JP2006227247A - カラオケ装置およびカラオケ演奏の歌唱評価処理のプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 カラオケ曲の難易度、テンポ、ジャンルなどに応じて、拍手や掛け声を変化させることにより、場の雰囲気を盛り上げることができるようにする。
【解決手段】 CPU1は、ROM7から読み出して入力するカラオケの伴奏曲に応じて楽音信号を出力し、マイクアンプ9を介して入力されるカラオケの歌声に応じて音声信号を出力してカラオケ演奏を行う。カラオケ演奏中においては、歌を聴いている人達によるSE1PADおよびSE2PADの組合せに応じて、カラオケ演奏の採点に重み付けを行って、拍手や掛け声によってカラオケの歌唱力を評価する。
【選択図】 図1
【解決手段】 CPU1は、ROM7から読み出して入力するカラオケの伴奏曲に応じて楽音信号を出力し、マイクアンプ9を介して入力されるカラオケの歌声に応じて音声信号を出力してカラオケ演奏を行う。カラオケ演奏中においては、歌を聴いている人達によるSE1PADおよびSE2PADの組合せに応じて、カラオケ演奏の採点に重み付けを行って、拍手や掛け声によってカラオケの歌唱力を評価する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、カラオケ装置およびカラオケ演奏の歌唱評価処理のプログラムに関するものである。
従来のカラオケ装置の中には採点機能を搭載したものがある。例えば、歌い手の歌唱力を採点するために、マイクから入力された歌い手のボーカルとお手本のボーカルとを音程と音量の2つのパラメータについて比較し、その一致度を所定区間繰り返し求め、お手本のボーカルの音量が所定値以上のときに、求めた一致度に基づく増減値を累算して採点値を算出するようになっている。しかしながら、音程と音量をお手本と単純に比較するだけでは、場を盛り上げて、面白みを増大させるような雰囲気が得られず、さらに、現代のように多様なバリエーションの歌に対して評価を下すには無理があり、周りの聴衆を納得させることは困難である。
そこで、回りの人たちの拍手や応援によって、場を盛り上げるとともに、歌い手の歌唱力を採点するための提案がなされている。
ある提案の拍手発生装置は、マイクロホンからの入力が断になったとき起動して、予め録音されている拍手を再生する拍手発生器と、任意の値に設定可能な初期値設定器と、この初期値設定器で設定された値に応じた時間だけ作動する発振器と、マイクロホンの出力のうち拍手の音圧や拍手数を検出する手段と、この検出する手段の出力と発振器の出力との合計値を表示する表示器とを備えている。これにより、歌詞の終了ごとに予め設定した値と、聴衆の拍手の量で決まる合計に応じた採点表示を行う。(特許文献1参照)
また、ある提案のカラオケ装置では、歌唱者の歌唱動作および応援者の応援動作等に基づいて設定された得点情報を歌唱動作ごとに累積的に記憶する得点情報記憶手段と、応援者から入力された応援信号に基づいて歌唱者を応援する応援手段と、応援信号に基づいて応援者ごとの応援度を算出する応援度算出手段と、応援度に基づいて応援者の得点情報を更新する応援度評価手段とを備えている。これにより、歌唱者の歌唱動作に対して応援者からの応援度が高いほど、歌唱動作に対して算出された得点情報に応援度が反映される。(特許文献2参照)
特開昭59−3464号公報
特開2002−41067号公報
そこで、回りの人たちの拍手や応援によって、場を盛り上げるとともに、歌い手の歌唱力を採点するための提案がなされている。
ある提案の拍手発生装置は、マイクロホンからの入力が断になったとき起動して、予め録音されている拍手を再生する拍手発生器と、任意の値に設定可能な初期値設定器と、この初期値設定器で設定された値に応じた時間だけ作動する発振器と、マイクロホンの出力のうち拍手の音圧や拍手数を検出する手段と、この検出する手段の出力と発振器の出力との合計値を表示する表示器とを備えている。これにより、歌詞の終了ごとに予め設定した値と、聴衆の拍手の量で決まる合計に応じた採点表示を行う。(特許文献1参照)
また、ある提案のカラオケ装置では、歌唱者の歌唱動作および応援者の応援動作等に基づいて設定された得点情報を歌唱動作ごとに累積的に記憶する得点情報記憶手段と、応援者から入力された応援信号に基づいて歌唱者を応援する応援手段と、応援信号に基づいて応援者ごとの応援度を算出する応援度算出手段と、応援度に基づいて応援者の得点情報を更新する応援度評価手段とを備えている。これにより、歌唱者の歌唱動作に対して応援者からの応援度が高いほど、歌唱動作に対して算出された得点情報に応援度が反映される。(特許文献2参照)
しかしながら、上記特許文献1および特許文献2の提案においては、カラオケ曲の難易度、テンポ、ジャンルなどにかかわらず、同じパターンの単調な拍手や掛け声を発生しているので、場の雰囲気の盛り上がりが乏しくなるという問題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するためのものであり、カラオケ曲の難易度、テンポ、ジャンルなどに応じて、拍手や掛け声を変化させることにより、場の雰囲気を盛り上げることができるようにすることを目的とする。
本発明は、このような従来の課題を解決するためのものであり、カラオケ曲の難易度、テンポ、ジャンルなどに応じて、拍手や掛け声を変化させることにより、場の雰囲気を盛り上げることができるようにすることを目的とする。
請求項1に記載のカラオケ装置は、入力されるカラオケの伴奏曲に応じて楽音信号を出力する楽音出力手段(実施形態においては、図1のCPU1に相当する)と、入力される音声に応じて音声信号を出力する音声出力手段(実施形態においては、図1のCPU1に相当する)と、操作に応じて効果音の発生を指示する操作手段(実施形態においては、図1のスイッチ部40に相当する)と、操作手段によって指示された効果音を出力するする効果音出力手段(実施形態においては、図1のCPU1に相当する)と、楽音出力手段から出力される楽音信号、効果音出力手段から出力される効果音、および音声出力手段から出力される音声信号を合成する合成手段(実施形態においては、図1のオーディオ処理部5に相当する)と、カラオケ演奏の歌唱力の採点の際に、操作手段の操作に応じて設定した加点の重み係数を基本の採点に付加して当該歌唱力を評価する歌唱評価手段(実施形態においては、図1のCPU1に相当する)と、を備えた構成になっている。
請求項1のカラオケ装置において、請求項2に記載したように、歌唱評価手段は、操作手段の操作の組み合わせに応じた重み付け係数を付加するような構成にしてもよい。
請求項1のカラオケ装置において、請求項3に記載したように、歌唱評価手段は、カラオケ曲の特定の範囲における操作手段の操作に応じた重み付け係数を付加するような構成にしてもよい。
請求項1のカラオケ装置において、請求項3に記載したように、歌唱評価手段は、カラオケ曲の特定の範囲における操作手段の操作に応じた重み付け係数を付加するような構成にしてもよい。
請求項4に記載のカラオケ演奏に対する歌唱評価処理のプログラムは、入力されるカラオケの伴奏曲に応じて楽音信号を出力する第1のステップと、入力される音声に応じて音声信号を出力する第2のステップと、所定の操作手段(実施形態においては、図1のスイッチ部40に相当する)の操作による効果音の指示に応じて効果音を出力する第3のステップと、第1のステップによって出力される楽音信号、第3のステップによって出力される効果音、および第2のステップによって出力される音声信号にを合成する第4のステップと、カラオケ演奏の歌唱力の採点の際に、操作手段の操作に応じて設定した加点の重み係数を基本の採点に付加して当該歌唱力を評価する第5のステップと、を実行する構成になっている。
第1のステップないし第5のステップは、実施形態においては、図1のCPU1の処理に相当する。
第1のステップないし第5のステップは、実施形態においては、図1のCPU1の処理に相当する。
請求項4の歌唱評価処理のプログラムにおいて、請求項5に記載したように、第5のステップは、操作手段の操作の組み合わせに応じた重み付け係数を付加するような構成にしてもよい。
請求項4の歌唱評価処理のプログラムにおいて、請求項6に記載したように、第5のステップは、カラオケ曲の特定の範囲における前記操作手段の操作に応じた重み付け係数を付加するような構成にしてもよい。
請求項4の歌唱評価処理のプログラムにおいて、請求項6に記載したように、第5のステップは、カラオケ曲の特定の範囲における前記操作手段の操作に応じた重み付け係数を付加するような構成にしてもよい。
本発明のカラオケ装置およびカラオケ演奏の歌唱評価処理のプログラムによれば、カラオケ曲の難易度、テンポ、ジャンルなどに応じて、拍手や掛け声を変化させることにより、場の雰囲気を盛り上げることができるという効果が得られる。
以下、本発明によるカラオケ装置の第1実施形態ないし第3実施形態について、図を参照して説明する。
図1は、各実施形態におけるカラオケ装置の構成を示すブロック図である。CPU1は、システムバス2を介して、ビデオ処理部3、スイッチ処理部4、オーディオ処理部5、RAM6、ROM7、音源部8、マイクアンプ9に接続され、これら各部との間でデータやコマンドの授受を行いながら、このカラオケ装置を制御する。
図1は、各実施形態におけるカラオケ装置の構成を示すブロック図である。CPU1は、システムバス2を介して、ビデオ処理部3、スイッチ処理部4、オーディオ処理部5、RAM6、ROM7、音源部8、マイクアンプ9に接続され、これら各部との間でデータやコマンドの授受を行いながら、このカラオケ装置を制御する。
ビデオ処理部3は、カラオケの背景画や歌詞の文字の画像信号を所定の表示装置に出力する。スイッチ部4は、カラオケの演奏に必要な各種のスイッチで構成され、操作に応じてデータやコマンドをCPU1に入力する。各スイッチの詳細な内容については後述する。オーディオ処理部5は、カラオケの伴奏曲に応じた楽音信号や歌い手の歌声に応じた音声信号などに基づいて発音のための信号を処理する信号処理を行う。RAM6は、CPU1のワークエリアであり、CPU1によって処理されるデータを一時的にストアするレジスタ、フラグ、変数などのエリアが設けられている。ROM7は、CPU1によって実行される制御プログラムや初期データを記憶しているとともに、カラオケの演奏に関する各実施形態に共通のデータ、歌唱評価のための各実施形態に固有のデータを記憶している。これらのデータについては後述する。音源部8は、CPU1の発音処理に応じて楽音波形データを生成し、ディジタル/アナログ変換回路、増幅回路、スピーカなどからなる所定のサウンドシステムに出力する。マイクアンプ9は、歌い手の歌声や周囲の人々の音声を集音して音声信号を発生してCPU1に入力する。
スイッチ処理部4は、歌の予約/実行や聴衆用の複数のスイッチ部40からの赤外線を受光して、スイッチ操作に応じたデータやコマンドをCPU1に入力する。図2は、スイッチ部40の操作部の構成を示す図である。以下、これらのスイッチの機能について説明する。SE1PAD401、SE1PAD402は、それぞれに予め割り当てられたサウンドエフェクトすなわち効果音の発生を指示する。歌い手の歌声を聴いている1人又は2人以上の聴衆者が、このスイッチを操作して効果音が発生されると、その効果音の内容に応じて、その歌い手の歌唱力の評価に影響する。スイッチ操作に対する評価については各実施形態によって異なる。
音量スイッチ403は、マイクアンプ9のゲインおよび伴奏音の音量を調整する。選択スイッチ404は、他のスイッチによって指定されたモードにおける項目を選択するものである。すなわち、機能スイッチ405は、選択スイッチ404と併用して各種機能の設定を行う。エコースイッチ406は、選択スイッチ404と併用してエコーのタイプや深さを選択する。また、歌声効果スイッチ407は、選択スイッチ404と併用してハーモナイズ機能や音質変換などを設定する。削除スイッチ408は、現在の設定状態や入力データを削除する。戻るスイッチ409は、現在の設定状態を以前の設定状態に戻す。
数値又は仮名文字を指定するスイッチ群410は、数値0〜9によってカラオケ演奏の曲を予約するために曲番号を入力したり、各種設定状態において設定値を入力するとともに、仮名文字によって曲名や歌手名などを指定する。予約/実行スイッチ411は、曲の予約をするときと、各種機能を実行するときに使用する。演奏停止スイッチ412は、カラオケ演奏中において演奏を停止するときに使用する。検索スイッチ413は、曲名又は歌手名を検索するときに使用し、曲名スイッチ又は歌手名スイッチの操作によって表示装置の検索画面にリストが表示され、スイッチ群410の操作によって検索を行い、予約/実行スイッチ411によって所望の曲名又は歌手名を指定する。歌い直しスイッチ414は、カラオケ演奏中に進行を中止して、その曲の最初から演奏を再開するときに使用する。一時停止スイッチ415は、カラオケ演奏を一時的に停止するとき、および一時停止中に演奏を再開するときに使用する。キー調節スイッチ416は、半音ごとにキーを上下に調節するときに使用する。テンポスイッチ417は、テンポを調整するときに使用する。
図3ないし図5は、図1のROM7の領域に記憶されている各実施形態に共通のデータを示している。図3は、音色の波形データを指定するトーンパラメータ領域であり、複数種類の音色TONE01、TONE02、…のそれぞれに、波形スタートアドレス、波形ループアドレス、波形エンドアドレス、周波数特性であるDCFデータ、エンベロープデータ、利得特性であるDCAデータのパラメータが記憶されている。図4は、カラオケ曲を指定する複数の曲番号を示す図であり、SONG01、SONG02、…のそれぞれに、データスタートアドレス、データエンドアドレスが記憶されている。図5は、背景画像のデータ、波形データ、および曲データの領域を示す図である。
次に、第1実施形態のカラオケ装置について説明する。
図6は、ROM7に記憶されている第1実施形態における採点補正テーブルの領域を示している。第1実施形態においては、歌唱力の評価を採点する際に、図2に示したSE1PAD401、SE2PAD402の押回数に応じて、基本の採点に重み付けをする加重採点機能によって加点レシオを設定する。図6に示すように、PAD押回数が0〜4の場合には加点レシオは1、PAD押回数が5の場合には加点レシオは1.1となり、PAD押回数が増加するに従って加点レシオも増加し、PAD押回数が14以上の場合には加点レシオは最大の2.0となる。
図6は、ROM7に記憶されている第1実施形態における採点補正テーブルの領域を示している。第1実施形態においては、歌唱力の評価を採点する際に、図2に示したSE1PAD401、SE2PAD402の押回数に応じて、基本の採点に重み付けをする加重採点機能によって加点レシオを設定する。図6に示すように、PAD押回数が0〜4の場合には加点レシオは1、PAD押回数が5の場合には加点レシオは1.1となり、PAD押回数が増加するに従って加点レシオも増加し、PAD押回数が14以上の場合には加点レシオは最大の2.0となる。
次に、第1実施形態におけるカラオケ装置の動作について、図7および図8に示すCPU1のフローチャートに基づいて説明する。
図7は、メインルーチンのフローチャートである。所定のイニシャライズ(ステップS1)の後、スイッチ処理(ステップS2)、演奏処理(ステップS3)、発音処理(ステップS4)、その他の処理(ステップS5)を繰り返す。
図7は、メインルーチンのフローチャートである。所定のイニシャライズ(ステップS1)の後、スイッチ処理(ステップS2)、演奏処理(ステップS3)、発音処理(ステップS4)、その他の処理(ステップS5)を繰り返す。
図8は、ステップS3における演奏処理のフローチャートである。スイッチ部40の操作によって、選曲をして予約/実行スイッチをオンにし、加重採点機能をオンにしてカラオケをスタートすると、このフローチャートを実行する。RAMの得点レジスタpを0にクリアし(ステップS101)、SE1PAD又はSE2PADの押回数を示す変数iを0にクリアし(ステップS102)、加点の重み付け係数のレジスタrを1にセットする(ステップS103)。次に、カラオケ演奏を開始する(ステップS104)。カラオケ演奏中においては、所定の演奏フレーズの期間において、SE1PADおよびSE2PADのいずれかのパッドがオンされたか否かを判別し(ステップS105)、パッドがオンされたときは、変数iの値をインクリメントする(ステップS106)。iの値をインクリメントした後、又は、パッドがオンされない場合には、各演奏フレーズにおける音程、音量の変化、伴奏曲とのタイミングなどに基づいて、採点関数func(フレーズ)によって算出した各演奏フレーズの得点を得点レジスタpにストアする(ステップS107)。そして、曲が終了したか否かを判別する(ステップS108)。曲が終了していない場合には、ステップS105からステップS108までのループ処理を繰り返す。曲が終了したときは、変数iに応じて図6のテーブルを参照して、加点レシオのレジスタratio(i)の値をレジスタrにストアする(ステップS109)。次に、レジスタrの重み付け係数の値を基本の採点pに乗算する(ステップS110)。そして、採点pの表示処理を行って(ステップS111)、図7のメインルーチンに戻る。
以上のように、この第1実施形態によれば、CPU1は、ROM7から読み出して入力するカラオケの伴奏曲に応じて楽音信号を出力し、マイクアンプ9を介して入力されるカラオケの歌声に応じて音声信号を出力してカラオケ演奏を行う。カラオケ演奏中においては、スイッチ部40の操作に応じて拍手や掛け声の効果音を出力し、楽音信号、効果音、および音声信号を合成して音源部8に対して出力するとともに、カラオケ演奏の歌唱力の採点の際に、スイッチ部40の操作回数に応じて設定した加点の重み係数を基本の採点に付加して当該歌唱力を評価する。
したがって、カラオケ曲の難易度、テンポ、ジャンルなどに応じて、拍手や掛け声を変化させることにより、場の雰囲気を盛り上げることができる。
したがって、カラオケ曲の難易度、テンポ、ジャンルなどに応じて、拍手や掛け声を変化させることにより、場の雰囲気を盛り上げることができる。
次に、第2実施形態のカラオケ装置について説明する。
図9は、ROM7に記憶されている第2実施形態における採点補正テーブルの領域を示している。第2実施形態においては、歌唱力の評価を採点する際に、図2に示したSE1PAD401、SE2PAD402のオン操作の組み合わせに応じて、基本の採点に重み付けをする加点レシオを設定する。図9に示すように、SE1PADおおよびSE2PADの組み合わせ番号(set number)に対応する拍手や掛け声のデータであるPAD SET01に対して、加点レシオの値が設定されている。
図9は、ROM7に記憶されている第2実施形態における採点補正テーブルの領域を示している。第2実施形態においては、歌唱力の評価を採点する際に、図2に示したSE1PAD401、SE2PAD402のオン操作の組み合わせに応じて、基本の採点に重み付けをする加点レシオを設定する。図9に示すように、SE1PADおおよびSE2PADの組み合わせ番号(set number)に対応する拍手や掛け声のデータであるPAD SET01に対して、加点レシオの値が設定されている。
次に、第2実施形態におけるカラオケ装置の動作について、図10に示すCPU1のフローチャートに基づいて説明する。なお、CPU1のメインルーチンについては、図7に示した第1実施形態と同じであるので省略する。
スイッチ部40の操作によって、選曲をして予約/実行スイッチをオンにし、加重採点機能をオンにしてカラオケをスタートすると、このフローチャートを実行する。乱数発生関数rand( )により所定の範囲(01〜N)の乱数を発生させ乱数レジスタRaにストアする(ステップS201)。次に、図9の採点補正テーブルを参照して、SE1PADおおよびSE2PADの組み合わせ番号に応じて、Raの乱数に対応する加点レシオであるratio(Ra)を重み付けレジスタrにストアする(ステップS202)。次に、Raに対応した効果音波形を割り当てる(ステップS203)。次に、カラオケ演奏を開始する(ステップS204)。カラオケ演奏中においては、各演奏フレーズにおける音程、音量の変化、伴奏曲とのタイミングなどに基づいて、採点関数func(フレーズ)によって算出した各演奏フレーズの得点を得点レジスタpにストアする(ステップS205)。そして、曲が終了したか否かを判別する(ステップS206)。曲が終了していない場合には、ステップS205の処理を繰り返す。曲が終了したときは、レジスタrの重み付け係数の値を基本の採点pに乗算する(ステップS207)。そして、採点pの表示処理を行って(ステップS208)、メインルーチンに戻る。
スイッチ部40の操作によって、選曲をして予約/実行スイッチをオンにし、加重採点機能をオンにしてカラオケをスタートすると、このフローチャートを実行する。乱数発生関数rand( )により所定の範囲(01〜N)の乱数を発生させ乱数レジスタRaにストアする(ステップS201)。次に、図9の採点補正テーブルを参照して、SE1PADおおよびSE2PADの組み合わせ番号に応じて、Raの乱数に対応する加点レシオであるratio(Ra)を重み付けレジスタrにストアする(ステップS202)。次に、Raに対応した効果音波形を割り当てる(ステップS203)。次に、カラオケ演奏を開始する(ステップS204)。カラオケ演奏中においては、各演奏フレーズにおける音程、音量の変化、伴奏曲とのタイミングなどに基づいて、採点関数func(フレーズ)によって算出した各演奏フレーズの得点を得点レジスタpにストアする(ステップS205)。そして、曲が終了したか否かを判別する(ステップS206)。曲が終了していない場合には、ステップS205の処理を繰り返す。曲が終了したときは、レジスタrの重み付け係数の値を基本の採点pに乗算する(ステップS207)。そして、採点pの表示処理を行って(ステップS208)、メインルーチンに戻る。
以上のように、この第2実施形態によれば、CPU1は、ROM7から読み出して入力するカラオケの伴奏曲に応じて楽音信号を出力し、マイクアンプ9を介して入力されるカラオケの歌声に応じて音声信号を出力してカラオケ演奏を行う。カラオケ演奏中においては、スイッチ部40の操作に応じて拍手や掛け声の効果音を出力し、楽音信号、効果音信号、および音声信号を合成して音源部8に対して出力するするとともに、カラオケ演奏の歌唱力の採点の際に、スイッチ部40の操作の組み合わせに応じて設定した加点の重み係数を基本の採点に付加して当該歌唱力を評価する。
したがって、カラオケ曲の難易度、テンポ、ジャンルなどに応じて、拍手や掛け声を変化させることにより、場の雰囲気を盛り上げることができる。
したがって、カラオケ曲の難易度、テンポ、ジャンルなどに応じて、拍手や掛け声を変化させることにより、場の雰囲気を盛り上げることができる。
次に、第3実施形態のカラオケ装置について説明する。
図11は、ROM7に記憶されている第3実施形態における採点補正テーブルの領域を示している。第3実施形態においては、歌唱力の評価を採点する際に、カラオケ曲の曲番号に予め割り当てられたアドレスの範囲(area start〜area end)に対して、図2に示したSE1PAD401、SE2PAD402のオン操作の組み合わせの番号(number)が設定されている。例えば、曲のクライマックスの範囲に対応して、PAD SETの番号が設定されている。
図11は、ROM7に記憶されている第3実施形態における採点補正テーブルの領域を示している。第3実施形態においては、歌唱力の評価を採点する際に、カラオケ曲の曲番号に予め割り当てられたアドレスの範囲(area start〜area end)に対して、図2に示したSE1PAD401、SE2PAD402のオン操作の組み合わせの番号(number)が設定されている。例えば、曲のクライマックスの範囲に対応して、PAD SETの番号が設定されている。
次に、第3実施形態におけるカラオケ装置の動作について、図12に示すCPU1のフローチャートに基づいて説明する。なお、CPU1のメインルーチンについては、図7に示した第1実施形態と同じであるので省略する。
スイッチ部40の操作によって、選曲をして予約/実行スイッチをオンにし、加重採点機能をオンにしてカラオケをスタートすると、このフローチャートを実行する。カラオケ曲の曲番号をレジスタnにセットして(ステップS301)、図11の採点補正テーブルを参照して、曲番号に対応するパッドセット番号kを取得する(ステップS302)。次に、kに対応するSE1PADおおよびSE2PADの組み合わせを設定して(ステップS303)。kに応じた加点レシオratio(k)を加点の重み付け係数のレジスタrにセットする(ステップS304)。次に、カラオケ演奏を開始する(ステップS305)。カラオケ演奏中においては、各演奏フレーズにおける音程、音量の変化、伴奏曲とのタイミングなどに基づいて、採点関数func(フレーズ)によって算出した各演奏フレーズの得点を得点レジスタpにストアする(ステップS306)。そして、曲が終了したか否かを判別する(ステップS307)。曲が終了していない場合には、ステップS306の処理を繰り返す。曲が終了したときは、レジスタrの重み付け係数の値を基本の採点pに乗算する(ステップS308)。そして、採点pの表示処理を行って(ステップS309)、メインルーチンに戻る。
スイッチ部40の操作によって、選曲をして予約/実行スイッチをオンにし、加重採点機能をオンにしてカラオケをスタートすると、このフローチャートを実行する。カラオケ曲の曲番号をレジスタnにセットして(ステップS301)、図11の採点補正テーブルを参照して、曲番号に対応するパッドセット番号kを取得する(ステップS302)。次に、kに対応するSE1PADおおよびSE2PADの組み合わせを設定して(ステップS303)。kに応じた加点レシオratio(k)を加点の重み付け係数のレジスタrにセットする(ステップS304)。次に、カラオケ演奏を開始する(ステップS305)。カラオケ演奏中においては、各演奏フレーズにおける音程、音量の変化、伴奏曲とのタイミングなどに基づいて、採点関数func(フレーズ)によって算出した各演奏フレーズの得点を得点レジスタpにストアする(ステップS306)。そして、曲が終了したか否かを判別する(ステップS307)。曲が終了していない場合には、ステップS306の処理を繰り返す。曲が終了したときは、レジスタrの重み付け係数の値を基本の採点pに乗算する(ステップS308)。そして、採点pの表示処理を行って(ステップS309)、メインルーチンに戻る。
以上のように、この第3実施形態によれば、CPU1は、ROM7から読み出して入力するカラオケの伴奏曲に応じて楽音信号を出力し、マイクアンプ9を介して入力されるカラオケの歌声に応じて音声信号を出力してカラオケ演奏を行う。カラオケ演奏中においては、スイッチ部40の操作に応じて拍手や掛け声の効果音を出力し、楽音信号、効果音信号、および音声信号を合成して音源部8に対して出力するとともに、カラオケ演奏の歌唱力の採点の際に、曲のある範囲、例えば、歌がクライマックスになったときに、スイッチ部40の操作に応じて設定した加点の重み係数を基本の採点に付加して当該歌唱力を評価する。
したがって、カラオケ曲の難易度、テンポ、ジャンルなどに応じて、拍手や掛け声を変化させることにより、場の雰囲気を盛り上げることができる。
したがって、カラオケ曲の難易度、テンポ、ジャンルなどに応じて、拍手や掛け声を変化させることにより、場の雰囲気を盛り上げることができる。
なお、上記各実施形態においては、ROM7に予め記憶されたカラオケ演奏の歌唱評価処理のプログラムをCPU1が実行する装置の発明について説明したが、汎用のパソコンとサウンドシステムとを組み合わせて本発明を実現することも可能である。すなわち、フレキシブルディスク(FD)、CD、MDなどの記憶媒体に記録されている歌唱評価処理のプログラムをパソコンのハードディスクやフラッシュROMなどの不揮発性メモリにインストールしたり、インターネットなどのネットワークからダウンロードした歌唱評価処理のプログラムをインストールして、そのプログラムをパソコンのCPUが実行することも可能である。この場合には、プログラムの発明やそのプログラムを記録した記録媒体の発明を実現できる。
すなわち、本発明によるプログラムは、
入力されるカラオケの伴奏曲に応じて楽音信号を出力する第1のステップと、入力される音声に応じて音声信号を出力する第2のステップと、所定の操作手段の操作による効果音の指示に応じて前記第1のステップによって発生される楽音信号を加工する効果音信号を出力する第3のステップと、前記第1のステップによって出力される楽音信号、前記第3のステップによって出力される効果音信号、および前記第2のステップによって出力される音声信号に基づいて所定の発音手段に対して発音を指示する第4のステップと、カラオケ演奏の歌唱力の採点の際に、前記操作手段の操作に応じて設定した加点の重み係数を基本の採点に付加して当該歌唱力を評価する第5のステップと、を実行する。
入力されるカラオケの伴奏曲に応じて楽音信号を出力する第1のステップと、入力される音声に応じて音声信号を出力する第2のステップと、所定の操作手段の操作による効果音の指示に応じて前記第1のステップによって発生される楽音信号を加工する効果音信号を出力する第3のステップと、前記第1のステップによって出力される楽音信号、前記第3のステップによって出力される効果音信号、および前記第2のステップによって出力される音声信号に基づいて所定の発音手段に対して発音を指示する第4のステップと、カラオケ演奏の歌唱力の採点の際に、前記操作手段の操作に応じて設定した加点の重み係数を基本の採点に付加して当該歌唱力を評価する第5のステップと、を実行する。
前記第5のステップは、前記操作手段の操作回数に応じた重み付け係数を付加する。
前記第5のステップは、前記操作手段の操作の組み合わせに応じた重み付け係数を付加する。
前記第5のステップは、カラオケ曲の特定の範囲における前記操作手段の操作に応じた重み付け係数を付加する。
前記第5のステップは、前記操作手段の操作の組み合わせに応じた重み付け係数を付加する。
前記第5のステップは、カラオケ曲の特定の範囲における前記操作手段の操作に応じた重み付け係数を付加する。
1 CPU
2 システムバス
3 ビデオ処理部
4 スイッチ処理部
5 オーディオ処理部
6 RAM
7 ROM
8 音源部
9 マイクアンプ
40 スイッチ部
2 システムバス
3 ビデオ処理部
4 スイッチ処理部
5 オーディオ処理部
6 RAM
7 ROM
8 音源部
9 マイクアンプ
40 スイッチ部
Claims (6)
- 入力されるカラオケの伴奏曲に応じて楽音信号を出力する楽音出力手段と、
入力される音声に応じて音声信号を出力する音声出力手段と、
操作に応じて効果音の発生を指示する操作手段と、
前記操作手段によって指示された効果を出力する効果音出力手段と、
前記楽音出力手段から出力される楽音信号、前記効果音出力手段から出力される効果音、および前記音声出力手段から出力される音声信号を合成する合成手段と、
カラオケ演奏の歌唱力の採点の際に、前記操作手段の操作に応じて設定した加点の重み係数を基本の採点に付加して当該歌唱力を評価する歌唱評価手段と、
を備えたカラオケ装置。 - 前記歌唱評価手段は、前記操作手段の操作の組み合わせに応じた重み係数を付加することを特徴とする請求項1に記載のカラオケ装置。
- 前記歌唱評価手段は、カラオケ曲の特定の範囲における前記操作手段の操作に応じた重み付け係数を付加することを特徴とする請求項1に記載のカラオケ装置。
- 入力されるカラオケの伴奏曲に応じて楽音信号を出力する第1のステップと、
入力される音声に応じて音声信号を出力する第2のステップと、
所定の操作手段の操作による指示に応じて効果音を出力する第3のステップと、
前記第1のステップによって出力される楽音信号、前記第3のステップによって出力される効果音、および前記第2のステップによって出力される音声信号を合成する第4のステップと、
カラオケ演奏の歌唱力の採点の際に、前記操作手段の操作に応じて設定した加点の重み係数を基本の採点に付加して当該歌唱力を評価する第5のステップと、
を実行する歌唱評価処理のプログラム。 - 前記第5のステップは、前記操作手段の操作の組み合わせに応じた重み付け係数を付加することを特徴とする請求項4に記載の歌唱評価処理のプログラム。
- 前記第5のステップは、カラオケ曲の特定の範囲における前記操作手段の操作に応じた重み付け係数を付加することを特徴とする請求項4に記載の歌唱評価処理のプログラム。
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