JP2002373140A - 携帯電話装置 - Google Patents

携帯電話装置

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JP2002373140A
JP2002373140A JP2001181039A JP2001181039A JP2002373140A JP 2002373140 A JP2002373140 A JP 2002373140A JP 2001181039 A JP2001181039 A JP 2001181039A JP 2001181039 A JP2001181039 A JP 2001181039A JP 2002373140 A JP2002373140 A JP 2002373140A
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mails
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JP2001181039A
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Takahiro Kuriyama
敬弘 栗山
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第三者にメールを見られたくないようにする
ため、メール操作自体を暗証番号等の入力無しでは不可
能になるように制限する方法では、第三者に見られても
よい(又は見せたい)メールの選択表示やメール操作が
できない。 【解決手段】 予め利用者以外の第三者に見られたくな
い送信メール又は受信メールをシークレットメールとし
て設定しておく。そして、保存している送受信メールが
シークレットメールかどうか逐次判定し(ステップS3
3)、シークレットメールであれば、メールの一覧表示
はせず、シークレットメールでなければ一覧表示する。
これにより、シークレットメールとして設定されていな
いメール、すなわち、利用者が第三者に見せてもよい
(又は見せたい)メールに関しては、そのメールの本文
の表示やメール操作(一覧表示、本文表示、削除、返
信、転送等)をすることができ、他方、見せたくないメ
ールは非表示とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話装置に係
り、特に一覧表示、本文表示、削除、返信、転送等のメ
ール操作機能を備える携帯電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、メール操作機能を備える携帯電話
装置が、その利便性などから飛躍的に普及してきてい
る。この携帯電話装置では、通常、送受信したメール
は、題名等を一覧表示させ、その一覧表示からカーソル
移動等のキー操作により任意のメールを選択して本文を
表示させる。また、本文表示時のメニュー操作により、
削除、返信、転送等のメール操作を可能としている。こ
れらの一覧表示、本文表示、削除、返信、転送等のメー
ル操作は容易に可能であり、利用者本人以外の操作がで
きる第三者、例えば、友人、恋人、配偶者などに見られ
たくないメールを見られる可能性がある。そこで、一覧
表示、本文表示、削除、返信、転送等のメール操作自体
を暗証番号等の入力無しでは不可能になるように制限す
る方法が考えられる。
【0003】また、受信したメールを第三者に見られな
いようにした機能を備える携帯電話装置も従来より知ら
れている(特開2000−101735)。この従来の携帯電話装
置では、親機と複数の子機からなり、受信した文字メッ
セージを他の利用者に見せないようにする(シークレッ
ト表示を行う)発信側の電話番号を予め親機と子機とで
設定しておき、例えば親機を使用する利用者がシークレ
ット表示を行う発信側の電話番号が登録された発信側か
らの文字メッセージは親機専用のメモリに登録すると共
に、子機にはその文字メッセージは表示せず、同様に、
子機を使用する利用者がシークレット表示を行う発信側
の電話番号が登録された発信側からの文字メッセージは
子機専用のメモリに登録すると共に、親機にはその文字
メッセージは表示しないようにすることで、第三者に文
字メッセージが見られないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記のメー
ル操作自体を暗証番号等の入力無しでは不可能になるよ
うに制限する方法を採用した携帯電話装置では、一部の
メールは第三者に見られたくないが、その他のメールは
第三者に見られてもよい(又は見せたい)というメール
に応じた選択表示ができず、更には利用者本人が見たい
場合に、一部の見られたくないメール以外の見られても
よいメールのメール操作を行うことが不可能であるとい
う問題がある。
【0005】また、上記の公開公報記載の従来の携帯電
話装置では、親機と子機の利用者が異なることを前提と
しており、通常、親機(又は子機)を利用している利用者
が子機(又は親機)を使用した場合に、親機(又は子機)
の利用者が第三者に見られたくないメール(文字メッセ
ージ)が見られてしまうことがあり、また予め電話番号
が登録されている発信側からの文字メッセージをすべて
シークレット表示するようにしているので、シークレッ
ト表示が設定されている発信側からの文字メッセージの
うち、見られてもよい(又は見せたい)文字メッセージ
の第三者への表示が不可能であるという問題がある。
【0006】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
送受信したメールのうち、所望のメールのみ表示せず、
他のメールはメール操作可能な携帯電話装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】また、本発明の他の目的は、特定のメール
アドレスと送受信したメールを非表示とし得る携帯電話
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、電話機能の他に、少なくともメールの一覧
表示及びメールの本文表示を含むメール操作機能を備え
る携帯電話装置において、利用者以外の第三者に見られ
たくない送信メール又は受信メールをシークレットメー
ルとして設定する設定手段と、保存されている送信メー
ル及び受信メールがシークレットメールであるかどうか
判定する判定手段と、判定手段によりシークレットメー
ルであると判定されたメールの少なくとも本文を、表示
部による一覧表示で表示しない表示禁止手段と、判定手
段によりシークレットメールでないと判定されたメール
に対して、メール操作機能を可能とする制御手段とを有
する構成としたものである。
【0009】この発明では、利用者以外の第三者に見ら
れたくない送信メール又は受信メールをシークレットメ
ールとして設定し、そのシークレットメールの少なくと
も本文は表示しないようにできる。また、本発明では、
メール毎にシークレットメールかどうかの設定ができ
る。
【0010】また、上記の目的を達成するため、本発明
は上記の判定手段によりシークレットメールで判定され
たメールの本文の表示は、予め登録されている暗証番号
と入力された暗証番号が一致するときのみ行う認証手段
を有することを特徴とする。この発明では、暗証番号に
よる簡易認証により、シークレットメールの本文を表示
するか否かの決定ができる。
【0011】また、上記の目的を達成するため、本発明
は、上記の設定手段を、予め登録されている暗証番号と
入力された暗証番号とが一致する場合にのみ、保存され
ている全ての送信メール及び受信メールのうちの任意に
選択されたメールに対して、シークレットメールとして
設定する構成としたものである。この発明では、暗証番
号による簡易な認証手段により利用者本人であると確認
できた場合のみ、シークレットメールの設定ができる。
【0012】また、上記の目的を達成するため、本発明
は、上記の設定手段を、受信メールの送信元アドレスを
確認する手段と、確認された送信元アドレスと予め登録
されているシークレットメールアドレスとを比較する比
較手段と、比較手段によりシークレットメールアドレス
と一致する送信元アドレスの受信メールをシークレット
メールとして設定する手段とからなる構成としたもので
ある。この発明では、受信メールの送信元アドレスが予
め登録されているシークレットメールアドレスと一致す
るときには、その受信メールを自動的にシークレットメ
ールに設定することができる。
【0013】また、上記の目的を達成するため、本発明
は、電話機能の他に、少なくともメールの一覧表示及び
メールの本文表示を含むメール操作機能を備える携帯電
話装置において、保存されているすべての送信メール及
び受信メールの送信日時と題名を表示部に一覧表示する
一覧表示手段と、一覧表示されたメールのうち任意のメ
ールを選択入力する入力手段と、入力手段により選択入
力された任意のメールが、利用者以外の第三者に見られ
たくないシークレットメールであるかどうか、予めメー
ルに設定されている情報に基づいて判定する判定手段
と、予め登録されている暗証番号と入力された暗証番号
とが一致するか否か比較する比較手段と、選択入力され
た任意のメールが判定手段によりシークレットメールで
あると判定されたときには、比較手段により一致の比較
結果が得られたときにのみ任意のメールの本文を表示
し、選択入力された任意のメールが判定手段によりシー
クレットメールでないと判定されたときには、その任意
のメールの本文を比較手段による比較結果に関係なく表
示する選択表示手段とを有する構成としたものである。
【0014】この発明では、全メールの送信日時と題名
等を一覧表示し、シークレットメールに設定されている
メールの一覧表示されている情報以外の情報を表示させ
るためには、暗証番号による簡易認証を必要とするよう
にしたため、第三者がシークレットメールの本文を見ら
れないようにできる。
【0015】また、上記の目的を達成するため、本発明
は、選択表示手段により表示されるメールに対しての
み、メールの削除、返信、転送を可能とするメール操作
機能手段を有することを特徴とする。この発明では、選
択表示手段によりメールの本文が表示されるメールの
み、メールの削除、返信、転送を可能としているため、
シークレットメールについては、メールの削除、返信、
転送を禁止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明になる携帯電話装
置の一実施の形態のブロック図を示す。同図において、
携帯電話装置は、無線部1、制御部2、操作部3、表示
部4及び記憶部5から構成されている。無線部1、操作
部3、表示部4は従来と同じ構成であり、記憶部5に記
憶されているプログラムに従って制御部2が行う制御動
作に本実施の形態の特徴がある。
【0017】無線部1は図示しない基地局との間で無線
通信を行い、音声やメールの無線送受信信号を処理す
る。操作部3は、各種のキーを有しており、利用者(ユ
ーザ)によるメニュー操作を含むキー操作を処理する。
表示部4は、メール一覧、メール本文、メニュー画面を
表示する。記憶部5は、受信メールの詳細情報の他、暗
証番号やシークレットメールの設定状態を保存すると共
に、後述する制御部2による制御動作を司るプログラム
を保持している。制御部2は、上記のプログラムに従
い、操作部3からの操作入力などに基づき、無線部1、
表示部4及び記憶部5を統括的に制御する。
【0018】次に、図2及び図3のフローチャートを併
せ参照して本実施の形態の全体の動作について説明す
る。図2は通常のメール操作の手順を示すフローチャー
トである。まず、ユーザによる操作部3のキー操作に応
じて、制御部2は記憶部5に記憶されている受信メール
を読み出して表示部3に一覧表示する(ステップS
1)。ユーザは、カーソルの移動等のキー操作により、メ
ールの送信日時と題名等を一覧表示させることが可能で
ある。
【0019】ユーザによる操作部3のキー操作により、
任意のメールが選択されると(ステップS2)、制御部
2は選択されたそのメールの送信日時と題名等の他、本
文、送信元アドレス等の詳細情報を記憶部5から読み出
して表示部4に表示させ、また、操作部3からのメニュ
ー操作入力に基づき、削除、返信、転送等のメール操作
を行う(ステップS3)。その後、操作部3からメール
の一覧表示をキャンセルするキー入力があるかどうか監
視し(ステップS4)、キャンセルのキー入力がないと
きはメール選択画面に戻り、キャンセルのキー入力があ
るとメール一覧表示がキャンセルされてメール操作が終
了する。
【0020】次に、シークレットメールの設定手順につ
いて図3のフローチャートを参照して説明する。このシ
ークレットメールの設定手順は、受信したメールが、利
用者本人以外の第三者に見られたくないメールである場
合、そのメールをシークレットメールとして設定する手
順である。
【0021】制御部2は、シークレットメールの設定を
開始する旨のキー入力が操作部3からあったことを検出
すると(ステップS11)、続けて利用者により操作部
3から入力された暗証番号を取り込み(ステップS1
2)、その暗証番号が予め記憶部5に記憶されている暗
証番号と一致するかどうか比較照合する(ステップS1
3)。
【0022】暗証番号が一致しない場合は、元のステッ
プS11の処理に戻り、暗証番号が一致する場合は、制
御部2は記憶部5に記憶されている受信メールの全メー
ルを読み出して表示部4に一覧表示する(ステップS1
4)。利用者は表示部4のメールの一覧表示を見て、シ
ークレットメールとして設定したい任意のメールを選択
して操作部3から入力すると(ステップS15)、制御
部2は操作部3から入力された任意のメールをシークレ
ットメールとして設定する(ステップS16)。
【0023】続いて、制御部2はシークレットメールの
設定終了が操作部3から入力されたかどうかチェックし
(ステップS17)、設定終了入力が無い場合は、再び
シークレットメールとして選択されるメール入力を待
つ。このようにして、設定終了入力があるまで、ステッ
プS15及びS16の処理を繰り返すことにより、任意
の数のメールをシークレットメールとして設定すること
ができる。利用者がキー操作によりシークレットメール
設定状態の終了を選択すると、制御部2はシークレット
メールの設定処理を終了する。
【0024】次に、シークレットメールアドレスにより
シークレットメールを設定する手順について図4のフロ
ーチャートと共に説明する。無線部1によりメール受信
が行われると(ステップS21)、制御部2は、その受
信メールの送信元メールアドレスを確認する(ステップ
S22)。続いて、制御部2は確認した送信元メールア
ドレスが、予め記憶部5に登録してあるシークレットメ
ールアドレスと一致するかどうか比較照合する(ステッ
プS23)。シークレットメールアドレスは、利用者が
特定のメールアドレスから送信されたメールをシークレ
ットメールとして設定したE場合に予め登録するもので
ある。
【0025】上記の比較照合の結果、送信元アドレスが
シークレットメールアドレスと不一致であれば、この処
理を直ちに終了し、一致すれば上記の受信メールをシー
クレットメールとして設定して(ステップS24)、処
理を終了する。このようにして、受信メールの送信元ア
ドレスに基づいてシークレットメールとするかどうか自
動的に設定することができる。
【0026】次に、図2のステップS1のメール一覧表
示の処理について、図5のフローチャートと共にさらに
詳細に説明する。シークレットメールを非表示にしてシ
ークレットメール以外のメールを一覧表示するか、シー
クレットメールを含む全メールを一覧表示するかは、利
用者がキー操作により任意に設定できるものとする。
【0027】制御部2は操作部3からシークレットメー
ルを非表示とするか否かのキー入力を受け、シークレッ
トメールを非表示としないように設定入力された場合
は、シークレットメールを含む全メールを表示部4に表
示する一覧表示を行って処理を終了する(ステップS3
7)。シークレットメールを表示して全メールを一覧表
示するように、利用者がキー操作により設定する場合
は、暗証番号入力による簡易認証を行うようにすべきで
ある。
【0028】一方、シークレットメールを非表示とする
設定入力がされた場合は、制御部2は最初に表示すべき
保存されているメールを確認し(ステップS32)、確
認したメールがシークレットメールかどうか判定し(ス
テップS33)、シークレットメールでない場合は、そ
のメールを一覧に表示して(ステップS34)、次の保
存メールが記憶部5にあるかどうか判定する(ステップ
S35)。シークレットメールである場合は、そのメー
ルを一覧に表示しないで、次の保存メールが記憶部5に
あるかどうか判定する(ステップS35)。
【0029】ステップS35で次の保存メールがあるこ
とが検出されると、制御部2は記憶部5から次の保存メ
ールを読み出して確認し(ステップS36)、その保存
メールがシークレットメールかどうか判定する(ステッ
プS33)。以下、上記と同様にして、記憶部5に記憶
されている保存メールのすべてについて、シークレット
メールかどうかの判定が行われ、シークレットメール以
外の保存メールのみが一覧に表示される。ステップS3
5で次の保存メールが無いと判定されると、このメール
一覧表示処理は終了する。
【0030】送信メールに関しても、シークレットメー
ルの設定、シークレットメールの非表示が略同様にして
可能である。手順が同様であるので、説明は省略する。
【0031】このように、本実施の形態によれば、利用
者本人以外の第三者に見られたくないメールをシークレ
ットメールとして設定して一覧表示しないようにできる
と共に、シークレットメール以外のメールは一覧表示し
て、メール操作(本文表示、削除、返信、転送等)がで
きる。また、本実施の形態によれば、利用者が予め登録
しているシークレットメールアドレスと受信メールの送
信元アドレスとが一致するときには、その受信メールを
シークレットメールとして自動設定するようにしている
ため、その受信メールを非表示とすることができる。
【0032】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。図6は本発明の他の実施の形態の動作説明用フ
ローチャートを示す。この実施の形態では、図1に示し
た制御部2が記憶部5に記憶されている全てのメールの
送信日時と題名等を表示部4に一覧表示する(ステップ
S41)。続いて、制御部2は、表示部4の一覧表示を
見た利用者が操作部3を操作して入力された任意のメー
ルの選択入力を受け(ステップS42)、それがシーク
レットメールかどうか判定する(ステップS43)。
【0033】選択入力されたメールがシークレットメー
ルでない場合は、選択したメールの送信日時と題名等の
ほか、本文、送信元メールアドレス等の詳細情報を表示
させ、また、メニュー操作により、削除、返信、転送等
のメール操作が可能とされる(ステップS46)。他
方、制御部2はステップS42で選択入力されたメール
がシークレットメールであると判定した場合、利用者は
暗証番号(暗証番号の設定方法の説明は省略する)を操
作部3から入力する(ステップS44)。
【0034】制御部2は続いて、この入力された暗証番
号と記憶部5に予め設定登録されている暗証番号とが一
致するかどうか比較照合し(ステップS45)、一致す
る場合は正規の利用者(本人)であると判断して選択し
たメールの送信日時と題名等のほか、本文、送信元メー
ルアドレス等の詳細情報を表示部4に表示させ、また、
メニュー操作により、削除、返信、転送等のメール操作
を可能とする(ステップS46)。一方、入力された暗
証番号が登録されている暗証番号と異なる場合は、メー
ル選択をした者は正規の利用者以外の第三者であると判
断して、そのシークレットメールの本文、送信元メール
アドレス等の詳細情報を非表示とし、かつ、メニュー操
作により、削除、返信、転送等のメール操作ができない
ようにする。
【0035】上記ステップS46の処理が終了したと
き、又はステップS45で暗証番号不一致の判定結果が
得られたときには、続いてメール一覧表示をキャンセル
するかどうかの入力待ちの状態となり(ステップS4
7)、キャンセルしないときには再びステップS42に
戻り任意のメール選択が行われ、その選択メールがシー
クレットメールであるか否かに応じた上記の処理が繰り
返され、他方、利用者の操作部3の操作によりキャンセ
ルされたときには、一覧表示及びメール操作は終了す
る。
【0036】この実施の形態によれば、全メールの送信
日時と題名等を表示部4に一覧表示し、シークレットメ
ールに設定されているメールについては、暗証番号によ
る簡易認証を必要とする方法により一覧表示されている
情報以外の、メール本文、送信元アドレス等を表示させ
るか否かの決定、及びキー操作を可能とするかの決定を
行うようにしているため、本人以外の第三者がシークレ
ットメールの本文を見たり、メールの削除、返信、転送
等のメール操作ができないようにすることができる。
【0037】なお、以上の実施の形態の説明では、シー
クレットメールは受信メールに対して設定するように説
明したが、送信メールに対して設定することもできる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
利用者以外の第三者に見られたくない送信メール又は受
信メールをシークレットメールとして設定し、そのシー
クレットメールの少なくとも本文は表示しないようにし
たため、シークレットメールとして設定されていないメ
ール、すなわち、利用者が第三者に見せてもよい(又は
見せたい)メールに関しては、そのメールの本文の表示
やメール操作(一覧表示、本文表示、削除、返信、転送
等)をすることができる。
【0039】また、本発明によれば、メール毎にシーク
レットメールかどうかの設定ができるため、同じ送信元
のメールであっても、利用者が任意に選択したメールだ
けを非表示とすることができる。
【0040】また、本発明によれば、送信元アドレスが
シークレットメールアドレスと一致するときには、送信
元アドレスの受信メールを自動的にシークレットメール
として設定して表示させないようにしたため、利用者が
予めシークレットメールアドレスとして設定した特定の
メールアドレスとその送信元からの受信メールの履歴を
一覧表示させないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示すブロック図
である。
【図2】図1の通常のメール操作の手順を示すフローチ
ャートである。
【図3】図1のシークレットメールの設定手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】図1のシークレットメールアドレスによりシー
クレットメールを設定する手順を示すフローチャートで
ある。
【図5】図1のメールを一覧表示する手順を示すフロー
チャートである。
【図6】本発明の他の実施の形態の動作説明用フローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 無線部 2 制御部 3 操作部 4 表示部 5 記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/725 H04M 1/725 11/00 302 11/00 302

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機能の他に、少なくともメールの一
    覧表示及びメールの本文表示を含むメール操作機能を備
    える携帯電話装置において、 利用者以外の第三者に見られたくない送信メール又は受
    信メールをシークレットメールとして設定する設定手段
    と、 保存されている送信メール及び受信メールが前記シーク
    レットメールであるかどうか判定する判定手段と、 前記判定手段により前記シークレットメールであると判
    定されたメールの少なくとも本文を、表示部による一覧
    表示で表示しない表示禁止手段と、 前記判定手段により前記シークレットメールでないと判
    定されたメールに対して、前記メール操作機能を可能と
    する制御手段とを有することを特徴とする携帯電話装
    置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段により前記シークレットメ
    ールで判定されたメールの本文の表示は、予め登録され
    ている暗証番号と入力された暗証番号が一致するときの
    み行う認証手段を有することを特徴とする請求項1記載
    の携帯電話装置。
  3. 【請求項3】 前記設定手段は、予め登録されている暗
    証番号と入力された暗証番号とが一致する場合にのみ、
    保存されている全ての送信メール及び受信メールのうち
    の任意に選択されたメールに対して、シークレットメー
    ルとして設定することを特徴とする請求項1記載の携帯
    電話装置。
  4. 【請求項4】 前記設定手段は、受信メールの送信元ア
    ドレスを確認する手段と、確認された送信元アドレスと
    予め登録されているシークレットメールアドレスとを比
    較する比較手段と、該比較手段により前記シークレット
    メールアドレスと一致する前記送信元アドレスの受信メ
    ールを前記シークレットメールとして設定する手段とか
    らなることを特徴とする請求項1記載の携帯電話装置。
  5. 【請求項5】 電話機能の他に、少なくともメールの一
    覧表示及びメールの本文表示を含むメール操作機能を備
    える携帯電話装置において、 保存されているすべての送信メール及び受信メールの送
    信日時と題名を表示部に一覧表示する一覧表示手段と、 前記一覧表示されたメールのうち任意のメールを選択入
    力する入力手段と、 前記入力手段により選択入力された任意のメールが、利
    用者以外の第三者に見られたくないシークレットメール
    であるかどうか、予めメールに設定されている情報に基
    づいて判定する判定手段と、 予め登録されている暗証番号と入力された暗証番号とが
    一致するか否か比較する比較手段と、 前記選択入力された任意のメールが前記判定手段により
    前記シークレットメールであると判定されたときには、
    前記比較手段により一致の比較結果が得られたときにの
    み前記任意のメールの本文を表示し、前記選択入力され
    た任意のメールが前記判定手段により前記シークレット
    メールでないと判定されたときには、その任意のメール
    の本文を前記比較手段による比較結果に関係なく表示す
    る選択表示手段とを有することを特徴とする携帯電話装
    置。
  6. 【請求項6】 前記選択表示手段により表示されるメー
    ルに対してのみ、該メールの削除、返信、転送を可能と
    するメール操作機能手段を有することを特徴とする請求
    項5記載の携帯電話装置。
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