JP2006292954A - 電子楽器 - Google Patents

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康史 佐藤
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Abstract

【課題】自動伴奏される2つの伴奏パターンを切り換えるタイミングで感覚される不連続感を低減すること。
【解決手段】複数伴奏パターンのうちの1つの伴奏パターンを自動伴奏する自動伴奏部、入力装置の操作に基づいて切換タイミングtを検出する伴奏切換部とを更に備えている。自動伴奏部は、切換タイミングtで複数伴奏パターンのうちの第1パターンから複数伴奏パターンのうちの第2パターンに移行して自動演奏する場合で、切換タイミングtより前の第1時刻tに鳴り始めて切換タイミングtより後の第2時刻tに鳴り終わる第1楽音11を第1パターンが有している。切換タイミングtより前の第3時刻tに鳴り始めて切換タイミングtより後の第4時刻tに鳴り終わる第2楽音12を第2パターンが有している。第1楽音11の音高が第2楽音12の音高と等しいときに、第1楽音11が第4時刻tに鳴り終わるように自動伴奏する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子楽器に関し、特に、自動伴奏する電子楽器に関する。
自動伴奏する電子楽器が知られている。このような電子楽器は、複数の伴奏パターンを記録し、その複数の伴奏パターンのうちの1つの伴奏パターンを自動的に演奏している。その複数の伴奏パターンは、それぞれ、所定の時間(たとえば、小節)に奏でられる旋律を示し、その所定の時間毎に開始されるように設定される。
その電子楽器は、さらに、自動伴奏している途中で、その複数の伴奏パターンのうちの1つの伴奏パターンから他の伴奏パターンに切り換えて自動演奏することができる。その電子楽器は、伴奏パターンを切り換えるための操作がされたタイミングの直後に現れる小節の区切りの時刻で、それまで自動伴奏されていた伴奏パターンを終了し、他の伴奏パターンを自動伴奏し始める。その電子楽器は、または、伴奏パターンを切り換えるための操作がされたタイミングで、それまで自動伴奏されていた伴奏パターンを終了し、他の伴奏パターンを自動伴奏し始める。
自動伴奏される伴奏パターンの途中のタイミングで伴奏パターンを切り換えて自動伴奏するときに、そのタイミングで感覚される不連続感を低減する電子楽器が望まれている。
特開平08−63162号公報には、演奏パターンが変更されることに伴う処理装置の負担を軽減して処理効率を高めることのできる自動演奏装置が開示されている。その自動演奏装置は、少なくともキーコードが含まれた楽音データを出力することにより自動演奏を行わせる自動演奏装置において、複数パートのパターンデータを記憶している第1の記憶手段と、該第1の記憶手段から読み出されたパターンデータに応じて新たに発音すべき音に対応した新楽音データを作成する作成手段と、現在発音中の音に対応した現楽音データを記憶している第2の記憶手段と、該第2の記憶手段に記憶されている現楽音データに含まれるキーコードと、前記作成手段で作成された新楽音データに含まれるキーコードとが同一であれば、該新楽音データの出力を抑止する制御手段、とを備えたことを特徴としている。
特開平08−63162号公報
本発明の課題は、自動伴奏される2つの伴奏パターンを切り換えるタイミングで感覚される不連続感を低減する電子楽器を提供することにある。
以下に、発明を実施するための最良の形態・実施例で使用される符号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を記載する。この符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための最良の形態・実施例の記載との対応を明らかにするために付加されたものであり、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明による電子楽器(10)は、複数伴奏パターンのうちの1つの伴奏パターンを自動伴奏する自動伴奏部(4)と、入力装置の操作に基づいて切換タイミング(t)を検出する伴奏切換部(5)とを更に備えている。自動伴奏部(4)は、切換タイミング(t)で複数伴奏パターンのうちの第1パターンから複数伴奏パターンのうちの第2パターンに移行して自動演奏する場合で、切換タイミング(t)より前の第1時刻(t)に鳴り始めて切換タイミング(t)より後の第2時刻(t)に鳴り終わる第1楽音(11)を第1パターンが有している。切換タイミング(t)より前の第3時刻(t)に鳴り始めて切換タイミング(t)より後の第4時刻(t)に鳴り終わる第2楽音(12)を第2パターンが有している。第1楽音(11)の音高が第2楽音(12)の音高と等しいときに、第1楽音(11)が第4時刻(t)に鳴り終わるように自動伴奏する。
自動伴奏部(4)は、切換タイミング(t)で複数伴奏パターンのうちの第3パターンから複数伴奏パターンのうちの第4パターンに移行して自動演奏する場合で、切換タイミング(t)より前の第5時刻に鳴り始めて切換タイミング(t)より後の第6時刻に鳴り終わる第3楽音を第4パターンが有している。切換タイミング(t)より前の第7時刻に鳴り始めて切換タイミング(t)より後の第8時刻に鳴り終わり、第3楽音に音高が等しい第4楽音を第3パターンが有しないときに、第3楽音がならないように自動伴奏する。
本発明による電子楽器(10)は、複数伴奏パターンのうちの1つの伴奏パターンを自動伴奏する自動伴奏部(4)と、入力装置の操作に基づいて切換タイミング(t)を検出する伴奏切換部(5)とを更に備えている。自動伴奏部(4)は、切換タイミング(t)で複数伴奏パターンのうちの第1パターンから複数伴奏パターンのうちの第2パターンに移行して自動演奏する場合で、切換タイミング(t)より前の第1時刻(t)に鳴り始めて切換タイミング(t)より後の第2時刻(t)に鳴り終わる第1楽音(11)を第1パターンが有している。切換タイミング(t)より前の第3時刻(t)に鳴り始めて切換タイミング(t)より後の第4時刻(t)に鳴り終わる第2楽音(12)を第2パターンが有している。第1楽音(11)の音高が第2楽音(12)の音高と等しく、第1楽音(11)の音色が第2楽音(12)の音色と等しいときに、第1楽音(11)が第4時刻(t)に鳴り終わるように自動伴奏する。
自動伴奏部(4)は、切換タイミング(t)で複数伴奏パターンのうちの第3パターンから複数伴奏パターンのうちの第4パターンに移行して自動演奏する場合で、切換タイミング(t)より前の第5時刻に鳴り始めて切換タイミング(t)より後の第6時刻に鳴り終わる第3楽音を第4パターンが有している。かつ、切換タイミング(t)より前の第7時刻に鳴り始めて切換タイミング(t)より後の第8時刻に鳴り終わり、第3楽音に音高と音色とが等しい第4楽音を第3パターンが有しないときに、第3楽音がならないように自動伴奏する。
本発明による電子楽器(10)は、演奏用入力装置(6)の操作に応答して演奏楽音を発生させる演奏部(3)を更に備えている。
本発明による電子楽器は、自動伴奏される2つの伴奏パターンを切り換えるタイミングで感覚される不連続感を低減することができる。
図面を参照して、本発明による電子楽器の実施の形態を記載する。その電子楽器10は、図1に示されているように、電子楽器本体1が入力装置を備えている。その入力装置は、鍵盤6とパネル7とから形成されている。鍵盤6は、複数の鍵を備えている。複数の鍵は、複数の白鍵と複数の黒鍵とから形成され、それぞれ、音高が互いに異なる複数の楽音に対応している。鍵盤6は、打鍵された鍵とその打鍵強度とを示す電気信号を電子楽器本体1に出力する。パネル7は、複数のスイッチを備えている。その複数のスイッチは、自動伴奏スイッチと自動演奏スイッチとパターン切り換えスイッチとエクスプレッションペダルとイコライザーつまみとを備えている。パネル7は、その複数のスイッチのうちの押下されたスイッチを示す電気信号を電子楽器本体1に出力する。なお、パネル7は、そのスイッチとして、複数の白鍵と複数の黒鍵とから形成される複数の鍵を備えることもできる。
電子楽器10は、さらに、スピーカ9を備えている。スピーカ9は、電子楽器本体1により生成された電気信号を音に変換し、電子楽器本体1により生成された情報に基づいて音を出力する。
電子楽器本体1は、図示されていないCPUと記憶装置とを備えている。そのCPUは、電子楽器本体1にインストールされているコンピュータプログラムを実行して、鍵盤6とパネル7とスピーカ9とを制御する。その記憶装置は、RAMまたはROMであり、そのコンピュータプログラムを記録し、そのCPUにより生成された情報を一時的に記録する。
電子楽器本体1は、コンピュータプログラムである伴奏パターンデータベース2と演奏部3と自動伴奏部4と伴奏切換部5とがインストールされている。伴奏パターンデータベース2は、複数の伴奏パターンを記憶装置に記録している。その伴奏パターンは、旋律を示し、リズムを伴った複数の楽音から構成されている。伴奏パターンデータベース2は、さらに、複数の伴奏パターンをパネル7の操作に対応付けている。
演奏部3は、鍵盤6の操作に基づいて楽音をスピーカ9から発生させる。すなわち、演奏部3は、鍵盤6のうちの打鍵された鍵に対応する楽音をスピーカ9から出力する。演奏部3は、さらに、その鍵の打鍵強度に対応する効果をその楽音に付加し、たとえば、その打鍵強度が大きいほどその楽音の音量を大きくする。
自動伴奏部4は、伴奏パターンデータベース2により記録される複数の伴奏パターンのうちからパネル7の操作に対応する1つの伴奏パターンを選択し、その1つの伴奏パターンが示す楽音をスピーカ9から発生させる。その複数の伴奏パターンは、それぞれ、所定の時間(たとえば、小節)に奏でられる旋律を示し、その所定の時間毎に開始されるように設定される。
伴奏切換部5は、パネル7の操作に基づいて切換タイミングを検出し、自動伴奏部4により自動演奏される伴奏パターンを他の伴奏パターンに切り換える。すなわち、自動伴奏部4は、ユーザによりパネル7が伴奏パターンに対応する操作をされた時刻を切換タイミングとして検出し、その切換タイミングで自動伴奏される伴奏パターンが第1伴奏パターンから第2伴奏パターンに切り換える。このとき、伴奏切換部5は、その第1伴奏パターンの楽音のうちのその切換タイミングより前に鳴り始める楽音を発音し、その第2伴奏パターンの楽音のうちのその切換タイミングより後に鳴り始める楽音を発音する。
図2は、自動伴奏部4により自動伴奏される伴奏パターンが第1伴奏パターンから第2伴奏パターンに切り換えるときに、自動伴奏部4により出力される楽音を詳細に示している。その第1伴奏パターンは、楽音11を有している。楽音11は、伴奏切換部5により検出された切換タイミングtを跨いで発音されるように設定されている。すなわち、楽音11は、切換タイミングtより前の時刻tに鳴り始め、切換タイミングtより後の時刻tに鳴り終わるように設定されている。その第2伴奏パターンは、楽音12を有している。楽音12は、伴奏切換部5により検出された切換タイミングtを跨いで発音されるように設定されている。すなわち、楽音12は、切換タイミングtより前の時刻tに鳴り始め、切換タイミングtより後の時刻tに鳴り終わるように設定されている。
自動伴奏部4は、楽音12の音色と音高とがそれぞれ楽音11の音色と音高と等しいときに、楽音13を発音する。楽音13は、時刻tに鳴り始めて時刻tに鳴り終わる。さらに、自動伴奏部4は、その第1伴奏パターンの楽音のうちのその切換タイミングより前に鳴り始めて鳴り終わる楽音をすべて発音する。自動伴奏部4は、切換タイミングtを跨いで発音される楽音であり、かつ、音色と音高とが楽音11と等しい楽音を第2伴奏パターンが有していないときに、時刻tに鳴り始めて時刻tに鳴り終わる楽音を発音する。さらに、自動伴奏部4は、切換タイミングtを跨いで発音される楽音であり、かつ、音色と音高とが楽音12と等しい楽音を第1伴奏パターンが有していないときに、楽音12を発音しない。このとき、電子楽器10は、ユーザにより切換タイミングtで感覚される不連続感を低減することができる。
図3は、電子楽器10の動作を示している。すなわち、電子楽器10は、電源が投入されると、まず、記憶装置のうちのワークエリアに記憶されるカウンタ、フラグ等を初期化する(ステップS1)。電子楽器10は、次いで、イベント検出を実行し(ステップS2)、恒常処理を実行する(ステップS3)。電子楽器10は、恒常処理を実行した後に、再度、イベント検出を実行し、すなわち、イベント検出と恒常処理とを繰り返して実行する。
電子楽器10の動作は、さらに、割り込み処理を備えている。図4は、その割り込み処理を示している。その割り込み処理は、図3の動作と並行して定期的に間欠的に実行され、たとえば、2ms毎に実行される。電子楽器10は、その割り込み処理で、変数dtをインクリメントし、すなわち、変数dtの値に1を加えた値を変数dtに代入する(ステップS4)。
図5は、イベント検出の動作を示している。電子楽器10は、鍵盤6のうちのいずれかの鍵が操作されたかどうかを判別する(ステップS5)。電子楽器10は、鍵盤6のうちのいずれかの鍵が打鍵されたときに、その鍵に対応する楽音を発音し、鍵盤6のうちのいずれかの鍵が離鍵されたときに、その鍵に対応する楽音を消音する(ステップS6)。電子楽器10は、さらに、その鍵の打鍵強度に対応する効果をその楽音に付加し、たとえば、その打鍵強度が大きいほどその楽音の音量を大きくして出力する。電子楽器10は、次いで、パネル7のいずれかのスイッチが操作されたかどうかを判別する(ステップS7)。電子楽器10は、パネル7のいずれかのスイッチが操作されたときにパネル処理を実行する(ステップS8)。
図6は、そのパネル処理の動作を示している。電子楽器10は、そのパネル処理で、まず、パネル7の自動伴奏スイッチがONされたときに(ステップS11、YES)、変数APにONを代入し、変数tcに0を代入し、変数tbに0を代入する(ステップS12)。電子楽器10は、パネル7の自動演奏スイッチがONされたときに(ステップS13、YES)、変数SFにONを代入し、変数scに0を代入し、変数sbに0を代入する(ステップS14)。電子楽器10は、パネル7のパターン切換スイッチがONされたときに(ステップS15、YES)、変数CFにONを代入する(ステップS16)。電子楽器10は、パネル7のエクスプレッションペダルが操作されたときに(ステップS17、YES)、変数EXPにエクスプレッションペダルの値を代入する(ステップS14)。電子楽器10は、パネル7のイコライザーつまみが操作されたときに(ステップS19、YES)、変数TEQにイコライザーつまみの値を代入する(ステップS20)。
図7は、その恒常処理の動作を示している。電子楽器10は、その恒常処理で、まず、変数t0に変数dtの値を代入し(ステップS21)、変数dtに0を代入する(ステップS22)。すなわち、変数d0は、前回に本恒常処理が実行されてから今までの時間を示している。電子楽器10は、その変数d0の値に基づいて、本電子楽器10が発音している楽音のビブラート・トレモロなどの効果を進める(ステップS23)。
電子楽器10は、変数AFがONであるときに(ステップS24、ON)、変数tbに変数tcの値を代入し、変数tcに変数tcの値と変数t0の値との和を代入する。このとき、変数tbは、自動伴奏された時間を示し、変数tcは、自動伴奏が始まってから今までの時間を示している。電子楽器10は、次いで、伴奏パターンのうち、変数tbにより示される位置から変数tcにより示される位置までを自動演奏する(ステップS25)。
電子楽器10は、変数CFがONであるときに(ステップS26、ON)、次に恒常処理が実行されたときに自動伴奏されるパターンを生成する(ステップS27)。すなわち、電子楽器10は、それまで自動伴奏されていた第1伴奏パターンを終了し、パネル7の操作に対応する第2伴奏パターンを自動演奏し始めるように設定される。このとき、その第2伴奏パターンは、その第1伴奏パターンが開始された時刻に開始されて発音されるように、設定される。
ここで、その第1伴奏パターンが、図2に示されているように、時刻tに鳴り始めて時刻tに鳴り終わる楽音11を有し、その第2伴奏パターンが時刻tに鳴り始めて時刻tに鳴り終わる楽音12を有している場合で、楽音12の音色と音高とがそれぞれ楽音11の音色と音高と等しいときに、電子楽器10は、時刻tに鳴り始めて時刻tに鳴り終わる楽音13を発音する。さらに、電子楽器10は、切換タイミングtを跨いで発音される楽音であり、かつ、音色と音高とが楽音11と等しい楽音を第2伴奏パターンが有していないときに、時刻tに鳴り始めて時刻tに鳴り終わる楽音を発音する。さらに、電子楽器10は、切換タイミングtを跨いで発音される楽音であり、かつ、音色と音高とが楽音12と等しい楽音を第1伴奏パターンが有していないときに、楽音12を発音しない。このような伴奏パターンは、ユーザにより切換タイミングtで感覚される不連続感を低減することができる。
電子楽器10は、変数SFがONであるときに(ステップS28、ON)、変数sbに変数scの値を代入し、変数scに変数scの値と変数t0の値との和を代入する。このとき、変数sbは、自動演奏された時間を示し、変数scは、自動演奏が始まってから今までの時間を示している。電子楽器10は、次いで、演奏パターンのうち、変数sbにより示される位置から変数scにより示される位置までを自動演奏する(ステップS29)。
電子楽器10は、発音が終了しているリソースを解放する(ステップS30)。電子楽器10は、次いで、エクスプレッションペダルの踏み込み量に変化があったときに、発音される楽音にエクスプレッションペダルの踏み込み量を反映させ、エクスプレッションペダルの踏み込み量に対応する音量で楽音が発音されるように設定する(ステップS31)。電子楽器10は、次いで、イコライザーつまみの回転量に変化があったときに、発音される楽音にイコライザーつまみの回転量を反映させ、イコライザーつまみの回転量に対応する音色で楽音が発音されるように設定する(ステップS32)。
このような動作によれば、電子楽器1は、さらに、ユーザによるパネル7の操作に基づいて、記録装置により記録される複数の伴奏パターンのうちの1つの伴奏パターンが示す楽音をスピーカ9から出力する。このとき、電子楽器1は、自動伴奏している場合で、鍵盤6のうちの鍵が打鍵されたときに、自動伴奏の楽音とその鍵に対応する楽音とを同時に発音する。電子楽器10は、さらに、ユーザにより切換タイミングtで感覚される自動伴奏の不連続感を低減することができる。
図1は、本発明による電子楽器の実施の形態を示すブロック図である。 図2は、伴奏パターンを切り換えるときに出力される楽音を示すグラフである。 図3は、電子楽器の動作を示すフローチャートである。 図4は、割り込み処理の動作を示すフローチャートである。 図5は、イベント検出の動作を示すフローチャートである。 図6は、パネル処理の動作を示すフローチャートである。 図7は、恒常処理の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 :電子楽器本体
2 :伴奏パターンデータベース
3 :演奏部
4 :自動伴奏部
5 :伴奏切換部
6 :鍵盤
7 :パネル
9 :スピーカ
10:電子楽器
11:楽音
12:楽音
13:楽音

Claims (5)

  1. 複数伴奏パターンのうちの1つの伴奏パターンを自動伴奏する自動伴奏部と、
    入力装置の操作に基づいて切換タイミングを検出する伴奏パターン切換部とを具備し、
    前記自動伴奏部は、
    前記切換タイミングで前記複数伴奏パターンのうちの第1パターンから前記複数伴奏パターンのうちの第2パターンに移行して自動演奏する場合で、
    前記切換タイミングより前の第1時刻に鳴り始めて前記切換タイミングより後の第2時刻に鳴り終わる第1楽音を前記第1パターンが有し、
    前記切換タイミングより前の第3時刻に鳴り始めて前記切換タイミングより後の第4時刻に鳴り終わる第2楽音を前記第2パターンが有し、
    前記第1楽音の音高が前記第2楽音の音高と等しいときに、
    前記第1楽音が前記第4時刻に鳴り終わるように自動伴奏する
    電子楽器。
  2. 請求項1において、
    前記自動伴奏部は、
    前記切換タイミングで前記複数伴奏パターンのうちの第3パターンから前記複数伴奏パターンのうちの第4パターンに移行して自動演奏する場合で、
    前記切換タイミングより前の第5時刻に鳴り始めて前記切換タイミングより後の第6時刻に鳴り終わる第3楽音を前記第4パターンが有し、
    前記切換タイミングより前の第7時刻に鳴り始めて前記切換タイミングより後の第8時刻に鳴り終わり、前記第3楽音に音高が等しい第4楽音を前記第3パターンが有しないときに、
    前記第3楽音がならないように自動伴奏する
    電子楽器。
  3. 複数伴奏パターンのうちの1つの伴奏パターンを自動伴奏する自動伴奏部と、
    入力装置の操作に基づいて切換タイミングを検出する伴奏パターン切換部とを具備し、
    前記自動伴奏部は、
    切換タイミングで前記複数伴奏パターンのうちの第1パターンから前記複数伴奏パターンのうちの第2パターンに移行して自動演奏する場合で、
    前記切換タイミングより前の第1時刻に鳴り始めて前記切換タイミングより後の第2時刻に鳴り終わる第1楽音を前記第1パターンが有し、
    前記切換タイミングより前の第3時刻に鳴り始めて前記切換タイミングより後の第4時刻に鳴り終わる第2楽音を前記第2パターンが有し、
    前記第1楽音の音高が前記第2楽音の音高と等しく、
    前記第1楽音の音色が前記第2楽音の音色と等しいときに、
    前記第1楽音が前記第4時刻に鳴り終わるように自動伴奏する
    電子楽器。
  4. 請求項3において、
    前記自動伴奏部は、
    前記切換タイミングで前記複数伴奏パターンのうちの第3パターンから前記複数伴奏パターンのうちの第4パターンに移行して自動演奏する場合で、
    前記切換タイミングより前の第5時刻に鳴り始めて前記切換タイミングより後の第6時刻に鳴り終わる第3楽音を前記第4パターンが有し、かつ、
    前記切換タイミングより前の第7時刻に鳴り始めて前記切換タイミングより後の第8時刻に鳴り終わり、前記第3楽音に音高と音色とが等しい第4楽音を前記第3パターンが有しないときに、
    前記第3楽音がならないように自動伴奏する
    電子楽器。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかにおいて、
    演奏用入力装置の操作に応答して演奏楽音を発生させる演奏部
    を更に具備する電子楽器。
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