JP3012135B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JP3012135B2
JP3012135B2 JP6007812A JP781294A JP3012135B2 JP 3012135 B2 JP3012135 B2 JP 3012135B2 JP 6007812 A JP6007812 A JP 6007812A JP 781294 A JP781294 A JP 781294A JP 3012135 B2 JP3012135 B2 JP 3012135B2
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばシンセサイザ、
電子ピアノ、電子オルガン、音源モジュール等の電子楽
器に関し、特に押鍵数や音域及びアコースティックピア
ノにおけるダンパペダル等の所定の共鳴効果を生じさせ
るものを模擬して設けられた共鳴効果操作子の操作状態
に基づいて共鳴効果を変化可能な電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】アコースティックピアノの場合、ピアノ
弦は通常ダンパと呼ばれる弦の振動を抑える装置により
押さえられており、鍵盤を弾くとハンマが弦を叩き、同
時に上記ダンパが開放されることにより弦が振動して発
音される。ここで複数の鍵盤を弾くと、各々の弦がハン
マに叩かれて振動するだけでなく、お互いの振動で共鳴
し合い、さらにフレームとの共鳴も含めて豊かな響きを
出している。そして、同時に打鍵される鍵盤が多いほど
その共鳴効果も大きくなっている。
【0003】従来の電子楽器の場合、押鍵数が増える
と、押鍵された各々の鍵盤に対応する楽音が発生する
が、それらが単純に足し合わされるだけで、お互いに共
鳴し合うことはない。また、上記アコースティックピア
ノにおける共鳴効果に近づけるために、リバーブ等の効
果回路を使用することもあるが、設定パネル上のスイッ
チ等によって設定された一律の効果しか発生しない。す
なわちリバーブ効果のスイッチがオンされると、押鍵数
に関わらず一定のリバーブ効果しか生じないので、自然
な効果を得ることはできなかった。
【0004】これに鑑み、本願出願人は、まず、特願平
5−51240号において、複数の出力系列を備え、押
鍵数をカウントし、その押鍵数に応じて出力系列を切り
替えて共鳴効果を可変としたものを提案した。この場
合、従来に比べて、かなり自然な効果を得ることができ
た。しかし、アコースティックピアノの場合、低音域の
弦は巻線で太く長く、高音域の弦は細く短く3本である
ことが多い。また、最高音域の弦にはダンパが取り付け
られておらず、常にダンパが離れているのと同じ状態に
なっている。
【0005】従って、共鳴の程度は押鍵される音域によ
って大きく変わり、単に押鍵数によって共鳴効果を変化
させるだけでは、自然な効果との違いが生じてしまって
いた。そこで本願出願人は次に、特願平5−13786
2号において、押鍵されている音域による効果の違いを
も反映させた電子楽器を提案した。この場合は、演奏さ
れている音域の違いを積極的に共鳴の変化に結び付け、
より変化に富んだ演奏を可能となった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際の
アコースティックピアノの場合、例えばダンパペダルの
ように共鳴効果を通常とは変化させる操作子を備えてい
る。このダンパペダルを踏むと、ダンパが一斉に弦から
離れ、鍵盤から指を離してもダンパは弦から離れたまま
となるので、長く振動させ続けたり、音を持続させて次
の音を弾くことができる。
【0007】また、弾いた鍵に対応する弦だけでなく、
他の弦のダンパもその弦から離れているため、その音の
倍音列に相当する他の弦も共鳴する。さらに、通常アコ
ースティックピアノの最高音部の18〜20鍵にはダン
パが取り付けられていないのであるが、この最高音部も
ダンパペダルを踏めば、他の弦が共鳴するのでより共鳴
度合が増すこととなる。
【0008】そこで本発明は、押鍵数や音域に加えてア
コースティックピアノにおけるダンパペダル等の所定の
共鳴効果を生じさせるものを模擬した共鳴効果操作子の
操作状態も考慮して、よりアコースティック楽器に近い
自然な共鳴効果を得ることのできる電子楽器を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】かかる目的を
達成するためになされた請求項1記載の電子楽器は、図
に例示するように、自装置のみで、あるいは外部装置
と連携して演奏を行う電子楽器であって、共鳴効果の度
合を変えて設定された複数の出力系列M1と、ノートオ
ンされている発音チャンネル数をカウントするカウント
手段M2と、ノートオンされているキーナンバに基づい
て押鍵分布状態を計測する押鍵分布計測手段M3と、ア
コースティックピアノにおけるダンパペダル等の所定の
共鳴効果を生じさせるものを模擬して設けられた共鳴効
果操作子がオン状態かオフ状態であるかを検知する操作
子検知手段M4と、上記カウント手段M2によってカウ
ントされた発音チャンネル数と、上記押鍵分布計測手段
M3によって計測された押鍵分布状態と上記操作子検知
手段M4によって検知された共鳴効果操作子のオン・オ
フ状態とに基づき、上記押鍵分布状態及び上記共鳴効果
操作子のオン・オフ状態と上記出力系列M1との所定の
対応関係を参照して、対応する出力系列M1を決定する
出力系列決定手段M5と、該出力系列決定手段M5によ
り決定された出力系列M1により楽音信号が出力される
よう、上記出力系列M1を切り替える出力系列切替手段
M6と、上記ノートオンされているキーナンバ及び上記
共鳴効果操作子毎に対応して、上記出力系列M1との所
定の対応関係を示す寄与係数を予め記憶しておく寄与係
数記憶手段M7を備え、上記出力系列決定手段M5が、
上記押鍵分布計測手段M3によって計測された押鍵分布
状態及び上記操作子検知手段M4によって検知された共
鳴効果操作子のオン・オフ状態に対応する寄与係数を上
記寄与係数記憶手段M7より読み出し、その読み出した
寄与係数に基づいて、上記対応する出力系列M1を決定
するように構成されたことを特徴とする。
【0010】上記構成を有する請求項1に記載の電子楽
器によれば、カウント手段M2がノートオンされている
発音チャンネル数をカウントし、押鍵分布計測手段M3
がノートオンされているキーナンバに基づいて押鍵分布
状態を計測し、操作子検知手段M4が、アコースティッ
クピアノにおけるダンパペダル等の所定の共鳴効果を生
じさせるものを模擬した共鳴効果操作子がオン状態かオ
フ状態であるかを検知する。
【0011】そして、出力系列決定手段M5が、上記カ
ウントされた発音チャンネル数と、上記計測された押鍵
分布状態と上記検知された共鳴効果操作子のオン・オフ
状態とに基づき、押鍵分布状態及び共鳴効果操作子のオ
ン・オフ状態と出力系列との所定の対応関係を参照し
て、対応する出力系列M1を決定する。この際、押鍵分
布状態及び共鳴効果操作子のオン・オフ状態に対応する
寄与係数を寄与係数記憶手段M8より読み出し、その読
み出した寄与係数に基づいて出力系列を決定する。そし
て、出力系列切替手段M6が、その決定された出力系列
M1に切り替えることによって、その出力系列M1に設
定されている共鳴効果の与えられた共鳴音が発音され
る。
【0012】従って、例えば上記押鍵分布状態及び共鳴
効果操作子のオン・オフ状態と制御パラメータ値との所
定の対応関係を、アコースティックピアノにおける音域
と共鳴度合の関係及びダンパペダル等の共鳴効果操作子
と共鳴度合の関係を考慮して設定しておけば、ノートオ
ンされている発音チャンネル数の違い(例えば押鍵数の
違い)だけでなく、押鍵されている音域及び共鳴効果操
作子のオン・オフによる効果の違いを反映させ、よりア
コースティックピアノに近い効果を得ることができる。
なおピアノに限らず各種アコースティック鍵盤楽器に対
しても同様である。
【0013】
【0014】さらに本発明においては、各鍵及び共鳴効
果操作子毎に寄与係数を設定しているため、出力系列
設定する際の処理が簡便になる。また、各鍵個別に寄与
係数を設定できるので、例えば高音域・中音域・低音域
といった大まかな区別ではなく、細かい設定が可能で、
よりアコースティック楽器に近い自然な共鳴効果が得ら
れる。
【0015】そして、その寄与係数記憶手段M7に記憶
されている寄与係数は、請求項に記載したように、ア
コースティックピアノにおける各鍵の押鍵がそのアコー
スティックピアノからの発音時の共鳴効果に及ぼす影響
度合をシュミレートしたものを採用することが考えられ
る。
【0016】例えば、その寄与係数をアコースティック
ピアノにおけるものをシュミレートして決定する場合、
請求項に記載のように、アコースティックピアノの弦
長及びダンパの有無を考慮して決定することが考えられ
る。一般的なアコースティックピアノにおける弦の長さ
は、低音域から高音域に行くに従って短くなり、また最
高音域の18〜20鍵はダンパが取り付けられていない
ので、ダンパが設けられている部分は略弦長に対応して
順次寄与係数も小さくし、最高音域では高音になるほど
寄与係数を大きくするといった設定方法が考えられる。
【0017】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の電子楽器の好適な実施例
について説明する。図2は一実施例の電子楽器の電気的
構成を示すブロック図である。
【0018】MIDIインターフェース10は、図示し
ない外部機器とCPU11との間で送受される演奏情報
の受渡制御を行うものである。ここでいう外部機器とは
本電子楽器に演奏情報を供給し、または本電子楽器から
の演奏情報に基づき楽音を発生するものであり、例えば
電子ピアノ、電子オルガン、電子キーボード等のMID
Iインターフェース機能を有する電子楽器等が用いられ
る。このMIDIインターフェース10は、システムバ
ス12を介さないで直接CPU11と接続されている。
【0019】CPU11は、ROM17のプログラムメ
モリに記憶された制御プログラムに従って本電子楽器の
各部を制御すると共に、ROM17に設けられた共鳴回
路選択テーブル(詳細については後述す)やセレクタ2
9と相まって本発明における出力系列切替手段M6とし
ての機能を実現するものである。このCPU11には、
システムバス12を介さずにパネル13とペダル15が
接続されると共に、システムバス12を介してROM1
7、RAM19、タッチセンサ21、表示パネル部2
5、楽音発生部27、セレクタ29が接続されている。
【0020】パネル13は、電源スイッチ13a、モー
ド指定スイッチ13bの他、メロディ選択スイッチ、リ
ズム選択スイッチ、音色選択スイッチ(図示せず)等の
各種スイッチを備えている。各スイッチのセット/リセ
ット状態は内部に設けられたパネルスキャン回路によっ
て検知されるようになっており、このパネル13内のパ
ネルスキャン回路で検知したスイッチのセット状態に関
するデータはCPU11の制御の下にRAM19に記憶
される。なお、上記パネル13のスイッチによる現在の
設定状態等の各種情報は、表示パネル部25に表示され
る。
【0021】ペダル15は本発明における共鳴効果操作
子に該当するもので、電子楽器の種類に応じて例えばダ
ンパペダル、ソフトペダル、ソステヌートペダル(いず
れも図示せず)等があり、ペダル15の踏み込み量に応
じてCPU11は、電圧を制御して音量を変化させた
り、減衰特性を変化させたりする。なお、これらダン
パ、ソフト、ソステヌート等のペダルは、それぞれに対
応したペダルを設けてもよいし、1つのペダルで兼用
し、設定を変えることによって各機能を発揮させるよう
にしてもよい。
【0022】ROM17は、上述したCPU11を動作
させるプログラムの他、音色データ、その他の種々の固
定データを格納している。音色データメモリには、楽音
振動を合成するためのデータである周波数ナンバ、波形
ナンバ、エンベロープ波形ナンバ、モードデータ等が記
憶されている。
【0023】この音色データメモリに格納されている各
データは、音色ポイントによって指定される。即ち、パ
ネル操作、鍵盤操作に応じて上記音色ポインタが変更さ
れ、その変更された音色ポインタにより指定された各デ
ータが波形メモリ31及びエンベロープ波形メモリ33
から読み出される。そして、所定の演算が施される等し
て楽音発生部27に供給される。
【0024】なお、アタックスピード、アタックレベ
ル、ディケイスピード、ディケイレベル等を決定するた
めのテーブル、及び共鳴回路選択テーブルはこのROM
17に設けられている。一方、RAM19にはCPU1
1の作業用領域、本電子楽器を制御するための各種レジ
スタ、カウンタ、フラグ等が定義されている他、ROM
17に記憶されている必要なデータが転送されて格納さ
れるデータエリア、パネル13の各スイッチの状態に対
応する放音に必要なデータがセットされる複数のレジス
タや楽音発生部を未使用チャンネルに割り付けるための
データを記憶するアサインメモリ、演奏情報を記憶する
記憶領域等を有している。
【0025】なお、RAM19に記憶されたパネル13
のスイッチの設定状態に関するデータは、発音の際、そ
の他必要に応じてCPU11等により参照される。ま
た、上述したキーボード部23のオン/オフ状態を記憶
する押鍵マップ、ノートオンカウンタも、このRAM1
9に設けられる。
【0026】キーボード部23は発生すべき楽音を指定
するために使用されるもので、複数のキーと、これらキ
ーの押鍵・離鍵動作に連動して開閉するキースイッチと
で構成される。タッチセンサ21は、そのキースイッチ
のオン/オフ状態を検出してCPU11に送出する。
【0027】楽音発生部27は、波形メモリ31に記憶
されている楽音波形データを読み出して再生することに
より、各種楽器に対応した楽音信号を生成出力するもの
である。キーボード部23からの入力に応じてCPU1
1から出力された制御データに基づき、楽音発生部27
は、指定された音色や音量に対応する楽音波形データ及
びエンベロープデータを、波形メモリ31及びエンベロ
ープ波形メモリ33から読み出し、その楽音波形データ
にエンベロープデータを付加した楽音信号として出力す
る。出力された楽音信号はセレクタ29に供給される。
【0028】セレクタ29は本発明の出力系列切替手段
M6の一部として働き、CPU11からの制御信号に応
じて、楽音発生部27から送られた楽音信号の出力系
列、この場合は出力すべき共鳴回路を選択するものであ
る。セレクタ29からの出力は第1〜第4共鳴回路41
〜44を介してあるいはスルーで(何も介さず)加算器
45に供給される。この第1〜第4共鳴回路41〜44
は、本実施例では共鳴効果の度合(リバーブの深さ)が
第1共鳴回路41〜第4共鳴回路44にいくに従ってよ
り大きくなるように(リバーブが深くなるように)され
ている。
【0029】加算器45は、各共鳴回路41〜44等で
出力された楽音信号を加算し出力する周知のものであ
る。また、加算器45から出力されたデジタル楽音信号
はD/A変換器47でアナログ楽音信号に変換されて、
サウンドシステム49に供給される。なお、D/A変換
器47はセレクタ29と共鳴回路41〜44の間に挿入
してもよい。
【0030】サウンドシステム49は、増幅器やスピー
カを備えており、CPU11から与えられる音量データ
に従ってD/A変換器47から供給されるアナログ楽音
信号を所定の利得で増幅し、音響信号に変換して放音す
る周知のものである。次に、本実施例の作動を説明す
る。図3は本実施例の全般処理を示すフローチャートで
ある。
【0031】電源がオンされると、ステップ100(以
下ステップをSで示す)にてCPU11、RAM19、
音源LSI等の初期化が行われる。続くS200ではパ
ネルイベント処理、S300ではペダルイベント処理、
S400では鍵盤イベント処理がそれぞれ行われ、S4
00の鍵盤イベント処理の後はS200に戻って以下の
処理を繰り返す。以下各イベント処理S200,S30
0,S400について詳細に説明する。
【0032】まずパネルイベント処理(S200)は、
パネル13関係の処理であり、パネル13上の各スイッ
チの設定状況(セット/リセット)により、例えば該当
するLEDを点灯させたり、セットされている音色に切
り替えたりする等の処理である。
【0033】続くペダルイベント処理(S300)を図
4を参照して説明する。このペダルイベント処理は、ダ
ンパペダル処理(S310〜S370)とその他のペダ
ル処理(S380)とがある。最初にダンパペダル処理
が行われた後、その他のペダル処理が行われる。
【0034】まずS310でダンパペダルのオンイベン
トがあったかどうかが判断される。新たにダンパペダル
が踏まれた場合、すなわちオンイベントがあった場合は
(S310:YES)、RAM19上の記憶部にダンパ
ペダルがオンになったことを示すフラグをセットし(S
320)、押鍵効果処理(S330)が実行される。こ
の押鍵効果処理については後述する。S330の押鍵効
果処理で本ダンパペダル処理を終了し、次のその他のペ
ダル処理(S380)に移行する。
【0035】一方、S310でダンパペダルのオンイベ
ントが無かった場合は、ダンパペダルのオフイベントが
あったかどうかが判断される(S340)。そしてオフ
イベントがあった場合は(S340:YES)、既にセ
ットされているダンパペダルオンのフラグをリセットし
(S350)、離鍵効果処理(S360)が実行され
る。この離鍵効果処理については後述する。S360の
離鍵効果処理後、ダンパペダルオフ処理が行われる(S
370)。つまり、鍵盤が押され、ダンパペダルが踏ま
れている間延びていた音の消音処理を行う。S370の
ダンパペダルオフ処理の後は、その他のペダル処理(S
380)に移行する。
【0036】また、S340でダンパペダルのオフイベ
ントが無かった場合は、何もせず、その他のペダル処理
(S380)に移行する。S380におけるその他のペ
ダル処理とは、例えばソフトペダル処理やソステヌート
ペダル処理等であり、イベントのオン/オフに応じてフ
ラグをセット/リセットしたり、ペダル踏む込み度合に
応じて可変抵抗器を摺動する等して電圧を制御する動作
である。
【0037】次に、図5のフローチャートを参照して、
鍵盤イベント処理(S400)を説明する。本鍵盤イベ
ント処理では、まず鍵盤のオンイベントがあったかどう
かが判断され(S410)、オンイベントがあった場合
には押鍵効果処理(S420)が実行される。このS4
20の押鍵効果処理は、前述したペダルイベント処理
(図4中)の押鍵効果処理S330と同じであり、その
内容については後述する。S420の押鍵効果処理に続
いて、楽音諸パラメータを音源LSIにロードする(S
430)。楽音諸パラメータとは、例えば立ち上がりの
速度及び大きさ示すアタックスピード及びアタックレベ
ルや、立ち下がりの速度及び大きさを示すディケイスピ
ード及びディケイレベル、読み出し(発音する)周波数
の値、波形メモリ読み出しのスタートアドレス等であ
り、これらを音源LSIにロードする。
【0038】その後、発音処理を行って(S440)、
本鍵盤イベント処理を終了する。すなわち、CPU11
から音源LSIに発音命令を与え、これにより発音され
ると一つの鍵盤イベントに対する処理となり、この処理
をイベントのあるたびに繰り返す。
【0039】一方、S410でオンイベントがなかった
場合には、オフイベントがあったかどうかが判断され
(S450)、オフイベントがあった場合は(S45
0:YES)、ダンパオンであるかどうかが判断される
(S460)。S450でオフイベントがなかった場合
(S450:NO)、すなわちオンベントもオフイベン
トもなかった場合には、何もせず本鍵盤イベント処理を
終了する。またS460でダンパオンであった場合(S
460:YES)も、何もせず本鍵盤イベント処理を終
了する。
【0040】一方、S460で否定判断、すなわちダン
パオフであった場合には、ROM17よりリリーススピ
ードを読み出して音源LSIにロードし(S470)、
続く離鍵効果処理(S480)を行ってから終了する。
このS480の離鍵効果処理は、前述したペダルイベン
ト処理(図4中)の離鍵効果処理S360と同じであ
り、その内容については後述する。
【0041】次に、上述したS330(図4)及びS4
20(図5)において実行される押鍵効果処理の内容を
図6のフローチャートを参照して説明する。まずノート
オンカウンタをインクリメントし(S510)、押鍵分
布計測処理を行う(S520)。この押鍵分布計測処理
については後述する。続くS530では、カウンタ値と
押鍵分布計測処理で算出した累算分布係数AL(後述す
る)を読み込み、共鳴回路選択テーブルを参照して対応
する出力系列値(出力すべき共鳴回路NO.)を決定
し、S540でその出力系列値をセレクタ29にロード
して本処理を終了する。
【0042】続いてS360(図4)及びS480(図
5)における離鍵効果処理を図7を参照して説明する。
まずノートオンカウンタをデクリメントし(S61
0)、後述の押鍵分布計測処理(図8)を行う(S62
0)。そして、カウンタ値と累算分布係数ALを読み込
み、共鳴回路選択テーブルを参照して対応する出力系列
値(出力すべき共鳴回路NO.)を決定し、S640で
その出力系列値をセレクタ29にロードして本処理を終
了する。
【0043】次に、上記押鍵効果処理(図6)のS52
0及び離鍵効果処理(図7)のS620において行われ
る押鍵分布計測処理について、図8のフローチャートを
参照して説明する。本押鍵分布計測処理ではまず、イベ
ントのあったキーナンバに基づき、分布係数テーブルよ
り分布係数ELをロードする(S700)。ここで、分
布係数テーブルについて図9を参照して説明する。
【0044】本実施例では、キーナンバとして各鍵だけ
でなく、ダンパペダルとソフトペダルも含めている。そ
して、図9に示すように、最低音の「A0」から最高音
の「C8」までの88音とダンパペダル及びソフトペダ
ルについてそれぞれ分布係数ELが設定されている。本
実施例では88音の内では最低音「A0」に対応する分
布係数ELが一番大きくて「65」に設定され、概略的
に言えば、高音域に近づくほど分布係数ELが小さくな
るように設定されている。但し、途中で多少の上下はあ
るがその幅は小さい。
【0045】そして、最高音域の18〜20鍵分程度に
ついては分布係数ELが再び大きくなるようにされてい
る。これは、アコースティックピアノの場合、最高音域
の弦にはダンパが取り付けられておらず、常にダンパが
離れているのと同じ状態になっているので、その状態を
シュミレートするためである。従って、最高音の「C
8」の分布係数ELは48で低音域に属する「F1」と
同じ程度の値を持つ。
【0046】また、ダンパペダルの分布係数ELは70
で、最低音「A0」に対応する分布係数EL65よりも
大きく設定されている。ソフトペダルの分布係数ELは
40である。なお、この分布係数ELが上記寄与係数に
該当する。この分布係数テーブルを種々設定すること
で、押鍵領域による重み付けを任意に変更することがで
きる。図9に示した例では、低音域から最高音域の手前
までは、アコースティックピアノにおける弦の長さ(低
音域から高音域に行くに従って短くなる)を考慮し、最
高音域ではダンパが取り付けられていない弦による共鳴
程度を考慮して、アコースティックピアノにおける各鍵
盤位置が共鳴効果にどれだけ影響を及ぼすかをできるだ
けシュミレートしたものである。
【0047】図8に戻り、S700で分布係数ELをロ
ードした後、押鍵(ここでの押鍵はペダル15のオンも
含むこととする)の場合は(S710:YES)、累算
分布係数ALにそのロードした分布係数ELを加算して
(S720)、本処理を終了する。
【0048】一方、押鍵でなく(S710:NO)離鍵
(ここでの離鍵はペダル15のオフも含むこととする)
の場合は(S730:YES)、累算分布係数ALから
ロードした分布係数ELを減算する(S740)。その
減算の結果の累算分布係数ALが零より小さければ(S
750:YES)、AL=0として(S760)本処理
を終了し、累算分布係数ALが零以上であれば(S75
0:NO)、そのまま終了する。なお、S730で否定
判断(即ち押鍵でも離鍵でもない)場合も、そのまま終
了する。
【0049】このように、本実施例の累算分布係数AL
は、アコースティックピアノの場合をシュミレートし、
現在押鍵されている音域を発音させた場合の共鳴効果に
及ぼす度合を反映したものである。そして、図6のS5
30及び図7のS630において、カウンタ値と累算分
布係数ALとを基に共鳴回路選択テーブルを参照して出
力系列値、すなわち出力すべき共鳴回路NO.を決定し
ているが、この決定方法について説明する。
【0050】カウンタ値と累算分布係数ALとを所定の
重み付けして演算した値を基に、スルー出力あるいは第
1〜第4共鳴回路41〜44による出力を選択するよう
にすることが考えられる。この場合は、上記カウンタ値
と累算分布係数ALとを所定の重み付けして演算した値
と出力系列値との関係が共鳴回路選択テーブルに記憶さ
れている。また、カウンタ値は、そのまま使用せず、例
えば押鍵数(あるいは押鍵に応じた発音チャンネル数)
1〜3は「1」、4〜7は「2」、8以上は「3」とい
う具合いに3段階程度の分類にすることも考えられる。
【0051】さらに、累算分布係数ALを基準とし、区
分された累算分布係数ALに対応するカウンタ値を次に
参照することにより、出力系列値を決定してもよい。こ
の場合の共鳴回路選択テーブルは、例えばある累算分布
係数ALに対して、カウンタ値が1の場合は出力系列値
「0(スルー出力)」、カウンタ値が2の場合は出力系
列値「1」、カウンタ値が3〜5の場合は出力系列値
「2」、カウンタ値が6〜8の場合は出力系列値
「3」、カウンタ値が9以上の場合は出力系列値「4」
といった具合いに、累算分布係数ALを基準とした上で
カウンタ値に応じて個別に設定しておく。
【0052】また、この出力系列値の求め方は、押鍵数
に対応するカウンタ値と押鍵分布及びペダルのオン・オ
フ状態に対応する累算分布係数ALとによって重み付け
されるように決定されるならば、上記方法には限定され
ない。なお、図6のS530、図7のS630の処理の
実行がカウント手段M22としての処理に対応し、図8
に示す押鍵分布計測処理の実行が本発明の押鍵分布計測
手段M3としての処理に対応する。また、図4のペダル
イベント処理が本発明の操作子検知手段M4としての処
理に対応し、図6のS530、図7のS630の処理の
実行が出力系列決定手段M5としての処理に対応する。
そして、図6のS540、図7のS640の処理の実行
が出力系列切替手段M6としての処理に対応する。
【0053】また、上記実施例ではパラメータ値選択テ
ーブルを参照して出力系列を決定しているが、所定のプ
ログラム処理を実行することで出力系列を決定するよう
にしてもよい。このように、本電子楽器によれば、ノー
トオンされているキーナンバに基づいて計測された押鍵
分布状態及びペダルのオン・オフ状態に基づいて算出さ
れた累算分布係数ALに基づいて出力系列値を決定す
る。そして楽音信号をその決定された出力系列(スルー
あるいは第1〜第4共鳴回路41〜44)より出力させ
るため、それぞれ設定された度合の音響効果が楽音信号
に与えられて発音される。
【0054】従って、上記実施例の場合は、累算分布係
数ALがアコースティックピアノにおける音域及びダン
パペダル等の共鳴効果操作子のオン・オフによる共鳴度
合の関係を考慮して設定されているので、よりアコース
ティックピアノに近い効果を得ることができる。
【0055】また、各キーナンバ及びペダル毎に分布係
数ELを設定することで、出力系列を設定する際の処理
が簡便になる。また、各鍵個別に対応して分布係数を設
定できるので、例えば高音域・中音域・低音域といった
大まかな区別ではなく、細かい設定が可能で、よりアコ
ースティック楽器に近い自然な共鳴効果が得られる。
【0056】以上本発明の一実施例を説明したが、本発
明はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内の種々なる態様を採用することができる。例えば、上
記実施例では、押鍵数をカウントして出力系列値の決定
に用いているが、これは、押鍵数ではなく発音チャンネ
ル数でもよい。機種によっては1つの鍵で複数のチャン
ネルを使用する場合もあり、また、音色の設定(例えば
ピアノ、オルガン、ハープシコード等)によっても、使
用する発音チャンネル数が変わる場合もある。従って、
発音チャンネル数をカウントして出力系列値の決定に用
いてもよい。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の電子楽器に
よれば、カウントされた発音チャンネル数と、計測され
た押鍵分布状態と検知された共鳴効果操作子のオン・オ
フ状態とに基づいて出力系列を決定し、その決定された
出力系列により楽音信号を出力する。各出力系列はそれ
ぞれ設定された度合の共鳴効果を楽音信号に与えて出力
する。従って、ノートオンされている発音チャンネル数
の違い(例えば押鍵数の違い)だけでなく、押鍵されて
いる音域及び共鳴効果操作子のオン・オフによる効果の
違いを反映させ、よりアコースティックピアノに近い効
果を得ることができる。
【0058】また、各鍵及び共鳴効果操作子毎に寄与係
数を設定しているため、出力系列を設定する際の処理が
簡便になる。また、各鍵個別に寄与係数を設定できるの
で、例えば高音域・中音域・低音域といった大まかな区
別ではなく、細かい設定が可能で、よりアコースティッ
ク楽器に近い自然な共鳴効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電子楽器の基本的構成を例示するブ
ロック図である。
【図2】 実施例の電子楽器の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】 本実施例の全般処理を示すフローチャートで
ある。
【図4】 本実施例のペダルイベント処理を示すフロー
チャートである。
【図5】 本実施例の鍵盤イベント処理を示すフローチ
ャートである。
【図6】 本実施例の押鍵効果処理を示すフローチャー
トである。
【図7】 本実施例の離鍵効果処理を示すフローチャー
トである。
【図8】 押鍵分布計測処理を示すフローチャートであ
る。
【図9】 本実施例の分布係数テーブルを示す説明図で
ある。
【符号の説明】
M1…出力系列、 M2…カウント手段、 M
3…押鍵分布計測手段、M4…操作子検知手段、 M
5…出力系列決定手段、M6…出力系列切替手段、 M
7…寄与係数記憶手段、AL…累算分布係数、EL…分
布係数、 10…MIDIインターフェース、 13…
パネル、15…ペダル、 21…タッチセンサ、 2
3…キーボード部、27…楽音発生部、 29…セレ
クタ、 31…波形メモリ、33…エンベロープ波形メ
モリ、 41〜44…(第1〜第4)共鳴回路、45
…加算器、 47…D/A変換器、 49…サウンド
システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10H 1/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自装置のみで、あるいは外部装置と連携
    して演奏を行う電子楽器であって、 共鳴効果の度合を変えて設定された複数の出力系列と、 ノートオンされている発音チャンネル数をカウントする
    カウント手段と、 ノートオンされているキーナンバに基づいて押鍵分布状
    態を計測する押鍵分布計測手段と、 アコースティックピアノにおけるダンパペダル等の所定
    の共鳴効果を生じさせるものを模擬して設けられた共鳴
    効果操作子がオン状態かオフ状態であるかを検知する操
    作子検知手段と、 上記カウント手段によってカウントされた発音チャンネ
    ル数と、上記押鍵分布計測手段によって計測された押鍵
    分布状態と上記操作子検知手段によって検知された共鳴
    効果操作子のオン・オフ状態とに基づき、上記押鍵分布
    状態及び上記共鳴効果操作子のオン・オフ状態と上記出
    力系列との所定の対応関係を参照して、対応する出力系
    列を決定する出力系列決定手段と、 該出力系列決定手段により決定された出力系列により楽
    音信号が出力されるよう、上記出力系列を切り替える出
    力系列切替手段と、上記ノートオンされているキーナンバ及び上記共鳴効果
    操作子毎に対応して、上記出力系列との所定の対応関係
    を示す寄与係数を予め記憶しておく寄与係数記憶手段と
    を備え、 上記出力系列決定手段が、上記押鍵分布計測手段によっ
    て計測された押鍵分布状態及び上記操作子検知手段によ
    って検知された共鳴効果操作子のオン・オフ状態に対応
    する寄与係数を上記寄与係数記憶手段より読み出し、そ
    の読み出した寄与係数に基づいて、上記出力系列を決定
    するように構成されたこと を特徴とする電子楽器。
  2. 【請求項2】 上記請求項に記載の電子楽器におい
    て、 上記寄与係数記憶手段に記憶されている寄与係数は、ア
    コースティックピアノにおける各鍵の押鍵がそのアコー
    スティックピアノからの発音時の共鳴効果に及ぼす影響
    度合をシュミレートしたものであることを特徴とする電
    子楽器。
  3. 【請求項3】 上記請求項に記載の電子楽器におい
    て、 上記アコースティックピアノにおける各鍵の押鍵がその
    アコースティックピアノからの発音時の共鳴効果に及ぼ
    す影響度合をシュミレートした上記寄与係数が、そのア
    コースティックピアノの弦長及びダンパの有無を考慮し
    て決定されたものであることを特徴とする電子楽器。
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