JP6210638B2 - 携帯マイクの音声信号出力制御システム - Google Patents

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Description

本発明は携帯マイクの音声信号出力制御システムに関するものであり、詳しくは、カラオケ楽曲の予約者が装着した携帯マイクの音声信号出力を適切にオンオフすることが可能なシステムに関するものである。
カラオケボックスや、カラオケ演奏装置が設置されたいわゆるナイト店舗では、歌唱順番となった利用者がカラオケ楽曲を歌唱する際に、マイクが設置されたステージに移動し、あるいはマイクを手渡されて歌唱を行っている。
この際、利用者がステージに移動する前や、マイクを手にする前に、楽曲の演奏が開始して歌唱すべきタイミングとなってしまった場合には、歌唱開始のタイミングを逃してしまい、カラオケの興趣を削いでしまうという不都合があった。このような不都合を解消するため、種々の技術が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特許文献1に開示された技術は、歌い出しに失敗した歌唱者が現在の歌唱場所から移動することなく、自身が使っている携帯マイクスイッチを操作することで、速やかに楽曲を冒頭から再び演奏させることができるカラオケ装置に関する技術である。
すなわち、特許文献1のカラオケ演奏装置は、演奏手段と、ワイヤレスマイクと、受信手段と、制御手段を備えている。そして、演奏手段は、制御手段の制御に従ってカラオケ楽曲データを演奏し、ワイヤレスマイクは、送信手段の動作をオンオフさせるスイッチを有し、受信手段は、ワイヤレスマイクの受信信号から復調した歌声信号をアンプに供給するとともに、受信信号の有無をあらわす状態信号を出力し、制御手段は、演奏手段にカラオケ楽曲データを冒頭から演奏開始させ、所定期間内に状態信号が受信信号有りから無しに変化した際、当該楽曲を再び冒頭から演奏開始させるようになっている。
また、特許文献2に開示された技術は、歌唱補助機能を備える車載用カラオケシステムに関するものであり、カラオケ利用者に特別な操作や体勢を要求せずに、自動的に所望の搭乗者にのみ歌詞音声を聴取可能としたものである。
この車載用カラオケシステムは、メインスピーカの他に、各座席に対応して指向性スピーカが配置されている。また、楽曲データベースには、楽曲毎に少なくとも演奏データ及び当該演奏データに同期した歌詞音声データが記憶されている。そして、入力端子検出手段の機能により使用されているマイクが接続されているマイク入力端子を検出することで、使用マイク特定手段の機能により使用されているマイクを特定し、当該使用マイク特定情報に基づいて、出力調整手段の機能により、指向性スピーカを判別して切り替えて、歌詞音声出力部からの歌詞音声信号を出力させる構成となっている。
特開2007−57837号公報 特開2008−233321号公報
ところで、カラオケを楽しむ施設として、上述したカラオケボックスやナイト店舗だけではなく、例えば、カラオケ演奏装置を搭載している屋形船等が存在する。屋形船は、カラオケボックスやナイト店舗と異なり、大人数が狭い船内で飲食や観覧等を行うための船舶であり、このような船舶の特色からして、カラオケを楽しむ場合に歌唱者が席を移動するのが困難な場合が多い。
すなわち、屋形船の乗客スペースは限られており、このスペースの中央部付近にテーブルを接地し、乗客は窓際に座る営業形態が一般的である。また、席の移動が他の乗客の邪魔になったり、むやみに席を移動すると船舶の重心バランスが崩れたり、移動中に波を受けて乗客が転倒したりする等、営業中は、極力、乗客の移動を抑制する必要がある。さらに、安全に移動できたとしても、狭い船内スペースを移動するため、歌唱者がステージに到着した際には、すでに歌唱タイミングが到来してしまうという、従来と同様の不都合もあった。このような不都合は、屋形船だけではなく、自らが予約したカラオケ楽曲を歌唱する際に、ステージ等へ移動することが困難な場合に生じる事態である。
このような状況において、特許文献1に記載された技術のように、カラオケ楽曲の冒頭部分を何度もリピートすると、歌唱を行わない乗客にとっては、せっかく盛り上がっていた宴会の興趣が削がれてしまうおそれがある。また、歌唱者にとってみれば、他の乗客に迷惑をかけないように、狭い船内スペースを速やかに移動しようとするあまり、飲食物が入ったコップや皿を倒してしまったり、自らが転倒してしまったりする等、不都合が生じるおそれがある。
また、特許文献2に記載された技術は、予め乗車位置が決まっている自動車内において有用な技術であるが、宴会では、席を移動することにより、宴会開始当初の着座位置と、宴会途中の着座位置とが異なるのが一般的である。この場合には、予め、歌唱者の着座位置とマイクIDとを紐付けて管理していても、歌唱者が当初の着座位置から移動してしまった場合には、適切にマイク入力信号の制御を行うことはできない。
本発明は上述した事情に鑑み提案されたもので、カラオケ楽曲の演奏に際し、各利用者が装着した携帯マイクの音声信号出力を当該カラオケ楽曲の予約者に対応させて適切に制御することが可能な携帯マイクの音声信号出力制御システムを提供することを目的とする。
本発明の携帯マイクの音声信号出力制御システムは、上述した事情に鑑み提案されたもので、以下の特徴点を有している。すなわち、本発明の携帯マイクの音声信号出力制御システムは、カラオケ楽曲の演奏に際し、各利用者が装着した携帯マイクの音声信号出力を当該カラオケ楽曲の予約者に対応させて制御するシステムであって、利用者ID取得手段と、利用者別携帯マイク管理手段と、予約楽曲管理手段と、携帯マイク存在判定手段と、携帯マイク信号切替手段とを備えたことを特徴とするものである。
利用者ID取得手段は、各利用者がシステムログインした際に、各利用者の利用者IDを取得するための手段である。利用者別携帯マイク管理手段は、取得した利用者IDと各利用者が装着している携帯マイクのマイクIDとを紐付けして利用者別携帯マイク管理テーブルにて管理するための手段である。予約楽曲管理手段は、任意の利用者がカラオケ楽曲の予約を行う際に、当該利用者の利用者IDと予約楽曲の楽曲IDとを紐付けして、予約楽曲管理テーブルにて管理するための手段である。
携帯マイク存在判定手段は、予約楽曲の演奏に際して、当該予約楽曲の楽曲IDに紐付けられた利用者IDが、利用者別携帯マイク管理テーブルに存在するか否かを判定するための手段である。携帯マイク信号切替手段は、利用者別携帯マイク管理テーブルに、予約楽曲の楽曲IDに紐付けられた利用者IDが存在する場合に、当該利用者IDに紐付けられたマイクIDを有する携帯マイクからの音声信号出力のみをオンとするための手段である。
また、上述した構成からなる携帯マイクの音声信号出力制御システムにおいて、携帯マイク信号切替手段は、予約楽曲の演奏終了時に、すべての携帯マイクからの音声信号出力をオフとするように機能させることが可能である。
また、上述した構成からなる携帯マイクの音声信号出力制御システムにおいて、携帯マイク信号切替手段は、予約楽曲の演奏終了時に、予め指定されたマイクIDを有する携帯マイクからの音声信号出力のみをオンとし、他のマイクIDを有する携帯マイクからの音声信号出力をオフとするように機能させることが可能である。
また、上述した構成からなる携帯マイクの音声信号出力制御システムにおいて、携帯マイク信号切替手段は、さらに携帯マイクの音声信号入力をそれぞれ検出する検出手段を備えることが可能である。このような構成では、利用者別携帯マイク管理テーブルに、予約楽曲の楽曲IDに紐付けられた利用者IDが一つも存在しない場合に、携帯マイク信号切替手段は、予約楽曲の演奏開始後に検出手段により音声信号入力が検出された所定数の携帯マイクからの音声信号出力のみをオンとするように機能する。
このような構成からなる携帯マイクの音声信号出力制御システムでは、利用者がカラオケシステムにログインする際に、利用者ID取得手段の機能により、IDカードや2次元バーコード等を利用して利用者IDを取得する。また、各利用者にピンマイクやヘッドセットマイク等の携帯マイクを装着させて、利用者別携帯マイク管理手段の機能により、利用者IDとマイクIDとを紐付けして、利用者別携帯マイク管理テーブルにて管理する。
利用者がカラオケ楽曲の予約を行う際に、自らの利用者IDを付帯して選曲予約を行うと、予約楽曲管理手段の機能により、選曲予約を行った利用者の利用者IDと予約楽曲の楽曲IDとを紐付けして、予約楽曲管理テーブルを作成して管理する。
予約楽曲は、予約楽曲管理手段における管理に従って、順番に演奏される。そして、予約楽曲の演奏に際して、携帯マイク存在判定手段の機能により、予約楽曲の楽曲IDに紐付けられた利用者IDが、利用者別携帯マイク管理テーブルに存在するか否かを判定する。
ここで、利用者別携帯マイク管理テーブルに、予約楽曲の楽曲IDに紐付けられた利用者IDが存在すると、携帯マイク信号切替手段の機能により、演奏される予約楽曲に関して、利用者IDに紐付けられたマイクIDを有する携帯マイクからの音声信号出力のみをオンとする。すなわち、選曲予約を行った利用者が装着した携帯マイクからの入力音声のみが出力されることとなり、当該利用者の存在位置には関係なく、歌唱を行うことができる。
また、携帯マイク信号切替手段の機能により、予約楽曲の演奏終了時に、すべての携帯マイクからの音声信号出力をオフとして、すべての利用者が装着している携帯マイクを初期状態(音声信号が出力されない状態)とする。
また、携帯マイク信号切替手段の機能により、例えば、司会者が装着している携帯マイク(予め指定されたマイクIDを有する携帯マイク)からの音声信号出力のみをオンとし、司会進行を行うことができるようにする。この際には、他のマイクID(予め指定されたマイクID以外のマイクID)を有する携帯マイクからの音声信号出力をオフとして、初期状態(音声信号が出力されない状態)とする。
また、予約楽曲の楽曲IDと利用者IDとが紐付けられていない(歌唱者が指定されていない)場合には、携帯マイク信号切替手段の機能により、予約楽曲の演奏開始後に音声信号入力が検出された所定数の携帯マイクからの音声信号出力のみをオンとする。
本発明の携帯マイクの音声信号出力制御システムでは、カラオケシステムにシステムログインした利用者の利用者ID、当該利用者IDを有する利用者が装着している携帯マイクのマイクID、当該利用者の利用者IDを付帯して予約した予約楽曲の楽曲IDを関連付けて管理している。そして、予約楽曲の演奏を行う際に、予約楽曲の楽曲IDに紐付けられた利用者IDに基づいて、当該利用者IDに紐付けられたマイクIDを有する携帯マイクからの音声信号出力をオンとして、他のマイクIDを有する携帯マイクからの音声信号出力はオンとしない。
したがって、演奏される予約楽曲を歌唱すべき利用者が装着した携帯マイクからのみ、音声信号出力が行われることになり、当該利用者の存在位置に関係なく歌唱音声が出力される。このため、歌唱を行うべき歌唱者及び他の歌唱者がともにカラオケの楽しさを十分に味わうことができる。また、歌唱すべき利用者以外の者が誤って歌唱してしまった場合であっても、誤って歌唱を始めた利用者の携帯マイクの歌唱音声は出力されないため、当該利用者に対して歌唱すべきカラオケ楽曲ではないことを報知することができるとともに、本来の歌唱者に不快感を与えることがない。
また、演奏終了時に、すべての携帯マイクからの音声信号出力をオフとすることにより、カラオケ楽曲が演奏されていない状態で、余分な音声が出力されることがなくなり、宴会等の雰囲気を損なうことがない。
さらに、演奏終了時に、予め指定されたマイクIDを有する携帯マイク(例えば、司会者が装着している携帯マイク)からの音声信号出力をオンとし、他の携帯マイクからの音声信号出力をオフとすることにより、宴会の司会進行を円滑に行うことができる。
本発明の実施形態に係る携帯マイクの音声信号出力制御システムの概略構成を示すブロック図。 利用者別携帯マイク管理テーブルの構成を示す模式図。 予約楽曲管理テーブルの構成を示す模式図。 予約楽曲の演奏と携帯マイクにおける音声信号出力のオンオフ制御の手順を示す説明図。
図面を参照して、本発明の携帯マイクの音声信号出力制御システムの実施形態について説明する。図1〜図3は本発明の実施形態に係る携帯マイクの音声信号出力制御システムを示すもので、図1は音声信号出力制御システムの概略構成を示すブロック図、図2は利用者別携帯マイク管理テーブルの構成を示す模式図、図3は予約楽曲管理テーブルの構成を示す模式図、図4は予約楽曲の演奏と携帯マイクのオンオフ制御の手順を示す説明図である。
<携帯マイクの音声信号出力制御システムの概要>
本発明の実施形態に係る携帯マイクの音声信号出力制御システムは、図1に示すように、カラオケ演奏装置10を含むカラオケシステムに組み込まれて機能するシステムであって、利用者ID取得手段(カードリーダ12e)と、利用者別携帯マイク管理手段26と、予約楽曲管理手段27と、携帯マイク存在判定手段28と、携帯マイク信号切替手段29とを備えている。そして、各利用者に携帯マイク13を装着させて、カラオケ楽曲の演奏に際して、当該カラオケ楽曲を予約した利用者が装着している携帯マイク13からの音声信号出力のみをオンとすることにより、当該カラオケ楽曲を歌唱すべき利用者の歌唱音声のみを出力することができる。
以下の説明において、プログラムとは、RAM等に記憶され、CPU等のハードウェアで実行されることにより、その機能を発揮するソフトウェアだけではなく、同等の機能を発揮することが可能な論理回路も含む概念である。
<カラオケ演奏装置>
本発明の実施形態に係る携帯マイクの音声信号出力制御システムを適用するカラオケ演奏装置10は、図1に示すように、カラオケ本体11、カラオケリモコン装置12、複数の携帯マイク13、スピーカ14、表示装置15、ミキシングアンプ16を備えている。なお、図示しないが、カラオケ演奏装置10は、ルータ及びデータ通信回線を介して、管理サーバとネットワーク接続されていてもよい。
<カラオケリモコン装置>
カラオケリモコン装置12は、ユーザインタフェース機能を備えており、カラオケ本体11の送受信手段25を介して、カラオケ本体11との間でデータの送受信を行うようになっている。このカラオケリモコン装置12は、楽曲検索手段12aとして機能するプログラム、楽曲索引データベース12b、種々のデータを記憶するためのデータ記憶部12c、データの入出力を行うための入出力表示部12d、利用者ID取得手段として機能するカードリーダ12e等を備えている。このカラオケリモコン装置12に付帯するスイッチ類や、入出力表示部12dに表示される各種のアイコン等を操作することにより、選曲操作等が行われる。
<楽曲検索手段/楽曲索引データベース>
楽曲検索手段12aは、利用者の指示に基づき、楽曲索引データベース12bを参照して楽曲を検索するためのプログラムからなる。楽曲索引データベース12bは、カラオケ演奏装置10で演奏に供されるカラオケ楽曲について、その属性情報を記述したデータベースであり、例えば、楽曲番号・曲名・アーティスト名・歌い出し部分の歌詞・流行時期・音楽ジャンル区分・デュエット曲か否かなど、種々の属性情報がこれに含まれている。
<カードリーダ>
カードリーダ12eは、利用者ID取得手段として機能する電子機器及びプログラムからなり、各利用者がシステムログインした際に、各利用者の利用者IDを取得する。すなわち、利用者IDカードに記憶された利用者IDをカードリーダ12eにより読み取ることにより、利用者IDを取得することができる。また、カラオケリモコン装置12の入出力表示部12dを用いて入力された利用者ID及びパスワードに基づいて取得してもよい。また、利用者が利用者IDを所有していない場合には、カラオケ演奏装置10を使用する際に、利用者に対して一時的に利用者IDを付与してもよい。
<携帯マイク>
携帯マイク13は、各利用者に装着されたピンマイクやヘッドセットマイク等からなり、歌唱音声の入力を行うための装置である。携帯マイク13から入力された歌唱音声信号は、ミキシングアンプ16により、音楽再生制御手段30から送出される演奏音声信号とミキシングされると共に増幅され、スピーカ14へ出力される。なお、図示しないが、携帯マイク13からの音声入力信号をA/Dコンバータによりデジタル変換し、歌唱採点等に使用してもよい。
<表示装置>
表示装置15は、カラオケ楽曲に関連した背景映像や歌詞テロップ等を表示するための装置で、例えば、液晶ディスプレイ等により構成される。
<カラオケ本体>
カラオケ本体11は、中央制御手段21、ROM22、RAM23、HDD24、送受信手段25、利用者別携帯マイク管理手段26、予約楽曲管理手段27、携帯マイク存在判定手段28、携帯マイク信号切替手段29、音楽再生制御手段30、映像再生制御手段31を備えている。
<中央制御手段>
中央制御手段21は、カラオケ本体11を総合的に制御するための手段であり、例えばCPU及びその周辺機器により構成されており、CPU等がROM22等に記憶されたプログラムに従って動作することにより、制御機能を発揮することができるようになっている。
<ROM/RAM>
ROM22は、カラオケ本体11を構成する各機器を制御するためのプログラムデータや数値データを記憶するための機器で、例えば半導体メモリ等で構成される。また、RAM23は、プログラムや各種データを一時的に記憶する一時記憶領域として機能するもので、例えば半導体メモリ等で構成される。
本実施形態では、RAM23に、利用者別携帯マイク管理テーブル23a及び予約楽曲管理テーブル23bが記憶されている。利用者別携帯マイク管理テーブル23a及び予約楽曲管理テーブル23bについては、後に詳述する。
<HDD>
HDD24は、大容量記憶装置として機能するもので、楽曲データベース24a、映像データベース24bが格納されている。なお、HDD24に替えて、あるいはHDD24と共に、データを書き替え可能なDVD等の大容量記憶装置を用いてもよい。
<楽曲データベース/映像データベース>
楽曲データベース24aは、演奏制御データ(MIDI規格のデータ)及び歌詞描出データが同期されて構成される楽曲データについて、楽曲IDと対応付けてそれぞれ構成されたデータベースである。演奏制御データは、各楽曲の演奏を制御するためのデジタルデータであり、歌詞描出データは演奏に同期した歌詞文字の表示タイミングデータ及び色変わりデータを含んでいる。映像データベース24bは、演奏されるカラオケ楽曲に対応した背景映像を、当該カラオケ楽曲の楽曲IDに対応させた映像ファイルとして所定数格納したデータベースである。
<送受信手段>
送受信手段25は、カラオケ本体11とカラオケリモコン装置12との間で、赤外線通信等によるデータの送受信を行うための電子機器及びプログラムからなる。
<利用者別携帯マイク管理手段>
利用者別携帯マイク管理手段26は、取得した利用者IDと各利用者が装着している携帯マイク13のマイクIDとを紐付けして、利用者別携帯マイク管理テーブル23aにて管理するための手段である。なお、図示しないが、利用者IDとマイクIDとの紐付けは、管理者による手動入力により、あるいは管理装置を用いた自動入力により行われる。この際、携帯マイク13にマイクIDを記憶した記憶チップを内蔵しておくことにより、近接無線通信等の手段を用いてマイクIDを読み込むことができる。
あるいは、カラオケ装置10にネットワーク接続された管理サーバ(図示せず)に設けられた利用者データベースに利用者IDに対応する声紋を登録しておき、各携帯マイク13に入力された利用者の音声から声紋を得るプログラムを利用者別携帯マイク管理手段26に備え、カラオケ装置10において取得した利用者IDに対応する声紋を管理サーバより取得し、利用者別携帯マイク管理手段26にて取得した各声紋と照合して、紐付けするよう構成してもよい。
<利用者別携帯マイク管理テーブル>
利用者別携帯マイク管理テーブル23aは、図2に示すように、システムログインした利用者の利用者IDと、当該利用者が装着する携帯マイク13のマイクIDとを紐付けして作成したテーブルである。なお、既にシステムログインした利用者がログアウトした場合、あるいは携帯マイク13の使用を終了した場合には、利用者別携帯マイク管理テーブル23aから該当するデータが消去される。
<予約楽曲管理手段>
予約楽曲管理手段27は、任意の利用者がカラオケ楽曲の予約を行う際に、当該利用者の利用者IDと予約楽曲の楽曲IDとを紐付けして、予約楽曲管理テーブル23bにて管理するためのプログラムからなる。すなわち、予約楽曲管理手段27は予約楽曲管理テーブル23bを作成し、この予約楽曲管理テーブル23bをRAM23に格納して管理する。この際、予約楽曲管理テーブル23bに予約者の利用者IDを含めることにより、予約者を特定することができる。
<予約楽曲管理テーブル>
予約楽曲管理テーブル23bは、図3に示すように、利用者により楽曲検索手段12aの機能を用いて選曲された楽曲IDを演奏順に並べて作成したテーブルである。上述したように、予約者を特定して選曲予約を行う場合には、予約楽曲管理テーブル23bにおいて、楽曲IDと、選曲者の利用者IDとが紐付けられる。さらに、予約楽曲管理テーブル23bを作成する際に、利用者別携帯マイク管理テーブル23aを参照して、利用者IDに対応するマイクIDが存在すれば、当該マイクIDを、楽曲ID及び利用者IDに紐付けして、予約楽曲管理テーブル23bを作成してもよい。
<携帯マイク存在判定手段>
携帯マイク存在判定手段28は、予約楽曲の演奏に際して、当該予約楽曲の楽曲IDに紐付けられた利用者IDが、利用者別携帯マイク管理テーブル23aに存在するか否かを判定するためのプログラムからなる。すなわち、予約されたカラオケ楽曲が演奏される際に、携帯マイク存在判定手段28の機能により、予約楽曲管理テーブル23bにおいて、当該予約楽曲の楽曲IDに利用者IDが紐付けられており、さらに、利用者別携帯マイク管理テーブル23aにおいて、当該利用者IDと紐付けられたマイクIDが存在するか否かを判定する。
なお、楽曲IDに紐付けられた利用者IDが存在するか否かを判定するタイミングとしては、予約楽曲が演奏される適宜のタイミング、例えば演奏が開始される直前のタイミング等とすることができるが、予約楽曲が演奏される数曲前のタイミングにて判定を行ってもよい。
<携帯マイク信号切替手段>
携帯マイク信号切替手段29は、利用者別携帯マイク管理テーブル23aに、予約楽曲の楽曲IDに紐付けられた利用者IDが存在する場合に、当該利用者IDに紐付けられたマイクIDを有する携帯マイク13からの音声信号出力のみをオンとするためのプログラムからなる。
本実施形態では、カラオケ楽曲が演奏されていない場合は、原則として、すべての携帯マイク13からの音声信号出力がオフとなっている。そして、予約楽曲管理テーブル23bにおいて、当該予約楽曲の楽曲IDについて、予約者の利用者IDとマイクIDとを特定することができた場合には、当該利用者IDに紐付けられたマイクIDを有する携帯マイク13からの音声信号出力をオンとして、その他のマイクIDを有する携帯マイク13からの音声信号出力はオフのままとする。これにより、カラオケ楽曲を演奏する際に、当該カラオケ楽曲を予約した利用者の携帯マイク13からの音声信号のみが出力されることになる。
また、本実施形態では、カラオケ楽曲が演奏される際に利用者IDとマイクIDとを特定できた場合に、携帯マイク13からの音声信号出力をオンしているが、予約楽曲が演奏される数曲前に利用者IDとマイクIDを特定しておき、予約楽曲の演奏開始時に携帯マイク13の音声信号をオンしてよい。
なお、例えばデュエット曲のように、複数の利用者が歌唱を行うカラオケ楽曲の場合には、選曲予約を行う際に、楽曲IDに複数の利用者の利用者IDを紐付けて、予約楽曲管理テーブル23bを作成すればよい。これにより、当該予約楽曲の演奏に際して、複数の利用者が装着した携帯マイク13からの音声信号出力をオンとすることができる。
また、携帯マイク信号切替手段29は、上述した機能に加えて、予約楽曲の演奏終了時に、すべての携帯マイク13からの音声信号出力をオフとするように機能させることができる。これにより、カラオケ楽曲の演奏が終了すると、すべての携帯マイク13の音声信号出力が初期状態(オフ)となる。
また、携帯マイク信号切替手段29は、予約楽曲の演奏終了時に、予め指定されたマイクIDを有する携帯マイク13からの音声信号出力のみをオンとし、他のマイクIDを有する携帯マイク13からの音声信号出力をオフとするように機能させることができる。これにより、予約楽曲の演奏が終了すると、例えば、司会者が装着した携帯マイク13の音声信号出力のみをオンとして、他の利用者の音声が邪魔にならずに、円滑に司会進行を行うことができる。
<音楽再生制御手段>
音楽再生制御手段30は、楽曲IDに基づいて演奏データから抽出された演奏制御データに基づいて、音源データをデジタル再生するとともにアナログ変換してミキシングアンプ16に出力するための電子回路である。また、ミキシングアンプ16は、携帯マイク13から入力された歌唱者の歌唱音声信号と、音楽再生制御手段30から送出される演奏音声信号とをミキシングすると共に、アンプ機能により増幅してスピーカ14より出力するための装置である。
<映像再生制御手段>
映像再生制御手段31は、カラオケ楽曲の演奏中に、映像データベース24bから抽出した背景映像データと、演奏データに含まれる歌詞描出データに基づいて作成される歌詞文字とを、当該カラオケ楽曲の演奏データに同期させて表示装置15に出力する。
<楽曲演奏と携帯マイクからの音声信号出力の切替>
本実施形態の携帯マイク13の音声信号出力制御システムでは、図4に示すように、予約楽曲管理テーブル23bに従って、予約されたカラオケ楽曲が順番に演奏される。この際、予約楽曲の演奏開始前に、携帯マイク存在判定手段28の機能により、当該予約楽曲の楽曲IDに紐付けられた利用者IDが、利用者別携帯マイク管理テーブル23aに存在するか否かを判定する。
図4に示す例では、予約楽曲管理テーブル23bにおいて、楽曲ID「*****1」に利用者ID「abc005」が紐付けされており、さらに、利用者別携帯マイク管理テーブル23aにおいて、当該利用者ID「abc005」に紐付けされたマイクID「A****5」が存在している。この場合、当該マイクID「A****5」を有する携帯マイク13の音声信号出力のみをオンとし、他の携帯マイク13の音声信号出力はオフとする。
また、携帯マイク存在判定手段28の機能により、当該予約楽曲の楽曲IDに紐付けられた利用者IDが、利用者別携帯マイク管理テーブル23aに一つも存在しなかった場合には、所定の携帯マイク13の音声信号出力のみをオンとするよう構成してもよい。より具体的には、携帯マイク信号切替手段29は各携帯マイク13からの音声信号入力の有無をそれぞれ検出する検出手段を備え、当該予約楽曲の演奏開始後に音声信号入力が検出された携帯マイク13のうちの所定数、例えば検出の早い順に1または2程度の携帯マイクの音声信号出力のみをオンとすることにより、当該予約楽曲の演奏開始後に誰も歌唱できないという事態を避けることができるとともに、歌唱意欲の高い利用者が歌唱を楽しむことができる。
これにより、利用者ID「abc005」の利用者の存在場所がどこであっても、当該利用者の携帯マイク13(マイクID「A****5」)からの歌唱音声のみが出力されるため、予約楽曲を歌唱すべき利用者のみが歌唱を行うことができ、携帯マイク13の音声信号出力を適切に制御することが可能となる。
そして、当該予約楽曲の演奏が終了すると、すべての携帯マイク13の音声信号出力をオフとするが、この際、予め指定されたマイクID「A****1」を有する携帯マイク13からの音声信号出力のみをオンとする。このマイクID「A****1」を有する携帯マイク13は、例えば、利用者ID「abc001」の司会者が装着した携帯マイク13であり、予約楽曲の演奏が行われていない場合に、司会者の音声を出力することができるので、円滑な司会進行を行うことができる。
<他の実施形態>
本発明のシステム及びその周辺装置を構成する機器や手段は上述したものに限定されず、その利用目的に応じて、必要な機器や手段のみの構成としたり、適宜他の機器や手段を付加したりすることができる。また、各手段をそれぞれ別個のものとして構成するのではなく、複数の機能を統合した手段として構成してもよい。
10 カラオケ演奏装置
11 カラオケ本体
12 カラオケリモコン装置
12a 楽曲検索手段
12b 楽曲索引データベース
12c データ記憶部
12d 入出力表示部
12e カードリーダ
13 携帯マイク
14 スピーカ
15 表示装置
16 ミキシングアンプ
21 中央制御手段
22 ROM
23 RAM
23a 利用者別携帯マイク管理テーブル
23b 予約楽曲管理テーブル
24 HDD
24a 楽曲データベース
24b 映像データベース
25 送受信手段
26 利用者別携帯マイク管理手段
27 予約楽曲管理手段
28 携帯マイク存在判定手段
29 携帯マイク信号切替手段
30 音楽再生制御手段
31 映像再生制御手段
40 IDカード

Claims (4)

  1. カラオケ楽曲の演奏に際し、各利用者が装着した携帯マイクの音声信号出力を当該カラオケ楽曲の予約者に対応させて制御するシステムであって、
    各利用者がシステムログインした際に、各利用者の利用者IDを取得する利用者ID取得手段と、
    前記取得した利用者IDと各利用者が装着している携帯マイクのマイクIDとを紐付けして、利用者別携帯マイク管理テーブルにて管理する利用者別携帯マイク管理手段と、
    任意の利用者がカラオケ楽曲の予約を行う際に、当該利用者の利用者IDと予約楽曲の楽曲IDとを紐付けして、予約楽曲管理テーブルにて管理する予約楽曲管理手段と、
    前記予約楽曲の演奏に際して、当該予約楽曲の楽曲IDに紐付けられた利用者IDが、前記利用者別携帯マイク管理テーブルに存在するか否かを判定する携帯マイク存在判定手段と、
    前記利用者別携帯マイク管理テーブルに、前記予約楽曲の楽曲IDに紐付けられた利用者IDが存在する場合に、当該利用者IDに紐付けられたマイクIDを有する前記携帯マイクからの音声信号出力のみをオンとする携帯マイク信号切替手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯マイクの音声信号出力制御システム。
  2. 前記携帯マイク信号切替手段は、前記予約楽曲の演奏終了時に、すべての携帯マイクからの音声信号出力をオフとする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯マイクの音声信号出力制御システム。
  3. 前記携帯マイク信号切替手段は、前記予約楽曲の演奏終了時に、予め指定されたマイクIDを有する携帯マイクからの音声信号出力のみをオンとし、他のマイクIDを有する携帯マイクからの音声信号出力をオフとする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯マイクの音声信号出力制御システム。
  4. 前記携帯マイク信号切替手段は、さらに前記携帯マイクの音声信号入力をそれぞれ検出する検出手段を備え、
    前記利用者別携帯マイク管理テーブルに、前記予約楽曲の楽曲IDに紐付けられた利用者IDが一つも存在しない場合に、前記携帯マイク信号切替手段は、前記予約楽曲の演奏開始後に前記検出手段により音声信号入力が検出された所定数の携帯マイクからの音声信号出力のみをオンとする、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の携帯マイクの音声信号出力制御システム。
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