してユーザが行った指示入力に対応する効果音毎に、
(1)指示入力の検出時に再生すべき効果音に対応する効果音データと、
(2)点数と、
が記録される。
例えば、図4に例示する場合には、「キャー」なる効果音が指示入力として検出された場合に「effect001」なる効果音データが再生されることを示すとともに、この場合に、点数として、「3点」が付与されることを示している
なお、この際に再生される効果音は、任意であり、例えば、「キャー」という女性の声としてもよい。
また、効果音DB161は、用途(例えば、「同窓会用」、「接待用」等)に応じて複数設け、「同窓会用」であれば、冷やかし用の効果音を選択できるようにし、「接待用」であれば、相手を褒めちぎる効果音を選択可能な構成とすることもできる。
この場合には、選曲前に用途に応じたDBを選択することにより、場の雰囲気に最適な効果音を選択できるようにすることができる。また、この場合には、楽曲パート毎に利用する効果音DB161を切り替えるようにしてもよい。
背景画像DB162は、ユーザがカラオケシステム10に対して行った、指示入力に応じて、再生される複数の部分画像データから構成される画像群のデータである背景画像データが記録されるためのDBである。
この背景画像DB162には、図5に示すように、部分画像データ毎に、
(1)次の楽曲パートにおける部分画像データを選択するための集計点数の値(範囲)と、
(2)各集計点数に応じて選択され次に再生される部分画像データと、
が対応付けて記録される。
また、背景画像DB162は、図5に示すように、一つ前の楽曲パートにおいて選択された部分画像データ毎に次に選択されるべき部分画像データが複数対応付けて記録された構成になっている。
この結果、例えば、「part2」の部分画像として、現楽曲パートには「AAA」の部分画像データが選択されている場合には、「part2」の部分画像の再生中の集計点数に応じて、「DDD」、「EEE」、「FFF」及び「XXX」のいずれの部分画像データが選択されるとともに、順次同様に部分画像データが選択されていく。
さらに、各部分画像データは、各楽曲パートを通して、前の楽曲パートの部分画像データと関連するストーリー性を有する内容によって構成されている。
そして、上記のように選択された部分画像データに基づく部分画像を連続して表示していくことにより、一連のストーリーに対応する背景画像が、順次表示部140に表示されていくことになる。
近距離無線通信部170は、IrDA(Infrared data Association)等の赤外線通信、又は、bluetooth(登録商標),IEEE802.15.4、無線LAN等の近距離無線通信規格に従い、通信端末装置20とデータの授受を行う。
例えば、近距離無線通信部170は、通信端末装置20を用いたユーザの指示入力を受け付け、対応する命令コマンドをバスに出力するとともに、データ処理部200による制御の下、効果音の再生を指示する指示入力を行わせるための入力画面のデータを通信端末装置20に送信する。
制御部180は、主に中央演算処理装置(CPU)によって構成されるとともに、キー入力ポート、表示制御ポート等の各種入出力ポートを含み、カラオケシステム10の全般的な機能を総括的に制御する。なお、例えば、本実施形態の制御部180は、記録部160及びデータ処理部200と連動して、本発明の「第1制御手段」及び「第2制御手段」を構成する。
ROM/RAM181には、カラオケシステム10の駆動に必要な各種のプログラムが記録されている。また、ROM/RAM181は、カラオケ再生部120、制御部180及びデータ処理部200が各種の処理を実行する際のワークエリアとして用いられる。
タイマー182は、制御部180の制御の下、日付も含めて現在時刻を出力する。
データ処理部200は、独立した中央演算処理装置(CPU)によって構成され、又は、制御部180の中央演算処理装置(CPU)を用いて構成され、所定のアプリケーションを実行することにより、点数集計部210と、効果音決定部220と、背景画像決定部230と、を含む。
なお、例えば、本実施形態の、点数集計部210と効果音決定部220は、制御部180と連動しつつ、本発明の「第1制御手段」を構成するとともに、背景画像決定部230は、制御部180と連動して、本発明の「第2制御手段」を構成する。
効果音決定部220は、通信端末装置20にユーザが行った指示入力に応じて、ユーザの選択した効果音を特定し、当該特定した効果音に対応する効果音データを効果音DB161から読み出す。そして、効果音決定部220は、読み出した交換音データを所定のタイミングにてカラオケ再生部120に出力して、効果音を再生させる。
なお、効果音決定部220は、指示入力を受け付けたタイミングで、間奏などの歌唱する部分以外のタイミング、又は、指示入力を受け付けた際の歌詞のフレーズの終わり若しくは次の歌詞の先頭のタイミングにカラオケ再生部120に指示をする。
点数集計部210は、楽曲パート毎に当該パートにおいて入力された効果音の種別毎の選択回数をカウントするとともに、各効果音に付されている点数に基づいて、楽曲パート毎の効果音に基づく点数を集計する。
具体的には、点数集計部210は、楽曲パート毎に、効果音の種別毎のカウント数と、効果音DB161に記録された点数を乗算して点数を集計する。特に、また、点数集計部210は、部分画像データを選択する処理の処理時間を考慮して楽曲パートの終了の数秒前(例えば10秒や15秒前)を検出し、その結果を背景画像決定部230に提供する。
また、点数集計部210は、楽曲パートの終了時にカウンタをリセットし、再度、次の楽曲パートにおける選択回数のカウントを開始する。
例えば、点数集計部210は、「キャー」が、3回、「サイコー」が、2回、「グレイト」が3回選択された場合に、点数集計部210は、当該パートにおける点数を「32点」と集計する。
背景画像決定部230は、点数集計部210によって集計された点数に基づき、背景画像DB162から背景画像データを読み出し、当該読み出した背景画像データをカラオケ再生部120に供給することにより、表示部140に背景画像を表示させる。
特に、背景画像決定部230は、点数集計部210によって集計された点数に基づいて次の楽曲パートの開始タイミングまでに次の楽曲パートで表示する部分画像データを決定する。なお、背景画像決定部230は、楽曲パート毎に集計された点数が属する範囲に対応付けられた部分画像データを次の楽曲パートで表示する部分画像データに決定する。
[4]カラオケ用通信システムの動作。
次に、図6〜図8を参照しつつ、本実施形態のカラオケ用通信システムの動作について説明する。
なお、図6及び図7は、本実施形態のカラオケシステム10において実行される処理を示すフローチャートであり、図8は、本実施形態の通信端末装置20にて、ユーザに効果音を入力させる際に表示される入力画面の一例を示す図である。
また、本動作においては、以下の処理に先立って、記録部160内の各DB161及び162には、それぞれ、図4及び図5に例示する各データが既に記録されているものとする。
また、歌唱ユーザとともにカラオケに興じるグループメンバーは、既に、カラオケ用通信システム1のサービスにログイン済みの状態(すなわち、カラオケを実施可能な状態)になっているものとする。
さらに、「part1」の楽曲パートに対応する部分画像データはデフォルトで決定されているものとし、楽曲パート毎に対応する部分画像データを用いるものとして説明する。
まず、制御部180は、通信制御部110を介して、通信端末装置20から送信された選曲番号を受信すると(ステップS1)、記録部160に記憶されるカラオケデータを取得するか、または通信制御部110と連動して、管理サーバ装置30から、当該選曲番号に対応するカラオケデータを取得する(ステップS2)。
次いで、制御部180は、背景画像決定部230と連動して、背景画像DB162から、予め定められた「part1」の背景画像データを読み出させる(ステップS3)。
そして、制御部180は、取得したカラオケデータをカラオケ再生部120に供給しつつ、「part1」に対応する部分画像データの再生を開始させる(ステップS4)。
なお、制御部180は、部分画像データを表示制御部150に供給し、「part1」の部分画像を表示部140への表示を開始する(ステップS5)。
次いで、制御部180は、図8に例示する入力画面データを生成し、近距離無線通信部170を介して、通信端末装置20に送信し、再生終了を検出したか否かを判定する状態になる(ステップS6)。
なお、通信端末装置20は、図8に例示するように、ユーザに効果音に対応するボタンを選択可能に、入力画面データに基づいて入力画面を所定の領域に表示する。本実施形態においては、通信端末装置20にのみ当該入力画面が表示され、カラオケシステム10には表示されない。
通信端末装置20に入力画面を表示することで、歌唱者には見られずに、効果音を選択することが可能となり、歌唱者にとっても、どのようは効果音が再生され、どのようは背景映像が表示されるかわからないため、緊張感をもって歌唱することができ、歌唱者自身も楽しめる。
次いで、制御部180は、予め定められた時間(例えば1秒毎に)毎に、カラオケデータの再生が終了したか否かを判定するとともに(ステップS7)、通信端末装置20から送信された指示入力を受信した否かを判定する(ステップS8)。
このとき、制御部180は、再生終了と判定した場合には、本動作を終了させ、再生終了と判定しなかった場合であって、当該指示入力を受信したと判定しなかった場合には、ステップS7の処理に移行する。すなわち、制御部180は、再生終了を検出するまで、指示入力の判定と終了判定を繰り返す。
一方、制御部180が再生終了と判定しなかった場合であって、近距離無線通信部170によってユーザによる指示入力を受信すると、効果音決定部220は、制御部180と連動しつつ、当該指示入力により示される効果音を特定し(ステップS9)、カラオケ再生部120に供給して、効果音データを再生させる(ステップS10)。
なお、効果音データを間奏中等に再生する必要がある場合は、意図的に効果音データの再生タイミングをずらすようにしてもよい。
次いで、制御部180は、楽曲パートの所定のタイミングが到来したか否かを判定する(ステップS11)。具体的には、制御部180は、楽曲パートの終了タイミングから所定時間(例えば10秒や15秒)前のタイミングを検出する。
このとき、制御部180は、所定のタイミングが到来していないと判定した場合には、ステップS7の処理に移行し、当該タイミングが到来したと判定した場合には、ステップS12の処理に移行する。
次いで、点数集計部210は、当該楽曲パートの再生による所定期間中に受信された指示入力に対応する各効果音のカウント数と、効果音DB161に記録された点数と、に基づき、当該楽曲パートにおける点数を集計する(ステップS12)。
次いで、背景画像決定部230は、当該集計された点数と、現在再生中の部分画像データとに基づいて、かつ、背景画像DB162に記録された部分画像データに基づいて、次の楽曲パートにて表示すべき部分画像データを特定する(ステップS13)。
次いで、背景画像決定部230は、カラオケ再生部120に特定した部分画像データの再生開始を指示し、次の楽曲パートの開始タイミングから該当する部分画像の表示部140への表示を開始させ(ステップS13)、ステップS7の処理に移行する。
なお、カラオケ再生部120は、次の楽曲パートの終了に基づく所定のタイミングまで、又は、再生終了までステップS13にて特定された部分画像データを再生して該当する部分画像を表示部140に表示する。
以上説明したように、本実施形態のカラオケ用通信システム1は、効果音の再生指示に基づいて、カラオケデータの再生中に任意のタイミングで再生するストーリー性のある画像を切り換えて再生することができるので、再生される画像に飽きること無く、かつ、当該画像にも興味を抱かせることができる。
したがって、本実施形態のカラオケ用通信システム1は、各ユーザの画像に対する興趣性を向上させることができるので、カラオケデータの再生中に、歌唱者を含めたユーザについて画像による新たな興趣性を提供し、楽曲に合わせて歌唱するだけでなく、新たな魅力を提供することができる。
[5]変形例
[5.1]変形例1
上記実施形態においては、楽曲パート毎の効果音に基づく点数に応じて次の楽曲パートで再生すべき部分画像データを選択し、カラオケデータの再生に合わせて部分画像を切り換えて再生しているが、入力指示された効果音の種別に基づいて、部分画像データを選択し、選択した部分画像データに基づいて部分画像を切り換えて再生してもよい。
この場合においては、背景画像DB162には、図9に示すように、効果音の種別毎に、現在再生している部分画像データが対応付けられつつ、選択される次の部分画像データが対応付けて記録される。
また、背景画像DB162は、図9に示すように、一つ前のパートにおいて選択された部分画像データ毎に次に選択されるべき部分画像データが複数対応付けて記録された構成になっている。
例えば、図9には、「part1」の部分画像が再生中に、効果音「拍手」が指示された場合に、Part1の部分画像データに続いて再生されるPart2の部分画像データとして「AAA」の部分画像データが選択されること、効果音「口笛」が指示された場合には、Part1の部分画像データに続いて再生される部分画像データとして「BBB」の部分画像データが選択されることが示されている。
また、例えば、Part2の部分画像データにおいては、Part1で再生されている際に
(1)効果音「キャーキャー」、「拍手」又は「いよ、日本一」が指示された場合には、幸せな内容の部分画像データが再生させ、
(2)効果音「動物の鳴き声」、「口笛」又は「いーねー」が指示された場合には、通常のストーリー(デフォルト)の内容の部分画像データが再生され、
(3)効果音「ブーブー」、「サイレン」又は「表情堅いよ」が指示された場合には、悲しい又は笑える内容の部分画像データが再生させる。
なお、この場合には、背景画像決定部230は、効果音が指示されたタイミングで現在再生されている部分画像データから当該効果音に対応付けられた部分画像データを再生してもよいし、効果音が指示されたタイミングの後のタイミングであって、現在再生されている部分画像データの再生終了タイミング、又は、楽曲パートの切り替えタイミングなどの所定のタイミングから該効果音に対応付けられた部分画像データを再生してもよいし。
[5.2]変形例2
上記実施形態において、効果音は、かけ声、拍手、歓声等とする場合を例に説明を行ったが、効果音は、例えば、太鼓、口笛、ギター音等の楽器の音声に対応する効果音、動物の鳴き声の他、「さあ、○○さんが心をこめて歌います。恋の賛歌です」、「○○さんの入場です」等のアナウンスを効果音にするようにしてもよい。
[5.3]変形例3
上記実施形態においては、カラオケボックスB等に設置されたカラオケシステム10について説明したが、家庭用のゲーム機器、又は、スマートフォンやタブレット型情報端末装置などの通信機器に同様のデータを記憶させ、アプリケーションに基づく処理を行うことによって、上記各機能を実現することが可能である。
[5.4]変形例4
上記実施形態においては、歌唱者の歌唱音に基づくカラオケシステム10について説明したが、ギターやドラムなどの楽器音に基づくカラオケシステム10又はカラオケ用通信システム1に適用することも可能である。この場合には、カラオケシステム10は、マイクMや他の入力装置によって楽器音やその信号を取得すればよい。
[5.5]変形例5
上記実施形態においては、カラオケシステム10に効果音DB161及び背景画像DB162を設け、カラオケシステム10にて全ての処理を実行することとしたが管理サーバ装置30にこれらDB及びデータ処理部200の機能を設け、管理サーバ装置30において、上記処理を実行するようにしてもよい。
この場合には、通信端末装置としてスマートフォン等を利用し、ユーザの指示入力をネットワーク40を介して、管理サーバ装置30に送信するようにすればよい。
[5.6]変形例6
上記実施形態においては、カラオケシステム10は、通信端末装置20を介してユーザに選択可能な効果音を提供する際に、歌唱区間に対応付けて音声の効果音又は音声で無い効果音を使い分けてもよいし、当該歌唱区間の有無によって効果音の種類を代えて提供してもよい。
例えば、カラオケシステム10は、歌唱区間においては、音声の無い効果音を提供し、間奏中などの非歌唱区間においては、音声の効果音を選択可能に通信端末装置20に提供する。
また、カラオケシステム10は、歌唱ユーザ及び聴取ユーザの複数がカラオケサービスにログインしている場合、当該ログインしているユーザがカラオケサービス上フレンドとしてつながりがあるなど、ログインと対応付けて選択可能な効果音を使い分けてもよい。
1 … カラオケ用通信システム
10 … カラオケシステム
20 … 通信端末装置
30 … 管理サーバ装置
300 … データベース
40 … ネットワーク
30 … 管理サーバ装置
110 … 通信制御部
120 … カラオケ再生部
130 … 音声入力処理部
131 … 拡声処理部
140 … 表示部
150 … 表示制御部
160 … 記録部
161 … 効果音DB
162 … 背景画像DB
170 … 近距離無線通信部
180 … 制御部
181 … ROM/RAM
182 … タイマー
200 … データ処理部
210 … 点数集計部
220 … 効果音決定部
230 … 背景画像決定部

Claims (6)

  1. カラオケデータを再生するとともに、背景画像を表示部に表示するカラオケシステムであって、
    指示入力を受け付ける受付手段と、
    前記受け付けた指示入力に基づいて、第1の記録手段に予め記録されている複数のカラオケデータから一のカラオケデータを選択し、当該選択したカラオケデータを再生するカラオケデータ再生手段と、
    前記カラオケデータの再生中に再生される効果音のデータが効果音データとして複数記録される第2の記録手段と、所与の関連性を有する複数の部分画像から構成される画像群のデータが画像群データとして前記カラオケデータと関連付けられて複数記録される第3の記録手段と、を制御する制御手段と、
    前記カラオケデータが選択される際に、当該再生されるカラオケデータに基づいて、前記第3の記録手段に記録されている前記画像群データの中から、該当する画像群データを特定する特定手段と、
    前記カラオケデータの再生中に、前記特定された画像群データを再生する画像データ再生手段と、
    前記カラオケデータの再生中に、前記受け付けた指示入力に基づいて、前記第2の記録手段に記録されている前記効果音データを特定し、当該特定した効果音データを再生する効果音データ再生手段と、
    を備え、
    前記画像データ再生手段が、
    前記カラオケデータの再生中に特定された効果音データによって示される少なくとも前記効果音の種別に基づいて、前記特定された画像群データにおける部分画像を当該画像群データの他の部分画像に切り換え、他の部分画像を前記表示部に表示させることを特徴とするカラオケシステム。
  2. 請求項1に記載のカラオケシステムにおいて、
    前記画像データ再生手段が、
    前記カラオケデータの再生中に特定された効果音データによって示される少なくとも前記効果音の種別及び回数に基づいて、前記特定された画像群データにおける部分画像を当該画像群データの他の部分画像に切り換え、他の部分画像を前記表示部に表示させることを特徴とするカラオケシステム。
  3. 請求項1又は2に記載のカラオケシステムにおいて、
    前記画像データ再生手段が、
    予め定められた前記部分画像の切り換えタイミングに関連付けられた所与のタイミングまでに前記効果音データの特定が行われた場合に、当該切り換えタイミングに再生中の部分画像を前記他の部分画像に切り換える、カラオケシステム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のカラオケシステムにおいて、
    前記画像データ再生手段が、
    前記カラオケデータの再生中に特定された効果音データに基づいて、複数の再生候補の中から1の部分画像を選択し、当該選択した部分画像データに切り換える、カラオケシステム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のカラオケシステムにおいて、
    前記画像データ再生手段が、
    前記所与の関連性を有する複数の部分画像から構成される画像群データが、予め定められたストーリーによって構成されている画像群データである、カラオケシステム。
  6. カラオケデータを再生するとともに、背景画像を表示部に表示するカラオケ装置用のコンピュータを、
    指示入力を受け付ける受付手段、
    前記受け付けた指示入力に基づいて、第1の記録手段に予め記録されている複数のカラオケデータから一のカラオケデータを選択し、当該選択したカラオケデータを再生するカラオケデータ再生手段、
    前記カラオケデータの再生中に再生される効果音のデータが効果音データとして複数記録される第2の記録手段と、所与の関連性を有する複数の部分画像から構成される画像群のデータが画像群データとして前記カラオケデータと関連付けられて複数記録される第3の記録手段と、を制御する制御手段、
    前記カラオケデータが選択される際に、当該再生されるカラオケデータに基づいて、前記第3の記録手段に記録されている前記画像群データの中から、該当する画像群データを特定する特定手段、
    前記カラオケデータの再生中に、前記特定された画像群データを再生する画像データ再生手段、
    前記カラオケデータの再生中に、前記受け付けた指示入力に基づいて、前記第2の記録手段に記録されている前記効果音データを特定し、当該特定した効果音データを再生する効果音データ再生手段、
    として機能させるとともに、
    前記カラオケデータの再生中に特定された効果音データによって示される少なくとも前記効果音の種別に基づいて、前記特定された画像群データにおける部分画像を当該画像群データの他の部分画像に切り換え、他の部分画像を前記表示部に表示させることを特徴とするプログラム。
JP2015074568A 2015-03-31 2015-03-31 カラオケシステム及びプログラム Active JP6472050B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015074568A JP6472050B2 (ja) 2015-03-31 2015-03-31 カラオケシステム及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015074568A JP6472050B2 (ja) 2015-03-31 2015-03-31 カラオケシステム及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016194615A JP2016194615A (ja) 2016-11-17
JP6472050B2 true JP6472050B2 (ja) 2019-02-20

Family

ID=57322799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015074568A Active JP6472050B2 (ja) 2015-03-31 2015-03-31 カラオケシステム及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6472050B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7281386B2 (ja) * 2019-10-31 2023-05-25 株式会社第一興商 カラオケ装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0679205B2 (ja) * 1990-04-04 1994-10-05 アワナ株式会社 カラオケ装置における映像表示方法、およびそのカラオケ装置
JP3077420B2 (ja) * 1992-09-25 2000-08-14 ヤマハ株式会社 カラオケ装置
JPH0883088A (ja) * 1994-09-14 1996-03-26 Ekushingu:Kk 映像カラオケ装置
JPH10207475A (ja) * 1997-01-24 1998-08-07 Xing:Kk カラオケ装置
JPH1169228A (ja) * 1997-08-19 1999-03-09 Brother Ind Ltd 楽音再生装置
JP2002041067A (ja) * 2000-07-25 2002-02-08 Namco Ltd カラオケ装置及び記録媒体
JP4471640B2 (ja) * 2003-12-10 2010-06-02 株式会社エクシング 音楽再生装置
JP2006227247A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Casio Comput Co Ltd カラオケ装置およびカラオケ演奏の歌唱評価処理のプログラム
JP5361776B2 (ja) * 2010-03-24 2013-12-04 株式会社エクシング カラオケシステム、カラオケ装置及びコンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016194615A (ja) 2016-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4755672B2 (ja) コンテンツ編集装置、方法及びプログラム
JP4860513B2 (ja) 映像作品の続きを見るための楽曲が指定される音楽映像再生装置
JP5713048B2 (ja) カラオケシステム
JP6472050B2 (ja) カラオケシステム及びプログラム
JP2006201654A (ja) 伴奏追従システム
JP6058991B2 (ja) 歌唱音声に対応する歌唱動画選択システム
JP5415866B2 (ja) 演奏楽曲繰上機能を有するカラオケシステム
JP6553918B2 (ja) 楽曲推薦システム及びプログラム
JP6230068B2 (ja) プログラム及び情報処理装置
JP2014123085A (ja) カラオケにおいて歌唱に合わせて視聴者が行う身体動作等をより有効に演出し提供する装置、方法、およびプログラム
JP5709782B2 (ja) カラオケ演奏モード設定システム
JP7478076B2 (ja) カラオケ装置、カラオケシステム
JP6376956B2 (ja) カラオケシステム
JP3597160B2 (ja) カラオケ演奏とともに長編ストーリー映像を断続再生する映像音響娯楽システム
JP2014149400A (ja) 歌唱採点順位表示システム
JP6121139B2 (ja) カラオケ歌唱映像の歌唱音声選択システム
JP5025003B2 (ja) ゲーム機能を備えたカラオケシステム
JP5615115B2 (ja) カラオケ装置及びカラオケシステム
JP6114611B2 (ja) 描画歌唱採点システム
JP5342842B2 (ja) 合唱曲のカラオケ映像作品を利用者の歌唱パートに応じて変化させるカラオケ装置
JP6642215B2 (ja) 楽曲選曲装置、カラオケシステム及び楽曲選曲用プログラム
JP2004333577A (ja) カラオケ映像システム
JP5669026B2 (ja) カラオケ装置
JP2022085724A (ja) カラオケ装置
JP5036053B2 (ja) ゲーム機能を備えたカラオケシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181031

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6472050

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150