JPH09146563A - 個人情報利用システム - Google Patents

個人情報利用システム

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JPH09146563A
JPH09146563A JP7299852A JP29985295A JPH09146563A JP H09146563 A JPH09146563 A JP H09146563A JP 7299852 A JP7299852 A JP 7299852A JP 29985295 A JP29985295 A JP 29985295A JP H09146563 A JPH09146563 A JP H09146563A
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 IDカード等を携帯させることなく顧客を同
定でき、しかも同定された各人の個人情報を利用して魅
力的なサービスを提供する。 【解決手段】 マイク1より入力される音声を分析し、
かな情報Ssと話者の声紋に対応したフォルマント情報
Fsを抽出する音声分析部2と、かな情報とフォルマン
ト情報に対応付けて各人の個人情報を記憶する個人情報
DB9と、抽出したかな情報Ssとフォルマント情報F
sに基づき個人情報DB9から対応する個人情報を検索
し、該個人情報の読み出し、更新あるいは追加を行うD
B管理部4と、DB管理部4によって読み出した各人の
個人情報に基づきリクエスト曲や採点結果の履歴情報を
出力するサービスマシン11とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばカラオケ
の分野に用いて好適な個人情報利用システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラオケ装置の普及は目覚まし
く、カラオケボックスなどカラオケ装置を設置してカラ
オケのサービスを提供する店(以下、カラオケ店とい
う)が急増している。この種のカラオケ店では、例え
ば、顧客にIDカード等を配布し、来店回数等をポイン
トとしてカウントすることにより一定のポイント数に達
した顧客に景品を与えるなどの付帯的なサービス(以
下、付帯サービスという)を提供して、顧客の定着を図
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に顧客に何らかのカードを配布して付帯サービスを提供
する方式では、顧客が付帯サービスを受けるためには来
店の度にカードを携帯している必要があることから、顧
客はカードを常に携帯することを強いられるため、煩わ
しさがあった。このため、来店の際にカードを携帯しな
い顧客も多く、上記のような付帯サービスは実質的に有
名無実となるケースが多かった。また、来店の際にカー
ドを携帯していない場合には、その都度カードを再発行
する等の煩雑さもあった。
【0004】一方、従来のカラオケ店が顧客に与える付
帯サービスとしては、来店回数に対して景品を与えた
り、あるいは料金の割引をするなどがせいぜいであり、
必ずしも顧客を惹きつける魅力的なサービスが提供され
ているとはいえなかった。
【0005】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、IDカード等を携帯させることなく顧客を同
定でき、しかも同定された各人の個人情報を利用して魅
力的なサービスを提供することができる個人情報利用シ
ステムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1記載の発明は、入力される音声を分析
し、該音声から話者の声紋に対応した声紋情報を抽出す
る抽出手段と、前記声紋情報に対応付けて各人の個人情
報を記憶する個人情報記憶手段と、前記抽出手段によっ
て抽出した声紋情報に基づき前記個人情報記憶手段から
対応する個人情報を検索し、該個人情報の読み出し、更
新あるいは追加を行う記憶情報管理手段と、前記記憶情
報管理手段によって読み出した各人の個人情報に基づき
所定の情報を出力する出力手段とを具備することを特徴
としている。
【0007】また、請求項2記載の発明は、入力される
音声を分析し、該音声からかな情報を抽出する第1の抽
出手段と、前記入力音声を分析し、該音声から話者の声
紋に対応した声紋情報を抽出する第2の抽出手段と、前
記かな情報と前記声紋情報に対応付けて各人の個人情報
を記憶する個人情報記憶手段と、前記第1および第2の
抽出手段によって抽出した前記かな情報と前記声紋情報
に基づき前記個人情報記憶手段から対応する個人情報を
検索し、該個人情報の読み出し、更新あるいは追加を行
う記憶情報管理手段と、前記記憶情報管理手段によって
読み出した各人の個人情報に基づき所定の情報を出力す
る出力手段とを具備することを特徴としている。
【0008】また、請求項3記載の発明は、マイクロホ
ンより入力される音声と楽曲情報を再生して得られる伴
奏音とを混合してスピーカより放音するカラオケ装置に
接続してなる、請求項1または2のいずれかに記載の個
人情報利用システムであって、前記個人情報記憶手段
は、各人が前記カラオケ装置を使用した履歴に関する情
報を個人情報として記憶し、前記記憶情報管理手段は、
前記カラオケ装置が使用される毎に前記個人情報記憶手
段に記憶された個人情報を更新し、前記出力手段は、各
人が前記カラオケ装置を使用した履歴に応じて所定の情
報を出力することを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施形態について説明する。なお、本実施形態は、カ
ラオケボックス等のカラオケ店に設置されるカラオケ装
置に本発明を適用したものである。
【0010】(1)実施形態の構成 図1はこの発明の一実施形態を示すブロック図である。
同図において、1はマイクロホン(以下、マイクとい
う)であり、入力音声を電気信号に変換し、これを音声
信号Vsとして出力する。
【0011】2は音声分析部であり、マイク1より取り
込まれる入力音声の音声分析を行う。すなわち、音声分
析部2は、マイク1から供給される音声信号Vsからノ
イズ成分を除去した後、音声分析を行い、かな情報S
s、フォルマント情報Fsおよびピッチ情報Psを抽出
する。
【0012】ここで、かな情報Ssとは、例えば「あり
がとう」という言葉が音声で入力された場合、「あ」、
「り」、「が」、「と」、「う」の5文字を示す文字列
のコード情報に相当する。このかな情報Ssは、後述す
る曲目検索部3およびデータベース管理部(以下、DB
管理部と略す)4へ出力される。
【0013】また、フォルマント情報Fsとは、声道の
共振周波数に関する特徴量であって、各人の声紋に対応
した情報である。本実施形態では、フォルマントレベ
ル、フォルマント中心周波数、フォルマント帯域幅等が
フォルマント情報Fsとして抽出される。このフォルマ
ント情報Fsは、DB管理部4へ出力される。
【0014】さらに、ピッチ情報Psとは、歌唱音声の
音の高さを示す情報である。このピッチ情報Psは、採
点機5へ出力され、歌唱力の採点に用いられる。すなわ
ち、採点機5は、音声分析部2から供給されるピッチ情
報Psとカラオケ装置6から供給されるピッチ情報P
s′とを比較し、両者の音程のずれの大きさに応じて歌
い手の歌唱力を採点する。この採点結果は、採点値Cs
としてDB管理部4および表示部7へ出力される。表示
部7は、7セグメントLED(Light EmmitedDiode)によ
って構成され、採点機5から供給される採点値Csをデ
ィジタル表示する。
【0015】曲目検索部3は、曲名を示すかな情報と曲
コードとを対応付けたデータテーブルを保持しており、
曲目検索時に音声分析部2から供給される曲名のかな情
報Ssに対応した曲コードNsを検索する。この曲コー
ドNsは、カラオケ装置6、DB管理部4および表示部
8へ出力される。
【0016】カラオケ装置6は、曲目検索部3によって
指定された曲コードNsに対応する曲データを、CD
(コンパクトディスク)、LD(レーザディスク)等の
記憶媒体から再生し(あるいは、通信カラオケの場合、
ハードディスクから読み出し、これを音源回路に供給し
て楽音合成し)、カラオケの伴奏演奏を行う。この伴奏
音は、マイク1からの入力音声と混合され、スピーカよ
り放音される。なお、選曲については、上記音声による
指定に限らず、図示しないリモートコントローラから曲
コードを指定することも可能である。また、曲目検索部
3によって曲が検索されると、その曲名と曲コードがL
CD(Liquid Cristal Display)等からなる表示部8によ
って表示される。
【0017】次に、9は個人情報データベース(個人情
報DBと略す)であり、各カラオケ店と通信回線Nを介
して接続されたセンタ局に設置されている。この個人情
報DB9には、各顧客に対し固有に割り当てられたID
番号、氏名、生年月日その他の個人情報が関連付けて蓄
積されている。
【0018】ここで、個人情報としては、上記氏名、生
年月日の他、来店回数、来店日、過去にリクエストした
曲目、歌唱力の採点結果等の履歴情報など、各顧客につ
いての固有の情報がある。これら個人情報のうち、氏
名、生年月日等の固定的な情報については顧客登録時に
入力されるが、履歴情報については顧客がカラオケを利
用する度に追加あるいは更新される。
【0019】また、DB管理部4は、通信回線Nを介し
て個人情報DB9へアクセスし、データの登録、読み出
しおよび更新処理を行う。ここで、図2は、DB管理部
4の構成を示すブロック図である。同図において、DB
管理部4は、所定の制御プログラムを実行することによ
り当該DB管理部4の各部を制御する制御部41、顧客
が選択したキーワードKwとフォルマント情報Fsを顧
客のID番号に対応付けて記憶するID情報データベー
ス(以下、ID情報DBと略す)42、および個人情報
DB9の蓄積情報のうちアクセス頻度の高い情報が格納
される個人情報キャッシュ43から構成されている。な
お、ID情報DB42は、検索の効率化のため、キーワ
ードKwについてソートされている。
【0020】ここで、キーワードKwとは、顧客登録時
に顧客によって任意に選択されるかな情報であって、例
えば各人が覚えやすい愛称や暗号等が用いられる。この
キーワードKwはフォルマント情報Fsとともに顧客の
同定に用いられ、顧客のID番号に対応付けられてい
る。フォルマント情報Fsは、各顧客の声紋に対応した
固有の情報であるが、フォルマント情報Fsのみでは顧
客の同定が困難あるいは確実でない場合も想定されるこ
とから、本実施形態では、顧客が選択したキーワードK
wとの組み合わせによって顧客を同定するようになって
いる。なお、キーワードKwは顧客に固有のものでなく
てもよい。
【0021】また、10はOCR(Optical Character R
eader)であり、顧客登録時に顧客の氏名、生年月日等の
一部の個人情報を記載した新規登録カード(図示略)を
読み取り、読み取った情報を制御部41へ出力する。こ
の読み取り情報は、通信回線Nを介してセンタ局へ転送
され、個人情報DB9に登録される。
【0022】さらに、11は、マイクロコンピュータを
内蔵したサービスマシンであり、音声合成IC、スピー
カ、ディスプレイ、プリンタ等を備えている。このサー
ビスマシン11は、DB管理部4によって個人情報DB
9から検索される個人情報に基づき、各顧客に対し、後
述する種々のサービスを提供する。
【0023】(2)実施形態の動作 次に、上記構成からなる実施形態の動作について説明す
る。本実施形態では、新規顧客に対して、顧客登録処
理を行うことを前提として、登録後はカラオケ装置6に
備えられたリモートコントローラからの指示操作に応じ
て、顧客同定、曲目検索、カラオケ演奏、付帯
サービスの提供の各処理が行われる。以下、これら各処
理を分けて実施形態の動作を説明する。
【0024】顧客登録処理 新規顧客が来店した場合、まず所定の新規登録カードに
氏名、生年月日等の個人情報を記載し、これをOCR1
0に読み取らせる。また、顧客は任意に選択した所望の
キーワードをマイク1を用いて音声で入力する。なお、
この場合、OCR10やマイク1は、顧客登録用として
カラオケ店の受け付けに設置されたものが用いられる。
【0025】これにより、マイク1より入力された音声
は音声分析部2によって分析され、音声信号Vsから当
該キーワードを示すかな情報Ssおよび当該顧客の声紋
に対応したフォルマント情報Fsが抽出され、DB管理
部4に供給される。そして、このかな情報Ssとフォル
マント情報Fsは各顧客に固有のID番号が割り当てら
れ、ID情報DB42に登録される。また、ID番号は
OCR10によって読み取られた個人情報とともにセン
タ局へ転送され、個人情報DB9に登録される。こうし
て、顧客登録処理が完了する。
【0026】顧客同定処理 次に、顧客同定処理について説明する。登録済みの顧客
がカラオケ装置6を使用する場合には、まず登録時と同
一のキーワードをカラオケ装置6に備えられたマイク1
より音声で入力する。これにより、音声分析部2では、
顧客登録時と同様、音声信号Vsからキーワードを示す
かな情報Ssとフォルマント情報Fsが抽出される。
【0027】そして、DB管理部4では、まずかな情報
SsによってID情報DB42からキーワードが検索さ
れ、同一のキーワードが複数存在する場合には、フォル
マント情報Fsによってさらに検索が絞り込まれ、当該
顧客に対応するID番号が特定される。これにより顧客
が同定される。
【0028】また、このID番号によって個人情報キャ
ッシュ43がアクセスされ、当該顧客に対応する個人情
報が検索される。ここで、個人情報キャッシュ43に該
当するデータが見つからない場合には、ID番号がセン
タ局へ転送され、個人情報DB9から当該ID番号に対
応する個人情報が検索される。こうして、顧客登録時と
同じキーワードを音声入力することにより顧客が同定さ
れ、対応する個人情報の検索が可能になる。
【0029】曲目検索処理 次に、曲目検索処理について説明する。カラオケ演奏前
の選曲の際に、顧客が歌いたい曲の曲名をマイク1より
音声で入力すると、入力音声が音声分析部2によって分
析される、これにより、音声信号Vsからかな情報Ss
が抽出され、曲目検索部3へ出力される。
【0030】曲目検索部3では、上記かな情報Ssによ
ってデータテーブルが参照され、当該かな情報Ssが示
す曲名に対応する曲コードNsが検索される。この曲コ
ードNsは、カラオケ装置6に供給され、記憶媒体から
当該曲コードNsに対応する曲データが検索され、この
曲データが再生されることによりカラオケの演奏が開始
される。また、検索された曲コードNsは、DB管理部
4によってセンタ局に転送され、選曲の履歴情報として
個人情報DB9に追加される。また、個人情報キャッシ
ュ43に当該顧客の個人情報が格納されている場合には
その個人情報にも選曲の履歴情報が追加される。
【0031】カラオケ演奏処理(採点処理含む) 上記選曲が終了し、カラオケ装置6において曲データが
再生されると、カラオケの曲が演奏される。一方、カラ
オケの演奏に合わせてマイク1より歌唱音声が入力され
ると、この歌唱音声は、カラオケ装置6に入力され、カ
ラオケの楽音とともにスピーカより放音される。
【0032】また、この間、歌唱力の採点が指示されて
いる場合、採点機5において、音声分析部2によって歌
唱音声から抽出されるピッチ情報Psとカラオケ装置6
によって曲データから抽出されるピッチ情報Ps′とが
比較され、両者の音程のずれの大きさに応じて歌唱力が
採点される。この採点結果は、演奏終了後、表示部7に
よってディジタル表示されるとともに、DB管理部4に
よって採点結果の履歴情報として個人情報DB9および
個人情報キャッシュ43に追加される。
【0033】付帯サービス提供処理 次に、サービスマシン11による付帯サービス提供処理
について説明する。サービスマシン11は、各顧客の個
人情報として蓄積した上記選曲の履歴情報と採点結果の
履歴情報を利用して、例えば以下のような付帯サービス
を提供する。
【0034】A.選曲の履歴情報に基づくサービス すなわち、サービスマシン11は、DB管理部4によっ
て個人情報キャッシュ43または個人情報DB9を検索
して供給される選曲の履歴情報に基づき、例えばカラオ
ケのイントロ演奏の際に、過去に何回も選曲されている
曲であれば「でました、18番!」、初めて選曲された
曲であれば「おっと、初チャレンジかな?」、かなり前
に選曲された曲であれば「久々のチャレンジ!」等のメ
ッセージ音を発生させる。これにより、場を盛り上げる
効果が得られる。これらの音声情報は、図示しない記憶
手段(例えばハードディスク)にADPCMの形式で予
め記憶されているものである。
【0035】B.採点結果の履歴情報に基づくサービス また、サービスマシン11は、上記選曲の履歴情報と同
様、個人情報キャッシュ43または個人情報DB9を検
索して供給される採点結果の履歴情報をディスプレイ表
示あるいはプリント出力する。この場合、採点結果の履
歴情報は、見やすいように表形式で、あるいはグラフ化
されて出力される。さらに、サービスマシン11は、カ
ラオケの演奏終了後に、過去の採点結果との比較を行
い、比較結果に応じて、例えば「いよー、最高点!」等
のメッセージ音を発生させる。これにより、採点結果を
より楽しむことができる。
【0036】(3)変形例 本発明は、既述した実施形態に限定されず、例えば以下
のような種々の変更が可能である。 上記実施形態では、顧客を効率的かつ確実に同定する
ために、声紋情報(フォルマント情報)のみでなくキー
ワード情報をも検索キーとしたが、声紋情報は顧客にユ
ニークな情報であるから声紋情報のみで効率的かつ確実
に顧客を同定できる場合には声紋情報のみを検索キーと
してもよい。
【0037】また、上記実施形態では、声紋情報とし
てフォルマント情報Fsを用いたが、これに限らず、各
人の声紋に対応した固有の情報であればその他の情報を
採用してもよい。
【0038】また、上記実施形態では、付帯サービス
として、A.選曲の履歴情報に基づくサービス、B.採
点結果の履歴情報に基づくサービス、の2つのみ例示し
たが、かかるサービスに限らず、例えば曲目毎に各人の
声に合ったキー(音階)やボリュームの設定状態を個人
情報として保持しておき、各人がその曲を歌う際にこれ
らを自動設定するサービスを提供するなど、個人情報を
利用した種々のサービスが考えられる。
【0039】また、本発明によれば、音声分析による
顧客の同定およびかな情報Ssの抽出が可能であること
から、例えばカラオケ店における各人の飲食のオーダや
個別会計等にも利用可能である。
【0040】また、各カラオケ店での個人情報をセン
タ局にて収集管理すれば、顧客の動向を把握することが
可能になり、マーケティングにも活用することができ
る。
【0041】さらに、上記実施形態では、カラオケの
分野への適用を例としたが、これに限らず、個人情報を
利用したサービスの提供が想定可能な分野であればその
他の分野への適用も可能である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、入力される音声から声紋情報を抽出し、こ
の声紋情報に基づき各人を同定し、これによって個人情
報記憶手段に記憶された個人情報の読み出し、更新ある
いは追加を行い、さらに各人の個人情報に基づき所定の
情報を出力することができるので、各人にIDカード等
を携帯させることなく顧客を同定でき、しかも同定した
各人の個人情報を利用して種々の魅力的なサービスを提
供することが可能になる。
【0043】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明による効果に加え、声紋情報とともにか
な情報(愛称、暗号等の何らかのキーワード)を用いて
各人を同定するので、効率的かつ確実な同定が可能にな
る。
【0044】また、請求項3記載の発明によれば、例え
ばリクエスト曲や歌唱力の採点結果など各人のカラオケ
利用に関する固有の履歴情報を保持し、顧客の音声によ
って当該顧客を同定し、上記履歴情報に基づき各人に対
応した情報を出力することができるので、従来のカラオ
ケ店では得られない魅力的なサービスを提供することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図2】 同実施形態におけるデータベース管理部の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…マイク、2…音声分析部(抽出手段、第1の抽出手
段、第2の抽出手段)、3…曲目検索部、4…DB管理
部(記憶情報管理手段)、5…採点機、6…カラオケ装
置、7…表示部、8…表示部、9…個人情報DB(個人
情報記憶手段)、10…OCR、11…サービスマシン
(出力手段)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される音声を分析し、該音声から話
    者の声紋に対応した声紋情報を抽出する抽出手段と、 前記声紋情報に対応付けて各人の個人情報を記憶する個
    人情報記憶手段と、 前記抽出手段によって抽出した声紋情報に基づき前記個
    人情報記憶手段から対応する個人情報を検索し、該個人
    情報の読み出し、更新あるいは追加を行う記憶情報管理
    手段と、 前記記憶情報管理手段によって読み出した各人の個人情
    報に基づき所定の情報を出力する出力手段とを具備する
    ことを特徴とする個人情報利用システム。
  2. 【請求項2】 入力される音声を分析し、該音声からか
    な情報を抽出する第1の抽出手段と、 前記入力音声を分析し、該音声から話者の声紋に対応し
    た声紋情報を抽出する第2の抽出手段と、 前記かな情報と前記声紋情報に対応付けて各人の個人情
    報を記憶する個人情報記憶手段と、 前記第1および第2の抽出手段によって抽出した前記か
    な情報と前記声紋情報に基づき前記個人情報記憶手段か
    ら対応する個人情報を検索し、該個人情報の読み出し、
    更新あるいは追加を行う記憶情報管理手段と、 前記記憶情報管理手段によって読み出した各人の個人情
    報に基づき所定の情報を出力する出力手段とを具備する
    ことを特徴とする個人情報利用システム。
  3. 【請求項3】 マイクロホンより入力される音声と楽曲
    情報を再生して得られる伴奏音とを混合してスピーカよ
    り放音するカラオケ装置に接続してなる、請求項1また
    は2のいずれかに記載の個人情報利用システムであっ
    て、 前記個人情報記憶手段は、各人が前記カラオケ装置を使
    用した履歴に関する情報を個人情報として記憶し、 前記記憶情報管理手段は、前記カラオケ装置が使用され
    る毎に前記個人情報記憶手段に記憶された個人情報を更
    新し、 前記出力手段は、各人が前記カラオケ装置を使用した履
    歴に応じて所定の情報を出力することを特徴とする個人
    情報利用システム。
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