JP5190941B2 - カラオケシステム - Google Patents

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本発明は、インターネットなどの通信網に接続されて用いられると共に、ユーザがログインすることによって提供されるアカウントサービスを備えるカラオケシステムに関する。
近年、カラオケシステムがインターネットなどの通信網に接続され用いられるようになったことに伴い、ユーザが自ら登録しておいたアカウントに、カラオケシステムで用いられるリモコン端末などからログインして、これまで歌った曲情報の履歴を参照したり、或いは、あらかじめ登録しておいた十八番の曲を素早く選曲したり、といったサービスが提供されるようになってきた。このようなカラオケシステムにおけるアカウント制導入に伴い、提供可能となったサービスの1つとして、電子メールサービスを挙げることができる。
例えば、特許文献1(特開2007−122620号公報)には、会員情報データベースを管理する会員情報サーバー装置などを設けておき、宛先になっている会員がログインした際に、会員情報サーバーからこのメッセージが送信され、サブコンピュータの画面に表示されようにして、地理的に離れた店舗の利用者同士でも、通信システムのネットワークを利用して電子メールのやりとりを可能としたカラオケシステムが開示されている。
特開2007−122620号公報
カラオケシステムは、複数人数からなるグループで1つのカラオケルームを利用するという形態が多い。すなわち、カラオケシステムで提供される電子メールサービスにおいては、複数の人の前で電子メールを開封する、ということが行われるわけである。ところが、電子メールの内容によっては、あるグループのメンバー内ではその内容を共有してもよいが、それとは別のメンバーから構成される別のグループ内では当該内容を共有することができない、ということがある。
しかしながら、特許文献1記載のものによる電子メールサービスでは、カラオケルームなどに集っている人全員に電子メールを見られてしまう可能性がある、という問題があった。このような問題は、カラオケシステムにおける電子メールサービスでは、パーソナルコンピュータや携帯電話によるそれとは異なり、リモコン端末が共用にかかるものであり、このために個人宛の電子メールもその場にいる人に見られてしまう可能性が常にあるという特殊事情が存在することに起因するものである。
本発明は上記のような課題を解決するものであって、本発明の請求項1に係る発明は、ホストサーバと、カラオケ楽曲の再生を行う演奏装置と、所定の入力手段及び表示手段とを有し、前記ホストサーバと通信網を介して通信を行うと共に前記演奏装置の制御を行うリモコン端末とからなり、前記リモコン端末によって前記ホストサーバを介した電子メールの送受信を行うカラオケシステムにおいて、新着メールの表示又は非表示のいずれを選択するかをユーザに問い合わせる対話用メッセージを前記表示手段に表示すると共に、前記入力手段が、新着メールの表示の選択を受け付けた場合には、前記表示手段に新着メールを含む所定件数の受信メール一覧を表示し、前記入力手段が、新着メールの非表示の選択を受け付けた場合には、前記表示手段に新着メールを除いた所定件数の受信メール一覧を表示することを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る発明は、請求項1に記載のカラオケシステムにおいて、前記対話用メッセージの表示を行わないように設定する設定手段を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載のカラオケシステムにおいて、電子メールの送受信を行うためにログインする際の認証はパスワードにより行うことを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のカラオケシステムにおいて、電子メールの送受信を行うためにログインする際の認証は指紋認証により行うことを特徴とする。
本発明のカラオケシステムは、表示手段に新着メールの表示又は非表示のいずれを選択するかをユーザに問い合わせる対話用メッセージを出現させ、ユーザに選択させるものであり、電子メールの内容をグループのメンバーに見られたくないような場合には、ユーザは「非表示」を選択することで、それを回避することが可能となる。
カラオケシステムにおける電子メールサービスでは、パーソナルコンピュータや携帯電話によるそれとは異なり、その場にいる人に見られてしまう可能性が常にあるという特殊事情が存在するが、本発明のカラオケシステムによれば、このような事情について配慮したシステムを構築することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の実施の形態に係るカラオケシステムの全体構成を示す図であり、図2は本発明の実施の形態に係るカラオケシステムの運用形態イメージを示す図である。
図1及び図2において、50は通信網、60はルータ、70は無線LANアクセスポイント、100はホストサーバ、200、200'、200''、200'''、200''''はリモコン端末、300、300'、300''、300'''はコマンダ、400はアンプ、401はスピーカー、402はマイクロフォン、450はディスプレイをそれぞれ示している。
本発明のカラオケシステムは、インターネットなどの通信網50を利用したものである。このようなカラオケシステムは、ホストサーバ100と、カラオケ店等の各カラオケルームに設置されるコマンダ300及びコマンダ300に対応付けして設けられているリモコン端末200とが、インターネットなどの通信網50を介して通信可能に構成されることによって形成されている。なお、このコマンダは特許請求の範囲においては、「演奏装置」として表現されているものである。
コマンダ300、300'、300''、300'''は、カラオケ店舗などの各カラオケルーム(空間1、空間2、空間3、空間4・・・)のそれぞれに1台ずつ設置されることが想定されるものである。また、コマンダ300、300'、300''、300'''に対応する形で、各カラオケルームには、リモコン端末が設置されている。通常、コマンダ300、300'、300''には、それぞれ1台ずつのリモコン端末200、200'、200''が対応付けされているが、空間4におけるコマンダ300'''のように、リモコン端末2
00'''、200''''が複数台対応付けされるように設定することも可能である。
ホストサーバ100側のルータ(不図示)とカラオケ店舗側のルータ60との間でインターネットネットワーク上に形成されるVPN(virtual private network)を介して、カラオケ店舗側のLANに接続されている。ルータ60には、図示するように、コマンダ300、300'、300''、300'''が接続される。また、ルータ60には、無線LANアクセスポイント70が接続されており、この無線LANアクセスポイント70とリモコン端末200、200'、200''、200'''、200''''が無線LANによって通信するようになっている。つまり、ホストサーバ100と、コマンダ300及びリモコン端末200との間の通信は、通信網50上のVPN及びカラオケ店舗の有線LAN、無線LANを介して行われることとなる。
コマンダ300は、リモコン端末200からの要求に応じて、有線LAN、無線LANを介して制御され得るようになっている。例えば、ユーザは、リモコン端末200から歌いたい曲を要求すると、当該要求はLAN経由でコマンダ300に送られ、コマンダ300がカラオケ楽曲をスタートさせるようになっている。
カラオケシステムのホストサーバ100は、カラオケ店舗などに設置されているコマンダ300に対して楽曲データ、映像データやユーザへ提供するためのコンテンツデータ等を配信する。すなわち、ホストサーバ100は、基本的なカラオケサービス用のホストサーバとして機能する。
また、ホストサーバ100は、リモコン端末200を介して、ID、パスワード、IDに対応したニックネームなどを登録することによって、自らのアカウントを取得したユーザに対する種々のサービスを提供する機能を有している。ここで、アカウントとは、本発明のカラオケシステムが提供するサービスを利用するために付与された、特定対象者に限定された権利のことである。
このアカウントを取得したユーザ(以下、「アカウントユーザ」という)に対して、ホストサーバ100は、アカウントユーザがこれまで歌ってきた曲の履歴を保持しておいたり、アカウントユーザが得意とする曲のリストを保持しておいたり、アカウントユーザがこれから歌いたいとして登録した曲のリストを保持しておいたり、アカウントユーザ間などの電子メールの送受信を行ったり、といったサービスを提供する。
本発明のカラオケシステムにおけるアカウントは、限定的な利用権とするために、特定の対象者を識別する必要があるが、本システムでは、パスワード又は指紋認証による方法が採用されている。しかしながら、アカウントの限定利用のための識別方法としては、このような方法によらず、他のバイオメトリック的手法を用いても構わない。
次に、本発明のカラオケシステムにおけるコマンダ300についてより詳しく説明する。図3は本発明の実施の形態に係るカラオケシステムで用いられるコマンダ及びその周辺のブロック構成を示す図である。図3において、301はバス、302は中央演算部、303は記憶部、304は第4通信部、305は第3通信部、306は入力部、307は表示制御部、310は音源部、330はミキサ部、400はアンプ、401はスピーカー、402はマイクロフォン、450はディスプレイをそれぞれ示している。
カラオケルームなどの空間に配されるコマンダ300には、CRTやTFT等の映像表示装置であるディスプレイ450、音声増幅装置であるアンプ400が接続されており、コマンダ300からの制御出力によりディスプレイ450に歌詞映像と背景画像を表示し、歌詞映像の表示と同期させてカラオケ楽曲の再生信号をアンプ400へ送出し、スピー
カー401から演奏音が得られるようにしている。そして、前記アンプ400には、ミキサ部330を介してマイクロフォン402が接続されており、周知のようにカラオケシステムのユーザは、歌詞映像に合わせてこのマイクロフォン402から自身の発声を入力し、歌唱することになる。
図3は、このように構成されたコマンダ300とその周辺の具体的構成を示すブロック図であり、バス301に接続された中央演算部302(CPU)がコマンダシステム全体の制御を司る。
記憶部303には、ROM、RAM、HDDが用いられ、ROMには制御プログラムなどが格納され、RAMには制御処理の内容などの一時記憶が可能となるようにしている。HDDには、ホストサーバ100から受信した楽曲データ、映像データやカラオケ演奏以外の機能を実行させるデータであるデータを一時記憶させる。
第4通信部304は、例えば赤外線通信が用いられ、リモコン端末200から送られてくる赤外線コード信号を受信し、コマンドデータに復元してバス301へ転送する。リモコン端末200からコマンダ300に対する指令信号は、カラオケ店舗内のLAN経由にても送信することができるが、「演奏スタート」や「唄い直し」などの比較的単純な指令信号は、この赤外線通信による通信部を利用することができる。
第3通信部305は、周知の規格の有線LANが用いられ、ホストサーバ100からコマンダ300に対する制御命令や、楽曲データ、映像データやファームウエアデータなどをホストサーバ100からダウンロードするために利用される。また、第3通信部305は、コマンダ300を、LANを介して他のコマンダやその他の機器に接続するための接続器でもあり、コマンダ300はそのようにLAN24を介して接続されることで、他のコマンダや他の機器との間で情報の送受信が可能とされる。
入力部306は、コマンダ300のフロントパネルに設けられた各種スイッチ機能であり、予約選曲、キーコントロール、歌唱プログラムなどカラオケ装置特有の機能をマニュアル設定が可能となるようにしている。表示制御部307は、カラオケ楽曲に伴う映像や、その他、コンテンツデータ、広告データなどの映像データをディスプレイ450により表示するための表示制御を行う。
音源部310は、MIDI(Musical Instrument Digital
Interface)規格に基づく楽曲データから演奏可能な楽音信号を形成する。
ミキサ部330は、音源部310が発声した複数の楽音信号とマイクロフォン402から入力される歌唱者の歌唱音声信号を適当なバランスでミキシングする。このミキサ部330でミキシングされた信号は、アンプ400に出力される。
次に、本発明のカラオケシステムにおけるリモコン端末200についてより詳しく説明する。図4は本発明の実施の形態に係るカラオケシステムで用いられるリモコン端末のブロック構成を示す図である。図4において、201はバス、202は中央演算部、203は記憶部、204はタッチパネル部、205は表示部、206は第1通信部、207は第2通信部、208は生体認証部をそれぞれ示している。
リモコン端末200は、バス201に接続された中央演算部202(CPU)がリモコン端末全体の制御を司る。
記憶部203には、ROM、RAM、不揮発性メモリが用いられ、ROMには制御プロ
グラムなどが格納され、RAMには制御処理の内容などの一時記憶が可能となるようにしている。
タッチパネル部204は、ユーザの指や図示しない備え付けのペン等による入力を行うものである。タッチパネル部204による入力を可能とするために、表示部205にはタッチパネル部204と連動した表示画像が表示されるようにプログラムされる。なお、本実施形態では、入力インターフェイス装置としてこのようなタッチパネル部204を用いる例について説明しているが、本発明はこれに限定されるものではない。
第1通信部206は、無線LANアクセスポイント70との間で無線LAN規格(例えば、IEEE802.11a/b/g規格など)に従った無線通信を行うための無線LAN信部である。
第2通信部207は、例えば赤外線通信が用いられ、コマンダ300における第4通信部304との通信を行うものであり、所定の赤外線コード信号をコマンダ300に送出することが可能とされている。
生体認証部208は、ユーザの指紋を読み取り、生体識別コードに変換するものであり、これによりアカウントを有するユーザを識別するものである。
ところで、ユーザによってはアカウントへのログインのための認証方法として、指紋認証を好まないというような場合がある。そこで、本実施形態におけるカラオケシステムでは、生体認証部208の指紋による認証か、パスワードを使っての認証かをユーザが選択できるようになっている。
次に、本実施形態に係るカラオケシステムが提供するアカウントユーザ間の電子メールの送受信サービスについてより詳しく説明する。図5は本発明の実施の形態に係るカラオケシステムで提供される電子メールサービスの概念を示す図である。
なお、図5においては、カラオケ店舗N1乃至N3が通信網50を介してホストサーバ100側に接続される形態でシステムが運用されている場合を示している。また、カラオケ店舗N1乃至N3には、リモコン端末がそれぞれ4台、2台、3台設置されていることを想定している。このような店舗数やリモコン端末数は例示的なものであり、本発明がこれに限定されるわけではない。
また、図示していないが、各カラオケ店舗の下には、これまで説明したコマンダ300が設置されるものである。また、図においてホストサーバ100には、アカウントユーザに提供されるアカウントサービスのみに関連する構成が示されており、その他のカラオケシステムとして機能に関連する構成については図示省略されている。
図5において、110はメールサービス部、111は受信ボックス、112は送信ボックス、113はメール設定部、120は履歴情報設定部、130は登録曲設定部をそれぞれ示している。
ホストサーバ100に登録したアカウントユーザは、例えば、ID=00000000001乃至ID=NNNNNNNNNNNのいずれかのユーザアカウントIDが付与され、そのようなIDの下で電子メールの送受信サービス、履歴情報の保存のサービスや、登録曲の保存のサービスを受けるようになっており、それぞれのサービスは、図中のメールサービス部110、履歴情報設定部120、登録曲設定部130が担うようになっている。本実施形態では、履歴情報設定部120、登録曲設定部130によるサービスについて
は詳述を避け、メールサービス部110が担う機能について説明する。
メールサービス部110は、カラオケシステムにおけるアカウントユーザ間のメールの送受信を担うものであり、メールサービス部110には、受信した電子メールを保存する受信ボックス111、送信した電子メールを保存する送信ボックス112、またアカウントユーザ個人毎の設定が保存されるメール設定部113が設けられている。
上記のようなカラオケシステムでは、カラオケ店舗N1のリモコン端末M1-1でアカウントにログインして作成されたAAAAさんの電子メールのメッセージは、メールサービス部110の機能によって、例えばCCCCさんが保有するアカウントに配信される。そして、後刻、カラオケ店舗N3のリモコン端末M3-3でアカウントにログインしたCCCCさんは、AAAAさんからの電子メールのメッセージを受領し、参照することができる。
ここで、リモコン端末200におけるタッチパネル部204を備えた表示部205によるユーザインターフェイス画面について説明する。図6及び図7は本発明の実施の形態に係るカラオケシステムで用いられるリモコン端末におけるタッチパネル部・表示部のユーザインターフェイス画面例を示す図である。
図6はリモコン端末200におけるログイン前のユーザインターフェイス画面例である。ここで、ユーザは生体認証部208による指紋認証か、或いはパスワード入力による認証かを行うことによって、自分のアカウントにログインする。図7は、ニックネーム「かとう たろう」さんが自らのアカウントにログインしたときの様子を示している。なお、アカウントに対する「ログイン」や「ログアウト」の概念は通常広く用いられているものと同様のものを用いることができる。
本実施形態に係るカラオケシステムで用いられるリモコン端末200のユーザインターフェイス画面では、右側のカラムを中心として、アカウントに関わるメニュー表示がなされる。本ユーザインターフェイス画面例では、アカウントサービスの下では「マイメニュー」、「あなたへのオススメ」、「マイリスト」、「マイりれき」、「ログアウト」のいずれかを選択することができるようになっている。電子メールサービスに関連するサービスの選択は「マイメニュー」の下に存在するようになっている。
次に、本実施形態に係るカラオケシステムにおける個々のアカウント別の電子メールの設定について説明する。図8は本発明の実施の形態に係るカラオケシステムで用いられるリモコン端末におけるメール設定処理のフローチャートを示す図である。
図8に示されるフローチャートにおいて、ステップS100で、メール設定の処理が開始されると、次に、ステップS101に進み、メール設定画面の表示が行われる。このようなメール設定画面への移行するためのユーザインターフェイス画面について説明する。図10は本発明の実施の形態に係るカラオケシステムで用いられるリモコン端末におけるタッチパネル部・表示部のユーザインターフェイス画面例を示す図であり、ログイン後に「マイメニュー」にタッチしたときの状態を示している。
「マイメニュー」にタッチすると、図示するような対話用メッセージがポップアップ表示されるようになっている。この対話用メッセージにおいては、ユーザはメールを実際に行うための「メール」、当該アカウントにおけるメールをはじめとする種々の設定を行うための「登録・設定」、対話用メッセージを終了するための「閉じる」があり、ユーザはいずれかを選択することができるようになっている。ユーザが「登録・設定」を選択してタッチすることによって、次に図11に示されるユーザインターフェイス画面が表示される。ここで、ユーザが「メール設定」を選択することによって、図12に示すメールの設
定画面に移行する。ステップS101が想定している画面は、この図12で示されるユーザインターフェイス画面である。当該画面において、ユーザは「新着メールを常に表示する」、「新着メールの表示・非表示を選択する」のいずれかの項目を選択して設定することができるようになっている。
カラオケシステムのアカウントサービスによる電子メールサービスでは、パーソナルコンピュータや携帯電話によるそれとは異なり、その場にいる人に見られてしまう可能性が存在する、という問題がある。そこで、本実施形態に係るカラオケシステムにおいては、ユーザが、新着メールを常に表示するか、或いは、必要に応じて表示するかを選択することができるようになっている。このような構成によって、ユーザによっては、必要なときにのみ新着メールのチェックすることができるようになる。
ステップS102では、図12に示すユーザインターフェイス画面において「新着メールを常に表示する」が選択されたか否かが判定される。ステップS102の判定結果がYESであるときにはステップS103に進み、ステップS102の判定結果がNOであるときにはステップS105に進む。
ステップS103では、(メール設定)=(新着メールを常に表示)としてセットし、続く、ステップS104で、ホストサーバ100に対してこの(メール設定)に変更するよう要求を送信する。ホストサーバ100側では、この要求に応じて、当該アカウントにおけるメール設定部113で(新着メールを常に表示)の設定を保存する。続く、ステップS106でメール設定の処理を終了する。ホストサーバ100のメール設定部113における(新着メールを常に表示)の設定は、リモコン端末200にも送信され、ユーザアカウントにおけるメールサービスに適用されるようになっている。
ステップS105では、(メール設定)=(新着メールの表示・非表示を選択)としてセットし、続く、ステップS105で、ホストサーバ100に対してこの(メール設定)に変更するよう要求を送信する。ホストサーバ100側では、この要求に応じて、当該アカウントにおけるメール設定部113で(新着メールの表示・非表示を選択)の設定を保存する。続く、ステップS106でメール設定の処理を終了する。ホストサーバ100のメール設定部113における(新着メールの表示・非表示を選択)の設定は、リモコン端末200にも送信され、ユーザアカウントにおけるメールサービスに適用されるようになっている。
次に、以上のように設定されるアカウントサービスにおけるメールサービスのメール受信時の手順について説明する。図9は本発明の実施の形態に係るカラオケシステムで用いられるリモコン端末におけるメール受信処理のフローチャートを示す図である。
図9のフローチャートにおいて、ステップS200でメール受信処理が開始されると、次にステップS201に進む。リモコン端末200におけるメール受信処理の開始は、図12に示すユーザインターフェイス画面で、ユーザが「メール」をタッチすることによって実行される。
ステップS201では、(メール設定)=(新着メールを常に表示)であるか否かが判定される。ステップS201における判定結果がYESであるときにはステップS202に進み、ステップS201における判定結果がNOであるときにはステップS203に進む。
ステップS201の判定がYESであるときに進むステップS202では、新着メールを全て表示する。すなわち、ステップS202では、ホストサーバ100側の受信ボック
ス111から最新の10件を取得して表示部205で表示する。図14はリモコン端末200におけるタッチパネル部・表示部のユーザインターフェイス画面例を示す図であり、新着メールも含めた最新の10件分のメールが表示されている例である。
ステップS201の判定がNOであるときに進むステップS203では、ユーザに対して選択画面が提示される。図13はそのときに用いられるユーザインターフェイス画面である。このようなユーザインターフェイス画面においては、新着メールの表示を行うか、行わないかを選択可能とする対話用メッセージがポップアップ表示されるようになっている。ログインしているアカウントユーザが新着メールのチェックを希望する場合には、「表示」をタッチして新着メールの表示を行い、「非表示」行う。特許請求の範囲における、「新着メールの表示又は非表示のいずれを選択するかをユーザに問い合わせる対話用メッセージ」は、図13に示される対話用メッセージのことである。
ステップS204では、アカウントユーザが「表示」、「非表示」のいずれを選択したかが判定される。
ステップS204で「表示」が選択されたときはステップS202に進み、リモコン端末200において図15に示すように、新着メールも含めた最新の10件分のメールが表示されるようにする。ステップS206で処理を終了する。
ステップS204で「非表示」が選択されたときは、ステップS205に進み、新着メールについては表示を行わないようにする。すなわち、ステップS205では、ホストサーバ100側の受信ボックス111から新着メールを除く最新の10件を取得して表示部205に表示する。図15はリモコン端末200におけるタッチパネル部・表示部のユーザインターフェイス画面例を示す図であり、新着メールを除いた最新の10件分のメールが表示されている例である。そして、ステップS206に進み、処理を終了する。
図14や図15に示されるユーザインターフェイス画面においては、「メッセージ表示」にタッチすることよってメールの内容を表示する画面に移行するし、また「削除」にタッチすることよってメールの削除を行うことができる。例えば、図14或いは図15に示されている2008/4/19付けの送信者「たざわだよ」に対応する「メッセージ表示」のボタンをタッチすると、図16に示すようなユーザインターフェイス画面が表示され、アカウントユーザはメールの内容を読むことが可能となとなる。
以上、本発明のカラオケシステムは、表示部205に新着メールの表示又は非表示のいずれを選択するかをアカウントユーザに問い合わせる対話用メッセージを出現させ、アカウントユーザに選択させるものであり、電子メールの内容をグループのメンバーに見られたくないような場合には、アカウントユーザは「非表示」を選択することで、それを回避することが可能となる。
カラオケシステムにおける電子メールサービスでは、パーソナルコンピュータや携帯電話によるそれとは異なり、リモコン端末が共用にかかるものであり、このために個人宛の電子メールもその場にいる人に見られてしまう可能性が常にあるという特殊事情が存在するが、本発明のカラオケシステムによれば、このような事情について配慮したシステムを構築することが可能となる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。図17は本発明の他の実施の形態に係るカラオケシステムの全体構成を示す図である。本実施形態においても、先の実施形態と同様にユーザアカウント制による電子メールサービスを行うものであるが、先の実施形態とは全体のシステム構成が異なっている。
先の実施形態においては、無線LANアクセスポイント70が採用され、リモコン端末20は、このアクセスポイントを利用してLAN経由で、コマンダ300に対する指令信号などを送出していが、本実施形態では、この無線LANアクセスポイント70が省略され、リモコン端末200とコマンダ300との信号のやりとりはBluetooth規格などの無線通信を用いるようにしている。
このような無線通信を用いると比較的大容量のデータ通信を無線によって行うことができるので、無線LANアクセスポイント70などの設置が不要となる。また、先の実施形態においては、リモコン端末200とコマンダ300と間の直接的な通信手段としては赤外線通信による通信部が用いられていたが、本実施形態では、先のようなBluetooth規格などの無線通信が採用されるため、リモコン端末200及びコマンダ300に赤外線通信による通信部を設ける必要がなくなり、ハードウエア的に簡略化することができる、というメリットがある。
なお、本明細書においては、種々の実施の形態について説明したが、それぞれの実施の形態の構成を適宜組み合わせて構成された実施形態も本発明の範疇となるものである。
本発明の実施の形態に係るカラオケシステムの全体構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係るカラオケシステムの運用形態イメージを示す図である。 本発明の実施の形態に係るカラオケシステムで用いられるコマンダ及びその周辺のブロック構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係るカラオケシステムで用いられるリモコン端末のブロック構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係るカラオケシステムで提供される電子メールサービスの概念を示す図である。 本発明の実施の形態に係るカラオケシステムで用いられるリモコン端末におけるタッチパネル部・表示部のユーザインターフェイス画面例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るカラオケシステムで用いられるリモコン端末におけるタッチパネル部・表示部のユーザインターフェイス画面例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るカラオケシステムで用いられるリモコン端末におけるメール設定処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施の形態に係るカラオケシステムで用いられるリモコン端末におけるメール受信処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施の形態に係るカラオケシステムで用いられるリモコン端末におけるタッチパネル部・表示部のユーザインターフェイス画面例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るカラオケシステムで用いられるリモコン端末におけるタッチパネル部・表示部のユーザインターフェイス画面例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るカラオケシステムで用いられるリモコン端末におけるタッチパネル部・表示部のユーザインターフェイス画面例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るカラオケシステムで用いられるリモコン端末におけるタッチパネル部・表示部のユーザインターフェイス画面例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るカラオケシステムで用いられるリモコン端末におけるタッチパネル部・表示部のユーザインターフェイス画面例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るカラオケシステムで用いられるリモコン端末におけるタッチパネル部・表示部のユーザインターフェイス画面例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るカラオケシステムで用いられるリモコン端末におけるタッチパネル部・表示部のユーザインターフェイス画面例を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係るカラオケシステムの全体構成を示す図である。
符号の説明
50は通信網、60・・・ルータ、70・・・無線LANアクセスポイント、100・・・ホストサーバ、110はメールサービス部、111・・・受信ボックス、112・・・送信ボックス、113・・・メール設定部、120・・・履歴情報設定部、130・・・登録曲設定部、200、200'、200''、200'''、200''''・・・リモコン端末、201・・・バス、202・・・中央演算部、203・・・記憶部、204・・・タッチパネル部、205・・・表示部、206・・・第1通信部、207・・・第2通信部、208・・・生体認証部、300、300'、300''、300'''・・・コマンダ、301・・・バス、302・・・中央演算部、303・・・記憶部、304・・・第4通信部、305・・・第3通信部、306・・・入力部、307・・・表示制御部、310・・・音源部、330・・・ミキサ部、400・・・アンプ、401・・・スピーカー、402・・・マイクロフォン、450・・・ディスプレイ

Claims (4)

  1. ホストサーバと、カラオケ楽曲の再生を行う演奏装置と、所定の入力手段及び表示手段とを有し、前記ホストサーバと通信網を介して通信を行うと共に前記演奏装置の制御を行うリモコン端末とからなり、前記リモコン端末によって前記ホストサーバを介した電子メールの送受信を行うカラオケシステムにおいて、
    新着メールの表示又は非表示のいずれを選択するかをユーザに問い合わせる対話用メッセージを前記表示手段に表示すると共に、
    前記入力手段が、新着メールの表示の選択を受け付けた場合には、前記表示手段に新着メールを含む所定件数の受信メール一覧を表示し、
    前記入力手段が、新着メールの非表示の選択を受け付けた場合には、前記表示手段に新着メールを除いた所定件数の受信メール一覧を表示することを特徴とするカラオケシステム。
  2. 前記対話用メッセージの表示を行わないように設定する設定手段を有することを特徴とする請求項1に記載のカラオケシステム。
  3. 電子メールの送受信を行うためにログインする際の認証はパスワードにより行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカラオケシステム。
  4. 電子メールの送受信を行うためにログインする際の認証は指紋認証により行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のカラオケシステム。
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