JP7061521B2 - カラオケシステム、サーバ装置 - Google Patents

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Description

本発明はカラオケシステム、及びサーバ装置に関する。
現在のカラオケシステムは、カラオケ装置に付属するリモコン装置や、各利用者が所有するスマートフォン等を介してログインすることができる。カラオケシステムにログインを行うことにより、自身の十八番楽曲の登録や採点結果の記録、或いは過去の採点履歴の閲覧といった様々なサービスを受けることができる。
また、特許文献1には、カラオケシステムにログインした利用者がカラオケ歌唱を行った場合に、入力された歌唱音声デジタルデータから声紋を解析し、解析された声紋に基づいて、顧客DBに登録された声紋情報を参照して少なくとも対応する歌唱者の利用者IDを取得し、歌唱時の採点データを、取得した利用者IDに対応させて記憶する技術が開示されている。この技術を用いることにより、たとえば、楽曲の予約を行った利用者とカラオケ歌唱を行った利用者が異なる場合であっても、カラオケ歌唱を行った利用者の採点履歴として、歌唱時の採点データを記憶させることができる。
特開2008-164966号公報
ところで、カラオケシステムにログインする操作を面倒に感じる利用者もいる。このような利用者は、カラオケシステムにログインしないままカラオケ歌唱を行う場合も多い。この場合、カラオケシステムが提供する様々なサービスを利用することができない。そのため、たまたま良い採点結果が得られた場合であっても、自分の採点履歴として記録することができない等の問題が生じる。
本発明の目的は、利用者がログインせずにカラオケ歌唱を行った場合、当該利用者をカラオケシステムに自動的にログインさせることが可能なサーバ装置及びカラオケシステムを提供することにある。
上記目的を達成するための一の発明は、サーバ装置及びカラオケ装置を有するカラオケシステムであって、前記カラオケ装置は、ある利用者がカラオケ歌唱を開始したことを契機として当該ある利用者の歌唱音声から声紋データを抽出する抽出部と、抽出した声紋データをサーバ装置に送信する送信処理部と、を有し、前記サーバ装置は、予め取得した各利用者の声紋データ、各利用者のカラオケ歌唱に関する利用者情報、及び各利用者のカラオケシステムに対するログイン状況を記録する情報記録部と、前記情報記録部に記録されている複数の声紋データの中に、前記抽出部により抽出された当該ある利用者の声紋データと一致するデータがあるかどうか、及び当該ある利用者がカラオケシステムにログインしているかどうかを判定する判定部と、前記ある利用者の声紋データと一致するデータが前記複数の声紋データの中にあると判定された場合、且つ当該ある利用者がカラオケシステムにログインしていない場合、当該ある利用者のカラオケシステムへのログインを行うログイン処理部と、を有するカラオケシステムである。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、利用者がログインせずにカラオケ歌唱を行った場合、当該利用者をカラオケシステムに自動的にログインさせることができる。
実施形態に係るカラオケシステムの概略を示す図である。 実施形態に係るカラオケ装置を示す図である。 実施形態に係るサーバ装置を示す図である。 実施形態に係るサーバ装置が記憶する情報を示す図である。 実施形態に係るリモコン装置を示す図である。 実施形態に係るカラオケシステムの処理を示すフローチャートである。 実施形態に係るカラオケシステムの処理を示すフローチャートである。
<実施形態>
図1~図6Bを参照して、実施形態に係るカラオケシステムについて説明する。
==カラオケシステム==
図1に示すように、本実施形態に係るカラオケシステム1は、サーバ装置S、カラオケ装置K、及びカラオケ装置Kに付属するリモコン装置Rを含む。なお、図1では、一のカラオケ装置及びリモコン装置を示しているが、カラオケ装置及びリモコン装置は複数設けられていてもよい。
サーバ装置Sは、カラオケ装置K及びリモコン装置Rを管理する。サーバ装置Sと、カラオケ装置K及びリモコン装置Rとは、ネットワークNを介して通信可能となっている。ネットワークNは、たとえば公衆電話回線網やインターネット回線等の伝送路である。
カラオケ装置Kは、楽曲のカラオケ演奏、及び利用者がカラオケ歌唱を行うための装置である。また、カラオケ装置Kは、利用者のカラオケ歌唱を採点する機能等、一般的なカラオケ装置が備える各種機能を有する。リモコン装置Rは、カラオケ装置Kに対して各種操作をおこなうための装置である。利用者はリモコン装置Rを用いてカラオケ歌唱を希望する楽曲の検索や選曲(予約)等を行うことができる。リモコン装置Rの表示画面には各種操作の指示入力を行うためのアイコン等が表示される。なお、カラオケ装置K及びリモコン装置Rは予めペアリングされている。あるカラオケ装置に対してどのリモコン装置がペアリングされているかは、サーバ装置Sにて管理されている。
==カラオケ装置==
図2に示すように、カラオケ装置Kは、カラオケ本体10、スピーカ20、表示装置30、マイク40を備える。
スピーカ20はカラオケ本体10からの放音信号に基づいて放音するための構成である。表示装置30はカラオケ本体10からの信号に基づいて映像や画像を画面に表示するための構成である。マイク40は利用者の歌唱音声(マイク40への入力音声)をアナログの音声信号に変換してカラオケ本体10に入力するための構成である。
カラオケ本体10は、リモコン装置R等を介して選曲された楽曲の予約やカラオケ演奏制御、歌詞や背景映像等の表示制御、マイク40を通じて入力された音声信号の処理といった、カラオケ歌唱に関する各種の制御を行う。図2に示すように、カラオケ本体10は、制御部11、通信部12、記憶部13、音響処理部14、表示処理部15、及び操作部16を備える。各構成はインターフェース(図示なし)を介してバスBに接続されている。
[制御部]
制御部11は、CPUおよびメモリ(いずれも図示なし)を備える。CPUは、メモリに記憶された動作プログラムを実行することにより各種の制御機能を実現する。メモリは、CPUに実行されるプログラムを記憶したり、プログラムの実行時に各種情報を一時的に記憶したりする記憶装置である。本実施形態において、制御部11は、抽出部11a及び送信処理部11bとして機能する。
(抽出部)
抽出部11aは、ある利用者がカラオケ歌唱を開始したことを契機として当該ある利用者の歌唱音声から声紋データを抽出する。
抽出部11aは、マイク40に入力された歌唱音声の入力時間、周波数、強度に基づいて、声紋データを抽出する。歌唱音声から声紋データを抽出する具体的な手法は、公知の手法を用いることができる。
たとえば、利用者U1~利用者U3の3名でカラオケ装置Kを利用しているとする。この場合、抽出部11aは、各利用者がカラオケ歌唱をした際に得られる歌唱音声から声紋データを抽出する。
(送信処理部)
送信処理部11bは、抽出した声紋データを速やかにサーバ装置Sに送信する。なお、送信処理部11にて声紋データをサーバ装置Sに送信する際は、声紋データと共にカラオケ本体10の識別番号を紐づけて送信する。
[通信部・記憶部]
通信部12は、ルーター(図示なし)を介してカラオケ本体10を通信回線に接続するためのインターフェースを提供する。記憶部13は、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置であり、たとえばハードディスクドライブなどである。たとえば、記憶部13は、カラオケ装置Kにおいてカラオケ演奏を行うための複数の楽曲(楽曲データ)を記憶する。
[音響処理部・表示処理部]
音響処理部14は、制御部11の制御に基づき、楽曲に対するカラオケ演奏の制御およびマイク40を通じて入力された歌唱音声信号の処理を行う。表示処理部15は、制御部11の制御に基づき、表示装置30における各種表示に関する処理を行う。たとえば、表示処理部15は、カラオケ演奏時における背景映像に歌詞テロップや各種アイコンが重ねられた映像を表示装置30に表示させる。
[操作部]
操作部16は、パネルスイッチおよびリモコン受信回路などからなり、利用者によるカラオケ装置Kのパネルスイッチあるいはリモコン装置Rの操作に応じて選曲信号、演奏中止信号などの操作信号を制御部11に対して出力する。制御部11は、操作部16からの操作信号を検出し、対応する処理を実行する。
==サーバ装置==
図3はサーバ装置Sのハードウェア構成例を示す図である。サーバ装置Sは、記憶部50、通信部51、及び制御52を備える。各構成はインターフェース(図示なし)を介してバスBに接続されている。
[記憶部]
記憶部50は、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置である。本実施形態に係る記憶部50の記憶領域の一部は、情報記録部50aとして機能する。
(情報記録部)
情報記録部50aは、予め取得した各利用者の声紋データ、各利用者のカラオケ歌唱に関する利用者情報、及び各利用者のカラオケシステムに対するログイン状況を記録する。
声紋データは、カラオケシステム1に初めてログインする際、利用者IDやニックネーム等の設定と併せて予め取得したものである。利用者情報は、たとえば、カラオケ歌唱に基づく歌唱履歴(歌唱した楽曲名、アーティスト名、歌唱日時等)や採点履歴といった履歴情報、利用者が登録した十八番楽曲、利用者が設定したニックネームやアバター等の基本情報、或いは代替予約の可否等である。
代替予約とは、たとえば、利用者U1~利用者U3でカラオケ装置Kを利用している場合に、利用者U1または利用者U2が利用者U3に歌唱して欲しい楽曲を予約するための手段である。具体的には、利用者U1が楽曲Xを選曲した後、利用者U3のニックネームを指定した場合、カラオケ装置Kは、選曲した楽曲Xの楽曲IDと利用者U3の利用者IDの紐付けを行う。楽曲Xのカラオケ歌唱終了後、カラオケ装置Kは、楽曲Xの楽曲名、歌唱日時、採点結果等の情報をサーバ装置Sに送信する。この場合、サーバ装置Sは、受信した情報を、利用者U3の履歴情報として情報記録部50aに記録する。
ログイン状況は、各利用者が現在カラオケシステム1にログインしているかどうかを示す情報である。カラオケシステム1にログインすることにより、利用者はカラオケシステム1が提供する各種サービスを利用できる。図4は、情報記録部50aに記録されている情報の一例を示している。図4の例において、カラオケ装置Kを利用する利用者のうち、利用者U1及び利用者U2は既にログイン済みである。一方、利用者U3は、未だログインをしていない状態である。
[通信部]
通信部51は、サーバ装置Sとカラオケ装置Kまたはリモコン装置Rとを接続するためのインターフェースを提供する。
[制御部]
制御部52は、サーバ装置Sにおける各種の制御を行う。制御部52は、CPUおよびメモリ(いずれも図示無し)を備える。CPUは、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより各種の機能を実現する。本実施形態において、制御部52は、判定部52a、ログイン処理部52b、設定部52c、及び情報送信部52dとして機能する。
(判定部)
判定部52aは、ある利用者がカラオケ装置Kを利用してカラオケ歌唱を行った場合、情報記録部50aに記録されている複数の声紋データの中に、当該ある利用者の歌唱音声から抽出した声紋データと一致するデータがあるかどうか、及び当該ある利用者がカラオケシステム1にログインしているかどうかを判定する。
声紋データが一致するか否かは公知の声紋認証技術を利用することができる。たとえば、カラオケ装置K(送信処理部11b)からある利用者の声紋データを受信したとする。この場合、判定部52aは、受信した声紋データと一致する声紋データが情報記録部50aに記録されているかどうかを判定する。また、判定部52aは、情報記録部50aに記録されているログイン状況を参照することにより、ある利用者がカラオケシステムにログインしているかどうかを判定する。
たとえば、利用者U3の声紋データを受信したとする。図4に示した通り、利用者U3については、声紋データが予め記録されている。この場合、判定部52aは、利用者U3について、受信した声紋データと一致する声紋データが情報記録部50aに記録されていると判定する。
また、判定部52aは、情報記録部50aに記録されているログイン状況を参照し、当該声紋データに対応する利用者U3がカラオケシステム1にログインを行っているかどうかを判定する。図4の例において、利用者U3は、カラオケシステム1にログインしていない。
この場合、判定部52aは、情報記録部50aに記録されている複数の声紋データの中に、利用者U3の声紋データと一致するデータがあり、且つ利用者U3がカラオケシステム1にログインしていない旨の判定結果をログイン処理部52bに出力する。
一方、利用者U1の声紋データを受信したとする。図4に示した通り、利用者U1については、声紋データが予め記録されている。この場合、判定部52aは、利用者U1について、受信した声紋データと一致する声紋データが情報記録部50aに記録されていると判定する。
また、判定部52aは、情報記録部50aに記録されているログイン状況を参照し、当該声紋データに対応する利用者U1がカラオケシステム1にログインを行っているかどうかを確認する。図4の例において、利用者U1は、カラオケシステム1にログインしている。
この場合、判定部52aは、情報記録部50aに記録されている複数の声紋データの中に、利用者U1の声紋データと一致するデータがあり、且つ利用者U1がカラオケシステム1にログインしている旨の判定結果をログイン処理部52bに出力する。
(ログイン処理部)
ログイン処理部52bは、カラオケシステム1へのログイン処理を行う。
通常、利用者は、カラオケシステム1の利用にあたって、最初にログイン操作(自己の利用者IDやパスワードの入力)を行なう。具体的に、利用者は、リモコン装置Rを介して、利用者ID及びパスワードを入力する。リモコン装置Rは、入力された利用者ID及びパスワードをサーバ装置Sに送信する。ログイン処理部52bは、受信した利用者ID及びパスワードに基づいて当該利用者IDに対応する利用者がカラオケシステム1にログインする処理を行う。複数の利用者でカラオケシステム1を利用する場合、利用者毎にログイン操作を行う。なお、利用者は、自己の所有する携帯端末を介してログイン操作を行ってもよい。
また、本実施形態において、ログイン処理部52bは、ある利用者の声紋データと一致するデータが情報記憶部50aに記憶されている複数の声紋データの中にあると判定された場合、且つ当該ある利用者がカラオケシステムにログインしていない場合、当該ある利用者のカラオケシステム1へのログインを行う。
たとえば、判定部52aから、情報記録部50aに記録されている複数の声紋データの中に、利用者U3の声紋データと一致するデータがあり、且つ利用者U3がカラオケシステム1にログインしていない旨の判定結果の入力を受けたとする。この場合、ログイン処理部52bは、利用者U3のカラオケシステムへのログインを自動的に行う。
一方、判定部52aから、情報記録部50aに記録されている複数の声紋データの中に、利用者U1の声紋データと一致するデータがあり、且つ利用者U1がカラオケシステム1にログインしている旨の判定結果の入力を受けたとする。この場合、ログイン処理部52bは、特段の処理を行わない。なお、ログイン処理部52bは、ある利用者の声紋データと一致するデータが情報記憶部50aに記憶されている複数の声紋データの中にないと判定された場合も特段の処理を行わない。
(設定部)
設定部52cは、ログインを行ったある利用者の利用者情報の少なくとも一部に閲覧制限を設定する。
カラオケ歌唱中にカラオケシステム1へのログインが行われた利用者の利用者情報は、情報送信部52dにより、当該利用者が利用しているカラオケ装置Kに付属するリモコン装置Rに送信される。送信された利用者情報は、リモコン装置R上で閲覧することが可能となる。一方、ある利用者のカラオケ歌唱中、リモコン装置Rは他の利用者が使用している可能性が高いため、ある利用者の利用者情報を他の利用者が自由に確認できる状況となる。このような状況は、他の利用者に利用者情報を見られたくないと考える利用者にとっては不都合である。
そこで、設定部52cは、予め利用者情報の少なくとも一部に閲覧制限を設定することが好ましい。どの情報に閲覧制限を設定するかは、予め決定されている。設定部52cは、たとえば一部の項目に対してのみフラグを設定することにより、閲覧制限を設定する。設定部52cは、閲覧制限の設定が完了した後、情報送信部52dにその旨の信号を送信する。なお、一度設定した閲覧制限は、リモコン装置R側で変更することも可能である。
(情報送信部)
情報送信部52dは、閲覧制限を設定した後、ある利用者の利用者情報を当該ある利用者の声紋データが送信されたカラオケ装置Kに付属するリモコン装置Rに送信する。
==リモコン装置==
図5はリモコン装置Rのハードウェア構成例を示す図である。リモコン装置Rは、記憶部60、通信部61、表示部62、操作部63、及び制御部64を備える。各構成はインターフェース(図示なし)を介してバスBに接続されている。
[記憶部・通信部・表示部・操作部]
記憶部60は、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置である。通信部61は、リモコン装置Rとカラオケ装置Kまたはサーバ装置Sとを接続するためのインターフェースを提供する。表示部62はカラオケ楽曲の検索画面等、各種表示を行うための構成である。操作部63は、リモコン装置Rに対して各種入力を行うための構成である。
[制御部]
制御部64は、リモコン装置Rにおける各種の制御を行う。制御部64は、CPUおよびメモリ(いずれも図示無し)を備える。CPUは、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより各種の機能を実現する。本実施形態において制御部64は、表示処理部64a及び認証処理部64bとして機能する。
(表示処理部)
表示処理部64aは、利用者情報を表示部62に表示させる。
上述の通り、カラオケシステム1にログインを行った場合、ログインを行った利用者の利用者情報がサーバ装置Sからリモコン装置Rに送信される。表示処理部64aは、記憶部60に記憶されているレイアウトに基づいて、受信した利用者情報を表示部62に表示させる。利用者は、表示部62に表示された項目を選択することにより、自己の歌唱履歴や採点履歴等を確認することができる。
この際、本実施形態においては、利用者情報の一部に閲覧制限が設定されている可能性がある。閲覧制限が設定されている項目が選択された場合、表示処理部64aは、対応する情報を表示する代わりに、認証用の画面を表示させる。認証用の画面は、たとえば操作部63を介してパスワード入力を求める画面である。パスワードは、各利用者が予め設定したものである。パスワードは、利用者情報の一部として記録されている。
(認証処理部)
認証処理部64bは、利用者情報の閲覧制限を解除するかどうかの認証を行う。
認証処理部64bは、認証用の画面において入力されたパスワードが、利用者が予め設定したパスワードと同じものであるかどうかの認証を行う。パスワードが一致した場合、認証処理部64bは、その旨の結果を表示処理部64aに出力する。表示処理部64aは、閲覧制限を解除し、対応する利用者情報を表示部62に表示させる。一方、パスワードが一致しなかった場合、認証処理部64bは、その旨の結果を表示処理部64aに出力する。表示処理部64aは、閲覧制限を解除せず、エラーメッセージを表示部62に表示させる。なお、閲覧制限の認証に関しては、パスワードの代わりに顔認証や指紋認証を用いることも可能である。
==カラオケシステムにおける処理について==
次に、図6A及び図6Bを参照して本実施形態に係るカラオケシステム1における処理の具体例について述べる。図6Aは、カラオケシステム1におけるログインに関する処理例を示すフローチャートである。図6Bは、カラオケシステム1における利用者情報の閲覧制限に関する処理例を示すフローチャートである。この例において、サーバ装置Sの情報記録部50aは、予め取得した各利用者の声紋データ、各利用者のカラオケ歌唱に関する利用者情報、及び各利用者のカラオケシステム1に対するログイン状況を記録しているとする。
[ログインに関する処理]
ある利用者がカラオケ歌唱を開始したことを契機として、カラオケ装置Kの抽出部11aは、ある利用者の歌唱音声から声紋データを抽出する(声紋データの抽出。ステップ10)。送信処理部11bは、ステップ10で抽出した声紋データをサーバ装置Sに送信する(声紋データの送信。ステップ11)。
判定部52aは、情報記録部50aに記録されている複数の声紋データの中に、ステップ11で送信された声紋データと一致するデータがあるかどうか、及びある利用者がカラオケシステム1にログインしているかどうかを判定する。
ある利用者の声紋データと一致するデータが情報記憶部50aに記憶されている複数の声紋データの中にあると判定された場合(ステップ12でYの場合)、且つある利用者がカラオケシステム1にログインしていない場合(ステップ13でYの場合)、ログイン処理部52bは、ある利用者のカラオケシステムへのログインを行う(ログイン処理。ステップ14)。
[閲覧制限に関する処理]
設定部52cは、ステップ14でログインを行ったある利用者の利用者情報の少なくとも一部に閲覧制限を設定する(閲覧制限の設定。ステップ20)。
情報送信部52dは、閲覧制限を設定した後、ある利用者の利用者情報を当該ある利用者が利用しているカラオケ装置Kに付属するリモコン装置Rに送信する(閲覧制限した利用者情報を送信。ステップ21)。
表示処理部64aは、ステップ21で送信された利用者情報を表示部62に表示させる(利用者情報を表示。ステップ22)。
ここで、利用者により、閲覧制限が設定されている利用者情報が選択された場合、表示処理部64aは、認証用の画面を表示させる。
認証処理部64bは、認証用の画面における利用者の入力に応じて、利用者情報の閲覧制限を解除するかどうかの認証を行う(閲覧制限の解除について認証。ステップ23)。
閲覧制限を解除するという認証結果が得られた場合(ステップ24でYの場合)、認証処理部64bは、その旨の信号を表示処理部64aに出力する。表示処理部64aは、閲覧制限が解除された利用者情報を表示させる(閲覧制限が解除された利用者情報を表示。ステップ25)。
以上から明らかなように、本実施形態に係るサーバ装置Sは、予め取得した各利用者の声紋データ、各利用者のカラオケ歌唱に関する利用者情報、及び各利用者のカラオケシステム1に対するログイン状況を記録する情報記録部50aと、ある利用者がカラオケ装置Kを利用してカラオケ歌唱を行った場合、情報記録部50aに記録されている複数の声紋データの中に、当該ある利用者がカラオケ歌唱を開始したことを契機として当該ある利用者の歌唱音声から抽出した声紋データと一致するデータがあるかどうか、及び当該ある利用者がカラオケシステム1にログインしているかどうかを判定する判定部52aと、複数の声紋データの中に、ある利用者の声紋データと一致するデータがあると判定された場合、且つ当該ある利用者がカラオケシステム1にログインしていない場合、当該ある利用者のカラオケシステム1へのログインを行うログイン処理部52bと、を有する。
このようなサーバ装置Sによれば、利用者がカラオケ歌唱を開始したことを契機として利用者の歌唱音声から抽出した声紋データに基づいて、ログイン状況を判定し、ログインしていない利用者については自動でログインさせることができる。従って、ログイン操作が面倒に感じる利用者であっても、カラオケシステム1に容易にログインすることができ、様々なサービスを利用することができる。すなわち、本実施形態に係るサーバ装置Sによれば、利用者がログインせずにカラオケ歌唱を行った場合、当該利用者をカラオケシステム1に自動的にログインさせることができる。
また、本実施形態に係るサーバ装置Sは、ログインを行ったある利用者の利用者情報の少なくとも一部に閲覧制限を設定する設定部52cと、閲覧制限を設定した後、ある利用者の利用者情報を当該ある利用者が利用しているカラオケ装置Kに付属するリモコン装置Rに送信する情報送信部52dと、を有する。
利用者情報に閲覧制限を設定することにより、他の利用者に見られたくない利用者情報(たとえば、歌唱履歴や採点履歴)が閲覧されることを防止できる。
また、本実施形態に係るカラオケシステム1は、サーバ装置S及びカラオケ装置Kを有する。カラオケ装置Kは、ある利用者がカラオケ歌唱を開始したことを契機として当該ある利用者の歌唱音声から声紋データを抽出する抽出部11aと、抽出した声紋データをサーバ装置Sに送信する送信処理部11bと、を有する。サーバ装置Sは、予め取得した各利用者の声紋データ、各利用者のカラオケ歌唱に関する利用者情報、及び各利用者のカラオケシステムに対するログイン状況を記録する情報記録部50aと、情報記録部50aに記録されている複数の声紋データの中に、抽出部11aにより抽出された当該ある利用者の声紋データと一致するデータがあるかどうか、及び当該ある利用者がカラオケシステムにログインしているかどうかを判定する判定部52aと、ある利用者の声紋データと一致するデータが複数の声紋データの中にあると判定された場合、且つ当該ある利用者がカラオケシステム1にログインしていない場合、当該ある利用者のカラオケシステム1へのログインを行うログイン処理部52bと、を有する。
このようなカラオケシステム1によれば、利用者がログインせずにカラオケ歌唱を行った場合、カラオケ装置Kで歌唱音声から声紋データを抽出することにより、サーバ装置S側(判定部52a)における判定処理をスムーズに行うことができ、当該利用者をカラオケシステム1に自動的にログインさせることができる。また、利用者のカラオケ歌唱の開始を契機として抽出部11aにより利用者の声紋データを抽出するため、他の利用者とのコミュニケーションのために設定したニックネームやアバターを速やかに利用できるようになり、またカラオケ演奏終了後の歌唱履歴や採点履歴の記録も確実に実行でき、ログインによるサービスを享受することができる。
更に、カラオケシステム1は、カラオケ装置Kに付属するリモコン装置Rを有する。サーバ装置Sは、ログインを行ったある利用者の利用者情報の少なくとも一部に閲覧制限を設定する設定部52cと、閲覧制限を設定した後、ある利用者の利用者情報を当該ある利用者の声紋データが送信されたカラオケ装置Kに付属するリモコン装置Rに送信する情報送信部52dと、を有する。リモコン装置Rは、利用者情報を表示部62に表示させる表示処理部64aと、利用者情報の閲覧制限を解除するかどうかの認証を行う認証処理部64bと、を有する。
このように、自動でログインした利用者に関する利用者情報のうち、他の利用者に見られたくない利用者情報(たとえば、歌唱履歴や採点履歴)が閲覧されることを防止できる。
<その他>
なお、上記実施形態では、カラオケ装置K側で歌唱音声から声紋データを抽出し、サーバ装置Sに送信する例について述べたが、これに限られない。カラオケ装置Kは、歌唱音声をサーバ装置Sに送信し、サーバ装置S側で歌唱音声から声紋データを抽出することでもよい。
上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。上記の構成は、適宜組み合わせて実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 カラオケシステム
11a 抽出部
11b 送信処理部
50a 情報記録部
52a 判定部
52b ログイン処理部
52c 設定部
52d 情報送信部
64a 表示処理部
64b 認証処理部
K カラオケ装置
R リモコン装置
S サーバ装置

Claims (4)

  1. サーバ装置及びカラオケ装置を有するカラオケシステムであって、
    前記カラオケ装置は、
    ある利用者がカラオケ歌唱を開始したことを契機として当該ある利用者の歌唱音声から声紋データを抽出する抽出部と、
    抽出した声紋データをサーバ装置に送信する送信処理部と、
    を有し、
    前記サーバ装置は、
    予め取得した各利用者の声紋データ、各利用者のカラオケ歌唱に関する利用者情報、及び各利用者のカラオケシステムに対するログイン状況を記録する情報記録部と、
    前記情報記録部に記録されている複数の声紋データの中に、前記抽出部により抽出された当該ある利用者の声紋データと一致するデータがあるかどうか、及び当該ある利用者がカラオケシステムにログインしているかどうかを判定する判定部と、
    前記ある利用者の声紋データと一致するデータが前記複数の声紋データの中にあると判定された場合、且つ当該ある利用者がカラオケシステムにログインしていない場合、当該ある利用者のカラオケシステムへのログインを行うログイン処理部と、
    を有するカラオケシステム。
  2. 前記カラオケシステムは、前記カラオケ装置に付属するリモコン装置を有し、
    前記サーバ装置は、
    前記ログインを行ったある利用者の利用者情報の少なくとも一部に閲覧制限を設定する設定部と、
    閲覧制限を設定した後、前記ある利用者の利用者情報を当該ある利用者の声紋データが送信されたカラオケ装置に付属するリモコン装置に送信する情報送信部と、
    を有し、
    前記リモコン装置は、
    前記利用者情報を表示部に表示させる表示処理部と、
    前記利用者情報の閲覧制限を解除するかどうかの認証を行う認証処理部と、
    を有することを特徴とする請求項1記載のカラオケシステム。
  3. 予め取得した各利用者の声紋データ、各利用者のカラオケ歌唱に関する利用者情報、及び各利用者のカラオケシステムに対するログイン状況を記録する情報記録部と、
    ある利用者がカラオケ装置を利用してカラオケ歌唱を行った場合、前記情報記録部に記録されている複数の声紋データの中に、当該ある利用者がカラオケ歌唱を開始したことを契機として当該ある利用者の歌唱音声から抽出した声紋データと一致するデータがあるかどうか、及び当該ある利用者がカラオケシステムにログインしているかどうかを判定する判定部と、
    前記複数の声紋データの中に、前記ある利用者の声紋データと一致するデータがあると判定された場合、且つ当該ある利用者がカラオケシステムにログインしていない場合、当該ある利用者のカラオケシステムへのログインを行うログイン処理部と、
    を有するサーバ装置。
  4. 前記ログインを行ったある利用者の利用者情報の少なくとも一部に閲覧制限を設定する設定部と、
    閲覧制限を設定した後、前記ある利用者の利用者情報を当該ある利用者の声紋データが送信されたカラオケ装置に付属するリモコン装置に送信する情報送信部と、
    を有することを特徴とする請求項3記載のサーバ装置。
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