JP2014167630A - リモコン装置、カラオケシステム、プログラム及び楽曲予約方法 - Google Patents

リモコン装置、カラオケシステム、プログラム及び楽曲予約方法 Download PDF

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Abstract

【課題】楽曲が予約される際に、他のユーザに予約曲が知られることを防ぐことができるリモコン装置、カラオケシステム、プログラム及び楽曲予約方法を提供する。
【解決手段】アクティブユーザがユーザ画像A4のユーザの場合、リモコン1のディスプレイ14には隠し予約として3曲目が表示される。アクティブユーザがA1の場合は3曲目の隠し予約を有効に設定して予約処理を依頼したユーザと、リモコンのアクティブユーザが一致するので、3曲目の楽曲は非表示ではなく、実際の楽曲名が表示される。
【選択図】図5

Description

本発明は、カラオケシステムのリモコン装置に関する。具体的には、カラオケ装置へ楽曲を予約する予約技術に関する。
従来、リモコン装置とカラオケ装置とから構成されるカラオケシステムが知られている。一般的には、リモコン装置により選曲処理が実行される。選曲処理が実行された結果、所定の楽曲の予約のリクエストが、カラオケ装置に向けて送信される。カラオケ装置は、予約のリクエストを受信したことに応じて、予約のリクエストが含む楽曲識別番号に基づいて、楽曲の予約を行う。この場合、カラオケ装置と接続されたディスプレイには、現在予約されている楽曲リストが表示される。そして、カラオケ装置は、楽曲の予約に従って、楽曲識別情報が示す楽曲を再生する。
一方で、カラオケにアミューズメント性を持たせるために、特許文献1では、ディスプレイに表示される楽曲リストの中で、所望の楽曲が、非表示にされる技術が開示されている。具体的には、リモコン装置のユーザの要求に従って、楽曲の予約時に、予約される楽曲を非表示にするか否かが決定される。リモコン装置は、決定された要求に従って、カラオケ装置へ向けて、楽曲の予約をリクエストする。カラオケ装置は、予約のリクエストを受信したことに応じて、予約のリクエストが含む楽曲識別番号に基づいて、楽曲の予約を行い、さらに、楽曲の非表示を設定する。また、特許文献2では、楽曲の予約をリクエストしたユーザを示すユーザ識別情報と楽曲とが、カラオケ装置に接続されたディスプレイに表示される。特許文献2では、リモコン装置のユーザの要求に従って、楽曲の予約時に、ユーザ識別情報を非表示にするか否かが決定される。カラオケ装置は、予約のリクエストを受信したことに応じて、予約のリクエストが含むユーザ識別情報に基づいて、楽曲の予約を行い、さらに、ユーザ識別情報の非表示を設定する。
特開平10−78786号公報 特開2005−99203号公報
しかしながら、特許文献1または特許文献2に記載の予約方法では、カラオケ装置が、予約のリクエストを受信したことに応じて、予約のリクエストが含むユーザ識別情報に基づいて、楽曲の予約を行い、さらに、ユーザ識別情報の非表示を設定するだけである。
本発明は、以上のことを鑑みてなされたものである。本発明の目的は、楽曲が予約される際に、他のユーザに予約曲が知られることを防ぐことができるリモコン装置、カラオケシステム、プログラム及び楽曲予約方法を提供することである。
請求項1に記載の発明によれば、カラオケシステムで利用されるリモコン装置にログイン処理を実行したユーザを識別可能なユーザ識別情報を記憶する記憶手段と、予約された楽曲の識別番号と、楽曲を予約したユーザを示す前記ユーザ識別情報と、予約した楽曲をカラオケ装置において非表示にするかまたは表示にするかを示す設定情報とを含む予約情報を、前記リモコン装置と通信可能なカラオケ装置へ送信する送信手段と、記カラオケ装置に予約された楽曲の識別番号と、楽曲を予約したユーザを示すユーザ識別情報と、予約した楽曲を前記カラオケ装置において非表示にするかまたは表示にするかを示す設定情報とが対応付けられた予約リストを、前記カラオケ装置から取得する取得手段と、予約リストを、前記リモコン装置へ表示させる表示要求を受け付ける受付手段と、前記受付手段により表示要求を受け付けたことに応じて、前記取得手段により取得された予約リストが含む設定情報に従って、前記リモコン装置において楽曲の表示または非表示を設定する第設定手段と、を備えることを特徴とするリモコン装置である。
請求項2に記載の発明によれば、前記リモコン装置は、前記第1設定手段により設定された楽曲の表示または非表示の設定に基づいて、前記リモコン装置のディスプレイに、前記取得手段により取得された予約リストを表示させる表示制御手段をさらに備えることを特徴とする
請求項3に記載の発明によれば、前記リモコン装置は、前記受付手段により表示要求を受け付けたことに応じて、前記予約リストの中に前記記憶手段に記憶された前記ユーザ識別情報がある場合、前記記憶手段に記憶された前記ユーザ識別情報と対応付けられた楽曲を、前記リモコン装置において表示可能に設定する第設定手段をさらに備え、前記第1設定手段は、前記受付手段により表示要求を受け付けたことに応じて、前記予約リストの中に前記記憶手段に記憶された前記ユーザ識別情報がない場合、取得した予約リストが含む設定情報に従って、前記リモコン装置において楽曲の表示または非表示を設定し、前記表示制御手段は、前記第1設定手段または前記第2設定手段により設定された楽曲の表示または非表示の設定に基づいて、非表示設定の場合、前記予約リストが含む楽曲の識別番号に基づいて表示される楽曲名を、前記楽曲名とは異なる文字または図形または画像を用いて表示させることを特徴とする。また、請求項4に記載の発明によれば、前記リモコン装置は、前記受付手段により表示要求を受け付けたことに応じて、前記予約リストの中に前記記憶手段に記憶された前記ユーザ識別情報がある場合、前記記憶手段に記憶された前記ユーザ識別情報と対応付けられた楽曲を、前記リモコン装置において表示可能に設定する第設定手段をさらに備え、前記第1設定手段は、前記受付手段により表示要求を受け付けたことに応じて、前記予約リストの中に前記記憶手段に記憶された前記ユーザ識別情報がない場合、取得した予約リストが含む設定情報に従って、前記リモコン装置において楽曲の表示または非表示を設定し、前記表示制御手段は、前記第1設定手段または前記第2設定手段により設定された楽曲の表示または非表示の設定に基づいて、非表示設定の場合、前記予約リストが含む楽曲の識別番号に基づいて表示される楽曲名にマスク処理を施して前記リモコン装置のディスプレイに表示させることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、カラオケシステムで利用されるリモコン装置にログイン処理を実行したユーザを識別可能なユーザ識別情報を記憶する第1記憶手段と、予約された楽曲の識別番号と、楽曲を予約したユーザを示す前記ユーザ識別情報と、予約した楽曲をカラオケ装置において非表示にするかまたは表示にするかを示す設定情報とを含む予約情報を、前記リモコン装置と通信可能なカラオケ装置へ送信する送信手段と、記カラオケ装置に予約された楽曲の識別番号と、楽曲を予約したユーザを示すユーザ識別情報と、予約した楽曲を前記カラオケ装置において非表示にするかまたは表示にするかを示す設定情報とが対応付けられた予約リストを、前記カラオケ装置から取得する取得手段と、予約リストを、前記リモコン装置へ表示させる表示要求を受け付ける受付手段と、前記受付手段により表示要求を受け付けたことに応じて、前記取得手段により取得された予約リストが含む設定情報に従って、前記リモコン装置において楽曲の表示または非表示を設定する第1設定手段と、を備えるリモコン装置を含むことを特徴とするカラオケシステムである。
請求項に記載の発明によれば、リモコン装置に予約された楽曲の識別番号と、楽曲を予約したユーザを示すユーザ識別情報と、予約した楽曲をカラオケ装置において非表示にするかまたは表示にするかを示す設定情報とを含む予約情報を、カラオケ装置へ送信する送信ステップと、前記カラオケ装置に予約された楽曲の識別番号と、楽曲を予約したユーザを示すユーザ識別情報と、予約した楽曲を前記カラオケ装置において非表示にするかまたは表示にするかを示す設定情報とが対応付けられた予約リストを、前記カラオケ装置から取得する取得ステップと、予約リストを、前記リモコン装置へ表示させる表示要求を受け付ける受付ステップと、前記受付ステップにより表示要求を受け付けたことに応じて、前記取得ステップにより取得された予約リストが含む設定情報に従って、前記リモコン装置において楽曲の表示または非表示を設定する第1設定ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムである
請求項に記載の発明によれば、前記プログラムは、前記第1設定ステップにより設定された楽曲の表示または非表示の設定に基づいて、前記リモコン装置のディスプレイに、前記取得ステップにより取得された予約リストを表示させる表示制御ステップをさらにコンピュータに実行させることを特徴とする
請求項に記載の発明によれば、前記プログラムは、前記受付ステップにより表示要求を受け付けたことに応じて、前記予約リストの中に前記記憶手段に記憶された前記ユーザ識別情報がある場合、前記記憶手段に記憶された前記ユーザ識別情報と対応付けられた楽曲を、前記リモコン装置において表示可能に設定する第2設定ステップをコンピュータにさらに実行させ、前記第1設定ステップは、前記受付ステップにより表示要求を受け付けたことに応じて、カラオケシステムで利用されるリモコン装置にログイン処理を実行したユーザを識別可能なユーザ識別情報を記憶する記憶手段であって、前記予約リストの中に前記記憶手段に記憶された前記ユーザ識別情報がない場合、取得した予約リストが含む設定情報に従って、前記リモコン装置において楽曲の表示または非表示を設定し、前記表示制御ステップは、前記第1設定ステップまたは前記第2設定ステップにより設定された楽曲の表示または非表示の設定に基づいて、非表示設定の場合、前記予約リストが含む楽曲の識別番号に基づいて表示される楽曲名を、前記楽曲名とは異なる文字または図形または画像を用いて表示させることを特徴とする
請求項に記載の発明によれば、前記プログラムは、前記受付ステップにより表示要求を受け付けたことに応じて、カラオケシステムで利用されるリモコン装置にログイン処理を実行したユーザを識別可能なユーザ識別情報を記憶する記憶手段であって、前記予約リストの中に前記記憶手段に記憶された前記ユーザ識別情報がある場合、前記記憶手段に記憶された前記ユーザ識別情報と対応付けられた楽曲を、前記リモコン装置において表示可能に設定する第2設定ステップをコンピュータにさらに実行させ、前記第1設定ステップは、前記受付ステップにより表示要求を受け付けたことに応じて、前記予約リストの中に前記記憶手段に記憶された前記ユーザ識別情報がない場合、取得した予約リストが含む設定情報に従って、前記リモコン装置において楽曲の表示または非表示を設定し、前記表示制御ステップは、前記第1設定ステップまたは前記第2設定ステップにより設定された楽曲の表示または非表示の設定に基づいて、非表示設定の場合、前記予約リストが含む楽曲の識別番号に基づいて表示される楽曲名にマスク処理を施して、前記リモコン装置のディスプレイに表示させることを特徴とする
請求項10に記載の発明によれば、リモコン装置に予約された楽曲の識別番号と、楽曲を予約したユーザを示すユーザ識別情報と、予約した楽曲をカラオケ装置において非表示にするかまたは表示にするかを示す設定情報とを含む予約情報を、リモコン装置がカラオケ装置へ送信する送信ステップと、前記カラオケ装置に予約された楽曲の識別番号と、楽曲を予約したユーザを示すユーザ識別情報と、予約した楽曲を前記カラオケ装置において非表示にするかまたは表示にするかを示す設定情報とが対応付けられた予約リストを、前記リモコン装置が前記カラオケ装置から取得する取得ステップと、予約リストを、前記リモコン装置へ表示させる表示要求を、前記リモコン装置が受け付ける受付ステップと、前記受付ステップにより表示要求を受け付けたことに応じて、前記取得ステップにより取得された予約リストが含む設定情報に従って、前記リモコン装置において楽曲の表示または非表示を、前記リモコン装置が設定する第設定ステップと、を含む楽曲予約方法である。
請求項1から10に記載の発明によれば、表示要求を受け付けたことに応じて、取得した予約リストが含む設定情報に従って、リモコン装置において楽曲の表示または非表示を設定する。他のユーザに予約曲が知られることを防ぐことができる
本実施形態のカラオケシステムSの概要構成図である。 本実施形態の携帯端末装置K1とコマンダ2とのくくり付け方法を示す概念図である。 本実施形態の隠し予約設定時のリモコン1のディスプレイの画面遷移を示す図である。 本実施形態のコマンダ2に外部接続されたディスプレイ、または、コマンダ2に備えられたディスプレイに予約リストが表示される表示態様を示す説明図である。 本実施形態のリモコン1のディスプレイに予約リストが表示される表示態様を示す説明図である。 本実施形態のリモコン1、コマンダ2、センターサーバ3、及び、携帯端末装置K1の電気的構成の概念図である。 本実施形態の予約リストのデータ構造を示す概念図である。 本実施形態のリモコン1のメイン動作を示すフローチャートである。 本実施形態の予約リスト表示処理を示すフローチャートである。 本実施形態のコマンダ2のメイン動作を示すフローチャートである。
[最良の実施形態]
以下、図面に沿って、本発明を適用した最良の実施形態について説明する。
[1.カラオケシステムの構成及び動作の概要]
始めに、図1を参照して、本実施形態のカラオケシステムの構成の概要について説明する。図1は、本実施形態のカラオケシステムSの構成を表す図である。なお、図1は、カラオケ店舗KSの中に設置された複数のカラオケルームの中で、カラオケルームKRを1室示した例を用いている。また、図1の例では、カラオケルームKRに、リモコン1及びコマンダ2が夫々1台ずつ設置されている。なお、カラオケルームKRに、リモコン1は複数台設置されても良い。一般的にカラオケ店舗KSには、複数のカラオケルームKRが設定されている。なお、本実施形態のコマンダ2は、本発明のカラオケ装置の一例である。
図1に示すように、カラオケシステムSは、リモコン1と、コマンダ2と、センターサーバ3を含んで構成される。リモコン1は、カラオケ曲の選曲または検索に用いられる選曲装置である。リモコン1は、カラオケ店舗KSに備えられたアクセスポイントAP及びブロードバンドルータBRを介して、無線通信によりネットワークに接続される。これにより、リモコン1は、ネットワークを介してコマンダ2及びセンターサーバ3と通信が可能になる。リモコン1は、赤外線によりコマンダ2へ、カラオケ曲の予約を依頼する。リモコン1には、リモコンIDが付与されている。リモコンIDは、リモコン1を識別するための識別情報である。リモコンIDは、リモコン1を一意に特定できる情報であれば、どのような情報であってもよいが、例えばリモコン1に割り当てられたIPアドレスがリモコンIDとされても良い。
コマンダ2は、リモコン1により依頼された予約に基づいて、カラオケ曲の再生処理を行う。コマンダには、夫々コマンダIDが付与される。コマンダIDは、コマンダを夫々識別するための情報である。コマンダIDは、コマンダ2を一意に特定できる情報であれば、どのような情報であってもよいが、例えばコマンダ2に割り当てられたIPアドレスがコマンダIDとされる。
本実施形態では、ユーザが個人で所有する携帯端末装置から、カラオケ曲の予約を、コマンダへ依頼することが可能である。図1に示すように、ユーザY1〜Y3が夫々所有する携帯端末装置K1〜K3を用いて、コマンダ2へカラオケ曲の予約を依頼することができる。この場合、携帯端末装置K1〜K3は、例えば、携帯基地局Cを介してネットワークへ接続可能になっている。
センターサーバ3は、カラオケ店舗KSに設置されたコマンダとリモコンとのくくり付け情報を記憶する。また、センターサーバ3は、カラオケ店舗KSに設置されたコマンダと携帯端末装置とのくくり付け情報を記憶する。なお、くくり付け情報の詳細は後述する。センターサーバ3は、くくり付け情報に基づいて、リモコン1から送信された予約依頼を、リモコン1とくくり付けられたコマンダ2へ送信する。また、センターサーバ3は、くくり付け情報に基づいて、携帯端末装置K1〜K3から送信された予約依頼を、携帯端末装置K1〜K3とくくり付けられたコマンダ2へ送信する。なお、本実施形態のリモコン1と携帯端末装置K1〜K3は、本発明のリモコン装置の一例である。
[2.携帯端末装置K1とコマンダ2とのくくり付け方法]
以下、図2を用いて、本実施形態の携帯端末装置K1とコマンダ2とのくくり付け方法について説明する。図2は、本実施形態の携帯端末装置K1とコマンダ2とのくくり付け方法を示す概念図である。図2に示す例では、センターサーバ3は、コマンダ2のコマンダIDと、コマンダ2とくくり付けられたリモコン1のリモコンIDとを対応付けて記憶している。これにより、センターサーバ3は、コマンダ2がくくり付けられているリモコンが、リモコン1であることを把握することができる。
まず、リモコン1は、ログイン処理を実行する(図2:(1))。図2(1)の処理では、リモコン1のユーザY1が、リモコン1を用いてユーザ識別情報を入力する。入力した結果、リモコン1は、ログイン処理を実行する。そして、リモコン1は、ログイン処理時に入力されたユーザ識別情報と、ユーザ識別情報を送信したリモコン1のリモコンIDとを、センターサーバ3へ送信する(図2:(2))。
センターサーバ3は、リモコン1からユーザ識別情報を受信すると、ユーザ識別情報を送信したリモコン1とくくりつけられたコマンダ2を決定する。具体的には、ユーザ識別情報を送信したリモコン1と通信可能なコマンダ2を決定する。本実施形態では、センターサーバ3は、カラオケシステムで使用されるリモコン1のリモコンIDと、そのリモコン1と通信可能なコマンダ2のコマンダIDとを対応付けて記憶している。このため、ユーザ識別情報を送信したリモコン1のリモコンIDと対応付けられたコマンダIDを決定する。そして、センターサーバ3は、コマンダIDと対応付けて、受信したユーザ識別情報を記憶する(図2(3))。
次に、ユーザY1は、携帯端末装置K1を用いてコマンダ2へ指令を送信するために、携帯端末装置K1を用いて、ユーザ識別情報を入力する。そして、入力されたユーザ識別情報が、携帯端末装置K1からセンターサーバ3へ送信される(図2:(4))。そして、センターサーバ3は、携帯端末装置K1からユーザ識別情報を受信すると、受信するユーザ識別情報と対応付けられたコマンダIDを決定する。このように決定されたコマンダIDが示すコマンダ2が、携帯端末装置K1と通信可能なコマンダとして決定される。センターサーバ3は、携帯端末装置K1からコマンダ2に向けての指令として、例えば、楽曲を予約するための楽曲識別情報を受信した場合、このように決定されたコマンダIDのコマンダ2に向けて、受信した楽曲識別情報を転送する。従って、携帯端末装置K1により、コマンダ2へ楽曲予約を代表とする各種指令を送信することが可能になる。これにより、携帯端末装置K1が、コマンダ2に対して、リモコン1と同様の処理を実行可能になる。
[3.隠し予約設定]
以下、図3〜図5を参照して、本実施形態の隠し予約設定について説明する。図3は、本実施形態の隠し予約設定時のリモコン1の表示部の画面遷移を示す図である。まず、図3(a)を用いて、リモコン1のログイン処理、及び、アクティブユーザについて説明する。図3(a)は、リモコン1を用いて楽曲の予約を行う際の表示画面である。本実施形態では、図3(a)に示すように、リモコン1のディスプレイ14には、リモコン1を用いてログインされたユーザのユーザ画像A1、A2、A3及びA4が表示される。本実施形態では、リモコン1によるログイン処理が完了すると、リモコン1のディスプレイ14には、ログインしたユーザが、例えば、アバターを用いて、ユーザ画像A1、A2、A3及びA4として表示される。具体的には、ログインしたときに用いられたユーザ識別情報と対応付けられたユーザ画像が、リモコン1のディスプレイ14に表示される。
また、本実施形態では、さらに、リモコン1へログインしたユーザの中から、リモコン1を利用しているユーザが識別可能になっている。本実施形態では、リモコン1へログインしたユーザの中から、リモコン1を利用しているユーザを、以下、「アクティブユーザ」と呼ぶ。図3(a)の例では、ユーザ画像A1の周辺に枠が表示されている。この枠に囲まれたユーザ画像A1が示すユーザが、アクティブユーザとなる。本実施形態のリモコン1のディスプレイ14は、タッチパネルである。このため、ユーザ画像A1〜A4のいずれかが、接触されることで、接触されたユーザ画像と対応するユーザへ、アクティブユーザを切り替えることが可能である。
例えば、ユーザ画像A2が、接触された場合、接触されたユーザ画像A2に枠が表示されることで、アクティブユーザを切り替えることができる。アクティブユーザが切り替えられることで、リモコン1にログインしている各ユーザごとの設定を用いて、リモコン1を操作することができる。
次に、図3(b)では、隠し予約設定の有効、または、無効が設定される。図3(b)は、ユーザA1がアクティブユーザであり、且つ、予約設定を行う際に、表示画面に表示される設定画面の一例である。リモコン1では予約設定を行う際に、隠し予約設定の有効(図3(b)のON)、または、無効(図3(b)のOFF)が設定される。図3(b)の例は、隠し予約設定が有効(図3(b)のON)にされた例である。隠し予約設定が有効(図3(b)のON)にされると、予約された楽曲が隠されて表示されることになる。そして、隠し予約設定が設定された後に、図3(c)に示すように、楽曲の予約処理が実行される。楽曲の予約処理は、リモコン1で設定された予約内容が、コマンダ2へ送信されて、楽曲の歌唱を予約する処理である。図3(b)で、隠し予約設定が有効にされていた場合、隠し予約設定が有効であることを示す情報が、リモコン1からコマンダ2へ通知されることになる。楽曲の予約処理が完了すると、図3(c)に示す予約処理が完了した旨のメッセージが、リモコン1のディスプレイ14に表示されることになる。
次に、図4及び図5を参照して、隠し予約が設定された場合の予約リストの表示方法について説明する。コマンダ2は、リモコン1により実行された楽曲の予約を受け付けると、予約リストとして予約状況を管理する。図4(a)は、本実施形態におけるコマンダ2に外部接続されたディスプレイに、予約リストが表示される表示態様を示す説明図である。また、図4(b)は、本実施形態におけるコマンダ2に備えられたディスプレイに、予約リストが表示される表示態様を示す説明図である。
図4(a)に示すように、コマンダ2に外部接続されたディスプレイに、予約リストが表示される際、予約した楽曲名と、ユーザ画像とが対応付けられて表示される。図4(a)の例では、1曲目の予約として、ユーザ画像A4と、楽曲名「ちりぬるを」とが対応付けられて表示される。また、2曲目の予約として、リモコン1にログインしていないゲストユーザを示す画像「ゲスト」と、楽曲名「いろはにほへと」とが対応付けられて表示される。3曲目の予約として、ユーザ画像A1と、「□□□□□」とが対応付けられて表示される。なお、「□□□□□」は、予約した楽曲名がディスプレイに「□□□□□」と表示されることを表す。このように、楽曲名とは異なる文字または図形または画像を用いて、楽曲名が非表示にされても良い。なお、楽曲名が識別できない情報であれば、特に限定されない。楽曲名にマスク処理等が施されて、ディスプレイに表示されても良い。また、楽曲名がディスプレイに表示されず、ユーザ画像A1だけが、ディスプレイに表示されても良い。また、楽曲名の一部が非表示となるように設定されても良い。また、非表示と設定された楽曲名の表示が、隠し予約が設定されていない通常の表示よりも、ユーザに見えづらい色を用いてディスプレイに表示されても良い。例えば、ディスプレイの明度または彩度または色相の少なくともいずれかが調整されることで、ユーザに見えづらい色を用いてディスプレイに表示されても良い。このように、楽曲名がディスプレイに表示されないことで、コマンダ2を用いて歌唱するユーザ間で、次の予約が分らず、アミューズメント性を持たせてカラオケを楽しむことができる。図4(b)でも同様に、図4(a)に示す同じ表示情報が、コマンダ2に備えられたディスプレイに表示される。
図5は、本実施形態のリモコン1のディスプレイ14に予約リストが表示される状態を示す説明図である。図5(a)は、リモコン1において、ユーザ画像A4のユーザがアクティブユーザの場合に予約リストが表示される表示態様を示す説明図である。図5(b)は、リモコン1において、ユーザ画像A1のユーザがアクティブユーザの場合に予約リストが表示される表示態様を示す説明図である。
図4で説明したように3曲目の予約が隠し予約が有効に設定され、図5(a)に示すように、アクティブユーザが、ユーザ画像A4のユーザの場合、リモコン1のディスプレイ14には、図5(a)に示すように、隠し予約として3曲目が「□□□□□」で表示される。一方、図5(b)は、アクティブユーザが、ユーザ画像A1のユーザである。このため、3曲目の隠し予約を有効に設定して予約処理を依頼したユーザと、リモコン1のアクティブユーザとが一致することになる。この場合、図5(b)に示すように、3曲目の楽曲が「□□□□□」のような非表示ではなく、実際の曲名である「あいうえお」が表示されることになる。このように、アクティブユーザと、隠し予約を有効に設定したユーザとが一致する予約曲については、リモコン1は、隠し予約が有効に設定されていた場合であっても、一致する予約曲の曲名を表示される。従って、楽曲が予約される際に、隠し予約が有効に設定された場合であっても、現在リモコン1の表示画面で情報を閲覧可能なユーザのみに楽曲の非表示を解除することができる。この結果、他のユーザに予約曲が知られることを防ぎ、隠し予約の内容を確認することができる。
[4.電気的構成概要]
図6は、本実施形態のカラオケシステムSを構成するリモコン1、コマンダ2及びセンターサーバ3と、携帯端末装置K1の電気的構成を説明する説明図である。図6に示すように、カラオケシステムSは、リモコン1と、コマンダ2と、センターサーバ3とから構成される。
[4.1 コマンダ2の電気的構成]
図6に示すように、コマンダ2は、制御部21と、LANインターフェース部22と、記憶部23と、操作処理部26と、シンセサイザ27と、ビデオRAM31と、映像再生部32と、映像制御部33とを備える。
制御部21は、LANインターフェース部22と、記憶部23と、操作処理部26と、シンセサイザ27と、ビデオRAM31と、映像再生部32と、映像制御部33と電気的に接続される。制御部21は、コマンダ2の各種構成を制御する。制御部21は、例えば、CPU及びRAM等から構成されるコントローラである。
LANインターフェース部22は、コマンダ2とネットワークと接続する。LANインターフェース部22により、コマンダ2は、ブロードバンドルータBRまたはアクセスポイントAPを介してインターネット、リモコン1、センターサーバ3及び携帯端末装置と通信可能になる。
操作処理部26は、操作部24と、赤外線受信部25と電気的に接続される。操作部24は、コマンダ2のユーザにより操作される。操作部24により操作され、入力された信号が操作処理部26に出力される。また、赤外線受信部25は、リモコン1により送信された赤外線を受信する。受信された赤外線の信号は、操作処理部26に出力される。操作処理部26は、出力された夫々の信号にも基づいて、操作内容を決定する。決定された操作内容に基づいて、制御部21は、コマンダ2を制御する。
記憶部23は、コマンダ2で出力する楽曲データ及び映像データを記憶する。また、記憶部23、コマンダ2に付与されたコマンダIDを記憶する。また、記憶部23は、予約リスト記憶領域231を含む。記憶部23は、例えば、HardDisk(HD)等の高容量の記憶媒体である。操作処理部26により決定された操作内容に基づいて、記憶部23に記憶された楽曲データまたは映像データが制御部21により読み出される。そして、記憶部23に記憶された映像データに従って、制御部21は、ビデオRAM31または映像再生部32または映像制御部33に、映像を出力させる指令を送信する。予約リスト記憶領域231は、リモコン1または携帯端末装置K1から予約が依頼された楽曲をリストとして記憶する。予約リストは、予約依頼が含む楽曲識別情報と、ユーザ識別情報と、隠し予約の設定情報とを含む。図7は、本実施形態の予約リストのデータ構造を示す概念図である。図7に示すように、予約リストは、待ち行列番号と対応付けて、上述した楽曲識別情報、ユーザ識別情報、及び、設定情報とを対応付けて記憶する。待ち行列番号は、コマンダ2に予約された予約曲の数を示す。言い換えれば、待ち行列番号は、コマンダ2に楽曲が予約されて、現在再生を待っている曲数を示す。コマンダ2に楽曲が予約されるに従って、待ち行列番号が、予約された楽曲識別情報、ユーザ識別情報及び設定情報に付与されて、予約リスト記憶領域231に記憶される。また、記憶部23は、ユーザ識別情報と対応付けて、ユーザ画像を記憶している。本実施形態の予約リスト記憶領域231は、本発明の第2記憶手段の一例である。
図6に示すように、制御部21は、ビデオRAM31と映像再生部32と、映像制御部33とに電気的に接続される。また、映像制御部33は、ディスプレイ34と電気的に接続される。なお、本実施形態では、コマンダ2の外部に設置されたディスプレイ34と電気的に接続される。ビデオRAM31は、読み出された映像データを一時記憶する。制御部21により出力される指令に従って、映像再生部32は、ビデオRAM31に一時記憶された映像データを、ディスプレイ34に出力させる信号に変換する。変換された信号は、映像制御部33に送信される。制御部21により送信された指令に従って、映像制御部33は、ディスプレイ34に映像を表示させる指令を送信する。映像制御部33は、映像再生部32により送信された信号に基づいて、ディスプレイ34に所定の映像を表示させる。ディスプレイ34は、情報の表示機能を備えた構成であれば良い。
また、記憶部23に記憶された楽曲データに従って、制御部21は楽曲データを出力させる指令を、シンセサイザ27に送信する。そして、制御部21により送信された指令に従って、シンセサイザ27は、楽曲データに基づいて音信号を生成する。音信号は、ミキシングアンプ30を介してスピーカ29により音を出力させるための信号である。図6に示すように、シンセサイザ27は、ミキシングアンプ30と電気的に接続される。また、ミキシングアンプ30は、マイク制御部28とスピーカ29とに電気的に接続される。スピーカ29は、コマンダ2の外部に設置されても良い。
マイク制御部28は、図示しないマイクと接続される。マイクにより入力された情報に基づいて、マイク制御部28は、音声信号を生成する。マイク制御部28は、生成された音声信号をミキシングアンプ30に出力する。マイク制御部28により送信された音声信号またはシンセサイザ27により送信された音信号に基づいて、ミキシングアンプ30は、マイクにより入力された音声または楽曲データの音をスピーカ29により出力させる。マイク制御部28により送信された音声信号とシンセサイザ27により送信された音信号との両方が、ミキシングアンプ30に送信された場合、ミキシングアンプ30は、マイクにより入力された音声と楽曲データの音とを合成してスピーカ29により出力させる。
[4.2 リモコン1の電気的構成]
図6に示すように、リモコン1は、制御部11と、赤外線送信部12と、メモリ13と、操作処理部16と、ビデオRAM17と、映像制御部18と、無線LAN通信部19とを備える。制御部11は、赤外線送信部12と、メモリ13と、操作処理部16と、ビデオRAM17と、映像制御部18と、無線LAN通信部19と電気的に接続される。制御部11は、リモコン1の各種構成を制御する。制御部11は、例えば、CPU及びRAM等から構成されるコントローラである。このため、リモコン1の制御部11は、本発明のコンピュータとして機能する。
操作処理部16は、操作部15と電気的に接続される。操作部15は、リモコン1のユーザにより操作される。操作部15は、例えば、タッチパネルである。タッチパネルにより入力された位置情報が操作処理部16に出力される。操作処理部16は、入力された位置情報に基づいて操作内容を決定する。決定された操作内容が、制御部11に出力される。
赤外線送信部12は、コマンダ2に向けて赤外線を送信する。具体的には、操作処理部16により決定された操作内容が、赤外線送信部12によりコマンダ2に向けて送信される。リモコン1の操作部15がユーザにより操作されることで、所定の操作信号が、リモコン1からコマンダ2に送信される。例えば、リモコン1を操作することで、カラオケの楽曲が予約される。そのため、リモコン1から、予約されたカラオケの楽曲を示す操作信号がコマンダ2に送信される。コマンダ2は、操作信号を受信すると、操作信号が含む楽曲を予約楽曲として制御部11のRAM等に一時記憶する。
メモリ13は、検索データ及び映像データを記憶する。本実施形態では、メモリ13は、ログイン情報記憶領域131と、予約リスト記憶領域132と、アクティブ情報記憶領域133と、リモコンプログラム記憶領域134とを含む。ログイン情報記憶領域131は、リモコン1にログインしているユーザを識別するユーザ識別情報を記憶する。リモコン1にユーザがログインしている場合、ログインしているユーザを示すユーザ識別情報が、ログイン情報記憶領域131に記憶される。なお、本実施形態のログイン情報記憶領域131は、本発明の記憶手段または第1記憶手段の一例である。予約リスト記憶領域132は、コマンダ2から取得した予約リストを記憶する。具体的には、コマンダ2の予約リスト記憶領域231に記憶された予約リストが、リモコン1により取得されて、リモコン1の予約リスト記憶領域132に記憶される。
アクティブ情報記憶領域133は、リモコン1のアクティブユーザを示すユーザ識別情報を記憶する。アクティブユーザが切り替えられるたびに、アクティブ情報記憶領域133に記憶されるユーザ識別情報が更新される。なお、本実施形態のアクティブ情報記憶領域133は、本発明の記憶手段または第1記憶手段の一例である。
リモコンプログラム記憶領域134は、リモコン1のプログラムが記憶される。リモコン1のプログラムは、リモコン1を制御するプログラムである。なお、リモコン1のプログラムは、例えば、ネットワーク上の所定のサーバからダウンロードされるようにしてもよいし、例えば、CD−ROM等の記録媒体に記録されて記録媒体のドライブを介して読み込まれるようにしても良い。
メモリ13は、例えば、不揮発性のNAND型のメモリである。メモリ13に記憶される検索データは、カラオケシステムSで配信される楽曲データを検索する情報である。検索データは、例えば、カラオケの電子早見本である。また、メモリ13に記憶される映像データは、ディスプレイ14により映像を表示させるための情報である。操作処理部16により決定された操作内容に基づいて、メモリ13に記憶された映像データが制御部11により読み出される。そして、メモリ13に記憶された映像データに従って、制御部11は、ビデオRAM17または映像制御部18に、映像を出力させる指令を送信する。図6に示すように、制御部11は、ビデオRAM17と映像制御部18とに電気的に接続される。また、映像制御部18は、ディスプレイ14と電気的に接続される。ビデオRAM17は、読み出された映像データを一時記憶する。制御部11により出力される指令に従って、映像制御部18は、ビデオRAM17に一時記憶された映像データを、ディスプレイ14に出力させる信号に変換する。映像制御部18は、変換した信号をディスプレイ14に表示させる指令を送信する。映像制御部18は、変換した信号に基づいて、ディスプレイ14に所定の映像を表示させる。ディスプレイ14は、情報の表示機能を備えた構成であれば良い。
無線LAN通信部19は、各カラオケ店舗等に設置されたアクセスポイントAPに接続される。無線LAN通信部19は、例えば、公知の無線チップである。アクセスポイントAPは、例えば、無線LANである。また、アクセスポイントAPは、ブロードバンドルータBRを介してWAN等のインターネットと接続可能である。また、リモコン1は、アクセスポイントAPを介して、カラオケ店舗内のLAN及びインターネットに接続される。これにより、リモコン1は、コマンダ2、センターサーバ3及び携帯端末装置に情報を送受信可能となる。
[4.3 センターサーバ3の電気的構成]
図6に示すように、センターサーバ3は、制御部35と、LANインターフェース部36と、記憶部37とを備える。
制御部35は、LANインターフェース部36と、記憶部37と電気的に接続される。制御部35は、センターサーバ3の各種構成を制御する。制御部35は、例えば、CPU及びRAM等から構成されるコントローラである。
LANインターフェース部36は、センターサーバ3とネットワークと接続する。LANインターフェース部36により、センターサーバ3は、ブロードバンドルータBRまたはアクセスポイントAPを介してインターネット、リモコン1、コマンダ2及び携帯端末装置と通信可能になる。
記憶部37は、例えば、HardDisk(HD)等の高容量の記憶媒体である。記憶部37は、くくり付け情報記憶領域371と、センターサーバプログラム記憶領域372とを含む。
くくり付け情報記憶領域371は、くくり付け情報を記憶する。本実施形態では、センターサーバ3は、くくり付け情報として、リモコンとコマンダのくくり付け、及び、携帯端末装置とコマンダとのくくり付けとを記憶する。
センターサーバプログラム記憶領域372は、センターサーバ3のプログラムが記憶される。センターサーバ3のプログラムは、センターサーバ3を制御するプログラムである。なお、センターサーバ3のプログラムは、例えば、ネットワーク上の所定のサーバからダウンロードされるようにしてもよいし、例えば、CD−ROM等の記録媒体に記録されて記録媒体のドライブを介して読み込まれるようにしても良い。
[4.4 携帯端末装置K1の電気的構成]
図6に示すように、携帯端末装置K1は、制御部52と、メモリ53と、操作処理部56と、ビデオRAM57と、映像制御部58と、無線通信部51とを備える。制御部52は、メモリ53と、操作処理部56と、ビデオRAM57と、映像制御部58と、無線通信部51と電気的に接続される。制御部52は、携帯端末装置K1の各種構成を制御する。制御部52は、例えば、CPU及びRAM等から構成されるコントローラである。このため、携帯端末装置K1の制御部52は、本発明のコンピュータとして機能する。
操作処理部56は、操作部55と電気的に接続される。操作部55は、携帯端末装置K1のユーザにより操作される。操作部15は、例えば、タッチパネルである。タッチパネルにより入力された位置情報が操作処理部56に出力される。操作処理部56は、入力された位置情報に基づいて操作内容を決定する。決定された操作内容が、制御部52に出力される。
メモリ53は、検索データ及び映像データを記憶する。メモリ53に記憶される検索データは、例えば、センターサーバ3から取得される。本実施形態では、メモリ53は、コマンダID記憶領域531と、予約リスト記憶領域532と、携帯端末プログラム記憶領域533とを含む。コマンダID記憶領域531は、携帯端末装置K1が取得したコマンダIDを記憶する。本実施形態では、携帯端末装置K1とくくり付けられるコマンダのコマンダIDが取得される。コマンダIDは、例えば、ユーザにより入力されても良い。また、各カラオケルームに、コマンダIDを含むQRコード(登録商標)が張られても良い。この場合、携帯端末装置K1に備えられたカメラによって、QRコード(登録商標)が読み取られる。読み取られたQRコード(登録商標)が含むコマンダIDが、携帯端末装置K1に取得されてコマンダID記憶領域531に記憶される。また、コマンダ2のディスプレイ34、または、リモコン1のディスプレイ14にQRコード(登録商標)が表示されても良い。また、コマンダ2のディスプレイ34、または、リモコン1のディスプレイ14にコマンダIDが表示されても良い。
予約リスト記憶領域532は、コマンダ2に記憶された予約リストを記憶する。コマンダ2または、センターサーバ3を経由して、携帯端末装置K1は、予約リストを取得する。取得した予約リストが、携帯端末装置K1の予約リスト記憶領域532に記憶される。
携帯端末プログラム記憶領域533は、携帯端末装置K1のプログラムが記憶される。携帯端末装置K1のプログラムは、携帯端末装置K1を制御するプログラムである。なお、携帯端末装置K1のプログラムは、例えば、ネットワーク上の所定のサーバからダウンロードされるようにしてもよいし、例えば、CD−ROM等の記録媒体に記録されて記録媒体のドライブを介して読み込まれるようにしても良い。
メモリ53は、例えば、不揮発性のNAND型のメモリである。メモリ53に記憶される検索データは、カラオケシステムSで配信される楽曲データを検索する情報である。検索データは、例えば、カラオケの電子早見本である。携帯端末装置K1は、検索データをセンターサーバ3から取得する。また、メモリ53に記憶される映像データは、ディスプレイ54により映像を表示させるための情報である。操作処理部56により決定された操作内容に基づいて、メモリ53に記憶された映像データが制御部52により読み出される。そして、メモリ53に記憶された映像データに従って、制御部52は、ビデオRAM57または映像制御部58に、映像を出力させる指令を送信する。図4に示すように、制御部52は、ビデオRAM57と映像制御部58とに電気的に接続される。また、映像制御部58は、ディスプレイ54と電気的に接続される。ビデオRAM57は、読み出された映像データを一時記憶する。制御部52により出力される指令に従って、映像制御部58は、ビデオRAM57に一時記憶された映像データを、表示部に出力させる信号に変換する。映像制御部58は、変換した信号をディスプレイ54に表示させる指令を送信する。映像制御部58は、変換した信号に基づいて、ディスプレイ54に所定の映像を表示させる。ディスプレイ54は、情報の表示機能を備えた構成であれば良い。
無線通信部51は、携帯基地局Cを介してネットワークへ接続可能な無線チップである。無線通信部51により携帯端末装置K1は、携帯基地局Cを介してネットワークへ接続できる。これにより、携帯端末装置K1は、リモコン1、コマンダ2およびセンターサーバ3に情報を送受信可能となる。
[5.リモコン1の動作]
以上説明した構成からなる本実施形態のリモコン1の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。まず、リモコン1の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。図8は、リモコン1におけるメイン動作の処理手順を示すフローチャートである。リモコン1のメイン動作は、リモコン1の電源がオンにされたことにより、遂行される。以下に示す処理は、制御部11により処理される。
まず、ステップS101が、ログイン処理が要求されたか否かが実行される。ログイン処理が要求されたと判定された場合(ステップS101:YES)、ステップS102が実行される。ログイン処理が要求されたと判定されなかった場合(ステップS101:NO)、ステップS103が実行される。
ステップS102では、ログイン処理が実行される。ログイン処理が実行されたのちに、ログイン処理を行ったユーザ識別情報が、ログイン情報記憶領域131に記憶される。
ステップS103では、オプション設定が選択されたか否かが判定される。オプション設定は、図3(b)に示す「ガイドメロディ」、「隠し設定」、「録音する」という予約時の補助的設定である。オプション設定が選択されたと判定された場合(ステップS103:YES)、ステップS104が実行される。オプション設定が選択されたと判定されなかった場合(ステップS103:NO)、ステップS106が実行される。
ステップS104では、隠し予約設定が有効にされたか否かが判定される。図3(b)に示すように、隠し予約設定が有効に設定された(図3(b)のON)と判定された場合(ステップS104:YES)、ステップS105が実行される。隠し予約設定が有効に設定されたと判定されなかった場合(ステップS104:NO)、ステップS112が実行される。
ステップS105では、隠し予約設定が有効になったことを示す情報が、メモリ13の所定の記憶領域に登録される。
ステップS106では、アクティブユーザの変更要求があったか否かが判定される。アクティブユーザ変更要求があったと判定された場合(ステップS106:YES)、ステップS107が実行される。アクティブユーザ変更要求があったと判定されなかった場合(ステップS106:NO)、ステップS108が実行される。具体的には、図3(a)に示すユーザ画像A1〜A4のいずれかが接触されたか否かが判定される。図3(a)に示すユーザ画像A1〜A4のいずれかが接触された場合、アクティブユーザ変更要求があったと判定される。
ステップS107では、アクティブユーザの変更処理が実行される。具体的には、ステップS106で接触されたと判定されたユーザ画像と対応するユーザへ、アクティブユーザを切り替える。ステップS106で接触されたと判定されたユーザ画像に対応するユーザ識別情報が決定される。決定されたユーザ識別情報が、アクティブ情報記憶領域133に記憶されて、アクティブ情報記憶領域133が更新される。これにより、アクティブユーザを切り替えることになる。
ステップS108では、予約依頼が要求されたか否かが判定される。予約依頼が要求されたと判定された場合(ステップS108:YES)、ステップS109が実行される。予約依頼が要求されたと判定されなかった場合(ステップS108:NO)、ステップS110が実行される。
ステップS109では、コマンダ2へ向けて、予約情報が送信される。具体的には、リモコン1で設定された楽曲の予約を示す予約情報が、コマンダ2へ向けて送信される。なお、予約情報は、予約された楽曲を示す楽曲識別情報と、予約したユーザを示すユーザ識別情報と、ステップS105で登録された隠し予約設定の有効または無効を示す設定情報を含む。本実施形態のリモコン1のコンピュータとステップS109とは、本発明の第1送信手段の一例である。
ステップS110では、予約リスト表示依頼が要求されたか否かが判定される。予約リスト表示依頼が要求されたと判定された場合(ステップS110:YES)、ステップS111が実行される。予約リスト表示依頼が要求されたと判定されなかった場合(ステップS110:NO)、ステップS112が実行される。なお、本実施形態のリモコン1のコンピュータとステップS110とは、本発明の受付手段の一例である。また、本実施形態のステップS110は、本発明の受付ステップの一例である。
ステップS111では、予約リスト表示処理が実行される。なお、予約リスト表示処理の詳細は、図9を参照して後述する。
ステップS112では、リモコン1の電源がオフにされたか否かが判定される。リモコン1の電源がオフにされたと判定された場合(ステップS112:YES)、リモコン1のメイン動作は終了される。リモコン1の電源がオフにされたと判定されなかった場合(ステップS112:NO)、ステップS101が実行される。
[6.予約リスト表示処理]
以下、図9を参照して、本実施形態の予約リスト表示処理について説明する。まず、ステップS201では、アクティブユーザ決定処理が実行される。具体的には、アクティブ情報記憶領域133に記憶されたユーザ識別情報が決定される。本実施形態のリモコン1のコンピュータとステップS201とは、本発明の決定手段の一例である。
ステップS202では、コマンダ2へ向けて、予約リストの取得要求が送信される。本実施形態のリモコン1のコンピュータとステップS202とは、本発明の要求手段の一例である。
ステップS203では、ステップS202で要求した予約リストの取得が完了したか否かが判定される。予約リストの取得が完了したと判定された場合(ステップS203:YES)、ステップS205が実行される。なお、ステップS203で、予約リストの取得が完了したと判定された場合、取得された予約リストは、予約リスト記憶領域132に記憶される。本実施形態のリモコン1のコンピュータとステップS203は、本発明の取得手段の一例である。また、本実施形態のステップS203は、本発明の取得ステップの一例である。
ステップS204では、予約リストが無いことを示す通知が受信されたか否かが判定される。予約リストが無いことを示す通知は、コマンダ2から送信される。予約リストが無いことを示す通知が受信されたと判定された場合(ステップS204:YES)、予約リスト表示処理は終了される。予約リストが無いことを示す通知が受信されたと判定されなかった場合(ステップS204:NO)、ステップS203が実行される。
ステップS205では、取得された予約リストの中に、アクティブユーザと一致する予約があるか否かが判定される。具体的には、ステップS201で決定されたユーザ識別情報が、予約リストに登録されているか否かが判定される。予約リストに登録されていない場合、ステップS205は、「NO」と判定される。一方、予約リストに登録されていた場合、ステップS205は、「YES」と判定される。アクティブユーザと一致する予約があると判定された場合(ステップS205:YES)、ステップS206が実行される。アクティブユーザと一致する予約があると判定されなかった場合(ステップS205:NO)、ステップS210が実行される。
ステップS206では、ステップS205で一致すると判定された予約の隠し予約設定が、有効になっているか否かが判定される。具体的には、予約リストの中に、ステップS205で一致すると判定されたユーザ識別情報に対応する楽曲識別情報に、隠し予約の有効が設定されている設定情報があるか否かが判定される。隠し予約の設定が有効と設定されている設定情報がある場合、ステップS206は、「YES」と判定される。一方、隠し予約の設定が有効と設定されている設定情報が無い場合、ステップS206は、「NO」と判定される。隠し予約設定が有効になっていると判定された場合(ステップS206:YES)、ステップS207が実行される。一方、隠し予約設定が有効になっていると判定されなかった場合(ステップS206:NO)、ステップS210が実行される。本実施形態のリモコン1のコンピュータとステップS206とは、本発明の第1判定手段の一例である。
ステップS207では、アクティブユーザと一致する隠し予約設定が解除される。具体的には、アクティブユーザと一致する隠し予約設定が無効に変更される。本実施形態のリモコン1のコンピュータとステップS207とは、本発明の第設定手段の一例である。また、本実施形態のステップS207は、本発明の第設定ステップの一例である。
ステップS208では、隠し予約設定が無効と設定された楽曲識別情報について、楽曲名が決定される。一方、隠し予約設定が有効と判定された楽曲識別情報については、楽曲名が決定されない。
ステップS209では、予約リストがディスプレイ14に表示される。ステップS209では、ステップS208で決定された楽曲名を含む予約リストが、ディスプレイ14に表示される。具体的には、隠し予約が無効に設定された楽曲識別情報については、ステップS208で決定された楽曲名が、予約リストとして表示される。一方、隠し予約が有効に設定された楽曲識別情報については、楽曲名が隠されて表示される。
ステップS210では、予約リストがディスプレイ14に表示される。ステップS210では、隠し予約が無効に設定された楽曲識別情報については、楽曲識別情報に基づいて楽曲名が表示される。一方、隠し予約が有効に設定された楽曲識別情報については、楽曲名が隠されて表示される。本実施形態のリモコン1のコンピュータとステップS210とは、本発明の第設定手段の一例である。また、本実施形態のステップS210は、本発明の第設定ステップの一例である。
[7.コマンダ2の動作]
以上説明した構成からなる本実施形態のコマンダ2の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。まず、コマンダ2の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。図10は、コマンダ2におけるメイン動作の処理手順を示すフローチャートである。コマンダ2のメイン動作は、コマンダ2の電源がオンにされたことにより、遂行される。以下に示す処理は、制御部21により処理される。
ステップS301では、リモコン1から予約リストの取得が要求されたか否かが判定される。予約リストの取得が要求されたと判定された場合(ステップS301:YES)、ステップS302が実行される。予約リストの取得が要求されたと判定されなかった場合(ステップS301:NO)、ステップS305が実行される。
ステップS302では、予約があるか否かが判定される。具体的には、予約リスト記憶領域532に記憶された予約リストの中に、楽曲識別情報が記憶されているか否かが判定される。予約があると判定された場合(ステップS302:YES)、ステップS303が実行される。予約があると判定されなかった場合(ステップS302:NO)、ステップS304が実行される。
ステップS303では、予約リスト記憶領域532に記憶された予約リストが、リモコン1へ向けて送信される。本実施形態のコマンダ2のコンピュータとステップS303とは、本発明の第2送信手段の一例である。
ステップS304では、予約が無かったことを示す通知が、リモコン1へ向けて送信される。
ステップS305では、リモコン1からの予約要求が受信されたか否かが判定される。予約要求が受信されたと判定された場合(ステップS305:YES)、ステップS306が実行される。予約要求が受信されたと判定されなかった場合(ステップS305:NO)、ステップS307が実行される。なお、予約要求には、予約情報が含まれる。本実施形態のコマンダ2のコンピュータとステップS305とは、本発明の受信手段の一例である。
ステップS306では、予約受付処理が実行される。ステップS306では、受信した予約情報に基づいて、予約リストに楽曲識別情報が追加登録される。さらに、追加された楽曲識別情報と対応付けて、設定情報とユーザ識別情報とが、予約リストに登録される。
ステップS307では、予約リストの表示が要求されたか否かが判定される。予約リストの表示が要求されたと判定された場合(ステップS307:YES)、ステップS308が実行される。予約リストの表示が要求されたと判定されなかった場合(ステップS307:NO)、ステップS311が実行される。
ステップS308では、予約リストの中に隠し予約が有効に設定された予約があるか否かが判定される。具体的には、予約リスト記憶領域532に記憶された予約リストの中に、隠し予約が有効に設定されている設定情報があるか否かが判定される。隠し予約が有効に設定された予約があると判定された場合(ステップS308:YES)、ステップS309が実行される。隠し予約が有効に設定された予約があると判定されなかった場合(ステップS308:NO)、ステップS310が実行される。
ステップS309では、隠し予約が設定された予約リストがディスプレイ34に表示される。具体的には、隠し予約が無効に設定された楽曲識別情報については、楽曲名が予約リストとして表示される。一方、隠し予約が有効に設定された楽曲識別情報については、楽曲名が隠されて表示される。本実施形態のコマンダ2のコンピュータとステップS309とは、本発明の第3設定手段の一例である。
ステップS310では、隠し予約が設定されずに、予約リストがディスプレイ34に表示される。具体的には、楽曲名が予約リストとして表示される。
ステップS311では、コマンダ2の電源がオフにされたか否かが判定される。コマンダ2の電源がオフにされたと判定された場合(ステップS311:YES)、コマンダ2のメイン動作は終了される。コマンダ2の電源がオフにされたと判定されなかった場合(ステップS311:NO)、ステップS301が実行される。
本実施形態では、リモコン1のアクティブユーザについて、隠し予約設定を無効し、楽曲名を確認可能にしていたが、これに限定されるものではない。変形例として、リモコン1にログインしているログインユーザについて、隠し予約設定を無効し、楽曲名を確認可能にしても良い。この場合、ステップS205で、リモコン1のログイン情報記憶領域131に記憶されたユーザ識別情報と一致するユーザ識別情報が、予約リストに登録されていたか否かが判定されても良い。リモコン1のログイン情報記憶領域131に記憶されたユーザ識別情報と一致するユーザ識別情報が、予約リストに登録されていたと判定された場合、ステップS206及びステップS207が実行される。そして、ステップS206及びステップS207では、一致すると判定されたユーザ識別情報と対応付けられた楽曲識別情報の隠し予約設定が、有効から無効に変更されても良い。
本実施形態では、リモコン1のディスプレイ14に、予約リストが表示される場合について説明したがこれに限定されるものではない。例えば、リモコン1の代わりに、携帯端末装置K1に、本実施形態が適用されても良い。この場合、例えば、携帯端末装置K1のメモリ53に、ログイン情報記憶領域131、予約リスト記憶領域132、アクティブ情報記憶領域133及びリモコンプログラム記憶領域134が設定されることになる。また、携帯端末装置K1のディスプレイ54に、図3〜図5に表示される表示画面が表示されて、本実施形態の図8及び図9の処理が携帯端末装置K1により実行されることになる。
また、本実施形態の変形例として、例えば、ユーザ識別情報を用いて、携帯端末装置K1へログインしても良い。この場合、ログイン処理に用いられたユーザ識別情報が、携帯端末装置K1のメモリ53の所定の記憶領域に記憶される。そして、本実施形態の図8及び図9の処理が携帯端末装置K1により実行される。この場合、ステップS205で、携帯端末装置K1の所定の記憶領域に記憶されたユーザ識別情報と一致するユーザ識別情報が、予約リストに登録されていたか否かが判定されても良い。携帯端末装置K1の所定の記憶領域に記憶されたユーザ識別情報と一致するユーザ識別情報が、予約リストに登録されていたと判定された場合、ステップS206及びステップS207が実行される。そして、ステップS206及びステップS207では、一致すると判定されたユーザ識別情報と対応付けられた楽曲識別情報の隠し予約設定が、有効から無効に変更されても良い。そして、ステップS208では、隠し予約設定が解除されて、携帯端末装置K1のディスプレイ54に、楽曲名が表示されても良い。
また、本実施形態のステップS209の後に、ステップS211として、ステップS207が実行されてから所定の期間が経過したか否かが判定されても良い。なお、所定期間については、リモコン1の制御部11の計時機能により測定される。所定の期間が経過したと判定された場合(ステップS211:YES)、ステップS212として、ステップS207で解除された隠し予約設定が、再度、有効に設定されても良い。そして、予約リスト表示処理は、終了される。一方、所定の期間が経過したと判定されなかった場合(ステップS211:NO)、ステップS211が再度実行されても良い。この結果、隠し予約が所定期間の間だけ、一時的に解除されることで、他のユーザに予約曲が知られることを防ぎ、隠し予約の内容を確認することができる。なお、本実施形態のリモコン1のコンピュータとステップS211とは、本発明の第2判定手段の一例である。
本実施形態のステップS202で、コマンダ2に予約された予約リストの取得を要求しているが、ステップS202で要求される予約リストが、コマンダ2に予約された全ての楽曲が登録されたリストであっても良い。また、ステップS202で要求される予約リストが、コマンダ2に予約された一部の楽曲が登録されたリストであっても良い。この場合、コマンダ2により再生される順番が早い楽曲から順に所定の数の楽曲が、楽曲リストとしてステップS202で取得されても良い。
1 リモコン
2 コマンダ
3 センターサーバ
11 制御部
131 ログイン情報記憶領域
132 予約リスト記憶領域
133 アクティブ情報記憶領域
K1 携帯端末装置
K2 携帯端末装置
K3 携帯端末装置

Claims (10)

  1. カラオケシステムで利用されるリモコン装置にログイン処理を実行したユーザを識別可能なユーザ識別情報を記憶する記憶手段と、
    予約された楽曲の識別番号と、楽曲を予約したユーザを示す前記ユーザ識別情報と、予約した楽曲をカラオケ装置において非表示にするかまたは表示にするかを示す設定情報とを含む予約情報を、前記リモコン装置と通信可能なカラオケ装置へ送信する送信手段と、
    記カラオケ装置に予約された楽曲の識別番号と、楽曲を予約したユーザを示すユーザ識別情報と、予約した楽曲を前記カラオケ装置において非表示にするかまたは表示にするかを示す設定情報とが対応付けられた予約リストを、前記カラオケ装置から取得する取得手段と、
    予約リストを、前記リモコン装置へ表示させる表示要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により表示要求を受け付けたことに応じて、前記取得手段により取得された予約リストが含む設定情報に従って、前記リモコン装置において楽曲の表示または非表示を設定する第設定手段と、
    を備えることを特徴とするリモコン装置。
  2. 前記リモコン装置は、
    前記第1設定手段により設定された楽曲の表示または非表示の設定に基づいて、前記リモコン装置のディスプレイに、前記取得手段により取得された予約リストを表示させる表示制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のリモコン装置。
  3. 前記リモコン装置は、
    前記受付手段により表示要求を受け付けたことに応じて、前記予約リストの中に前記記憶手段に記憶された前記ユーザ識別情報がある場合、前記記憶手段に記憶された前記ユーザ識別情報と対応付けられた楽曲を、前記リモコン装置において表示可能に設定する第設定手段をさらに備え、
    前記第1設定手段は、前記受付手段により表示要求を受け付けたことに応じて、前記予約リストの中に前記記憶手段に記憶された前記ユーザ識別情報がない場合、取得した予約リストが含む設定情報に従って、前記リモコン装置において楽曲の表示または非表示を設定し、
    前記表示制御手段は、前記第1設定手段または前記第2設定手段により設定された楽曲の表示または非表示の設定に基づいて、非表示設定の場合、前記予約リストが含む楽曲の識別番号に基づいて表示される楽曲名を、前記楽曲名とは異なる文字または図形または画像を用いて表示させることを特徴とする請求項2に記載のリモコン装置。
  4. 前記リモコン装置は、
    前記受付手段により表示要求を受け付けたことに応じて、前記予約リストの中に前記記憶手段に記憶された前記ユーザ識別情報がある場合、前記記憶手段に記憶された前記ユーザ識別情報と対応付けられた楽曲を、前記リモコン装置において表示可能に設定する第設定手段をさらに備え、
    前記第1設定手段は、前記受付手段により表示要求を受け付けたことに応じて、前記予約リストの中に前記記憶手段に記憶された前記ユーザ識別情報がない場合、取得した予約リストが含む設定情報に従って、前記リモコン装置において楽曲の表示または非表示を設定し、
    前記表示制御手段は、前記第1設定手段または前記第2設定手段により設定された楽曲の表示または非表示の設定に基づいて、非表示設定の場合、前記予約リストが含む楽曲の識別番号に基づいて表示される楽曲名にマスク処理を施して前記リモコン装置のディスプレイに表示させることを特徴とする請求項2に記載のリモコン装置。
  5. カラオケシステムで利用されるリモコン装置にログイン処理を実行したユーザを識別可能なユーザ識別情報を記憶する第1記憶手段と、
    予約された楽曲の識別番号と、楽曲を予約したユーザを示す前記ユーザ識別情報と、予約した楽曲をカラオケ装置において非表示にするかまたは表示にするかを示す設定情報とを含む予約情報を、前記リモコン装置と通信可能なカラオケ装置へ送信する送信手段と、
    記カラオケ装置に予約された楽曲の識別番号と、楽曲を予約したユーザを示すユーザ識別情報と、予約した楽曲を前記カラオケ装置において非表示にするかまたは表示にするかを示す設定情報とが対応付けられた予約リストを、前記カラオケ装置から取得する取得手段と、
    予約リストを、前記リモコン装置へ表示させる表示要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により表示要求を受け付けたことに応じて、前記取得手段により取得された予約リストが含む設定情報に従って、前記リモコン装置において楽曲の表示または非表示を設定する第1設定手段と、
    を備えるリモコン装置を含むことを特徴とするカラオケシステム。
  6. リモコン装置に予約された楽曲の識別番号と、楽曲を予約したユーザを示すユーザ識別情報と、予約した楽曲をカラオケ装置において非表示にするかまたは表示にするかを示す設定情報とを含む予約情報を、カラオケ装置へ送信する送信ステップと、
    前記カラオケ装置に予約された楽曲の識別番号と、楽曲を予約したユーザを示すユーザ識別情報と、予約した楽曲を前記カラオケ装置において非表示にするかまたは表示にするかを示す設定情報とが対応付けられた予約リストを、前記カラオケ装置から取得する取得ステップと、
    予約リストを、前記リモコン装置へ表示させる表示要求を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにより表示要求を受け付けたことに応じて、前記取得ステップにより取得された予約リストが含む設定情報に従って、前記リモコン装置において楽曲の表示または非表示を設定する第設定ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  7. 前記プログラムは、
    前記第1設定ステップにより設定された楽曲の表示または非表示の設定に基づいて、前記リモコン装置のディスプレイに、前記取得ステップにより取得された予約リストを表示させる表示制御ステップをさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項6に記載のプログラム。
  8. 前記プログラムは、
    前記受付ステップにより表示要求を受け付けたことに応じて、前記予約リストの中に前記記憶手段に記憶された前記ユーザ識別情報がある場合、前記記憶手段に記憶された前記ユーザ識別情報と対応付けられた楽曲を、前記リモコン装置において表示可能に設定する第2設定ステップをコンピュータにさらに実行させ、
    前記第1設定ステップは、前記受付ステップにより表示要求を受け付けたことに応じて、カラオケシステムで利用されるリモコン装置にログイン処理を実行したユーザを識別可能なユーザ識別情報を記憶する記憶手段であって、前記予約リストの中に前記記憶手段に記憶された前記ユーザ識別情報がない場合、取得した予約リストが含む設定情報に従って、前記リモコン装置において楽曲の表示または非表示を設定し、
    前記表示制御ステップは、前記第1設定ステップまたは前記第2設定ステップにより設定された楽曲の表示または非表示の設定に基づいて、非表示設定の場合、前記予約リストが含む楽曲の識別番号に基づいて表示される楽曲名を、前記楽曲名とは異なる文字または図形または画像を用いて表示させることを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記プログラムは、
    前記受付ステップにより表示要求を受け付けたことに応じて、カラオケシステムで利用されるリモコン装置にログイン処理を実行したユーザを識別可能なユーザ識別情報を記憶する記憶手段であって、前記予約リストの中に前記記憶手段に記憶された前記ユーザ識別情報がある場合、前記記憶手段に記憶された前記ユーザ識別情報と対応付けられた楽曲を、前記リモコン装置において表示可能に設定する第2設定ステップをコンピュータにさらに実行させ、
    前記第1設定ステップは、前記受付ステップにより表示要求を受け付けたことに応じて、前記予約リストの中に前記記憶手段に記憶された前記ユーザ識別情報がない場合、取得した予約リストが含む設定情報に従って、前記リモコン装置において楽曲の表示または非表示を設定し、
    前記表示制御ステップは、前記第1設定ステップまたは前記第2設定ステップにより設定された楽曲の表示または非表示の設定に基づいて、非表示設定の場合、前記予約リストが含む楽曲の識別番号に基づいて表示される楽曲名にマスク処理を施して、前記リモコン装置のディスプレイに表示させることを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
  10. リモコン装置に予約された楽曲の識別番号と、楽曲を予約したユーザを示すユーザ識別情報と、予約した楽曲をカラオケ装置において非表示にするかまたは表示にするかを示す設定情報とを含む予約情報を、リモコン装置がカラオケ装置へ送信する送信ステップと、
    前記カラオケ装置に予約された楽曲の識別番号と、楽曲を予約したユーザを示すユーザ識別情報と、予約した楽曲を前記カラオケ装置において非表示にするかまたは表示にするかを示す設定情報とが対応付けられた予約リストを、前記リモコン装置が前記カラオケ装置から取得する取得ステップと、
    予約リストを、前記リモコン装置へ表示させる表示要求を、前記リモコン装置が受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにより表示要求を受け付けたことに応じて、前記取得ステップにより取得された予約リストが含む設定情報に従って、前記リモコン装置において楽曲の表示または非表示を、前記リモコン装置が設定する第設定ステップと、
    を含む楽曲予約方法。
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