JP3707115B2 - 個人情報利用システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばカラオケの分野に用いて好適な個人情報利用システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、カラオケ装置の普及は目覚ましく、カラオケボックスなどカラオケ装置を設置してカラオケのサービスを提供する店(以下、カラオケ店という)が急増している。この種のカラオケ店では、例えば、顧客にIDカード等を配布し、来店回数等をポイントとしてカウントすることにより一定のポイント数に達した顧客に景品を与えるなどの付帯的なサービス(以下、付帯サービスという)を提供して、顧客の定着を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のように顧客に何らかのカードを配布して付帯サービスを提供する方式では、顧客が付帯サービスを受けるためには来店の度にカードを携帯している必要があることから、顧客はカードを常に携帯することを強いられるため、煩わしさがあった。このため、来店の際にカードを携帯しない顧客も多く、上記のような付帯サービスは実質的に有名無実となるケースが多かった。また、来店の際にカードを携帯していない場合には、その都度カードを再発行する等の煩雑さもあった。
【0004】
一方、従来のカラオケ店が顧客に与える付帯サービスとしては、来店回数に対して景品を与えたり、あるいは料金の割引をするなどがせいぜいであり、必ずしも顧客を惹きつける魅力的なサービスが提供されているとはいえなかった。
【0005】
この発明は、このような背景の下になされたもので、IDカード等を携帯させることなく顧客を同定でき、しかも同定された各人の個人情報を利用して魅力的なサービスを提供することができる個人情報利用システムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、各利用者に関する個人情報を記憶した個人情報データベースに通信回線を介して接続された個人情報利用システムであって、前記個人情報データベースに記憶された各利用者の個人情報のうち、アクセス頻度の高い個人情報を記憶する個人情報キャッシュと、入力される音声から利用者の声紋に対応した声紋情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出した声紋情報に対応した個人情報を前記個人情報キャッシュから検索する一方、この個人情報が前記個人情報キャッシュに記憶されていない場合には、前記通信回線を介したアクセスによって前記個人情報データベースから当該個人情報を検索する検索手段と、前記検索手段によって検索した個人情報の読み出しと、前記個人情報キャッシュおよび前記個人情報データベースにおける当該個人情報の更新とを行う記憶情報管理手段と、前記記憶情報管理手段によって読み出した個人情報に応じたサービスを提供するための出力動作を行う出力手段とを具備することを特徴としている。
【0007】
また、請求項2記載の発明は、請求項1に記載の個人情報利用システムにおいて、前記個人情報データベースは、各利用者がカラオケ装置にて選択した楽曲の履歴情報を含む個人情報を記憶し、前記出力手段は、前記記憶情報管理手段によって読み出した個人情報に含まれる履歴情報とカラオケ装置にて新たに選択された楽曲とに基づき、前記新たに選択された楽曲に関するメッセージを出力することを特徴としている。
【0008】
また、請求項3記載の発明は、請求項1に記載の個人情報利用システムにおいて、前記個人情報データベースは、各利用者の歌唱を採点した結果の履歴情報を含む個人情報を記憶し、前記出力手段は、前記記憶情報管理手段によって読み出した個人情報に含まれる履歴情報とカラオケ装置が利用者の歌唱を新たに採点した結果とに基づき、前記新たに採点した結果に関するメッセージを出力することを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施形態について説明する。なお、本実施形態は、カラオケボックス等のカラオケ店に設置されるカラオケ装置に本発明を適用したものである。
【0010】
(1)実施形態の構成
図1はこの発明の一実施形態を示すブロック図である。同図において、1はマイクロホン(以下、マイクという)であり、入力音声を電気信号に変換し、これを音声信号Vsとして出力する。
【0011】
2は音声分析部であり、マイク1より取り込まれる入力音声の音声分析を行う。すなわち、音声分析部2は、マイク1から供給される音声信号Vsからノイズ成分を除去した後、音声分析を行い、かな情報Ss、フォルマント情報Fsおよびピッチ情報Psを抽出する。
【0012】
ここで、かな情報Ssとは、例えば「ありがとう」という言葉が音声で入力された場合、「あ」、「り」、「が」、「と」、「う」の5文字を示す文字列のコード情報に相当する。このかな情報Ssは、後述する曲目検索部3およびデータベース管理部(以下、DB管理部と略す)4へ出力される。
【0013】
また、フォルマント情報Fsとは、声道の共振周波数に関する特徴量であって、各人の声紋に対応した情報である。本実施形態では、フォルマントレベル、フォルマント中心周波数、フォルマント帯域幅等がフォルマント情報Fsとして抽出される。このフォルマント情報Fsは、DB管理部4へ出力される。
【0014】
さらに、ピッチ情報Psとは、歌唱音声の音の高さを示す情報である。このピッチ情報Psは、採点機5へ出力され、歌唱力の採点に用いられる。すなわち、採点機5は、音声分析部2から供給されるピッチ情報Psとカラオケ装置6から供給されるピッチ情報Ps′とを比較し、両者の音程のずれの大きさに応じて歌い手の歌唱力を採点する。この採点結果は、採点値CsとしてDB管理部4および表示部7へ出力される。表示部7は、7セグメントLED(Light Emmited Diode)によって構成され、採点機5から供給される採点値Csをディジタル表示する。
【0015】
曲目検索部3は、曲名を示すかな情報と曲コードとを対応付けたデータテーブルを保持しており、曲目検索時に音声分析部2から供給される曲名のかな情報Ssに対応した曲コードNsを検索する。この曲コードNsは、カラオケ装置6、DB管理部4および表示部8へ出力される。
【0016】
カラオケ装置6は、曲目検索部3によって指定された曲コードNsに対応する曲データを、CD(コンパクトディスク)、LD(レーザディスク)等の記憶媒体から再生し(あるいは、通信カラオケの場合、ハードディスクから読み出し、これを音源回路に供給して楽音合成し)、カラオケの伴奏演奏を行う。この伴奏音は、マイク1からの入力音声と混合され、スピーカより放音される。なお、選曲については、上記音声による指定に限らず、図示しないリモートコントローラから曲コードを指定することも可能である。
また、曲目検索部3によって曲が検索されると、その曲名と曲コードがLCD(Liquid Cristal Display)等からなる表示部8によって表示される。
【0017】
次に、9は個人情報データベース(個人情報DBと略す)であり、各カラオケ店と通信回線Nを介して接続されたセンタ局に設置されている。この個人情報DB9には、各顧客に対し固有に割り当てられたID番号、氏名、生年月日その他の個人情報が関連付けて蓄積されている。
【0018】
ここで、個人情報としては、上記氏名、生年月日の他、来店回数、来店日、過去にリクエストした曲目、歌唱力の採点結果等の履歴情報など、各顧客についての固有の情報がある。これら個人情報のうち、氏名、生年月日等の固定的な情報については顧客登録時に入力されるが、履歴情報については顧客がカラオケを利用する度に追加あるいは更新される。
【0019】
また、DB管理部4は、通信回線Nを介して個人情報DB9へアクセスし、データの登録、読み出しおよび更新処理を行う。
ここで、図2は、DB管理部4の構成を示すブロック図である。同図において、DB管理部4は、所定の制御プログラムを実行することにより当該DB管理部4の各部を制御する制御部41、顧客が選択したキーワードKwとフォルマント情報Fsを顧客のID番号に対応付けて記憶するID情報データベース(以下、ID情報DBと略す)42、および個人情報DB9の蓄積情報のうちアクセス頻度の高い情報が格納される個人情報キャッシュ43から構成されている。なお、ID情報DB42は、検索の効率化のため、キーワードKwについてソートされている。
【0020】
ここで、キーワードKwとは、顧客登録時に顧客によって任意に選択されるかな情報であって、例えば各人が覚えやすい愛称や暗号等が用いられる。このキーワードKwはフォルマント情報Fsとともに顧客の同定に用いられ、顧客のID番号に対応付けられている。フォルマント情報Fsは、各顧客の声紋に対応した固有の情報であるが、フォルマント情報Fsのみでは顧客の同定が困難あるいは確実でない場合も想定されることから、本実施形態では、顧客が選択したキーワードKwとの組み合わせによって顧客を同定するようになっている。なお、キーワードKwは顧客に固有のものでなくてもよい。
【0021】
また、10はOCR(Optical Character Reader)であり、顧客登録時に顧客の氏名、生年月日等の一部の個人情報を記載した新規登録カード(図示略)を読み取り、読み取った情報を制御部41へ出力する。この読み取り情報は、通信回線Nを介してセンタ局へ転送され、個人情報DB9に登録される。
【0022】
さらに、11は、マイクロコンピュータを内蔵したサービスマシンであり、音声合成IC、スピーカ、ディスプレイ、プリンタ等を備えている。このサービスマシン11は、DB管理部4によって個人情報DB9から検索される個人情報に基づき、各顧客に対し、後述する種々のサービスを提供する。
【0023】
(2)実施形態の動作
次に、上記構成からなる実施形態の動作について説明する。本実施形態では、新規顧客に対して、▲1▼顧客登録処理を行うことを前提として、登録後はカラオケ装置6に備えられたリモートコントローラからの指示操作に応じて、▲2▼顧客同定、▲3▼曲目検索、▲4▼カラオケ演奏、▲5▼付帯サービスの提供の各処理が行われる。以下、これら各処理を分けて実施形態の動作を説明する。
【0024】
▲1▼顧客登録処理
新規顧客が来店した場合、まず所定の新規登録カードに氏名、生年月日等の個人情報を記載し、これをOCR10に読み取らせる。また、顧客は任意に選択した所望のキーワードをマイク1を用いて音声で入力する。なお、この場合、OCR10やマイク1は、顧客登録用としてカラオケ店の受け付けに設置されたものが用いられる。
【0025】
これにより、マイク1より入力された音声は音声分析部2によって分析され、音声信号Vsから当該キーワードを示すかな情報Ssおよび当該顧客の声紋に対応したフォルマント情報Fsが抽出され、DB管理部4に供給される。そして、このかな情報Ssとフォルマント情報Fsは各顧客に固有のID番号が割り当てられ、ID情報DB42に登録される。また、ID番号はOCR10によって読み取られた個人情報とともにセンタ局へ転送され、個人情報DB9に登録される。こうして、顧客登録処理が完了する。
【0026】
▲2▼顧客同定処理
次に、顧客同定処理について説明する。
登録済みの顧客がカラオケ装置6を使用する場合には、まず登録時と同一のキーワードをカラオケ装置6に備えられたマイク1より音声で入力する。これにより、音声分析部2では、顧客登録時と同様、音声信号Vsからキーワードを示すかな情報Ssとフォルマント情報Fsが抽出される。
【0027】
そして、DB管理部4では、まずかな情報SsによってID情報DB42からキーワードが検索され、同一のキーワードが複数存在する場合には、フォルマント情報Fsによってさらに検索が絞り込まれ、当該顧客に対応するID番号が特定される。これにより顧客が同定される。
【0028】
また、このID番号によって個人情報キャッシュ43がアクセスされ、当該顧客に対応する個人情報が検索される。ここで、個人情報キャッシュ43に該当するデータが見つからない場合には、ID番号がセンタ局へ転送され、個人情報DB9から当該ID番号に対応する個人情報が検索される。こうして、顧客登録時と同じキーワードを音声入力することにより顧客が同定され、対応する個人情報の検索が可能になる。
【0029】
▲3▼曲目検索処理
次に、曲目検索処理について説明する。
カラオケ演奏前の選曲の際に、顧客が歌いたい曲の曲名をマイク1より音声で入力すると、入力音声が音声分析部2によって分析される、これにより、音声信号Vsからかな情報Ssが抽出され、曲目検索部3へ出力される。
【0030】
曲目検索部3では、上記かな情報Ssによってデータテーブルが参照され、当該かな情報Ssが示す曲名に対応する曲コードNsが検索される。この曲コードNsは、カラオケ装置6に供給され、記憶媒体から当該曲コードNsに対応する曲データが検索され、この曲データが再生されることによりカラオケの演奏が開始される。また、検索された曲コードNsは、DB管理部4によってセンタ局に転送され、選曲の履歴情報として個人情報DB9に追加される。また、個人情報キャッシュ43に当該顧客の個人情報が格納されている場合にはその個人情報にも選曲の履歴情報が追加される。
【0031】
▲4▼カラオケ演奏処理(採点処理含む)
上記選曲が終了し、カラオケ装置6において曲データが再生されると、カラオケの曲が演奏される。一方、カラオケの演奏に合わせてマイク1より歌唱音声が入力されると、この歌唱音声は、カラオケ装置6に入力され、カラオケの楽音とともにスピーカより放音される。
【0032】
また、この間、歌唱力の採点が指示されている場合、採点機5において、音声分析部2によって歌唱音声から抽出されるピッチ情報Psとカラオケ装置6によって曲データから抽出されるピッチ情報Ps′とが比較され、両者の音程のずれの大きさに応じて歌唱力が採点される。この採点結果は、演奏終了後、表示部7によってディジタル表示されるとともに、DB管理部4によって採点結果の履歴情報として個人情報DB9および個人情報キャッシュ43に追加される。
【0033】
▲5▼付帯サービス提供処理
次に、サービスマシン11による付帯サービス提供処理について説明する。
サービスマシン11は、各顧客の個人情報として蓄積した上記選曲の履歴情報と採点結果の履歴情報を利用して、例えば以下のような付帯サービスを提供する。
【0034】
A.選曲の履歴情報に基づくサービス
すなわち、サービスマシン11は、DB管理部4によって個人情報キャッシュ43または個人情報DB9を検索して供給される選曲の履歴情報に基づき、例えばカラオケのイントロ演奏の際に、過去に何回も選曲されている曲であれば「でました、18番!」、初めて選曲された曲であれば「おっと、初チャレンジかな?」、かなり前に選曲された曲であれば「久々のチャレンジ!」等のメッセージ音を発生させる。これにより、場を盛り上げる効果が得られる。これらの音声情報は、図示しない記憶手段(例えばハードディスク)にADPCMの形式で予め記憶されているものである。
【0035】
B.採点結果の履歴情報に基づくサービス
また、サービスマシン11は、上記選曲の履歴情報と同様、個人情報キャッシュ43または個人情報DB9を検索して供給される採点結果の履歴情報をディスプレイ表示あるいはプリント出力する。この場合、採点結果の履歴情報は、見やすいように表形式で、あるいはグラフ化されて出力される。さらに、サービスマシン11は、カラオケの演奏終了後に、過去の採点結果との比較を行い、比較結果に応じて、例えば「いよー、最高点!」等のメッセージ音を発生させる。これにより、採点結果をより楽しむことができる。
【0036】
(3)変形例
本発明は、既述した実施形態に限定されず、例えば以下のような種々の変更が可能である。
▲1▼上記実施形態では、顧客を効率的かつ確実に同定するために、声紋情報(フォルマント情報)のみでなくキーワード情報をも検索キーとしたが、声紋情報は顧客にユニークな情報であるから声紋情報のみで効率的かつ確実に顧客を同定できる場合には声紋情報のみを検索キーとしてもよい。
【0037】
▲2▼また、上記実施形態では、声紋情報としてフォルマント情報Fsを用いたが、これに限らず、各人の声紋に対応した固有の情報であればその他の情報を採用してもよい。
【0038】
▲3▼また、上記実施形態では、付帯サービスとして、A.選曲の履歴情報に基づくサービス、B.採点結果の履歴情報に基づくサービス、の2つのみ例示したが、かかるサービスに限らず、例えば曲目毎に各人の声に合ったキー(音階)やボリュームの設定状態を個人情報として保持しておき、各人がその曲を歌う際にこれらを自動設定するサービスを提供するなど、個人情報を利用した種々のサービスが考えられる。
【0039】
▲4▼また、本発明によれば、音声分析による顧客の同定およびかな情報Ssの抽出が可能であることから、例えばカラオケ店における各人の飲食のオーダや個別会計等にも利用可能である。
【0040】
▲5▼また、各カラオケ店での個人情報をセンタ局にて収集管理すれば、顧客の動向を把握することが可能になり、マーケティングにも活用することができる。
【0041】
▲6▼さらに、上記実施形態では、カラオケの分野への適用を例としたが、これに限らず、個人情報を利用したサービスの提供が想定可能な分野であればその他の分野への適用も可能である。
【0044】
また、請求項3記載の発明によれば、例えばリクエスト曲や歌唱力の採点結果など各人のカラオケ利用に関する固有の履歴情報を保持し、顧客の音声によって当該顧客を同定し、上記履歴情報に基づき各人に対応した情報を出力することができるので、従来のカラオケ店では得られない魅力的なサービスを提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施形態におけるデータベース管理部の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…マイク、2…音声分析部(抽出手段)、3…曲目検索部、4…DB管理部(検索手段、記憶情報管理手段)、5…採点機、6…カラオケ装置、7…表示部、8…表示部、9…個人情報DB、10…OCR、11…サービスマシン(出力手段)。

Claims (3)

  1. 各利用者に関する個人情報を記憶した個人情報データベースに通信回線を介して接続された個人情報利用システムであって、
    前記個人情報データベースに記憶された各利用者の個人情報のうち、アクセス頻度の高い個人情報を記憶する個人情報キャッシュと、
    入力される音声から利用者の声紋に対応した声紋情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出した声紋情報に対応した個人情報を前記個人情報キャッシュから検索する一方、この個人情報が前記個人情報キャッシュに記憶されていない場合には、前記通信回線を介したアクセスによって前記個人情報データベースから当該個人情報を検索する検索手段と、
    前記検索手段によって検索した個人情報の読み出しと、前記個人情報キャッシュおよび前記個人情報データベースにおける当該個人情報の更新とを行う記憶情報管理手段と、
    前記記憶情報管理手段によって読み出した個人情報に応じたサービスを提供するための出力動作を行う出力手段と
    を具備することを特徴とする個人情報利用システム。
  2. 前記個人情報データベースは、各利用者がカラオケ装置にて選択した楽曲の履歴情報を含む個人情報を記憶し、
    前記出力手段は、前記記憶情報管理手段によって読み出した個人情報に含まれる履歴情報とカラオケ装置にて新たに選択された楽曲とに基づき、前記新たに選択された楽曲に関するメッセージを出力する
    請求項1に記載の個人情報利用システム。
  3. 前記個人情報データベースは、各利用者の歌唱を採点した結果の履歴情報を含む個人情報を記憶し、
    前記出力手段は、前記記憶情報管理手段によって読み出した個人情報に含まれる履歴情報とカラオケ装置が利用者の歌唱を新たに採点した結果とに基づき、前記新たに採点した結果に関するメッセージを出力する
    請求項1に記載の個人情報利用システム。
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