JP6829606B2 - カラオケシステム、サーバ装置 - Google Patents

カラオケシステム、サーバ装置 Download PDF

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本発明はカラオケシステム及びサーバ装置に関する。
カラオケ装置には、各種操作入力を行うためのリモコン装置が設けられている。利用者は、リモコン装置を介して楽曲の選曲・予約等を行うことができる。
通常、リモコン装置は、カラオケ装置一台に対して1〜2台等、限られた数しか設けられていない。従って、たとえば大人数でカラオケ歌唱を行う際には、リモコン装置を使用したいときに使用できない場合があった。
そこで、利用者が所有するスマートフォンなどの携帯端末にカラオケ楽曲の予約等を行うための専用のアプリケーションソフトをインストールすることで、携帯端末を介してリモコン装置と同様の操作を行う技術が開発されている。
ところで、このような専用のアプリケーションソフトをインストールできる携帯端末の中には、赤外線通信機能を備えていない機種や、カラオケ装置の赤外線通信方式に対応していない機種などがある。これらの機種でカラオケ楽曲の予約等を行う場合、携帯端末の携帯電話網を介してサーバ経由でカラオケ装置にアクセスする方式を採用しなければならない。このため、携帯端末とカラオケ装置とをペアリングすることが必要となる。
携帯端末とカラオケ装置とのペアリングの方法に関し、特許文献1には、以下のようなカラオケ選曲システムが開示されている。具体的には、カラオケ装置は、キーコードと自己のカラオケ装置IDとを2次元バーコードに変換してカラオケモニタなどに表示させる。当該2次元バーコードを読み取った携帯端末は、カラオケ装置IDとキーコードをメモリに記憶し、利用者の所望する予約楽曲の楽曲IDを携帯端末からサーバ経由でカラオケ装置に送信する際、メモリに記憶しておいたキーコードとカラオケ装置IDを付加して送信する。サーバは、携帯端末から受信したカラオケ装置IDに対応するカラオケ装置に対し、受信したキーコードと楽曲IDを転送する。カラオケ装置は、サーバから受信したキーコードが、自己が発行したキーコードと一致する場合のみ、受信した楽曲IDを予約登録することで携帯端末とカラオケ装置とのペアリングを可能とする。
また、特許文献2には、カラオケ装置の表示画面に当該カラオケ装置固有の識別子(バーコード等)を表示させ、当該識別子を携帯端末で読み込むことにより、サーバ装置を介して携帯端末とカラオケ装置のペアリングを可能とする技術が開示されている。
また、特許文献3には、カラオケ装置から出力されたペアリング用の音響信号を携帯端末で受信することで携帯端末とカラオケ装置のペアリングを可能とする技術が開示されている。
更に、特許文献4には、カラオケ装置から出力されたカラオケ識別情報を携帯端末で受信した後、受信したカラオケ識別情報及び携帯端末の識別情報をカラオケ装置のマイクに入力することにより、携帯端末とカラオケ装置のペアリングを可能とする技術が開示されている。
特開2012−212014号公報 特開2013−037148号公報 特開2016−1282号公報 特開2016−206533号公報
ここで特許文献1〜4の技術においては、カラオケ装置側からペアリング用の識別子や音響信号、カラオケ識別情報を表示または発信する必要があるため煩雑である。また、携帯端末側では提示されたペアリング用の信号を正確に受信する必要がある。
本発明の目的は、携帯端末とカラオケ装置とのペアリングを容易且つ正確に行うことを可能とするサーバ装置及びカラオケシステムを提供することにある。
上記目的を達成するための一の発明は、固有の端末識別情報を有し、利用者それぞれが所有する携帯端末と、固有の装置識別情報を有する複数のカラオケ装置と、前記携帯端末及び前記カラオケ装置と通信可能なサーバ装置とを含むカラオケシステムであって、前記携帯端末は、当該携帯端末を識別するための前記端末識別情報及び当該携帯端末の現在位置を示す第一の位置情報を、前記サーバ装置に送信する第一の送信制御部を有し、前記カラオケ装置は、音声入力するためのマイクと、前記マイクに入力された音声信号に基づく音声データ、及び当該カラオケ装置を識別するための前記装置識別情報を、前記サーバ装置に送信する第二の送信制御部と、を有し、前記サーバ装置は、利用者毎に予め取得された第一の声紋データを当該利用者毎の前記端末識別情報と関連付けて記憶する声紋データ記憶部と、各カラオケ装置の設置位置を示す第二の位置情報を当該各カラオケ装置の装置識別情報に関連付けて記憶する位置情報記憶部と、前記携帯端末から送信された、前記端末識別情報、及び前記第一の位置情報を受信する第一の受信部と、前記カラオケ装置から送信された、前記音声データ、及び前記装置識別情報を受信する第二の受信部と、前記音声データに基づいて第二の声紋データを抽出する声紋抽出部と、前記カラオケ装置から送信された前記装置識別情報と一致する装置識別情報に関連付けられた前記第二の位置情報を前記位置情報記憶部から特定する位置情報特定部と、特定された前記第二の位置情報が示す位置に設置されているカラオケ装置の近傍に位置する携帯端末を前記第一の位置情報に基づいて特定する携帯端末特定部と、特定された前記携帯端末から送信された前記端末識別情報と一致する端末識別情報に関連付けられた前記第一の声紋データを前記声紋データ記憶部から読み出し、前記第二の声紋データと一致または類似する前記第一の声紋データを特定する声紋データ特定部と、特定された前記第一の声紋データに関連付けられている前記端末識別情報と、前記カラオケ装置から送信された前記装置識別情報とを関連付けるペアリング処理部と、を有するカラオケシステムである。
また、上記目的を達成するための他の発明は、固有の端末識別情報を有し、利用者それぞれが所有する携帯端末、及び固有の装置識別情報を有する複数のカラオケ装置と通信可能なサーバ装置であって、利用者毎に予め取得された第一の声紋データを当該利用者毎の前記端末識別情報と関連付けて記憶する声紋データ記憶部と、各カラオケ装置の設置位置を示す第二の位置情報を当該各カラオケ装置の装置識別情報に関連付けて記憶する位置情報記憶部と、前記携帯端末から送信された、当該携帯端末を識別するための端末識別情報、及び当該携帯端末の現在位置を示す第一の位置情報を受信する第一の受信部と、前記カラオケ装置から送信された、マイクに入力された音声信号に基づく音声データ、及び当該カラオケ装置を識別するための装置識別情報を受信する第二の受信部と、前記音声データに基づいて第二の声紋データを抽出する声紋抽出部と、前記カラオケ装置から送信された前記装置識別情報と一致する装置識別情報に関連付けられた前記第二の位置情報を前記位置情報記憶部から特定する位置情報特定部と、特定された前記第二の位置情報が示す位置に設置されているカラオケ装置の近傍に位置する携帯端末を前記第一の位置情報に基づいて特定する携帯端末特定部と、特定された前記携帯端末から送信された前記端末識別情報と一致する端末識別情報に関連付けられた前記第一の声紋データを前記声紋データ記憶部から読み出し、前記第二の声紋データと一致または類似する前記第一の声紋データを特定する声紋データ特定部と、特定された前記第一の声紋データに関連付けられている前記端末識別情報と、前記カラオケ装置から送信された前記装置識別情報とを関連付けるペアリング処理部と、を有するサーバ装置である。
本発明によれば、携帯端末とカラオケ装置とのペアリングを容易且つ正確に行うことができる。
実施形態に係るカラオケシステムの概略を示す図である。 実施形態に係る携帯端末のハードウェア構成例を示す図である。 実施形態に係るカラオケ装置のハードウェア構成例を示す図である。 実施形態に係るサーバ装置のハードウェア構成例を示す図である。 実施形態に係るカラオケシステムの処理を示すフローチャートである。
図1〜図5を参照して、実施形態に係るカラオケシステム1について説明する。
==システム==
カラオケシステムは、固有の端末識別情報を有し、カラオケ装置の利用者それぞれが所有する携帯端末と、固有の装置識別情報を有する複数のカラオケ装置と、携帯端末及びカラオケ装置と通信可能なサーバ装置とを含む。
図1に示すように、本実施形態に係るカラオケシステム1は、6台の携帯端末M1〜M6、2台のカラオケ装置K1、K2、一台のサーバ装置Sを含んでいる。携帯端末M1〜M6は、利用者U1〜U6それぞれが所有している。また、図1では、店舗L1においてカラオケ装置K1が設置されている部屋内に利用者U1〜U3が居り、店舗L2においてカラオケ装置K2が設置されている部屋内に利用者U4〜U6が居る状況を示している。すなわち、携帯端末M1〜M3は、カラオケ装置K1の近傍に位置し、携帯端末M4〜M6は、カラオケ装置K2の近傍に位置する。
携帯端末M1〜M6及びカラオケ装置K1、K2とサーバ装置SとはネットワークNを介して通信可能となっている。ネットワークNは、たとえば公衆電話回線網やインターネット回線である。
端末識別情報は、携帯端末を識別するための情報である。具体的には、SSIDや電話番号等、それぞれの携帯端末固有の情報である。装置識別情報は、カラオケ装置を識別するための情報である。具体的には、専用のIDや番号等、それぞれのカラオケ装置固有の情報である。
==携帯端末==
携帯端末M1〜M6は、一般的なスマートフォン、タブレット端末等である。以下では、携帯端末M1について説明を行うが、他の携帯端末も同様の構成を備える。
図2は携帯端末M1のハードウェア構成例を示す図である。携帯端末M1は、記憶部10、通信部11、操作部12、表示部13、及び制御部14を備える。
記憶部10は、携帯端末に関する各種情報を記憶する。本実施形態において、記憶部10は、少なくとも携帯端末M1を識別するための端末識別情報、及びリモコン用アプリケーションソフトウェア(以下、「リモコン用アプリ」という)を記憶している。リモコン用アプリは「所定のアプリケーションソフトウェア」に相当する。
リモコン用アプリは、カラオケ装置が有するリモコン装置と同様の操作を携帯端末から可能とするためのソフトウェアである。この操作は、リモコン用アプリを実行している携帯端末と、あるカラオケ装置とをペアリングすることにより行うことができるようになる。ペアリングとは、所定の携帯端末と所定のカラオケ装置とが通信可能となるように、サーバ装置で関連付けを行うことをいう。たとえば、携帯端末M1からの操作信号がカラオケ装置K1で受信可能となるように(携帯端末M1からの操作信号に基づいてカラオケ装置K1の操作が行えるように)、サーバ装置Sで携帯端末M1とカラオケ装置K1との関連付けを行うことである。
通信部11は、携帯端末M1とサーバ装置Sとを接続するためのインターフェースを提供する。操作部12は、利用者が各種の操作入力を行うためのボタンやGUIである。表示部13は、各種の情報を表示させる表示画面を提供する。たとえば、表示部13に表示された所定のアイコンを選択することにより、上述のリモコン用アプリが実行される。
制御部14は、携帯端末M1の各種処理を制御する。制御部14はCPUおよびメモリ(いずれも図示無し)を備える。CPUは、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより各種の機能を実現する。本実施形態に係る位置情報取得部14a、及び送信処理部14bは、制御部14のCPUがメモリに記憶されている動作プログラムを実行することにより実現される。動作プログラムは、たとえば、リモコン用アプリにより実行される。
[位置情報取得部]
位置情報取得部14aは、携帯端末の現在位置を示す位置情報を取得する。携帯端末の現在位置を示す位置情報は、「第一の位置情報」に相当する。
位置情報の取得は、公知の手法を用いて行うことができる。たとえば、位置情報取得部14aは、携帯端末M1が備えるGPS機能を利用して位置情報を取得する。或いは、位置情報取得部14aは、複数基地局測位方式(AFLT)を利用して位置情報を取得したり、Wi−Fi(登録商標)のアクセスポイントを利用して位置情報を取得してもよい。
[送信処理部]
送信処理部14bは、所定のアプリケーションソフトウェアが実行された場合、通信部11を介して、携帯端末を識別するための端末識別情報及び携帯端末の現在位置を示す第一の位置情報を、サーバ装置Sに送信する。通信部11及び送信処理部14bは「第一の送信制御部」に相当する。
本実施形態において、送信処理部14bは、リモコン用アプリが実行された場合、通信部11を介して、記憶部10から読み出した携帯端末M1の端末識別情報、及び位置情報取得部14aによって取得された携帯端末M1の現在位置を示す位置情報をサーバ装置Sに送信する。
なお、本実施形態では、リモコン用アプリが実行された場合に、端末識別情報等を送信する例について述べたがこれに限られない。たとえば、携帯端末M1を介してWebサーバが提供する所定のサイトにアクセスした場合(ログインした場合)に、端末識別情報等を送信するようにしてもよい。
==カラオケ装置==
カラオケ装置は、カラオケ楽曲の演奏、及び利用者がカラオケ歌唱を行うための装置である。以下では、カラオケ装置K1について説明を行うが、他のカラオケ装置も同様の構成を備える。
図3に示すように、カラオケ装置K1は、カラオケ本体20、スピーカ30、表示装置40、マイク50、及びリモコン装置60を備える。
スピーカ30はカラオケ本体20からの放音信号に基づいて放音するための構成である。表示装置40はカラオケ本体20からの信号に基づいて映像や画像を画面に表示するための構成である。マイク50は利用者の音声をカラオケ本体20に入力するための構成である。図3では一のマイク50のみを示しているが、一のカラオケ装置において複数のマイクが設けられていてもよい。リモコン装置60は、カラオケ本体20に対する各種操作をおこなうための装置である。利用者はリモコン装置60を用いてカラオケ歌唱を希望する楽曲の選曲(予約)等を行うことができる。リモコン装置60の表示画面には各種操作の指示入力を行うためのアイコン等が表示される。なお、本実施形態におけるカラオケシステム1は、たとえば、携帯端末M1がリモコン装置60と同様の各種操作を行うことを可能とする。
カラオケ本体20は、選択されたカラオケ楽曲の演奏制御、歌詞や背景映像等の表示制御、マイク50を通じて入力された音声信号の処理といった、カラオケ歌唱に関する各種の制御を行う。図3に示すように、カラオケ本体20は、制御部21、通信部22、記憶部23、音響処理部24、表示処理部25及び操作部26を備える。各構成はインターフェース(図示なし)を介してバスBに接続されている。
(制御部)
制御部21は、カラオケ装置K1の各種処理を制御する。制御部21は、CPUおよびメモリ(いずれも図示無し)を備える。CPUは、メモリに記憶された動作プログラムを実行することにより各種の制御機能を実現する。本実施形態に係る送信処理部21aは、制御部21のCPUがメモリに記憶されている動作プログラムを実行することにより実現される。
[送信処理部]
送信処理部21aは、通信部22を介して、マイク50に入力された音声信号に基づく音声データ、及びカラオケ装置を識別するための装置識別情報を、サーバ装置Sに送信する。通信部22及び送信処理部21aは「第二の送信制御部」に相当する。
本実施形態において、送信処理部21aは、通信部22を介して、マイク50に入力されたある利用者の音声信号に基づく音声データ、及びカラオケ装置K1を識別するための装置識別情報をサーバ装置Sに送信する。装置識別情報は、記憶部23に記憶されている。
(通信部)
通信部22は、ルーター(図示なし)を介してカラオケ本体20を通信回線に接続するためのインターフェースを提供する。
(記憶部)
記憶部23は、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置であり、たとえばハードディスクドライブなどである。記憶部23は、カラオケ装置K1によりカラオケ演奏を行うための複数の楽曲データを記憶する。
(音響処理部、表示処理部、操作部)
音響処理部24は、制御部21の制御に基づき、カラオケ楽曲に対する演奏の制御およびマイク50を通じて入力された歌唱音声信号の処理を行う。表示処理部25は、制御部21の制御に基づき、表示装置40やリモコン装置60における各種表示に関する処理を行う。操作部26は、パネルスイッチおよびリモコン受信回路などからなり、歌唱者によるカラオケ装置K1のパネルスイッチあるいはリモコン装置60の操作に応じて選曲信号、演奏中止信号などの操作信号を制御部21に対して出力する。制御部21は、操作部26からの操作信号を検出し、対応する処理を実行する。
==サーバ装置==
サーバ装置Sは、カラオケ装置に関する各種情報を管理したり、カラオケ装置や携帯端末から送信される情報処理を行うコンピュータである。図4はサーバ装置Sのハードウェア構成例を示す図である。サーバ装置Sは、記憶部70、通信部80及び制御部90を備える。
(記憶部)
記憶部70は、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置である。記憶部70は、たとえば、カラオケ装置によりカラオケ演奏を行うための楽曲データ、歌詞テロップデータ、及び背景画像データ等を記憶する。各楽曲に対しては、固有の識別子(楽曲ID)が付与されている。サーバ装置Sから各カラオケ装置に対して楽曲データ等を配信することにより、各カラオケ装置において対応する楽曲のカラオケ演奏が可能となる。
本実施形態において、記憶部70の記憶領域の一部は、声紋データ記憶部70a及び位置情報記憶部70bとして提供される。
[声紋データ記憶部]
声紋データ記憶部70aは、利用者毎に予め取得された第一の声紋データを利用者毎の端末識別情報と関連付けて記憶する。
本実施形態において、サーバ装置Sを介して携帯端末とカラオケ装置のペアリングを行う際には、利用者の声紋データ及び当該利用者の携帯端末を識別するための端末識別情報が必要となる。声紋データ記憶部70aは、それらの情報を予め関連付けて記憶しておくことができる。
ペアリングを行う前に、利用者は自己の利用者IDを入力してカラオケシステム1にログインを行い、予め自己の声紋データの登録を行っておくことを要する。声紋データは、後述のように、カラオケ装置が備えるマイク50を介して入力された音声信号に基づく音声データを用いてサーバ装置S側で取得することができる。また、利用者は、リモコン装置60等を介して、自己の所有する携帯端末を識別するための情報を入力する。カラオケ装置は、音声データと入力された端末識別情報とを関連付けてサーバ装置Sに送信する。声紋データ記憶部70aは、受信した音声データに基づく声紋データ及び端末識別情報を利用者IDと関連付けて記憶する。このように、予め取得された声紋データは、「第一の声紋データ」に相当する。この例において、声紋データ記憶部70aは、利用者U1〜U6それぞれの声紋データV´1〜V´6をそれぞれが所有する携帯端末の端末識別情報m1〜m6と関連付けて、予め記憶しているものとする。
[位置情報記憶部]
位置情報記憶部70bは、各カラオケ装置の設置位置を示す第二の位置情報を当該各カラオケ装置の装置識別情報に関連付けて記憶する。
位置情報は、たとえばGPS機能で使用できるXYZの三次元座標値である。装置識別情報は、上述の通り、各カラオケ装置を識別するための固有の情報である。
たとえば、新しいカラオケ装置を開局処理した後、作業者は、当該カラオケ装置を識別するための装置識別情報と当該カラオケ装置の設置位置を示す位置情報を併せてサーバ装置Sに送信する。位置情報記憶部70bは、受信した装置識別情報と位置情報とを関連付けて記憶する。この場合におけるカラオケ装置の位置情報は「第二の位置情報」に相当する。また、本実施形態において、カラオケ装置K1の識別情報は装置識別情報KD1で示され、カラオケ装置K1が設置されている位置は位置情報p1で示されるとする。
(通信部)
通信部80は、サーバ装置Sと、各携帯端末または各カラオケ装置とを接続するためのインターフェースを提供する。
(制御部)
制御部90は、サーバ装置Sにおける各種の制御を行う。制御部90はCPUおよびメモリ(いずれも図示無し)を備える。CPUは、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより各種の機能を実現する。本実施形態に係る端末側受信部90a、カラオケ装置側受信部90b、声紋抽出部90c、位置情報特定部90d、携帯端末特定部90e、声紋データ特定部90f、及びペアリング処理部90gは、制御部90のCPUがメモリに記憶されている動作プログラムを実行することにより実現される。
[端末側受信部]
端末側受信部90aは、携帯端末から送信された、当該携帯端末を識別するための端末識別情報、及び当該携帯端末の現在位置を示す第一の位置情報を受信する。
たとえば、図1に示した携帯端末M1〜携帯端末M6それぞれにおいて、リモコン用アプリが実行されたとする。この場合、端末側受信部90aは、通信部80を介して、各携帯端末から送信された端末識別情報、及び各携帯端末の位置情報を取得する。リモコン用アプリを実行している携帯端末は、カラオケ装置とのペアリングを要求している。従って、サーバ装置Sは、カラオケ装置と携帯端末のペアリングを行うために、以下の処理を実行する。通信部80及び端末側受信部90aは、「第一の受信部」に相当する。また、この例において、端末側受信部90aは、携帯端末M1〜M6それぞれから端末識別情報m1〜m6及び位置情報P1〜P6を受信したものとする。
[カラオケ装置側受信部]
カラオケ装置側受信部90bは、カラオケ装置から送信された、マイク入力された音声信号に基づく音声データ、及び当該カラオケ装置を識別するための装置識別情報を受信する。
たとえば、図1に示したカラオケ装置K1において、利用者U1がマイク50を介して音声の入力を行ったとする。この場合、カラオケ装置側受信部90bは、通信部80を介して、カラオケ装置K1から送信された利用者U1の音声データv1、及びカラオケ装置K1を識別するための装置識別情報KD1を受信する。通信部80及びカラオケ装置側受信部90bは、「第二の受信部」に相当する。
[声紋抽出部]
声紋抽出部90cは、音声データに基づいて第二の声紋データを抽出する。音声データから声紋データを抽出する方法については、公知の手法を用いることができる。
本実施形態において、カラオケ装置K1から送信された音声データに基づく声紋データは、カラオケ装置K1と音声入力を行った利用者の所有する携帯端末とをペアリングするために使用される。
たとえば、図1の例において、利用者U1が、自己の所有する携帯端末M1からカラオケ装置K1に対して操作入力を行いたいと考えたとする。この場合、利用者U1は、カラオケ本体20に設けられたペアリングボタンを選択した後、カラオケ装置K1のマイク50から音声信号の入力を行う。送信処理部21aは、通信部22を介して、マイク50に入力された音声信号に基づく音声データv1をサーバ装置Sに送信する。カラオケ装置側受信部90bは、カラオケ装置K1から送信された、音声データv1を受信する。声紋抽出部90cは、受信した利用者U1の音声データを解析し、利用者U1の声紋データV1を抽出する。このように、声紋抽出部90cで抽出された声紋データは、「第二の声紋データ」に相当する。
なお、本実施形態のようにペアリングボタンを押下する方法ではなく、特定のキーワードが音声入力された場合に、声紋抽出部90cが声紋データを抽出する処理を実行することでもよい。この場合、ペアリングボタンを選択する手間を省くことができる。
[位置情報特定部]
位置情報特定部90dは、カラオケ装置から送信された装置識別情報と一致する装置識別情報に関連付けられた第二の位置情報を位置情報記憶部70bから特定する。
たとえば、上記例のように、カラオケ装置側受信部90bはカラオケ装置K1から送信された装置識別情報KD1を受信したとする。この場合、位置情報特定部90dは、位置情報記憶部70bにおいて、装置識別情報KD1と同じ装置識別情報を抽出する。そして、位置情報特定部90dは、抽出した装置識別情報に関連付けられている第二の位置情報(位置情報p1)を特定する。
[携帯端末特定部]
携帯端末特定部90eは、特定された第二の位置情報が示す位置に設置されているカラオケ装置の近傍に位置する携帯端末を第一の位置情報に基づいて特定する。
本実施形態に係るカラオケシステム1において、カラオケ装置と携帯端末のペアリングを行う場合、まず位置情報を用いてペアリングを行う携帯端末の絞り込みを行う。
上記例において、リモコン用アプリを実行している携帯端末は6台存在する。一方、本実施形態に係るカラオケシステム1において、ペアリングは、携帯端末でリモコン用アプリを実行しつつ、ペアリングを希望するカラオケ装置で音声の入力を行うことにより行われる。そこで、カラオケシステム1は、まずカラオケ装置K1の位置情報及び携帯端末から送信された当該携帯端末の位置情報を参照して、携帯端末の絞り込みを行う。カラオケ装置の位置情報は、位置情報特定部90dにより特定されたものを用いる。上述の通り、カラオケ装置K1の位置は、位置情報p1で特定される。
すなわち、携帯端末特定部90eは、カラオケ装置K1の位置情報p1と携帯端末M1〜M6それぞれの位置情報P1〜P6を比較する。そして、携帯端末特定部90eは、位置情報p1と同一または所定の閾値以内の位置情報を持つ携帯端末(この例では、携帯端末M1〜M3)を特定する。
[声紋データ特定部]
声紋データ特定部90fは、特定された携帯端末から送信された端末識別情報と一致する端末識別情報に関連付けられた第一の声紋データを声紋データ記憶部70aから読み出し、第二の声紋データと一致または類似する第一の声紋データを特定する。
本実施形態に係るカラオケシステム1は、声紋データを用いて、位置情報により絞り込みを行った携帯端末の中からペアリングを行う一の携帯端末を特定する。
上記例において、声紋データ特定部90fは、特定された携帯端末M1〜M3の端末識別情報m1〜m3と一致する端末識別情報に関連付けられている声紋データV´1〜V´3を声紋データ記憶部70aから読み出す。上述の通り、声紋データ記憶部70aは、携帯端末を所有する利用者の声紋データを端末識別情報と関連付けられて記憶している。よって、携帯端末の端末識別情報を用いることにより、利用者毎の声紋データを特定することが可能となる。
次に、声紋データ特定部90fは、カラオケ装置K1から受信した音声データv1に基づく声紋データV1と一致または類似する声紋データを声紋データV´1〜V´3の中から特定する。この例では、声紋データV1と声紋データV´1は同じ利用者U1の音声に基づくものである。従って、声紋データ特定部90fは、声紋データV1と一致する声紋データとして声紋データV´1を特定することができる。
[ペアリング処理部]
ペアリング処理部90gは、特定された第一の声紋データに関連付けられている端末識別情報と、カラオケ装置から送信された装置識別情報とを関連付ける。
上記例において、ペアリング処理部90gは、声紋データ特定部90fで特定された声紋データV´1に関連付けられている端末識別情報m1と、声紋データV1の元となる音声データv1と共にカラオケ装置K1から送信された装置識別情報KD1とを関連付ける。このような処理により、携帯端末M1とカラオケ装置K1とのペアリングがなされる。ペアリング処理部90gにより関連付けられた端末識別情報m1と装置識別情報KD1は、たとえば、記憶部70のペアリングテーブルに記憶される。
ペアリングがなされた後、携帯端末M1からカラオケ装置K1に対する各種操作が可能となる。たとえば、携帯端末M1で楽曲Bの予約操作が行われたとする。携帯端末M1は、端末識別情報m1と楽曲Bの楽曲IDをサーバ装置Sに送信する。端末識別情報及び楽曲IDを受信した場合、サーバ装置Sは、記憶部70に記憶されているペアリングテーブルを参照し、受信した端末識別情報m1に関連付けられている装置識別情報KD1に対応するカラオケ装置K1に対し、受信した楽曲IDを転送する。カラオケ装置K1は、サーバ装置Sから受信した楽曲IDを予約待ち行列に登録する。
なお、位置情報により絞り込まれた携帯端末が1台しか存在しない場合、声紋データの特定処理を行うことなく、ペアリング処理部90gは、当該携帯端末の端末識別情報と、カラオケ装置から送信された装置識別情報とを関連付けてもよい。
==カラオケシステムにおける処理について==
次に、図5を参照して本実施形態に係るカラオケシステム1における処理の具体例について述べる。図5は、カラオケシステム1における処理例を示すフローチャートである。この例では、図1に示した携帯端末M1とカラオケ装置K1がペアリングする場合の例について述べる。
携帯端末M1は、利用者U1からの指示入力に基づき、リモコン用アプリを実行する(アプリの実行。ステップ10)。なお、ここでは、携帯端末M2〜M6においてもリモコン用アプリが実行されているとする。
S10の後、送信処理部14bは、通信部12を介して、記憶部10から読み出した携帯端末M1の端末識別情報、及び位置情報取得部14aによって取得された携帯端末M1の現在位置を示す位置情報を、サーバ装置Sに送信する(端末識別情報及び位置情報の送信。ステップ11)。
端末側受信部90aは、通信部80を介し、携帯端末M1から送信された、端末識別情報、及び位置情報を受信する(端末識別情報及び位置情報の受信。ステップ12)。同様に端末側受信部90aは、通信部80を介し、携帯端末M2〜M6からも同様の情報を受信する。
一方、利用者U1は、カラオケ装置K1とのペアリングのため、カラオケ装置K1において、マイク50から音声信号を入力する(音声信号の入力。ステップ13)。
送信処理部21aは、通信部22を介して、ステップ13で入力された音声信号に基づく音声データv1、及びカラオケ装置K1を識別するための装置識別情報KD1を、サーバ装置Sに送信する(音声データ及び装置識別情報の送信。ステップ14)。
カラオケ装置側受信部90bは、通信部80を介し、カラオケ装置K1から送信された、音声データv1及び装置識別情報KD1を受信する(音声データ及び装置識別情報の受信。ステップ15)。
声紋抽出部90cは、ステップ15で受信した音声データv1に基づいて利用者U1の声紋データV1を抽出する(声紋データの抽出。ステップ16)。
位置情報特定部90dは、ステップ15で受信した装置識別情報KD1と一致する装置識別情報に関連付けられた第二の位置情報を位置情報記憶部70bから特定する(位置情報の特定。ステップ17)。
携帯端末特定部90eは、ステップ17で特定された第二の位置情報が示す位置に設置されているカラオケ装置K1の近傍に位置する携帯端末を第一の位置情報に基づいて特定する(携帯端末の特定。ステップ18)。この例では、携帯端末M1〜M3が特定されたとする。
声紋データ特定部90fは、ステップ18で特定された携帯端末から送信された端末識別情報と一致する端末識別情報に関連付けられた第一の声紋データを声紋データ記憶部70aから読み出し、ステップ16で抽出した声紋データV1と一致または類似する声紋データを特定する(声紋データの特定。ステップ19)。この例では、利用者U1の声紋データが特定されたとする。
ペアリング処理部90gは、ステップ19で特定された声紋データに関連付けられている端末識別情報と、ステップ15で受信した装置識別情報KD1とを関連付ける(ペアリング。ステップ20)。
このように、本実施形態に係るカラオケシステム1によれば、携帯端末は、当該携帯端末を識別するための端末識別情報及び当該携帯端末の現在位置を示す第一の位置情報をサーバ装置に送信する。また、カラオケ装置は、マイクに入力された音声信号に基づく音声データ、及び当該カラオケ装置を識別するための装置識別情報をサーバ装置に送信する。
一方、サーバ装置は、受信した音声データに基づいて第二の声紋データを抽出し、受信した装置識別情報に基づいて第二の位置情報を特定し、特定された第二の位置情報が示す位置に設置されているカラオケ装置の近傍に位置する携帯端末を第一の位置情報に基づいて特定する。そして、サーバ装置は、特定された携帯端末から送信された端末識別情報と一致する端末識別情報に関連付けられた第一の声紋データを読み出し、第二の声紋データと一致または類似する第一の声紋データを特定し、特定された第一の声紋データに関連付けられている端末識別情報と、カラオケ装置から送信された装置識別情報とを関連付ける。
このように、本実施形態に係るカラオケシステム1によれば、カラオケ装置が備えるマイクを利用してペアリングの対象となる携帯端末及びカラオケ装置を特定することができる。従って、カラオケ装置からペアリング用の信号等を提供する必要が無いため、ペアリングを容易に行うことができる。また、カラオケ装置が設置されている場所は、音声以外の雑音(たとえば、他の利用者の会話、歌唱音、演奏音)が多いところ、マイクを介して音声入力を行うことにより、ペアリング用の音声を確実に入力することができる。また、一の声紋データに対し、類似する声紋データが存在する可能性がある。一方、本実施形態に係るカラオケシステム1は、声紋データの特定にあたり、声紋データだけでなく、携帯端末の位置情報を用いる。このように、複数の情報を用いてペアリングを行うことにより、類似する声紋データを特定する可能性を低減できるため、ペアリング対象となる装置を確実に特定できる。
すなわち、本実施形態に係るカラオケシステムによれば、携帯端末とカラオケ装置とのペアリングを容易且つ正確に行うことができる。
<その他>
上記実形態では、声紋抽出部90cがサーバ装置S側にある例について説明した。一方、各カラオケ装置が声紋抽出部を有する構成であってもよい。この場合、送信処理部21aは、抽出された声紋データ、及び装置識別情報をサーバ装置Sに送信する。
また、カラオケ装置の位置情報である「第二の位置情報」は、カラオケ装置を開局処理した時に、装置識別情報と位置情報を予め関連付けて記憶するように説明した。一方、カラオケ装置に位置情報を記憶させておき、カラオケ装置から音声データ及び装置識別別情報を送信する時に、当該位置情報を併せて送信してもよい。
上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。上記の構成は、適宜組み合わせて実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 カラオケシステム
M1〜M6 携帯端末
K1、K2 カラオケ装置
S サーバ装置
14b、21a 送信処理部
70a 声紋データ記憶部
70b 位置情報記憶部
90a 端末側受信部
90b カラオケ装置側受信部
90c 声紋抽出部
90d 位置情報特定部
90e 携帯端末特定部
90f 声紋データ特定部
90g ペアリング処理部

Claims (2)

  1. 固有の端末識別情報を有し、利用者それぞれが所有する携帯端末と、固有の装置識別情報を有する複数のカラオケ装置と、前記携帯端末及び前記カラオケ装置と通信可能なサーバ装置とを含むカラオケシステムであって、
    前記携帯端末は、
    当該携帯端末を識別するための前記端末識別情報及び当該携帯端末の現在位置を示す第一の位置情報を、前記サーバ装置に送信する第一の送信制御部を有し、
    前記カラオケ装置は、
    音声入力するためのマイクと、
    前記マイクに入力された音声信号に基づく音声データ、及び当該カラオケ装置を識別するための前記装置識別情報を、前記サーバ装置に送信する第二の送信制御部と、
    を有し、
    前記サーバ装置は、
    利用者毎に予め取得された第一の声紋データを当該利用者毎の前記端末識別情報と関連付けて記憶する声紋データ記憶部と、
    各カラオケ装置の設置位置を示す第二の位置情報を当該各カラオケ装置の装置識別情報に関連付けて記憶する位置情報記憶部と、
    前記携帯端末から送信された、前記端末識別情報、及び前記第一の位置情報を受信する第一の受信部と、
    前記カラオケ装置から送信された、前記音声データ、及び前記装置識別情報を受信する第二の受信部と、
    前記音声データに基づいて第二の声紋データを抽出する声紋抽出部と、
    前記カラオケ装置から送信された前記装置識別情報と一致する装置識別情報に関連付けられた前記第二の位置情報を前記位置情報記憶部から特定する位置情報特定部と、
    特定された前記第二の位置情報が示す位置に設置されているカラオケ装置の近傍に位置する携帯端末を前記第一の位置情報に基づいて特定する携帯端末特定部と、
    特定された前記携帯端末から送信された前記端末識別情報と一致する端末識別情報に関連付けられた前記第一の声紋データを前記声紋データ記憶部から読み出し、前記第二の声紋データと一致または類似する前記第一の声紋データを特定する声紋データ特定部と、
    特定された前記第一の声紋データに関連付けられている前記端末識別情報と、前記カラオケ装置から送信された前記装置識別情報とを関連付けることにより、前記携帯端末を介して前記カラオケ装置のリモコン装置と同様の操作を可能とするペアリング処理部と、
    を有するカラオケシステム。
  2. 固有の端末識別情報を有し、利用者それぞれが所有する携帯端末、及び固有の装置識別情報を有する複数のカラオケ装置と通信可能なサーバ装置であって、
    利用者毎に予め取得された第一の声紋データを当該利用者毎の前記端末識別情報と関連付けて記憶する声紋データ記憶部と、
    各カラオケ装置の設置位置を示す第二の位置情報を当該各カラオケ装置の装置識別情報に関連付けて記憶する位置情報記憶部と、
    前記携帯端末から送信された、当該携帯端末を識別するための端末識別情報、及び当該携帯端末の現在位置を示す第一の位置情報を受信する第一の受信部と、
    前記カラオケ装置から送信された、マイクに入力された音声信号に基づく音声データ、及び当該カラオケ装置を識別するための装置識別情報を受信する第二の受信部と、
    前記音声データに基づいて第二の声紋データを抽出する声紋抽出部と、
    前記カラオケ装置から送信された前記装置識別情報と一致する装置識別情報に関連付けられた前記第二の位置情報を前記位置情報記憶部から特定する位置情報特定部と、
    特定された前記第二の位置情報が示す位置に設置されているカラオケ装置の近傍に位置する携帯端末を前記第一の位置情報に基づいて特定する携帯端末特定部と、
    特定された前記携帯端末から送信された前記端末識別情報と一致する端末識別情報に関連付けられた前記第一の声紋データを前記声紋データ記憶部から読み出し、前記第二の声紋データと一致または類似する前記第一の声紋データを特定する声紋データ特定部と、
    特定された前記第一の声紋データに関連付けられている前記端末識別情報と、前記カラオケ装置から送信された前記装置識別情報とを関連付けることにより、前記携帯端末を介して前記カラオケ装置のリモコン装置と同様の操作を可能とするペアリング処理部と、
    を有するサーバ装置。
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